JPH03123799A - フィブリン結合活性ポリペプチド - Google Patents

フィブリン結合活性ポリペプチド

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JPH03123799A
JPH03123799A JP1262131A JP26213189A JPH03123799A JP H03123799 A JPH03123799 A JP H03123799A JP 1262131 A JP1262131 A JP 1262131A JP 26213189 A JP26213189 A JP 26213189A JP H03123799 A JPH03123799 A JP H03123799A
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野田 晃弘
Kazuhide Okazawa
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Nobuko Ichimura
市村 伸子
Fusao Kimizuka
君塚 房夫
Ikunoyuki Katou
郁之進 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィブロネクチン様のフィブリン結合活性ポ
リペプチドに関し、更に詳しくはヒトフィブロネクチン
のC末端側フィブリン結合ドメインポリペプチドを含有
するフィブリン結合活性ポリペプチドに関する。
〔従来の技術〕
フィブロネクチン(以下FNと表示する)は血漿や細胞
外マトリックスに存在する糖タンパク質で、多彩な機能
を持つことが知られている〔アニュアル レビュー オ
ブ バイオケミスト  リ  −  (^nnual 
  Review   of   Biochemis
try)  、  第57巻、第375〜413頁(1
988)]。
天然のFNを創傷治癒、点眼薬等の医薬品や化粧品に利
用する試みがなされているが、血液から採取するために
供給に制限があること、コスト高であること、また、病
原性の細菌やウィルス等による汚染の可能性があるなど
の理由により、実用化されていない。また、天然のFN
の機能ドメインを取出して利用することも同様の理由か
ら実用化されていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
FNにはフィブリンに結合する領域(フィブリン結合ド
メイン)が2か所存在し、一方の領域はアミノ (N)
末端にあり、もう一方の領域はカルボキシ(C)末端に
ある。フィブリン結合ドメインポリペプチドは、血小板
とフィブリンの結合を阻止することによる血液凝固阻止
剤としての用途が考えられる。また、最近の知見から、
FNのC末端側フィブリン結合ドメインがインシュリン
結合活性を有することが明らかにされ(第46回日本癌
学会総会記事、第181頁)  ドラッグデリバリ−シ
ステムとしての用途も考えられる。
本発明の目的は、FNのフィブリン結合活性を有するフ
ィブリン結合活性ポリペプチド、及びその有利な製造方
法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明はフィブリン
結合活性ポリペプチドに関する発明であって、下記一般
式I: (W)z−(X)m−(Y)m、−Z      CI
 )〔式中、Wはメチオニン残基(Met)を示し、ま
たXはアラニン残基(Ala)を示し、Yはヒトフィブ
ロネクチンのポリペプチド残基で、As n 2133
−8er2143に相当する11アミノ酸ポリペプチド
残基を示し、下記式■: で表される配列を有し、ZはヒトフィブロネクチンのC
末端側フィブリン結合ドメインの[ys2144−に1
y2275に相当する132アミノ酸ポリペプチド残基
を表し、下記式■: Ala Val Gly Asp Glu Trp G
lu Arg Met 5erGlu Ser Gly
 Phe Lys Leu Leu Cys Gin 
Cysしeu  Gly  Phe  Gly  Se
r  Gly  His  Phe  Arg  Cy
sAsp Ser Ser Arg Trp Cys 
