JP3348615B2 - 吸着式冷凍装置 - Google Patents

吸着式冷凍装置

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    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸着剤に冷媒を脱
着させて冷熱をつくりだす吸着式冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の吸着式冷凍装置は、水ま
たはアルコールを冷媒として用い、この冷媒を吸着する
吸着剤を納めた吸着ユニットを二つ用意し、一方の吸着
ユニットを加熱することにより吸着剤から蒸発させられ
た冷媒蒸気(気冷媒)を凝縮器に導いて液化し、この液
化した冷媒(液冷媒)を他方の吸着ユニットと接続され
た蒸発器に供給し、この蒸発器内で液冷媒を蒸発させて
該他方の吸着ユニット内の乾燥した吸着剤に吸着させ、
その時の蒸発潜熱により外部負荷を循環する負荷側冷媒
(冷水、冷気等)を冷却して冷熱をつくりだす構造とな
っていた。
【0003】このような吸着式冷凍装置においては、蒸
発器と接続された吸着ユニットの吸着剤が吸着満杯状態
となると、それまで蒸発器と接続されていた他方の吸着
ユニットを凝縮器と接続して、吸着剤から冷媒を蒸発さ
せる再生工程を実行させると共に、それまで凝縮器と接
続されていた一方の吸着ユニットを蒸発器と接続して、
吸着剤へ気冷媒を吸着させる吸着工程を実行させ、冷凍
サイクルを継続するようにしていた(例えば、特開平8
−178459号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の吸着式冷凍装置によれば、二つの吸着ユニットと凝
縮器、蒸発器との間に冷媒蒸気を切換え輸送するための
蒸気管を複雑に取り回さなければならず、圧損を考慮す
ると大径の蒸気管を採用しなければならないこともあっ
て、装置全体の複雑大型化が避けられないという問題が
あった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、蒸気管を切換え
る面倒な手続を廃し、もってコンパクトな吸着式冷凍装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、伝熱管の周りに冷媒を吸着する吸着剤を
充填してなる第1の熱交換器と、伝熱管の周りを冷媒の
流通路として構成する第2の熱交換器とを一つのチャン
バ内に上下二段に配設し、前記チャンバに隣接して、前
記第1の熱交換器と同一構造の第3の熱交換器を内装し
た第2のチャンバを配置し、該第2のチャンバと前記第
1の熱交換器の伝熱管の一端とを蒸気管にて接続すると
共に、該第1の熱交換器の伝熱管の他端をドレン管を介
して前記チャンバの底部に連通し、前記チャンバと前記
第2のチャンバとを開閉手段を有する連通管を介して連
通し、前記第3の熱交換器の伝熱管には、加熱源を含む
加熱回路と冷却水源を含む冷却回路とを切換え可能に接
続し、前記第1の熱交換器には、前記冷却回路から分岐
した分岐冷却管を取り回し、前記第2の熱交換器の伝熱
管には、前記冷却回路および外部負荷を含む冷熱回路と
を並列に接続し、かつ前記第2、第3の熱交換器並びに
前記分 岐冷却管に対する流体流通を制御する制御手段を
設けたことを特徴とする。
【0007】このように構成した吸着式冷凍装置におい
ては、第1の熱交換器の前段に、これと同じ構造の第3
の熱交換器を設けたので、第3の熱交換器で蒸発させた
気冷媒を第1の熱交換器の加熱媒体として用いて、二段
に気冷媒を発生させることができ、再生工程時の加熱エ
ネルギーの低減を達成できる。しかも、蒸気を通す管
は、チャンバ同士を直結するだけの単純構成となってい
るので、構造的にそれほど複雑大型となることはない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。
【0009】図1および2は、本発明に係る吸着式冷凍
装置の基本原理を示したものである。これらの図におい
て、1はチャンバで、チャンバ1内には、第1の熱交換
器2と第2の熱交換器3とが上下二段に配設されてい
る。第1の熱交換器2は、図2に良く示されるように、
枝分れした伝熱管4を取り回した多孔のケーシング5内
