JPH03122340A - 間仕切装置 - Google Patents

間仕切装置

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JPH03122340A
JPH03122340A JP26147889A JP26147889A JPH03122340A JP H03122340 A JPH03122340 A JP H03122340A JP 26147889 A JP26147889 A JP 26147889A JP 26147889 A JP26147889 A JP 26147889A JP H03122340 A JPH03122340 A JP H03122340A
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rotating shaft
glass plate
partitioning device
partition
glass
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JP26147889A
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Yoji Nakamichi
中道 洋治
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Fuji Sangyo Co Ltd
Kokuyo Co Ltd
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Fuji Sangyo Co Ltd
Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オフィス空間その他を仕切る場合にに好適に
使用されるものであって、特に、そのパネルや扉部分に
開口部を有してなる間仕切装置に関するものである。
[従来の技術] パネル部分や扉に、窓状の開口部、或いは、パネルの略
全域に亘る大きな開口部を設けた間仕切装置が知られて
いる。従来、この種のものでは、開口部に透明なガラス
板を装着するとともに、その内側に、いわゆるブライン
ドなどを配設しておき、そのブラインドを操作すること
によって、間仕切った他方の空間を見通せる状態にした
り、見通せないブラインド状態にすることができるよう
にしている。ところが、この種のブラインドは、埃が付
着し易く清掃し難いという問題がある。そのため、近時
、ガラス板を2重に配設し、そのガラス板間に前述した
ブラインドを配設したものが開発されている。また、他
の方式のものとして、ガラス板に変えて液晶パネルを使
用し、電圧の印加状態を変更することによって、遮光状
態を調整できるようにしたものも開発されている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、2重ガラス内に多数の羽根を有したブライン
ドを収容した場合、羽根が絡み合って作動不良を起こし
た場合等の修理に困難を伴うという問題がある。
また、液晶方式のものは、現在のところ製造が難しいた
め、大面積のものは高価である。しかも、遮光状態の調
節には電力の供給が不可欠であり、停電時等には使用す
ることができないという不便さがある。
本発明は、以上のような課題を解消することができ、清
掃が容易である上に、構造が簡単で故障を起こし難く、
しかも、電力の供給なしに微妙な遮光状態の調整を行う
ことが可能な間仕切装置を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために、次のよ
うな構成を採用したものである。
すなわち、本発明に係る間仕切装置は、開口部を有した
間仕切本体と、その開口部に重合配置した対をなすガラ
ス板と、これらガラス板を面方向に相対偏位させる操作
機構とを具備してなり、一方のガラス板に、透明部と不
透明部とを所定のピッチで交互に形成するとともに、他
方のガラス板に、一方のガラス板と同一のピッチで透明
部と不透明部を交互に形成したことを特徴とする。