His Asp Asn GlyVal  Asi  
Tyr  Lys  lie  Gly  Glu  
Lys  Trp  AspArg Gin Gly 
Glu Asn Gly Gin Met Met 5
erCys Thr Cys Leu Gly Asn
 Gly Lys Gly GluPhe Lys C
ys Asp Pro His Glu Ala Th
r CysTyr Asp Asp Gly Lys 
Thr Tyr His Val GlyGlu Gi
n Trp Gin Lys Glu Tyr Leu
 Gly Alalie Cys Ser Cys T
hr Cys Phe Gly Gly GinArg
 Gly Trp Arg Cys Asp Asn 
Cys Arg ArgPro Gly       
        ・[:II[]で表される配列を有し
、1.m及びnはそれぞれ1又は零の数を示す〕で表さ
れることを特徴とする。
また、本発明の第2の発明は前記一般式■で表されるフ
ィブリン結合活性ポリペプチドをコードするDNAを含
有せしめた組換え体プラスミドに関し、第3の発明は前
記組換え体プラスミドを導入せしめた形質転換体に関し
、第4の発明は、前記形質転換体を培養し、該培養物よ
り前記一般式■で表されるフィブリン結合活性ポリペプ
チドを採取することを特徴とするこれらポリペプチドの
製造方法に関する。
C末端側フィブリン結合ドメインについてはトリプシン
、サーモライシン、プラスミン等によって分解されて得
られた断片が報告されており〔フィブロネタチン、口、
F、モシャー(D、P。
Mo5her )編、アカデミツク プレス インク社
刊、第73頁(1988)]、その大きさは20kOか
ら34kDに及んでいる。このドメインの詳しい特定は
なされていないが、一般的には約44アミノ酸からなる
■型類似配列を3個と、その前後にそれらとは相同性の
無い隣接配列とを含む断片が知られている。本発明者ら
は、ヒトFNのフィブリン結合活性を有するポリペプチ
ドの構築及びその製造法について研究し、フィブリン結
合活性及びインシュリン結合活性はC末端側フィブリン
結合ドメインに存在する■型類似配列部分((ys21
44−Qly22ffS 、 132アミノ酸残基)が
あれば十分であり、また、そのI型類似配列部分の前後
に隣接してそれぞれ存在しているペプチド配列の有無は
、大腸菌菌体内での発現量に著しく影響を及ぼすことを
見出した。本発明は以上の知見に基づいて達成された。
なお、本明細書において、アミノ酸に付された頁数字は
、BMBLデータバンク(BMBL DATA BAN
に)中のFNのcDN^配列を翻訳して得られるアミノ
酸配列に付されたN末からのアミノ酸残基数を示す。以
下、本発明を具体的に説明する。
ヒ)FNのタンパク質の一次構造については、ジ エン
ポ ジャーナル(The BMBOJournal)第
4巻、第1755〜1759頁(1985)に記載され
ている。また、C末端側フィブリン結合ドメインをコー
ドするDNA断片は、PLP5、pLF3、pLF4及
びpLF2のF N cDNA部分をつなぎ合せて構築
されたpLF2435  Cバイオケミストリー(Bi
ochemistry) 、第25巻、第4936〜4
941頁(1986))から必要な断片を切出すことに
よって調製することができる。pLF2435から必要
なcDNA断片を制限酵素で切出し、5°側に開始コド
ンを含む合成りNAを、また、3′側に終止コドンを含
む合成りNAをそれぞれD N A IJガーゼで連結
した後、適当な発現ベクターに接続することにより、目
的のポリペプチドをコードするプラスミドを得ることが
できる(第1図及び第2図参照)。すなわち、第1図は
、前記式■のw−x−y−zをコードするプラスミドP
FD705を、第2図はW−X−Zをコードするプラス
ミドpPD905をそれぞれ構築するための工程図であ
る。
このようにして得られるプラスミドによって発現される
ポリペプチドのN末端には、cDNAの5°側とベクタ
ーとの連結部位に存在するNc。
I IJンカー又はNco Iサイトを含む合成りNA
に由来する、開始コドンのMet残基(前記1式におい
てWと表記)及びAla残基(前記1式においてXと表
