JP3316892B2 - 吸着式冷凍装置の運転方法 - Google Patents

吸着式冷凍装置の運転方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、吸着式冷凍装置の運
転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、電力消費の節減等省エネルギ
ー化の要請から、吸着式冷凍装置の開発が活発に行なわ
れるようになってきている。
【0003】図3にはそのような吸着式冷凍装置の基本
シスムテ図が示されている。そこで、先ずこの図3を使
用して上記吸着式冷凍装置の基本的な冷凍サイクルを説
明すると、次のようになる。
【0004】先ず図4において、符号1は密閉容器であ
り、該密閉容器1内には、気相と液相との間で相変化す
る、例えば水などの作動媒体Wが充填されている。さら
に上記密閉容器1内には2種類の熱交換器2,3が組込
まれている。その一方側第1の熱交換器2は供給される
熱媒流体の温度に応じてガス状の作動媒体Wgを吸着し
たり脱着したりするゼオライトなどの吸着剤12を付設
した吸着剤付熱交換器であり、他方側第2の熱交換器3
は、上記作動媒体Wと熱交換して該作動媒体Wの蒸発時
には該作動媒体Wから冷熱を受け、該作動媒体Wの凝縮
時には該作動媒体Wを冷却する作用をする作動媒体用熱
交換器を示している。
【0005】一方の吸着剤付熱交換器2には、バルブ4
2及びバルブ43の切換えに応じて、第1の駆動ポンプ
41により上記第1の吸着剤付熱交換器2の吸着剤12
に上記作動媒体Wの吸着作用を生ぜしめるための冷却用
流体F5又は同吸着剤12に上記作動媒体Wの脱着作用
を生ぜしめるための加熱用流体F4が供給され、また他
方側第2の作動媒体用熱交換器3には、バルブ62及び
バルブ63の切換えに応じて、第2の駆動ポンプ61に
より上記吸着剤による作動媒体Wgの吸着作用時に液状
の作動媒体Wlを蒸発させて該蒸発時に当該作動媒体Wl
より冷熱をうける作用をする被冷却用流体F6又は上記
吸着剤12から脱着されたガス状の作動媒体Wgを冷却
して該作動媒体Wgを凝縮させる作用をする凝縮用流体
7が各々供給されるようになっている。また、図4
中、符号4は吸着剤付熱交換器2に上記加熱用流体F4
を供給するための加熱用流体供給源(たとえば高温加熱
オイル、あるいはボイラ廃水、太陽熱温水器など)、同
5は上記吸着剤付熱交換器2に冷却用流体F5を供給す
るための冷却用流体供給源(例えば地下水あるいはクー
リングタワーなど)を示し、又符号6は上記被冷却用流
体F6が作動媒体Wより受ける冷熱を利用して冷房など
を行わしめるための冷熱利用機器(たとえば空調用室内
熱交換器)、同7は上記吸着剤付熱交換器2の上記吸着
剤12より脱着されたガス状の作動媒体Wgを凝縮させ
る凝縮用流体F7を供給するための凝縮用流体供給源(た
とえば空調用室外熱交換器)を示している。
【0006】そして、この吸着式冷凍装置は次のように
作用する。
【0007】すなわち、先ず吸着剤付第1の熱交換器2
に対する冷却用流体F5の供給により同吸着剤付熱交換
器2の吸着剤12が、ガス状の作動媒体Wgを吸着する
吸着行程にあるときは、その作動媒体の吸着にともなっ
て液状の作動媒体Wlが連続的に蒸発して該作動媒体Wl
の温度を低下せしめ、それによって作動媒体用第2の熱
交換器3に供給される流体(被冷却用流体)F6を冷却す
る。この冷却された被冷却用流体F6が冷房などの冷熱
源として利用される。
【0008】次に、吸着剤付第2の熱交換器2の吸着剤
12部分における作動媒体Wの吸着行程が一定時間継続
されると、同吸着行程を終了せしめ、次にはバルブ4
2,43の切換により、上記吸着剤付第1の熱交換器2