なお、この明細書において、透明部とは、離れた物体の
像を反対側から視認し得る程度の透明度を有した部分を
意味しており、着色であると無着色であるとを問わない
。不透明部は、離れた物体の像を反対側から視認しえな
い性質を有した部分を意味している。よって、光を完全
に遮断するものに限らず、すりガラスや障子紙等のよう
に光は透過するが、反対側の像を正確に視認し得なくす
るようなものも含む。
間仕切壁本体には、間仕切パネルや扉、或いは、枠材の
みにより構成された枠体等が含まれる。しかして、開口
部は、間仕切パネルや扉等に部分的に形成された窓状の
ものに限らず、枠体の内側全域に形成される大面積のも
のであってもよい。
透明部と不透明部とは、縦縞状に配列させたり、横縞状
に配列させたり、斜め縞状に配列させることができる。
或いは、市松模様状に配してもよい。
透明部と不透明部とを縦縞状、斜め縞状、或いは、市松
模様状に配する場合には、両ガラス板を、左右方向に相
対移動させるようにすることによって、その目的を達し
得る。また、透明部と不透明部とを横縞状、斜め縞状、
或いは、市松模様状に配する場合には、両ガラス板を、
上下方向に相対移動させるようにすることによって、そ
の目的を達し得る。さらに、透明部と不透明部とを斜め
縞状、或いは、市松模様状に配する場合には、両ガラス
板を、斜め方向に相対移動させるようにしてもよい。
両ガラス板を、間仕切本体に対して移動させ得るように
設けてもよいのは勿論であるが、シール性を向上させる
には、一方のガラス板を、間仕切本体に固定し、他方の
ガラス板を、間仕切本体に移動可能に保持させおくのが
好ましい。
両ガラス板を小さな操作力で上下方向に移動させ得るよ
うにしたい場合には、両ガラス板を、つるべ式の連動機
構により接続しておくのがよい。
ガラス板に、不透明部を確実に形成するには、すりガラ
ス処理によるのがよい。この場合、清掃を特に容易にし
たい場合には、両ガラス板の、すりガラス処理を施した
面を、内面側に配置するのが好ましい。
透明部と不透明部を形成する他の手段としては、ガラス
板素材に、透明な部分と不透明な部分とを有した合成樹
脂フィルムを貼着する方法もある。
ガラス板同士の直接接触を避けたい場合には、両ガラス
板間に、前述した合成樹脂フィルムを位置させておくの
がよい。
電力の不要な簡単な構成により、ガラス扉を確実に移動
させるには、操作機構を、間仕切本体側に正逆回転可能
に支持された回転軸と、この回転軸に偏心させて装着し
たクランクピンと、ガラス板の縁部に固設した側枠材に
設けられ前記クランクピンが上下摺動可能に嵌合する長
孔とを具備してなり、前記回転軸を外部から回転操作し
得るように構成しておくのがよい。
回転軸の上下方向の配設位置を比較的自由に選択し得る
ようにしたい場合には、前記長孔に変えて、上下に伸び
る縦溝を用いればよい。
非操作時にガラス扉が不用意に移動するのを防止したい
場合には、操作機構の回転軸に、該回転軸を所定の回転
位置においてロックするためのロック機構を設けておく
のがよい。
簡単な構成の、ロック機構としては、回転軸の外周に凹
設した保持穴と、この保持穴に突没可能に収容した突没
子と、この突没子を外径方向に弾性付勢して該回転軸を
保持する軸受部材の内周面に弾設させるスプリングと、
前記軸受部材の内周面に凹設され回転軸が所定位置にま
で回転した場合に前記突没子と係合する係合凹部とを具
備してなるものが挙げられる。この場合、前記回転軸に
ハンドルを装着した際に、前記突没子がこのハンドルに
押圧されて保持穴内に没入し得るように構成しておくの
が好ましい。
操作機構は、前記のものに限られず、例えば、間仕切本
体側に正逆回転可能に支持された回転軸と、この回転軸
に装着したピニオンと、ガラス板の縁部に固設した枠材
に固着され前記ピニオンに噛合するラックとを具備して
なるものであってもよい。
なお、ガラス板に代えて、透明な合成樹脂製の板材を使
用することもできる。
[作用] このような構成によれば、一方のガラス板の透明部と、
他方のガラス板の不透明部とが重なっている状態では、
一方の空間から他方の空間を見通すことのできないブラ
