JPH0312909B2 - - Google Patents

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JPH0312909B2
JPH0312909B2 JP61028716A JP2871686A JPH0312909B2 JP H0312909 B2 JPH0312909 B2 JP H0312909B2 JP 61028716 A JP61028716 A JP 61028716A JP 2871686 A JP2871686 A JP 2871686A JP H0312909 B2 JPH0312909 B2 JP H0312909B2
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JP
Japan
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pair
sewing
slide fastener
fastener
slider
Prior art date
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Application number
JP61028716A
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English (en)
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JPS61203992A (ja
Inventor
Jee Boozaa Ronarudo
Shigeru Tanaka
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YKK Corp
Original Assignee
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Yoshida Kogyo KK filed Critical Yoshida Kogyo KK
Publication of JPS61203992A publication Critical patent/JPS61203992A/ja
Publication of JPH0312909B2 publication Critical patent/JPH0312909B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/06Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for attaching bands, ribbons, strips, or tapes or for binding
    • D05B35/064Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for attaching bands, ribbons, strips, or tapes or for binding for attaching slide fasteners
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/10Edge guides
    • D05B35/105Guiding while stretching the workpiece, e.g. by means of weighted clips

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スライドフアスナー、特に隠しスラ
イドフアスナーをカーテン、テント、ドレス等の
生地に縫製する方法及び装置に関する。
従来の技術 添付図面の第1図と第2図に示すように、隠し
スライドフアスナー1は、一対のストリンガーテ
ープ2,2の相対向する各内側縁部を折曲し、そ
の折曲した折返し部に噛合フアスナーエレメント
列3,3を取付けてなる一対のフアスナーストリ
ンガー4,4を形成し、こうして形成した一対の
フアスナーストリンガー4,4をスライダー5に
よるフアスナーエレメント列3,3の噛合によつ
て組合せたものであつて、スライダー5の胴体に
揺動可能に取付けられた引手6が一対のフアスナ
ーテープ2,2の接合部間より表側へ突出してい
る。
発明が解決しようとする問題点 従来、上述のような隠しスライドフアスナー1
をカーテン、テント、ワンピース等の一対の生地
7,7(第3図参照)に縫い付ける場合には、ま
ずスライダー5を下止具(図示せず)まで摺動し
て、一対のフアスナーストリンガー4,4をその
下端部分を除いて噛合を解離し、同時に、第3図
に示すように、一対の生地7,7の相対向する各
内側縁部分の表面側に一対のフアスナーストリン
ガー4,4のそれぞれを、各フアスナーエレメン
ト列3,3が一対の生地7,7の相対向する内側
縁部に同内側縁部とは反対側に向けてあてがつて
ミシンによつて縫い付ける。その際、ミシン押え
9によつてフアスナーテープ2の折返し部を曲げ
起して、ミシン押え9のフアスナーエレメント受
け凹溝8で、フアスナーエレメント3の噛合頭部
10がほぼ下方に向いた状態に保ち、2本のミシ
ン針11,11が一対のフアスナーテープ2,2
の折り返された部分に近接して刺し通しながら縫
い付けられる。図中符号12はミシンによつて形
成された縫目である。
