JPH03127061A - 現像装置用リーダ搬送機構 - Google Patents

現像装置用リーダ搬送機構

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Publication number
JPH03127061A
JPH03127061A JP26691689A JP26691689A JPH03127061A JP H03127061 A JPH03127061 A JP H03127061A JP 26691689 A JP26691689 A JP 26691689A JP 26691689 A JP26691689 A JP 26691689A JP H03127061 A JPH03127061 A JP H03127061A
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JP
Japan
Prior art keywords
leader
processing tank
timing belt
conveyance
developing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP26691689A
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English (en)
Inventor
Tadaharu Tsukada
忠治 塚田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、フィルム先端部分が連結されたリーダを現像
装置内の処理槽から隣接する処理槽へ反転搬送するため
の現像装置用リーダ搬送機構に関する。
[従来の技術] 画像が焼付られたフィルムを現像する工程は一般に現像
、漂白、定着、水洗及び乾燥からなっている。
これらの工程では各処理槽が一台の現像装置内に順次、
隣接配置され、これらの処理槽内ヘフイルムが順次搬送
されて処理される。これらの各工程へフィルムを搬送す
る場合には、フィルムの先端部をリーダへ連結して、こ
のリーダを各工程の処理槽に設けられたリーダ搬送手段
によって搬送させてフィルムを各処理槽内へ搬送して処
理している。
上記リーダを搬送させるリーダ搬送手段は、駆動手段の
駆動力が伝達されて搬送されるループ状のタイミングベ
ルトと、このタイミングベルトのループの外側に配置さ
れたガイドと、処理槽と処理槽と隣接する処理槽との間
に配置されて処理槽内から送り出されたリーダを反転さ
せて隣接する処理槽内へ送るリーダ搬送機構とで構成さ
れている。タイミングベルトには適宜間隔で、ループの
外側に複数個の係合突起が形成されており、リーダに設
けられた複数個の係合孔内へそれぞれ挿入され係合され
て係合状態となる。この係合状態で、タイミングベルト
が駆動手段によって搬送されると、リーダが処理槽内へ
送られる。
処理槽内をタイミングベルトによって搬送されるリーダ
は、処理槽の上部でタイミングベルトの係合突起がリー
ダの係合孔内から抜き出て、隣接する処理槽との間に配
置されたリーダ搬送機構のガイドへ送られる。
このリーダ搬送機構のガイドは、送り込まれたリーダの
搬送方向を反転して下方へ向け、隣接する処理槽内で回
転しているタイミングベルトの係合突起へリーダの係合
孔内を係合させて、隣接する処理槽内ヘリーダを搬送す
る。
またリーダ搬送機構のリーダの搬送路はリーダの係合孔
間の距離の整数倍の距離に設定され、その後製作時に実
際の搬送路に合うように位置が微調節され、リーダの係
合孔内へ隣接する処理槽内のタイミングベルトの係合突
起が係合するようにし、リーダを隣接する処理槽内へ確
実に受は渡している。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記した従来のリーダ搬送機構のガイドはリ
ーダが通過する搬送路の距離が変化するとリーダを確実
に隣接する処理槽内へ受は渡すことが出来なかった。
このためガイドは、リーダの搬送路を試行錯誤して設計
しなければならないので、ガイドの設計が非常に面倒で
あった。
本発明は上記事実を考慮し、確実に処理槽内から隣接す