記)が付加しているが、そのことは本発明の効果を左右
するものではない。しかし、必要に応じてこれらの付加
配列を除去することができる。例えばNetについては
、組換え体に含まれるメチオニンアミノペプチダーゼ〔
ジャーナル オブ バクテリオロジー(J。
Bacteriol、 )第169巻、第751頁、(
1987)〕が作用し易い条件下に組換え体を培養する
ことにより、あるいは部分精製したポリペプチドに、メ
チオニンアミノペプチダーゼを作用させることにより、
N末端Metを除去することができる。また、Alaは
部位特異的変異の手法で除去することができる。
発現ベクターとしては、既存のものはすべて利用するこ
とができるが、例えばpUc118N/pUc119N
 [フェツス レターズ(FロロS Letters)
m第223巻、第174〜180頁(1987))及び
その誘導体を用いることにより好結果を得ることができ
る。これらのプラスミドを大腸菌に導入し、適当な条件
下に培養することにより、C末端側フィブリン結合ドメ
インポリペプチドが大腸菌内に蓄積される。発現の確認
にはイムノブロッティングが用いられる。組換え大腸菌
の全菌体タンパク質をSO3−ポリアクリルアミドゲル
電気泳動(SO3−PAGIE)で分離した後、泳動パ
ターンをニトロセルロース膜に移し取る。FNのC末端
側フィブリン結合ドメインを認識するモノクローナル抗
体(HFN−11P6、セロチック社)で検出されるバ
ンドが目的のポリペプチドである。
目的ポリペプチドは、大腸菌菌体内で不溶化し、いわゆ
る封入体を形成する。このため、目的ポリペプチドの精
製は、例えば次のように行う。
組換え大腸菌をL−ブロスなどの培地に培養し、集菌し
た後、超音波処理により菌体破砕液を得、これを遠心分
離して目的ポリペプチドを含む封入体の沈殿を得る。こ
の沈殿を種々の界面活性剤〔例えばトリトン(Trit
on) X−100等〕を含む緩衝液に懸濁、遠心分離
を繰返すことにより、沈殿を洗浄する。この沈殿を尿素
及びジチオスレイトールを含む緩衝液に溶解し、この溶
解液についてゲルろ過カラムクロマトグラフィーを行う
。次いで、目的ポリペプチド画分を透析法等による方法
でリフォールディングする。以上の操作により、目的の
ポリペプチドを精製することができる。
得られたポリペプチドは、フィブリン結合活性の測定及
びインシュリン結合活性の測定に用いられる。
フィブリン結合活性については、ヒトフィブリンをAP
−)レシルトヨパール650  (東ソー)などのアフ
ィニティークロマトグラフィー用活性化担体に結合させ
ることにより調製したフィブリン固定化カラムに、一定
量の試料を吸着させ、アルギニン溶液にて溶出し、本カ
ラムを素通りした試料量、及び本カラムから溶出された
試料量を比較することによりフィブリンへの結合能力を
示すことができる。
インシュリン結合活性は、イムノブロッティングの手法
に準拠して行うことができる。すなわち、試料を5O3
−PAGE!で分離した後、ニトロセルロースフィルタ
ーに移し取り、酵素標識したインシュリンを作用させる
。フィルター洗浄後、結合したインシュリンを酵素活性
により判定することができる。
以上の測定により、得られたポリペプチドがフィブリン
やインシュリンに対しても強い親和性を示すことが証明
される。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されない。
実施例I FNのC末端側フィブリン結合ドメインAsn2133
−Gly2275  (143アミノ酸残基、以下F−
143と略称する)をコードするcDN^断片のクロー
ニング(第1図参照) (1−1)合成りNAアダプターの調製C末端側フィブ
リン結合ドメインに存在する工型繰返し配列及びその上
流に隣接する11アミノ酸配列をベクターに接続するた
めの3”側のアダプター(鎖長29mer及び37 m
ar 。
第1図参照)をアプライドバイオシステムズ社のDNA
合成機を用いて合成した。300ρmolの鎖長29m
arのものの5°末端をリン酸化した後、鎖長37in
erのDNAを等置割え、アニーリング操作により、2
重鎮とした。
(1−2) Nco I 〜HindIII断片の調製
FNのF−143をコードするcDNA断片を含む5.
