JPS6365719B2 - - Google Patents

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JPS6365719B2
JPS6365719B2 JP61044298A JP4429886A JPS6365719B2 JP S6365719 B2 JPS6365719 B2 JP S6365719B2 JP 61044298 A JP61044298 A JP 61044298A JP 4429886 A JP4429886 A JP 4429886A JP S6365719 B2 JPS6365719 B2 JP S6365719B2
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JP
Japan
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fur
drive
slider
dividing
compressed air
Prior art date
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Application number
JP61044298A
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English (en)
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JPS61247800A (ja
Inventor
Deiitoritsuhi Heruberuto
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Pfaff Industriemaschinen GmbH
Original Assignee
Pfaff Industriemaschinen GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Pfaff Industriemaschinen GmbH filed Critical Pfaff Industriemaschinen GmbH
Publication of JPS61247800A publication Critical patent/JPS61247800A/ja
Publication of JPS6365719B2 publication Critical patent/JPS6365719B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14BMECHANICAL TREATMENT OR PROCESSING OF SKINS, HIDES OR LEATHER IN GENERAL; PELT-SHEARING MACHINES; INTESTINE-SPLITTING MACHINES
    • C14B15/00Mechanical treatment of furs
    • C14B15/10Cutting furs; Making fur plates or strips

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は特許請求の範囲第1項の上部概念記載
の毛皮処理装置に関するものである。
〔従来技術〕
上記の種類の装置は例えば特公昭60−14080号
公報により公知のものである。巾広く短い毛皮を
細長い毛皮に改造する毛皮処理の場合に毛皮は分
割装置を用いて毛皮の縁に対して斜めの線で分け
られそして引き続いて2つの部分に切り離され
る。それからいわゆる引き離しがなされ、その際
一方の毛皮部分が他の毛皮部分に対して切り離し
た線に沿つて横方向にずらされる。それから毛皮
部分は再び縫合わされ、それから毛皮は次の切断
を実施するため切断方向に対して交叉する方向に
移動させられる。この作業過程は、毛皮全体の改
造処理が終るまで繰り返される。
毛皮の改造処理の過程の間、毛皮はヤツトコの
顎の様に協働しそして縦方向に相互に動くことが
可能な2つの締め付け顎によつて保持されてい
る。縫付けが終わると毛皮は、縫目の立ち上がつ
たところを掴み装置に捉えられそして次の改造処
理作業のため作業台の甲板上で分割装置に交叉す
る方向、即ち縫目に交叉する方向に移動させられ
る。それから戻し運動が行なわれる。即ち掴み装
置が毛皮を切断線に平行に動かし、その都度の毛
皮の縫目の始まりの点とミシンとの距離を一定に
する。
完全な仕上がりに対する重要な前提は、完成さ
