JPH03127073A - 静電写真用液体現像剤 - Google Patents

静電写真用液体現像剤

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JPH03127073A
JPH03127073A JP1265285A JP26528589A JPH03127073A JP H03127073 A JPH03127073 A JP H03127073A JP 1265285 A JP1265285 A JP 1265285A JP 26528589 A JP26528589 A JP 26528589A JP H03127073 A JPH03127073 A JP H03127073A
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JP
Japan
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group
general formula
tables
hydrocarbon group
same
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Pending
Application number
JP1265285A
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English (en)
Inventor
Eiichi Kato
栄一 加藤
Hideyuki Hattori
服部 英行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電気抵抗109Ωcm以上、誘電率3.5以下
の担体液に少なくとも樹脂を分散してなる静電写真用液
体現像剤に関するものであり、特に再分散性、保存性、
安定性、画像の再現性、定着性の優れた液体現像剤に関
する。
(従来の技術) 一般の電子写真用l反体現像剤はカーボンブラック、ニ
グロシン、フタロシアニンブルー等の有機又は無機の顔
料あるいは染料とアルキッド樹脂、アクリル樹脂、ロジ
ン、合成ゴム等の天然又は合成樹脂を石油系脂肪族炭化
水素のような高絶縁性・低誘電率の液体中に分散し、更
に金属セッケン、レシチン、アマニ油、高級脂肪酸、ビ
ニルピロリドンを含有するポリマーなとの極性制御剤を
加えたものである。
このような現像剤中では樹脂は不溶性ラテックス粒子と
して直径数nl11〜数百nl11の粒子状に分散され
ているが、従来の液体現像剤においては可溶性分散安定
用樹脂や極性制御剤と不溶性ラテックス粒子との結合が
不充分な為に可溶性分散安定用樹脂及び極性制御剤が溶
液中に拡散し易い状態にあった。この為、長期間の保存
や繰り返し使用によって可溶性分散安定用樹脂が不溶性
ラテックス粒子から脱離し、粒子が沈降、凝集、堆積し
たり、極性が不明瞭になる、という欠点があった。又、
−度凝集、堆積した粒子は再分散しにくいので現像機の
随所に粒子が付着したままとなり、画像部の汚れや送液
ポンプの目づまり等の現像機の故障にもつながっていた
これらの欠点を改良する為に可溶性分散安定用樹脂と不
溶性ラテックス粒子を化学的に結合せしめる手段が考案
され、米国特許第3,990,980号等に開示されて
いる。しかしながら、これらの液体現像剤は、粒子の自
然沈降に対する分散安定性はある程度良化しているもの
のまだ充分でなく、実際の現像装置に入れて使用した場
合に装置各部に付着したトナーは塗膜状に固化し、再分
散が困難であるとともに更には装置の故障、複写画像の
汚れ等の原因となるなど実用可能となる再分散安定性に
は不充分であるという欠点があった。又上記に記載され
た樹脂粒子の製造方法では、粒度分布が狭い単分散の粒
子を作製するためには、使用する分散安定剤と、不溶化
する単量体との組合せに著しい制約があり、概して粗大
粒子を多量に含む粒度分布の広い粒子となったりあるい
は平均粒径が2つ以上存在する多分散粒子となった。又
、粒度分布の狭い単分散の粒子で所望の平均粒径を得る
ことが困難で、1−以上の大粒子あるいは0.1−以下
の非常に微細な粒子を形成した。更には使用する分散安
定剤は、煩雑且つ長時間を要する製造工程を経て製造し
なければならない等の問題があった。
更に、上記の欠点を改良するために、不溶化する単量体
と、長鎖アルキル部分を含有した単量体あるいは極性成
分を2種以上含有した単量体との共重合体の不溶性分散
樹脂粒子とすることで粒子の分散度、再分散性、保存安
定性を改良する方法が、特開昭60−179751号、
同62−151868号等に開示されている。
また更に、上記の欠点を改良するために、高分子反応を
利用してグラフト基を含有させた分散安定用ポリマーの
存在下に、重合により不溶化する単量体を重合して不溶
性分散樹脂粒子とする方法(特開昭61−43757号
)、あるいは該分散安定用ポリマーの存在下に、重合に
より不溶化する単量体と、長鎖アルキル部分を含有した
単量体あるいは極性成分を2種以上含有した単量体とを
共電して不溶性分散樹脂粒子とする方法(特開昭61−
63855号、同63−66567号)により、粒子の
分散度、再分散性、保存安定性を改良する方法が開示さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) 一方、近年、電子写真方式によるオフセット印刷用マス
タープレートを用いて、5000枚以上の多数枚を印刷
する方法が試みられ、特にマスタープレートの改良が進
められ、大版サイズで1万枚以上印刷することが可能と
なってきた。又、電子写真製版システムの操作時間の短
縮化も進み、現像一定着工程の迅速化の改良が行なわれ
ている。
前記特開昭60−179751号、同62−15186
8号、同61−43757号、同61−63855号に
開示されている手段に従って製造された分散樹脂粒子は
、現像スピードが上昇した場合、粒子の分散性、再分散
性の点で、また定着時間が短縮された場合もしくは大版
サイズ(例えば、A−3サイズ以上)のマスタープレー
トの場合、耐剛性の点で各々いまだ必ずしも満足すべき
性能ではなかった。また前記特開昭63−66567号
による分散樹脂粒子は、大版サイズのマスタープレート
の場合、1万枚以上印刷することが可能であり耐剛性の
点では満足すべき性能ではあるが、現像スピードが上昇
した場合の粒子の分散性、再分散性の点で、また定着時
間が短縮された場合の耐剛性の点で、各々いまだ必ずし
も満足すべき性能ではなかった。
本発明は、以上の様な従来の液体現像剤の有する課題を
解法するものである。
本発明の目的は、現像一定着工程が迅速化され且つ大版
サイズのマスタープレートを用いる電子写真製版システ
ムにおいても、分散の安定性、再分散性及び定着性に優
れた液体現像剤を提供することである。
本発明の他の目的は、優れた印刷インク感脂性と耐剛性
を有するオフセント印刷用原版の電子写真法による作成
を可能にする液体現像剤を提供することである。
本発明の他の目的は、前記用途に加えて各種静電写真用
及び各種転写用として適切な液体現像剤を提供すること
である。
本発明の更に他の目的は、インクジェット記録、陰極線
管記録及び圧力変化あるいは静電変化等の各種変化工程
の記録の様な液体現像剤が使用できるあらゆる系におい
て使用可能な液体現像剤を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記諸目的は、電気抵抗109Ωcm以上、か
つ誘電率3.5以下の非水溶媒中に、少なくとも樹脂を
分散して成る静電写真用液体現像剤において、該分散樹
脂粒子が、 下記一般式(I)で示されるモノマーと下記一般式(I
I)で示される七ツマ−とを重合して得られた共重合体
に更に不飽和結合導入の為の反応を行うことによって得
られた下記一般式(I[la)及び一般式(I[Ib)
を少なくとも繰り返し単位として含む共重合体である分
散安定用樹脂の存在下に、該非水溶媒には可溶であるが
、重合することによって不溶化する一官能性単量体(A
)及び下記一般式(IV)で示される繰返し単位から成
る重合体主鎖の一方の末端にのみ下記一般式(V)で示
される重合性二重結合基を結合して成る数平均分子量が
104以下である一官能性マクロモノマー(M)を、各
々少なくとも1種含有する溶成を重合反応させることに
より得られる共重合体樹脂粒子であることを特徴とする
静電写真用液体現像剤によって達成された。
一般式(【) %式%) 一般式(TI) 一般式(I[Ia) 一般式(Illb) 一般式(I)中、Ylは CO□−−3(h−−0CO− は炭化水素基) 、−N)ICO−1 C11i(:0z−1−Ci(20CO−1又はXlは
−CO□ll、−COCj!、−〇1(は水素原子、 0−1−8〜 −C〇−1 CONI(−1−CONZ’−(Z’ NIIC(h−−NHCON)I−1 −Q’  を表わす。
、−5H、−NIIZ’  (Z” 〇 ハ 、−NGOl−C1l−CI+□ 、 又は炭化水素基) (X’は塩素原子、 臭素原子、 又はヨウ素原子)を 表わす。Wは原子団Yiと原子団XIとを連結するヘテ
ロ原子を介してもよい炭化水素基であり、mはO又はl
である。a I 、 a 2、C3は互いに同しであっ
ても異なってもよく、それぞれ水素原子、炭化水素基、
ハロゲン原子、−COOZ3(Z”は水素原子、又は炭
化水素基)、又は炭化水素基を介したーcooz”を表
わす。
一般式(II)中、Ytは−0−1−S−−CO−1C
O□−−SO□−−0CO−−CONN−1−CONZ
’−(Z’は炭化水素基) 、−NIICO−1−Nl
lCO2−−NHCONH−1C)I2CO,−1−C
HzOCO−1又は −ク=〉′  を表わす。
I6は炭化水素基を表わす。bl、B2、B3は互いに
同じであっても異なってもよく、それぞれ−綴代(I)
中におけるal、C2、C3と同義である。
−綴代([[la)中、1、C2、C3、y’ 、w及
びmは一般式(I)のそれと同義である X2はCO□
−1−COS−1−SCO−1−CONH−1−OCO
−1−NIICO−1−NHCO,−1−NIICON
H−1−3O□−2−0−−00CNHCO−C”  
又は−8−を表わす、Qは原子団X2と不3 介してもよい炭化水素基であり、nはO又は1である。
但し、原子団−v1〜(W)、−X”−([1)、−主
鎖部の原子の総和が9以上でなければならない。dl、
C2、C3は互いに同しであっても異なってもよく、そ
れぞれ−綴代(I)中におけるa l 、 a t、C
3と同義である。
一般式(Ib)中、bl、B2、B3、Y2及びZoは
一般式(II)のそれと同義である。
−綴代(IV) V6−(R+  B+猿→Ri  BzπA。
−綴代(V) f、   f。
■ CH=C V。
一般式(rV)において、voは 0−l−5−1−COO C0− Cl1.0CO−又は CI、Co。
を表わす。
八。は水素原子又は炭素数1〜18の炭化水素基を表わ
す。
B1及びB2は、互いに同じでも異なってもよく、1 O−−CO−1−CO□−−0CO−−50,−−NA
t       At C0N−又は −NCO−を表わす(AIは上記A0と
同一の記号を表わす)。
R2及びR2は、互いに同しでも異なってもよく、置換
されてもよい、又は−CI−を主鎖のBz(Ra−B4
Az 結合に介在させてもよい(83、I4は、互いに同しで
も異なってもよく、上記B1、Btと同一の記号を示し
、R4は置換されてもよい炭素数1−18の炭化水素基
を示し、A2は八〇と同一の記号を示す〕炭素数1−1
8の炭化水素基を表わす。
elsetは、互いに同しでも異なってもよく、水素原
子、ハロゲン原子、シアノ基、炭化水素基、C00−R
s又は炭化水素を介した一COO−Rs(Rsは水素原
子又は置換されてもよい炭化水素基を示す)を表わす。
3’%Z及びpは、各々同しでも異なってもよく、0〜
4の整数を表わす、但し、y+zは少なくとも1以上で
ある。
一般式(V)において、V、は、−o−−co。
−0CO−−CLOCO−1−CH,COO−1−50
1−−CONH−1又は−CONHCONH−を表わす
(但し、R6は水素原子又は炭素数1−18の炭化水素
基を表わす)。
f、及びf、は、互いに同じでも異なってもよく、各々
上記−綴代(IV)のel又はC2と同義である。
以下、本発明の液体現像剤について詳細に説明する。
本発明に用いる電気抵抗104Ωcm以上、誘電率3.