そして、この縫着は隠しスライドフアスナー1
の下止具(図示せず)の近傍に停止しているスラ
イダー5の直前部分まで施される。このように縫
製加工した製品は、互に分離した一対のフアスナ
ーストリンガー4,4が一対の生地にそれぞれ縫
着され、隠しスライドフアスナー1のスライダー
5を含む下端部分が生地7,7に対して遊離した
状態にある。
上述した縫製製品は次いで、第4図から第6図
に示すように、生地7,7を反対側に折り返し、
穏しスライドフアスナー1の下止具(図示せず)
側から上止具(図示せず)側に徐々に摺動して一
対のフアスナーエレメント列3,3を噛合するこ
とにより最終的に仕上げられる。その際、一対の
フアスナーエレメント列3,3が正しい状態に噛
合するためには、第5図に示すように、一対のフ
アスナーストリンガー4,4がスライドフアスナ
ー1の長手方向中心線を中心に対称に捻つて反転
される必要がある。
しかしながら、隠しスライドフアスナー1の下
端部分は縫着されておらず、一対の生地7,7か
ら遊離しているので、一対のフアスナーストリン
ガーが、第7図に示すように捻れが非対称になり
易く、その結果、第8図に示すように生地7,7
の一部が一対のフアスナーストリンガー4,4間
に捻出してスライダー5に引掛つたりしてスライ
ダー5の円滑な摺動を阻害していた。このため、
生地の一部分のスライダーに対する引掛りを取り
外した後スライダーの摺動をやり直したりする手
間がかかる等の問題があつた。
従つて、このような従来の方法は、特に複数の
穏しスライドフアスナー1を複数対の生地7,7
に連続的に縫着し、縫着した隠しスライドフアス
ナー1を一旦蓄積してから順次に連続して仕上ス
テーシヨンに給送し、そこで各隠しスライドフア
スナー1の一対のフアスナーストリンガー4,4
を組合せる場合には不都合であつた。
本発明の目的は、上述した従来技術の問題点を
解消して、スライダーによつて噛合を解離した隠
しスライドフアスナーのスライダー停止部分を含
む下端部を除いて一対のフアスナーストリンガー
を一対の生地にそれぞれ縫着し、しかる後スライ
ダーを摺動して縫着済フアスナーストリンガー対
を手間どることなく円滑に噛合し得ること、特
に、複数対の生地がそれぞれに隠しスライドフア
スナーを順次に連続して縫着し、縫製した製品を
一旦蓄積し、しかる後スライダーに摺動により縫
製製品を閉じる場合に隠しスライドフアスナーの
一対のフアスナーストリンガーを円滑に噛合し得
るようにした隠しスライドフアスナーを生地に縫
製する方法および装置を提供するにある。
問題点を解決するための手段 上述の問題点は、本発明によれば、一方におい
て一対の生地7,7を縫着ステーシヨン14に給
送し、他方においてスライダー5とスライドフア
スナー1の下端まで動かすことによつて噛合解離
した一対のフアスナーストリンガー4,4を、ス
ライドフアスナー1の長手方向中心線を中心に対
称に反転しながら前記一対の生地7,7に夫々重
合した状態でスライドフアスナー1の上端側から
前記縫着ステーシヨン14に給送し、一対の生地
7,7夫々に一対のフアスナーストリンガー4,
4夫々を縫着する、スライドフアスナーを生地に
縫製する方法を技術的前提として、 前記縫着ステーシヨン14で一対の生地7,7
夫々に一対のフアスナーストリンガー4,4夫々
を縫着する際に、スライドフアスナー1の下端が
前記縫着ステーシヨン14に近付いた時に縫着を
停止し、次いで、スライダー5をスライドフアス
ナー1の下端側から一対のフアスナーストリンガ
ー4,4夫々が一対の生地7,7に縫着された部
分まで移動して一対のフアスナーストリンガー
4,4を少なくとも部分的に噛合させることでス
ライドフアスナー1に噛合部分を形成し、このス
ライドフアスナー1を一対の生地7,7に縫着し
た状態で排出するという方法を採用することによ
つて解決される。
また、上記の方法を達成する装置としては、2
本針11,11のミンシ15よりなる縫着ステー
シヨン14と、この縫着ステーシヨン14の上流
側に配置され一対の生地7,7を幅方向に互いに
離隔した状態で前記縫着ステーシヨン14に案内
する第1ガイド16と、スライダー5をスライド
フアスナー1の下端まで動かすことによつて噛合
解離した一対のフアスナーストリンガー4,4
を、スライドフアスナー1の長手方向中心線を中
心に対称に反転せしめて前記縫着ステーシヨン1
4まで案内する如く前記第1ガイド16の上方に
配置された第2ガイド17と、前記縫着ステーシ
ヨン14で一対の生地7,7夫々に一対のフアス
ナーストリンガー4,4夫々を縫着したスライド
フアスナー1の先端部を把持して当該縫着ステー
シヨン14から下流側に引出すよう同縫着ステー
シヨン14の下流側に配置され略水平な第1通路
に沿つて往復移動するグリツパー機構18とを備
えたスライドフアスナーを生地に縫製する装置を
技術的前提として、 前記縫着ステーシヨン14で一対の生地7,7
夫々と一対のフアスナーストリンガー4,4夫々
の縫着が終了した際に、前記スライダー5をスラ
イドフアスナー1の下端から一対のフアスナース
トリンガー4,4が一対の生地7,7に縫着され
た部分まで移動させるべく前記縫着ステーシヨン
14の下流側に位置して前記第1通路に平行な第
2通路に沿つて往復移動し、かつ前記スライドフ
アスナー1を縫着した生地7,7が前記第1通路
に沿つて移動するのを防げないよう前記第2通路
から離れる方向へ移動可能に構成したスライダー