る処理槽内ヘリーダを受は渡すことが出来、設計が容易
となる現像装置用リーダ搬送機構を提供することが目的
である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明では、第1の処理槽と第
2の処理槽との間に配置されて第1の処理槽から上方へ
向けて送り出されたリーダを第2の処理槽内へ向けて反
転させる反転手段と、反転手段によって第2の処理槽内
へ向けて反転されたリーダの先端部の搬送速度を第1の
処理槽内のタイミングベルトの搬送速度より遅くする搬
送速度遅延手段と、を設けたことを特徴としている。
[作用コ 上記構成の本発明によれば、第1の処理槽内か送り送り
出されたリーダは反転手段によって下方へ向けて反転さ
れた後に、その先端部が速度遅延手段によって、第1の
処理槽内のタイミングベルトの搬送速度より遅延される
したがって処理槽内のタイミングベルトによる搬送によ
ってリーダに圧縮荷重が付与された状態となるので、リ
ーダの中間部は外側に向かって膨らんでいわゆる逃げが
生じる。この結果リーダの先端部分は第2の処理槽内の
タイミングベルトとの移動形跡円へ入り込んでこのタイ
ミングベルトの係合突起が係合するのを待つ状態となる
。従ってタイミングベルトの係合突起がリーダの係合孔
内へ容易に挿入されて係合される。タイミングベルトの
係合突起とリーダの係合孔が係合するとリーダは第2の
処理槽内のタイミングベルトによって第2の処理槽内へ
引き込まれる。
[実施例コ 第3図には、本発明に係る現像装置用フィルム搬送機構
が適用された現像装置12の側面図が示されている。こ
の現像装置12はその外側がフレ−ム14によって覆わ
れ外部から遮光されている。
このフレーム14の下方は複数の支持脚16によって床
18へ支持されている。
フレーム14には上下方向に延びる複数の処理槽が直列
状態で設けられており、それぞれ縦壁19によって区画
されている。処理槽20には現像液、処理槽22には漂
白液、処理槽24には定着液、処理槽26.28には水
洗水、処理槽30には安定液が収容されており、処理槽
32は乾燥室で、下方にヒーター34とファン35が配
置されていて、上方へ温風が送られる。
また処理槽20の片側には供給装置36が配置されてい
る。この供給装置36は現像用フィルム38をパトロー
ネ40から引き出して処理槽20へ供給する。さらに処
理槽32の片側には集積装置42が配置されている。こ
の集積装置42は処理後のフィルム38を集積する。
現像用フィルム38は第4図に示されるようにパトロー
ネ40内のスプール44へ巻き取られた状態で収容され
ている。本実施例では各スプロール44から引き出され
た2本の現像用フィルム38の先端部分が一枚のり−ダ
46へ接着テープ47によって固着されている。リーダ
46はフィルム38よりも若干剛性の高い可撓性樹脂で
成形されている。このリーダ46には中央に長手方向に
沿って適宜間隔で係合孔である角孔48が穿設されてい
る。
第3図に示されるようにフィルム供給装置38はその上
方が開閉可能なカバー56によって被覆されている。こ
のフィルム供給装置38内にはカッタ52が配置されて
いる。パトローネ40からフィルム38の撮影済部分の
引き出しが完了するとこのカッタ52によってフィルム
38が切断される。
各処理槽内にはフィルム及びリーダーを搬送するための
搬送ユニット60が配置され、処理槽20〜30の間の
上部にはリーダー搬送機構150が配置され、処理槽3
0と処理槽32との間には支持ブラケット198が配置
されている。
第2図に示されるように、リーダ搬送機構150は一対
のサイドブラケツl−152,153の上部を略コ字状
の支持カバー154が覆うように取り付けられている。
この支持カバー154には支持ブラケット152.15
3の裏面側(フィルム搬送方向上流側)を塞ぐ略り字状
のカバ一部158が取り付けられており、このカバ一部
158の上部には把手156が取り付けられている。
また支持カバー154の側壁154Aの両側部には円弧
状の切欠き154B、154Cが形成されている。切欠
き154Bは第1図に示されるように処理槽26内に配
置された搬送ユニット60の回転軸70へ挿入され、切
