JPH03122694A - 画像回転表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は画像回転表示方法に係り、特に図形画像と共に
文字画像を回転して表示する画像回転表示方法に関する
。

〈従来技術〉 画像表示装置ではオペレータのジョイスティック操作等
によりあるいはホストからの指令により図形を回転して
表示する場合がある。例えば、自動車ナビゲーションに
おけるヘッドアップ描画においては、車両進行方向がデ
イスプレィ画面の上方向となるように地図を回転描画し
なければならない。第５図はかかるヘッドアップ描画方
法の説明図であり、道路ＲＤＩ上を北に向かって移動し
ている場合には、進行方向が上となるように、すなわち
北が上となるように第５図（ａ）に示すように地図が描
画され、交差点Ｃ１で直角に右折して道路ＲＤ２を東に
向かって移動すると、同様に進行方向が上となるように
、すなわち東が上となるように地図を９０ｒ′反時計方
向に回転し第５図（ｂ）に示すように描画する。尚、第
５図では地図の回転中心は表示画面の中心Ｒｅに位置す
る地図上のポイントであるとしている。

ところで、地図を回転描画するには、道路や背景等の図
形を回転表示すると共に、図形に重ねて表示している文
字（第５図ではＡＢＣ）の表示位置Ｐｃも図形回転角度
に応じて変更し、図形回転前と同様に図形上の所望の位
置に予め規定された態様（例えば水平あるいは垂直に文
字を配列する態様）で表示する必要がある。

このため１９図形情報と、図形上に表示すべき文字及び
その図形上の位置を特定するための文字情報を用いて図
形（第５図では道路）及び文字画像（第５図ではＡＢＣ
）を発生し、これらを重ねて表示すると共に、図形を所
定角度回転して表示する時、図形を回転表示すると共に
、各文字の表示位置Ｐｃを該回転角度に応じて座標変換
により変更し、該変更位置Ｐｃ’　　（第５図（ｂ））
に文字ＡＢＣを表示する画像回転表示方法が特公昭６２
−５８５１０号公報（名称二側像表示装置）において提
案されている。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、従来技術では次のような問題がある。

例えば、ナビゲーションシステムにおける地図描画にお
いて描画される文字は、地名、道路名等であり所定の長
を有している。このため、従来技術の様に単に文字表示
位置を図形の回転角度に基づいて座標変換して変更し、
該変更位置に所定長の文字列を規定された態様、例えば
水平に並べて表示すると文字列同士が重なってしまい、
文字が判読できず、しかも描画地図上の文字重なり部分
が黒くなって見苦しくなるという問題がある。

第６図は文字列が重なって表示される場合の説明図であ
り、第５図と同一部分には同一符号を付している。さて
１文字情報は、図形上のポイントＰ　ｃｌ、　Ｐ　Ｃ，
にそれぞれ文字列ＡＢＣ，ＤＥＦを水平の態様で描画す
るように作成されている。従って、道路ＲＤＩを北に向
けて移動する場合には、第６図（ａ）に示すように道路
及び文字列ＡＢＣ。

ＤＥＦが描画される。かかる状態において、交差点Ｃ１
で直角に右折して道路ＲＤ２を東に向かって移動すると
、進行方向が上となるように道路等の図形を９０’反時
計方向に回転し第６図（ｂ）に示すように描画すると共
に、図形に重ねて表示している文字列ＡＢＣ，ＤＥＦの
表示位置Ｐ　Ｃｔ　、　Ｐ　ｃ。

を図形回転角度に応じて位置Ｐ　ｃ、／　ｖＰｃｘ′　
に変更し、該位置に水平に文字列ＡＢＣ，ＤＥＦを表示
する。しかし、この場合文字ＢＣと文字ＤＥが重なって
しまい文字が判読できず、しかも描画地図上の文字重な
り部分が黒くなって見苦しくなる。

以上から本発明の目的は１図形の回転描画に従って文字
表示位置を変更して文字描画する時、文字同士が重なっ
て描画されることがない画像回転表示方法を提供するこ
とである。

〈課題を解決するための手段〉 上記課題は本発明においては、複数枚分の文字情報を回
転角度範囲に対応させて記憶する手段、図形の回転角度
に応じた文字情報を選択する手段、該文字情報に含まれ
る各文字位置を図形回転角度に応じて変更する手段、該
変更位置に各文字を表示する手段により達成される。