移動ユニツト21を付設するという手段を採用す
ることによつて解決される。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第9図から第13図は隠しスライドフアスナー
1を一対の生地7,7に縫製する装置の一例を示
したもので、この縫製装置は、特に第9図に示す
ように、ミシンテーブル13と、該ミシンテーブ
ル13の中間に据え付けられ縫着ステーシヨン1
4を構成しているミシン15と、該縫着ステーシ
ヨン14の上流側に配設された第1ガイドまたは
生地ガイド部16と、該生地ガイド部16の上方
に配設された第2ガイドまたは隠しスライドフア
スナーガイド部17と、該縫着ステーシヨン14
の下流側に配設され水平直線往復移動するグリツ
パー機構18と、該グリツパー機構18の下方に
配設され縫製済製品を載置するスタツカー19
と、該縫着ステーシヨン14の下流側にあつて上
下往復動して縫製済製品を案内する縫製済製品ガ
イド部20と、該縫製済製品ガイド20の下方に
配設され水平直線往復動するスライダー移動ユニ
ツト21(第10図と第11図参照)とからなつ
ている。
ミシン15自体の構成は、直接本発明の要旨と
なる特徴をなすものではないが、好ましくはミシ
ン押え9、送り歯(図示せず)、2本の縫針11,
11を有する一般に市販されている機種を選定す
る。第3図に示すように、ミシン押え9はその底
面に一対の平行な凹溝8,8を有し、各凹溝8で
各フアスナーテープ2の内側長手縁をこれに沿つ
て取付けたフアスナーエレメント列3と共に収受
するようになつている。始動ボタン(図示せず)
を押すと、まずミシン押え9が下降し、次いで穏
しスライドフアスナー1と一対の生地7,7の本
縫いが行なわれ、その後順次バツクタツク(留縫
い)、ミシン糸の切断、ミシン押え9の上昇が行
なわれる。この実施例で使用したミシン15は市
販のものであり、直接本発明の特徴をなすもので
はないので、これ以上の詳細な構成の説明は省略
する。生地ガイド部16は、第9図と第10図に
示したように、ミシンテーブル13の上面より生
地7,7の厚さにほぼ等しい間隙をもつて離隔し
て配設された一対の透明の水平ガイドプレート2
2,22と、該ミシンテーブル13の上流側に水
平斜めに取付けられた一対のガイドロツド23,
23とからなり、一対の生地7,7をそれぞれ一
対のガイドロツド23,23に載置し、引続いて
一対のガイドプレート22,22とミシンテーブ
ル13との間に導入するようになつている。
該スライドフアスナーガイド部17は、第9
図、第10図、第12図、第13図に示すよう
に、縫着ステーシヨン14の方へ向けるように下
向きに傾斜して配設された有フランジガイドプレ
ート24と、該ガイドプレート24の上流側に配
設された同ガイドプレート24の方に向つて上方
に傾斜し噛合がほぼ解離された一対のフアスナー
ストリンガー4,4を案内支承する補助ガイドプ
レート28とからなつている。さらに、該スライ
ドフアスナーガイド部17は、該ガイドプレート
24の縫着ステーシヨン14に近い先端部の両側
に配設され一対のフアスナーストリンガー4,4
の一対のフアスナーエレメント列3,3をほぼ直
立状態になるように反転案内する一対のエレメン
トガイド部25,25と、該エレメントガイド部
対25,25間に配設されスライドフアスナー1
上のスライダー5が両ガイド部25,25間を通
過するとき上下に揺動するスライダー検知部26
と、該スライダー検知部26に連結して配設され
該スライダー検知部26の揺動に呼応して作動さ
れスライドフアスナー1の前進を停止させるべく
働くマイクロスイツチ27を含んでいる。
該グリツパー機構18の目的は、隠しスライド
フアスナー1と一対の生地7,7に対しその縫着
加工中に一定の張力を加えて縫着速度を均一化し
縫目を揃えることであり、さらに縫着加工済の縫
合された穏しスライドフアスナー1と一対の生地
7,7とを迅速に排出することである。
第9図、第11図、第12図、第13図に示す
ように、グリツパー機構18は互いに横に離隔し
た一対のグリツパー29,29を有し、各グリツ
パー29は上方把持部材33と下方把持部材30
とからなつている。該下方把持部材30は水平に
向けたロツド状連結部材31に取付けられミシン
テーブル13の上面の僅か上方に位置しており、
一方該上方把持部材33は該連結部材31に該下
方把持部材30の下流端近傍にピン32で摺動自
在に取付けられている。該上方把持部材33はさ
らに、エアシリンダー36のピストンロツド35
にリンク34を介して連結されている。各グリツ
パー29に対応する該エアシリンダー36は、該
連結部材31のグリツパー29から遠い部分に揺
動自在に取付けられている。かくして、一対のエ
アシリンダー36,36が作動すると、各ピスト
ンロツド35が伸縮して各グリツパー29を開閉
するようになつている。
ミシン15の下流側にはホルダー37が固着さ
れており、該ホルダー37には、ガイドレール3
8が製品排出方向に水平に突設され先端は吊杆3
9で支承されたブラケツト40に固着されてい
る。このガイドレール38は滑動部材41を摺動
自在に取付け、さらに第12図と第13図に示す
ように、該ホルダー37と該ブラケツト40にそ
れぞれ回転自在に取付けられた一対のプーリー4
2,43に無端ベルト44が掛け渡され、無端ベ
ルト44の一部が該滑動部材41に止着され、一
方のプーリー42が該ホルダー上に設けられたサ
ーボモーター(図示せず)に連結されており、該