欠き154Cは一対のサイドプレート64から互いに接
近するように突出して設けられた一対のノック63へ挿
入されている。これによりリーダ搬送機構150が処理
槽26と処理槽28の間に上部に固定される。このリー
ダ搬送機構150を取り付ける場合には先ず処理槽26
内に配置された搬送ユニット60の回転軸70を切欠き
154B内へ挿入した後に、リーダ搬送機構150をこ
の回転軸70を中心に第1図時計方向へ回転させ、切欠
き154C内へノック63をそれぞれ挿入する。また取
り外す場合には、処理槽26内の回転軸を中心にリーダ
搬送機構150を反時計方向へ回転させ、切欠き154
C内からノック63を抜き出した後に、切欠き154B
内から回転軸70を引き抜く。これにより、リーダ搬送
機構150を取り外すことが出来る。
サイドブラケット152.153には一対のサイドプレ
ート152A、152B及び153A。
153Bが基部152D、153Dから略直角に下方へ
向けて折り曲げられている。サイドプレー)152Aと
サイドプレート153Aには矩形状の切欠き152C,
153Cが形成されている。
これらの切欠き152C,153Cは縦壁19の逃げ用
となっている。
またサイドプレート152B、153Bには円弧状の切
欠き160.161が形成され、これらの円弧状切欠き
160.161に続いてさらに円弧状切欠き162.1
63が形成されている(第1図参照)。円弧状切欠き1
60.160内にはサイドプレー)152B、153B
間に掛は渡されたローラ164の中間部が挿入され、円
弧状の切欠き162.163内には搬送ローラ対178
の中間部が挿入されている。
ローラ164は第2図に示されるように中間部が縮径さ
れて小径部164Aが形成されている。
この小径部164Aがサイドブラケット152.153
の間に位置しており、後述するタイミングベルト86と
の当接防止用となっている。
ローラ164の両端部はサイドプレー)152A、15
3Aに図示しない軸受を介して回転可能に支持されてお
り、各先端部はサイドプレート152A、153Aを貫
通してサイドプレート152A、153Aと支持カバー
154の両側壁154Aとの間へ位置している。ローラ
164の一方の先端部には歯車166が固着され、他方
の先端部にはブツシュ168が固着されている。
歯車166には歯車166より大径の歯車170が噛み
合っている。この歯車170は、サイドプレー)153
A、153B間に掛は渡されたシャフト172のサイド
プレート153A及び側壁154Aを貫通した先端部に
回転可能に支持されている。
またサイドプレー)152A、153A間には搬送ロー
ラ対174が掛は渡されている。この搬送ローラ対17
4は中間部が縮径された搬送ローラ176と、中間部で
分割されて、サイドプレー)152Aとサイドプレート
152B間及びサイドプレー)153A、153B間に
配置される搬送ローラ178で構成される 搬送ローラ176の回転軸はサイドプレート153A、
153B及び側壁154Aを貫通して外方へ突出してお
り、その先端部には歯車180.182がそれぞれ固着
されている。
また搬送ローラ178の各々の回転軸の一方はサイドプ
レート152A、153Aを貫通して外方へ突出してお
り、その先端部には歯車184.186が固着されてい
る。歯車184は歯車180と噛み合っており、歯車1
86は歯車182と噛み合っている。また歯車186に
は歯車186より大径の歯車188と噛み合っている。
また歯車188は歯車170と噛み合っている。
従って、歯車188に伝達された回転駆動力が歯車17
0を介して歯車166へ伝達されてローラ164が回転
する。さらに、歯車188に伝達された回転駆動力が歯
車184へ回転駆動力が伝達されて、搬送ローラ178
の一方を回転させると共に歯車180を介して搬送ロー
ラ176へ伝達されて歯車182から歯車186へ伝達
されて他方の搬送ローラ178が回転する。この搬送ロ
ーラ対178は処理槽26内に配置されて上昇するリー
ダ46を挟持して円弧状案内部161.162へ搬送す
る。
歯車188はサイドプレート153A、153Bに回転
可能の支持され、サイドプレート153を貫通したシャ