9kbのプラスミドpLF2435  Cバイオケミス
トリー第25巻、第4936〜4941頁(1986)
 〕100μgを5au3A Iで分解し、アガロース
ゲル電気泳動にかけ、0.96kbの断片を回収した。
この断片を更に旧ncI[とHae IIで切断し、ア
ガロースゲル電気泳動にかけることにより、405bの
断片を回収した。この断片2μgと150 pmolの
NC0Iリンカ−[宝酒造■、d (pA−G−C−C
−A−T−G−G−CT) ]及び(1−1)で得た3
°側のアダプター150 pmolをT4 DNAリガ
ーゼ用バッファ0.5mM ATP、 10mM DT
T、 300ユ=ットのT4 DNAリガーゼを含む1
25μlの反応液中、15℃、−夜インキユベートした
。反応液を70℃、10分インキュベートした後、T4
ポリヌクレオチドキナーゼを添加し37℃、30分イン
キュベートして3°側アダプターの鎖長37のものの5
°末端をリン酸化した。
この反応液をフェノール・クロロホルム抽出した後、エ
タノール沈殿してDNAを回収し、次いでこのDNAe
Ncol及び旧ndI[Iで分解し、アガロースゲル電
気泳動にかけ、0.44kbのNco I =Hind
I[I断片的1μgを回収した。
(1−3) pUc119NTの構築 分泌型発現ベクターpIN [1−ompAI Cジ 
エンボ ジャーナル、第3巻、第2437〜2442頁
(1984)] 12μgを旧ndIII及びSal 
 Iで分解し、アガロースゲル電気泳動にかけ、1pp
ターミネータ−配列を含む0゜95kbの旧ndIII
 −3at I断片を回収した。この断片0.75μg
をあらかじめHindDI及びSat Iで分解して脱
リン酸したプラスミドp[Ic119N0.5μgと共
にT4 DNAリガーゼ用バッファー0、5 mM A
TP、 10 mM DTT及び2.8ユニツトのT4
 DNAリガーゼを含む20μlの反応液中、16℃、
−夜インキユベートした。反応液2μlを用いて大腸菌
JM109を形質転換し、1ppターミネータ−配列を
持つプラスミドを得、p[Ic119NTと命名した。
なお、pUc119Nは、市販のpUC119ベクター
〔宝酒造■販売〕の翻訳開始コドン部位にNco Iサ
イトを導入し、更にリポソーム結合部位と開始コドンの
距離を8塩基にしたものである。
(1−4) Nco I =tlindIII断片のp
Uc119NTへのクローニング (1−3)で得たプラスミドpUc119NT  1μ
gをNco I及び旧ndI[[で分解後、脱リン酸し
た。このプラスミド0.5μgを(1−2)で得たNc
o I = tlindII[断片0.2μgと共にT
4DN^リガーゼ用バッフy −0,5mM ATP。
10mM口TT、及び5ユニツトのT40NAリガーゼ
を含む50μlの反応液中、16℃、5時間インキュベ
ートした。この反応液2μlを大腸菌JM109の形質
転換に使用した。
(1−5)大腸菌の形質転換とプラスミドの確認 (1−4)で得た反応液2μlを用いて、大腸菌JM1
09を形質転換した。得られた形質転換体中6クローン
についてプラスミドの分析を行った。すなわち、ラビッ
ド法で調製したプラスミドをNco I及び旧ndII
Iで分解し、アガロースゲル電気泳動にかけ、予想され
るNco I 〜HindnI断片(0,44kb)の
バンドの生成を調べた。その結果、1クローンに目的の
バンドの生成が認められた。また、ダイデオキシ法によ
り、組込まれたcDNA断片領域の塩基配列を決定し、
目的の配列を含むことを確認した。この組換え体プラス
ミドをpPD’705と命名した。
また、このプラスミドを保持する大腸菌JM109をB
scherichia coli J’M109/pP
D705と表示し、工業技術院微生物工業技術研究所に
寄託した〔微工研菌寄第11037号(FBRM P−
11037) ]。
(1−6)組換え体からのポリペプチドの精製(1−5
)で得たBscherichia coli JM10
9/pPD?05を503g /mlのアンピシリンを
添加した5mlのし一ブロスを含む試験管で37℃、−
夜振とう培養した。これを500rnlの同培地を含む
21の三角フラスコ2本に接種し、100 rpmで培
養を続けた。660 nmの吸光度が0.3の時点でI
PTG (イソプロピル−β−D−チオガラクトシド)
を2mMになるよう添加し、16時間後に集菌した。菌
体の一部を用いてイムノブロッティングを行った。
すなわち、全菌体タンパク質を5O3−PAGB (ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動)で分離し、泳動ハター
ンをニトロセルロースメンプランに転写した後、FNの
フィブリン結合ドメインを特異的に認識するモノクロ−
#ル抗体[HPN−11F6、セロチック(36rot
ec)社販売〕を作用させ、次いでパーオキシダーゼ標
識第2抗体を作用させた。結合した第2抗体のパーオキ
シダーゼ活性を4−クロロ−1−ナフトールと過酸化水
素の存在下で発色させ、16、5 kll付近に目的の
ポリペプチドが生産されていることを確認した。次に、
全菌体ペレット(湿重量4.4 g )を緩衝液[50
mM)リス(Tris)−HCI 、 pH8,0,2
5%ショ糖、1mM BDTA ) 21m1i!に懸
濁し、2mg/mI!リゾチーム溶液を1rnl添加し
た。0℃、30分放置後、超音波処理することにより菌
体を破砕した。この菌体破砕液に、I M MgCl□
を66μm −I M MnC1zを22μβ及び60
.000ユニツ)/rnlデオキシリボヌークレアーゼ
I  (DNaseI)を55μlそれぞれ添加し、3
7℃、30分インキュベートした。次いで、0.2MN
aC1,1%デオキシコール酸、1%ノニデット(No
nidet)P−40を含む20mM)リス−〇C1、
pH7,5緩衝液4.4 m12を添加し、12.00
Orpmで10分間遠心分離し、上澄みを捨てた。
沈殿を緩衝液(50mM)リス−HCl 、 pH8,
0,10mM   BDTA   、    1  0
  0mM   NaC110,5%  ト  リ) 
:/ X−100) 22 mlに懸濁し、14.00
Orpmで10分間遠心分離し上澄みを捨てた。この沈
殿を次いで20%エチレングリコール水溶液22−に懸
濁し、14. OOOrpmで10分間遠心分離した。
得られた沈殿を更に2%ノニデッ) P−40水溶液2
2rnlに懸濁し、14.00Orpmで10分間遠心
分離し上澄みを捨てることにより精製された封入体0.
