JPH03121916A - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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JPH03121916A
JPH03121916A JP26060289A JP26060289A JPH03121916A JP H03121916 A JPH03121916 A JP H03121916A JP 26060289 A JP26060289 A JP 26060289A JP 26060289 A JP26060289 A JP 26060289A JP H03121916 A JPH03121916 A JP H03121916A
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克己 飯田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用空調制御装置、特に、設定温度、外気
温度等に基づいて自動的に空調制御するものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の装置としては、例えば特公平11540
8号公報に示されるように、外気温度、設定温度等の環
境条件に基づいて車室内−2の必要吹出温度を演算し、
この演算結果に基づいてエアミックスドア等の空調機器
の駆動を制御すると共に、設定温度が温度設定器で設定
可能な上限値または下限値となった場合には、空調状態
を最大暖房状態または最大冷房状態とするようにしたも
のは公知である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来例にあっては、設定温度以外の
環境条件が如何なる状態であっても、設定温度が温度設
定器の上限値または下限値となった場合には必ず最大暖
房状態または最大冷房状態となるようになっている。
一方、この種の空調装置においては、外気温度が低くな
るほど室内温度が設定温度より高めとなるように自動的
に補正が行なわれている。
したがって、例えば外気温度が極めて低く設定温度が2
5゛C程度でも乗員には室温が高く惑じられ、設定温度
を下げてゆくという状態が充分想定され得る。
しかし、温度設定器の温度調節幅は、一般には25°C
程度を中心に上下10°Cに満たないものなので、下限
値の近傍まで設定温度を下げても、未だ好みの室温が得
られないという状態となる。
斯る状態において、ついには設定温度が下限値となって
も空調状態はやはり最大冷房状態となってしまい、設定
温度の下限値近傍の空調状態における空調フィーリング
との間に違和感を生じ、乗員に不快感を起こさせるとい
う問題点があった。
そこで、本発明は、上記従来例の問題点を解決し、極端
な環境条件下であっても不快感を招くことのない空調フ
ィーリングを得ることができる車両用空調制御装置を提
供することを課題とするものである。
(課題を解決するための手段) しかして、請求項1の発明に係る車両用空調制御装置は
、第1図(a)に示されるように、少なくとも外気温度
、車室内温度及び設定温度に基づいて車室内の熱負荷に
相当する総合信号を演算する総合信号演算手段100と
、前記総合信号演算手段100の演算結果に基づいてエ
アミックスドア】0の開度を決定する第1の開度決定手
段105と、前記設定温度が所定条件下にあるか否かを
判定する設定温度判定手段110と、前記設定温度判定
手段110により前記設定温度が前記所定条件下にある
と判定された場合は車室内へ吹き出す空気の目標吹出温
度を外気温度に基づいて演算する目標吹出温度演算手段
115と、前記目標吹出温度演算手段115の演算結果
に基づいて前記エアミックスドア10の開度を決定する
第2の開度決定手段120と、前記第1の開度決定手段
105の出力信号及び前記第2の開度決定手段120の
出力信号を入力し、前記設定温度判定手段110により
前記設定温度が前記所定の条件下にないと判定された場
合は前記第1の開度決定手段105の出力信号を選択し
て出力し、前記設定温度判定手段110により前記設定
温度が前記所定の条件下にあると判定された場合は前記
第2の開度決定手段120の出力信号を選択して出力す
る選択手段125aと、前記選択手段125aの出力信
号に基づいて前記エアミックスドア10を駆動する駆動
手段130aとを具備するものである。
また、請求項2の発明に係る車両用空調制御装置は、第
1図(b)に示されるように、少なくとも外気温度、車
室内温度及び設定温度に基づいて車室内の熱負荷に相当
する総合信号を演算する総合信号演算手段100と、車
室内の空調状態を変える空調手段135と、前記総合信
号演算手段100の演算結果に基づいて前記空調手段1
35の制御状態を決定する第1の制御状態決定手段14
0と、前記設定温度が所定条件下にあるか否かを判定す
る設定温度判定手段110と、前記設定温度判定手段1
10により前記設定温度が前記所定の条件下にあると判
定された場合は前記空調手段135の制御状態を外気温
度に基づいて決定する第2の制御状態決定手段145と
、前記第1の制御状態決定手段140の出力信号及び前
記第2の制御状態決定手段145の出力信号を入力し、