れた毛皮において総ての縫目が互いに平行に走行
していることである。このことは毛皮の改造処理
の過程の間、毛皮の縁と分割装置又は掴み装置と
の間の角度が変化してはならないことが前提にな
つている。このため従来、毛皮の後端にクランプ
および結合紐を介して重鍾が掛けられていた。結
合紐は並列に配置された多数のピンのそれぞれ2
つの間を導かれており、このようにして紐は毛皮
の中心線にほぼ平行になつており、従つて毛皮に
は縦方向に向けられた張力が加えらている。
一つの毛皮を加工している間に、場合によつて
は何回も別のピンの間に紐を掛け直すことによつ
て結合紐の角度を補正してやらなければならない
ことが判つた。その理由は毛皮は背と腹の部分で
厚さが違うことおよび汗線の分布が一様でないた
め部分的に異なる伸びを示しそして斯くして加工
中に変形してくるからである。
〔目的〕
特許請求の範囲第1項に記載した発明の目的
は、毛皮が加工の途中で変形することも分割装置
に対する角度が変化することもない様に保証され
ている装置を創成することである。
〔構成、作用及び効果〕
本発明は、上記の目的を1つ又は複数個の毛皮
の端部を保持する保持装置を有し、該保持装置は
クロススライド状に可動な担持体を有し、該担持
体は連結及び連結解除可能な駆動装置を介して前
記掴み装置と連結され、且つ該担持体に対して前
記分割装置の長手軸線に対して横に移動可能な毛
皮クランプを有し、該毛皮クランプが分割装置の
垂直方向に行われる運動に応じて駆動装置により
交互に前方に、そして縫目ロスによる毛皮の短縮
を考慮した量だけ後方に可動であることを特徴と
する装置により達成した。
その都度毛皮を掴んでいる加工および移動装置
の運動に遅れずにそして運動の方向と移動の量に
本質的に合致している保持装置の強制的に行われ
る駆動運動によつて、保持装置に保持された毛皮
の部分は加工および移動装置に掴まえられている
毛皮の部分に追従し、従つてこれらの2つの毛皮
部分の運動の間にはいつでも何等の遅延が生ずる
ことはない。
特許請求の範囲第3項は、保持装置の特に簡単
な構造を示すものであり、この際クロススライド
状に可動の担持体の駆動は、掴み装置の移動装置
から取り出されそして毛皮を掴むクランプは、一
方ではクロススライドの第一の摺動子に付設され
た駆動装置により、そして他方ではこれと同様に
第二の摺動子に付設された駆動装置によつて動か
される。第二の摺動子に付設された駆動装置が階
段式スイツチ装置として形成され、この装置のス
テツプの大きさが縫目による縮みに該当している
時、第一の摺動子に付設された駆動装置は簡単な
逆転可能な駆動装置として形成され、この駆動装
置の移動量は両方向に於いて等しい。縫目による
縮みというのは高く持ち上げられた縁を縫付ける
時に避けることができない毛皮部分の寸法の縮み
である。
特許請求の範囲第4項に記載した装置によつて
クランプの運動は、毛皮の相異なる厚さによる伸
びの量の相異なる値と縫目による短縮の値に適合
させられる。
特許請求の範囲第5項に記載した装置は、この
駆動装置が分割装置および掴み装置の駆動と時間
的な関連において一緒に操作されるので特に簡単
に操作される構造を示すものである。
〔実施例〕
本発明は添付図に示された実施例により説明さ
れる。
本発明の装置の主要部分の構造は、西ドイツ国
特許第3113836号公報に示されそして記載されて
いる装置と同じものである。台枠1の上には前方
の支え板2と後方の支え板3とが配置されてい
る。これらの2枚の支え板2,3はスリツト4に
よつて互いに分離されている。上下駆動装置5に
よつて(第1図では1つの圧縮空気シリンダーの
みが示されている)上下に動くことが可能な担持
体6には、スリツト4の内部を長手方向に移動多
能な分割装置7が支承されており、該分割装置
は、鎖8を介して、担持体6に結合されている制
動モーター9と駆動結合している。分割装置はそ
れの前方の端に、該分割装置に平行な、櫛状の毛
皮分離部材10を担持している。分割装置7に
は、これに対して平行に延在している長い押え棒
11が付設されており、この押え棒は、図に示さ
れていない装置によつて、第1図に示されている
スリツト4に対して横方向に移動させられそして
持ち上げられている位置から、分割装置7の上方
に動かされそれと同時に下方に降されることが可
能になつている。
台枠1には案内棒12が旋回可能に支承されて
おり、この案内棒は、詳細な説明は省略するが、
台枠1に配置されている圧縮空気シリンダー13
によつて上下に旋回可能になつている。案内棒1
2上には円盤状の切断刃14を備えた切断装置1
5が滑動可能なごとく支承されている。切断装置