〈作用〉 図形の所定回転角度θｉ力方向おける文字画像を生成す
るための文字情報を該回転角度θｊ変えて複数枚分用窓
すると共に、θｉ回転方向の文字情報に含まれる文字表
示位置を一θｉ工〜θ１２の範囲内で回転して文字を表
示しても各文字列が相互に重ならないように文字情報を
生成し、かつ各文字情報を図形の回転角度範囲０ｌ−θ
ｉ１〜θｉ＋θｉ２に対応させ、図形を角度θ回転して
表示する時、該角度θが属する回転角度範囲に応じた文
字情報を選択し、該文字情報に含まれる各文字位置を角
度（θ−θｉ）回転した位置に変更し、該変更位置に各
文字を表示する。

〈実施例〉 回転角度ｏ０の時に第２図（ａ）に示すようにポイント
Ｐ　ｃ、　、　Ｐ　ｃ、に文字列ＡＢＣ，ＤＥＦを水平
に描画するように文字情報が生成されていると、第６図
で示したように９０°反時計方向に回転すると文字列Ａ
ＢＣ，ＤＥＦが重なってしまう（第６図（ｂ）参照）。

しかし、第２図（ｂ）に示すようにポイントＰ　ｃ、　
、　Ｐ　Ｃ４に文字列ＡＢＣ，ＤＥＦを水平に描画する
ように文字情報が生成されていると、第２図（Ｃ）に示
すように９０°反時計方向に回転しても文字列ＡＢＣ，
ＤＥＦは重ならない、すなわち、文字の表示位置を適当
に定めて文字情報を生成しておくと、図形の回転に従っ
て文字表示位置が変化しても文字は重ならなくなる。そ
して、文字数が少ない場合には１つの図形情報に１つの
文字情報を対応させておくだけで、図形がＯ〜３６０”
の任意の角度回転しても該文字情報を用いて文字が重な
らないように表示できる。

しかし、地図等のように多数の文字を描画しなければな
らない場合には、１つの文字情報だけでは図形がＯ〜３
６０°の任意の角度回転した時、文字を互いに重ならな
いようにできない。

このため１本発明においては図形の所定回転角度１例え
ば００回転、９０°回転、１８０°回転、２７０°回転
方向における４つの文字画像を生成するための４枚分の
文字情報ＣＩＭＩ〜ＣＩＭ４を１つの図形情報に対応さ
せて用意する。例えば。

第３図（ａ）を回転角度０′の図形ＤＲＩ、第３図（ｂ
）、　（ｃ）、　（ｄ）をそれぞれ反時計方向に９０°
、１８０’、２７０’回転した時の図形ＤＲ２，ＤＲ３
゜ＤＲ４とすれば、それぞれの図形に重ねて表示する文
字画像ＣＲＩ〜ＣＲ４を発生するための文字情報ＣＩＭ
Ｉ〜ＣＩＭ４を用意する。尚、θ１（＝０°、９０°　
１８０°、２７０’）回転方向の文字情報ＣＩＭｉに含
まれる文字表示位置をθｉ□（＝ａｉ　（＝−４５１′
）　〜ｅ　１２　（＝４５’）　ノ範ｎ内で回転して文
字を表示しても各文字が相互に重ならないように文字情
報ＣＩ　Ｍ　ｉを生成しておく。

そして、各θｉ回転方向の文字情報ＣＩＭｉを図形の回
転角度範囲θｉ−θ１１〜θ１＋θｊ２（＝θｉ　−４
５〜θｉ＋４５）に対応させる。すなわち、第４図に示
すように００回転文字情報Ｃ工Ｍ１を図形回転角度−４
５°〜＋４５°に対応させ、９θｉ１回転文字情報ＣＩ
Ｍ２を図形回転角度４５°〜１３５１′ニ対応させ、１
８００回転文字情報ＣＩＭ３を図形回転角度１３５６〜
２２５°に対応させ、２７０°回転文字情報（、ＩＭ３
を図形回転角度２２５０〜３１５°に対応させる。

