JP2002515690A - 通信ネットワークにおける同期化付与方法および装置 - Google Patents

通信ネットワークにおける同期化付与方法および装置

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JP2002515690A
JP2002515690A JP2000549003A JP2000549003A JP2002515690A JP 2002515690 A JP2002515690 A JP 2002515690A JP 2000549003 A JP2000549003 A JP 2000549003A JP 2000549003 A JP2000549003 A JP 2000549003A JP 2002515690 A JP2002515690 A JP 2002515690A
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ダニエルソン・マグナス
オルソン・ベント・ジェイ
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明は通信ネットワーク内に同期を付与するための方法および装置に関する。データをビットストリーム上のフレームで転送する。ビットストリームの各フレームは、ビットストリームへ転送される反復フレーム同期信号により規定される。この発明に従えば、反復フレーム同期信号の検出タイミングに関する情報を発生して、ネットワークの少なくとも1個のフレーム同期付与ノードへ送信する。この情報は、好ましくは、フレーム同期付与ノードで使用され、それに基づいて反復フレーム同期信号送信の制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、循環フレームに分割したビットストリーム上でデータを転送する
通信ネットワーク内に同期を付与するための方法および装置に関する。
【0002】 今日、時分割多重ビットストリーム上に設定した回線切替チャネルを用いた情
報転送について、新型の通信ネットワークが開発されている。そこでは、各ビッ
トストリームが規則的循環フレーム、すなわちサイクル、に分割され、各フレー
ムは典型的には時間スロットに分割される。
【0003】 そのようなネットワークの一例がDTM(Dynamic synchronous Transfer Mod
e−ダイナミック同期転送モード)ネットワークであり、例えば、High Speed Ne
twork(高速ネットワーク)第3(2)巻第109-126 頁, 1994年発行、のChriste
r Bohm (クリステル ボーム), Per Lindgren(ペア リンドグレン), Lars
Ramfelt(ラース ラムフェルト)および Peter Sjodin (ペーター ジューデ
ィン)による「The DTM Gigabit Network (DTMギガビットネットワーク)」
に記載されている。
【0004】 そのようなネットワークでの各ビットストリームに対しては、ビットストリー
ムの最上流側位置にヘッドエンドノードを設けて、規則的な循環フレーム同期信
号をビットストリームの1個以上の時間スロットへ書込み、すなわち送信し、そ
れによりビットストリームのフレームを規定すると共に下流側に位置するノード
に対してはフレーム同期を確立して動作同期を図っている。
【0005】 ネットワークを数個のリンクまたはビットストリームで構成するとき、いわゆ
るスイッチノードを用いてこれらを接続する。同期的あるいは等時的通信をTD
M的に行うとき、データ損失(技術分野では「スリップ」として知られている)
等の問題を回避するためには、異なるネットワークのビットストリームでのフレ
ームレートを同期させる必要がある。
【0006】 これは一般的には同期方式付与により実施し、それによりネットワーク内の全
通信ビットストリームに同一のフレーム反復数を確保している。そのような同期
構成は、たとえば、EP 522 607 A1に記載の種類の階層同期構造により実施でき
る。この場合、フレーム同期信号伝搬用等のネットワークを用いて、フレーム同
期をある単一マスタークロックノードから全下流側ノードへ向けて木枝状に伝搬
させる。
【0007】 そのような先行技術方式では、ネットワーク構造、構築および構成に関する自
由度が少ない点で不利があり、極めて厳密なトップダウン階層の使用を必要とし
ている。また、リンク故障やリンク同期再確立時等の、ネットワーク管理に関す
る制限もある。
【0008】 したがって、この発明の目的は、ネットワーク構造、構築および構成に関し並
びにリンク故障やリンク同期再確立時等の、ネットワーク管理に関する自由度が
大きなネットワーク同期を達成可能な簡素な方式を得ることにある。
【0009】 この発明の一局面に従えば、上記ネットワークのビットストリーム上の循環フ
レーム同期信号がネットワークのノードで検出される。次いで、検出した循環フ
レーム同期信号により生じるフレーム同期状況に関する情報を発生する。次いで
、この情報を当該ネットワークのフレーム同期付与ノードへ送信する。好ましく
は、この情報をフレーム同期付与ノードで使用し、それに基づく循環フレーム同
期信号付与に影響を付与する。
【0010】 このため、この発明はネットワークのビットストリームへ接続するノードを設
け、典型的にはノード箇所でのフレーム同期状況に関連するフィードバック情報