5以下の担体液として好ましくは直鎖状もしくは分校状
の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、又は芳香族炭化水
素、及びこれらのハロゲン置換体を用いることができる
。例えば、オクタン、イソオクタン、デカン、イソデカ
ン、デカリン、ノナン、ドデカン、イソドデカン、シク
ロヘキサン、シクロオクタン、シクロデカン、ヘンゼン
、トルエン、キシレン、メンチレン、アイソパーE1ア
イソパーG、アイソパーH1アイソパーL(アイソパー
;エクソン社の商品名)、シェルゾール70、シェルゾ
ール71(シエルヅール;シェルオイル社の商品名)、
アムスコOMS、アムスコ460溶剤(アムスコ;スピ
リソツ社の商品名)等を単独あるいは混合して用いる。
本発明における最も重要な構成成分である非水系分散樹
脂粒子(以下、ラテックス粒子と称することもある)は
、非水溶媒において、 前記−綴代(I)で示されるモノマーと前記−綴代(f
f)で示されるモノマーとを重合して得られた共重合体
に更に不飽和結合導入の為の反応を行うことによって得
られた前記−綴代(I[la)及び−綴代(I[lb)
を少なくとも繰り返し単位として含む共重合体である分
散安定用樹脂の存在下に、単量体(A)及びマクロモノ
マー(M)とを共重合すること(いわゆる、重合造粒法
)によって製造したものである。
ここで、非水溶媒としては、基本的には、前記静電写真
用7夜体現像剤の担体l夜にt比相するものであれば使
用可能である。
即ち、分散樹脂粒子を製造するに際して用いる溶媒とし
ては、前記担体液に混和するものであればよく、好まし
くは直鎖状又は分岐状の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水
素、芳香族炭化水素及びこれらのハロゲン置換体等が挙
げられる。例えば、ヘキサン、オクタン、イソオクタン
、デカン、イソデカン、デカリン、ノナン、ドデカン、
イソドデカン、イソパラフィン系の石油溶剤であるアイ
ソパーE、アイソパーG、アイソパーH、アイソパーム
1シエルゾールフ0.シエルゾール71、アムスコOM
S、アムスコ460溶剤等を単独あるいは混合して用い
る。
これらの有機溶媒とともに、混合して使用できる溶媒と
しては、アルコール類(例えば、メチルアルコール、エ
チルアルコール、プロピルアルコール、ブチルアルコー
ル、フッ化アルコール等)、ケトン類(例えば、アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等)、カル
ボン酸エステル類(例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピ
オン酸エチル等)、エーテル類(例えばジエチルエーテ
ル、ジプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等)、ハロゲン化炭化水素R(例えばメチレンジク
ロリド、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、
メチルクロロホルム等)等が挙げられる。
これらの混合して使用する非水溶媒は、重合造ね後、加
熱、あるいは減圧下で留去することが望ましいが、ラテ
ックス粒子分散物として、液体現像剤に持ちこまれても
、現像液の液抵抗が104ΩcgA以上という条件を満
足できる範囲であれば問題とならない。
通常、樹脂分散物製造の段階で担体液と同様の溶媒を用
いる方が好ましく、前述の如く、直鎮状又は分岐状の脂
肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、ハロ
ゲン化炭化水素などが挙げられる。
非水溶媒中で、単量体(A)とマクロモノマー(M)と
を共重合して生成した該溶媒不溶の共重合体を安定な樹
脂分散物とするために用いられる本発明に係わる分散安
定用樹脂は、前記−綴代(I)で示されるモノマーと前
記−綴代(II)で示されるモノマーとを共重合して得
られた共重合体に更に不飽和結合導入の為の反応を行う
ことによって得られた前記−綴代(I[[a)及び−綴
代(I[lb)を少なくとも繰り返し単位として含む共
重合体である。
前記−綴代(I[Ia)及び(I[lb)を少なくとも
繰り返し単位として含む共重合体を合成する際に用いる
溶媒としては特に制限はないが、該共重合体を溶媒除去
操作無しで次の重合造粒に適用する為には重合造粒で用
いる溶媒とγ昆和するものが望ましい0例えば、直鎖状
又は分枝状の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族
炭化水素及びこれらのハロゲン置換体を単独あるいは混
合して用いる。
以下に、−S式(I)で示されるモノマーについて更に
詳細に説明する。
一般式(I) 一般式(I) CO2−−5Ox は炭化水素基) 中、Y’ は C0 、−NIICO−1 o−−s−−co−1 CONH−1−CONZ’−(Z NHCO□−−NHCONH−1 好ましいY’  としては、−O−−CO□−−0CO
CONII−1−CONZ’−−c+bcoz−1−C
H20CO−1又は炭素数l〜18の炭化水素基を表わ
し、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、
ヘンシル基、フェネチル基、シクロヘキシル基、フェニ
ル基、トリル基、キシリル基、クロロフェニル基、ブロ
モフェニル基、メトキシフェニル基、クロロエチル基、
メトキシエチル基等が挙げられる。より好ましくは、z
lは炭素数1〜8の炭化水素基である。
Xlは−CO2+1、−COCffi、 −OH、−S
H、−NII22(Z”は水素原子、又は炭化水素基)
 、−NGO1SO2CH2CH2X’ (X’は塩素
原子、臭素原子、又はヨウ素原子)を表わす zlは好
ましくは、水素原子、又は炭素数1〜18の炭化水素基
を表わし、炭化水素基としては具体的にはZlと同様の
内容を表わす。
原子団Y1と原子団x′とを連結する連結5wはへテロ
原子を介してもよい炭化水素基であり、mは0又はlで
ある。
連結基Wとしては炭素−炭素結合(−重結合あるいは二
重結合)、炭素−へテロ原子結合(ヘテロ原子としては
例えば、酸素原子、イオウ原子、窒素原子、ケイ素原子
等)、ヘテロ原子−へテロ原子結合の原子団の任意の組
み合わせで構成されるものである。例えば、→C)−C
Z’、Zhは水素原6 子、ハロゲン原子(例えば、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子等)、シアノ基、ヒドロキシル基、アルキル基(
例えば、メチル基、エチル基、プロア 5(h−−CON−−5OzN−−NIICOO−−N
HCONH−12?       2? 7 Si−(Z’、Zl′は各々独立に、水素原子、又はZ
I8 と同様の内容を表わす炭化水素基等を示す]等の原子団
から選ばれた単独の連結基もしくは任意の組合せで構成
される連結基等が挙げられる。
al、a!、a3は互いに同しであっても異なってもよ
く、各々水素原子、炭化水素基、ハロゲン原子、C00
Z’ (Z”は水素原子、又は炭化水素基)、又は炭化
水素基を介した一COOZ’を表わす。好ましくは、a
 I 、 a t 、 a 3は、各々水素原子、炭素
数1〜8の炭化水素基(例えば、メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、ベン
ジル基、フェニル基等)、ハロゲン原子(例えば、フン
素原子、塩素原子、臭素原子等)、−cooz’、又は
炭化水素基を介した一COOZ’ (Z’は水素原子又
は炭素数1−18の炭化水素基を表わし、炭化水素基と
しては具体的には2+と同様の内容を表わす)を表わす
前記−綴代(I)で示されるモノマーとしては不飽和結
合導入の為の高分子反応の反応部位である原子団XIが
重合活性不飽和結合からある程度前れており、かつ、活
性の高いものが望ましく、例えば下記モノマー(I)−
1〜(I)−22に示したモノマーが一般式(I)で示
されるモノマーの具体例として用いることができる。
(I)−t      CH3 CH2=C C0NH(CHz)+。GO,lI (I) 2 CIl□=CI C0NH(Cth) +。CO,l+ (I) 113 C1,=C C(h(CHt)zOco(Cll□)ic(hll(
+) CIl□=CI C0□(CH2)zOco(Clh)scOtll(I
)  −5 CH。
cHt=c CO□(CHz) zOco(CHz) zcOcj!