かかる状態において、図形を角度θ回転して表示する時
、該角度θ公園形を回転表示すると共に。

角度θが属する回転角度範囲に応じた文字情報を選択し
、該文字情報に含まれる各文字位置を（θ−θｉ）回転
して変更し、該変更位置に各文字を表示する０例えば、
θ＝１４５°の場合には、１３５＠〜２２５°に対応す
る１８０°回転文字情報ＣＩＭ３を選択し、該１８０°
回転文字情報に含まれる各文字表示位置を一３５ｃ′（
＝１４５°−１８００）回転して変更し、該変更位置に
各文字を表示する。

第１図は本発明の画像回転表示方法に係わる画像表示装
置のブロック図である６図中、１は描画データで、例え
ば自動車ナビゲーションの場合には地図データであり、
図示しないＣＤ−ＲＯＭから車両現在位置に応じて読み
出されたものである。

地図データ１は道路、背景等の１枚の図形情報Ｆ工Ｇと
、前述のようにＯｏ回転、９００回転、１８０°回転、
２７０＠回転における４つの文字画像を生成するための
４枚分の文字情報ＣＩＭＩ〜ＣＩＭ４を有している。

２は車両進行方向を監視し、真北から車両進行方向迄の
角度を把握し、該角度θを図形回転角度として指示する
回転角度指示部である。尚、北を基準とする理由は図形
情報が北を真上となるように作成されているからである
。

３は回転角度θに基づいて使用する文字情報を選択する
文字情報選択部であり、第４図に示すようにＯｏ回転文
字情報ＣＩＭＩを回転角度−４５’〜＋４５ｒ′の時の
文字画像発生用とし、９０’回転文字情報ＣＩＭ２を回
転角度４５°〜１３５°の時の文字画像発生用とし、１
８００回転文字情報ＣＩＭ３を回転角度１３５°〜２２
５°の時の文字画像発生用とし、２７０°回転文字情報
ＣＩＭ４を回転角度２２５°〜３１５°の時の文字画像
発生用としているから、文字情報選択部３は指示された
回転角度θが属する回転角度範囲に応じた文字情報を選
択して出力する。

４は文字画像発生装置であり、θｊ回転文字情報ＣＩＭ
ｉに含まれる文字表示位置を回転角度（θ−θｉ）に応
じて座標変換する座標変換部４ａ。

多数の文字パターンを記憶するキャラクタジェネレータ
４ｂ、入力された文字コードに応じた文字パターンを発
生し、座標変換部４ａが指示するメモリ位置に記憶する
文字画像生成部４Ｃを有している。尚、座標変換部４ａ
は１文字情報が指示する文字表示位置をＸｖＶ、変換後
の位置をＸ′ｙ′とすれば、次式 ％式％） ） により座標変換する。

５はＣＲＴの各画素に対応して１つの記憶域を有する文
字画像用の画面メモリであり、文字画像生成部４ｃで生
成された画像を記憶する。

６は図形画像発生装置であり、図形データに含まれる位
置データを回転角度θに基づいて座標変換する座標変換
部６ａと、座標変換により得られた位置データによりθ
回転した図形画像を発生する図形画像生成部６ｂを有し
ている。

７はＣＲＴの各画素に対応して１つの記憶域を有する図
形画像記憶用の画面メモリであり、図形画像生成部６ｂ
で生成された画像を記憶する。

８は画面メモリ５から読み出された文字画像と画面メモ
リ７から読み出された図形画像を合成する合成回路、９
はブラウン管（ＣＲＴ）である。

各画面メモリ５，７に記憶された画像は、ＣＲＴのビー
ム偏向と同期して読み出され（ラスタースキャン）合成
回路８で合成され、ＣＲＴ９に重ねて描画される。

以下、第１図の全体的動作を説明する。

自動車が南東方向に進行し、該進行方向を真上にするた
めに図形を１４５°回転しなくてはならないとすれば、
回転角度指示部２は回転角度θ＝１４５°を出力する。

これにより１文字情報選択部３は文字情報として回転角
度範囲１３５°〜２２５°に対応する１８０°回転文字
情報ＣＩＭ３を選択、し、順次該文字情報ＣＩＭ３に含
まれる文字表示位置データを座標変換部４ａに入力する
と共に文字コードを文字画像生成部４ｃに入力する。座
標変換部４ａは入力された位置データに対して前述の座
標変換処理を行って文字表示位置を一３５’回転した位
置に変更し１文字画像生成部４Ｃは文字コードに応じた
文字パターンをキャラクタジェネレータから読み取り、
該文字パターンを座標変換により得られた位置が指示す
る画面メモリ５の所定記憶域に記憶する。以後、同様に
順次表示位置と文字コードに対して上記処理を行って１
４５’方向の文字画像を画面メモリ５に記憶する。又、
以上の文字画像生成処理と並行して図形画像発生装置６
は図形画像を発生して画面メモリ７に記憶する。