をフレーム同期付与ノードへ送出し、それにより直接的にまたは(1個以上の中
間ノードを介して)間接的に当該ビットストリーム上のフレーム同期付与につい
ての制御を行う。
【0011】 他方、この発明は、フレーム同期情報送信によりビットストリーム上にフレー
ム同期を確立するよう構成したノードを設け、トリガノードに対して下流側箇所
で典型的には上記ネットワークへ接続した1個以上のノードによりまたはそれら
を介して得た同期情報に基づいて、直接的または(中間トリガノードを介して)
間接的にビットストリーム上でのフレーム同期の確立を制御する。
【0012】 実際、望ましくは、ヘッドエンドノード等のフレーム同期付与ノードに対して
下流側箇所のビットストリームに接続するノードを設けて、ヘッドエンドノード
に対して、フレーム同期信号をどのようにいつ付与するかの指示を親子型の関係
で反復的に与えることによりビットストリームのフレームレートを実際に制御し
てもよい。
【0013】 この発明の利点は、ネットワーク構成を設計する場合に、先行技術における厳
密な階層トップダウン同期制御および分配方式の要件を有利に回避あるいは少な
くとも軽減可能な機構を付与することにより、より大きな自由度を可能とするこ
とにある。
【0014】 この発明の好ましい実施例に従えば、上記ネットワークの第1ビットストリー
ムと第2ビットストリーム間で時間スロットデータを切替えるよう配置したスイ
ッチノードに関連して、これら第1および第2ビットストリーム間のフレームド
リフトの判別を行う。この場合、このフレームドリフトの特徴を、上記反復フレ
ーム同期情報により確立したフレーム同期に関連する情報の定義付けに使用する
。好ましくは、この情報をフレーム同期付与ノードで使用して、上記フレームド
リフトを除去する狙いでそれに基づく上記反復フレーム同期情報の送信を制御す
る。
【0015】 したがって、この発明は極めて有利に2以上のネットワーク部分を接続できる
。この場合、各ネットワーク部分には、自身のヘッドエンドノードによりフレー
ム同期が得られる。ヘッドエンドノードは互いに独立である。その理由は、ネッ
トワークの設置時にそう構成されたか、あるいは2ヶ所間での以前の親子関係を
除去するようなノード故障のリンクの結果、のいずれかによるものである。
【0016】 先行技術では、これは可能ではなかった。なぜならば、ネットワーク全体に一
貫した同期を確保するためには、フレーム同期を階層トップダウンの木枝状に分
配する必要があったからである。2個の独立ヘッドエンドノードの使用は、不可
避的にネットワークの別箇所間でのフレームドリフトに至らせしめ、それにより
データスリップもしくはデータ輻輳を引き起こす。何故ならば、厳密に同一のビ
ットレートおよびフレーム周波数で動作するマスターノードを設けることは実際
的に不可能であるからである。
【0017】 しかし、この発明に従えば、好ましくはネットワークの2部分接続箇所のフレ
ーム同期ヘッドエンドノードの一方または両方に対して、継続的にフレームドリ
フト状況についての通知を行って、当該情報をマスターノードにより確立したフ
レーム数を継続的に調整するように使用し、フレームドリフト傾向を継続的に除
去させてもよい。
【0018】 理解されるように、この発明のこの局面は基本的方法によりネットワークの構
造、構築および構成に関し並びにリンク故障やリンク同期再確立時等のネットワ
ーク管理に関し、より大きな自由度が与えられる。
【0019】 好ましくは、フレーム同期状況に関連する情報は上記ネットワークの1個以上
のビットストリームの1個以上の時間スロットを用いて上記ネットワークの上記
少なくとも1個以上のフレーム同期付与ノードへ送信する。通信システムが上記
ネットワークの外部側の構成を上記に代えて用いて、上記データを送信してもよ
いのだが、そのような送信用にネットワーク自身を使用する代替例は単純かつ好
ましい通信のチャネルを付与する。
【0020】 さらに、反復フレーム同期情報の送信制御は、好ましくは、ネットワークのビ
ットストリームの1個以上のフレームのサイズ制御を含む。また、1個以上のフ
レームのサイズは、好ましくは、1個以上のフレーム内に設けたスロットあるい
はビットストリーム数、たとえば上記1個以上のフレームに設けた、ガードバン
ドスロットとも呼ばれるフィルスロット数、を調整することにより制御する。
【0021】 他の代替例によれば、フレームサイズは、また、上記1個以上のフレーム内に
用いるビットレートを制御することにより、たとえば同期付与ノードで用いるビ
ットクロックあるいはカウンタを制御することにより、制御可能である。
【0022】 理解されるように、上記データを、典型的には2個のビットレート間のフレー
ムドリフトに関連されるとき、ヘッドエンドノードに対し、他方のビットストリ
ームに対する一方のビットストリームのリンク故障等の通知に用いてもよい。
【0023】 また、当業者により理解されるように、この発明の特徴は従来の電子回路およ
び/またはネットワークソフトウェアツールを用いて容易に実現される。
【0024】 さらに、この発明はDTMネットワークで有利に使用できる。DTMでは、ネ
ットワーク同期に関する要件は入力および出力ビットストリーム間で永続的な位
相ドリフトがない限り入力および出力ビットストリームを互いに位相上任意の位
置に設け得る。さらに、フレーム同期は木枝状でトップダウン式に付与される。
