JPH03123662A - ウエブの無接触乾燥装置 - Google Patents

ウエブの無接触乾燥装置

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JPH03123662A
JPH03123662A JP25886589A JP25886589A JPH03123662A JP H03123662 A JPH03123662 A JP H03123662A JP 25886589 A JP25886589 A JP 25886589A JP 25886589 A JP25886589 A JP 25886589A JP H03123662 A JPH03123662 A JP H03123662A
Authority
JP
Japan
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web
air
drying
contact
curl
Prior art date
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Pending
Application number
JP25886589A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hashimoto
伸一 橋本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はウェブ(帯状支持体のことをいう)の無接触乾
燥装置に関する。特に側端部においてカールやハタツキ
を生じ易いウェブの無接触乾燥装置に関するものである
〔従来の技術〕
従来、ウェブの片面もしくは両面に塗布液を塗布し、空
気によりウェブを浮上させ、無接触で連続的に搬送させ
る乾燥装置において、塗布された塗布液がウェブに浸透
していくことでカール現象が発生し、ウェブのハタツキ
によるムラ又は乾燥装置に接触して発生するカキキズ等
の重大故障を引き起こすことがあった。
これらを防止する為に種々の方法及び装置が開示されて
いる。
例えば、 (1)特開昭57−87868号公報に記載の如く、空
気により無接触支持でウェブを連続的に搬送させる装置
において、気体供給体をウェブの両面に交互に設け、且
つ該気体供給体の曲率を1つは1150〜1/150c
m、反対側をこの1/2〜1/4倍にすることでウェブ
のハタツキを防止する方法。
(2)特開昭62−223589号公報に記載の如(、
オフセット輪転機のインキの乾燥に適用される乾燥装置
において、乾燥機内の熱風ノズルをノズルの先端部断面
が凸曲面形状と凹曲面形状とのノズルを1対として対向
配置し、かつ隣接するノズル対とは対向位置を上下方向
で反転して設置しウェブのひじわを防止する装置。
(3)特開昭57−87868号公報に記載の如く、走
行する帯状体の上面もしくは上下両面に熱風を吹付ける
ノズル体をトンネル状の筐体内に設けた熱風処理装置に
おいて、帯状体を下方より支持する定置可回転ロールを
設けて、幅方向に生じるカールを防止する装置。
等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、 (1)の方法は本発明で重大故障を引き起こすカール現
象はこの曲率では十分防止することが出来ず、且つ設備
投資も大きくなるという欠点があり、(2)の装置はウ
ェブの曲率を大きくすることが特徴であり、曲率が大き
くなると塗布液の流れムラ発生の原因となり、又設備投
資も大きくなるという欠点があり、 (3)の装置については、塗布された液体が乾燥される
前にロールに接触することは許されないという問題点が
あった。
本発明の目的は上記問題点を解消し、適当なウェブの曲
率を維持し設備投資もそれ程大きくならず、ウェブのバ
タツキによるムラ、又は乾燥装置に接触して発生するカ
キキズ等をなくすウェブの無接触乾燥装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明の上記目
的は、連続走行するウェブの片面、もしくは両面に塗布
液を塗布した後、該ウェブを空気により浮上させ、無接
触で搬送・乾燥させるウェブの無接触乾燥装置において
、ウェブのカール発生区域に乾燥用空気吹出箱とは別に
設けた、ウェブ両端部のカールの凹部内側近傍にウェブ
進行方向に対しては垂直方向に、ウェブの巾方向に対し
ては垂直ないし外側に傾斜して、カール矯正のエアーを
吹付けるエアーノズルと、該エアーノズルに乾燥風又は
別の条件の空気を供給するエアー供給装置を備えたこと
を特徴とするウェブの無接触乾燥装置によって達成され
る。
以下本発明について詳しく説明する。
一般に、乾燥工程にて、ウェブに塗布液を片面あるいは
両面に塗布した際、片面に塗布した場合は第5図 (a
)図にある如く塗布された面3の反対方向に端部4がカ
ールする0両面に塗布した場合、第5図(1))図にあ
る如く、塗布中の広い面5とは反対方向に端部4がカー
ルする現象が発生する。
