JPH0312314Y2 - - Google Patents

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JPH0312314Y2
JPH0312314Y2 JP19985685U JP19985685U JPH0312314Y2 JP H0312314 Y2 JPH0312314 Y2 JP H0312314Y2 JP 19985685 U JP19985685 U JP 19985685U JP 19985685 U JP19985685 U JP 19985685U JP H0312314 Y2 JPH0312314 Y2 JP H0312314Y2
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bathtub
flange
upper edge
flange plate
fastening means
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、主に浴室ユニツトに用いる製作、
組立ての容易な浴槽装置に関する。
〈従来の技術〉 周知のように、浴室ユニツトは、浴槽装置から
なる浴槽部分と洗場部分とを有しており、浴槽装
置には多くの形式のものがある。この浴槽装置
は、浴槽の上縁にほぼ水平に延出する上縁部を有
しており、上縁部は洗場部分を連設する側を除く
三側縁に立壁部を有している。また、洗場部分を
連設する側の上縁部にはエプロン部を垂設してい
る。そして、上記上縁部、立壁部、エプロン部な
どは、合成樹脂で浴槽と一体成形したり、ステン
レス鋼板などの金属板を屈曲成形し、更に溶接な
どで浴槽に接合している。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、浴槽装置を合成樹脂で一体成形するも
のは、成形時に型の制約を受け、自由な形状に作
成することができない。また、ステンレス鋼板を
屈曲成形して溶接するものは、溶接作業が繁雑
で、しかも溶接個所に研磨などの表面仕上を施さ
なければならない。従つて、作業能率が悪く、溶
接機等の設備も必要で、結局、コスト高となつて
いる。また、表面仕上げを施しても、溶接個所が
熱により変色してしまつているので溶接個所が一
目で分り体裁が悪く商品価値が低い。更に、溶接
個所は塗装を施しても塗料の定着が悪く剥れ易い
ので耐久性に乏しい。そして、一体成形したもの
や溶接したものは、浴槽装置の一部にギズや凹み
が生じたからといつて、部分的な交換ができな
い。
また、浴槽装置の表面を塗装する場合に、部分
的に異なる色彩に塗装することは、境目に色のに
じみなどが生じて困難であり、繁雑な塗装工程を
行う必要がある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記に鑑みなされたもので、浴槽の
上端に外向で断面が逆L字状をした上縁部を設
け、上縁部の先端に鍔部を形成すると共に、浴槽
挿着口を有するフランジ板の三側縁を立上げて立
壁部を設け、残りの一側縁を垂下させて垂下部を
設け、該垂下部の先端に鍔部を形成し、上記浴槽
をフランジ板の上方より浴槽挿着口に挿入し、浴
槽とフランジ板とを上縁部の鍔部とフランジ板と
の間にパツキンを介在させて締着手段により止着
すると共に、垂下部の鍔部とエプロンの上縁に設
けた鍔部とを、パツキンを介在させて締着手段に
より止着し、エプロンの下縁に設けた鍔部と洗場
の鍔部とを、パツキンを介在させて締着手段によ
り止着するようにしたものである。
〈実施例〉 以下、本考案を図面の実施例について説明す
る。
浴槽装置1は、浴槽2とフランジ板3とをパツ
キン4を介在させて締着手段5により止着してな
る。
浴槽2は、ステンレス鋼板などの金属板を屈曲
成形したもので、浴槽2の上端の周縁には外向で
断面が逆L字状をなす上縁部6を設ける。該上縁
部6の先端には、内向きの鍔部7を設け、適宜間
隔で止着孔を開設する。そして、浴槽2の表面に
は適宜色彩の塗装を施す。
フランジ板3は、上記浴槽2と同じくステンレ
ス鋼板などからなり、浴槽挿通口8を有してい
る。フランジ板3の三側縁を立上げて立壁部9を
形成し、立壁部9の先端に外向の支持片10を介
して上向きの水返し片11を延設する。尚、上記
立壁部9の上部には壁パネルを接続する。また、
フランジ板3の洗場12を連設する側には、残り