インド状態となる。この状態から両ガラス板を相対移動
させると、その一方のガラス板の透明部と他方のガラス
板の透明部との重なり面積が徐々に増加し、向こう側の
様子をし視認し得ることになる。そして、両送明部が重
なった状態で、その視認性が最も良好な状態となる。
ガラス板の代わりに、合成樹脂製の板材を使用した場合
も同様である。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を第1図〜第12図を参照して
説明する。
この実施例の間仕切装置は、例えばオフィスの室内と通
路を間仕切る場合等に利用されるもので、第1図は間仕
切った状態で該間仕切装置を室内側から見た正面図、第
2図は同平面図である。両図面に示されるように、この
間仕切装置はガラスを装着するための開口部11を有し
た間仕切本体1を複数枚備えており、これらの間仕切本
体1にガラス板2.3を重合配置し、他の間仕切壁41
.42.43等とともに面方向に連接して使用するよう
にしている。
具体的に説明すると、間仕切本体1はパネル状のもので
、第3図に示すように、横桟12a、12b間に窓状の
開口部11を形成する芯材12と、この芯材12の表面
に貼着された面板13と、前記芯材12の開口縁部に沿
って固設された外窓枠14及び内窓枠15とからなって
いる。そして、外窓枠14の内面にシール材16a及び
止着具16bを介してガラス板2の周縁部を密接に固着
している(以下、このガラス板2を「固定ガラス板」と
称する)。一方、この固定ガラス板2に重合配置される
べきガラス板3は、第3図及び第4図に示すように、周
縁部に枠材31a、31b、31Cが装着されており、
その下枠材31aの下面に車輪32を軸着するとともに
、上枠材31bの上面に面方向に沿って案内溝33を凹
設している。
そして、前記芯材12の横桟12a下面にL宇金具16
cを締着し、このL宇金具16cに前記案内溝33を係
合させるとともに、前記芯材12の横桟12b上面にL
宇金具16dを締着し、このL宇金具16d上に前記車
輪32を転勤可能に載設している。これにより、ガラス
板3は面方向にスライドし得るものとなる(以下、この
ガラス板3を「可動ガラス板」と称する)。
一方、前記固定ガラス板2の一側面には、第5図に示す
ように、透明部2aと不透明部2bとが所定ピッチで交
互に配列され、縦縞模様が形成されているとともに、こ
れと対面する前記可動ガラス板3の一側面には、前記固
定ガラス板2におけると同一ピッチで透明部3aと不透
明部3bとが交互に配列され、縦縞模様が形成されてい
る。透明部2a、3aにはガラス板2.3の素材がその
まま利用され、不透明部2b、3bは、例えばすりガラ
ス処理を施す等の加工によって一定の遮光性(例えば、
それを通して向こう側の像を視認し得ない程度)が与え
られている。なお、この実施例での繰り返しピッチは、
第11図に示す仮想基準線pが基準とされるが、両ガラ
ス板2.3における各不透明部2b、3bの幅寸法d1
は仮想基準線pの間隔ρよりも若干広く、逆に、各透明
部2a、3aの幅寸法d2は仮想基準線pの間隔Ωより
も若干狭くなるように設定されている。
そして、前記可動ガラス板3を、第4図並びに第6図〜
第9図に示す操作機構5によって左右にスライド駆動し
得るようにしている。この操作機構5は、前記内窓枠1
5の側枠材15aに軸受部材51を介して正逆回転可能
に軸支させた回転軸52と、この回転軸52の偏心した
部位にアーム53を介して装着したクランクピン54と
、可動ガラス板3の側枠材31cに穿設され前記クラン
クピン54を上下摺動可能に嵌合する長孔55とから構
成され、回転軸52に固着したナツト部材52aに外部
からハンドル56の爪部56aを係合させることにより
、該ハンドル56の回転操作力を前記回転軸52に伝達
し得るようになっている。
また、前記操作機構5の回転軸52に、該回転軸52を
CLO8E位置及び0PEN位置(第7図参照)におい
てロックするためのロック機構6を設けている。このロ
ック機構6は、第6図及び第8図に示すように、前記回
転軸52の外周に凹設した保持穴61と、この保持穴6