DTMでは、各フレームの時間スロットはさらに2群、すなわち制御スロットと
データスロット、に分割される。この場合、各ノードは典型的には各フレーム内
の少なくとも1個の制御スロットと複数のデータスロットにアクセスできる。デ
ータスロットの当該数はそれぞれのノードを介して接続されている末端ユーザに
より要求された帯域幅に基づいて動的に調整可能である。フレーム同期信号は次
いで典型的には時間スロットとして各フレームの開始のマークを付するよう送信
する。
【0025】 上記反復フレーム同期信号を種々の異なる形態に設け得ることに留意すべきで
ある。たとえば、図面を参照して以下に詳細に記述する好ましい実施例では、反
復フレーム同期信号は規則的な反復フレーム同期時間スロット形態で付与される
。そのような時間スロット、すなわちビットストリーム内での単なる位置により
、たとえば各フレーム開始に位置させることにより、ビットストリームの各フレ
ームを規定する。しかし、他の実施例では、この反復フレーム同期情報には、ビ
ットストリーム中でのその位置によるフレーム位置の定義付けを要しない。他方
、情報の内容または「メッセージ」は、ビットストリームの1個以上のフレーム
のタイミングに関するデータを与え、たとえば次回のフレームの各々が開始しお
よび/または終了する箇所(またはむしろ時)に関するデータを付与する。
【0026】 この発明のさらなる局面または利点および特徴はその実施例を例示した以下の
詳細な説明によりより十分に理解されるであろう。
【0027】 この発明の実施例に従って動作する単一ネットワーク10aの構成を、図1を
参照しながら以下に記述する。図1のネットワーク10aは2個の別個のビット
ストリームB1およびB2を含み、これらは図1中矢印に示す方向へ伝搬し従っ
てネットワークのノード12−18間で反対方向にデータを転送する。ノードは
、典型的には、それぞれのノードに接続された末端ユーザへのネットワークアク
セスを可能にする。
【0028】 ビットストリームB1について、最上側に設けたノード12はヘッドエンドノ
ードであり、従って図5を参照して以下により詳細に記述するように、フレーム
開始信号と呼ぶ規則的な循環フレーム同期信号と各フレームの開始および終了を
それぞれ示すビットストリームB1の規則的反復ガードパターンとを送信するこ
とにより、フレーム同期を規定するよう設けられる。
【0029】 同様に、ビットストリームB2について、最上側に設けたノード18はヘッド
エンドノードであり、従ってビットストリームB2に対応するフレーム開始信号
とガードパターンとを送信することにより、フレーム同期を与えるよう設けられ
る。
【0030】 この実施例では、ノード12が以下「親ノード」と呼ぶいわゆる同期親ノード
として動作する一方、ノード18が以下「子ノード」と呼ぶいわゆる同期子ノー
ドとして動作するものとして想定する。このことは、この意味で、ノード18が
ビットストリームB1についての親ノード12により与えられるフレーム開始信
号受信に同期して、ビットストリームB2にそのフレーム開始信号を送信するこ
とを意味する。
【0031】 中間ノード14および16はデータをビットストリームB1へ送信しまたはデ
ータをビットストリームB1から受信するときビットストリームB1に付与され
たフレーム開始信号に従って、およびデータをビットストリームB2に送信しま
たはデータをビットストリームB2から受信するときビットストリームB2に付
与されたフレーム開始信号に従って、それらのビットストリームアクセス動作を
同期化するよう設けられる。
【0032】 図1に示した実施例でおよびこの発明に従って、ノード16は、たとえば、ビ
ットストリームB2のフレーム当り時間スロット1個を用いて、ビットストリー
ムB1のフレーム開始信号受信タイミングに関連して、情報を親ノード12へ送
信するよう設けられる。この情報は、次いで、親ノード12に受信されこの親ノ
ード12でビットストリームB1のフレーム開始信号の付与に関する制御方法判
別の基礎として使用される。たとえば、ノード16により与えられた情報が望ま
しくはネットワークのフレームレートを低減すべき旨を示す場合、親ノード12
はビットストリームB1の各フレーム内のガードバンドに含まれる時間スロット
数を増大するよう決定し、それによりビットストリームB1(したがって親ノー
ド12および子ノード18の親子関係によるビットストリームB2)の各フレー
ム長を増大させる。ノード16がフレームレートを増大または減少させる旨を示
すのには、多くの異なる理由が在る。たとえば、ノード16に供される末端ユー
ザの操作によるデータ輻輳やノード16に接続された他のネットワークでのレー
ト変化等がある。実際、所望の場合には、ノード16をネットワークの「真の(
true)」親ノードとして動作させ、それにより親ノード12に対してビットスト
リームのフレームレートを増大または減少させる方法について反復的に指示を行
わせしめてもよい。
【0033】 この発明に従って動作する他のネットワーク10bの構成を、以下に図2を参
照しながら記述する。ネットワーク10bは図1のネットワーク10aの拡張で
あり、従って図1を参照してすでに説明した特徴についての記述は省略する。
【0034】 図2でネットワーク10bは、上述した要素に加えて、ビットストリームB3
およびB4を含み、それらは対応する矢印で示した方向に伝搬し従ってネットワ