フト190の先端部に固着されている。またサイドプレ
ート153Bを貫通したシャフト190の先端には歯車
192が固着されている。この歯車192は後述する搬
送ユニット60の歯車194と噛み合って回転駆動力が
伝達される。
サイドブラケット152Bとサイドブラケット153B
には、円弧状切欠き160.161の端部に引掛は部1
98が突出して設けられている。
この引掛は部196は処理槽26から送り出されたリー
ダ46の先端部と当接し、リーダ先端部をタイミングベ
ルト86の係合束11f86cの移動軌跡内へ配置した
状態でリーダ46の搬送を一時停止する。先端部の搬送
が一時停止されたり−ダ46は処理槽26内の後述する
タイミングベルト86の搬送によって中間部以降が送り
続けられるので、中間部が円弧状案内部160側へ膨ら
み先端部が略垂直になり、この結果リーダ46の先端部
の搬送速度が遅延されタイミングベルト86の係合突起
86Cが係合すると搬送が再開されることとなる。この
リーダ搬送機構150は他の処理槽と処理槽との間にも
配置されている。
処理20の上端部と供給装置36との間には支持ブラケ
ット169が配置されている。この支持ブラケット16
9は図示一対の側板145間へ反転ローラ148が配置
され、回転軸146が回転47が配置されている。この
支持ブラケツ)169内には供給装置36からリーダ4
6及びフィルム38が略水平に挿入される。挿入された
り−ダ46及びフィルム38は円弧状案内部によって下
方へ向けて案内され、処理槽20内へ挿入される。
処理、槽30と処理槽32との間には支持ブラケット1
98が配置されている。この支持ブラケット198には
2個の反転ローラ200.202が配置されている。こ
れらの反転ローラ204.206はフィルム38を処理
槽30から処理槽32へ向けて反転移動させる。
第5図に示されるように、搬送ユニット60は、両側部
に折曲部62が形成された一対のサイドプレート64が
対向して配置されている。またサイドプレート64の両
端部付近、すなわち取り付は状態における上下端部付近
には回転軸70.72が軸受74.76でサイドプレー
ト64へ軸支されている。回転軸70.72にはそれぞ
れ中央部にスプロケットホイル78.80が一体的に固
着されており、回転軸70.72と共に回転する。
回転軸70の一端はサイドプレート62から突出し、そ
の先端部にスプロケットホイル82が固着されている。
このスプロケットホイル82へはチェノ84が巻掛けら
れている。このチェノ84は図示しないモーターの駆動
力を受けてスプロケット82を回転させ回転軸70を回
転する。
上下のスプロケット78.80にはタイミングベルト8
6がループ状に巻掛けられている。。このタイミングベ
ルト86は合成樹脂製で一体戊形されており、細幅で薄
肉のベルト基部86Aの内周へ等間隔で台形状のタイミ
ング突起86Bが複数個突出して設けられている。また
外周にはタイミング突起86Bに対応した位置に複数個
の係合突起86Cが等間隔で形成されている。これらの
係合突起86Cはリーダー46の係合孔である角孔48
内へ挿入されて係合する。
サイドプレート64間にはタイミングベルト86の内周
面に対応して支持プレート88が背中合わせに2個配置
されている。この支持プレート88にはコ字状溝92が
中間部長手方向全域に渡って形成されている。このコ字
状溝92はタイミンクヘルド86を収容して案内しタイ
ミングベルト86の幅方向への移動を規制している。
支持プレート88のコ字状溝92の両側には断面形状が
円弧状のフィルム支持部94がそれぞれ設けられている
。これらのフィルム支持部94は搬送されるフィルム3
8が波打って屈曲するのを防止している。またフィルム
支持部94には複数個の貫通孔96が形成されており、
処理槽内に収容される処理槽内での処理液の流通を促進
している。
またフィルム支持部94には上下2箇所に、幅方向に沿
って一対の凹部94Aがそれぞれ設けられている。これ
らの凹部94A内には後述する板ばねの先端部が挿入さ
れる。
タイミングベルト86を挟んで支持プレート88の反対
側すなわちタイミングベルト86の外周直線部に対応し