に対してそれまでの冷却用流体F5にかえて加熱用流体
4が供給される。それによって吸着剤付第1の熱交換
器2の吸着剤12が加熱されると、該吸着剤12中に吸
着されていた上記作動媒体Wが脱着されて該吸着剤12
は再生行程に移行する。この再生行程において、該吸着
剤12から放出されたガス状の作動媒体Wgを凝縮させ
るために、今度は作動媒体用熱交換器3に対しては、バ
ルブ62,63の切換により、それまでの被冷却用流体
6にかえて凝縮用流体F7が供給される(たとえば空調
用の室外熱交換器7などから)。これにより、ガス状の
作動媒体Wgの凝縮が促進され、それにともなって上記
吸着剤付熱交換器2の吸着剤12における作動媒体の脱
着(吸着剤12の再生)が連続的に行なわれる。この吸着
剤12の再生行程が所定時間経過すれば再度吸着行程に
切換えられ、以後この吸着行程及び再生行程が交互に繰
り返されて冷熱利用機器6による熱交換が行なわれる。
【0009】上記のような吸着式冷凍装置およびその運
転方法は従来から良く知られており、さらに最近では、
そのような吸着式冷凍システムにおいて、例えば2基以
上の吸着塔を使用して大きな冷凍能力を得ようとするも
のも提案されている。
【0010】例えば特開平2−230069号公報によ
ると、吸着剤および伝熱管を内蔵した吸着塔を少なくと
も2基以上使用し、それら各吸着塔の胴体部を冷媒が循
環可能なように凝縮器および蒸発器に対して接続すると
ともに、該2基以上の吸着塔の内、1塔以上の吸着塔が
他方の吸着塔とは異なる作動工程となるように吸着、脱
着工程を交互に切り換えて運転するようにした吸着式冷
凍装置およびその運転方法が提案されている。このよう
に2基の吸着塔を直接配管で接続し、かつ、該配管中に
バルブを設けることにより、脱着工程の終了に伴って残
存する冷媒蒸気を吸脱着工程切り換えに先立って他の吸
着塔に吸着せしめるようにすると、各吸着塔内で進行し
ていた吸着あるいは脱着の各工程をさらに進行させるこ
とができ、より冷凍能力が向上するようになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な吸着式冷凍装置およびその運転方法においても、上記
各吸着塔における実際の吸着現象と脱着現象との切り変
りは上記吸着工程、再生工程の切り換え時よりも遅れ、
しかも、その遅れは図4の含水率の経時変化から明らか
なように各吸着塔の位置によって異なっている。
【0012】しかるに、上記従来の運転方法では、吸着
工程、再生工程の終了時に各吸着塔間での吸・脱着作用
を進行させているために、有効に吸・脱着作用を行わせ
得ない問題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明の吸着式冷凍装
置の運転方法は、上記の問題を解決することを目的とし
てなされたものであって、吸着剤および伝熱管を内蔵し
た吸着塔を少なくとも2基以上使用し、それら各吸着塔
の胴体部を冷媒が循環可能なように凝縮器および蒸発器
に対して接続するとともに、該2基以上の吸着塔の内、
1塔以上の吸着塔が他方の吸着塔とは異なる作動工程と
なるように吸着、脱着工程を交互に切り換えて運転され
る吸着式冷凍システムにおいて、上記吸着塔において実
際に生じる冷媒の吸着または脱着作用の終了時に当該吸
着塔と蒸発器、凝縮器との間の冷媒通路を遮断すること
により、先ず上記吸着塔相互間で吸・脱着作用を進行さ
せるようにし、その時点で上記吸着塔への加熱冷却状態
を切り換えた上で、上記吸着塔と蒸発器、凝縮器との間
の冷媒通路を開放するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0014】
【作用】上記の如く、本願発明の吸着式冷凍装置の運転
方法では、吸着剤および伝熱管を内蔵した吸着塔を少な