15には歯付きベルト16が結び付けられ、この
ベルトはモータ17によつて駆動されている。
矢印Aで示されている毛皮Fの送り方向とに関
して、この装置は前方の締め付け顎20と後方の
締め付け顎21とを有している。この2つの締め
付け顎20,21は、図示されていない装置によ
つて、前記した公報に記載されている、対応する
締め付け顎と同様に、水平面内で、分割装置7の
長手方向に対して交叉する方向に前後に動くこと
が可能になつている。後方の締め付け顎21はさ
らに、前同様に図示されていない装置によつて、
水平面内において、分割装置7の長手方向に平行
に移動可能になつている。
毛皮部分を縫合わせるために使用されるミシン
22(第1図)は水平面内で往復運動する針23
を持つている。ミシン22は、水平面内において
分割装置7に対して平行に延在している案内棒2
4とこれに平行なセレーシヨン軸25上を移動可
能なごとく支承されている。セレーシヨン軸25
はチエーン伝動装置26を介してブレーキモータ
ー27と結合されそして内側に歯を備えた連行歯
車28を介してミシン22の図示されていない機
構を駆動する。案内棒24とセレーシヨン軸25
とは2つの往復台29に配置され、これらの往復
台は台枠1に支承されそして分割装置7に交叉す
る方向に動くことが可能になつている。往復台2
9は強固な棒30によつて相互に結合されそして
この棒と共に1つの枠31を形成している。この
枠31を動かすため駆動装置32が用いられ、こ
の装置は圧縮空気シリンダー33を有している。
枠31上にはステツプモーター34が固定され、
このモーターは駆動輪35を介して歯付ベルト3
6を駆動する。この歯付ベルト36は、枠31に
支承された方向変換輪37のまわりを延在しそし
てミシン22に固く結び付けられている。
毛皮を移動させるため掴み装置38を備えた送
り装置39が用いられ、この送り装置は前記の公
報に記載の送り装置と同様に構成されている。送
り装置39は担持体40を有し、この担持体は案
内棒41により、台枠1の長手方向の支え43の
軸承筒42の中で移動可能に支承されている。長
手方向の支え43には圧縮空気シリンダー44が
固定され、このシリンダーのピストンロツドは担
持体40と固く結合している。さらに長手方向の
支え43には2つの圧縮空気シリンダー45が固
定され、このシリンダーのピストンロツドはそれ
ぞれ衝当て板46を担持している。
担持体40に固定されているアングルブラケツ
ト47には直列に接合されそれぞれ別に駆動可能
になつている2つの圧縮空気シリンダーから成る
駆動装置48が配置されており、この駆動装置は
レバー棒49を介して垂直に移動可能に支承され
ている案内板50と結合している。案内板50に
は、分割装置7に平行に移動可能な滑動子51が
配置されている。滑動子51を駆動するための駆
動装置52が用いられ、この装置は直列に結合さ
れ、それぞれ別に制御可能な2つの圧縮空気シリ
ンダーから成り立つている。滑動子51には締め
付けおよび開放位置に動かされる締め付け顎38
が配置されている。
本発明の毛皮保持装置60は担持体61を有
し、この担持体は、分割装置7に平行に延長して
いる案内管62上で移動可能なごとく支承されて
いる。
案内管62は、2つの滑り管63を介して2本
の案内棒64上で移動可能なごとく支承され、こ
れらの案内棒は、水平面内にあつて、分割装置7
の長手軸に交叉する方向に延びている。2つの滑
り管63はそれぞれ1つの連結棒65とそれぞれ
1つのクランク66を介して1つの共通な軸67
に結合されている。滑り管63の1つには曲げら
れた棒68が取り付けられ、この棒の自由端は1
つのフオーク69の中に侵入し、このフオークは
1つの棒70に形成されている。棒70は棒状の
突出部71に配置され、この突出部は担持板40
の側方に取り付けられている。フオーク69には
圧縮空気シリンダー72が固定され、このシリン
ダーのピストンロツドは、シリンダーが作動させ
られる時、棒68の端を棒70の端に向かつて押
し付けそしてこの様にして力拘束的に(例えば摩
擦的に)連行結合が形成される。構成要素68か
ら72は案内管62およびその上に配置された担
持体61のための駆動装置73を形成している。
滑り管63の1つには一方向にのみ作動する圧縮
空気シリンダー74が配置され、このピストンロ
ツドはシリンダーが作動する時、案内棒64に向
かつて押し付けられそしてそのことによつて滑り
管63と案内管62の位置が拘束される。
滑動子51には側方に突出しているラツク75
が固定されている、このラツク75と小歯車76
とが噛み合い、この小歯車はスプライン軸77上
