JPH03133037A - 近接型イメージ管 - Google Patents

近接型イメージ管

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Publication number
JPH03133037A
JPH03133037A JP27009589A JP27009589A JPH03133037A JP H03133037 A JPH03133037 A JP H03133037A JP 27009589 A JP27009589 A JP 27009589A JP 27009589 A JP27009589 A JP 27009589A JP H03133037 A JPH03133037 A JP H03133037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing flange
groove
metal film
image tube
proximity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27009589A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Tsuchikawa
土川 稔
Kozo Ichikawa
市川 幸三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP27009589A priority Critical patent/JPH03133037A/ja
Publication of JPH03133037A publication Critical patent/JPH03133037A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は光電子放出面に投影された像を螢光体膜上に再
生する近接型イメージ管に関し、光入力窓と光出力窓と
の間が低融点金属等の接合材により気密的に封止された
近接型イメージ管に関する。
[従来の技術] 第2図は従来の近接型イメージ管の1例を示す断面図で
ある。
近接型イメージ管はガラス又はファイバープレートから
なる光入力窓1と管体20とにより構成されており、近
接型イメージ管の内部空間は真空封止されている。
光入力窓1はその上半分が大径の円板状をなし、下半分
が小径の円板状をなしており、この小径の円板状の部分
が管体20内に嵌合するようにして配置されている。ま
た、この光入力窓1の下側の面、即ち内部空間側の面に
は光電子放出物質が被着されており、これによりこの面
に光電子放出面11が構成されている。
一方、管体20はファイバープレート上に螢光体膜12
を被着して形成された光出力窓2、セラミックからなる
絶縁構体3及び金属製の封止フランジ5,8.7により
構成されている。光出力窓2はフリットガラス8により
封止フランジ7に接合されており、この封止フランジ7
はアーク溶接により封止フランジθと接合されている。
そして、この封止フランジ6は筒状の絶縁構体3の一方
の端部にろう付けされている。また、この絶縁構体3の
他方の端部には封止フランジ5がろう付けされている。
この封止フランジ5のろう付は面と反対側の面には溝が
設けられている。この溝内には低融点金属材9が充填さ
れており、光入力窓1はこの低融点金属材9により封止
フランジ5と接合されている。一般的に、封止フランジ
5の溝内面にはニッケル又は銅等をめっきすることによ
り金属膜10が形成されており、この金属膜10により
低融点金属材9と封止フランジ5との密着性を向上させ
ている。
このように構成されたイメージ管においては、任意のパ
ターンで投影された像が光入力窓1に入射すると、光電
効果より光電子放出面11から電子が放出される。イメ
ージ管の内部空間は真空であるため、この電子は光出力
窓2に向って直進し、螢光体膜12に到達して螢光を発
生する。これにより、螢光体膜12では光入力窓1に入
射した投影パターンと同一のパターンで螢光が発生する
この螢光は、光出力窓2を介して、外部に放出される。
次に、上述した従来の近接型イメージ管の製造方法につ
いて説明する。
先ず、光出力窓2の一方の面に螢光体物質を被着し、螢
光体膜12を形成する。そして、絶縁構体3の一方の端
部に封止フランジ6.7及び光出力窓2を接合し、他方
の端部に封止フラン:15を接合して管体20を形成す
る。なお、封止フランジ5の溝の内面にはめっきにより
予め金属膜10が形成されている。その後、封止フラン
ジ5の溝内にインジウム等の低融点金属材9を溶着する
一方、真空チェンバ内において、光入力窓1の内部空間
側の面に銀又はアンチモンとアルカリ金属とを蒸着し、
両者を反応させて光電子放出面11を形成する。この光
入力窓1は、後工程において管体20と接合されて光電
子放出面11がその内部空間の真空中に封止されるまで
前記真空チェンバ内に保持しておく。これは、光電子放
出面11は大気に接触すると、光電子放出作用が損なわ
れるためである。
次いで、真空チェンバ内において、封止フランジ5の溝
内に溶着した低融点金属材9を溶融温度以上に加熱し、
光入力窓1を管体20上に移動させて封止フランジ6と
圧着する。その後、低融点金属材9を冷却して低融点金
属材9と封止フランジ6とを接合する。これにより、近
接型イメージ管が完成する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の近接型イメージ管においては、封
止フランジ5と金属膜10との間の接合強度が十分では
なく、イメージ管の内部に封止フランジ5と金属膜10
との間から外気が侵入することがある。そうすると、イ
メージ管の真空気密性が劣化するため、イメージ管とし
ての機能が損なわれてしまう。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
気密性が優れた近接型イメージ管を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る近接型イメージ管は、一面に光電子放出面
を備えた光入力窓と、一方の面に螢光体膜が被着された
光出力窓と、前記光入力窓及び前記光出力窓を夫々その
前記光電子放出面と前記螢光体膜とを相互に対向させて
支持する支持部材と、この支持部材と前記光入力窓との
間に介在し前記光入力窓側か開放した溝が設けられた封
止フランジと、この封止フランジの前記溝内面に被着さ