(I) CHlI CH Cot(CHz)zOco(CHz)zcOcj!(I
) CH3 C11,=C Cow(C11z)zOco(C)lx)zco□I■
(I)  −9 CH3 CIl□=C C0NH(CH2)+。C02(C1l□)20+1(
I) 0 C1(。
112 CO□(C11z)zOco(C11t)zcOz(C
1l□)20+1(I) 1 1h CH,=C Coo(CHl2) 。GO,H (+) 2 (I) 3 CH。
(I) 4 C11゜ (I) 5 CH2 (I) 6 CHz (I) 7 CHl (I) 8 CH。
(+) 1 CH。
CIh=C Coo(CHz) 20CO(Cll□LzCOO(C
1b) 2Nllz(I)−22 次に、 一般式 () で示されるモノマーについ て更に詳細に説明する。
一般式(n) 一般式(It) 中、 2 は 0 −CO! SO□ OC0 0NH CONZ’ 〈Z4 は炭化水素基)、 N)ICO−1 NIICOz− HCONH 24は好ましくは炭素数1−18の炭化水素基を表わし
、 具体的には一般式(I) と同様の 内容を表わす。
20は炭化水素基を表わす。好ましくは炭素数6〜32
の炭化水素基を表わし、より好ましくは炭素数8〜22
の脂肪族基(例えば、オクチル基、デシル基、ドデシル
基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、
オクタデシル基、ドコサニル基、デセニル基、ドデセニ
ル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ヘキサデセ
ニル基、オククデセニル基等)を表わす。
b+、 b2、b3は互いに同しであっても異なっても
よく、それぞれ−形式(I)中におけるal、 al、
a3と同義である。好ましいbl、b2、b3としては
、al、al、a3における好ましいものと同し内容で
ある。
前記−形式(n)で示される七ツマ−は該分散安定用樹
脂に可ン容性を付与するものであるから炭化水素基Z6
(好ましくはアルキル基又はアルケニル基)が電気抵抗
109Ωcm以上、誘電率3.5以下の担体液に混和し
易い形態であるものが好ましい。
例えば、アクリル酸あるいはメタクリル酸のアルキルエ
ステル(アルキル基としては、例えば、オクチル基、デ
シル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基
、オクタデシル基、2−エチルヘキシル基等)、又はア
クリル酸あるいはメタクリル酸のアルケニルエステル(
アルケニル基としては、例えば、オクテニル基、デセニ
ル基、オククデセニル基、オレイル基等)等を用いるこ
とができる。
以上のような一般式(I)で示されるモノマーと一般式
(II)で示されるモノマーとを共重合して得られた共
重合体にさらに反応を行い不飽和結合を導入する際に用
いる反応試薬としては、下記−形式(Vl)で表わされ
る化合物が挙げられる。
−形式(Vl) 一般式(Vl)中、X4は−co、u、−coci、、
−OH。
5+1、−NIIZ” (Z” ハ水素原子、又は炭化
水素基)、d3は一般式(I[Ia)におけるそれと同
義である。
−形式(Vl)で表わされる反応試薬としては、不飽和
結合を有するカルボン酸(例えば、アクリル酸、メタク
リル酸、クロトン酸、3−ブテン酸、4−ビニルベンゼ
ンカルボン酸等)  ; 脂肪族力/l/ボン酸のビニ
ルエステルあるいはアリルエステル(アルキル基として
は例えばメチル基、エチル基、ブチル基、プロピル基、
イソプロピル基等):不飽和アルコール(例えば、アリ
ルアルコール等);エステルのアルコール部分に水酸基
、アミノ基、カルボキシル基、カルボン酸クロライド基
、エポキシ基、チオエポキシ基、イミノ基等を有する不
飽和カルボン酸エステル(例えば、2−カルボキシエチ
ルアクリレート、2−(2’ −カルボキシエチルカル
ボニルオキシ〕エチルメタクリレート、ヒドロキシエチ
ルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、グ
リシジルメタクリレート、チオグリシジルメタクリレー
ト、2−イミノエチルメタクリレート、3−アミノプロ
ピルメタクリレート等):不飽和アミン(例えば、アリ
ルアミン等);不飽和結合を含むエーテル(例えば、ブ
チルビニルエーテル等);不飽和チオール等を用いるこ
とができる。
以上述べたような材料を用いて本発明に用いられる不飽
和結合を含む可溶性共重合体樹脂(分散安定用樹脂)を
製造するには次のようにする。
前述の溶媒に一般式(I)で示されるモノマーと一般式
(U)で示される七ツマ−を溶解せしめ、重合開始剤の
存在下、50°C〜2[)0″Cで数時間加熱する。次
に重合禁止剤(好ましくは反応?IIL11当り0.0
1〜1g添加する)及び不飽和結合導入の為の前記−形
式(Vl)で示される反応試薬を加え、更に、反応形態
によって必要であれば、例えば、Ti (OBu) a
、H,SO,、Hg(O^ch、ピリジン、トリエチル
アミン、MezNG+ !Hzs、N、N−ジメチルア
ニリン、ジシクロヘキシルカルボジイミドなどの触媒も
加えて同様の温度で数時間加熱する。このとき使用する
一般式(I)で示されるモノマーと一般式(II)で示
されるモノマーの比率としてはモル比で50 : 50
−0.5 : 99.5、また−形式(I)で示される
モノマーと不飽和結合導入の為の一般式(Vl)で示さ
れる反応試薬の比率としてはモル比で2=3〜2:1の
範囲であることが望ましい。
以上のようにして得られる一般式(Ina)及び−形式
(I[[b)を少なくとも繰り返し単位として含む共重
合体は、更に、−形式(I)および−形式(II)で示
されるモノマー以外に、他のモノマーをその共重合成分
として含んでもよい。他のモノマーの具体例としては、
例えば、炭素数1〜6の置換されてもよいアルキルメタ
クリレート(例えば、アルキル基として、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基
、2−クロロエチル基、2−ヒドロキシ−3クロロ−プ
ロピル基、3−ブロモプロピル基、2−シアノエチル基
、2−エトキシエチル基等)が挙げられる。
以上のようにして得られる一般式(nla)及び−形式
(I[lb)を少なくとも繰り返し単位として含む共重
合体の分子量はlXl0’〜5X104、より好ましく
は2XlO’〜2X105である。
以下に、この共重合体の具体例を示すが本発明はこれら
に限定されるものではない。
(III)−1 (III)−2 (I[l) (ill) (III) (III) =6 (III) 7 (I[[) (II) 9 ([1)−10 (Ill) 1 ^ :  H、C1l、  、 C11,C00CH,l (III) 12 (III) 3 (I) 4 (I[I)−15 (I) =16 ^ :11  、 C11゜ (l[I) 7 (Ill) 18 非水系分散樹脂を製造するに際して用いる単量体は、該
非水溶媒には可溶であるが、重合することによって不溶
化する一官能性単量体(A)と、単量体(A)と共重合
を生ずる一官能性マクロモノマー(M)に区別すること
ができる。
単量体(A)としては、例えば、炭素数1〜6の脂肪族
カルボン酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸、モノクロロ酢
酸等)のビニルエステル類あるいはアリルエステル類;
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、
マレイン酸等の不飽和カルボン酸の炭素数l〜3のアル
キルエステル類又はアルキルアミド類;スチレン、ビニ
ルトルエン、クロロスチレン、α−メチルスチレンの如
キスチレン誘導体;アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸、マレイン酸、イタコン酸の如き不飽和カルボン酸
、その無水物又はアミド化物;ヒドロキシエチルメタク
リレート、ヒドロキシエチルアクリレート、メトキシエ
チルメタクリレート、エトキシエチルアクリレート、ジ
エチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエ
チルメタクリレート、トリメトキシシリルプロピルメタ
クリレート、N−ビニルピロリドン、アクリロニトリル
、メタクリロニトリル、2−シアノエチルメタクリレー
ト、2−クロロエチルメタクリレート、N−ビニルピリ
ジン、N−ビニルイミダゾール、2−フルフリルエチル
メタクリレート、の如き、ヒドロキシ基、アミノ基、ア
ミド基、ンアノ基、スルホン酸基、カルボニル基、ハロ
ゲン原子、ヘテロ環基等の各種極性基を含有する重合性
単量体等を挙げることができる。
一官能性マクロモノマー(M)は、 t1式(TV)で
示される繰返し単位から成る重合体主鎖の一方の末端に
のみ、単量体(A)と共重合し得る、綴代(V)で示さ
れる重合性二重結合基を結合して成る数平均分子量が1
04以下のマクロモノマーである。
一般式(■)及び(V)においてel、B2、八。、A
1、A2、f、、 r、及びR4に含まれる炭化水素基
は各々示されな炭素数(未置換の炭化水素基としての)
を有するが、これら炭化水素基は置換されていてもよい
本発明に用いられる一般式(IV)で示される繰返し単
位について更に説明する。
voは、−0−−3−−COO−−0CO−−CI+2
0CO又は−CH,COO−を表わす。
八〇は、好ましくは水素原子又は置換されてもよい総炭
素数1〜18の脂肪族基を表わす。好ましい脂肪族基と
しては、炭素数1〜18の置換されてもよいアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
、ヘプチル基、ヘキンル基、オクチル基、デシル基、ド
デシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、2−クロ
ロエチル基、2ブロモエチル基、2−シアノエチル基、
2−メトキシカルボニルエチル基、2−メトキシエチル
基、3−ブロモプロピル基、等)、炭素数4〜工8の置
換されてもよいアルケニル基(例えば、2メチル−1−
プロペニル%、2−ブテニル基、2−ペンテニル基、3
−メチル−2−ペンテニル基、l−ペンテニル基、1−
へキセニル基、2−へキセニル基、4−メチル−2−ヘ
キセニル基、等)、炭素数7〜12の置換されてもよい
アラルキル基(例えば、ベンジル基、フェネチル基、3