の側縁を垂下させて垂下部13を設ける。垂下部
13の下端には浴槽2方向を向く鍔部14を設
け、更に、この鍔部14及び上記浴槽挿着口8の
周囲に適宜間隔で止着孔を設ける。そして、上記
フランジ板3の表面には適宜色彩の塗装を施す。
この場合、浴槽2とフランジ板3とは別体である
ので、夫々異なる色彩に塗装することが容易に可
能である。
洗場12は、エプロン15を介して垂下部13
に接続する。エプロン15の上下端には浴槽2に
向く鍔部16,17を夫々設け、該鍔部16,1
7には適宜止着孔を設ける。エプロン15はステ
ンレス鋼板などからなり、表面を適宜色彩に塗装
するとよい。
一方、洗場12は、四方の側縁を立上げて水切
り部18を形成してある底盤19を有し、水切り
部18の上端には外向の鍔部20を設けてある。
本考案の浴槽装置1は、予め工場で組立てて、
浴室ユニツトとして出荷する。
フランジ板3の浴槽挿着口8に、浴槽2を上面
より挿入し、上縁部6の鍔部7とフランジ板3と
の間に、ゴムや合成樹脂のパツキン4を介在させ
て締着手段5、例えばベツトやビスなどを止着孔
に通して締付け、フランジ板3に浴槽2を止着す
る。また、垂下部13の鍔部14とエプロン15
の上側の鍔部16とを上記と同様にゴムなどのパ
ツキン4を介在させてリベツトなどの締着手段5
で止着する。更に、エプロン15の下側の鍔部1
7と洗場12の水切り部18に設けた鍔部20と
をパツキン4を介在させてリベツトなどの締着手
段5で止着する。尚、止着する順序は適宜変更す
ることができ、また、浴槽2を逆さに置いて、浴
槽2にフランジ板3をかぶせるような形で作業を
行つてもよい。
本考案の浴槽装置1は、浴槽2、フランジ板
3、エプロン15などを夫々単体として成形する
ので、成形に際して型による制約を受けないで自
由な形状に成形することができる。また、表面に
塗装を施す場合に、夫々異なる色彩に塗装するこ
とができる。従つて、浴槽2とフランジ板3とを
異なる色彩に塗装し、色彩の組合せに変化を与え
て多様な浴槽装置1を提供することができる。
〈考案の効果〉 本考案は、構成が簡単で容易に製作することが
でき、組立も簡単で、組立に際して溶接を必要と
しないので、研磨などの表面加工も不要である。
また、溶接個所がないので塗料の定着も良好で、
夫々の部材に異なる色彩の塗装を施すことも可能
である。更に、止着個所にパツキンを介在させて
あるので、湯水が浸入する虞れもなく、締着手段
を外せば部分的な交換も可能である。従つて、本
考案は製作の容易な、安価な浴槽装置を提供する
実用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、組立状態
の浴槽装置の一部を欠截した斜視図である。 1……浴槽装置、2……浴槽、3……フランジ
板、4……パツキン、5……締着手段、6……上
縁部、8……浴槽挿着口、9……立壁部、12…
…洗場、13……垂下部、15……エプロン、
7,14,16,17,20……鍔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽の上端に外向で断面が逆L字状をした上縁
    部を設け、上縁部の先端に鍔部を形成すると共
    に、浴槽挿着口を有するフランジ板の三側縁を立
    上げて立壁部を設け、残りの一側縁を垂下させて
    垂下部を設け、該垂下部の先端に鍔部を形成し、
    上記浴槽をフランジ板の上方より浴槽挿着口に挿
    入し、浴槽とフランジ板とを上縁部の鍔部とフラ
    ンジ板との間にパツキンを介在させて締着手段に
    より止着すると共に、垂下部の鍔部とエプロンの
    上縁に設けた鍔部とを、パツキンを介在させて締
    着手段により止着し、エプロンの下縁に設けた鍔
    部と洗場の鍔部とを、パツキンを介在させて締着
    手段により止着するようにしたことを特徴とする
    浴槽装置。
JP19985685U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0312314Y2 (ja)

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JPS62109684U JPS62109684U (ja) 1987-07-13
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