JPH03124312A - 偏平管の製造方法およびフローティングプラグ - Google Patents

偏平管の製造方法およびフローティングプラグ

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JPH03124312A
JPH03124312A JP26366889A JP26366889A JPH03124312A JP H03124312 A JPH03124312 A JP H03124312A JP 26366889 A JP26366889 A JP 26366889A JP 26366889 A JP26366889 A JP 26366889A JP H03124312 A JPH03124312 A JP H03124312A
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JP
Japan
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flat
tube
processed
floating plug
pipe
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Pending
Application number
JP26366889A
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English (en)
Inventor
Hiroharu Ogawa
弘晴 小川
Fumio Misumi
三角 文男
Yutaka Saito
豊 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金属管(被加工管)を連続して偏平状に形成
するための偏平管の製造方法およびフローティングプラ
グに関するものである。
[従来の技術] 近年、伝熱管として用いられる金属管としては、熱交換
効率の点で有利な偏平状のものが採用されてきている。
従来、この種の偏平状の金属管の製造方法は、押出、溶
接円管のロール成形、あるいは円筒状に形成されたもの
を単にダイスを通して引き抜くことにより偏平状に形成
する方法がとられている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来の偏平状の金属管の製造方法では、押出
、ロール成形の場合には工具が複雑となる上、加工速度
が遅くなるという問題があり、またダイスで単に引き抜
く場合には金属管を外周面側からのみ圧迫して偏平状に
形成するので、偏平率が大きくなるとどうしても金属管
の壁面が歪んでしまい、最悪の場合には壁面同士が接触
すことにもなり、偏平率の大きな偏平管を製造すること
ができないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単
な工具で迅速に偏平加工することができ、しかも偏平管
の壁面に生じる歪みを規制して偏平率を大きくとること
のできる偏平管の製造方法およびこの製造方法に用いる
フローティングプラグを提供することを目的としている
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するため、円筒状に形成され
た被加工管を引抜ダイスで縮径する際、該被加工管内の
縮径部に一端部を保持させて引抜方向の下流側に延びそ
の他端部が偏平状に形成されたフローティングプラグに
、偏平加工ダイスで前記被加工管を圧迫して、該被加工
管を偏平状に形成する方法を提供する。
また、上記方法の実施に使用するフローティングプラグ
として、略円柱状に形成された本体の一端部に外周面が
膨出する頭部を形成し、該本体の他端部に該他端が偏平
状に形成されて軸方向に延びる偏平部を形成し、この偏
平部の対向する各平面から本体の外周面に向けて前記各
平面の間隔が徐々に広がる傾斜面を形成しているものを
提供する。
1作用コ 本発明においては、フローティングプラグに被加工管の
壁面を偏平加工ダイスで圧迫することによって、該被加
工管を偏平状に形成する。この際、被加工管はフローテ
ィングプラグによって内面を保持されながら偏平状に形
成される。このため、偏平状に形成後の被加工管の壁面
が均一になり、偏平率の大きな偏平管が製造可能になる
[実施例] 以下、第1図ないし第3図を参照して本発明の一実施例
を説明する。
第1図において、1は被加工管であり、この被加工管l
は、例えば鋼管によって断面円形状に形成されたもので
ある。
この被加工管lは、引抜ダイス2によって縮径され、そ
の部分に縮径段部1aが形成される。この縮径段部1a
には、被加工管1の引抜方向への上流側からフローティ
ングプラグ3が係止されている。
フローティングプラグ3は、第1図ないし第3図に示す
上うに、円柱状に形成された本体4と、この本体4の一
端(引抜方向Aの上流側の端)にねじ等を介して同軸に
連結された頭部5とを備えたものである。
本体4は、他端部軸心に偏平部4aが形成され、この偏
平部4aの対向する各平面から本体4の外周面に向けて
各平面の間隔が広がる形状の傾斜面4bが形成されたも
のである。また、本体4の外周面には、傾斜面に沿つう
部分および、偏平部の側縁に沿う部分に平面状の切欠に
1、切欠に2が形成されている。
一方、頭部5は、本体4の外周面よりわずかに大きな径
の胴部5aからテーパ面5bを介して外周面が膨出する
膨出部5cが形成されたものであり、この膨出部5cの
端面は球状に形成されている。
そして、」二記フローティングプラグ3は頭部5のテー
パ面5bが被加工管1の縮径段部1aに係止されて、本
体4が引抜方向Aの下流側に延在するように設けられる
。すなわち、フローティングプラグ3の偏平部4aの位
置は、被加工管1に縮径段部1aを形成する引抜ダイス
2の位置によって規制されることになる。このフローテ
ィングプラグ3の偏平部4a、傾斜部4bに対応する位
置には、偏平加工ダイス6が設けられている。
偏平加工ダイス6は、引抜加工面6aがフローティング
プラグ3の偏平部4aおよび傾斜面4bの周りを囲むよ
うに形成されており、該引抜加工面6a内に進入する被
加工管lの壁面を前記傾斜面4bおよび偏平部4aに圧
迫するようになっている。
次に、上記のように構成された装置で偏平管を製造する
方法を説明する。
まず、円筒状に形成した被加工管lを引抜ダイス2に挿
入する。そうすると、引抜ダイス2によって被加工管1
に縮径段部1aが生じ、この縮径段部1aの内面に、フ