般にウェブ1の全車に対しウェブの両端部4は塗布装置
、塗布液のロス等の都合により塗布中が狭(設定される
ことが多いが、かかるカール現象はこの端部の未塗布部
分によって極めて大きくなる。
本発明のウェブのカール発生区域とは、第4図に示すよ
うにカール量が大きくなりバタッキが大きくなり、スリ
キズ6が発生するのは塗布直後から40秒〜120秒の
期間であった。この期間に本発明のエアーノズルを設置
することでカールは防止することができる。
本発明においてカール発生区域に乾燥用空気吹出箱とは
別に設けたエアーノズルを設置するということは、エア
ーノズルを乾燥用空気箱にひっつけてもよいし、乾燥用
空気箱の間に設けてもよい。
本発明において、ウェブ両端部のカールの凹部内側近傍
にエアーノズルを設けるということは、第3図に示すよ
うに、(a)図の場合はカールの凸部にエアーノズル7
を設置した場合で空気圧が加わりカールは点線で図示し
た様に益々ひどくなりバタツキとカキキズが発生する。
又(b)図の場合はカールの凹部(端部4)より内側に
エアーノズル7を設けた場合で、この場合もカールが点
線図示の如くひどくなり同様ハタツキ。カキキズが発生
する。(C)図はカールの凹部(端部4)内側近傍にエ
アーノズルを設けているが、吹付空気圧が例えば6kg
/cdで過度な圧力であるため、反対面にカールし、や
はりバタツキとカールが発生した。以との場合は何れも
好ましくない。本発明の場合は(d)図のごとくカール
の凹部(端部4)内側近傍にエアーノズル7を設け、適
当な吹付空気圧例えばO95kg/c+iのカール矯正
に適した条件で吹付けることによってウェブ1は点線図
示のようになり、カールはなくなり安定搬送が出来る。
本発明のエアーノズルはウェブ両端部のカールの凹部内
側近傍にウェブ進行方向に対しては垂直方向に、ウェブ
の巾方向に対しては垂直ないし外側に傾斜してカール矯
正のエアーを吹付ける様に設けられるということは、ウ
ェブ進行方向及び巾方向に対して垂直方向に吹付けるこ
とによって、エアーノズルの空気がカール矯正に有効に
使われるためであり、又ウェブの巾方向に対し外側に傾
斜して吹付けるということは、エアーノズルからの空気
のカール矯正力の調節のためであり、どちらを用いても
かまはない。
本発明の乾燥用空気吹出箱とは別に設けたエアーノズル
と該エアーノズルに乾燥風又は別の条件の空気を供給す
るエアー供給装置ということは、主としてエアーノズル
から噴出する空気は乾燥用空気吹出箱よりの空気より静
圧の高い空気例えば0.3〜5kg/c4の空気を用し
゛するからである。又その風の条件としては乾燥風と同
条件、又は乾燥風と混合して結露を生じない温湿度の条
件の空気が望ましい。
本発明のエアーノズル7としては、第2図に示すように
、ノズル径8としては1〜10φ閣のものが好ましい、
ノズルのウェブからの距離lはウェブに対しノズル径8
の5〜12倍の距離にするのが好ましい。又カールはウ
ェブ塗布面に応して変化するため、設置された上下乾燥
用空気箱のどちら側にも設置しておくことが好ましい。
吹出風速は、カールの大きさ、ウェブの厚み、巾、等の
条件により最適領域が存在するため、送風空気の圧力に
より制御・調整できるものである事が望ましい。
エアーノズルに供給される空気は、乾燥風をファンによ
り供給したり別に設けたエアーコンプレッサー等により
供給しても良い。
本発明のエアーノズルはカール量が大きく故障を発生さ
せる乾燥装置内のある一ケ所に一ケ設置することによっ
てその効果が驚(べきことにその箇所を中心に前後数m
間及ぶため、乾燥装置の全域に渡って設置する必要がな
(、設備投資も少なくて良い。
また、本発明のエアーノズルは比較的小型軽量のため設
置する事がたやすく、移転等も簡便にできる。
尚、ウェブの巾が種々ある場合、あるいはウェブが巾方
向に蛇行する性質を持つ場合、好ましくはウェブの端部
位置を自動的に検出しエアーノズル位置を空気が前記カ
ール曲率部に有効に当たるように連動させることが好ま
しい。
本発明において帯状支持体(ウェブ)とは、吸湿性のあ
るもの例えば紙、トリアセテートセルロース等のような
帯状物又は、連続搬送されるシート状物を指称する。か
かるウェブに塗布液を片面もしくは両面に塗布された後
、その両面に風が吹き付けられる事によりその塗布層の
乾燥が行なわれる。
〔実 施 例〕
第1図に示すような両面無接触乾燥装置において、ウェ
ブlとして厚み127μmのトリアセテートフィルムに
、中方向の端部2,5cmを残し、片面に親水性コロイ
ドを含む水溶液(塗布液2)を単位面積(IM)当り5
0cc塗布し、エアー搬送・乾燥装置9により乾燥させ
た。塗布直後から乾燥終了までのウェブのカール状態は
第4図に示すようであった。
この際エアーノズル7の条件として、第3図(d)の如
くエアーノズル7の径1−φΦものを、ウェブlに対し
て1mの距離を離し、ウェブ1のカール凹部(端部4)
の内側近傍にウェブ進行方向に対しては垂直方向に、ウ
ェブの巾方向に対しても垂直方向に向けて設置し、0.