くとも2基以上使用し、それら各吸着塔の胴体部を冷媒
が循環可能なように凝縮器および蒸発器に対して接続す
るとともに、該2基以上の吸着塔の内、1塔以上の吸着
塔が他方の吸着塔とは異なる作動工程となるように吸
着、脱着工程を交互に切り換えて運転される吸着式冷凍
システムにおいて、上記吸着塔において実際に生じる冷
媒の吸着または脱着作用の終了時に当該吸着塔と蒸発
器、凝縮器との間の冷媒通路を遮断することにより、先
ず上記吸着塔相互間で吸・脱着作用を進行させるように
し、その時点で上記吸着塔への加熱冷却状態を切り換え
た上で、上記吸着塔と蒸発器、凝縮器との間の冷媒通路
を開放するようにしている。
【0015】すなわち、該構成では、2基以上の吸着塔
の吸着式熱交換器を吸・脱着用熱媒の流れの方向に複数
に分割し、各吸着塔間の吸着及び脱着現象が切り換えら
れるタイミングの同じ吸着式熱交換器間で、その切換え
に際して、先ず吸・脱着作用を進行させ、その時点で上
記吸着塔への加熱冷却状態を切り換える。そして、その
上で、吸着塔と蒸発器、凝縮器との間の冷媒通路を開放
するようになっている。
【0016】したがって、各吸着塔の位置によって、実
際の吸・脱着現象の切り変わりが、その吸着、再生行程
の切り換えより遅れても、その間の吸・脱着作用を各吸
着塔間で有効に利用することが可能となり、その分冷凍
能力が向上する。
【0017】
【発明の効果】その結果、可及的有効に吸脱着現象を活
用することができるようになり、さらに冷凍能力が向上
する。
【0018】
【実施例】図1および図2は、本願発明の吸着式冷凍装
置の運転方法および同方法を実施する吸着式冷凍装置の
構成を示している。
【0019】先ず図1には、同吸着式冷凍装置の構成を
示している。
【0020】該装置では、第1、第2の少なくとも2基
の吸着塔AおよびBの吸着室の各々を、その加熱又は冷
却用熱媒流体Fh,Fcの流れる方向に均等に3分割して
第1,第2,第3の吸着式熱交換ユニットA1,A2,A3
1,B2,B3を形成するとともに、これら各吸着式熱交
換ユニットA1,A2,A3およびB1,B2,B3の各々に第
1,第2,第3の吸着剤付熱交換器a1,a2,a3、b1,b2,b3
各々熱媒流体通路を介して設けて構成されている。
【0021】上記第1、第2の各吸着塔A,Bの上記第
1〜第3の各吸着剤付熱交換器a1〜a3、b1〜b3には、図
示のように加熱器(加熱源)4および冷却器(冷却源)5を
介した熱媒流体循環路10が連通接続され、矢印で示す
ように加熱又は冷却された熱媒流体Fh,Fcが可逆的に
流通せしめられるようになっている。
【0022】また、上記第1の吸着塔Aの各吸着式冷凍
ユニットA1,A2,A3は、第1〜第3の冷媒配管21〜
23により第1〜第3の開閉弁VA1〜VA3、第1〜第
3の四路切替弁CV1〜CV3を介して蒸発器6に、また
上記第2の吸着塔Bの各吸着式冷凍ユニットB1,B2,B
3は、第4〜第6の冷媒配管24〜26により開閉弁V
1〜VB3、四路切替弁CV1〜CV3を介して凝縮器7
に各々接続されている。
【0023】さらに、上記第1および第2の吸着塔Aお
よびBの第1〜第3の各吸着式冷凍ユニットA1〜A3
1〜B3の各吸着室他端側は、例えば吸脱着現象の切り
換わるタイミングが略同じもの同士を対応させて開閉弁
VS1〜VS3を介設した第1〜第3の連結冷媒配管11
〜13により相互に接続されている。
【0024】一方、上記各吸着式熱交換ユニットA1,A
2,A3、B1,B2,B3は、吸着室を形成する密閉容器中に
上記吸着剤付熱交換器a1,a2,a3、b1,b2,b3を装備し、さ
らに同密閉容器中の吸着室に気相と液相ので相変化す
る、換言すれば蒸発、凝縮作用を繰り返す、作動媒体W