サーボモーターの正転・逆転で滑動部材41が選
択的に下流方向および上流方向に負荷に応じて速
度を変化してガイドレール38上を移動するよう
になつている。該グリツパー機構18の連結部材
31の下流端は、滑動部材41に回転自在に支承
された軸45に一体的に連結されている。
滑動部材41の復動つまり上流側への移動は、
該滑動部材41に突設された触子部材(図示せ
ず)が該ホルダー37の適所に取付けたリミツト
スイツチ(図示せず)にぶつかり、そこで該リミ
ツトスイツチが図示されないサーボモータに回転
停止の信号を出すことによつて停止する。また滑
動部材41の下流側への移動は、該ホルダー37
と該ブラケツト40間に該ガイドレール38と平
行に架設されたサポートロツド46上に位置調節
可能に取付けられたマイクロスイツチ47のアク
チユエータに、該滑動部材41に突設された触子
部材48がぶつかりサーボモーター(図示せず)
に回転停止の信号を出すことによつて停止する。
こうして一対のグリツパー29,29は最下流位
置で停止する。このグリツパー対29,29の停
止位置はサポートロツド46に沿つてマイクロス
イツチ47の固定位置を移動することによつて調
節できる。
さらに、上述した回転軸45にはモーターある
いはエアシリンダー等の駆動機(図示せず)連結
してあつて、該回転軸45を所定角度回転するよ
うになつている。該回転軸45が時計方向に回転
すると、グリツパー機構18の連結部材31が回
転軸45の周りに矢印bの方向に第12図に示す
水平位置が第13図に示す垂直位置まで回動す
る。このように構成したことにより、縫製済製品
49が長い場合でもガイドレール38をそれほど
長くしなくても製品の排出ができる。
スタツカー19は、第9図から第13図に示す
ように、グリツパー機構18の下方に配設されて
いて、後述のように該グリツパー機構18から解
放落下した製品49を順次受けて積み重ね、その
積み重ねた製品49が所定量に達したときまとめ
て装置外に排出する。
スタツカー19は、ミシンテーブル13の下方
のテーブル基部に揺動可能に取付けられた腕51
の上端に水平のパイプ50を連結したほぼT字状
のハンガーである。該腕51の中央部には、テー
ブル基部に揺動自在に支持されたエアシリンダー
52のピストンロツド53が枢着されている。一
対のグリツパー29,29の下流側への移動にタ
イミングを合せて、該エアシリンダー52からピ
ストンロツド53が伸張して該スタツカー19を
第13図において矢印dの方向に後退位置(実
線)から前進位置(鎖線)まで揺動する。スタツ
カー19は、その前進位置において、該グリツパ
ー29,29から解放落下した縫製済製品49を
該水平パイプ50で受ける。しかる後に、該エア
シリンダー52のピストンロツド53が収縮する
と、スタツカー19は、水平パイプ50上に製品
49を吊した状態で、第13図において矢印eの
方向に後退位置に復帰する。
該製品ガイド部20は、第10図と第11図に
示すように、縫着ステーシヨン14の下流側に配
設されており、ホルダー37に支持されたエアシ
リンダー54によつて矢印fおよびg方向に上下
動するようになつている。また、第18A図と第
18B図に示すように、この製品ガイド部20は
下方に開口しているコ字状ガイド溝部55をもつ
ている。製品49がグリツパー機構18で下流側
に引き出される際には、製品ガイド部20は第1
8A図において鎖線位置から実線位置まで下降
し、製品49の下端部にあるスライダー5が同製
品ガイド部20のガイド溝部55に沿つてスライ
ダー移動ユニツト21まで案内される。なお、穏
しスライドフアスナー1を一対の生地7,7に縫
着する縫製中においては、該製品ガイド部20は
グリツパー機構18の作動に支障がないように第
10図に示すように上昇されている。
該スライダー移動ユニツト21は、第10図と
第11図に示すように、該製品ガイド部20の直
ぐ下流側に往復動可能に配設されていて、スライ
ダー5をスライドフアスナー1下止具(図示せ
ず)近傍から上止具(図示せず)の方に向かつて
移動して一対のフアスナーストリンガー4,4を
所定長さ噛合する。こうしてスライダー5は穏し
スライドフアスナー1の生地7,7への縫付けが
行なわれた区域まで移動される。
このように途中まで閉じた縫製済製品49は装
置外に排出された後、スライダー5を摺動するこ
とによつて穏しスライドフアスナー1の一対のフ
アスナーストリンガー4,4を円滑に完全に閉じ
ることができる。
該スライダー移動ユニツト21はさらに、第1
4図から第17図に示すように、上流側に開口し
ているほぼC字状のスライダーストツパー56
と、該スライダーストツパー56の下部に揺動自
在に取付けられ同ストツパー56内にスライダー
5を保持する保持部材57とを有している。この
スライダーストツパー56は、その下部からある
角度でほぼ下方に延びブロツクで終結しているサ
ポートロツド(第14図、第16図、第17図参
照)を有しており、該ブロツクにはエアシリンダ
ー59が揺動自在に取付けられている。このエア
シリンダー59のピストンロツド60は該保持部
材57に揺動自在に連結されている。従つて、エ
アシリンダー59のピストンロツド60が第17
図に示すように伸張すると、保持部材57は第1
6図に示す位置から第17図に示す位置まで反時
計方向に揺動しスライダー5の胴体をスライダー
ストツパー56に押し当て、もつて同スライダー