1に突没可能に収容したピン状の突没子62と、この突
没子62を外径方向に弾性付勢して前記軸受部材51の
内周面に弾設させるスプリング63と、前記軸受部材5
1の内周面に凹設され回転軸52が0PEN位置(及び
、CLO8E位置)にまで回転した場合に前記突没子6
2と係合して該突没子62をその位置にロックする対を
なす係合凹部64a(及び、対をなす係合凹部64b)
とからなっている。そして、前記回転軸52にハンドル
56を装着した状態で、前記突没子62をその爪部56
aにより押圧して前記保持穴61内に没入させることで
、ロック状態を解除し得るようになっている。
このような構成により、ハンドル56の回転操作を通じ
て可動ガラス板3をスライド駆動すると、当該可動ガラ
ス板3が固定ガラス板2に対して相対偏位し、その結果
、偏位量に応じて遮光状態を変化させることが可能にな
る。すなわち、操作状態が第7図に示すCLO3E状態
に在るときに、第10図に示す如く固定ガラス板2の透
明部2aと可動ガラス板3の不透明部3b、及び、固定
ガラス板2の不透明部2bと可動ガラス板3の透明部3
aが互いに重合し得るように設定しておくと、この位置
で室内側と通路側の間を一定の効果をもって光学的に遮
断し、相手方の空間を見通すことができないブラインド
状態をつくることができる。
この際、dl>、9>d2となるように設定しているた
め、両軍透明部2b、3bは一部において重合し、隙間
からの光の漏れが有効に阻止されるとともに、その重合
部分においてさらに不透明度が強められ、濃淡の縦縞柄
を醸し出して意匠的な効果も奏されることになる。この
状態から、ハンドル56を第7図に示す0PEN方向に
回転操作すると、可動ガラス板3が同図中想像線に示す
方向にスライドし、これとともに両ガラス板2.3の不
透明部2b、3b同士の重合面積が徐々に減少すること
になり、更にそれが消失した以降は、逆に両ガラス板2
.3の透明部2a、b 合面積が増大することになる。このため、ハンドル56
を例えば45°操作した段階では、第11図に示すよう
に両ガラス板2.3が相対的に半ピツチずれて半開状態
となり、両者間に若干の透光部を生じてその透光部から
相手方の空間を視認し得る状態となる。そして、この状
態からさらにノ1ンドル56を操作すると、第7図にお
いて0PEN位置にまで90″回転させた段階で、第1
2図のように両ガラス板2.3が相対的に1ピツチずれ
て透明部2a、b 3b同士が重合し合う全開状態となり、このとき透光部
の面積は最大で最も良好な視認性が得られることになる
。また、この状態から逆の操作を行えば、透光部は徐々
に減少し、やがてブラインド状態が得られることになる
しかして、このような間仕切本体を備えた間仕切装置で
あると、両ガラス板2.3自身によってブラインド機能
が営まれ、すりガラス面も両ガラス板2.3の対向面側
に位置させて配置されるため、多数の羽根を有したブラ
インドをガラス板の前面に配置するようにした従来のも
のに比べて特に汚れ易くて清掃し難いようなところがな
く、また、2重ガラスのガラス板間にブラインドを仕込
むようにした従来のものに比べて互いに絡み合うような
ところもない。このため、室内側と廊下側とから普通に
窓拭きを行うだけで簡単に掃除を済ませることができ、
しかも、作動不良を来たすような不都合を生じることも
なく極めて良好な操作性が得られるものとなる。さらに
、液晶パネル等と比べても、コスト的に格段に安価であ
り、操作が電力の供給状態に影響されるといった不都合
もない。このため、この間仕切装置は、使い勝手のよい
ブラインド機能を備えたものとして実用に供することが
できる。
なお、各部の構成は図示例に限定されず、種々変形して
実施することが可能である。例えば、前記実施例では両
ガラス板2.3が縦縞模様をなしていたが、第13図に
示すように、ガラス板102に所定ピッチで交互に透明
部102aと不透明部102bを横縞状に配列し、これ
と対面するガラス板103の内面側にも同様の横縞をな
す透明部103aと不透明部103bを配列させて、こ
れらを上下方向に相対偏位させるものであってもよい。