ークのノード16−20、22、24および26間で反対方向にデータを転送す
る。
【0035】 ビットストリームB3について、最上側に設けたノード16はヘッドエンドノ
ードであり、ビットストリームB3のフレーム開始信号およびガードパターンを
送信することによりフレーム同期を付与するよう設けられる。同様に、ビットス
トリームB4について、上流側のノード26がフレーム開始信号とガードパター
ンを送信することによりフレーム同期を付与するよう設けられる。
【0036】 図2で、ノード18に類似のノード16は親ノード12に関連して同期子ノー
ドとして動作する。したがって、親ノード12からビットストリームB1で受信
したフレーム開始信号と同期して、ノード16がビットストリームB3上へフレ
ーム開始信号を送信する。また、ノード26は子ノード16に対する子ノードと
して動作する。すなわち、ビットストリームB4のフレーム開始信号の配置がビ
ットストリームB3上のフレーム開始信号の配置により制御され、これによりビ
ットストリームB1のフレーム開始信号の配置が制御される。
【0037】 図2に示した実施例でノード16は、やはり、たとえば、ビットストリームB
2のフレーム当り時間スロット1個を使用して、ビットストリームB3およびB
4のフレーム同期状況に関連して、典型的にはビットストリームB1およびB2
のフレームレート同期状況に関連して、情報を親ノード12へ送信する。この情
報は、図1を参照して記述したと同様に、親ノード12により受信され、当該親
ノード12でビットストリームB1のトリガパターン付与制御法判別の基礎とし
て使用される。たとえば、ノード16により発生されかつ親ノード12へ与えら
れた情報が、ある理由まはた別の理由により、ビットストリームB3およびB4
のフレームレートをビットストリームB1およびB2のフレームレートの速度に
維持することが困難である旨を表わす場合には、親ノード12にビットストリー
ムB1の各フレーム内のガードバンドに含まれる時間スロット数を増大する決定
をさせればよく、それにより各フレームレート長を増大させネットワークのフレ
ームレートを減少させることができる。
【0038】 この発明の実施例に従って動作するネットワーク10cの構成を、図3を参照
して以下に記述する。ネットワーク10cは図2のネットワーク10bの拡張で
あり、図2を参照してすでに記述した特徴の記載は省略する。
【0039】 図3で、ネットワーク10cは、上述した部材に加えて、2個のビットストリ
ームB5、B6を含み、これらは対応する矢印で示した方向に伝搬し従ってノー
ド24、30、32および34間で反対方向にデータを転送する。
【0040】 この例では、ノード34がビットストリームB5についての同期親ノードとし
て動作するよう構成されているものと想定する。このことは、ノード34に局所
的に設けたクロック特徴のように、ノード34がマスターノード12から伝搬し
た信号に直接左右されないクロック特徴に基づいて、ビットストリームB5上に
フレーム開始信号を送信するよう設けられていることを意味する。
【0041】 図3に示す実施例では、スイッチノード24が、ビットストリームB3のフレ
ーム開始信号ならびにビットストリームB5のフレーム開始信号を検出し、かつ
これら両者間のフレームドリフトの発生を判別するよう、設けられる。その場合
、スイッチノード24は、たとえば、ビットストリームB6のフレーム当たり時
間スロット1個を用いて、たとえば、発生したフレームドリフトの極性および大
きさを表わす情報をノード34へ送信する。この情報はノード34で受信され、
ネットワーク上のフレーム同期の一貫性より詳しくはスイッチノードの位置を確
保するために、ビットストリームB5のフレーム開始信号配置制御の方法判別の
基礎とされる。したがって、たとえば、親ノード12で局在的に発生したフレー
ムレートがノード34で局在的に発生したフレームレートと比較して幾分異なる
場合、この差異は、たとえば、親ノード34によりビットストリームB5の各フ
レームへ与えたガードバンド時間スロット数を増大または減少させることにより
、あるいはノード34内の動作を制御する位相固定ループ調整により達成される
ようビットストリームB5のフレーム長を増大または減少することにより、補償
される。
【0042】 理解されるように、フレームドリフト情報はスイッチノード24から親ノード
12へも送信できる。親ノード12がフレームドリフトの問題を処理し、ノード
34は影響を受けずに継続動作が可能になる。
【0043】 この発明に従ったネットワークの他の実施例構成について、図4を参照して記
述する。図4のネットワーク10dはノード61、63、64および51を接続
する第1ビットストリームB9ならびにノード61、62および52を接続する
第2ビットストリームB10を含む。ノード61は両ビットストリームのヘッド
エンドノードである。しかも、ネットワーク10dはノード51ないし56を単
一リング状に接続するビットストリームR10を含み、ノード51はヘッドエン
ドおよびビットストリーム終端を形成する。
【0044】 ネットワーク10dでも、ノード61がネットワーク全体の同期親ノードとし
て動作するよう構成されるものと想定する。ノード61は従ってビットストリー
ムB9およびB10上へフレーム開始信号を規定する。ノード51は、単一リン
グ状ビットストリームR10についてのヘッドエンドノードである一方、親ノー