に固形の吸着剤6を充填してなるもので、その伝熱管4
の両端には、加熱源7を含む加熱回路8と冷却水源9を
含む冷却回路10とが電磁切換弁(三方弁)11a,1
1bにより切換え可能に接続されている。一方、第2の
熱交換器3は、枝分れした伝熱管12を取り回した多孔
のケーシング13を備えたもので、その伝熱管12の両
端には、前記冷却水源9を含む冷却回路10と空調機
(外部負荷)14を含む冷熱回路15とが並列に接続さ
れている。なお、冷却回路10は、電磁切換弁(三方
弁)16a,16bにより第1の熱交換器2側と第2の
熱交換器3側とに選択的に連通されるようになってい
る。
【0010】上記加熱回路8、冷却回路10および冷熱
回路15のそれぞれには、ポンプ17,18,19が介
装されている。これらポンプ17,18,19および上
記各電磁切換弁11a,11bと16a,16bの作動
は、制御装置20により制御されるようになっており、
制御装置20からの指令で各ポンプおよび電磁切換弁が
選択的に作動し、第1および第2の熱交換器2,3の伝
熱管4,12には加熱流体(こゝでは温水)、冷却水、
負荷側冷媒(こゝでは冷水)が選択的に流通するように
なる。
【0011】こゝで、上記第1の熱交換器2に充填され
た吸着剤6は、水、アルコール等の冷媒を吸着する性質
を有するもので、例えば活性炭、シリカゲル等が用いら
れている。この吸着剤6の冷媒吸着量は温度に依存し、
温度が低いほどその吸着量が増大する。したがって、吸
着剤6の温度を下げてこれに冷媒を吸着させた後、吸着
剤6の温度を上げると吸着剤6から冷媒が蒸発し、その
温度差を適当に設定することにより多量の気冷媒を得る
ことができるようになる。
【0012】冷凍サイクルの実施に際しては、上記のよ
うに構成した吸着式冷凍装置を二つ用意し、図3に示す
ように、一方の冷凍装置Aを再生工程に用いている間
に、他方の冷凍装置Bを吸着工程に用いる運転制御を行
う。
【0013】より詳しくは、再生工程に用いる冷凍装置
Aについては、第1の熱交換器2内の吸着剤6が吸着満
杯状態にあるとの前提で、予め制御装置20からの指令
で電磁切換弁11a,11bを作動させて加熱回路8を
第1の熱交換器2側へ切換えると共に、電磁切換弁16
a,16bを作動させて冷却回路10を第2の熱交換器
3側へ切換える。次に、加熱回路8内のポンプ17を作
動させると同時に、冷却回路10内のポンプ18を作動
させる。これにより、第1の熱交換器2の伝熱管4には
加熱源7から所定の温度T1 (例えば、60℃)の温水が
導入され、第1の熱交換器2内の吸着剤6が加熱され
て、これに吸着されている冷媒が盛んに蒸発する。な
お、前記温水は、伝熱管4を通過する間に蒸発潜熱によ
り冷却され、所定の温度T2 (例えば、55℃)まで下が
って加熱源7へ還流する。
【0014】一方、冷凍装置Aの第2の熱交換器3の伝
熱管12には、冷却水源9から所定の温度t1 (例え
ば、32℃)の冷却水が導入されており、上記吸着剤6か
ら蒸発した冷媒すなわち気冷媒は、この第2の熱交換器
3の伝熱管12により冷却されて液化し、チャンバ1の
下部に液冷媒Rとして溜る。なお、前記冷却水は伝熱管
12を通過する間に加熱され、所定の温度t2 (例え
ば、37℃)まで上がって冷却水源9へ還流する。
【0015】これに対して、吸着工程に用いる冷凍装置
Bについては、予め制御装置20からの指令で電磁切換
弁11a,11bおよび電磁切換弁16a,16bを作
動させて、冷却回路10を第1の熱交換器2側へ切換え
る。次に、冷却回路10内のポンプ18を作動させると
同時に、冷熱回路15内のポンプ19を作動させる。こ
れにより、第1の熱交換器2の伝熱管4には冷却水源9
から所定の温度t1 (32℃)の冷却水が導入されると同
時に、第2の熱交換器3の伝熱管12には所定の温度t
3 (例えば、12℃)の冷水(負荷側冷媒)が導入され
る。これにより、チャンバ1の底部に溜って液冷媒Rが
蒸発し、その気冷媒が上方へ移動して第1の熱交換器2
内の吸着剤6に吸着される。そして、この時の蒸発潜熱
により前記冷水が冷却され、所定の温度t4 (例えば、
7℃)まで下がって空調機14へ送られる。なお、第1
の熱交換器2の伝熱管4に供給された冷却水は、吸着剤
6に気冷媒を吸着する際の発熱により所定の温度t2