てガイドバー98.100がタイミングベルト86が設
けられている。これらのガイドバー98.100はサイ
ドプレート62間へ掛は渡される一対のカバープレート
68へ固!されている。
ガイドバー98はタイミングベルト86に対向した表面
にコ字状の凹部98Aが長手方向全域に渡って形成され
ている。このコ字状凹部98Aはタイミングベルト86
に突出して設けられた係合突起86Cの幅寸法より若干
だけ大きな幅寸法に設定されており、タイミングベルト
86の移動時に係合突起86Cを通過させる役目を有し
ている。
またガイドバー98はベルト基部86Aの表面との間に
若干量の隙間が設けられて配置されている。この隙間は
タイミングベルト86に引張られて移動するリーダ46
の通過空間となっている。
これによってガイドバー98はタイミングベルト86と
の間にリーダ46を挟持し、係合突起86Cが角孔48
内から抜き出て、係合状態が解除しないようにしている
またガイドバーg8はタイミングベルト86の湾曲部か
ら直線部へ至る部分で、リーダ46を円滑に案内するた
め、一方の下端部が次第に肉厚を減少する円弧状案内部
98Bとなっている。
ガイドバー98の下部には矩形貫通孔98Cが形成され
ている。この矩形貫通孔94C内にはローラ104が軸
支されており、その外周の一部がリーダ46の搬送路側
へ露出している。ローラ104は第5図に示されるよう
に2個の円板106が軸108へ所定の間隔を開けて同
軸に支持されている。この円板106間の所定の間隔は
タイミングベルト86の係合突起86Cを跨ぐ大きさと
され、円板106の外周がリーダ46の表面と当接し、
反転したリーダ46をガイド98から離間させて、ガイ
ドバー98へ摺動するのを防止している。またリーダ4
6が通過した後にはタイミングベルト86をガイドバー
98から離間させてタイミングベルト86がガイドバー
98へ摺動しないようにしている。
またガイドバー98のコ字状凹部98Aを形成する側壁
にはリーダ搬送方向の中間部に対応して切欠き98Dが
それぞれ2箇所設けられている。
このためリーダ46及びタイミングベルト86がガイド
98へ接触する場合、この切欠き98D部分ではガイド
98へ当たることはなく接触面積が少なくなるので、タ
イミングベルト86とリーダ46の磨耗を防止すること
が出来る。この切欠き98Dは1箇所でも2箇所以上設
けても良い。
ガイドバー100はガイドバー98と同様形状でありコ
字状凹部100Aが形成され、長手方向下部には同様に
円弧状案内部100Bが形成されている。また長手方向
中間部には切欠き100Cが形成されており、ローラ1
12が収容され外周の一部がリーダー46の搬送路内へ
突出している。
このローラ112は前述したローラ104と同構成で、
タイミングベルト86の係合突起86Cを跨いでタイミ
ングベルト86の表面と当接して、リーダ46及びリー
ダ46通過後にタイミングベルト86をガイドバー10
0から離間させ、リーダ46及びタイミングベルト86
のガイドバー100への摺動を防止している。
カバープレート68の裏面側には板ばね114の基部1
14Aがビス116で取り付けられている。この板ばね
114は第5図に示されるように略コ字状で、基811
4Aの両端部から上方に延びる中間部がリーダ46の搬
送路側へ向けてそれぞれ折り曲げられた後にさらに先端
部114Bが基部114Aと略平行に折り曲げられてい
る。この先端部114Bはカバープレート68に設けら
れた貫通孔68Aを貫通して、ガイドバー98のコ字状
凹部98Aよりもリーダ46の搬送路内へ突出しており
、リーダ46の搬送中にはリーダ46をタイミングベル
ト86へ向けて押圧し、リーダ46を搬送していない時
には先端部114Bが支持プレート88の切欠き94A
へ挿入する。この板ばね114はカバープレート68の
下部にも配置されており同様にリーダ46を押圧する。
これによりリーダ46がガイド98と摺動しないので、
リーダ46が磨耗することがない。
また、カバープレート68を樹脂製にし、この板ばね1
14を一体成形しても良い。この場合にはビス116が
不要となる。
さらにカバープレート68の裏面側両側部には板ばね1
18の基部118Aがビス120で取り付けられている