ド61からビットストリームB9に受信したフレーム開始信号に従って同期して
、ビットストリームR10へフレーム開始信号を付与するよう構成される。
【0045】 この状況でビットストリームB9にリンク故障やノード故障が発生した場合に
は、機能不全のビットストリームB9を介さずに、ビットストリームB10を介
してネットワーク同期を単一リング状ビットストリームR10へ伝搬させなけれ
ばならない。このことは、従来では、ノード52がビットストリームR10のヘ
ッドエンドノードの役割を引継ぐべきことを意味していた。このことは、さらに
、ビットストリームR10ついて設けた全ノードを、ヘッドエンド変更により生
じる不都合な移相に晒すこととなり、データ損失の結果を招く可能性があった。
【0046】 しかし、この発明を用いれば、そのようなリンク故障やノード故障間にノード
51をヘッドエンドノードとして継続動作させればよい。ビットストリームR1
0のノード51によるフレームとビットストリームB10のノード61によるフ
レーム間に発生した位相に関するメッセージを、ノード52から単に受信すれば
よい。したがって、ヘッドエンド変更やその結果としての移相変更は、必要では
ない。
【0047】 図1ないし4に示したビットストリームで転送される種類のビットストリーム
の構成を、図5を参照しながら記述する。図5に示すように、各ビットストリー
ムは本質的に固定長、例えば125μs、の規則的な反復サイクルすなわちフレーム
に分割される。各フレームはさらに固定サイズ、たとえば64ビット、の時間ス
ロットに分割される。1フレーム内の時間スロット数は、ネットワーク内のビッ
トレートに依存する。
【0048】 各フレームの開始は、各フレームに関連してノードの動作同期化に使用するフ
レーム開始信号を転送するための1個以上のフレーム同期スロットFSにより規
定される。また、あるフレーム内のスロット数を以降のフレームと重複させない
ために、各フレーム末端の最終ペイロードデータスロット後に1個以上の「フィ
ル(fill)」スロットを含むガードパターンGを付加する。
【0049】 なお、DTMネットワークでは、残る時間スロットは一般に制御スロットとデ
ータスロットの2群に区分される。制御スロットはネットワークのノード間での
信号送受信制御のため、すなわちチャネル確立やスロット割付け等ネットワーク
の内部動作用ノード間でのメッセージ搬送、に使用される。データスロットは上
記ノードに接続された末端ユーザ間のユーザデータ(ペイロードデータ)の転送
に使用される。
【0050】 各ノードは典型的には少なくとも1個の制御スロットと、上記ノードによりア
クセスされたビットストリームの各フレーム内の動的数のデータスロットへ、ア
クセス可能である。各ノードは自身の制御スロットを使用して、ネットワーク内
の他ノードと通信を行う。さらに、各ノードへ割当てるデータスロット数は、た
とえば、ノードが供される末端ユーザが要求する転送容量に依存する。あるノー
ドの末端ユーザが大量の転送容量を要する場合、当該ノードにはその目的のため
データスロットをより多数割当てる。他方、あるノードの末端ユーザが少量の転
送容量しか要さない場合、当該ノードがその割付けデータスロット数を制限すれ
ばよい。異なるノードへの制御スロットとデータスロットの割付けは、ネットワ
ーク上の負荷変動に応じて動的に調整を行えばよい。
【0051】 図6aおよび6bはスイッチノードでのフレーム同期状況を概略的に示す。この
場合、図3のスイッチノード24が、概略的に示す2個のビットストリームB3
およびB5に関連して動作する。図示のように、ビットストリームの各々は時間
スロットのストリームを含み、各フレームは1個の時間スロット(図中黒く塗り
つぶした四角として示す)を含むフレーム開始信号により規定される。また、ハ
ッチングを施した四角で示す1個以上のガードバンド時間スロットが各フレーム
末端に設けられる。
【0052】 図6aに示す状況下で、ビットストリームB3上の第1フレーム開始信号がノ
ード24により検出されると、時間スロット番号356がビットストリームB5
上のノード24により受信される。次いで、次のフレーム開始信号がビットスト
リームB3上で検出されると、時間スロット番号357がビットストリームB5
上で受信される。この結果、ノード24が、ビットストリームB3のフレーム長
がビットストリームB5のフレーム長より長いと判別し、かつフレームドリフト
がほぼフレーム当たり時間スロット1個である旨を判別する。このフレームドリ
フト状況に関する情報は、次いで、この発明に従って、図3または4のビットス
トリームB6の時間スロットにより、ビットストリームB5のフレームレートを
制御するノード34へ送信される。この情報に基づいて、ノード34が余分ガー
ドバンド時間スロットをビットストリームB5の各フレームに対し付加し(図6
bのビットストリームB5のフレーム当たり余分となるガードバンド時間スロッ
トで図示する)、これによりフレームドリフトを除去する。
【0053】 その結果、図6bに示すように、この修正後は、ノード24によるビットスト
リームB3の反復フレーム開始信号の検出毎に、同一の時間スロット番号360
がビットストリームB5上のノード24により受信される。ノード24は、この
ようにして、現時点でフレームドリフトがない旨を判別し、好ましくは、この情
報を親ノードに対して送信する。