5のスライダーストツパー56からの離脱を阻止
するようになつている。
第11図に示すように、ミシンテーブル13の
下方にはテーブル基部に互に平行な一対の水平ガ
イドレール61,61が架設されており、これら
ガイドレール対61,61に摺動可能に滑動部材
62が取付けられている。さらに、該テーブル基
部には一対の小径プーリー63,64と1つの大
径プーリー65が回転自在に設けられており、こ
れら3つのプーリー63,64,65には滑動部
材62に固着された無端ベルト66が掛け渡され
ている。2つの小径プーリー63,64は該ガイ
ドレール対61,61間に位置し同ガイドレール
対61,61沿つて離隔しており、一方大径プー
リー65は該ガイドレール対61,61の下方に
位置している。
また、テーブル基部には摺動自在に支持された
エアシリンダー67のピストンロツド69にはラ
ツク68が設けられ、このラツク68は該大径プ
ーリー65の軸上に同軸的に設けられたピニオン
70と噛み合つている。該エアシリンダー67か
らラツク68を形成したピストンロツド69が伸
張するのに呼応して該ピニオン70つまり大径プ
ーリー65が反時計方向に回転すると、滑動部材
62が該ガイドレール61,61に沿つて縫着ス
テーシヨン14から下流側つまり図面中左方に移
動する。逆に、エアシリンダー67のピストンロ
ツド69が収縮するのに呼応して時計方向に回転
すると、滑動部材62は該ガイドレール61,6
1に沿つて縫着ステーシヨン14から上流側つま
り図面中右方に移動する。
該スライダーストツパー56は、滑動部材62
に揺動自在に取付けられており、該滑動部材62
の往復動に呼応して、往復動することによつてス
ライダー5を一対のストリンガー4,4の長手方
向に引つ張つて隠しスライドフアスナー1を閉じ
る。その間スライドフアスナー1の両端部は後述
のように固定されている。
滑動部材62は、その下端から下方に延び水平
連結体72で互に連結された平行な一対のサポー
トロツド71,71を有している。該水平連結体
の中央部にはエアシリンダー73が揺動自在に取
付けられており、このエアシリンダー73のピス
トンロツド74は該スライダーストツパー56に
揺動自在取付けられている。第15図に示すよう
にピストンロツド74がエアシリンダー73に対
して収縮すると、スライダーストツパー56はミ
シンテーブル13の下方へ第16図に示す位置か
ら第15図に示す位置へ反時計方向に揺動し、も
つてグリツパー機構18の作動を妨げないように
縫製済製品を排出する。逆に、エアシリンダー7
3からピストンロツドが伸張すると、スライダー
ストツパー56は第15図に示す位置から第16
図と第17図に示す位置へ時計方向に揺動してミ
シンテーブル13の上面より突出する。そこでス
ライダー5がスライダーストツパー56に受け止
められ(第16図参照)、次いで保持部材57で
同スライダーストツパー56内に保持され(第1
7図参照)、しかる後に、スライダーストツパー
56の前進つまり下流側への移動が開始する。
該ガイドレール対61,61の上流側端近傍の
固定位置にはブレーキ75が取付けられていて、
縫製済製品49の前進移動を一時停止し、もつて
スライダー移動ユニツト21による穏しスライド
フアスナー1上のスライダー5の前進移動がしや
すくするようになつている。
該ブレーキ75は、第18A図と第18B図に
示すように、ガイドレール対61,61に固定さ
れたブラケツト76と、同ブラケツト76で支持
されたエアシリンダー77と、該エアシリンダー
77のピストンロツド78に固定された薄板状の
押え部材79(第20A図から第20G図参照)
とからなつている。該エアシリンダー77よりピ
ストンロツド78が伸張すると、押え部材79
は、第18A図に示す位置から矢印hの方向に第
18B図の位置まで上昇しスライドフアスナー1
の下端部を製品ガイド20の下面に押し付けるよ
うになつている。逆に、エアシリンダー77のピ
ストンロツド78が収縮すると、押え部材79は
下方位置(第18A図参照)まで復帰し縫製済製
品49の押し付けを解除する。
以上のように構成された装置で穏しスライドフ
アスナー1を一対の生地7,7に縫製する方法を
第19A図から第19F図並びに第20A図から
第20G図を参照して以下に説明する。
縫製作業を開始する前に、第19A図に示すよ
うに、まず一対の生地7,7を縫着ステーシヨン
14[第19A図から第19F図には2本のミシ
ン針11,11のみ示す]へ導入する一方、隠し
スライドフアスナー1をスライダー5で完全に開
くと共に一対のフアスナーストリンガー4,4を
スライドフアスナー1の下端部を除いて反転す。
その際フアスナーストリンガー4,4は互いにス
ライドフアスナー1の長手方向中心線を中心に対
称になるよう反転される。この反転された穏しス
ライドフアスナー1は、フアスナーストリンガー
対4,4をそれぞれ一対の生地7,7に重ね合し
た状態が縫着ステーシヨン14に導入される。
さらに詳しく述べると、一対の生地7,7を第
9図に示すようにミシンテーブル13の下流側の
ガイドロツド23,23それぞれの上方か一対の
水平ガイドプレート22,22それぞれとミシン
テーブル13の上面との間を経て縫着ステーシヨ
ン14へ導入される。一方、穏しスライドフアス
ナー1は、まず作業員の手で開かれ、こうして噛
合を解離された一対のフアスナーストリンガー
4,4をそれそぞれ反転させながら第9図に示す
ようにガイドプレート24に載置し、該フアスナ
