JPH0242650Y2 - - Google Patents

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JPH0242650Y2
JPH0242650Y2 JP1986109712U JP10971286U JPH0242650Y2 JP H0242650 Y2 JPH0242650 Y2 JP H0242650Y2 JP 1986109712 U JP1986109712 U JP 1986109712U JP 10971286 U JP10971286 U JP 10971286U JP H0242650 Y2 JPH0242650 Y2 JP H0242650Y2
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booklet
conveyor belt
plate material
pressing plate
sliding contact
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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、張表等の冊子にテープを背巻きする
ために使用される背貼り機であつて、特にその冊
子搬送装置に関する。
〔従来の技術とその問題点〕 従来の冊子搬送装置においては、例えば、第6
図に示すように、下部搬送ベルト41との間で冊
子42を挟持している上部搬送ベルト43は、そ
の平行状に配設された前後方向の中間部がふらつ
くのを防止する為、下方向に弾発付勢されている
複数のタイミイグプーリ44…を該上部搬送ベル
ト43に沿つて並設していた。しかしながら、該
プーリ44の両側に形成された鍔45,45が搬
送ベルト43の両側面46,46と摺接する部分
は、その構造上、僅かであり、この為多数のタイ
ミイグプーリ44…が配置されたが、それでも搬
送ベルト43の上記蛇行防止は完壁になされてい
なかつた。
本考案は、上記従来技術の欠点を解消し、ベア
リングが内蔵された高価なタイミイグプーリを必
要とせず、蛇行することなく安定状態で搬送して
美しく背貼りし得る背貼り機の冊子搬送装置を提
供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、同一方向に走行する上下一対のエン
ドレス状の搬送ベルトの冊子対応部間で複数冊の
冊子を挟持し、該冊子を上記搬送ベルトと同一速
度で搬送させながら該冊子の背に順次テープを貼
付けてゆく背貼り機における冊子搬送装置に於
て;上記上部搬送ベルトの冊子対応部の上面に摺
接する複数枚の摺接押圧板材を、該搬送ベルトの
プーリ間に所定ピツチにて配設し、かつ、該摺接
押圧板材の左右端縁に、上部搬送ベルトの左右側
面を摺接する蛇行防止突片を垂設すると共に、該
蛇行防止突片の突出長さを、該ベルトの厚さより
僅かに小とし、さらに、上記摺接押圧板材の前後
端側の2箇所を夫々下方向に弾発付勢して該押圧
板材を上下方向揺動可能に保持する弾発部材を、
付設したものである。
〔作用〕
摺接押圧板材はその前後端側の2箇所を下方向
に夫々弾発付勢され上部搬送ベルトに常時適宜の
押圧力でもつて当接状とされる。又、蛇行防止突
片は任意の前後方向長さとすることができる。
しかして、上部搬送ベルトとの間に過大な摺動
摩擦力が作用することなく、各冊子は安定状態に
て搬送される。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図と第2図において、1は上部搬送ベル
ト、2は下部搬送ベルトである。上記上部搬送ベ
ルトは、上ベルトフレーム3の前後端側に配設さ
れた給紙側プーリ4と排紙側プーリ5との間に張
設される。上記下部搬送ベルト2は、下部フレー
ム6内部に配設された各プーリに巻きかけられ、
具体的には、上記下部フレーム6上端側に配設さ
れた給紙側下部プーリ7と排紙側下部プーリ8と
の間、並びに該排紙側下部プーリ8から駆動プー
リ9及びチエーン駆動プーリ10等を夫々介し
て、上記給紙側下部プーリ7に戻る循環経路を構
成している。しかして、帳票等の複数の冊子11
…は、同一方向に走行する搬送ベルト1,2の冊
子対応部間で挟持され、給紙テーブル34側から
排紙テーブル36側へと矢符号A方向に搬送され
るが、その経路途中には上記冊子11に背巻され
るテープ12を折返すための、立上りガイド13
等からなる貼付ユニツト14が配設される。冊子
11…については、予め前工程にて、糊付又はホ
ツチキス止め等により各紙片が重合状とされてい
るものを用いる。
しかして、上部搬送ベルト1を前後方向に張設
している上記プーリ4,5間には、所定間隔毎に
複数の冊子搬送装置15…が配設される。該冊子
搬送装置15…は、上部搬送ベルト1に当接状と
される摺接押圧板材16を有し、該摺接押圧板材
16の左右端縁には上部搬送ベルト1の左右側面
17,17と摺接する蛇行防止突片19,19が
夫々設けられている。そして、上記摺接押圧板材
16はその前後端側の2箇所を上ベルトフレーム
3所定部位に取付られたコイルバネ等の弾発部材
18,18により夫々下方向に常時弾発付勢され
ている。図示実施例では、第3図に示すように、
上記蛇行防止突片19,19は摺接押圧板材16
と一体に形成され、略“コ”の字型形状を有する
搬送部材本体20に固着されている。該部材本体
20と上記弾発部材18,18との間には、折曲
げ形状の中間部材21,21が介装されていて、
該中間部材21,21は支持ピン22,22廻り
に夫々揺動可能とされる。なお、23と24はそ
の揺動範囲を規制する長孔及び係止ピンであり、
25,25は搬送部材本体20と中間部材21,
21間の枢結ピンである。冊子11はその背26
に巻かれるテープ12の折返し幅等を充分考慮し
て、両搬送ベルト1,2に対する左右方向の相対
位置が定められる(第3図)。なお、蛇行防止突
片19の押圧板材16からの突出長さHは上部搬
送ベルト1の厚さTを越えない範囲で設定され
る。
冊子11…は上記ベルト1を介して、押圧板材
16…の下側を所定のスピードで通過するが、先