1,WA2,WA3、WB1,WB2,WB3(図示省略)を各々
充填している。なお、これらの各吸着式熱交換ユニット
1〜A3、B1〜B3は、先に図3を参照しつつ説明した
基本システムのものと同一システムのものであり、これ
らの各吸着式熱交換ユニットA1〜A3、B1〜B3の構成
及び作用のうち、同基本システムのものと重複する部分
について同基本システムに関する説明を援用し、以下に
おいては、本実施例のシステムに独自の部分については
重点的に説明を進めることとする。
【0025】上記各吸着式熱交換ユニットA1〜A3、B
1〜B3中の吸着剤付熱交換器a1〜a3、b1〜b3は、図4同
様伝熱管構造の熱交換器本体に例えばゼオライト等の吸
着剤を付設したもので、同熱交換器本体へ冷却源である
冷却器5からの冷却用流体Fcを供給することによって
上記作動媒体WA1〜WA3、WB1〜WB3を各々吸着
(吸着行程)する一方、他方、これに対して同熱交換器本
体に加熱源である加熱器4からの加熱用流体Fhを供給
することによって同吸着された作動媒体を脱着する(再
生行程)作用を行う。
【0026】上記各吸着式熱交換ユニットA1〜A3、B
1〜B3中の上記各吸着剤付熱交換器a1〜a3、b1〜b3は図
示の如く各々相互に直列に接続されており、その2組の
直列接続体に対して加熱用流体供給源である加熱器4と
冷却用流体供給源である冷却器5とが供給および導入方
向の切換により可逆的に接続されるようになっている。
【0027】次に、図示上記各吸着剤付熱交換器a1
a3、b1〜b3の吸着式冷凍装置の作用を図2のタイムチャ
ートを併用しつつ説明する。先ず上記図1のシステムの
状態は同吸着式冷凍装置が始動された直後の状態(各吸
着剤付熱交換器a1〜a3、b1〜b3の吸着剤が全て所定の再
生状態にある図2における時刻Toの時)を示していると
する。このとき、上記各吸着式熱交換ユニットA1
3、B1〜B3の各吸着剤付熱交換器a1〜a3、b1〜b3
熱交換器本体の直列接続体は、例えば第1の吸着塔A側
のものが冷却用流体供給源である冷却器(たとえばクー
リングタワー)5に接続されている。又、各吸着式熱交
換ユニットB1〜B3の各吸着剤付熱交換器b1〜b3は冷却
用流体加熱源である加熱器4に直列に接続されている。
しかも、該状態において上記第1の吸着塔Aの第1〜第
3の各吸着式熱交換ユニットA1,A2,A3の吸着室は、
各々開閉弁VA1,VA2,VA3、四路切替弁CV1,C
2,CV3を介して上記蒸発器6に、また第2の吸着塔
Bの第1〜第3の各吸着式熱交換ユニットB1,B2,B3
の吸着室は、開閉弁VB1,VB2,VB3、四路切替弁C
1,CV2,CV3を介して凝縮器7に各々接続され、ま
たそれら第1、第2の吸着塔A,Bの各吸着式熱交換ユ
ニットA1〜A3、B1〜B3は吸脱着現象の切り変わるタ
イミングが略同じユニットの吸着室同士が開閉弁VS1,
VS2,VS3を介した第1〜第3の作動媒体供給用の連
結冷媒配管11,12,13で接続されている。
【0028】そして、該状態から時間がT1〜T5と経過
するに従って、順次吸着、再生行程が繰り返されて行く
が、上記開閉弁VS1,VS2,VS3は、それら各ユニッ
トA1,A2,A3、B1,B2,B3の吸脱着現象が切り変わる
時に各々開弁される一方、他方各ユニットA1,A2,
3、B1,B2,B3間の圧力が略均衡した時点で閉弁され
るように開閉制御される一方、この開弁制御期間t11,t
12,t13、t21,t22,t23、t11,t12,t13・・・中は、それに
先立って上記蒸発器6および凝縮器7側の開閉弁VA1,
VA2,VA3並びにVB1,VB2,VB3は閉弁して置き、
作動媒体Wの流通は生じないようにする。
【0029】このように、上記2基の吸着塔A,Bの各
