JPH03129266A - 吸着式冷凍装置 - Google Patents

吸着式冷凍装置

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JPH03129266A
JPH03129266A JP26505289A JP26505289A JPH03129266A JP H03129266 A JPH03129266 A JP H03129266A JP 26505289 A JP26505289 A JP 26505289A JP 26505289 A JP26505289 A JP 26505289A JP H03129266 A JPH03129266 A JP H03129266A
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JP
Japan
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adsorption
fluid
rotor
chamber
desorption
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Pending
Application number
JP26505289A
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English (en)
Inventor
Osayuki Inoue
修行 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸着式冷凍装置に係り、特に吸着工程、脱着
工程が連続的に行えるロータリー式の吸着式冷凍装置に
関する。
〔従来の技術〕
吸着式冷凍装置は、従来から知られていたが、近年廃熱
利用等による省エネルギーの見地から見直されてきてい
る。
公知の吸着式冷凍装置は、蒸発器と凝縮器を吸着器と併
用して設けていたため吸着器の工程切替の際、蒸発器と
凝縮器の機能を切替えている(特開昭62−91763
号、特開昭63−46356号等公報)。この際、冷水
/冷却水の経路切替により、冷水温度の大きな変動があ
る。この変動をさけるため、従来では冷水槽を設けて、
変動をおさえていた。
また、吸着器とは別に蒸発器と凝縮器を設けて、吸着器
の吸脱着切替に際しての温度変動を押える方法(特開昭
64−58966号公報)も知られているが、吸着、脱
着の切替に際しては、−旦冷凍操作を止めなければなら
なかった。
し発明が解決しようとする課題〕 上記のように、従来の吸着式冷凍装置においては、吸脱
着工程の切替に際しては冷凍運転を一旦停止する必要が
あった。
そこで、本発明は、吸脱着工程の切替に際しても冷凍運
転を連続して行え、しかも温度変動を押えた吸着式冷凍
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
上記目的を達成するために、本発明では蒸発器、凝縮器
、吸着器及びこれらを冷媒配管で結んだ吸着式冷凍装置
において、上記吸着器がロータリー式であり、ローター
内には、吸着室が多数配置され、吸着室と吸着室の間に
は外部流体を通す通路が設けられ、吸着室と外部流体間
で熱交換を行うように構成され、該ローターに対し、外
部流体の熱源流体と冷却流体の導入口が別位置に設けら
れていることを特徴とする吸着式冷凍装置としたもので
ある。
上記の本発明の吸着式冷凍装置においては、外部流体通
路が、ローター内で、多数に区分され、熱源流体と冷却
流体とが同時には同一通路に流入しない構造であり、ロ
ーターのローター軸には、吸着室と連通し冷媒の出入り
の可能な、吸着工程開口部および脱着工程開口部を設け
、熱源流体上熱交換中の吸着室と脱着工程開口部とが連
通し、冷却流体と熱交換中の吸着室と吸着工程開口部と
が連通ずるように構成されており、また、吸着室には吸
着工程の前に予冷工程を、脱着工程の前に予熱工程を設
けたものである。
この予熱工程及び予冷工程は、熱源流体と熱交換を始め
た吸着室と吸着工程開口部とが直ぐには連通せず、また
、冷却流体と熱交換を始めた吸着室と吸着工程開口部と
がすぐには連通しないように、回転方向に開口位置をず
らして設けることによって行うことができる。
〔作用〕
本発明においては、上記のように構成したことにより、
ローター内には、多数の吸着室が配置され、該多数の吸
着室が、ローター軸により回:伝することにより、連続
的に脱着工程と吸着エイを切替えることができるので、
切替えに際して冷凍運転を停止する必要がなくなった。
また、吸着室とローター軸の開口部をずらして設けるこ
とにより、脱着工程を終了した吸着室は、すぐには吸着
工程に移らず、予冷工程により、あらかじめ冷却されて
吸着工程に移り、また、吸着工程を終了した吸着室もあ
らかじめ加熱されて脱着工程に移るから、温度変動を押
さえることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
第1図は、本発明の吸着式冷凍装置の一例を示す概略構
成図である。第1図において、lは凝縮器、2は蒸発器
、3はロータリー式吸着器を、また12は膨張弁を示す
第2図は、第1図のロータリー式吸着器3をB−B線で