に固定されている。小歯車76およびスプライン
軸77は、分割装置7に対して交叉する方向に向
かつて行われる送り装置39の移動運動に追従す
る様に配置されている。スプライン軸77はこれ
に適合するスプライン筒78の中で移動可能なご
とく配設され、スプライン筒は制御可能な磁気連
結装置79の1つの連結側に結合している。磁気
連結装置79の他の連結側は1つのスプライン筒
80に結合され、この連結筒の中には1つのスプ
ライン軸81が移動可能なごとく配置されてい
る。このスプライン軸81の自由端には1つの小
歯車82が固定されており、この小歯車は案内管
62に配置された保持装置によつて、案内管62
に軸方向において保持されており、従つて案内管
の動きに連行される。小歯車82は歯付きベルト
83と噛み合い、このベルトは案内管62の両端
に配置された方向変換車84を介して導かれ、そ
の際歯付きベルト83の上方に位置する部分は案
内管62の上面に位置しそして下方に位置する部
分は案内管62の内部を走行する。歯付きベルト
83は担持体61に結び付けられている。構成要
素75から84までは担持体61の駆動装置85
を形成している。担持体61の突出部86には一
方向にのみ作動する圧縮空気シリンダー87が固
定され、このシリンダーのピストンロツドはシリ
ンダーが作動する時案内管92に向かつて押し付
けられそしてそのことによつて担持体61の位置
が確保される。
担持体61には、分割装置7の長手軸に対して
交叉する方向に移動可能な摺動子88が配置され
ている。摺動子88は支え板2の上に載せられる
平らな板89を担持している。摺動子88にはア
ングルレバー90が旋回可能に支承され、このレ
バーは幅のある押さえ枠91を担持しそして、摺
動子88に配置された圧縮空気シリンダー92の
ピストンロツドと結合している。摺動子88には
上方に突出している衝当て片93が形成されてお
り、この衝当て片は1つの環94を持つている。
担持体61には案内管62の上方に、摺動子8
8に平行に配置されている摺動子95が支承され
ており、この摺動子は下方に向かつて突出してい
る突出部96を担持している。摺動子95の前方
の端には1つのレバー97が旋回可能に支承され
ており、このレバーはそれの自由端にローラー9
8を担持している。突出部96には、貫通してい
る切り欠き部分99を通して担持体61の中に挿
入されている圧縮空気シリンダー100が配置さ
れ、このピストンロツド101は叉状になつた先
端部分102を介してレバー97に枢着されてい
る。レバー97に長孔103を形成することによ
つてピストンロツドの枢着点が調節可能になつて
いる。第3図に示されている様に、ピストンロツ
ド101上には位置決めリング104が取り付け
られており、このためピストン105は比較的短
い行程を動くことが可能になつている。一方の端
が突出部96の自由端に配置されそして他の端が
環94に掛けられている引つ張ばね106は、ロ
ーラー98をいつも衝当て片93に接触させてい
る。構成要素97から106までは、摺動子88
および板89と押え枠91によつて構成された毛
皮クランプ108の駆動装置107を形成してい
る。
摺動子95の上側の一部分はラツク109とし
て形成されている。このラツク109と小歯車1
10とが噛み合い、この小歯車はそれに結合して
いる逆転阻止装置111と共に叉状になつた旋回
腕112に支承されている。この旋回腕112
は、担持体61の2つの切り欠き部分113の中
でピン114上で旋回可能に支承されそして切り
欠き部分113の水平な面115に支えられてい
る。変形することが可能な板116が旋回腕11
2を、第2および3図に示した作動位置に保持し
ている。逆転阻止装置111にはクランク117
が取り付けられている。クランク117には圧縮
空気シリンダー118のピストンロツドが枢着さ
れ、このシリンダーはピン119により担持体6
1の2つの突出部120の間に旋回可能に支承さ
れている。旋回腕112の曲げられた端部には位
置決めねじ122が配置され、このねじは、クラ
ンク117の調節可能な衝当てになつておりそし
てこの様にして圧縮空気シリンダー118の行程
が限定される。構成要素110から122までは
摺動子95の駆動装置123を形成している。
この装置は次ぎの様に作動する。
改造処理される毛皮Fは毛の有る側を下向きに
して支え板2,3の上に載せられその際毛皮下
の、待機しているミシン22に面した長手線L
(第11図は切断角αとして示す鋭角で切断装置
15の切断線Sに交叉している。それから毛皮F
の後方の端が開かれた毛皮クランプ108に差し
込まれそしてこのクランプは圧縮空気シリンダー