(37℃)まで加熱されて、冷却水源9へ還流する。ま
た、チャンバ1の下部には、吸着工程の終了段階でも所
定の量の液冷媒Rが滞留するようになっている。
【0016】このようにして吸着工程に用いる冷凍装置
Bの第1の熱交換器2内の吸着剤6が吸着満杯状態とな
ったら、冷凍装置Bを再生工程に、冷凍装置Aを吸着工
程にそれぞれ用い、今度は冷凍装置Aで空調機14へ送
る冷水をつくり、これを交互に繰り返すことにより冷凍
サイクルの継続が可能になる。このようなシステムによ
れば、一つのチャンパ1内で気冷媒を移動させて、再生
工程または吸着工程を実行することができるので、チャ
ンバ1の周りに複雑大型の蒸気管を取り回す必要が全く
なく、装置全体が非常にコンパクトになる。しかも、冷
凍サイクルを継続する場合でも、密閉構造となるチャン
バを二つ用意すれば足りるので、二つの吸着ユニット
と、凝縮器と蒸発器との四つのチャンバを用意しなけれ
ばならない従来のものに比べ、製造は簡単となって製造
コストは低減する。
【0017】図4および5は、本発明の実施の形態とし
ての吸着式冷凍装置を示したものである。本実施の形態
においては、前記チャンバ(以下、これを第1のチャン
バという)1に隣接して、前記第1の熱交換器2と同一
構造の第3の熱交換器21を内装する第2のチャンバ2
2を配置し、この第2のチャンバ22と第1の熱交換器
2の伝熱管4の一端とを蒸気管23にて接続している。
前記第1のチャンバ1内の構造は、上記原理的に示した
ものと基本的に同じであり、その上部側に第1の熱交換
器2が、その下部側に第2の熱交換器3がそれぞれ配置
されている。しかして、本実施の形態においては、第1
の熱交換器2の伝熱管4の他端の下部からドレン管24
を下方へ延ばし、その先端を第1のチャンバ1の底に滞
留している液冷媒R内に挿入させている。また、第1の
チャンバ1と第2のチャンバ22との間には、開閉弁
(開閉手段)25を有する連通管26が介装されてい
る。なお、ドレン管24の途中には圧力調整のためのト
ラップ27が設けられている。
【0018】本実施の形態において、第2のチャンバ2
2内の第3の熱交換器21の伝熱管21aには、上記基
本原理における第1の熱交換器2に対すると同様の態様
で、加熱回路8と冷却回路10とが接続されている(図
1参照)。また、第1の熱交換器2には、前記冷却回路
10から分岐した分岐冷却管28が接続されている。
【0019】本実施の形態の冷凍装置を再生工程に用い
る場合は、予め連通管26内の開閉弁25を閉じた状態
とし、前記基本原理におけると同様に、前記電磁切換弁
11a,11bを作動させて加熱回路8を第3の熱交換
器21側へ切換えると共に、前記電磁切換弁16a,1
6bを作動させて冷却回路10を第2の熱交換器3側へ
切換える。そして、加熱回路8内のポンプ17の作動に
より第3の熱交換器21の伝熱管21aに加熱源7から
所定の温度T1 (例えば、60℃)の温水を給送する(図
1参照)。これにより、第3の熱交換器21内の吸着剤
(図示略)が加熱されて冷媒が蒸発し、この気冷媒は、
蒸気管23を通じて第1の熱交換器2の伝熱管4へ移動
する。
【0020】この結果、第2の熱交換器2内の吸着剤6
が加熱され、この吸着剤6に吸着されていた冷媒が蒸発
し、その気冷媒が第1のチャンバ1の下方へ移動して、
第2の熱交換器3の伝熱管12により冷却されて液化
し、該第1のチャンバ1の下部に溜る。また、これと同
時に、第1の熱交換器2の伝熱管4に移動した気冷媒は
吸着剤6に熱をうばわれて液化し、この液密冷媒はドレ
ン管24を通じて第1のチャンバ1の下部に流下し、前
記吸着剤6から蒸発した気冷媒が液化して溜った液冷媒
Rと混合される。この時、第2のチャンバ22内の気冷
媒の温度(蒸気温度)と第1のチャンバ1内の蒸気温度
との差により、第1のチャンバ1内の蒸気圧力は第2の
チャンバ22内の蒸気圧力よりも小さくなっており、単
にドレン管24を設けただけでは、第1の熱交換器2内
で液化した液冷媒は前記第1のチャンバ1の底部に溜っ
ている液冷媒Rと混合しない。しかし、本第2の実施の
形態においては、ドレン管24の途中にトラップ27を
設けているので、このトラップ27の落差H分だけ、ド
レン管24内を流下する液冷媒が減圧され、前記した液
冷媒Rと円滑に混合する。