5 kg/dの圧力の空気をベビーコンプレッサーに供
給した。カールは第3図(d)に示すように水平方向に
矯正され、きわめて安定な搬送・乾燥が可能となった。
〔発明の効果〕
上記のように本発明のウェブの無接触乾燥装置により ■ カールを防止することができる。
■ カールが原因で発生する、バタツキによるムラ、カ
キキズ等がなくなる。
■ エアーノズルによるカール防止効果が1箇所の設置
に対し、前後数mに及ぶため、ノズル設置個数を少くす
ることができ、設備投資額が少くてすむ。
■ エアーノズル本体が軽量小型であるため、取付け、
移動が節単にできる。
■ 乾燥用空気供給箱とは別にエアーノズルを設置する
ことができるため、既に設置された乾燥設備にも節単に
応用することができる。
■ エアーノズルより吹き出された空気はウェブ端部の
内側近傍に局所的に吹き付けられるため、乾燥には影響
することな(、乾燥ムラ等の発生はない。
等により適当なウェブの曲率を維持し、設備投資もそれ
程大きくならず、ウェブのバタツキによるムラ又は乾燥
装置に接触して発生するカキキズがなくなり、品質向上
とともに生産性の増大に大きく寄与した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のウェブの無接触乾燥装置の一実施例の
部分側面図、第2図は本発明のカール矯正用エアーノズ
ルの配置の一実施例を示す部分側面図、第3図はウェブ
のカールと矯正エアーノズルの関係を説明する部分側面
図、第4図は乾燥装置におけるウェブのカールの変化状
態を説明する断面図、第5図は片面及び両面塗布状態に
おけるウェブのカール発生部分について説明する断面図
である。 1・・ウェブ   2・・塗布液 3・・塗布された面 4・・端部(カール部分) 5・・塗布中の広い面 6・・スリキズ  7・・エアーノズル8・・ノズル径
  9・・乾燥装置 (他 3名) 第  1 図 ケ弓 図 第  2  図 (C) (a) 第 4 図 錫 図 (a) (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続走行するウェブの片面、もしくは両面に塗布液を塗
    布した後、該ウェブを空気により浮上させ、無接触で搬
    送・乾燥させるウェブの無接触乾燥装置において、ウェ
    ブのカール発生区域に乾燥用空気吹出箱とは別に設けた
    、ウェブ両端部のカールの凹部内側近傍にウェブ進行方
    向に対しては垂直方向に、ウェブの巾方向に対しては垂
    直ないし外側に傾斜して、カール矯正のエアーを吹付け
    るエアーノズルと、該エアーノズルに乾燥風又は別の条
    件の空気を供給するエア供給装置を備えたことを特徴と
    するウェブの無接触乾燥装置。
JP25886589A 1989-10-05 1989-10-05 ウエブの無接触乾燥装置 Pending JPH03123662A (ja)

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JP (1) JPH03123662A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011224985A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Fujifilm Corp 積層フィルムのカール矯正方法及び装置、並びに積層フィルムの製造方法
WO2014157017A1 (ja) * 2013-03-27 2014-10-02 住友化学株式会社 表面処理フィルムの製造方法

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