−フェニルプロピル基、ナフチルメチル基、2−ナフチ
ルエチル基、クロロベンジル基、ブロモベンジル基、メ
チルヘンシル基、エチルベンジル基、メトキシベンジル
基、ジメチルベンジル基、ジメトキシベンジル基等)、
炭素数5〜8の置換されてもよい脂環式基(例えば、シ
クロヘキシル基、2シクロヘキシルエチル基、2−シク
ロペンチルエチル基、等)が挙げられる。
B1及びB2は、互いに同しでも異なってもよく、八〇 O−−CO−1−COO−−0CO−−5Oz−−Nす
)を表わす。より好ましくは、−O−−CO−11 coo−−oco−又は−N−を表わす。
R1及びR2は、互いに同しでも異なってもよく、置換
されてもよい、又は−〇〇−を主鎖の■ B3(R4−B4墳1h 結合に介在させてもよい、炭素′#11〜18の炭化水
素基(炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基
、アラルキル基又は脂環式基等の脂肪族基が挙げられる
)を示す。これら脂肪族基として好ましい具体例は上述
した八〇の好ましい脂肪族基と同一の内容が挙げられる
。但し、B1、B4は、同しでも異なってもよく、上記
B1、B、と同一の記号を示し、R4は置換されてもよ
い、炭素数1〜18のアルキレン基、アルケニレン基又
はアラルキル基を示し、Atは上記へ〇と同一の記号を
示す。
更にR2及びR2について、具体的に例を挙げると、R
1 +C← (R?、R3は水素原子、アルキル基、ハロゲ
ン原子等を示す) 、(CII=C11)−1O1(c
o)−(B3、B4、A2、R4、及びpは上記Bs(
Ra−B4+i5−A2 記号と同様の意味を示す)等の原子団の任意の組合せで
構成されるものである。
e、及びB2は、互いに同じでも異なっていてもよく、
好ましくは水素原子、ハロゲン原子(例えば、塩素原子
、臭素原子等)、シアノ基、炭素数1〜3のアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等) 、−
Coo−R,又は−CIl□C00Rs(Rsは、水素
原子又は炭素数1〜18のアルキル基、アルケニル基、
アラルキル基、脂環式基又はアリール基を表わし、これ
らは置換されていてもよく、具体的には、上記へ〇につ
いて説明したものと同様の内容を表わす)を表わす。
更に、y、z及びpは、各々同しでも異なってもよく、
0.1.2.3.4の数を表わす、但し、y十zは少な
くとも1以上である。
以上の如き、−11式(IV)で示される繰返し単位に
ついて更に具体例を以下に挙げる。しかし、本発明の内
容が、これらに限定されるものではない。以下において
、 aは11又はCI+3を、 RはC1−4のアルキル基を、 R゛は水素原子又はC1−1のアルキル基を、kl、k
2は1〜12の整数を、 11.12は1〜100の整数を示す。
(A)−1a →CH!−Ch Coo (C1l !ぶ0COR (A) →C1h−C+− Coo(CIl□i COOR (A) →C11z  C)− COO(CI+2ぶ0CO(CHti 0COR(A) −fcI+□ Cl C00(C11t%70CO(CHziCOOR(A)
−5 (A) →C1+!−C−)− COO(C1lti 0COCトCH−COOR(A)
−7 →C1+!−C+− COOCIIzCHCHzOCOR C0R (^) →Ch Cl C00(CHt70CO(CHz) JH−R(A)−
9 −fCH!−C← C00(CIhCHtO+−1TR (A) 0 一+CHt +a− CH。
Coo(CHzCHO+T−VR’ (A) 1 (A) 2 −(C1l□ C)− COOC)IcHtcOOR C1lICOOR (A) 3 →C1+。
Cl− C)IxCOO(C1l□鳩C00R (^)−14 →C1l。
Cl− COO(CLiOCO(C1lz)zsOtR(A) 5 CH。
C00(Cllxヤ0COR (A) 6 CIlt →CII−CII >−− C00CH,ClICl1.0COR C0R (A)−17 一代H!−CH)− OCO(C1l lぶ0COR (A)−18 −(CL−CH)− (CIltぶcoo(cut七C00R−綴代(V)に
おいて、V、は、 〇− 00 C0 CH,0CO−1 C1bCOO−5−SO,− CONH−5 又は−CONIICONI+−を表わす。但し、R1は
水素原子又は炭素数l〜18の炭化水素基を表わす。炭
化水素基としては炭素数1〜18の脂肪族基が好ましく
、具体的には上記へ〇について説明したものと同様の内
容のものが挙げられる。
fl及びf2は、互いに同しでも異なってもよく、上記
−形式([V)中の01又はC2と同義である。r及び
f2の好ましい範囲は、各々、上記したeI及びC2に
ついて説明したものと同様の内容である。
−i式(IV)のe、及びC2のいずれか一方が、又−
1式(V)のh及びrtのいずれか一方が、それぞれ水
素原子であることがより好ましい。
本発明において供されるマクロモノマーは、上述の如き
、−形式(TV)で示される繰返し単位を少なくとも含
有して成る重合体主鎖の一方の末端にのみ、−形式(V
)で示される重合性二重結合基が、直接結合するか、あ
るいは、任意の連結基で結合された化学構造を有するも
のである。式(IV)成分と弐(V)1分を連結する基
としては、炭素−炭素結合(−重結合あるいは二重結合
)、炭素−へテロ原子結合(ヘテロ原子としては例えば
、酸素原子、イオウ原子、窒素原子、ケイ素原子等)、
ヘテロ原子−へテロ原子結合の原子団の任意の組合せで
構成されるものである。
本発明のマクロモノマ−(M)のうち好ましいものは式
(■)で示される如きものである。
式(■) I k 式(■)中−eI−、C2−fl−fez 40% 9
0% Vl−R1%R2、B、、 B、、y、zは、各
々、−形式(IV)及び(V)において説明したものと
同一の内容を表わす。
R7 Dは、単なる結合または、(C) CR,、R1゜は水
Rh。
素原子、ハロゲン原子(例えば、フッ素原子、塩素原子
、臭素原子等)、シアノ基、ヒドロキシル基、アルキル
基(例えば、メチル基、エチル基、x (R++ 、R+zは、各々、水素原子又は前記へ〇と
同様の内容を表わす炭化水素基を示す〕等の原子団から
選ばれた単独の連結基もしくは任意の組合せで構成され
た連結基を表わす。
マクロモノマー(M)の数平均分子量の上限がlXl0
’を超えると耐剛性が低下する。他方、分子量が小さす
ぎると汚れが発生する傾向があるので、1×lO3以上
であることが好ましい。
前記−形式(IV)、(V)もしくは(■)において、
Ao、vo、Vlsel、C2、rl、ft(7)各々
ニツイて、特に好ましい例を示す。
voとしては、−COO−−0CO−−0−−CH2C
OOまたは−CH20C〇−が、八〇としては炭素数1
8以下のアルキル基またはアルケニル基が、vlとして
は前記のものがすべて(但し、R6は水素原子である)
が、elqe!、f3、f2としては水素原子またはメ
チル基が挙げられる。
f、   f。
以下に一般式(■)に示される CH=CにV、−D− ついての具体例を示す。しかし、本発明の内容がこれら
に限定されるものではない。以下において、bはH又は
C1hを、副は2〜12の整数を、n、は1〜12の整
数を表わす。
(B)−1co、=c COO(CHJgrV S (B)−2co!=c Coo(CHt)goco(CHz)ri−S(B) 3 CIl□・C (B) cuz=c CONH(CHJ47S − (B) CH,=C C0QCIItC)IcI(zooc(CI(t)ri
73H (B) CIl□:C CooCCHI開N)IcO(CHz)y7 S −(
a)−9CH,・C C00(CHzぶNHCOO(CI+!厨S(B)−1
0cut=c C00(C)It)H了NHCONII(CL)i7s
(B) 3 CIIt=C CON)ICOO(CH八[S N ([1) 5 C11!=C Cl+。
COO(CH茸頃Coo(CIlt)ri−cN (8) 6 CH,=C CIlt COO(CHz)1四〇C0(CH,47CN (B) 7 CIt=C C1(。
又、本発明に供されるマクロモノマー(M)において、
−形式(IV)で示される繰り返し単位とともに、他の
繰り返し単位を共重合成分として含有してもよい。
他の共重合成分としては、−形式(IV)の繰り返し単
位に相当する単量体と共重合し得る他の単量体から成る
繰り返し単位であればいずれでもよい、このような他の
単量体としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、ビニル酢酸、4
−ペンテン酸等の不飽和カルボン酸及びこれら不飽和カ
ルボン酸のエステル類又はアミド類;炭素数1〜22の
脂肪酸ビニルエステル類あるいはアリルエステル類:ビ
ニルエーテル類;スチレン及びスチレン誘導体;不飽和
結合含有のへテロ環化合物等が挙げられる。
具体的には、例えば前記した単量体(A)で例示した化
合物等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
マクロモノマー(M)の繰り返し単位の総和において、
−形式(IV)で示される繰り返し単位は、全体の40
重量%以上含有されていることが好ましく、より好まし
くは60〜100 ff11%である。
−C式(IV)で示される成分が全体の40重量%未満
になると、分散樹脂粒子で形成された画像部の機械的強
度の保持が充分でなく、従って、オフセ・ント原版とし
て用いた時の耐剛性向上の効果が見られなくなってしま
う。
本発明のマクロモノマー(M)は、従来公知の合成方法
によって製造することができる。例えば、■アニオン重
合あるいはカチオン重合によって得られるリビングポリ
マーの末端に種々の試薬を反応させて、マクロマーにす
る、イオン重合法による方法、■分子中に、カルボキシ
ル基、ヒドロキシ基、アミノ基等の反応性基を含有した
重合開始剤及び/又は連鎖移動剤を用いて、ラジカル重
合して得られる末端反応性基結合のオリゴマーと種々の
試薬を反応させて、マクロマーにするラジカル重合法に
よる方法、■重付加あるいは重縮合反応により得られた
オリゴマーに上記ラジカル重合方法と同様にして、重合
性二重結合基を導入する重付加縮合l去による方法等が
挙げられる。
具体的には、P、 Dreyfuss & R,P、 
Quirk。
Encycl、 Polym、 Sci、 Eng、、
  7.551 (I987)、P。
F、 Rempp、 E、 Franta、^dv、 
Polym、 Sci、、  581 (I984)、