ーストリンガー対4,4の先端部をそれぞれ一対
のエレメントガイド部25,25を経て縫着ステ
ーシヨン14へ、一対の生地7,7に重合して導
入される。
ここでスタートボタン(図示せず)を押すと、
ミシン押え9と2本のミシン針11,11が下降
して縫製作業が開始される。縫製作業が進むにつ
れて、各生地7,7の先端部と各フアスナースト
リンガー4の先端部は第19B図に示すように各
グリツパー29の上下両把持部材33,30間に
進出する。その際、縫着ステーシヨン14の適宜
位置に配設されたフオトセンサー(図示せず)に
よつて一対の生地7,7および一対のフアスナー
ストリンガー4,4からなる縫製済製品49先端
部を感知してその到着を検知するようになつてい
る。製品49の先端部が到着すると、該フオトセ
ンサーはエアシリンダー36に指令信号を送り、
そこでピストンロツド35が伸張し第20A図に
示すように各グリツパー29を作動して各生地
7,7と各フアスナーストリンガー4,4の重な
り合つた先端部を把持させる。該グリツパー対2
9,29は、ミシン15の送り歯(図示せず)で
縫製済製品49を移送する際の張力より小さい一
定の張力で同製品49を縫着ステーシヨン14か
ら下流側に引いて排出する。なお、この排出張力
の調整は、グリツパー機構18における滑動部材
41を索引するための駆動源としているサーボモ
ータ(図示せず)によつて自動的に行なわれる。
縫製作業が進んでグリツパー対29,29が製
品ガイド部20とスライダー移動ユニツト21の
存在している区域から離れると、第20B図と第
20C図に示したように、製品ガイド部20が下
降し、またスライダー移動ユニツト21のスライ
ダーストツパー56がミシンテーブル13の上面
に突出する。
縫製作業がさらに進んで隠しスライドフアスナ
ー1の端部に止まつているスライダー5がスライ
ダー5感知部26に達すると、該感知部26が上
方に揺動し、これに連係しているマイクロスイツ
チ27を作動して、マイクロスイツチ27はミシ
ン15に信号を送りバツクタツク(留縫い)を開
始させる。その後、ミシン糸が切断されると共に
ミシン押え9が上昇してミシン15は作動を停止
する。この時の縫製によつて形成された縫目12
は、第19C図に示すように、穏しスライドフア
スナー1の上端部からスライダー5が止まつてい
る下端部分の直前まで施され、該下端部分は一対
の生地7,7には縫い付けられず遊離した状態で
ある。
上述したように縫製作業が停止した後、縫製済
製品49は縫着ステーシヨン14から解放され、
グリツパー機構による排出作業が引続いて行なわ
れる。
排出作業が進んで穏しスライドフアスナー1の
スライダー5を含む下端部分が縫着ステーシヨン
14より離れると共に製品ガイド部20内に導入
される。やがて、穏しスライドフアスナー1のス
ライダー5が第20D図に示すようにスライダー
移動ユニツト21のスライダーストツパー56に
ぶつかり、これを適宜に配設されたフオトセンサ
ー(図示せず)によつて感知し、その信号をエア
シリンダー56(第16図と第17図参照)に送
り、もつてスライダー保持部材57を揺動させて
隠しスライドフアスナー1のスライダー5をスラ
イダーストツパー56に固定保持する。
該スライダーストツパー56にスライダー5が
収受されると同時に、グリツパー機構18の下流
側への移動が停止すると共に、ブレーキ25の作
動が開始して、第19D図に示すように縫製済製
品49は上端部がグリツパー対29,29によつ
て把持され、下端部がブレーキ75によつて押え
付けられ、もつて製品49の全長に一定の張力が
与えられる。
次いで、こうして縫製済製品49を不動状態に
保持したまま、第19E図と第20E図に示した
ようにスライダー移動ユニツト21をエアシリン
ダー67(第11図参照)の作動により排出方向
に摺動して隠しスライドフアスナー1のスライダ
ー5を一対のストリンガー4,4に沿つて移動し
スライドフアスナー1を途中まで閉じる。その際
スライダー5の摺動は、上述したように、一対の
フアスナーストリンガー4,4が一対の生地7,
7に縫い付けられている区域内の適宜位置まで行
なわれる。そこで、第20F図に示すように、ブ
レーキ75によるブレーキを掛けたまま、スライ
ダー5のスライダーストツパー56に対する固定
保持を解除すると共に、スライダーストツパー5
6をミシンテーブル13の下方に引つ込める。
しかる後に、第19F図と第20G図に示すよ
うに、ブレーキ75によるブレーキが解除すると
共に、グリツパー機構18による縫製済製品49
の排出作業が引続いて行なわれる。詳述すると、
グリツパー機構18の滑動部材41の触子48が
マイクロスイツチ47にぶつかると、該マイクロ
スイツチ47からサーボモーター(図示せず)に
信号が送られベルト44の駆動が停止し、もつて
グリツパー機構18による製品49の排出索引が
終了する。次いで滑動部材41の下方に軸支した
連結体31が下方に施回し、その間スタツカー1
9は第13図に示すようにエアシリンダー52の
作動により、ミシンテーブル13の下方の基部の
下流側に揺動する。そこでグリツパー対29,2
9が開いて製品49を離してスタツカー19の水
平パイプ50上へ落下する。そしてスタツカー1
9は元の上流側位置へ揺動復帰する。また、スラ
イダー移動ユニツト21は、ミシンテーブル13
の下方に引つこんだまま縫着ステーシヨン14の
方に復帰し、製品ガイド部20は上昇位置へ復帰
