JPH03122680A - 走査露光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、感光材上に露光ビームを走査させて、感光材
を所望の露光情報に基づいて露光する走査露光装置に関
するものである。

［従来の技術］ 従来、レーザプリンタの感光ドラムなどの感光材を露光
ビームで走査露光する走査露光装置は、外部から入力さ
れる信号によりオン・オフ変Ｒや強度変調が可能な露光
ビームを発生する光源手段と、露光ビームを感光材に向
けて照射して感光材上を走査さけろ光学系を含む走査手
段と、露光ビームが感光材の手前の定位置に来たことを
検出するビームディテクタと呼ばれる露光ビーム検出手
段とを備えたものが一般的である。

上記走査手段は、光源手段からの露光ビームを偏向して
感光材の少し手前から感光材上を走査させる動作を繰り
返し行う。上記露光ビーム検出手段は、感光材の手前か
ら感光材に近付く露光ビームが所定位置に来きたことを
検出し、この露光ビーム検出信号を使って外部から入力
される露光情報の読み出しのためのトリガ信号が生成さ
れて、前記露光情報に基づいて露光ビ−ムが感光材上を
走査し露光していた。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、上記した従来の走査露光装置では、光源手段
の点灯により照射される露光ビームが感光材とその手前
を含む所定の露光範囲を走査して感光材を露光する。い
いかえれば露光ビームは、感光材が存在していない範囲
を連続走査した後、続いて感光材を走査し露光しており
、それらの走査期間中、光源手段は点灯状態に維持され
ている。このため、走査露光回数に対する光源手段の点
灯時間か非常に長くなり、また光源の寿命は一定時間し
かないから、その分、光源手段が実際に露光に使用され
る有効点灯時間が短くなるという不具合があった。また
、寿命がきた光源手段を新しいものに取り替えると、新
しい光源手段からの露光ビームを偏向させる走査手段の
光学系部品を調整しなければならないが、この調整は面
倒で時間を要する。したがって、このような調整作業の
回数が増えるため、走査露光装置の稼動率が悪いという
問題があっノこ。

本発明は上述した問題点を解決するためになされたしの
で、その目的とするところは、露光ビーｌ、を発生する
光源手段の有効点灯時間を長くし、稼動率を向上さ仕ろ
ごとができる走査露光装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明の走査露光装置は、露
光ビームを発生する光源手段と、露光ビームを感光材に
走査させる走査手段と、露光ビームを感光材の手前の所
定位置で検出する露光ビーム検出手段とを備えた走査露
光装置において、露光ビーム検出手段が露光ビームを検
出した信号で光源手段を消灯させると共に、この消灯時
点から露光ビームが感光材のやや手前に達するまでの所
定の時間経過後に光源手段を点灯復帰させる光源制御手
段を付設している。

［作用］ 上記構成を有する本発明の走査露光装置によれば、光源
制御手段が、露光ビームが感光材に達するまでの所定の
時間帯でもって光源手段を一時的に消灯させるので、こ
の消灯時間の分だけ光源手段の走査露光回数に対する点
灯時間が短縮され、その分、光源手段の有効点灯時間が
長くなり、新しい光源手段との交換頻度か少なくなる。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照して説明
する。

第１図は実施例にかかる走査露光装置の全体構成を説明
するためのブロック図で、同図に示す走査露光装置は、
外部からの信号の入力でオン・オフ変調や強度変調が可
能な露光ビームＢを発生する光源手段１と、露光ビーム
Ｂを感光材２を含む所定の範囲で走査させる走査手段３
と、露光ビームＢを感光材２の手前の所定位置で検出す
る露光ビーム検出手段４と、光源手段Ｉの点灯と消灯を
制御する光源制御手段５とを備えている。

