JPH03122342A - 鉄骨建築物の床板固定方法 - Google Patents

鉄骨建築物の床板固定方法

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JPH03122342A
JPH03122342A JP26113089A JP26113089A JPH03122342A JP H03122342 A JPH03122342 A JP H03122342A JP 26113089 A JP26113089 A JP 26113089A JP 26113089 A JP26113089 A JP 26113089A JP H03122342 A JPH03122342 A JP H03122342A
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JP
Japan
Prior art keywords
joint
insertion tool
floor plate
reinforcing bar
steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP26113089A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuyuki Hosoki
細木 篤之
Hiroshi Tsujimura
辻村 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Sanyo Homes Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Kubota House Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kubota Corp, Kubota House Co Ltd filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ALCパネル、コンクリートパネル等を床板
として使用するプレハブ建築物等における鉄骨建築物の
床板固定方法に関する。
(従来の技術) 従来、ALCパネル、コンクリートパネル等を床板1と
して使用する鉄骨建築部において、梁2上に床板lを設
置する場合、第15図及び第16図に示すように、床板
1の巾Wピッチに合わせて梁2の上面側に板状の鉄筋挿
通具、例えば固定プレート3を直接溶接にて固定し、そ
の後、梁2上に順次床板1を配置した後、各床板1間の
目地部4に通した目地鉄筋5を固定プレート3に挿通す
ると共に、目地部4にモルタル6を充填して床板1を固
定している。
固定プレート3は、床板1の配置に従って設け、工場又
は現場溶接にて梁2に取付けている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来は次のような欠点があった。即ち、固定プ
レート3は、床板1の割付けに従って梁2に溶接するた
め、工場生産の場合、床板1の割付けに応じた固定プレ
ート3付きの梁2が生じ、種類が増えて生産性が向上し
ない欠点があり、しかも、梁2に固定プレート3が突出
しているので、物流(運搬)の際、危険であった。
また現場での梁2の組立てにおいても、梁2は床板1の
割付けに応じて準備されているので、同じ長さのもので
あっても、固定プレート3の位置を見分けて組立てなけ
ればならない。
一方、梁2の種類を減少させるための手段としては、1
)現場溶接で固定プレート3を取付けること、i;)床
板1の巾Wを梁2のモジュール長さ(又はN等分)にす
ること、iii )梁2に、床板1の巾Wと建物のモジ
ュールの最大公約数で固定プレート3を溶接しておくこ
と等がある。
しかし、i)の場合は、現場作業であるため、工期の短
縮ができず、また作業足場が必要であると共に、溶接部
の補修が必要となる。ii)の場合には、ALCパネル
等の床板1が巾60cmの標準品であるため、その巾W
を変更することは、床板1のコストアップになる欠点が
ある。更にii)の場合は、固定プレート3の数が大巾
に増えることになる。
本発明は、このような従来の課題に鑑み、梁上に複数の
床板を並設し、この床板を足場として目地鉄筋を挿通す
る鉄筋挿通具を梁上に仮止めし、その後、モルタル等の
時硬性充填材の充填硬化で固定するようにしたことを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、梁10上に載置された床板12間の目地部1
4を通る目地鉄筋24を、梁10上に設けた鉄筋挿通具
17に挿通するとともに、目地部14に時硬性充填材2
5を充填して床板12を固定する方法において、前述の
目的を達成するために次の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明は、目地部14を形成すべ(複数の床
板12を梁10上に載置した後、目地部14のコーナ目
地部16を介して鉄筋挿通具17を嵌入して梁10上に
仮止めするとともに、その後、目地鉄筋24を鉄筋挿通
具17に挿入してから目地部14.16に時硬性充填材
25を充填して該時硬性充填材25に、鉄筋挿通具17
および目地鉄筋24を埋設して床板12を固定すること
を特徴とするものである。
(実施例と作用) 以下、本発明の実施例と作用を工程順に図面を参照しつ
つ説明する。
第1図と第2図は第1工程であり、上下にフランジ11
を有するH型鋼で例示されている鉄骨建築物の梁10上
には、ALCパネル等からなる床板12が割付けに応じ
て縦横に整然と配置して載置されており、この状態では
床板12は固定されていないが、足場の役目をする。
各床板12の長辺側には長手方向の全長に段部13が形
成されていて、該段部13によって隣合う2枚の床板1
2間が目地部14とされているとともに、各床板12の
短辺側における隣合う2枚の床板12間も、梁10上に
位置する目地部15とされていて、ここに、目地部14
.15は縦横の格子状とされて、その交叉部がコーナ目
地部16とされている。
第3図および第4図は第2工程であり、コーナ目地部1
6には鉄筋挿通具I7が嵌入されて梁10のフランジ1
1に仮止めされており、この鉄筋挿通具17の嵌入作業
は、床板12を足場とすることで容易にかつ安全に行わ
れる。