。この板ばね118は第5図に示されるように略り字状
で、基部118Aから上方に延びる中間部がリーダ46
の搬送路側へ向けて折り曲げら才、た後にさらに先端部
118Bが基部114Aと略平行に折り曲げられている
。この先端部114Bはカバープレート68に設けられ
た貫通孔68Aを貫通して、ガイドバー98のコ字状凹
部98Aよりリーダ46の搬送路内へ突出しており、リ
ーダ46の搬送中にはリーダ46をタイミングベルト8
6へ押圧すると共にフィルム38の幅方向への移動を規
制している。またリーダ46を搬送していない時には先
端部118Aは支持プレート88の切欠き94Aへ挿入
する。
またタイミングベルト86を挟んで反対側のカバープレ
ート68の裏面側には板ばね124の基部124Aがビ
ス126で取り付けられている。
この板ばね124は第5図に示されるように板ばね11
4と同様形状であり、略コ字状で基部124から下方に
延びる中間部がリーダ46の搬送路側へ向けて折り曲げ
られた後にさらに先端部124Bが基部124Aと略平
行に折り曲げられている。この先端部124Bはカバー
プレート68に設けられた貫通孔68Aを貫通して、ガ
イドバー100の表面コ字状凹部1υOAよりリーダ4
6の搬送路内へ突出しており、リーダ46の搬送中には
リーダ46をタイミングベルト86へ押圧し、リーダ4
6を搬送していない時には先端部124Bが支持プレー
ト88の切欠き94Aへ挿入される。この板ばね124
はカバープレート68の下部にも配置されており同様に
リーダ46をタイミングベルト86へ押圧している。
さらにカバープレート68の裏面側両側部には板ばね1
18と同様形状の板ばね128の基部128Aがビス1
30で取り付けられている。この板ばね128は第5図
に示されるように略り字状で、基部128Aから下方に
延びる中間部がリーダ46の搬送路側へ向けて折り曲げ
られた後にさらに先端部128Bが基部128Aと略平
行に折り曲げられている。この先端部128Bはカバー
プレート68に設けられた貫通孔68Aを貫通して、ガ
イドバー100の表面コ字状凹部100よリリーダ46
の搬送路内へ突出しており、リーダ46の搬送中にはリ
ーダ46をタイミングベルト86へ押圧し、リーダ46
を搬送していない時には先端部128Bが支持プレート
88の切欠き94Aへ挿入する。
また、カバープレート68を樹脂製にし、この板ばね1
14を一体戊形しても良い。この場合にはビス116が
不要となる。
またカバープレート68には複数個の貫通孔122が形
成されており、処理液の流通を向上させている。これら
の貫通孔122はフィルム38の搬送方向に向けて中間
部が突出するV字形状となっており、これによってフィ
ルム38カセこれらの貫通孔120と不用意に接触して
その搬送を妨げることかない。
サイドプレート64間の下部には反転ガイド129が配
置されビス131でサイドプレート64へ固定されてい
る。この反転ガイド129は側板132間の中間部に2
枚の縦壁136.138が形成されている。これらの間
にスプロケット80が挿入されている。側板132、縦
壁136.138には円弧状案内部132A、136A
、138Aが形成されこれらの円弧状案内部132A。
136A、138Aは、スプロケット80の外周に位置
するタイミングベルト86の外周面から所定の間隙が形
成されて配置されている。
この間隔は反転ガイド129によって反転されるリーダ
46の角孔48間のピッチ間距離だけタイミングベルト
86の円弧状外周距離より長く設定されている。
またスプロケット80の軸方向両側部にはリング90が
取り付けられている。このリング900半径はタイミン
グベルト86の複数の係合突起86Cの円弧状軌跡の半
径より大きな半径に形成されている。このためリーダ4
6をタイミングベルトから離間する方向へ移動させて、
係合突起86Cを角孔48から抜き出す。
すなわち、リング90によってタイミングベルト86と
の係合状態が解除されたリーダ46は反転する際にはタ
イミングベルト86から一旦外れて、搬送され反転した
後に再びタイミングベルト86の係合突起86Cがリー
ダ46の角孔48内へ挿入して、処理槽の上方へ向けて
搬送される。