このような構成によると、前記実施例に比べて縞模様の
方向および作動の方向が異なるたけで、基本的には全く
同様の作用効果を得ることができる(第10図〜第12
図を横にした状態に相当する)。この場合、第14図(
a)に示すように両ガラス板102.103を可動とし
、これらを滑車104a及びワイヤ104bを有したつ
るべ式の連動機構104によって懸吊支持しておくと、
操作性を簡単に向上させることができる。また、一方の
ガラス板102を固定とする場合には、他方のガラス板
103をウェイト105(同図(b)参照)やバネ10
6(同図(C)参照)等によって容易に動かし得るよう
にバランスさせておくことも操作上の点で奏効する。さ
らに、他の縞模様としては、第15図に示すようにガラ
ス板202に所定ピッチで交互に透明部202aと不透
明部202bを斜め縞状に配列し、これと対面するガラ
ス板203の内面側にも同様の斜め縞状をなす透明部2
03aと不透明部203bとを配列させて、斜め方向に
相対偏位させるものであってもよい。この際の操作機構
としては、第16図に示すようなものが簡単で便利であ
る。図示のものは、例えばガラス板202を固定とし、
ガラス板203が可動であった場合に、該ガラス板20
3の下枠材203aに固設したラック204と、このラ
ック204に噛合するピニオン205と、前記ガラス板
203の上枠材203bに水平に突設した対をなすビン
206と、これらのピン206に嵌合する傾斜長孔20
7とを具備してなり、ピニオン205と長孔207とを
間仕切本体側に設けておくとともに、ピニオン205に
回転軸206を介して外部から回転操作力を伝達し得る
ようにしておく。これによると、ピニオン205を回転
させることで、ガラス板203を自動的に斜め上下方向
に案内させることができる。また、このようにして得ら
れるブラインド機能は、第17図に示すブラインド状態
と、第18図に示す半開状態と、第19図に示す全開状
態とにおいて、それぞれ前記実施例における第10図〜
第12図のものと路間等の視角的効果を奏することがで
きる。
しかも、このものは同時に意匠的な面で、前記実施例と
は趣向の異なったものとして利用価値を有することにな
る。さらに、所要の視角的効果を備えつつ、意匠的に一
層の趣向を凝らそうとすれば、例えば第20図に示すよ
うにガラス板302に所定ピッチで交互に透明部302
aと不透明部302bとを市松模様状に配列し、これと
対面するガラス板303の内面側にも同様の市松模様状
をなす透明部303aと不透明部303bとを配列させ
て、左右方向に相対偏位させるものも有効である。これ
によると、第21図に示すブラインド状態と、第22図
に示す半開状態と、第23図に示す全開状態とにおいて
、それぞれ美しい柄模様を醸し出すことができる。図示
では市松模様をなす透明部302a、303aの縦横比
a / bが1に設定しであるが、1以外の値となるよ
うに画才法a、bを設定することで豊富な形状の市松模
様を得ることができる。これらの他にも、パターン柄と
して種々多様なものが実現可能である。
また、前記実施例(第7図参照)では、側枠材31cに
、クランクピン54に対して上下摺動可能に嵌合する長
孔55を設けているが、この長孔55の代わりに、側枠
材31cの長手方向に沿って図示しない縦溝を設けるよ
うにすると、最も操作の容易な位置に回転軸52を取り
付けることが可能となる。さらに、前記実施例の操作機
構5は第6図に示したとおりであるが、この操作機構5
に代えて、第24図に示すように、間仕切本体401に
正逆回転可能に支持された回転軸402と、この回転軸
402に装着したピニオン403と、ガラス板404の
下枠材404aに固着され前記ピニオン403に噛合す
るラック405とにより構成しても構わない。或いは、
前記実施例(第8図参照)ではロック機構6の係合凹部
64a、64bが回転軸52に対してそれぞれ直交2位
置にあり、合計4箇所に設けられているが、第25図〜
第28図に示すように、回転軸552に対して2箇所に
のみ係合凹部501〜504を設けた簡易型でもよい。