【0054】 理解されるように、図5、6aおよび6bに示すビットストリームの構成では
、たとえば、同期パターンおよびガードパターンに含まれる時間スロット数は単
なる説明的なものである。したがって、フレーム長に比したフレームドリフトサ
イズは極めて誇張的であり、各フレーム内の実際の時間スロット数は図示したよ
り通常はるかに大きい。さらに、同期パターンは各フレームの開始に設けた隣接
時間スロットの単一組である必要はなく、他の形態や構成で設けてももちろんよ
い。
【0055】 上述の動作を実行するノードの実施例を、図7を参照して記述する。図7で、
本実施例で図3におけるスイッチノード24と想定するノード100は、ビット
ストリームB3、B4(図示せず)、B5(図示せず)およびB6に接続され、
かつ第1ビットストリームアクセスユニット102、ビットクロック検索回路1
04、入力ディマルチプレクサ106、入力時間スロットカウンタ108、フレ
ーム開始検出器110、第2ビットストリームアクセスユニット112、切替回
路114、およびメッセージ発生器118を含む。
【0056】 ノード100で、フレーム開始信号、ネットワーク信号送受信用制御データ、
ユーザデータ、ガードバンドフィルスロット等のデータが、ビットストリームア
クセスユニット102を介してビットストリームB3から時間スロットに受信さ
れ、ビットクロック検索回路104および入力ディマルチプレクサ106へ供給
される。ビットクロック検索回路104はノードのビットクロックをビットスト
リームB3で受信したクロックレートにロックし、ノードの少なくとも入力ポー
ト成分がビットストリームB3で受信したと対応するクロック周波数で動作する
。ビットクロック検索回路104は、導出クロック周波数を、とりわけ、入力時
間スロットカウンタ108へ与える。ビットクロック検索回路104により導出
されたクロック周波数に基づいて、入力時間スロットカウンタ108が時間スロ
ット位置(たとえば114ビットを含む各時間スロット)を、典型的には0から
フレームに含まれる時間スロット数までカウントする。
【0057】 入力時間スロットカウンタ108からのクロック信号109は、とりわけ、入
力ディマルチプレクサ106とフレーム開始検出器110へ付与される。クロッ
ク信号109に基づいて、入力ディマルチプレクサ106が入力ビットストリー
ムのビットを64ビット時間スロットデータ郡に多重分離し、これらがフレーム
開始検出器110と切替回路114へ逐次与えられる。
【0058】 フレーム開始検出回路110の機能は、ビットストリームB3からフレーム開
始信号を検出しかつそれに基づいて入力時間スロットカウンタ108をリセット
することにある。したがって、ディマルチプレクサ106に与えたデータ中にフ
レーム開始信号を検出したとき、それがリセット信号116を入力時間スロット
カウンタ108へ出力する。さらに、このリセット信号はメッセージ発生器11
8へも与えられる。
【0059】 フレーム開始検出器110からのリセット信号116に加えて、メッセージ発
生器118はビットストリームB5にアクセスする上記ノード内に配置した対応
するユニットの組(図示せず)からの同様のリセット信号112を受信する。リ
セット信号122は、したがって、ビットストリームB5のフレーム開始信号の
受信に関する情報を伝える。メッセージ発生器118は検出器110からのリセ
ット信号116の受信タイミングをリセット112信号の受信タイミングと継続
的に比較する。メッセージ発生器120はビットストリームB3およびB5のフ
レーム開始信号に発生したフレームドリフト(または、例えば、リンク故障やノ
ード故障の発生)情報を与える時間スロットデータを出力として発生する。この
データは、次いで、ビットストリームアクセスユニット112を用いて、典型的
にはビットストリームB6に接続する同期付与ノードへ送信される。
【0060】 一般に、ビットストリームアクセスユニット112は検出器110からのリセ
ット信号を用いるかまたは局所的に発生した基準のクロック信号(図示せず)を
用いて、ビットストリームB6へ与えるフレーム開始信号を発生する。典型的に
は、ビットストリームアクセスユニット112は中間ノードとしてあるいは同期
子ノードとして動作するときには、基準としてのリセット信号116を用いれば
よく、同期親ノードとして動作するときは局所的に発生した基準のクロック信号
(図示せず)を用いればよい。
【0061】 後者の場合、すなわち「ヘッドエンド」またはフレーム同期付与ノードとして
動作させるとき、図7で、ビットストリームアクセスユニット112を設けて入
力ディマルチプレクサ106を介してビットストリームB3からフレームドリフ
ト等に関連するデータを受信させる。したがって、ビットストリームアクセスユ
ニット112は、ビットストリームB3から受信した何らかのフレームドリフト
データに鑑みて、ビットストリームB6上のフレーム開始信号の送信を調整する
【0062】 したがって、a)フレーム同期監視用メッセージ発生器118およびb)フレ
ームドリフトメッセージ受信用ビットストリームアクセスユニット112により
与えられる機能により、この発明の異なる2局面が基本的に具現される。
【0063】 理解されるように、図7のノード100は典型的には現時点で確立しているチ
ャネルに従ってデータを切替えるよう設けられる。しかし、概略的に示した切替