切断した縦断面図であり、第3図は第1図のロータリー
式吸着器3を入方向からみた矢視図である。
次に、この吸着式冷凍装置の操作を説明すると、第1図
において、冷媒蒸気は、凝縮器1で外気空気等の冷却流
体13により冷却されて凝縮し、冷媒液となり、配管1
1と膨張弁12を介して、蒸発器2に入る。蒸発器2で
は、冷媒液は蒸発し、得られる冷熱は冷房用等に供され
る。冷媒蒸気は蒸発器2を出て、配管10を通り、ロー
タリー式吸着器に入る。
ロータリー式吸着器は、第2図に示されるように、ロー
ター軸4と、そのまわりに多数の吸着室5が設けられた
円筒状ローターからなり、円筒状ローターの各吸着室5
の間には外部流体通路6が設けられている。円筒状ロー
ターに設置する吸着室は多数例えば10枚以上設ける方
がよい。ここでは12枚が示されている。該吸着室には
吸着剤が内部に張付けられており、また、外部流体通路
には伝熱面を拡張するためにフィン等が設けられている
。そして、ローター軸4は、蒸発器2からの冷媒蒸気を
吸着工程18の吸着室5に送り込む通路と脱着工程16
の吸着室からの冷媒蒸気を凝縮器に送る通路の二つに分
割されている。また、該ローター軸には、吸着工程の前
に冷媒蒸気を吸着室に通さないための閉塞部19を設け
、閉塞された吸着室で予冷工程を行い、同様に脱着工程
の前にも閉塞部19を設け、閉塞された吸着室で予熱工
程を行うように構成される。そして、吸着工程18、予
冷工程17を行う吸着室5に隣接する外部流体通路6に
は、外部空気等の冷却流体8が通され、一方、脱着工程
16、予熱工程15を行う吸着室5に隣接する外部流体
通路6には排ガス等の熱源流体7が通されるように構成
されている。
蒸発器2から、ロータリー式吸着器に入った冷媒蒸気は
、ローター軸を経て、予冷工程を終え冷却された吸着室
5に入り吸着される。吸着工程で冷媒蒸気を十分吸着し
た吸着室5は、円筒状ローターの回転により、熱源流体
の通路がある予熱工程に送られ、予熱され、脱着工程に
至る。脱着工程では、吸着室が熱源流体により加熱され
て吸着した冷媒蒸気を脱着する。脱着した冷媒蒸気は、
ローター軸の脱着通路を通り、配管9を経て、凝縮器に
至り、循環経路を完結する。
〔発明の効果〕
本発明においては、上記のような構成としたことにより
、吸着室を設置した円筒状ローターが回転し、吸着室は
吸着工程−予熱工程−説着工程−子冷工程−吸着工程と
連続して移動するため、吸脱着工程の切替の際の冷凍運
転の停止とか、温度変動の問題のない、連続的な冷凍運
転ができるコンパクトで安価な冷凍装置が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の吸着式冷凍装置の一例を示す概略構
成図であり、第2図は、第1図のB−B線の縦断面図、
第3図は、第1図の入方向からみた矢視図である。 1・・・凝縮器、2・・・蒸発器、 3・・・ロータリー式吸着器、 4・・・ローター軸、5・・・吸着室、6・・・外部流
体通路、 7 ・ ・熱源流体導入口、 ・冷却流体導入口、 ・冷媒蒸気配管、 ・冷媒液配管、1 ・冷却流体、14 ・予熱工程、16 ・予冷工程、18 ・閉塞部、20・ ・膨張弁、 ・被冷却流体、 ・脱着工程、 ・吸着工程、 ・シール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蒸発器、凝縮器、吸着器及びこれらを冷媒配管で結
    んだ吸着式冷凍装置において、上記吸着器がロータリー
    式であり、ローター内には、吸着室が多数配置され、吸
    着室と吸着室の間には外部流体を通す通路が設けられ、
    吸着室と外部流体間で熱交換を行うように構成され、該
    ローターに対し、外部流体の熱源流体と冷却流体の導入
    口が別位置に設けられていることを特徴とする吸着式冷
    凍装置。 2、外部流体通路が、ローター内で、多数に区分され、
    熱源流体と冷却流体とが同時には同一通路に流入しない
    構造とした請求項1記載の吸着式冷凍装置。 3、ローターのローター軸には、吸着室と連通し冷媒の
    出入りの可能な、吸着工程開口部および脱着工程開口部
    を設け、熱源流体と熱交換中の吸着室と脱着工程開口部
    とが連通し、冷却流体と熱交換中の吸着室と吸着工程開
    口部とが連通するように構成した請求項1又は2記載の
    吸着式冷凍装置。 4、吸着室には吸着工程の前に予冷工程を、脱着工程の
    前に予熱工程を設けた請求項1、2又は3記載の吸着式
    冷凍装置。 5、熱源流体と熱交換を始めた吸着室と吸着工程開口部
    とが直ぐには連通せず、また、冷却流体と熱交換を始め
    た吸着室と吸着工程開口部とがすぐには連通しないよう
    に、回転方向に開口位置をずらして設けたことを特徴と
    する請求項4記載の吸着式冷凍装置。
JP26505289A 1989-10-13 1989-10-13 吸着式冷凍装置 Pending JPH03129266A (ja)

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Cited By (4)

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