この場合は、特に第27図又は第28図に示す位置を選
定するのが好ましく、ガラス板が左右にスライド可能で
ある場合の回転軸552に対するロック機能を有効に高
めることができる。
これらの他にも、間仕切本体を扉にして窓状の開口部を
設けたり、間仕切本体を枠体にしてその内側全域を開口
部としたり、すりガラス処理を施す代わりに透明な部分
と不透明な部分とを有した合成樹脂フィルムをガラス板
素材に貼着することによって透明部と不透明部とを形成
したり、さらにはそれらを対向面側に配置したり、可動
ガラス板を枠材にスライド可能に配設してユニット化し
たものを既存のガラス窓に簡単に取り付けられるように
したり、ガラス板に代えて透明な合成樹脂製の板材を使
用する等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々多様な
変形が可能である。
[発明の効果コ 本発明は、以上のような構成により、清掃が容易である
上に、構造が簡単で故障を起こし難く、しかも、電力の
供給なしに微妙な遮光状態の調整を行うことが可能な、
安価で使い勝手のよい間仕切装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は本発明の一実施例を示し、第1図は
室内側から見た間仕切装置の正面図、第2図は同平面図
、第3図は第2図における■−■線断面図、第4図は同
IV−IV線断面図、第5図はガラス板の斜視図、第6
図は操作機構を一部破断して示す部分拡大図、第7図は
第6図における■−■線断面図、第8図は同■−■線断
面図、第9図は操作機構を示す斜視図、第10図〜第1
2図は作用説明図である。また、第13図〜第28図は
本発明の他の複数実施例を示し、第13図は第5図に対
応する斜視図、第14図(a)〜(C)は操作機構の模
式的な構成説明図、第15図は第5図及び第13図に対
応する斜視図、第16図は操作機構の模式的な構成説明
図、第17図〜第19図はそれぞれ第10図〜第12図
に対応する作用説明図、第20図は第5図、第13図及
び第15図に対応する斜視図、第21図〜第23図はそ
れぞれ第10図〜第12図並びに″jS17図〜第19
図に対応する作用説明図、第24図は第3図に対応する
断面図、第25図〜第28図はロック機構を模式的に示
す第8図相当の断面図である。 1.401・・・間仕切本体 2.3.102.103.202.203.302.3
03.404・・・ガラス板 2a、3a、102a、103a、202as203 
a s 302 a s 303 a・・・透明部2b
、3b、102b、103b、202b。 203b、302b、303b・・・不透明部5.40
4・・・操作機構 6・・・ロック機構 11・・・開口部 31c・・・側枠材 51・・・軸受部材 52.206.402.552・・・回転軸54・・・
クランクビン 55・・・長孔 56・・・ハンドル 61・・・保持穴 62・・・突没子 63・・・スプリング 64a、64b、501.502. 04・・・係合凹部 104・・・連動機構 204.405・・・ラック 205.403・・・ピニオン 404a・・・枠材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、開口部を有した間仕切本体と、その開口部に重合配
    置した対をなすガラス板と、これらガラス板を面方向に
    相対偏位させる操作機構とを具備してなり、 一方のガラス板に、透明部と不透明部とを所定のピッチ
    で交互に形成するとともに、他方のガラス板に、一方の
    ガラス板と同一のピッチで透明部と不透明部を交互に形
    成したことを特徴とする間仕切装置。 2、間仕切本体が、間仕切パネルであり、窓状の開口部
    を有していることを特徴とする請求項1記載の間仕切装
    置。 3、間仕切本体が、扉であり、窓状の開口部を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の間仕切装置。 4、間仕切本体が枠体であり、その内側全域を開口部と