回路114を除けば、データの空間的および時間的な実際上の切替制御を行う導
出手段を図7には示していない。
【0064】 この発明の例示実施例を添付図面を参照しながら上に詳細に記述したが、この
発明はもちろんそれらに判定されるものではない。したがって、当業者により理
解されるように、それらの修正、改変および組み合わせも添付の請求の範囲によ
り確定されるように、この発明の範囲に含まれるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、この発明の実施例に従って動作する通信ネットワークのビットストリ
ームを概略的に示す。
【図2】 図2は、この発明の実施例に従って動作する通信ネットワークのビットストリ
ームを概略的に示す。
【図3】 図3は、この発明の実施例に従って動作する通信ネットワークのビットストリ
ームを概略的に示す。
【図4】 図4は、この発明の実施例に従って動作する通信ネットワークのビットストリ
ームを概略的に示す。
【図5】 図5は、図1乃至4に示したビットストリームの構成を概略的に示す。
【図6】 図6aおよび6bは、第1および第2ビットストリームに関するフレーム同期
状況を概略的に示す。
【図7】 図7は、この発明の実施例に従ったネットワークノードを概略的に示す。
【符号の説明】
10a,10b,10c,10d …ネットワーク 12−18,20−26,30−34,51−55,61−64,100 …
ノード B1−B6,B9,B10,R10 …ビットストリーム 102 …第1ビットストリームアクセスユニット 104 …ビットクロック検索回路 106 …入力ディマルチプレクサ 108 …入力時間スロットカウンタ 110 …フレーム開始検出器 112 …第2ビットストリームアクセスユニット 114 …切替回路 118 …メッセージ発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW Fターム(参考) 5K028 AA06 DD01 DD02 EE05 KK01 KK03 MM17 NN01 5K047 AA15 HH01 HH43 KK04 MM02 MM11

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データをビットストリーム上のフレームで転送する通信ネットワーク内に同期
    を付与する方法であって、ビットストリームの各フレームは前記ビットストリー
    ムに伝送される繰返しフレーム同期信号により規定され、前記方法は下記ステッ
    プを含む: 前記ネットワークのビットストリーム上の反復フレーム同期信号を検出し; 検出した反復フレーム同期信号に少なくとも部分的に依存するフレーム同期状
    態に関連する情報を発生し;および 前記情報を前記ネットワークのフレーム同期付与ノードへ送信する、前記情報
    は、好ましくは、それに基づき前記反復フレーム同期信号の配置に影響を及ぼす
    前記フレーム同期付与ノードで使用される。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークの1個以上のビットストリームの1個以上の時間スロットを
    用いて前記情報を前記ネットワークの前記フレーム同期付与ノードへ送信する、
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記反復フレーム同期情報の送信の前記制御は前記ネットワークのビットスト
    リームの1個以上のフレームのサイズの制御を含む、請求項1または2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 1個以上のフレームのサイズの制御は前記1個以上のフレーム内に設けたスロ
    ット数の制御を含む、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記方法を前記ネットワークの第1ビットストリームと第2ビットストリーム
    との時間スロット間でデータを切替えるよう配置したスイッチノードで実施し、 前記検出ステップは前記第1ビットストリームと前記第2ビットストリームと
    の間のフレームドリフトの判別を含み、 前記発生ステップはそのように判別したフレームドリフトに関連する情報を発
    生し、および 前記送信ステップは前記フレームドリフトに関連する前記情報を前記ネットワ
    ークの少なくとも前記フレーム同期付与ノードへの送信を含み、前記データを好
    ましくはそれに基づき前記反復フレーム同期信号の配置に影響を及ぼす前記フレ
    ーム同期付与ノードで使用して前記フレームドリフトを除去する、先行する請求
    項のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記フレームは時間スロットに分割される、先行するいずれか1項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 回路切替チャネルを前記ビットストリームについて確立し、各チャネルはそれ
    が確立される前記1個以上のビットストリームのフレームの1個以上の時間スロ
    ットの組を含む、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 通信ネットワーク内に同期を付与する方法であって、前記方法は下記ステップ