【0021】上記した再生工程においては、前記基本原
理におけると同じ温度(60℃)の温水を熱源として、第
3の熱交換器21と第1の熱交換器2とで二段に気冷媒
を発生させるので、再生に必要な加熱エネルギー(温度
×流量)は大幅に低減する。また、蒸気を通す管23,
26を必要とするため、蒸気管を完全に省略した上記基
本原理と比べれば構造の複雑大型化は避けられないが、
それら蒸気管23,26は二つのチャンバ1と22同士
を直結するだけとの単純構造となっているので、従来の
ように蒸気管の切り換えを必要とするものに比べれば、
コンパクトな構造を実現できる。
【0022】なお、本実施の形態の冷凍装置を吸着工程
で用いる場合は、予め連通管26内の開閉弁25を開い
た状態とし、前記基本原理におけると同様に、電磁切換
弁11a,11bおよび電磁切換弁16a,16bを作
動させて、冷却回路10を第3の熱交換器21側へ切換
えて第3の熱交換器21の伝熱管21aに冷却水を供給
し、これと同時に分岐冷却回路28を通じて第1の熱交
換器2の伝熱管4にも冷却水を供給する。そして、冷却
回路10内のポンプ18と冷熱回路15内のポンプ19
を作動させると、第1のチャンバ1の底部に溜って液冷
媒Rが蒸発し、その気冷媒の一部が上方の第1の熱交換
器2内の吸着剤6に吸着されると共に、その残りが連通
管26を通じて第2のチャンバ22へ移動し、その中の
第3の熱交換器21の吸着剤に吸着される。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る吸
着式冷凍装置によれば、二段に気冷媒を発生させるの
で、再生工程時の加熱エネルギーの大幅な低減を達成で
きる。しかも、蒸気を通す管は、チャンバ同士を直結す
るだけの単純構成となっているので、構造的にそれほど
複雑大型となることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸着式冷凍装置の基本原理を模式
的に示す系統図である。
【図2】図1に示した吸着式冷凍装置で用いるチャンバ
内の構造を示す断面図である。
【図3】図1に示した吸着式冷凍装置による冷凍サイク
ルの実施要領を示す説明図である。
【図4】本発明に係る吸着式冷凍装置の要部構造を模式
的に示す系統図である。
【図5】本吸着式冷凍装置で用いるチャンバ内の構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 チャンバ 2 第1の熱交換器 3 第2の熱交換器 4 伝熱管 6 吸着剤 7 加熱源 8 加熱回路 9 冷却水源 10 冷却回路 11a,11b、16a,16b 電磁切換弁 14 空調機(外部負荷) 15 冷熱回路 20 制御装置 21 第3の熱交換器 22 第2のチャンバ 23 蒸気管 25 開閉弁 26 連通管 28 分岐冷却管 R 液冷媒

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝熱管の周りに冷媒を吸着する吸着剤を充
    填してなる第1の熱交換器と、伝熱管の周りを冷媒の流
    通路として構成する第2の熱交換器とを一つのチャンバ
    内に上下二段に配設し、前記チャンバに隣接して、前記
    第1の熱交換器と同一構造の第3の熱交換器を内装した
    第2のチャンバを配置し、該第2のチャンバと前記第1
    の熱交換器の伝熱管の一端とを蒸気管にて接続すると共
    に、該第1の熱交換器の伝熱管の他端をドレン管を介し
    て前記チャンバの底部に連通し、前記チャンバと前記第
    2のチャンバとを開閉手段を有する連通管を介して連通
    し、前記第3の熱交換器の伝熱管には、加熱源を含む加
    熱回路と冷却水源を含む冷却回路とを切換え可能に接続
    し、前記第1の熱交換器には、前記冷却回路から分岐し
    た分岐冷却管を取り回し、前記第2の熱交換器の伝熱管
    には、前記冷却回路および外部負荷を含む冷熱回路とを
    並列に接続し、かつ前記第2、第3の熱交換器並びに前
    記分岐冷却管に対する流体流通を制御する制御手段を設
    けたことを特徴とする吸着式冷凍装置。
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