吸着式熱交換ユニットにおいて実際に生じる冷媒の吸着
又は脱着作用の終了時に当該吸着塔A,Bと蒸発器6、
凝縮器7との間の冷媒通路21,22,23を遮断するこ
とにより、先ず吸着塔A,B相互間で吸・脱着作用を進
行させるようにし、その時点で上記吸着塔A,Bへの加
熱冷却状態を切り換えた上で、その後、上記吸着塔A,
Bと蒸発器6、凝縮器7との間の冷媒通路21,22,2
3を開放するようにすると、吸着式熱交換ユニットA1
〜A3、B1〜B3の位置によって実際の吸・脱着現象の
切り変わりが、その吸着、再生行程の切り換えより遅れ
ても、その間の吸・脱着作用を各吸着塔A,B間で有効
に利用することが可能となり、その分冷凍能力が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施例の吸着式冷凍装置の
システム構成を示す冷凍回路図である。
【図2】図2は、同図1の吸着式冷凍装置の運転方法に
対応した各行程のタイムチャートである。
【図3】図3は、従来の吸着式冷凍装置の基本システム
の冷凍回路図である。
【図4】図4は、図3のシステムにおける吸着剤の位置
に対応した含水率の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
4は加熱器、5は冷却器、6は蒸発器、7は凝縮器、A
は第1の吸着塔、Bは第2の吸着塔、A1〜A3、B1
3は第1〜第3の吸着式熱交換ユニット、VS1〜VS
3は開閉弁である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−230068(JP,A) 特開 平3−25259(JP,A) 特開 平6−180159(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 17/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着剤および伝熱管を内蔵した吸着塔を
    少なくとも2基以上使用し、それら各吸着塔の胴体部を
    冷媒が循環可能なように凝縮器および蒸発器に対して接
    続するとともに、該2基以上の吸着塔の内、1塔以上の
    吸着塔が他方の吸着塔とは異なる作動工程となるように
    吸着、脱着工程を交互に切り換えて運転される吸着式冷
    凍システムにおいて、上記吸着塔において実際に生じる
    冷媒の吸着または脱着作用の終了時に当該吸着塔と蒸発
    器、凝縮器との間の冷媒通路を遮断することにより
    上記吸着塔相互間で吸・脱着作用を進行させるように
    し、その時点で上記吸着塔への加熱冷却状態を切り換え
    た上で、上記吸着塔と蒸発器、凝縮器との間の冷媒通路
    を開放するようにしたことを特徴とする吸着式冷凍装置
    の運転方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190052452A (ko) * 2017-11-08 2019-05-16 한국생산기술연구원 다중의 흡착탑을 구비하는 흡착식 냉방장치 및 이를 이용한 냉방방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190052452A (ko) * 2017-11-08 2019-05-16 한국생산기술연구원 다중의 흡착탑을 구비하는 흡착식 냉방장치 및 이를 이용한 냉방방법
KR101988550B1 (ko) 2017-11-08 2019-06-13 한국생산기술연구원 다중의 흡착탑을 구비하는 흡착식 냉방장치 및 이를 이용한 냉방방법

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