する。この状態で縫製製品は、次の一対の生地
7,7と隠しスライドフアスナー1の縫製作業サ
イクルを開始できる。
以上の縫製作業で得られた隠しスライドフアス
ナー1と一対の生地7,7とを縫い付けた製品4
9は第21図と第22図に示したような形態とな
る。こうして得られた製品は、手でスライダー5
を一対のフアスナーストリンガー4,4に沿つて
上端部つまり上止具の方に円滑に摺動でき、第2
3図に示すように完全な最終製品となる。このス
ライダー5の摺動の際一対のフアスナーストリン
ガー4,4は穏しスライドフアスナー1の長手方
向中心線を中心に対称に徐々に反転される。
以上述べた本発明の縫製方法で得られた製品
は、スライダーがフアスナーストリンガーと生地
が縫い付けられた区域に存在しているので、スラ
イダーを手で摺動するだけで一対のフアスナース
トリンガーを円滑にしかも迅速に噛合できる。従
つて、本発明の縫製方法は、多数の穏しスライド
フアスナーを多数の生地対に連続して縫製し、縫
製済製品を一時蓄積し、しかる後仕上ステーシヨ
ンに順次送り、そこでスライダーを手で摺動する
ことによつて各穏しスライドフアスナーの一対の
フアスナーストリンガーを完全に噛合する場合に
特に有用である。
また、本発明の縫製装置によれば、特にスライ
ダー移動ユニツトがミシンテーブルの上面下に引
つ込みグリツパー機構の作動を妨げないようにな
つているので、縫着作業および製品排出作業に何
等支障を与えることなく、複数の隠しスライドフ
アスナーと複数の生地対を連続して縫製すること
ができ、従つて生産性を向上させることができ
る。
以上の実施例では穏しスライドフアスナーを縫
製する場合を挙げたが、本発明はその他の穏しタ
イプでないスライドフアスナーを縫製する場合に
も適用できる。第24A図から第24D図および
第25図にはその例が示されており、この場合に
は、まずフアスナーエレメント列3′,3′が生地
7′,7′に面して下向きになるように一対のフア
スナーストリンガー4′,4′をセツトしておい
て、一対のフアスナーテープ2′,2′と生地対
7′,7′を縫目12′,12′がそれぞれのフアス
ナーエレメント列3′,3′から離れた所を通るよ
うに縫製すると、第24D図と第24E図に示す
ように生地対の対向縁が互に離れ、その間からフ
アスナーエレメント列3′,3′とフアスナーテー
プ2′,2′が露出した製品を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は隠しスライドフアスナーの一部を示す
斜視図、第2図は第1図の−線に沿う横断面
図、第3図は隠しスライドフアスナーの一対のフ
アスナーストリンガーを一対の生地にそれぞれ縫
着する状態を示す横断面図、第4図は生地に隠し
スライドフアスナーを縫製した最終的な製品を示
す横断面図、第5図は一対のフアスナーストリン
ガーが生地に縫い付けられた直後の状態を示す斜
視図、第6図は第5図の状態からスライダーを上
端側に摺動した最終的な製品を示す横断面図、第
7図は一対の生地それぞれに縫着した一対のスト
リンガーが互に非対称に捻転している状態の(従
来技術によつて得た)製品の一部を示す斜視図、
第8図は、第7図においてスライダーを上端側に
摺動した状態を示す斜視図、第9図は本発明によ
る縫製装置の前から見た要部斜視図、第10図は
第9図の縫製装置を後から見た要部斜視図、第1
1図は本発明の縫製装置の一部を示す側面図であ
つて、特にスライダー移動ユニツトを示す、第1
2図は第11図の縫製装置の緒小側面図、第13
図は第12図と同様の側面図であつて、グリツパ
ー機構とスタツカーの作業状態を示す、第14図
はスライダー移動ユニツトを省略して示す拡大斜
視図、第15図から第17図は第4図のスライダ
ー移動ユニツトの作動を段階的に示す側面図、第
18A図と第18B図はブレーキの作動を示す断
面図、第19A図から第19F図は隠しスライド
フアスナーの平面図であつて、本発明の縫製方法
を段階的に示す、第20A図から第20G図は第
19Aから第19F図に対応する側面図であつ
て、本発明の縫製装置の作動を段階的に示す、第
21図は本発明によつて縫製された製品の部分平
面図であつて、一対のフアスナーストリンガーが
途中まで噛合している状態を示す、第22図は第
21図の斜視図、第23図は第21図と同様の部
分平面図であつて、一対のフアスナーストリンガ
ーが完全に噛合している状態を示す、第24A図
から第24D図は隠しタイプでないスライドフア
スナーの平面図であつて、本発明の縫製方法を段
階的に示す、第25図は第24D図の−
線に沿う断面図。 1…スライドフアスナー、2…フアスナーテー
プ、3…フアスナーエレメント、4…フアスナー
ストリンガー、5…スライダー、7…生地、11
…ミシン針、13…ミシンテーブル、14…縫着
ステーシヨン、15…ミシン、16…第1ガイド
または生地ガイド、17…第2ガイドあるいはス
ライドフアスナーガイド、18…グリツパー機
構、21…スライダー移動ユニツト、29…グリ
ツパー、75…ブレーキ手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方において一対の生地7,7を縫着ステー
    シヨン14に給送し、他方においてスライダー5
    とスライドフアスナー1の下端まで動かすことに
    よつて噛合解離した一対のフアスナーストリンガ
    ー4,4を、スライドフアスナー1の長手方向中