鉄筋挿通具17は第1O図で示すように、平板部18と
脚部19とを直交状に一体として備えてなり、平板部1
8には両側から2本の目地鉄筋を挿通し得るように長孔
20が形成され、脚部19には上縁に一対の弾性片21
を有する係止部22が切欠形成されている。
従って、第1θ図に示した鉄筋挿通具17は、平板部1
8がコーナ目地部16に位置すべく脚部19を段部13
を介して嵌入し、しかる後に、第4図の矢示Aで示す如
く係止部22が梁10のフランジ11に側方から係合す
べく移動させ、弾性片21を介して仮止めする。
なお、脚部19の嵌入に当って、該脚部19が嵌入でき
るスキマを段部13間に形成しておいてもよく、脚部I
9の下縁に先鋭部を形成して、嵌入時に該先鋭部で段部
13を切削しつつ嵌入させてもよい。また、弾性片21
はフランジ11の厚み大小に即応すべく弾性変形される
鉄筋挿通具17を矢示Aに移動させ、第5図、第6図に
示す如く平板部18を床板端面に押当て、係止部22が
離脱しないように、木片、石等の介在物23が図示の如
く嵌入される。
第7図乃至第9図は第3工程および仕上工程を示してお
り、段部13によって形成された目地部14に、平板部
18の両側からそれぞれ目地鉄筋24を位置させて、平
板部18の長孔20に2本の目地鉄筋24を挿通し、し
かる後に、目地部14.15およびコーナ目地部16に
セメントモルタル、プラスチックコンクリート等の時硬
性充填材25を充填し、該時硬性充填材25に、鉄筋挿
通具17、介在物23および目地鉄筋24を埋入した状
態で、梁10に床板12が固定される。
第11図乃至第13図は本発明の他の実施例であり、複
数本の梁10A、 IOBが十字状に直交し、かつ梁1
0Aと平行に、梁10Bと直交方向に夫々目地鉄筋24
を通す必要がある場合を示す。
この場合には、鉄筋挿通具17が脚部19にめねじ7L
26を有する筒状部27が備えられていて、該筒状部2
7のねし孔26に、アイボルト28のねじ部29を螺挿
するとともに、アイボルト28の頭に、長孔2oが形成
されていて、その他は前述実施例と同じである。
従って、この実施例では、アイボルト28を縦軸6廻り
に回動させて角度を90度変更することにより使用され
、また、上下にも調整できることになる。
また、第14図は鉄筋挿通具17の他の例であり、脚部
19に、切欠で示す係止部22とともに、鉤部30Aを
有する弾性片30を固着したものである。
なお、梁10はH型鋼に限らず、チャネル材、角筒材等
であってもよく、鉄筋挿通具は防錆処理を施こした金属
板の曲物その他であってもよい。
(発明の効果) 本発明は以上の通りであり、梁に床板をその割付けに応
じて載置してから、床板相互間で形成されるコーナ目地
部に鉄筋挿通具を仮止し、該挿通具に目地鉄筋を挿通し
て時硬性充填材の充填で固定するものであるから、鉄筋
挿通具を工場又は現場で直接梁に溶接する必要がなく、
現場において梁の所定位置に極く簡単に取付けることが
でき、次のような利点がある。
i)梁に予め溶接する必要がなく、かつ床板の割付けに
応じた梁を準備する必要がないので、種類が少なくなり
、生産性が向上する。
ii)施行時に鉄筋挿通具を梁に取付は得るので、床板
の巾を建物モジュールに合わす必要がなく、標準品の使
用が可能となり、コストダウンが図れる。
iii )床板の割付けの変更にも対応でき、しかも鉄
筋挿通具は目地の数だけあれば良い。
iv)床板を梁に設置してから、鉄筋挿通具をコーナ目
地部に仮止めするので、鉄筋挿通具を取付けるとき、床
板を足場として利用でき、作業の安全性と迅速性を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第9図は本発明の第1実施例を工程順に示し
、第1図は第1工程の平面図、第2図は同じく側面断面
図、第3図と第5図は第2工程の前後を示す平面図、第
4図と第6図は同じく側面断面図、第7図は第3工程乃
至仕上げ工程を示す平面図、第8図は同じく側面断面図
、第9図は第8図B−B線矢示図、第10図は第1実施
例に用いる鉄筋挿通具の斜視図、第11図は本発明の第
2実施例による施工後の平面図、第12図は第11図の
C−C線矢示図、第13図は第2実施例に用いる鉄筋挿
通具の斜視図、第14図は他の例を示す鉄筋挿通具の正
面図、第15図は従来例の斜視図、第16図は同じく側
面断面図である。 lO・・・梁、12・・・床板、14・・・目地部、1
6・・・コーナ目地部、17・・・鉄筋挿通具、24・
・・目地鉄筋、25・・・時硬性充填材。 特 許 出 願 人  クボタハウス株式会社同   
上   久保田鉄工株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)梁(10)上に載置された床板(12)間の目地
    部(14)を通る目地鉄筋(24)を、梁(10)上に
    設けた鉄筋挿通具(17)に挿通するとともに、目地部
    (14)に時硬性充填材(25)を充填して床板(12
    )を固定する方法において、 目地部(14)を形成すべく複数の床板(12)を梁(
    10)上に載置した後、目地部(14)のコーナ目地部
    (16)を介して鉄筋挿通具(17)を嵌入して梁(1
    0)上に仮止めするとともに、その後、目地鉄筋(24
    )を鉄筋挿通具(17)に挿入してから目地部(14)
    (16)に時硬性充填材(25)を充填して該時硬性充
    填材(25)に、鉄筋挿通具(17)および目地鉄筋(
    24)を埋設して床板(12)を固定することを特徴と
    する鉄骨建築物の床板固定方法。
JP26113089A 1989-10-05 1989-10-05 鉄骨建築物の床板固定方法 Pending JPH03122342A (ja)

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Cited By (1)

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JP2008151269A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Ebara Corp 圧力容器の安全装置

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