    を含む: ネットワークのノードにビットストリームの反復フレームを規定するための反
    復フレーム同期信号を有するビットストリームを付与し; ネットワークの他のノードで判別したフレーム同期状況に関連する情報を少な
    くとも部分的に前記反復フレーム同期信号に応じて受信し、及び 前記ノードで前記情報に基づいて前記ビットストリームの前記反復フレーム同
    期信号の配置に影響を及ぼす。
  9. 【請求項9】 前記情報は移相情報を含み、前記反復フレーム同期信号の配置に対する前記影
    響は前記フレームドリフトを除去することを狙いとする、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記反復フレーム同期信号の配置に対して影響を及ぼす前記ステップは、前記
    ビットストリームの前記フレームのサイズの制御を含む、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 フレームレートの制御は前記ビットストリームの1個以上のフレームに設けた
    スロット数の制御を含む、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記フレームは時間スロットに分割される請求項8ないし11のいずれか1項
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】 回路切替チャネルを前記ビットストリームに確立し、各チャネルはそれを確立
    する1個以上のビットストリームのフレームの1個以上の時間スロットの組を含
    む、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 データをビットストリーム上のフレームで転送する通信ネットワーク内に同期
    を付与する装置であって、ビットストリームの各フレームは前記ビットストリー
    ムに伝送される繰返しフレーム同期信号により規定され、下記を含む: 前記ネットワークのビットストリーム上の反復フレーム同期信号を検出する手
    段(110); 検出した反復フレーム同期信号に少なくとも部分的に依存するフレーム同期状
    態に関連する情報を発生する手段(120);及び 前記情報を前記ネットワークのフレーム同期付与ノードへ送信する手段(11
    2)、前記情報は、好ましくは、それに基づき前記反復フレーム同期信号の配置
    に影響を及ぼす前記フレーム同期付与ノードで使用される。
  15. 【請求項15】 前記送信手段は前記ネットワークの1個以上のビットストリームの1個以上の
    時間スロットを用いて前記情報を前記ネットワークの前記フレーム同期付与ノー
    ドへ送信するよう設けられる、請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記装置はデータを前記ネットワークの第1ビットストリームと第2ビットス
    トリームとの間で切替えるように配置され、 前記検出手段は前記第1ビットストリームと前記第2ビットストリーム間のフ
    レーム関係を判別し、 前記情報は前記発生手段により発生されるとともに前記フレーム関係に関する
    情報を含む、請求項14または15記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記発生手段により発生される前記フレーム関係に関する前記情報は前記第1
    ビットストリームと前記第2ビットストリーム間で判別されたフレームドリフト
    に関する情報を含む、請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 下記を含む通信ネットワーク内に同期を付与する装置: 反復フレームを規定する反復フレーム同期信号を有するビットストリームをネ
    ットワークまたはノードに付与する手段(112,118); フレーム同期状況に関連するデータを受信しネットワークの他ノードと判別さ
    れたとき前記フレーム同期信号により少なくとも部分的に影響を及ぼされる手段
    (102,106);及び 前記情報に基づいて前記反復フレーム同期信号の前記ビットストリームへの送
    信を制御する手段(118)。
  19. 【請求項19】 前記情報は位相ドリフト情報を含みかつ制御手段は前記フレームドリフトの除
    去を目的に前記反復フレーム同期信号の送信を調整するよう配置される、請求項
    18記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記反復フレーム同期情報の送信を制御する前記手段は前記ビットストリーム
    の1個以上のフレームのサイズを調整する手段を含む、請求項18または19記
    載の装置。
  21. 【請求項21】 前記反復フレーム同期情報の送信を制御する前記手段は前記ビットストリーム
    の1個以上のフレーム内に設けたスロットの数を調整する手段を含む、請求項2
    0記載の装置。
JP2000549003A 1998-05-14 1999-05-12 通信ネットワークにおける同期化付与方法および装置 Withdrawn JP2002515690A (ja)

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