以後、ラスタースキャンにより画面メモリ５゜７から文
字画像と図形画像を読み出し、これらを合成回路で合成
してＣＲＴに表示する。この場合、図形は１４５°回転
して表示され、又文字は互いに重なることなく表示され
る。

尚１以上は文字画像を１つの図形に対して４つ用意した
場合であるが、本発明は４つに限定するものではない。

又、以上では１つの図形情報に対して複数の文字情報を
回転角度に応じて用意した場合であるが以下のように構
成することもできる。すなわち、所定回転角度θｉ力方
向おける図形及び文字画像をそれぞれ生成するための図
形情報と文字情報を組にし、該回転角度θｉを変えて複
数組設け、各組を図形の回転角度範囲に対応させ、図形
を角度θ回転して表示する時、該角度θが属する回転角
度範囲に応じた組を選択し、該組の図形情報に基づいて
図形を回転表示すると共に、該組の文字情報に含まれる
各文字位置を前述と同様に変更し、該変更位置に各文字
を表示するようにもできる。

〈発明の効果〉 以上本発明によれば、回転角度θｉ力方向おける文字画
像を生成するための文字情報をθｉを変えて複数用意す
ると共に、θｉ回転方向の文字情報に含まれる文字表示
位置を一θｉ１〜θ１２の範囲内で回転して文字を表示
しても各文字列が相互に重ならないように文字情報を生
成し、かつ各文字情報を図形の回転角度範囲θｉ−θｉ
工〜θｉ＋θｉ２に対応させ、図形を角度θ回転して表
示する時、該角度θが属する回転角度範囲に応じた文字
情報を選択し、該文字情報を用いて文字画像を生成して
表示するように構成したから、図形の回転描画に従って
文字表示位置を変更し、該変更位置に文字を表示しても
、文字同士が重なって描画されることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を実行する画像表示装置のブロック
図、 第２図は本発明の概略説明図、 第３図は図形回転と文字情報の関係説明図、第４図は図
形回転角度と使用すべき文字情報の対応説明図。 第５図及び第６図は従来例及び従来の欠点説明図である
。 １・・地図データ ２・・回転角度指示部 ３・・文字情報選択部、 ４・・文字画像発生装置 ６・・図形画像発生装置 ＣＩＭＩ〜ＣＩＭ４・・文字情報 ＦＩＧ・・図形情報

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）図形情報と図形上に表示すべき文字及びその図形
   上の位置を特定するための文字情報を用いて図形画像及
   び文字画像を発生し、これらを重ねて表示すると共に、
   図形を所定角度回転して表示する場合、各文字の表示位
   置を該回転角度に応じて変更し、該変更位置に文字を表
   示する画像回転表示方法において、 回転角度θｉ方向における文字画像を生成するための文
   字情報を該回転角度θｉを変えて複数用意すると共に、
   各文字情報を図形の回転角度範囲θｉ−θｉ＿１〜θｉ
   ＋θｉ＿２に対応させ、かつθｉ回転方向の文字情報に
   含まれる文字表示位置を−θｉ＿１〜θｉ＿２の範囲内
   で回転して文字を表示しても各文字が相互に重ならない
   ように文字情報を生成し、図形を角度θ回転して表示す
   る時、該角度θが属する回転角度範囲に応じたθｉ回転
   文字情報を選択し、 該θｉ回転文字情報に含まれる各文字位置を（θ−θｉ
   ）回転して変更し、 該変更位置に各文字を表示することを特徴とする画像回
   転表示方法。
2. （２）前記複数の文字情報を１つの図形情報に対応させ
   て用意することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の画像回転表示方法。