ず、冊子11の進行側部分が押圧板材16にさし
かかつたとき、押圧板材16の前端側が上昇し、
次に後端側が上昇すると共に前端側は原位置に復
帰する。従つて、所定の距離を送られる間冊子1
1…は押圧板材16の何れかの部分により適宜の
下向弾発力を受け、同時にその間上部搬送ベルト
1は蛇行防止突片19,19と摺接することによ
り左右方向にふらつくことはない。このように、
上記搬送ベルト1の蛇行が防止されることにより
冊子11…は真直ぐな安定姿勢で送られ、テープ
12の貼付位置がずれたりするような不具合は生
じない。
次に、テープ12について説明すると、実施例
では水を付けると粘着するガムテープが用いら
れ、テープリール37から順次引出されるテープ
12は、対向配置され相互接触したプレツシヤー
ローラ27とキヤプスタンローラ28の間隙を通
過し、テープテーブル29の上板と下板との対向
面間に挿通され出口側へ出たところでカツター3
0により適宜長さに切断される。切断された先端
側のテープ12は水皿31内部の水Wを水ドラム
32を介してその貼付面側に付着された後、搬送
される冊子11下面と、これと摺接している反転
ドラム33との間に送り出される。
上記各プーリ間の動力伝達機構について簡単に
説明すると、前記チエーン駆動プーリ10はチエ
ーンCを介して上記反転ドラム33及び水ドラム
32を夫々回転し、さらに上記キヤプスタンロー
ラ28はこの水ドラム32により回転される。ま
た、前記排紙側下部プーリ8の回転力は中間ギヤ
を介して上部ベルト駆動スピンロケツト39を回
転させ、これより前記排紙側プーリ5が回転され
る。
なお、35は給紙テーブル34上の冊子11が
差込まれる部分に設けたフロントガイドである。
第4図は他の実施例を示し、中間部材21,21
については上記実施例のように折曲形状とせず直
線状としてもよい。
第5図はさらに別の実施例を示し、上ベルトフ
レーム3の所定部位にガイド孔38,38を夫々
貫設し、このガイド孔38,38に挿入された状
態で上下方向に摺接案内されるロツド39,39
を配設し、該ロツド39,39の下端に摺接押圧
板材16等を固着し、さらに上ベルトフレーム3
と押圧板材16との間に弾発部材18を介装した
ものである。
〔考案の効果〕 本考案は上述の如く構成されたので、次に記載
する効果が奏する。
各冊子11…の厚さ寸法が相違していた場合
も、各押圧板材16…は弾発部材18,18に
てその前後において下方へ押圧され、各冊子1
1…の厚さ寸法に対応することができ、上部搬
送ベルト1は常に押圧板材16にて押圧される
ことになり、上部搬送ベルト1は蛇行防止突片
19,19にガイドされ、蛇行することなく走
行し、各冊子11…の背貼りは美しく仕上げら
れる。
冊子11搬送中に、蛇行防止突片19,19
が各冊子11に接触することがなく、その搬送
が妨げられることはない。
従来のタイミイグプーリ44の場合のように
ベアリング等を要しない簡単な構造であり、コ
スト高とならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面側面図、
第2図は本考案に係る冊子搬送装置が設けられた
背貼り機の側面図、第3図は第1図の−断面
図、第4図と第5図は夫々他の実施例を示す断面
側面図である。第6図は従来例を示す断面側面図
である。 1……上部搬送ベルト、2……下部搬送ベル
ト、11……冊子、12……テープ、16……摺
接押圧板材、17……側面、18……弾発部材、
19……蛇行防止突片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 同一方向に走行する上下一対のエンドレス状の
    搬送ベルト1,2の冊子対応部間で複数冊の冊子
    11…を挟持し、該冊子11…を上記搬送ベルト
    1,2と同一速度で搬送させながら該冊子11…
    の背26…に順次テープ12…を貼付けてゆく背
    貼り機における冊子搬送装置に於て、 上記上部搬送ベルト1の冊子対応部の上面に摺
    接する複数枚の摺接押圧板材16…を、該搬送ベ
    ルト1のプーリ4,5間に所定ピツチにて配設
    し、かつ、該摺接押圧板材16の左右端縁に、上
    部搬送ベルト1の左右側面17,17と摺接する
    蛇行防止突片19,19を垂設すると共に、該蛇
    行防止突片19,19の突出長さHを、該ベルト
    1の厚さTより僅かに小とし、さらに、上記摺接
    押圧板材16の前後端側の2箇所を夫々下方向に
    弾発付勢して該押圧板材16を上下方向揺動可能
    に保持する弾発部材18,18を、付設したこと
    を特徴とする背貼り機の冊子搬送装置。
JP1986109712U 1986-07-16 1986-07-16 Expired JPH0242650Y2 (ja)

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JP1986109712U JPH0242650Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

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JP1986109712U JPH0242650Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

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Publication Number Publication Date
JPS6317110U JPS6317110U (ja) 1988-02-04
JPH0242650Y2 true JPH0242650Y2 (ja) 1990-11-14

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ID=30988058

Family Applications (1)

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