V、 Percec、 Appl、 Polym、 S
ci、、  28595 (I984) 、R,Asa
mi、 M、 TakaRi、門akvamol。
Cheap、 5upp1.、12.163 (I98
5)、P、 Rempp、 etal、 Makvam
ol、 Chem、 5upp1.、 8. 3 (I
984)、用上jJi資、化学工業、北、 56 (I
987) 、山下雄也。
高分子、 3i、 988 (I982)、小林四部、
高分子、別。
625 (I981)、東村敏延1日本接着協会誌、」
536 (I982)、伊藤浩−1高分子加工、川、2
62(I986)、東貴四部、津田隆、i能材料、旦社
Nα10,5等の総説及びそれに引例の文献・特許等に
記載の方法に従って合成することができる。
本発明の分散樹脂は、単量体(A)とマクロモノマー(
M)の少なくとも各々1種以上から成り、重要な事は、
これら単量体から合成された樹脂が該井水溶媒に不溶で
あれば、所望の分散樹脂を得ることができる。より具体
的には、不溶化する単量体(A)に対して、マクロモノ
マー(M)を0.05〜10重量%使用することが好ま
しく、さらに好ましくは0.1〜5重量%である。更に
特に好ましくは0.3〜3重量%である。又本発明の分
散樹脂の分子量は103〜106であり、好ましくはl
O4〜5X104である。
以上の如き本発明で用いられる分散樹脂を製造するには
、一般に、前述の様な分散安定用樹脂、単量体(A)及
びマクロモノマー(M)とを非水溶媒中で過酸化ベンゾ
イル、アブビスイソブチロニトリル、ブチルリチウム等
の重合開始剤の存在下に加熱重合させればよい。具体的
には、■分散安定用樹脂、単量体(A)及びマクロモノ
マ−(M)の混合溶液中に重合開始剤を添加する方法、
■分散安定用樹脂を熔解した溶液中に単量体(A)及び
マクロモノマー(M)を重合開始剤とともに滴下してゆ
く方法、あるいは、■分散安定用樹脂全量と単量体(A
)及びマクロモノマ−(M)の混合物の一部を含む混合
溶液中に、重合開始剤とともに残りの単量体混合物を任
意に添加する方法、更には、■非水溶媒中に、分散安定
用樹脂及び単量体(A)及びマクロモノマー(M)の混
合溶液を、重合開始剤とともに任意に添加する方法等が
あり、いずれの方法を用いても製造することができる。
単量体(A)及びマクロモノマー(M)の総量は、非水
溶媒100重量部に対して5〜80重量部程度であり、
好ましくは10〜50重量部である。
分散安定用樹脂である可溶性の樹脂は、上記で用いる単
量体とマクロモノマーの総量100重量部に対して1−
100重量部であり、好ましくは5〜50重量部である
重合開始剤の量は、単量体とマクロモノマーの総量の0
.1〜5重量%が適切である。
又、重合温度は50〜180°C程度であり、好ましく
は60〜120°Cである0反応時間は1〜15時間が
好ましい。
反応に用いた非水溶媒中に、前記したアルコール類、ケ
トン類、エーテル類、エステル類等の極性溶媒を併用し
た場合あるいは、重合造粒化される単量体(A)の未反
応物が残存する場合、該溶媒あるいは単量体の沸点以上
に加温して留去するかあるいは、減圧留去することによ
って除くことが好ましい。
以上の如くして本発明により製造された非水系分散樹脂
は、微細でかつ粒度分布が均一な粒子として存在すると
同時に、非常に安定な分散性を示し、特に現像装置内に
おいて長く繰り返し使用をしても分散性が良くかつ現像
スピードが向上しても再分散も容易であり装置の各部に
付着汚れを生ずることが全く認められない。
また、加熱等により定着した場合、強固な被膜が形成さ
れ、優れた定着性を示した。
更に、本発明の液体現像剤は、現像一定着工程が迅速化
され且つ大版サイズのマスタープレートを用いた場合で
も、分散の安定性、再分散性及び定着性に優れている。
本発明の樹脂粒子を液体現像剤として用いた場合、再分
散とトナー画像の定着性が前記の如く著しく向上する理
由の詳細は不明であるが、本発明の樹脂粒子の重合造粒
方法において、マクロモノマー(M)を用いずに重合造
粒した後、後添加でマクロモノマー(M)を加えても上
記の如き効果は認められなかった。この事は、本発明の
樹脂粒子では、用いたマクロモノマー(M)が樹脂粒子
表面を改質していると考えられる。
即ち、重合体主鎖の片末端にのみ特定化して結合した重
合性基が非水系溶媒中での重合造粒であるが故に、樹脂
粒子中に、化学結合により結合しており、重合体主鎖部
分が樹脂粒子表面上を改質し、分散媒との親和性を向上
させることが主要因の1つとt佳定される。
又、特開昭62−151868号に記載された内容の非
水系分散樹脂では、重合して不溶化する単量体と、共重
合し得る、エステル結合等を分子内に少なくとも2ヶ以
上含有する単量体を共存させて得た樹脂粒子であるが、
これは、粒子の分散性及び耐剛性は従来の粒子に比らべ
大幅に性能向上がなされているが、大版サイズのオフセ
ット印刷用マスタープレートを用いた製版a(例えば富
士写真フィルム■製、EPL−560、EPL−820
等)、あるいは製版機の処理スピードを早くした場合に
、粒子の分散性にいまだ問題があった。ところが、本発
明で供される樹脂粒子を用いた場合には、こうした過酷
な条件においても何ら問題を生しない。
本発明の液体現像剤において所望により着色剤を使用し
ても良い。その着色剤は特に指定されるものではな〈従
来公知の各種顔料又は染料を使用することができる。
分散樹脂自体を着色する場合には、例えば着色の方法の
1つとしては、顔料又は染料を用いて分散樹脂に物理的
に分散する方法があり、使用する顔料又は染料は非常に
多く知られている0例えば、磁性酸化鉄粉末、粉末ヨウ
化鉛、カーボンブラック、ニグロシン、アルカリブルー
、ハンザイエロ、キナクリドンレッド、フタロシアニン
ブルーなどが挙げられる。
着色の方法の他の1つとしては、特開昭57−4873
8号などに記載されている如く、分散樹脂を、好ましい
染料で染色する方法がある。あるいは、他の方法として
、特開昭53−54029号に開示されている如く、分
散樹脂と染料を化学的に結合させる方法があり、あるい
は、又、特公昭44−22955号等に記載されている
如く、重合造粒法で製造する際に、予め色素を含有した
単量体を用い、色素含有の共重合体とする方法がある。
本発明の液体現像剤には、荷電特性の強化あるいは画像
特性の改良等のために、所望により種々の添加剤を加え
ても良く、例えば原M勇次「電子写真」第16巻、第2
号、44頁に具体的に記載されているものが用いられる
例エバ、ジー2−エチルへキシルスルホコハク酸金属塩
、ナフテン酸金属塩、高級脂肪酸金属塩、レシチン、ポ
リ(ビニルピロリドン)、半マレイン酸アξド威分を含
む共重合体等が挙げられる。
本発明の液体現像剤の主要な各組成分の量について説明
すれば下記の通りである。
樹脂(及び所望により用いられる着色剤)を主成分とし
て成るトナー粒子は、担体液体1000重量部に対して
0.5重量部〜50重量部が好ましい。
0.5重量部未満であると画像濃度が不足し、50重量
部を超えると非画像部へのカブリを生し易い。
更に、前記の分散安定用の担体肢体可溶性樹脂も所望に
より使用され、担体7夜体1000重量部に対して0.
5重量部〜100重量部程度加えることができる。
上述の様な荷電調節剤は、担体液体1000重量部に対
して0.001〜1.0重量部が好ましい。更に所望に
より各種添加剤を加えても良く、それら添加物の総量は
、現像剤の電気抵抗によってその上限が規制される。即
ち、トナー粒子を除去した状態の液体現像剤の電気抵抗
が109ΩCmより低くなると良質の連続階調像が得ら
れ難くなるので、各添加物の各添加量を、この限度内で
コントロールすることが必要である。
(実施例) 以下に本発明の実施例を例示するが、本発明の内容がこ
れらに限定されるものではない。
内      の     l :  八     ■
−1ラウリルメタクリレート96.7g、モノマー(I
)−1の化合物5.4g及びトルエン100gの混合溶
液を窒素気流下温度70°Cに加熱し、攪拌下にアブビ
スイソブチロニトリル1.0gを添加した。
6時間後に40°C迄市却し0.2gのハイドロキノン
を添加した。更に酢酸ビニル6.9g、酢酸水銀0.0
5gを加えて2時間反応させた。温度を再び70°Cに
あげ100%硫酸7.5X10−3成を添加し前記モノ
マー(+)−1の化合物に由来するカルボン酸定量値が
50%に減少するまで反応を行った。反応後、反応液に
0.04gの酢酸ナトリウム三水和物を添加してよく撹
拌してから4000 gのメタノールに投入して再沈精
製し、やや褐色を帯びた粘稠物を得た。この粘稠物の平
均分子量を高速液体クロマトグラフ法により測定すると
14.5X104であった。
−の  ゛・I−2,ム     Ill   −2製
造例1において用いたラウリルメタクリレートのかわり
にステアリルメタクリレ−) 128.6gを用いて製
造例1と同様の操作を行い、やや黄色味を帯びた粉末物
を得た。製造例1と同様にして測定した平均分子量は2
2.2X104であった。
円      の       :  A     ■
  −3ラウリルアクリレート87.5g、モノマー(
I)lの化合物9.7g及びアイソパーEを120gの
混合溶液を窒素気流下温度80°Cに加熱し、攪拌下に
アゾビスイソブチロニトリル1.Ogを添加した。
3時間後に再び1.0gのアゾビスイソブチロニトリル
を添加し更に3時間反応させた。0.2gのハイドロキ
ノンを添加してから同じ温度のまま酪酸ビニル11.4
 g 、テトラブトキシチタンt、o gを加えモノマ
ー(I)−1の化合物に由来するカルボン酸定量値が5
0%に減少するまで反応を行った。
反応後4000 gのアセトニトリルより再沈精製しや
や褐色を帯びた粘稠物を得た。平均分子量は、10.3
 X 104であった。
^      の  ′1 4 :  入     1
[1−4ステアリルメタクリレート137.1 g 、
モノマー(I)73の化合物11.0 g及びトルエン
300gの混合溶液を窒素気流下温度70’Cに加熱し
、撹拌下にアゾビスイソブチロニトリル1.5gを添加
した。
6時間後に40’C迄冷却し0.5gのハイドロキノン
を添加した。更に酢酸ビニル31.0g、酢酸水銀06
2gを加えて2時間反応させた。温度を再び70″Cに
あげ、100%硫酸3.4X10”mff1を添加し、
七ツマ−(I)−3の化合物に由来するカルボン酸定量
値が35%に減少するまで反応を行った。反応後、反応
