JPH0313032A - ループネットワークのアクセス制御方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ループネットワークのアクセス制御、特に高
速ループに適したアクセス制御に関する。

（従来の技術） 高速データ転送サービスを実現する上で、ネットワーク
の高速化は必要不可欠であり、ローカルエリアネットワ
ークでも、ＩＳＯ／ＤＩＳ　９３１４で規定されている
、１００Ｍｂｐｓの伝送速度を有するＦＤＤＩ（Ｆｉｂ
ｅｒＤｉｓｔｒｉｂｕｔｅｄ　Ｄａｔａ　Ｉｎｔｅｒｆ
ａｃｅ）ループネットワークがある。

（発明が解決しようとする課題） 第６図にＦＤＤＩに用いているパケットのフレームの構
成を示す。同図（ａ）はトークンフレームを示すもので
、開始デリミタ（８Ｄ）、終了デリミタ（ＥＤ）で仕切
られトークンビットを有するアクセス制御フィールド（
ＡＣ）から構成されている。ユーザ情報を運ぶデータフ
レームは第６図（ｂ）に示されるように、更にフレーム
のタイプなどを示すフレーム制御フィールド（ＦＣ）　
、ユーザ情報フィールド（ＩＮＦＯ）、フレームチエツ
クシーケンス（ＦＣ８）を有する。ループネットワーク
では、収容されているノード間で送信権の獲得制御を行
う必要があるが、これはＡＣフィールドを用いて行って
いる。従来技術では、両フレームは同一伝送路に送出さ
れるので、伝送路の高速化に伴い、アクセス制御の高速
化も必要となる。一般に、送信権の授受を行うアクセス
制御は複雑であり、高速化への障害となっている。

本発明は、ユーザデータフレームは高速に転送可能であ
るが、アクセス制御の処理速度を低減することが可能な
ループネットワークのアクセス制御方式を提供すること
にある。

（作用） 本発明のループネットワークのアクセス制御方式では、
−個の送信権によるマルチアクセスループネットワーク
において、ループ伝送路を、制御チャンネルとデータ転
送チャンネルとを有するフレーム構成にし、前記制御チ
ャンネルを用いて送信権制御を行い、前記送信権を捕捉
したノードは前記データ転送チャンネルを用いて送信パ
ケットを送出する。制御チャンネルの帯域をデータ転送
チャンネルの帯域に比べ小さくすることにより、ユーザ
データの転送速度を高速にしつつ、アクセス制御の処理
速度を低くすることができる。

（実施例） 第１図に、第１の実施例におけるループ伝送路上の伝送
フレームの構成を示す。制御チャンネルとデータ転送チ
ャンネルとは時分割で多重されている。なお、伝送フレ
ームの同期情報に関しては省略している。第２図に示す
ように、ノード２．３．４を接続する物理ループ１は論
理的にはデータ転送チャンネルより構成されるデータル
ープ１１、制御チャンネルで構成されるトークン制御の
為の制御ループ１２とから成る。第３図（ａ）は制御ル
ープ１２に用いるトークンフレームの一例を、第３図（
ｂ）はデータループ１１に用いるデータフレームの一例
を示す。

第４図は、ノードの物理ループ１へのインタフェイス部
を示す。物理ループ１は入り側では分離回路２１により
データループ１１と制御ループ１２に展開され、出側で
は多重回路２２により多重される。ノードに送信要求が
生じると、制御回路２８は、スイッチ２５をループ側か
らトークン送出回路２７側に接続し、制御ループ１２を
通過状態から、受信状態に切り換える。従って、トーク
ンフレームが入力されると、制御回路２８には供給され
るが下流のノードには供給されない。制御回路２８はト
ークンフレームの受信を検知すると、スイッチ２５をル
ープ側から送信バッファ２４側に接続し、更に、送信バ
ッファ２４に送信開始を指示する。送信が終了すると制
御回路２７はトークン送出回路２７よりトークンフレー
ムを送出する。送出後、スイッチ２６をループ側に接続
し元の状態に戻る。スイッチ２５の復旧制御に関しては
、例えば、受信ノード側でデータフレームをデータルー
プ１１より除去する場合は、データフレームの送信終了
と同時にスイッチ２５をループ側に接続する。送信ノー
ド側で除去する場合は、ループ−巡をまってスイッチ２
５をループ側に接続し復旧する。なお、受信バッファ２
３はデータループ１１上のデータフレームをコピーし自
己宛てのもののみ格納する。第５図（ａ）、（ｂ）はデ
ータループ１１、制御ループ１２上の信号タイミングを
示したもので、上流からのトークンフレームを受信した
後、データフレームを送信し、送信後トークンフレーム
を下流ノードに転送することを示している。なお、第４
図ではトークン送出回路２７は回路内でトークン信号を
生成する構成となっているが、受信されたトークン信号
と同じものを送出する構成にしてもよい。

（発明の効果） 本発明によれば、制御チャンネルの帯域をデータ転送チ
ャンネルの帯域よりも小さく設定することが可能であり
、アクセス制御を低速にしたまま、データ転送速度の高
速化をはかることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明におけるループネットワークの伝送フ
レームの構成を、第２図はループネットワークの構成を
、第３図は、伝送路上の信号フォーマットを、第４図は
本発明の実施例を、第５図は送信タイミングを、第６図
は従来のループネットワークの信号フォーマットを示す
図である。 図において、１は物理ループ、２．３．４．５はノード
、１１はデータループ、１２は制御ループ、２１は分離
回路、２２は多重回路、２３．２４はバッファ、２５．
２６はスイッチ、２７はトークン送出回路、２８は制豊
回路を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）１個の送信権によるマルチアクセスを行うループ
   ネットワークであって、ループ伝送路を、制御チャンネ
   ルとデータ転送チャンネルとを有するフレーム構成にし
   、前記制御チャンネルを用いて送信権制御を行い、前記
   送信権を捕捉したノードは前記データ転送チャンネルを
   用いてデータフレームの送出を行うことを特徴とするル
   ープネットワークのアクセス制御方法。
2. （２）複数のノードが収容され１個の送信権によるマル
   チアクセスループネットワークにおいて、ループ伝送路
   を、制御チャンネルとデータ転送チャンネルとを有する
   フレーム構成にし、各ノードは、ループ伝送路に接続さ
   れた制御チャンネルとデータ転送チャンネルに展開する
   分離回路を入り側に、前記の両チャンネルを多重する多
   重回路を出側に有し、更に切替スイッチ、トークン送出
   回路及び制御回路を具備し、前記切替スイッチの２つの
   選択入力を前記分離回路で展開された制御チャンネルと
   前記トークン送出回路とにそれぞれ接続し出力を前記多
   重回路の制御チャンネル入力に接合し、前記制御回路は
   、データフレームの送信要求が生起すると前記切替スイ
   ッチをして前記トークン送出回路を選択させ、前記分離
   回路の制御チャンネル展開出力よりトークンフレームの
   受信を検知したときデータフレームをデータ転送チャン
   ネルに送出し、送信終了後前記トークン送出回路よりト
   ークンフレームを送出させ、トークンフレームの送出終
   了後切替スイッチの選択入力を前記分離回路で展開され
   た制御チャンネルに戻すことを特徴とするループネット
   ワークのアクセス制御装置。