    心線を中心に対称に反転しながら前記一対の生地
    7,7に夫々重合した状態でスライドフアスナー
    1の上端側から前記縫着ステーシヨン14に給送
    し、一対の生地7,7夫々に一対のフアスナース
    トリンガー4,4夫々を縫着する、スライドフア
    スナーを生地に縫製する方法において、前記縫着
    ステーシヨン14で一対の生地7,7夫々に一対
    のフアスナーストリンガー4,4夫々を縫着する
    際に、スライドフアスナー1の下端が前記縫着ス
    テーシヨン14に近付いた時に縫着を停止し、次
    いで、スライダー5をスライドフアスナー1の下
    端側から一対のフアスナーストリンガー4,4
    夫々が一対の生地7,7に縫着された部分まで移
    動して一対のフアスナーストリンガー4,4を少
    なくとも部分的に噛合させることでスライドフア
    スナー1に噛合部分を形成し、このスライドフア
    スナー1を一対の生地7,7に縫着した状態で排
    出することを特徴とするスライドフアスナーを生
    地に縫製する方法。 2 2本針11,11のミシン15よりなる縫着
    ステーシヨン14と、この縫着ステーシヨン14
    の上流側に配置され一対の生地7,7を幅方向に
    互いに離隔した状態で前記縫着ステーシヨン14
    に案内する第1ガイド16と、スライダー5をス
    ライドフアスナー1の下端まで動かすことによつ
    て噛合解離した一対のフアスナーストリンガー
    4,4を、スライドフアスナー1の長手方向中心
    線を中心に対称に反転せしめて前記縫着ステーシ
    ヨン14まで案内する如く前記第1ガイド16の
    上方に配置された第2ガイド17と、前記縫着ス
    テーシヨン14で一対の生地7,7夫々に一対の
    フアスナーストリンガー4,4夫々を縫着したス
    ライドフアスナー1の先端部を把持して当該縫着
    ステーシヨン14から下流側に引出すよう同縫着
    ステーシヨン14の下流側に配置され略水平な第
    1通路に沿つて往復移動するグリツパー機構18
    とを備えたスライドフアスナーを生地に縫製する
    装置において、 前記縫着ステーシヨン14で一対の生地7,7
    夫々と一対のフアスナーストリンガー4,4夫々
    の縫着が終了した際に、前記スライダー5をスラ
    イドフアスナー1の下端から一対のフアスナース
    トリンガー4,4が一対の生地7,7に縫着され
    た部分まで移動させるべく前記縫着ステーシヨン
    14の下流側に位置して前記第1通路に平行な第
    2通路に沿つて往復移動し、かつ前記スライドフ
    アスナー1を縫着した生地7,7が前記第1通路
    に沿つて移動するのを妨げないよう前記第2通路
    から離れる方向へ移動可能に構成したスライダー
    移動ユニツト21を付設したことを特徴とするス
    ライドフアスナーを生地に縫製する装置。 3 前記スライダー移動ユニツト21による前記
    スライダー5の移動前にスライドフアスナー1の
    下端近傍を押し付けるブレーキ手段75を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の装
    置。 4 前記グリツパー機構18が、前記ストリンガ
    ー対4,4を夫々掴むべく互いに横方向に離隔し
    た一対のグリツパー29,29を有すること、さ
    らに前記グリツパー対29,29が前記第1通路
    に沿つて長手方向に移動する間前記スライダー移
    動ユニツト21が、前記グリツパー手段対を含む
    平面に対して選択的に出没可能であることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項と第3項のいずれか
    1項記載の装置。 5 前記グリツパー機構18が前記スライダー移
    動ユニツト21の最上流位置の下流側まで移動し
    た後前記スライダー移動ユニツト21が前記第1
    通路内へ突出することを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の装置。 6 前記水平第1通路の下流端近傍において、前
    記グリツパー機構18が前記第1通路から離れる
    ように揺動することを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の装置。
JP61028716A 1985-03-06 1986-02-12 スライドフアスナーを生地に縫製する方法及び装置 Granted JPS61203992A (ja)

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US06/708,727 US4593635A (en) 1985-03-06 1985-03-06 Method and apparatus for sewing a slide fastener to fabric pieces

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JPS61203992A JPS61203992A (ja) 1986-09-09
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