5g(湿重量)のペレットを得た。この封入体を20m
M)!JスHCI 、 pl(8,3,50mM OT
T、 7 M尿素液1〇−に溶解した。不溶物を遠心分
離により除去した後、可溶化液を1mM BDTA 、
5M尿素、5mMDTTを含む20mM)リス−HCl
 、  pH8,3緩衝液で平衡化したセファクリル(
5ephacryl)S−100)IR(ファルマシア
社製)750−を含むカラムを用いてゲルろ過クロマト
グラフィーを行った。同一緩衝液で溶出、分画し、各分
画液の一部を5O3−PAGBにかけ、目的両分を90
rnl集めた。この画分を1 mMR化型グルタチオン
を含む20mM)リス−HCl 、 pH9,0緩衝液
中で4℃、二昼夜透析することにより、タンパクのりフ
ォールディングを行った。この透析内液を引続き蒸留水
中で透析することにより脱塩し、凍結乾燥して、電気泳
動的に単一なポリペプチドを21.5 mg得た。アブ
ライドバイオシステムズ社のペプチドシーケンサ−47
7A/12OAを用いて、本ポリペプチドのN末端から
のアミノ酸配列を調べたところ、Ala−八5n−Gl
u−Gly−Leu−Asnの配列が認められ、F−1
43のN末端にAlaが付加したN未配列と一致した(
以下、本ポリペプチドをAla−F143と略称する) (1−7) pPD705からの介在配列(GCT)の
除去(1−5)で得たプラスミドpFD705によって
発現されるポリペプチド(Ala−F−143)のN末
端にはNco Iリンカ−に由来する八laが付加され
ている。このAlaに対応する配列(GCT)を部位特
異的変異の手法により除去した。すなわち、オリゴヌク
レオチドd [AGCCTTCGTTCATGGTCT
GTIを合成し、サイト−ダイレクチイド ミュータジ
エネシスシステムミュータンーK〔全酒造側販売〕を用
いて行った。その結果、末端のAlaが除去されたF−
143を発現するプラスミドを得、pFD708と命名
した。
実施例2 FNのC末端側フィブリン結合ドメインCy82144
 Gly227!+  (132アミノ酸残基、以下F
−132と略称する)をコードするcDNA断片のクロ
ーニング(第2図参照) (2−1)合成りNAアダプターの調製C末端側フィブ
リン結合ドメインに存在する工型繰返し配列をベクター
に接続するための5゛側のアダプター(鎖長11 me
r #1及び#2、第2図参照)をアプライドバイオシ
ステムズ社のDNA合成機を用いて合成した。
300 pmolの11 mar $2の5°末端をリ
ン酸化した後、鎖長11 mer #1の合成りNA等
量を加えてアニーリング操作により、2重鎮とした。ま
た、3°側には(1−1)で調製したアダプター(29
mer及び37 mer )を用い、(1−1)と同様
の方法で2重鎮とした。
(2−2) Nco I =HindIII断片の調製
(1−2)で得たpLF2435の5au3A I断片
(0,96kb断片)を更にFok IとHae II
で切断し、アガロースゲル電気泳動にかけることにより
、0.37 kbの断片を回収した。この断片2μgと
150 pmolの5.°側アダプター及び150 p
molの3′側アダプターとを300ユニツトのT4D
NAIJガーゼを含む125μlの反応液中、15℃、
−夜インキユベートした。反応液を70℃、10分イン
キュベートした後、(1−2)と同様の方法でアダプタ
ーのもう一方の側の5′末端をリン酸化し、次いで、N
co I及び旧ndnIで分解し、アガロースゲル電気
泳動にかけ、0.40 kbのNco 1〜flind
I[断片的0.5μgを回収した。
(2−3) Nco I 〜tlindI[[断片のp
Uc119NTへのクローニング (1−3)で得たブ5 x ミt’ pUc119NT
  1μgをNco I及び旧ndII[で分解後、脱
リン酸した。このプラスミド0.8μgと(2−2)で
得たNco I 〜HindI[I断片0.2μgに対
してライゲーションキット〔宝酒造側販売〕A液60μ