れた金属膜と、前記溝内に埋設され前記光入力窓を接合
固定する接合材とを有し、前記封止フランジの前記溝内
面には粗面化処理が施されていることを特徴とする。
[作用] 本発明においては、光入力窓と支持部材との間に介在す
る封止フランジの溝内面に粗面化処理が施されており、
この粗面化処理された面上に金属膜が形成されている。
これにより、封止フランジと金属膜との接合面積が従来
に比して著しく増大しており、封止フランジと金属膜と
の接合強度が極めて高い。このため、封止フランジと金
属膜との間に外気が侵入することを回避でき、イメージ
管の真空気密性を長期間に亘って維持することができる
[実施例] 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の実施例に係る近接型イメージ管を示す
断面図である。
本実施例が従来と異なる点は封止フランジ4の溝内面が
粗面化されていることにあり、その他の構造は基本的に
は従来と同様であるので、第1図において第2図と同一
物には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
本実施例においては、上述の如く、封止フランジ4の溝
の内面が粗面化されており、この粗面化された面上にニ
ッケル又は銅等をめっきして金属膜10が被着されてい
る。このため、封止フランジ4と金属膜10との間の接
合面積が大きく、従来に比して両者の接合強度が極めて
高くなっている。これにより、従来に比して、イメージ
管の内部の気密性が著しく向上する。
封止フランジ4の粗面化処理は、例えばサンドブラスト
法により行うことができる。即ち、粒度がlO乃至50
μmの酸化アルミニウム粉末等を吹き出し用ノズルから
フランジ4の溝内面に向けて噴射し、この酸化アルミニ
ウム粉末等の衝撃により鍔内面を粗面化する。
その後、従来と同様にしてフランジ4の溝内面に金属膜
10をめっき形成し、次いで、管体20を組み立てた後
、フランジ4の溝内に低融点金属材9を溶着し、管体2
0と光入力窓1とを接合する。これにより、本実施例の
近接型イメージ管が完成する。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明においては、封止フランジの
溝内面に粗面化処理が施されているから、封止フランジ
と金属膜との接合面の表面積が大きく、接合強度が極め
て高い。このため、封止フランジと金属膜との間からの
外気の侵入が回避され、従来に比して近接イメージ管の
気密性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る近接型イメージ管を示す
断面図、第2図は従来の近接型イメージ管を示す断面図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一面に光電子放出面を備えた光入力窓と、一方の
    面に螢光体膜が被着された光出力窓と、前記光入力窓及
    び前記光出力窓を夫々その前記光電子放出面と前記螢光
    体膜とを相互に対向させて支持する支持部材と、この支
    持部材と前記光入力窓との間に介在し前記光入力窓側が
    開放した溝が設けられた封止フランジと、この封止フラ
    ンジの前記溝内面に被着された金属膜と、前記溝内に埋
    設され前記光入力窓を接合固定する接合材とを有し、前
    記封止フランジの前記溝内面には粗面化処理が施されて
    いることを特徴とする近接型イメージ管。
JP27009589A 1989-10-17 1989-10-17 近接型イメージ管 Pending JPH03133037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27009589A JPH03133037A (ja) 1989-10-17 1989-10-17 近接型イメージ管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27009589A JPH03133037A (ja) 1989-10-17 1989-10-17 近接型イメージ管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03133037A true JPH03133037A (ja) 1991-06-06

Family

ID=17481465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27009589A Pending JPH03133037A (ja) 1989-10-17 1989-10-17 近接型イメージ管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03133037A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6008579A (en) * 1997-02-21 1999-12-28 Hamamatsu Photonics K.K. Electron tube with improved airtight seal between faceplate and side tube
US6020684A (en) * 1997-01-27 2000-02-01 Hamamatsu Photonics K,K, Electron tube with improved airtight seal between faceplate and side tube

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6020684A (en) * 1997-01-27 2000-02-01 Hamamatsu Photonics K,K, Electron tube with improved airtight seal between faceplate and side tube
US6008579A (en) * 1997-02-21 1999-12-28 Hamamatsu Photonics K.K. Electron tube with improved airtight seal between faceplate and side tube

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