    していることを特徴とする請求項1記載の間仕切装置。 5、透明部と不透明部とを、縦縞状に配列させているこ
    とを特徴とする請求項1記載の間仕切装置。 6、透明部と不透明部とを、横縞状に配列させているこ
    とを特徴とする請求項1記載の間仕切装置。 7、透明部と不透明部とを斜め縞状に配列させているこ
    とを特徴とする請求項1記載の間仕切装置。 8、透明部と不透明部とを市松模様状に配していること
    を特徴とする請求項1記載の間仕切装置。 9、両ガラス板を、左右方向に相対移動させるようにし
    ていることを特徴とする請求項1、5、7又は8記載の
    間仕切装置。 10、両ガラス板を、上下方向に相対移動させるように
    していることを特徴とする請求項1、6、7又は8記載
    の間仕切装置。 11、両ガラス板を、斜め方向に相対移動させるように
    していることを特徴とする請求項1、7又は8記載の間
    仕切装置。 12、一方のガラス板を、間仕切本体に固定し、他方の
    ガラス板を、間仕切本体に移動可能に保持させているこ
    とを特徴とする請求項1、9、10、又は11記載の間
    仕切装置。13、両ガラス板を、つるべ式の連動機構に
    より接続していることを特徴とする請求項1記載の間仕
    切装置。 14、不透明部を、すりガラス処理により形成している
    ことを特徴とする請求項1記載の間仕切装置。 15、両ガラス板の、すりガラス処理を施した面を、内
    面側に配置していることを特徴とする請求項14記載の
    間仕切装置。 16、ガラス板素材に、透明な部分と不透明な部分とを
    有した合成樹脂フィルムを貼着することによって、透明
    部と不透明とを形成していることを特徴とする請求項1
    記載の間仕切装置。 17、両ガラス板間に、合成樹脂フィルムを位置させて
    いることを特徴とする請求項16記載の間仕切装置。 18、操作機構が、間仕切本体側に正逆回転可能に支持
    された回転軸と、この回転軸に偏心させて装着したクラ
    ンクピンと、ガラス板の縁部に固設した側枠材に設けら
    れ前記クランクピンが上下摺動可能に嵌合する長孔とを
    具備してなり、前記回転軸を外部から回転操作し得るよ
    うに構成していることを特徴とする請求項1記載の間仕
    切装置。 19、操作機構が、間仕切本体側に正逆回転可能に支持
    された回転軸と、この回転軸に偏心させて装着したクラ
    ンクピンと、ガラス板の縁部に固設した側枠材に設けら
    れ前記クランクピンが上下摺動可能に嵌合する縦溝とを
    具備してなり、前記回転軸を外部から回転操作し得るよ
    うに構成していることを特徴とする請求項1記載の間仕
    切装置。 20、操作機構の回転軸に、該回転軸を所定の回転位置
    においてロックするためのロック機構を設けていること
    を特徴とする請求項18又は19記載の間仕切装置。 21、ロック機構が、回転軸の外周に凹設した保持穴と
    、この保持穴に突没可能に収容した突没子と、この突没
    子を外径方向に弾性付勢して該回転軸を保持する軸受部
    材の内周面に弾設させるスプリングと、前記軸受部材の
    内周面に凹設され回転軸が所定位置にまで回転した場合
    に前記突没子と係合する係合凹部とを具備してなり、前
    記回転軸にハンドルを装着した際に、前記突没子がこの
    ハンドルに押圧されて保持穴内に没入し得るように構成
    したことを特徴とする請求項20記載の間仕切装置。 22、操作機構が、間仕切本体側に正逆回転可能に支持
    された回転軸と、この回転軸に装着したピニオンと、ガ
    ラス板の縁部に固設した枠材に固着され前記ピニオンに
    噛合するラックとを具備してなることを特徴とする請求
    項1記載の間仕切装置。 23、ガラス板に代えて、透明な合成樹脂製の板材を使
    用していることを特徴とする請求項1記載の間仕切装置
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