ローティングプラグ3の頭部5のテーパ面5bが係止す
る。これにより、フロ−ティングプラグ3は、引抜ダイ
ス2で規制される位置に保持される。
また、引抜ダイス2で縮径された被加工管1はフローテ
ィングプラグ3の本体4の周りを通って偏平加工ダイス
6の引抜加工面6a内に進入する。
そうすると、引抜加工面6aによって、被加工管1は、
フローティングプラグ3の本体4の傾斜面4bから偏平
部4aへ沿って圧迫されながら移動する。このため、偏
平加工ダイス6を通過後の被加工管lは、その内周面が
フローティングプラグ3の偏平部4aとほぼ同一の偏平
状に形成され、これにともない、外周面も偏平状に均一
に形成される。
従って、上記偏平管の製造方法によれば、フローティン
グプラグ3の偏平部4aで被加工管1の内面を保持しな
がら偏平状に加工することにより、歪みのない偏平管を
加工することができるから、従来の方法に比して、偏平
率の大きな偏平管を製造することができる。しかも、引
抜プラグ2と、フローティングプラグ3と、偏平加工ダ
イス6とにより偏平管を製造することができるので、製
造装置の構造が簡単になり、また、引き抜く過程で被加
工管lを連続して偏平状に加工することができるから、
長尺の偏平管を極めて迅速に作ることができる。
また、フローティングプラグ3の傾斜面4bから偏平部
4aに沿って、被加工管1を圧迫しながら徐々に加工す
ることができるから、該被加工管lの引抜抵抗を低減す
ることができ、この点からも加工の迅速化を図ることが
できる。
なお、上記実施例においては、被加工管lとして鋼管を
用いた例を示したが、該被加工管1としてはアルミニウ
ム管等の他の金属管を用いてもよいことはいうまでもな
い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、円筒状に形成さ
れた被加工管を引抜ダイスで縮径する際、該被加工管内
の縮径部に一端部を保持させて引抜方向の下流側に延び
その他端部が偏平状に形成されたフローティングプラグ
に、偏平加工ダイスで前記被加工管を圧迫して、該被加
工管を偏平状に形成する方法を用いているから、被加工
管を内面側からフローティングプラグで保持しながら、
偏平に加工することができる。すなわち、フローティン
グプラグの偏平部に応じて均一な厚さの偏平管を製造す
ることができる。
したがって、偏平部の薄いフローティングプラグを用い
ることによって、従来に比して厚さが薄く、すなわち偏
平率の大きな、しかも均一な仕上がりの偏平管を製造す
ることができる。
しかも、少なくとも、引抜プラグと、フローティングプ
ラグ3、偏平加工ダイスとの構成で偏平管を製造するこ
とが可能になるから、製造装置の構造が簡単になる。ま
た、引き抜く過程で被加工管を連続して偏平状に加工す
ることができるから、長尺の偏平管を極めて迅速に作る
ことができる。
また、略円柱状に形成された本体の一端部に外周面が膨
出する頭部を有し、該本体の他端部に該他端が偏平状に
形成されて軸方向に延びる偏平部を有し、この偏平部の
対向する各平面から本体の外周面に向けて前記各平面の
間隔か徐々に広がる斜面が形成されているフローティン
グプラグを使用することによって、被加工管の壁面を斜
面から偏平部にかけて圧迫することができる。したがっ
て、被加工管を徐々に偏平状に加工することができ、被
加工管の引き抜き時の抵抗を低減することができるとい
う顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図は偏平管の製造装置を示す断面図、第2図は
第1図のフローティングプラグの■矢視図、第3図は第
2図の■−■線に沿う矢視図である。 1・・・・・被加工管、la・・・・・・縮径段部、2
・・・・引抜ダイス、4・・・本体、4a・・・・・・
偏平部、4b・・・・・傾斜面、5・・・・・・頭部、
6・・・・・・偏平加工ダイス、A・・・・・・引抜方
向。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状に形成された被加工管を引抜ダイスで縮径
    する際、該被加工管内の縮径部に一端部を保持させて引
    抜方向の下流側に延びその他端部が偏平状に形成された
    フローティングプラグに、偏平加工ダイスで前記被加工
    管を圧迫して、該被加工管を偏平状に形成することを特
    徴とする偏平管の製造方法。
  2. (2)略円柱状に形成された本体の一端部に外周面が膨
    出する頭部を形成し、該本体の他端部に該他端が偏平状
    に形成されて軸方向に延びる偏平部を形成し、この偏平
    部の対向する各平面から本体の外周面に向けて前記各平
    面の間隔が徐々に広がる傾斜面を形成していることを特
    徴とするフローティングプラグ。
JP26366889A 1989-10-09 1989-10-09 偏平管の製造方法およびフローティングプラグ Pending JPH03124312A (ja)

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JP26366889A JPH03124312A (ja) 1989-10-09 1989-10-09 偏平管の製造方法およびフローティングプラグ

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JPH03124312A true JPH03124312A (ja) 1991-05-27

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JP26366889A Pending JPH03124312A (ja) 1989-10-09 1989-10-09 偏平管の製造方法およびフローティングプラグ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61219416A (ja) * 1985-03-25 1986-09-29 Kobe Steel Ltd 異形管の抽伸方法及びその装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61219416A (ja) * 1985-03-25 1986-09-29 Kobe Steel Ltd 異形管の抽伸方法及びその装置

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