液に0.2gの酢酸ナトリウム三水和物を添加しよく攪
拌してから製造例1と同様にして再沈精製し、白色粉末
物を得た。平均分子量は29.5×104であった。
内      の  °″  5 :  ム     
III   −5ヘキサデシルメタクリレート 162
.0 g、モノマーN)−3の化合物6.7gおよびア
イソパーE200 gの混合溶液を窒素気流下温度70
’Cに加熱し、攪拌下にアブビスイソブチロニトリル1
.6gを添加した。6時間後に0.2gのハイドロキノ
ンを添加してから温度を80°Cにあげ酪酸ゼニル25
.Og 。
テトラブトキシチタン3gを加えモノマー(I)−3の
化合物に由来するカルボン酸定量値が50%に減少する
まで反応を行った。反応後、製造例3と同様にして再沈
精製し、やや黄味を帯びた粘調物を得た。平均分子量は
28.7 X 104であった。
内      の  ″  6 :  人     ■
ステアリルメタクリレート137.1tT、モノマー(
I) −3の化合物11.0g及びアイソパーG200
gの混合液を窒素気流下、温度80°Cに加熱し攪拌下
にアブビスイソブチロニトリル1.4gを添加した。6
時間後に0.1gのハイドロキノンを添加してから温度
を110 ’Cにあげアリルアルコール10.0g、濃
硫酸0.5gを加えディーンスタークの装置で留出する
水分を除去しながら反応させた。モノマー(I)−3の
化合物に由来するカルボン酸定量値が35%に減少した
ところで反応をやめて製造例3と同様にして再沈精製し
白色の粉末を得た。
平均分子量は24.9 X 104であった。
^      の  ’!!′  7.   ム   
  [[l   −9ヘキサデシルアクリレート105
.6 g 、モノマー(+)−1の化合物64.7g及
びアイソパーG 400gの混合液を窒素気流下温度8
0°Cに加熱し、攪拌下にアゾビスイソブチロニトリル
1.6gを添加した。6時間後に0.1gのハイドロキ
ノンを添加してから温度を1104Cにあげアリルアル
コール58.1g、a硫酸0.5gを加えディーンスタ
ークの装置で留出する水分を除去しながら反応させた。
モノマー(I)−1の化合物に由来するカルボン酸定量
値が35%に減少したところで反応をやめて製造例3と
同様にして再沈精製し、やや茶色味を帯びた粘調物を得
た。平均分子量は19.7 X 104であった。
内      の     8 :  入     ■
  −19オクタデシルメタクリレ一ト96g2モノマ
ー(I)−11の化合物4.0g及びトルエン200g
の混合物を、攪拌しながら、窒素気流下に温度70°C
に加温した。これに、2,2°−アゾビス(イソブチロ
ニトリル)(略称A、1.B、N、)を1.5g加え4
時間反応し、更にA、1.B、N、を0.5g加え4時
間反応した。反応混合物を20°Cに冷却後、フリルア
ルコールlog及びt−ブチルハイドロキノン0.5g
を加え攪拌した。これに、ジシクロへキシルカルボシイ
ごド(略称O,C,C,)を15g、4−N、N−ジメ
チルアミノピリジン0.3g及び塩化メチレン30gの
混合?8液を30分間で滴下し、更にそのまま4時間撹
拌した。次に、ギ酸5gを加え1時間攪拌後、析出した
結晶をセライトを通して濾別した。得られた均一溶液を
メタノール1.52中に再沈し、固形物を濾葉し、乾燥
した。得られた粉末の中和滴定値より反応率は98%で
あった。
収!it75gで平均分子量は5.5 X 104であ
った。
化合物例(Ill)−19: Cll3     CH。
C00C+ ++lhv   Coo(CHt) +。
C00CHtcH= CHtの  ’−9:A    
  I[l−20ドデシルメタクリレ一ト95g1モノ
マー(I)IOの化合物5.0g及びトルエン200 
gの混合物を、製造例8と同様の重合条件で重合反応を
行った。得られた反応混合物を20°Cに冷却後、4−
ペンテン酸6gを加え攪拌した。これに、O,C,C,
を8、Og、4−N、N−ジメチル7s/ピリジ70.
2g及び塩化メチレン30gの混合溶液を30分間で滴
下した。次に、5時間攪拌後、製造例8と同様の処理を
行い、収ft68 gの粘調物を得た。平均分子量は6
.3X104であった。
化合物例([1)−20: cH3CH。
C00C+!Hts  、C00(CHz)toco(
CHzlz−本*:  C00(CHz)xOco(C
1lt)zcH=cHt内      の  ″  1
0:  人     ■  −21トコセニルメタクリ
レ一ト96g1モノマー(I)21の化合物4.Og及
びトルエン200 gの混合物を、製造例8と同様の重
合条件で重合反応を行った。得られた反応混合物を20
’Cに冷却後、2−イソシアナートエチルメタクリレー
ト3.0g及びトルエンlOgの混合溶液を10分間で
滴下した。これに、t−ブチルハイドロキノン0.2g
を加え3時間攪拌した。更に、温度30゛Cで1時間攪
拌した後、メタノール21中に再沈し、固形物を濾葉し
、乾燥した。
固形物の収量は75gで、平均分子量は4.8 X 1
04であった。
化合物例(III) 21: CH。
CH3 *:  C00(CHi)JIICONH(CHz)z
Oco−C=CHzCH。
マクロモノマーの ’−1:M−1 2−(n−ヘキシルカルボニルオキシ)エチルメタクリ
レートを96g1チオグリコ一ル!14g及びトルエン
200gのl見合溶液を、窒素気流下撹拌しながら、温
度70″Cに加温した。2,2゛−アゾビス(イソブチ
ロニトリル)(略称A、1.B、N、)を1.0g加え
8時間反応した。次にこの反応溶液にグリシジルメタク
リレート8g%N、N−ジメチルドデシルアミン1.O
g及びL−ブチルハイドロキノン0.5gを加え、温度
100’Cにて、12時間撹拌した。冷却後この反応溶
液をメタノール21中に再沈し、油状物を82g得た0
重合体の数平均分子量は5,600であった。
マクロモノマーM 1 : C11゜ マクロモノマーの製造例1において、2−(n−へキシ
ルカルボニルオキシ)エチルメタクリレートのみを下記
表−1に相当する化合物に代えた他は、製造例1と同様
にして反応してマクロモノマーを合成した。得られた各
マクロモノマーの数平均分子量は5000〜7000の
範囲であった。
表 CI+! 表 (続き1) 表 1 (続き2) 2.3−ジアセトオキシプロピルメタクリレート96g
 、チオエタノール4g及びトルエン200gの混合溶
液を、窒素気流下撹拌しながら、温度70°Cに加温し
た。 A、1.B、N、を1.Og加え、4時間反応し
た。更に、A、1.B、N、を0,5g加え3時間、そ
の後更にA、1.B、N、を0.3g加え3時間反応し
た。この反応溶液を室温に冷却し、2−カルボキシエチ
ルメタクリレ−)9.6gを加え、これにジシクロへキ
シルカルボジイミド(略称り、C,C,) 12.7g
及び塩化メチレン50gの混合溶液を1時間で滴下した
。Lブチルハイドロキノン1.0gを加え、そのまま4
時間撹拌した。析出した結晶を濾別して得た濾液をメタ
ノール21中に再沈した。沈纒した油状物をデカンテー
ションで捕集し、これを塩化メチレン150ij!に溶
解し、メタノールll中に再度再沈した。油状物を捕集
し減圧乾燥して、収量54 gで、数平均分子1380
0の重合体を得た。
マクロモノマーM−22: 113 COOCHICHCHtOcOcHx C0CR3 マクロモノマーの   23〜29:M−23〜M−2
9マクロ七ツマ−M−22の製造例において、23−ジ
アセトオキシプロピルメタクリレート及び不飽和カルボ
ン酸(2−カルボキシエチルメタクリレートに相当)を
各々代えて、M−22の製造例と同様にして下記表−2
のマクロモノマーを各々製造した。得られた各マクロモ
ノマーの数平均分子量は3000〜6000の範囲であ
った。
表 表−2(つづき) マクロモノマーの ”  30:M−302−〔3−メ
トキシ力ルポニルプロピル力ルポニルオキシ]エチルメ
タクリレート96g 、2−メルカプトエチルアミノ4
g及びテトラヒドロフラン200gの混合溶液を、窒素
気流下、温度70“Cに加温した。
A、 1.B、N、を1.Og加え4時間反応し、更に
A、lB、11゜を0.5g加え4時間反応した。次に
この反応溶液を水浴中で冷却して温度20°Cとし、ト
リエチルアミン6.3gを加え、次にアクリル酸クロラ
イド5.6gを温度25゛C以下で撹拌して滴下した。
滴下後そのまま1時間更に攪拌した。その後、L−ブチ
ルハイドロキノン0.5gを加え温度60°Cに加温し
、4時間攪拌した。冷却後、メタノール21中に再沈す
る操作を2度行い、淡黄色の粘稠物54gを得た。数平
均分子量は4300であった。
マクロモノマーM−30: C00(CHsJz(IL:IJLL;jlzJ3L、
υυし■マ ロモノマーの制”  31:M−312,
3−ジブロピルオキンプロピルメタクリレート95g、
テトラヒドロフラン150g及びイソプロピルアルコー
ル50gの混合溶l夜を窒素気流下に、温度75°Cに
加温した。4.4′−アゾビス(4−シアノ吉草酸)(
略称: A、C,V、 )を4.Og加え5時間反応し
、更にA、C,V、を1.Og加えて4時間反応した。
冷却後、反応溶液を水1.i中に再沈し、油状物をデカ
ンテーションで捕集し、減圧乾燥した。収量は85gで
あった。
この油状物(オリゴマー)50g、グリシジルメタアク
リレート15g 、 N、  N−ジメチルドブシルア
逅ン1.Og及び2,2゛−メチレンビス(6−Lブチ
ル−p−クレゾール)を1.0g加え温度100°Cで
15時間t!A拌した。冷却後、この反応液を石油エー
テルll中に再沈し、透明な粘稠物36gを得た。数平
均分子量は3.600であった。
マクロモノマーM 31: ococ、u。
マクロモノマーの   32:M−32マクロモノマー
の製造例31において、得られた中間体のオリゴマー(
油状物)50g 、2−ヒF。
キシエチルメタクリレート5.6g及び塩化メチレンl
ongの混合溶液に、室温で攪拌下に、D、C,C,を
9、Og、 4−ジメチルアミノピリジン0.5g及び
塩化メチレン20gの混合溶液を1時間で滴下した。そ
のまま更に4時間撹拌した。析出した結晶を濾別し、濾
液を石油エタノールIf中に再沈する操作を2回行ない
、得られた油状物を減圧乾燥した。
収量は28gで数平均分子量は3,000であった。
マクロモノマーM−32: Hs OCOCgHs マクロモノマーの “″ 33:M−332−(n−ノ
ニルカルボニルオキシ)エチルクロトネート95g及び
テトラヒドロフラン200gの混合溶液を、窒素気流下