92を作動させることによつて閉じられる。次に
押え棒11が毛皮Fの上に降ろされそして櫛状の
毛皮分離部材10を有する分割装置7がブレーキ
モーター9によつて第1図に示された静止位置か
ら作動位置に移されそして毛皮Fの毛を分ける過
程が実施される。毛皮分割過程の間、毛皮分離部
材10と分割装置7とが接触している毛皮部分は
出発位置に留まつている。この時間の間案内管6
2および担持体61はクランプとして働く圧縮空
気シリンダー74および87によつてそれらの出
発位置に拘留されておりそして駆動装置107,
123は作動させられていない、従つて毛皮クラ
ンプもそれの出発位置に留まつている。
分割装置7が毛を分ける過程において分け目の
底に達したとき、この分割装置は上下駆動装置5
によつて締め付け顎20,21の高さまで持ち上
げられ(第6図)、その際毛皮Fには一つの折り
目が形成される。折り目が形成される時、分割装
置7の前後に位置する毛皮の部分はcで示された
量だけ分割装置7に向かつて移動させられる。毛
皮部分のこの水平方向の運動は毛皮を引き出す運
動と呼ばれている。上下駆動装置5の圧縮空気シ
リンダーを作動させると同時に、図示されていな
いが、圧縮空気シリンダー100が同じ制御部材
によつて抑制され、斯くしてこのシリンダーはレ
バー97を旋回させる。レバー97の旋回運動は
ローラー98を介して衝当て片93に伝達され、
そのことにより摺動子88は、毛皮クランプ10
8と共に分割装置7の方向に移動させられる。圧
縮空気シリンダー100の行程および叉状になつ
た頭部102の枢着点の位置は、毛皮クランプ1
08の移動量が第6図にcで示した毛皮を引き出
す運動の量に等しくなる様に選ばれている。
分割装置7の上方への運動が終わつた後で、2
つの締め付け顎20,21は互いに締め付ける方
向に動かされ、そのことによつて締め付け顎は毛
皮Fをそれらの間と分割装置との間に固く締め付
ける。続いて毛皮Fは切断装置15によつて切断
される。切断の後で後方の顎21を移動させるこ
とによつて、2つの毛皮部分にいわゆる引き離し
が行われそして分割装置7は再び支え板2,3の
下に沈下させられる。次に2つの毛皮部分はミシ
ン22を用いて再び縫い合わされる。縫目Nは高
く持ち上げられ互いに隣接している切断縁に形成
され、そこには縫目の盛り上がり部Rが形成され
ているから、縫目による縮みと呼ばれる毛皮の短
縮が発生する。毛皮の短縮の量dは一般に2mmぐ
らいである。しかし毛皮の厚みによつて変化可能
である。
毛皮部分を縫合わせた後で掴み装置38が、圧
縮空気シリンダー44並びに駆動装置48により
縫目の盛り上がり部Rの処に移動させられる。掴
み装置38が分割装置7に交叉する方向に動く間
に、棒70は棒68に対して移動するが、この際
連行することはない。従つて掴み装置38が移動
する時担持体61は出発位置に留まつている。こ
れに反して、掴み装置38が沈下させられている
間に、図示されていないが、同じ制御部材によつ
て、シリンダー118が付勢される。その結果、
クランク117が位置決めねじ122に突き当る
まで旋回させられる。クランク117の旋回運動
は、逆転阻止装置11を介して小歯車110に伝
達され、この小歯車はそれから摺動子95を縫目
による縮みに等しい量dだけ分割装置7の方向に
移動させる。摺動子95の移動運動は、位置決め
リング104によつて圧縮空気シリンダー100
の容器に支えられているレバー97を介して摺動
子88に伝達され、そのことにより、この摺動子
はそれの駆動装置107および毛皮クランプ10
8と共に等しい量だけそして等しい方向に移動さ
せられる(第8図)。
圧縮空気シリンダー118は再び直ちに逆方向
に作動させられそしてこの様にしてクランク11
7はそれの出発位置に戻される。クランク117
の戻り運動の際逆転阻止装置111が空転し、斯
くして摺動子95,88および毛皮クランプ10
8はそれらが移動した位置に留まつている。
掴み装置38が縫目の盛り上がり部Rを掴まえ
ると直ちに、掴み装置38はもう一度、駆動装置
48をさらに作動させることによつて、分割装置
7によつて形成された折り目が無くなるまで沈下
させられる。掴み装置38が沈下する時に無くな
る2つの折り目部分F1,F2のうちの後方の部
分F2は、ドイツ国特許出願P3409943.3号に記載
された移動装置によつて送り方向A(第1図)に
引つ張られる。前方の折り目部分F1はこれに反
して、毛皮クランプ108を引き戻すためには、
掴み装置38の第二の沈下運動を実施するための
図示されていない制御部材によつて圧縮空気シリ
ンダー100が逆転させられる、即ちシリンダー