l及びB液7.5μlを加えて16℃、30分インキュ
ベートした。この反応液4μβを大腸菌JM109の形
質転換に使用した。
(2−4)大腸菌の形質転換とプラスミドの確認 (2−3)で得た反応液4μlを用いて、大腸菌JM1
09を形質転換した。得られた形質転換体中6クローン
についてプラスミドの分析を(1−5)と同様の方法で
行い、Nco 1〜HindlII断片(0,41kb
)のバンドの生成を調べた。その結果、3クローンに目
的のバンドの生成が認められた。また、ダイデオキシ法
により、組込まれたcDNA断片領域の塩基配列を決定
し、目的の配列を含むことを確認した。この組換え体プ
ラスミドをpF[]905と命名した。
また、このプラスミドを保持する大腸菌JM109をB
scherichia coli 、JM109/pF
D905と表示し、工業技術院微生物工業技術研究所に
寄託した〔微工研菌寄第11038号(FBRM P1
1038) ]。
(2−5)組換え体からのポリペプチドの精製(2−4
)で得たBscherichia coli JM10
9/pF口905を(1−6)と同様の方法で培養し、
11の培養菌体から精製封入体のペレット0.5g(湿
重量)を得た。この封入体から、(1−6)と同様の方
法で目的タンパクの精製を行い、電気泳動的に単一なポ
リペプチドを12mgを得た。本ポリペプチドを還元カ
ルボキシメチル化することにより〔「生化学実験講座」
Iタンパク質の化学■、東京化学同人社刊、第228〜
230頁(1976)記載の方法に従った〕、あらかじ
めシスティン残基を保護したものについて、N末端のア
ミノ酸配列を調べた結果、Ala−Cys−Phe−A
sp−Pr。
−Tyrの配列が認められ、F−132のN末端にAl
aが付加したN未配列と一致した(以下、本ポリペプチ
ドをAla−F−132と略称する)(2−6)pF口
905からの介在配列(GCT)の除去(2−5)で得
たプラスミドPIT0905によって発現されるポリペ
プチド(Ala−P−132)のN末端にはNco I
サイトを有する5°側アダプター(第2図参照)に由来
するAlaが付加されている。このAlaに対応する配
列(GCT)を部位特異的変異の手法により除去した。
すなわち、オリゴヌクレオチドd [GGTCAAAG
CACATGGTCTGTIを合成し、サイト−ダイレ
クチイド ミュータジェネシスシステム ミュータン−
K〔宝酒造側販売〕を用いて行った。その結果、末端の
Alaが除去されたP−132を発現するプラスミドを
得、pF0908と命名した。
参考例1 生物活性の測定 前記実施例1及び2で得られた各ポリペプチドを用いて
フィブリン結合活性及びインシュリン結合活性を測定し
た。
(3−1)フィブリン結合活性 関口らの方法〔ジャーナル オブ バイオロジカル ケ
ミストリー(Journal of Biolo−gi
cal Chemistry)第256巻、第6452
〜6462頁(1981))に従い、フィブリン固定化
カラムへの吸着によりフィブリン結合活性を調べた。な
お、フィブリン固定化カラムの調製法はヘーン(D、 
L、 1(eene)らの方法〔トロムボシス リサー
チ(ThrombosisResearch)第2巻、
第137〜154頁(1973)〕により作製した。た
だし、担体樹脂としてAP−)レシルトヨパール650
(東ソー)ヲ用いた。フィブリン−AP)ヨパール力ラ
ム(lrnl)に各種試料ポリペプチド過剰量(270
pmol)を通した。5m1.の洗浄バッファ   (
1・OmM)リス−リン酸、pH7,5,50mM N
aC1、1mM BDTA)で洗浄した後、5mfノ溶
出バッファー1(0,514アルギニンPBS溶液)で
吸着画分を溶出させた。次いで、5−の溶出バッファー
2 (6M尿素、25mM)リス−リン酸、pH7,5
)で溶出させた。各両分を0.5 mI!ずつ分画し、
試料ポリペプチドの溶出位置をFNのC末端側フィブリ
ン結合ドメインを認識するモノクローナル抗体(HFN