前記設定温度判定手段110により前記設定温度が前記
所定条件下にないと判定された場合は前記第1の制御状
態決定手段140の出力信号を選択して出力し、前記設
定温度判定手段110により前記設定温度が前記所定条
件下にあると判定された場合は前記第2の制御状態決定
手段145の出力信号を選択して出力する選択手段12
5bと、前記選択手段125bの出力信号に基づき前記
空調手段135を駆動する駆動手段130bとを具備す
るものである。
(作用) したがって、請求項1の発明においては、設定温度が所
定条件下にあると設定温度判定手段により判定された場
合、例えば所定の下限値または上限値にあるような場合
には、総合信号に基づくエアミックスドアの開度制御に
代えて、目標吹出温度演算手段において演算された外気
温度に基づく目標吹出温度となるように第2の開度決定
手段においてエアミックスドアの開度が決定され、この
決定結果に基づいて駆動手段によりエアミックスドアが
駆動されることとなり、そのため、上記課題を達成でき
るものである。
また、請求項2の発明においては、設定温度が所定の条
件下にあると設定温度判定手段により判定された場合、
例えば所定の下限値または上限値にあるような場合には
、総合信号に基づく空調手段の駆動制御に代えて、第2
の制御状態決定手段において外気温度に基づく空調手段
の制御特性が決定され、この決定結果が選択手段を介し
て空調手段を駆動する駆動手段へ入力されることとなり
、そのため、上記課題を達成できるものである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第2図において、車両用空調制御装置は、空調ダクト1
の最上流側にインテークドア切換装置2が設けられ、こ
のインテークドア切換装置2は、内気人口3と外気人口
4とが分かれた部分に内外気切換ドア5が配置され、こ
の内外気切換ドア5をアクチュエータ6により操作して
空調ダクト1内に導入する空気を内気と外気とに選択で
きるようになっている。
送風機7は、空調ダクト1内に空気を吸い込んで下流側
に送風するもので、この送風機7の後方にはエバポレー
タ8とヒータコア9とが設けられている。
エバポレータ8は、図示しないコンプレッサ等と配管結
合されて冷房ザイクルを構成するものである。また、ヒ
ータコア9は、図示されないエンジンの冷却水が循環し
て空気を加熱するようになっているものである。
ヒータコア9の前方には、エアミックスドア10が設け
られており、このエアミックスドア10の開度をアクチ
ュエータ11により調節することで、ヒータコア9を通
過する空気とヒータコア9をバイパスする空気との割合
が調節されるようになっている。さらに、ヒータコア9
の下流側はデフロスト吹出口12、ベント吹出口13及
びヒート吹出口14に分かれて車室に開口し、その分か
れた0 部分にモードドア15a、15bが設けられ、このモー
ドドア15a、15bをアクチュエータ16゜17で操
作することて吹出モードが切り換えられるようになって
いる。
そして、前記アクチュエータ6.11,16゜17及び
送風機7のモータ7aは、それぞれ駆動回路18a〜1
8dを介してマイクロコンピュータ19からの出力信号
に基づいて制御される。このマイクロコンピュータ19
は図示しない中央処理装置CPU、、読出し専用メモリ
ROM、ランダムアクセスメモリRAM、入出力ボート
■10等を持つそれ自体周知のもので、該マイクロコン
ピュータ19には車室内の温度を検出する車室内温度セ
ンサ20からの車室内温度TR8外気の温度を検出する
外気温度センサ21からの外気温度TA、日射量を検出
する日射センサ22からの日射MTs、前述したエバポ
レータ8の温度TE(またはエバポレータ8の通過空気
温度)を検出するエバ温度センサ27からのエバポレー
タ温度TE、車室内の温度設定を行なう温度設定器23
からの設定温度T、が、マルチプレクサ24を介してA
 / I)変換器25によりデジタル信号に変換されて
入力される。
また、マイクロコンピュータ19には操作部26から出
ツノ信号が入力される。この操作部26は、空調装置の
制御状態として自動制御状態(AUTO)の選択を行な
うAUT○スイッチ、内外気切換1゛ア(INTAKE
  DOOR)5の切換スインチ、送風機7の速度を手
動設定するためのスイッチ等(図示せず。)を有するも
のである。
次に、前述したマイクロコンピュータ19による本装置
のエアミックスドア制御について、第3図に示されるフ
ローチャー1・を参照しつつ説明する。
先ず、マイクロコンピュータ19はステップ200より
実行を開始し、ステップ202へ進んで前述した車室内
温度センサ20等からの検出信号等を人力してステップ
204へ進む。
ステップ204では、上述のステップ202で入力され
た検出信号を用いて車室内の熱負荷に相1 2 当する総合信号Tを例えば下記する(1)式に従って演
算する。
T=(TR−25)十KI(TA−25)+に2TSK
3(TD  25)+CI・・・(1)但し、K、〜に
、は演算係数で、Eは演算定数である。また、T、は設
定温度、TRは車室内温度、TAは外気温度、T、は日
射量である。
ステップ204の演算終了後はステップ206へ進み、
設定温度T、が温度設定器23の下限値αか否かを判定
する。そして、TD−αと判定された場合(YES)は