温度75°Cに加温した。22゛−アゾビス(シアノヘ
プタツール)5gを加え、8時間反応した。
冷却後、この反応液を水浴中で温度20°Cとし、トリ
エチルアミン1.og及びメタクリルM無水物21gを
加え1時間攪拌した後、温度60°Cで6時間攪拌した
得られた反応物を冷却した後メタノール21中に再沈す
る操作を2回行ない、無色透明な粘稠物62gを得た。
数平均分子量は6,200であった。
マクロモノマーM 33: 113 マクロモノマーM−1の製造例において、メタクリレー
トモノマー(2−(n−ヘキシルカルボニルオキシ)エ
チルメタクリレートに相当〕、メルカプト化合物〔チオ
グリコール酸に相当〕及びエポキシ基含有モノマー〔グ
リシジルメタクリレートに相当〕を各々代えて、M−1
の製造例と同様にして下記表−3のマクロモノマーを各
々製造した。
−一 クス  の ’1m、p−1 分散安定用樹脂(III)−1を10g、酢酸ビニル1
00g、マクロモノマーM−10を0.8g及びアイソ
パーHを380gの混合溶液を窒素気流下攪拌しながら
温度75°Cに加温した。A、1.B、N、を0.8g
加え4時間反応し、更に、A、1.B、N、を0.4g
加えて2時間反応した。開始剤添加後20分して白濁を
住し、反応温度は88°Cまで上昇した。温度をlOO
oCに上げ1時間攪拌して未反応の酢酸ビニルを留去し
た。
冷却後200メツシユのナイロン布を通し、得られた白
色分散物は、重合率90%で平均粒径0.20μのラテ
ックスであった。
−−ス    の  ’=k     、  D−分散
安定用樹脂(Ill)−2を12g、酢酸ビニル100
g、マクロモノマーM−1@0.5g及びアイソパーH
を385gの混合t8液を、窒素気流下攪拌しながら、
温度70°Cに加温した。2,2”−アゾビス(イソバ
レロニトリル)(略称^、1.V、N、)を1.og加
え2時間反応し、更に、A、1.V、N、を0.4g加
えて2時間反応後、温度を100℃に上げて、そのまま
1時間PA、拌し、残存する酢酸ビニルを留去した。
冷却後200メツシユのナイロン布を通し、得られた白
色分散物は、重合率88%で平均粒径0.22−のラテ
ックスであった。
−−クス  の ′13〜31;D−3〜D−31ラテ
ックス粒子の製造例2において、分散安定用樹脂(I[
[) −2及びマクロモノマーM−1を下記表−4の各
化合物に代えた他は、製造例2と同様の条件で各ラテッ
クス粒子を製造した。各ラテックス粒子の重合率は85
〜90%であった。
−一 クス  の   32:D−32分散安定用樹脂
(I[1)−1を10g、酢酸ビニル100g、クロト
ン酸5g、マクロモノマーM−29を0.6g及びアイ
ソパーEを468gの混合溶液を、窒素気流下撹拌しな
がら、温度70゛Cに加温した。
A、1.V、N、を1.3 g加え6時間反応後、温度
100°Cに上げてそのまま1時間攪拌し、残存する酢
酸ビニルを留去した。冷却後200メツシユのナイロン
布を通し、得られた白色分散物は重合率85%で、平均
粒径0.22−のラテックスであった。
−一 クス  の   3:D−33 分散安定用樹脂(I)−20を10g、酢酸ビニル10
0 g、 4−ペンテン酸6.0 g 、マクロモノマ
ーM−2を0.8g及びアイソパーGを380gの混合
溶液を、窒素気流下攪拌しながら、温度75°Cに加温
した。A、[、B、N、を0.7g加え4時間反応し、
さらにA、1.B、N、を0.5g加えて2時間反応し
た。冷却後200メツシユのナイロン布を通し、得られ
た白色分散物は重合率88%で、平均粒径0.23μの
ラテックスであった。
−−ス    の     34:D−3分散安定用樹
脂(III)−19を13g、酢酸ビニル85g、N−
ビニルピロリドン15g、マクロモノマーM−22を0
.7g及びn−デカン380 gの混合溶液を、窒素気
流下攪拌しながら、温度75°Cに加温した。 A、1
.B、N、を1.7g加え4時間反応し、さらにA、1
.B、N、を0.5g加えて2時間反応した。冷却後2
00メツシユのナイロン布を通し、得られた白色分散物
は重合率86%で、平均粒径0.20−のラテックスで
あった。
−−ス    の     35= D−35分散安定
用樹脂(III)−21を18g、イソプロピルメタク
リレート100g、マクロモノマーM−18を1.0 
g及びn−デカン470 gの混合溶液を、窒素気流下
撹拌しながら、温度70°Cに加温した。
A、lV、N、を1.Og加え2時間反応した。開始剤
投入後数分で青白濁が始まり反応温度は90℃まで上昇
した。冷却後200メツシユのナイロン布を通して粗大
粒子を除去し、得られた白色分散物は重合率83%で、
平均粒径0.25Jlrnのラテックスであった。
−−ス    の     36:D−36分散安定用
樹脂(I[I)−17を16g、スチレン100g、マ
クロモノマーM−11を0.6g及びアイソパーHを3
80gの混合溶液を、窒素気流下攪拌しながら、温度6
0°Cに加温した。 A、1.V、N、を0.6g加え
4時間反応し、更ニA、1.V、N、を0.3g加えて
3時間反応した。冷却後200メツシユのナイロン布を
通し、得られた白色分散物は重合率83%で、平均粒径
0.23−のラテックスであった。
−−ス    の     37       A)ラ
テックス粒子の製造例1において、マクロモノマー(M
−1)を除き他は同様の方法で行ない、得られた白色分
散物は重合率85%で平均粒径0.25μのラテックス
であった。(特開昭61−43757号のラテックス粒
子に相当) m−クス  の   38    B)ポリ(オクタデ
シルメタクリレートH8g、酢酸ビニル100g、オク
タデシルメタクリレート1.0g及びアイソパーHを3
85gの混合溶液とし、他は製造例1と同様に操作した
得られた白色分散物は重合率85%で、平均粒径0.2
2pのラテックスであった。(特開昭60−17975
1号のラテックス粒子に相当) m−クス  の ゛”39     C)ポリ(オクタ
デシルメタクリレ−)H8g、酢酸ビニル100g、下
記化学構造の単量体(I)を1g及びアイソパーHを3
85gの混合溶液とし、他は製造例1と同様に操作した
得られた白色分散物は重合率86%で、平均粒径0.2
4t!mのラテックスであった。(特開昭62−151
868号のラテックス粒子に相当) 単量体(N L CI+、=C C00(C1lz)、0COCJ、(n)実施例1 ドデシルメタクリレート/アクリル酸(共重合比;95
15重量比)共重合体10g、ニグロシンlOg及びシ
ェルシルア1の30gをガラスピーズと共にペイントシ
ェーカー(東京精機■)に入れ、4時間分散しニグロシ
ンの微小な分散物を得た。
ラテックス粒子の製造例1の樹脂分散物(Dl)を30
g、上記ニグロシン分散物2.5g、FOC1400(
日産化学■製:テトラデシルアルコール〉15g、〔オ
クタデセン−半マレイン酸オクタデシルアミド共重合体
)0.08gをシェルシルア1のINに希釈することに
より静電写真用液体現像剤を作製した。
六    A−C 上記製造例において樹脂分散物を以下の樹脂粒子に代え
て比較用の液体現像剤A、B、Cの3種を作製した。
六   ン            A ニラテックス
粒子の製造例37の樹脂分散物六 ′     Bニ ラテックス粒子の製造例38の樹脂分散物六   ′ 
           Cニラテックス粒子の製造例3
9の樹脂分散物これらの液体現像剤を全自動製版機EL
P404V(富士写真フィルム■製)の現像剤として用
い、電子写真感光材料であるELPマスター■タイプ(
富士写真フィルム■製)を露光、現像処理した。製版ス
ピードは、5版/分で行なった。さらに、ELPマスタ
ー■タイプを2000枚処理した後の現像装置へのトナ
ー?f着汚れの有無を観察した。複写画像の黒化率(画
像面積)は、30%の原稿を用いて行なった。その結果
を表−5に示した。
表−5 前記した、製版条件で各現像剤を製版した所、現像装置
の汚れを生しず又2000枚目の製版プレートの画像が
鮮明な現像剤は、本発明の場合のみであった・ 一方、各現像剤より製版して得られたオフセット印刷用
マスタープレート(ELPマスター)を常法により印刷
し、印刷物の画像に文字の欠落、ペタ部のカスト等の発
生するまでの印刷枚数を比較した所、本発明、比較例A
及び比較例Cの現像剤を用いて得られたマスタープレー
トは、tooo。
枚以上でも発生せず、比較例日を用いたマスタープレー
トでは8000枚で発生した。
以上の結果の如く、本発明の樹脂粒子を使って現像剤と
したもののみが、現像装置の汚れを全く生じないと同時
に、マスタープレートの印刷枚数も著しく向上したもの
であった。
即ち、比較例Aの場合は印刷枚数に問題はないが現像装
置の汚れが著しく、連続して使用するには耐え得なかっ
た。
又、比較例B及び比較例Cの場合は、製版スピ−ドが5
枚/分といった早い状!(従来は2〜3枚/分の製版ス
ピード)で用いられると、現像装置(特に背面電極板上
)の汚れが生しる様になり、2000枚後位には、プレ
ート上の複写画像の画質に影9 (Dmaxの低下、細
線のカスレ等)がでてくるようになった。マスタープレ
ートの印刷枚数は、比較例Cでは、問題なかったが、比
較例Bは低下した。
これらの結果は、本発明の樹脂粒子が明らかに優れてい
ることを示すものである。
実施例2 ラテックス粒子の製造例2で得られた白色分散物100
g及びス稟カロンブラック1.5gの混合物を温度10
0°Cに加温し、4時間加熱攪拌した。室温に冷却後2
00メツシユのナイロン布を通し、残存した染料を除去
することで、平均粒径0.25−の黒色の樹脂分散物を
得た。
上記黒色樹脂分散物32g 、 FOC−1600(日
照化学■製、ヘキサデシルアルコール)20g、ナフテ
ン酸ジルコニウム0.05gをシェルシルア1のIIV
、に希釈することにより液体現像剤を作製した。
これを実施例1と同様の装置により現像した所、200
0枚現像後でも装置に対するトナー付着6れは全く発生
しなかった。
又、得られたオフセット印刷用マスタープレートの画質
は鮮明であり、1万枚印刷後の印刷物の画質も非常に鮮
明であった。
実施例3 ラテックス粒子の製造例33で得られた白色分子ft物
100g及びビクトリアブルーBを3gの混合物を温度
70°C〜80°Cに加温し6時間撹拌した。室温に冷
却後200メツシユのナイロン布を通し、残存した染料
を除去して平均粒径0.25−の青色の樹脂分散物を得
た。
上記青色樹脂分散物32g、ナフテン酸ジルコニウム0