リーダ46の角孔48内へ挿入される係合突起86Cは
lピッチずれた角孔48内へ挿入される。
また処理槽32内には逆三角形状のセパレーター140
が配置され、ファン35及びヒーター34からの温風を
分岐している。
次に本実施例の作用について説明する。
第4図に示されるように最初に2本のフィルム38の先
端部分をパトローネ40から引き出して、リーダー46
の後端へ接着テープ47で接続する。
この状態のフィルム38とリーダー46を供給装置36
へ装填する。そしてカバー56を閉止するとこれを図示
しない検知手段が検出して搬送ローラを作動させる。搬
送ローラが作動するとリーダー46が支持ブラケツ)1
69へ挿入搬送される。
支持ブラケット169へ挿入されたリーダー46は反転
ローラ148によって下方へ向けて搬送される。下方へ
向けて搬送されたリーダー46は角孔48内へタイミン
グベルト86の係合突起86Cが挿入されて係合状態と
なる。この係合状態でリーダ46はタイミングベルト8
6の搬送によって処理槽20内へ搬送される。処理槽2
0の上部に搬送されるとリーダー46にローラ112が
当接し、リーダー46がガイドバー100から離間され
た状態となる。したがってリーダー46はガイドバー9
6と摺動することなく処理槽20の内部へ搬送される。
またリーダー46が通過した後にもローラ112はタイ
ミングベルト86と当接してタイミングベルト86をガ
イドバー100から離間させてガイドバー100への摺
動を防止する。これによりリーダ46及びタイミングベ
ルト86が磨耗して破損することがない。またタイミン
グベルト86の寿命を長くすることが出来る。
処理槽20の下部へ向かって搬送されるとり−ダ46は
板ばね124及び板ばね128によってタイミングベル
ト86へ押圧されながらさらに下方へ向けて搬送される
。リーダ46が板ばね124及び板ばね128によって
タイミングベルト86へ押圧されながら搬送されるので
、リーダー48はガイドバー100と摺動することがな
く、磨耗することがなく、係合突起86Cとの係合状態
も維持される。
角孔48内に係合突起86Cが係合されて、板ばね12
4.128に押圧された状態のリーダー46は処理槽2
0内の下部へ向けて搬送される。
処理槽20の下部に搬送されたリーダー46は係合突起
が角孔から抜き出される。この状態のリーダ46は反転
ガイド129の円弧状案内部132A、136A、13
8Aによって案内されて搬送方向が上方へ向けて反転さ
れる。
搬送方向が上方へ向けて反転されたリーダ46はローラ
104によってガイドバー98側へ押されてタイミング
ベルト86の係合突起86Cが角孔48内へ再び挿入係
合される。これによってリーダー46は係合された状態
で処理槽20の上方へ搬送される。この場合タイミング
ベルト86の係合突起86Cが挿入される角孔48は、
反転される前の角孔48と1個分ずれた角孔48へ挿入
される。
処理槽20の上方へ向けて搬送されるリーダ46は板ば
ね114によってタイミングベルト86へ押圧される。
板ばね114でタイミングベルト86へ押圧されながら
上方へ向けて搬送され、処理槽20内から送り出されて
支持ブラケット144により処理槽22内へ搬送される
処理槽22内へ送り込まれたリーダー46は順次各処理
槽24.26.28.30ヘリ一グ搬送機構150によ
って送り込まれる。リーダ搬送機構150は送り込まれ
たリーダ46の先端部分を切欠き160.161によっ
てリーダ45の搬送方向を反転させた後に、先端部が係
合突起86Cの搬送軌跡内へ入った状態で引掛は部19
6によって先端部の搬送速度を遅延させる。リーダ46
の先端部を遅延させると、中間部以降が搬送力を受けて
いるので、リーダ46の中間部には圧縮荷重が加わり2
、中間部が膨らむ。これにより先端部が略垂直状態とな
って、引掛は部196から外れ、処理槽28内のタイミ
ングベルト86の係合突起86Cが角孔48内へ挿入さ
れ、リーダ46は処理槽28内へ引き込まれる。
このように本実施例ではり−ダ46の搬送速度を処理槽
26内のタイミングベルト86の搬送速度に対して遅延
させるので、処理槽28内のタイミングベルト86の係
合突起86Cをリーダ46角孔48内へ確実に挿入する