はレバー97を担持体61の方向に引き戻す。こ
の際引つ張りばね106は衝当て片93をローラ
ー98に接触させており、そのことにより毛皮ク
ランプ108は再び引き戻されそしてその引き戻
す量はcに等しい量になつている(第9図)。
次に圧縮空気シリンダー44が逆方向に作動さ
せられ、そのことによつてこのシリンダーは掴み
装置38を分割装置7から遠ざかる方向に、担持
板40の衝当て板46に突き当たるまで動かす。
閉じられた掴み装置38がこの様な運動をする
際、毛皮Fは分割装置7の長手軸に交叉する方向
に、従つて縫目Nに交叉する方向に移動させられ
る(第10図)。衝当て板46の位置は掴み装置
38の横方向の運動の量、従つてまた毛皮F又は
縫目の間隔aを定める(第10,11図)。
圧縮空気シリンダー44と同時に圧縮空気シリ
ンダー72も作動させられ、そのことによりシリ
ンダー72は2つの棒68,70の間の力拘束的
結合を作成する。この様にして掴み装置38の横
方向の移動は、棒68,70を介して案内管62
およびそれに従つて担持体61と毛皮クランプ1
08に伝達され、そのことにより担持体と毛皮ク
ランプとは間隔aに等しい量だけ分割装置7の方
向に移動させられ或いは掴み装置38と共に連行
される(第10図)。
掴み装置38の横方向の運動が終わつた後で滑
動子51および掴み装置38も駆動装置52によ
り、bで示された量だけ戻し運動を実施するため
(第11図)分割装置7の長手軸に平行に移動さ
せられる。磁気連結装置76が前以て連結されて
いることにより滑動子51の移動運動はラツク7
5および駆動装置85を介して担持体61に伝達
され、そのことにより毛皮クランプ108はbで
示された量だけ掴み装置38と同時に連行され
る。
戻し運動が行われた後で毛皮の改造処理の過程
は終了する。クランプとして作動する圧縮空気シ
リンダー74および87が作動させられ、そのこ
とにより担持体61の位置が拘束される。さらに
磁気連結装置79が開放されそして圧縮空気シリ
ンダー72の空気を抜くことにより、棒68,7
0の間の連行結合も解除される。それから次の改
造処理の過程が実施可能になる。
毛皮全体の改造処理されたあとで旋回腕112
の保持が解除されそして圧縮空気シリンダー7
4,87の空気が排除され、そのことにより案内
管92と担持体61、摺動子95従つてまた毛皮
クランプ108がそれらの出発位置に戻ることが
可能である。
多数の毛皮Fを同時に加工するため、毛皮クラ
ンプ108をそれに応じて幅を広げてやるか或い
は相互に結合された担持体と毛皮クランプを用意
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は毛皮の改造処理装置の平面図、第2図
は担持体および保持装置の摺動子の正面図、第3
図は担持体と保持装置の摺動子の側面図、第4図
は担持体と保持装置の摺動子の背面図、第5から
10図は引き続いて行われる作業の原理図、第1
1図は毛皮の移動運動の2,3を示す図である。 5……上下駆動装置、7……分割装置、38…
…掴み装置、39……送り装置、48……駆動装
置、60……毛皮保持装置、61……担持体、6
2……案内管、64……案内棒、73,85……
駆動装置、88,95……摺動子、100……圧
縮空気シリンダー、107,123……駆動装
置、108……毛皮クランプ、118……圧縮空
気シリンダー、a……縫目の間隔、b……戻し運
動の量、c……毛皮を引き出す運動の量、d……
毛皮の縮みの量、F……毛皮、R……縫目の盛り
上がり部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支え板の上方でヤツトコの様に協働し、長手
    方向において互いに相対的に動くことが可能な2
    つの締め付け顎と、これらの顎の間に配置され分
    離部材と切断装置とを有し、長手方向に移動可能
    で且つ上下に動くことが可能な分割装置と、ミシ
    ンと、駆動装置により上下動可能でありかつ水平
    面内で分割装置に対し、平行及び横に移動可能な
    掴み装置とを有する毛皮処理装置において、 1つ又は複数個の毛皮Fの端部を保持する保持
    装置60を有し、該保持装置はクロススライド状
    に可動な担持体61を有し、該担持体は連結及び
    連結解除可能な駆動装置73,85を介して前記
    掴み装置38と連結され、且つ該担持体61に対
    して前記分割装置71の長手軸線に対して横に移
    動可能な毛皮クランプ108を有し、該毛皮クラ
    ンプが分割装置7の垂直方向に行われる運動に応