.05gをアイソパーHの11に希釈することにより液
体現像剤を作製した。
これを、実施例1と同様の装置により現像した所、20
00枚現像後でも装置に対するトナー付着汚れは全く見
られなかった。又、得られたオフセット印刷用マスター
プレートの画質は鮮明であり、1万枚印刷後の印刷物の
画質も非常に鮮明であった。
実施例4 ラテックス粒子の製造例3で得た白色樹脂分散物32g
、実施例1で得たニグロシン分散物2.5g、FOC−
1800(日照化学■製、オクタデシルアルコール)1
5g及びジイソブチレンと無水マレイン酸の共重合体の
半ドコサニルアミド化物0.02 gをアイソパーGの
lNに希釈することにより、液体現像剤を作製した。
これを実施例1と同様の装置により現像した所、200
0枚現像後でも装置に対するトナー付着汚れは、全く見
られなかった。又得られたオフセット印刷用マスタープ
レートの画質及び1万枚印刷後の印刷物の画質とも鮮明
であった。
更に、この現像剤を3力月間放置した後、上記と全く同
様の処理を行なったが、経時前と全く変わらなかった。
実施例5 ポリ (デシルメタクリレート)log、アイソパーH
を30g及びアルカリブルー8gを、ガラスピーズと共
に、ペイントシェーカーに入れ、2時間分散を行ないア
ルカリブルーの微小な分散物を得た。
ラテックス粒子の製造例23で得られた白色樹脂分散物
30g、上記のアルカリブルー分散物4.2g、及びジ
イソブチレンと無水マレイン酸の共重合体の半ドコサニ
ルアミド化物0.06 gをアイソパーGの11に希釈
することにより液体現像剤を作製した。
これを実施例1と同様の装置により現像した所、200
0枚現像後でも装置に対するトナー付着汚れは全く見ら
れなかった。又、得られたオフセント印刷用マスタープ
レートの画質及び1万枚印刷後の印刷物の画質ともに非
常に鮮明であった。
実施例6〜27 実施例5において、ラテックス粒子の製造例23のD−
23に代えて、下記表−6の各ラテックスを用いた他は
、実施例5と同様にして、液体現像剤を作製した。
表−に れを実施例1と同様の装置により現像した所、2000
枚現像後でも装置に対するトナー付着汚れは全く発生し
なかった。
又、得られたオフセット印刷用マスタープレートの画質
は鮮明であり、1万枚印刷後の印刷物の画質も非常に鮮
明であった。
更にこの現像剤を3力月間放置した後、上記と全く同様
の処理を行なったが、経時前と全く変わらなかった。
(発明の効果) 本発明により、分散安定性、再分散性、及び定着性の優
れた現像液が得られた。特に、非常に製版スピードの速
い製版条件で用いても、現像装置に汚れを生じず、且つ
得られたオフセント印刷用マスタープレートの画質及び
1万枚印刷後の印刷物の画質ともに非常に鮮明であった

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電気抵抗10^9Ωcm以上、かつ誘電率3.5以下の
    非水溶媒中に、少なくとも樹脂を分散して成る静電写真
    用液体現像剤において、該分散樹脂粒子が、下記一般式
    ( I )で示されるモノマーと下記一般式(II)で示さ
    れるモノマーとを重合して得られた共重合体に更に不飽
    和結合導入の為の反応を行うことによって得られた下記
    一般式(IIIa)及び一般式(IIIb)を少なくとも繰り
    返し単位として含む共重合体である分散安定用樹脂の存
    在下に、該非水溶媒には可溶であるが、重合することに
    よって不溶化する一官能性単量体(A)及び下記一般式
    (IV)で示される繰返し単位から成る重合体主鎖の一方
    の末端にのみ下記一般式(V)で示される重合性二重結
    合基を結合して成る数平均分子量が10^4以下である
    一官能性マクロモノマー(M)を、各々少なくとも1種
    含有する溶液を重合反応させることにより得られる共重
    合体樹脂粒子であることを特徴とする静電写真用液体現
    像剤。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(IIIa) 一般式(IIIb) ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ 一般式( I )中、Y^1は−O−、−S−、−CO−
    、−CO_2−、−SO_2−、−OCO−、−CON
    H−、−CONZ^1−(Z^1は炭化水素基)、−N
    HCO−、−NHCO_2−、−NHCONH−、−C
    H_2CO_2−、−CH_2OCO−、又は▲数式、
    化学式、表等があります▼を表わす。 X^1は−CO_2H、−COCl、−OH、−Si、
    −NHZ^2(Z^2は水素原子、又は炭化水素基)、
    −NCO、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等が
    あります▼、−SO_2Cl、又は−SO_2CH_2
    CH_2X^3(X^3は塩素原子、臭素原子、又はヨ
    ウ素原子)を表わす。Wは原子団Y^1と原子団X^1
    とを連結するヘテロ原子を介してもよい炭化水素基であ
    り、mは0又は1である。a^1、a^2、a^3は互
    いに同じであっても異なってもよく、それぞれ水素原子
    、炭化水素基、ハロゲン原子、−COOZ^3(Z^3
    は水素原子、又は炭化水素基)、又は炭化水素基を介し
    た−COOZ^3を表わす。 一般式(II)中、Y^2は−O−、−S−、−CO−、
    −CO_2−、−SO_2−、−OCO−、−CONH
    −、−CONZ^4−(Z^4は炭化水素基)、−NH
    CO−、−NHCO_2−、−NHCONH−、−CH
    _2CO_2−、−CH_2OCO−、又は▲数式、化
    学式、表等があります▼を表わす。 Z^0は炭化水素基を表わす。b^1、b^2、b^3
    は互いに同じであっても異なってもよく、それぞれ一般
    式( I )中におけるa^1、a^2、a^3と同義で
    ある。 一般式(IIIa)中、a^1、a^2、a^3、Y^1
    、W及びmは一般式( I )のそれと同義である。X^
    2は−CO_2−、−COS−、−SCO−、−CON
    H−、−OCO−、−NHCO−、−NHCO−、−N
    HCONH−、−SO_2−、−O−、−OOCNHC
    O−、▲数式、化学式、表等があります▼又は−S−を
    表わす。Qは原子団X^2と不不飽和結合基▲数式、化
    学式、表等があります▼とを連結するヘテロ原子を介し
    てもよい炭化水素基であり、nは0又は1である。但し
    、原子団−Y^1−(W)_m−X^2−(Q)_n−
    主鎖部の原子の総和が9以上でなければならない。d^
    1、d^2、d^3は互いに同じであっても異なっても
    よく、それぞれ一般式( I )中におけるa^1、a^
    2、a^3と同義である。 一般式(IIIb)中、b^1、b^2、b^3、Y^2
    及びZ^0は一般式(II)のそれと同義である。 一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(IV)において、V_0は−O−、−S−、−C
    OO−、−OCO−、−CH_2OCO−又は−CH_
    2COO−を表わす。 A_0は水素原子又は炭素数1〜18の炭化水素基を表
    わす。 B_1及びB_2は、互いに同じでも異なってもよく、
    −O−、−CO−、−CO_2−、−OCO−、−SO
    _2−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等が
    あります▼を表わす(A_1は上記A_0と同一の記号
    を表わす)。 R_1及びR_2は、互いに同じでも異なってもよく、
    置換されてもよい、又は▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を主鎖の 結合に介在させてもよい〔B_3、B_4は、互いに同
    じでも異なってもよく、上記B_1、B_2と同一の記
    号を示し、R_4は置換されてもよい炭素数1〜18の
    炭化水素基を示し、A_2はA_0と同一の記号を示す
    〕炭素数1〜18の炭化水素基を表わす。 e_1、e_2は、互いに同じでも異なってもよく、水
    素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭化水素基、−CO
    O−R_5又は炭化水素を介した−COO−R_5(R
    _5は水素原子又は置換されてもよい炭化水素基を示す
    )を表わす。 y、z及びpは、各々同じでも異なってもよく、0〜4
    の整数を表わす。但し、y+zは少なくとも1以上であ
    る。 一般式(V)において、V_1は、−O−、−COO−
    、−OCO−、−CH_2OCO−、−CH_2COO
    −、−SO_2−、−CONH−、−SO_2NH−、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、−CONHCOO−、又は−CONHCONH−を表
    わす(但し、R_6は水素原子又は炭素数1〜18の炭
    化水素基を表わす)。 f_1及びf_2は、互いに同じでも異なってもよく、
    各々上記一般式(IV)のe_1又はe_2と同義である
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013100473A (ja) * 2011-10-13 2013-05-23 Sumitomo Chemical Co Ltd 化合物、樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法

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JP2013100473A (ja) * 2011-10-13 2013-05-23 Sumitomo Chemical Co Ltd 化合物、樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法

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