ことが出来る。したがってリーダ46を確実に受は渡す
ことが出来る。
さらに本実施例によれば、リーダ46の搬送速度をタイ
ミングベルト86の搬送速度に対して遅延させるので、
リーダ46の搬送路がリーダ搬送機構15[1の搬送路
の長さとずれていても確実に受は渡すことが出来るので
、組み立て時に位置の調節をする必要がない。これによ
り従来のように試行錯誤する必要もないので、設計が容
易になると共に組立性が向上する。
処理槽28から処理槽30への受は渡しもリーダ搬送機
構150によって行われ、処理槽30内から送り出され
たり−ダ46は支持ブラケット170によって処理槽3
2へ搬送されると、乾燥された後に集積装置42へ集積
される。
なお本実施例では反転手段としてリーダ搬送機構150
へ切欠き160.161を形成してり−ダ46を反転し
たが、これに限らずプレート状のガイド板を用いても良
くその他の反転手段でも良い。
さらに本実施例では搬送速度遅延手段として引掛は部1
196よって一旦リーダの先端部分を停止することによ
って遅延させたが、これに限らずその他の手段によって
リーダ46の先端部の搬送速度をタイミングベルト86
の搬送速度より遅くする手段であれば如何なる手段でも
よい。
[発明の効果コ 以上に説明した通り本発明によれば、反転手段を第1の
処理槽と第2の処理槽との間に配置して、第1の処理槽
から上方へ向けて送り出されたIJ−ダを第2の処理槽
内へ向けて反転させ、反転されたリーダの先端部の搬送
速度を搬送速度遅延手段゛によって第1の処理槽内のタ
イミングベルトの搬送速度より遅くしたので、確実に処
理槽内から隣接する処理槽内ヘリーダを送ることが出来
、組立性が向上するという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る現像装置用リーダ搬送機構を示す
側面図、第2図はリーダ搬送機構を示す斜視図、第3図
は現像装置の概略を示す側面図、第4図はフィルムとリ
ーダの関係を示す平面図、第5図は搬送ユニットを示す
分解斜視図、第6図は第7図のVI−VI線に沿って切
断した断面図、第7図は搬送ユニットを示す断面図であ
る。 12・・・現像装置、 20.22.24.26.28.30.32・・・処理
槽、 38・・・フィルム、 46・ ・ ・リーダ46. 48・・・角孔、 60・・・搬送ユニット、 86・・・タイミングベルト、 86C・・・係合突起、 150・・・リーダ搬送機構、 160・・・円弧状案内部、 168・・・引掛は部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムの先端部分が連結されて現像装置内へフ
    ィルムに先立って挿入されるリーダの係合孔へ、タイミ
    ングベルトの係合突起を係合し、この状態でタイミング
    ンベルトを搬送させてリーダを第1の処理槽内から送り
    出した後に、第1の処理槽に隣接する第2の処理槽内へ
    案内搬送する現像装置用リーダ搬送機構であって、前記
    第1の処理槽と前記第2の処理槽との間に配置されて第
    1の処理槽から上方へ向けて送り出されたリーダを第2
    の処理槽内へ向けて反転下降させる反転手段と、前記反
    転手段によって第2の処理槽内へ向けて反転されたリー
    ダ先端部の搬送速度を第1の処理槽内のタイミングベル
    トの搬送速度より遅くする搬送速度遅延手段と、を有す
    ることを特徴とする現像装置用リーダ搬送機構。
  2. (2)前記搬送速度遅延手段は、リーダ先端部へ移動抵
    抗を付与する抵抗付与部と、この抵抗付与部によってリ
    ーダ中間部に生ずるたわみを吸収するガイド逃げ部と、
    を備えることを特徴とする前記請求項(1)記載の現像
    装置用リーダ搬送機構。
  3. (3)前記抵抗付与部は前記反転手段の一部に設けられ
    、リーダ移動軌跡内へ突出してリーダ先端部と当接する
    引掛け部を備えたことを特徴とする前記請求項(2)記
    載の現像装置用リーダ搬送機構。
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