走査手段３は、例えばクロック発生回路６が発生するク
ロック信号に同期して駆動するモータ７と、モータ７に
より回転駆動する回転多面鏡８と、回転多面鏡８を反射
した露光ビームＢを感光材２に集光させて照射するｆ−
０レンズ９とで構成される。回転多面鏡８が１而分回転
する毎に、光源手段Ｉからの露光ビームＢか感光材２上
を１回走査する。この露光ビームＢの走査範囲は、感光
材２の幅より大きく設定されている。露光ビーム検出手
段４は、露光ビームＢが感光材２に達する手前の所定位
置に来たとき、この露光ビームＢを検出して、その検出
信号を光源制御手段５に出力する。

光源制御手段５は、例えば下記の制御回路１０と遅延回
路１１で構成される。制御回路１０は、露光ビーム検出
手段４からの露光ビーム検出信号が入力されると光源手
段ｌを消灯させる制御信号を光源手段１に出力する、例
えばフリップフロップ回路である。遅延回路１１は、露
光ビーム検出手段４から露光ビーム検出信号が人力され
るとクロック発生回路６からのクロック信号をカウント
して、そのカウント数が所定の値になる所定時間経過後
に出力して制御回路ＩＯの出力レベルを反転させ、光源
手段ｌを点灯させる。

この遅延回路１１の入力から出力までの遅延時間Ｔ（第
２図参照）は、露光ビームＢが露光ビーム検出手段４で
検出された時点から露光ビームＢが感光材２の前端に達
ずろまでに必要な時間よりやや短く設定される。さらに
遅延回路１１の制御回路【０の出力を反転させる出力信
号は、感光材２への露光か開始されろタイミングを示す
スタート信号として、クロック発生回路６のクロック信
号と共に外部に出力され、例えば外部の画像信号発生回
路１２に送出される。画像信号発生回路１２は、人力さ
れるクロック信号とスタート信号に同期して画像信号を
発生し、この画像信号は光源手段ｌに光強度信号として
入力される。

以上の光源手段５の動作を第２図の動作波形図を参照し
て説明する。露光ビーム検出手段４が露光ビームＢを検
出した時点で、光源手段ｌが消灯し、露光ビームＢの照
射が中止される。

この消灯動作は一定時間Ｔだけ続き、消灯から一定時間
Ｔを経過した時点で遅延回路１１が出力して光源手段ｌ
が再び点灯し、露光ビームＢが照射される。光源手段ｌ
が消灯している間も走査手段３が動作しているので、再
点灯した光源手段１の露光ビームＢは、再点灯時点を露
光開始点として感光材２を走査露光する。このようにし
て１回当たりの走査露光において、走査露光には無用な
点灯時間Ｔを削減でき、この結果、１つの光源手段ｌに
よって走査露光可能な回数が大幅に増えることになる。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように、本発明の走査露
光装置は、光源手段からの露光ビームが感光材に達する
までの所定の走査範囲に相当する時間だけ光源手段を一
時的に消灯させるようにしたので、この消灯時間に相当
する時間だけ走査露光回数に対する光源手段の点灯時間
が短縮され、その分、光源手段の使用時間の延長化が図
れるという効果がある。また、光源手段の使用時間延長
化で、光源手段の交換頻度が少なくなり、走査露光装置
を使用したレーザプリンタなどの産業機器の稼働率が向
上するという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る走査露光装置の実施例を示すブロ
ック図、第２図は第１図の装置における光源制御手段の
動作を説明するための動作波形図である。 １・・・光源手段、２・・・感光材、Ｂ・・・露光ビー
ム、３・・・走査手段、４・・・露光ビーム検出手段、
５・・光源制御手段。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 点灯により露光ビームを発生する光源手段と前記露光ビ
   ームを感光材を含む所定の範囲で走査させる走査手段と
   、前記露光ビームが感光材を走査するより手前の所定位
   置に来たことを検出する露光ビーム検出手段とを有する
   走査露光装置において、 前記露光ビーム検出手段が露光ビームを検出した信号で
   上記光源手段を消灯させると共に、この消灯時点から露
   光ビームが感光材の前端よりやや手前に達するまでの所
   定の時間後に光源手段を点灯復帰させる光源制御手段を
   付設したことを特徴とする走査露光装置。