    じて駆動装置107,123により交互に前方
    に、そして縫目ロスによる毛皮の短縮を考慮した
    量だけ後方に可動であることを特徴とする装置。 2 保持装置60は分割装置7が持ち上げられる
    時、駆動装置73,85,107,123によつ
    て分割装置7に向かつて長手軸に交叉する方向に
    向かう第一のステツプを踏み出し、そのステツプ
    の大きさは分割装置7が毛皮を引き出す運動の
    量・cに等しいことと、縫目の盛り上がり部Rが
    掴み装置38によつて捉えられた後で沈下する第
    二の、第一のステツプと反対向きのステツプの大
    きさは毛皮を引き出す運動の量から毛皮の縮みの
    量dを差し引いた大きさcになつていることと、
    分割装置7に向かつてそれの長手軸に交叉する方
    向に動く掴み装置38の第三のステツプでは、ス
    テツプの大きさは縫目の間隔aになつていること
    と、および掴み装置38が、第四のステツプとし
    て、分割装置7の長手軸に平行な戻し運動をする
    時にはこのステツプの大きさは戻し運動の量bに
    なつていることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項記載の装置。 3 保持装置60の担持体61に支持され分割装
    置7の長手軸線に対し交叉して可動なる第一の摺
    動子88の上に毛皮クランプ108が配置される
    ことと、該毛皮クランプの駆動に作用し、その送
    り方向が逆転可能な駆動装置107が第一の摺動
    子88に平行に延びる第二の摺動子95の上に配
    置されていることと、第二の摺動子95が担持体
    61に固定配置された駆動装置123と連結され
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の装置。 4 2つの摺動子88,95に結合されている駆
    動装置107,123の送りの量は調節可能にな
    つていることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項から第3項までのうちのいずれか一つに記載の
    装置。 5 第一の摺動子88の駆動装置107は1つの
    圧縮空気シリンダー100を包含し、このシリン
    ダーは、分割装置7の圧縮空気で作動する上下駆
    動装置5および掴み装置38の圧縮空気で作動す
    る駆動装置48と制御的に交互に結合され、そし
    て第二の摺動子95の駆動装置123は、前同様
    に1つの圧縮空気シリンダー118を包含し、こ
    のシリンダーは、制御的には掴み装置38の駆動
    装置48と結合していることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項から第4項までのうちのいずれ
    か一つに記載の装置。
JP61044298A 1985-04-22 1986-03-03 毛皮処理装置 Granted JPS61247800A (ja)

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DE3514466.1 1985-04-22
DE3514466A DE3514466C1 (de) 1985-04-22 1985-04-22 Einrichtung zum Auslassen von Fellen

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JPS61247800A JPS61247800A (ja) 1986-11-05
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GR (1) GR860179B (ja)
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IT8667333A1 (it) 1987-10-21
GR860179B (en) 1986-05-30
DE3514466C1 (de) 1986-07-10
IT8667333A0 (it) 1986-04-21
US4689974A (en) 1987-09-01
JPS61247800A (ja) 1986-11-05
IT8653311V0 (it) 1986-04-21
CA1263249A (en) 1989-11-28

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