11F6、セロチック社)を用いたBLISA法により
調べた。その結果、Ala−F−143、F−143、
Ala−F−132及びF−132の各フィブリン結合
活性ポリペプチドはいずれも本カラムの素通り画分及び
溶出バッファー1で溶出される吸着画分にS忍められ、
フィブリン結合活性を有することが認められた。また、
素通りした試料量と吸着した試料量との比から、各試料
のフィブリンへの結合能力を比較した結果、いずれの試
料も大差はなかったく後記第1表参照)(3−2)イン
シュリン結合活性 FNのフィブリン結合ドメインにはインシュリン結合活
性があることが知られている(第46回日本癌学会総会
記事、第181頁)そこでAla−F−143、F−1
43、八1a−F−132及びF−132の各フィブリ
ン結合活性ポリペプチドのインシュリン結合活性を調べ
た。これら各ポリペプチドを20μgより順次2希釈し
たものをバイオラッド社製BID−DOTを用いてニト
ロセルロース膜に吸着させた。このニトロセルロース膜
を3%BSAを含むPBSバッファーでブロッキング操
作を行った後、50μg/m1(Dバーiキシダーゼ標
識したインシュリン(シグマ社)を含むPBSバッファ
ー中室温、2時間放置した。次にこのニトロセルロース
膜をPBSで5分間、2回洗浄した後、結合したパーオ
キシダーゼ−インシュリンを4−クロロ−1−ナフトー
ル及び過酸化水素を基質として検出した。その結果、い
ずれも濃度に対応した発色がみられ、インシュリン結合
活性があることが確認された(第1表参照)第1表 Ala−P−143+           十   
       +十F−143+          
  十          十+Ala−F−132+
        +        +〔発明の効果〕 以上述べてきたごとく、本発明により、少なくともフィ
ブリン結合活性を有するフィブリン結合活性ポリペプチ
ド及びその製造方法が提供される。
上記ポリペプチドは、血液凝固阻止剤、ドラッグデリバ
リ−システムとしてなど各種の用途に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は前言己式Iにおけるw−x−y−zをコードす
るプラスミドpFD705を構築するための工程図で、
第2図は前記式■におけるw−XZをコードするプラス トpFD905を構築するた めの工程図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式 I : (W)_l−(X)_m−(Y)_n−Z・・・〔 I
    〕〔式中、Wはメチオニン残基(Met)を示し、また
    Xはアラニン残基(Ala)を示し、Yはヒトフィブロ
    ネクチンのポリペプチド残基で、Asn^2^1^3^
    3−Ser^2^1^4^3に相当する11アミノ酸ポ
    リペプチド残基を示し、下記式II: 【遺伝子配列があります】 ・・・〔II〕 で表される配列を有し、ZはヒトフィブロネクチンのC
    末端側フィブリン結合ドメインのCys^2^1^4^
    4−Gly^2^2^7^5に相当する132アミノ酸
    ポリペプチド残基を表し、下記式III: 【遺伝子配列があります】 ・・・〔III〕 で表される配列を有し、l、m及びnはそれぞれ1又は
    零の数を示す〕で表されることを特徴とするフィブリン
    結合活性ポリペプチド。 2、請求項1記載のフィブリン結合活性ポリペプチドを
    コードするDNAを含有せしめた組換え体プラスミド。 3、請求項2記載の組換え体プラスミドを導入せしめた
    形質転換体。 4、請求項3記載の形質転換体を培養し、該培養物より
    請求項1記載のフィブリン結合活性ポリペプチドを採取
    することを特徴とするフィブリン結合活性ポリペプチド
    の製造方法。
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