ステップ208へ、T、=αでない場合(NO)はステ
ップ212へそれぞれ進む。
ステップ208においては、第1の目標吹出温度の演算
を行なう。即ち、第4図に示されるように、外気温度に
対して目標とする吹出空気の温度特性を定めておき、こ
の特性曲線に従ってそのときの外気温度より第1の目標
吹出温度T。F(TD・αのときの吹出空気温度を他の
目標吹出空気温度と区別するために特にパ第1の″と形
容する。)を算出するのである。この特性曲線によれば
、外気温度が0゛C以上においては、第1の目標吹出湯
度To、はt6’cに固定される。このt6の具体的値
としては例えば“2′程度で、エバポレータ8の凍結防
止の観点より定められる値である。また、外気温度がO
′C乃至−t、°cの間は、外気温度の低下に反比例し
て第1の目標吹出温度は上昇するように定められ、  
t+’cでT。、=t、、’cとなるようにしである。
t+、USの具体的値としては例えば“’20.30”
″である。
ここで、検出された外気温度により目標吹出温度を定め
る方法としては、上述の特性曲線を表わす数式をその都
度用いてT。、を算出する他に、上述の外気温度に対す
る目標吹出温度特性をROM化して、検出された外気温
度より目標吹出温度を読み出すようにしても良い。
以上のようにして目標吹出湯度を算出した後はステップ
210へ進み、下記する(2)式より上述の目標吹出温
度T。Fを得るエアミックスドア10の開度θ8を演算
する。
3 4 θX−100(TOF−TI:)/(82−TE)  
・−・(2)ここで、ToFはステップ208で算出さ
れた目標吹出温度、T、はエバポレータ温度である。
一方、ステップ212においては設定温度T、が温度設
定器23の上限値βか否かを判定し、T、−βの場合(
YES)はステップ214へ、T、−βでない場合(N
o)はステップ218へそれぞれ進む。
先ず、ステップ214においては、′FD−βの際の外
気温度に対する目標吹出温度としての第2の目標吹出温
度を第4図の関係に基づいて算出する。即ち、外気温度
かt2°C以上では第2の目標吹出温度はL4°Cに、
外気温度がO′C乃至L2°Cの間においては第2の目
標吹出温度は外気温度の上昇に反比例して下降するよう
にそれぞれ設定されるようになっており、さらに外気温
度がO′C以下では第2の目標吹出温度はt3°Cに固
定される。
ここで、j2.L3.  L4の具体的値としては例え
ばそれぞれ“’25,70.40”である。
尚、ステップ214での処理方法は前述したステップ2
08と同様に演算式による方法と、l?OMを用いる方
法とがある。
次に、ステップ2】6へ進み、前述した(2)式よりエ
アミックスドア10の開度OXを−」二連のステップ2
14で算出した第2の目標吹出温度T。F及び検出され
たエバポレータ温度TEより算出する。
また、ステップ218においては、ステップ204で算
出された総合信号に基づくエアミックスドア10の開度
演算を行なう。この総合信号に基づくエアミックスドア
開度演算は、従来装置で既に行なわれているもので、例
えば第5図に示されるように予め総合信号に対するエア
ミックスドア開度特性が定められており、この特性曲線
に従ってエアミックスドア開度が決定される。
前述したステップ210.2]、6,218のいずれか
を終了した後はステップ220へ進み、算出されたエア
ミックスドア開度となるように駆動回路18bによりア
クチュエータ11を作動させてエアミックスドア10を
回動する。
このステップ220の後は、第3Mには示され5 】 6 ないが、送風機7等の他の空調機器の駆動を制御してス
テップ300にて終了する。
しかして、以上の構成における本装置の作用を総括的に
説明すれば、先ず、図示されないメインスイッチの投入
により本装置は始動を開始する。
温度設定器23の設定温度T、が上限値及び下限値以外
の値であって外気温度が極端に低くない場合には、エア
ミックスドア10は総合信号Tに基づいて第5図の特性
に沿って制御される(ステップ202,204,218
,220参照)。
次に、温度設定器23の設定温度が下限値αになったと
すると、従来装置においては直ちに最大冷房状態(FU
LL  C00L)となるが、本装置においては、例え
ば外気温度がO′C以下(但しt+”c以上)の場合に
は、その温度に応じて目標吹出温度が演算され、この目
標吹出温度及びそのときのエバポレータ温度に基づいて
エアミックスドア10の開度が設定されることとなる(
ステップ206,208,210,220参照)。
また、温度設定器23の設定温度が上限値βに設定され
た場合には、外気温度がO′C乃至t2°Cの間で外気
温度の上昇に反比例して目標吹出温度が定まり、この目
標吹出温度とそのときのエバポレータ温度に基づいてエ
アミックスドア開度θつが定まることとなるものである
(ステップ212214.216,220参照)。
尚、上述の実施例においては、設定温度が上限値または
下限値のいずれの場合にも外気温度に応して目標吹出温
度を定め、この目標吹出温度となるようにエアミックス
ドア開度を制御するようにしたが、設定温度が上限値ま
たは下限値のいずれか一方の場合にのみ外気温度による
目標吹出温度が演算されるようにしても良いものである
次に、第2の発明に係る車両用空調制御装置におけるエ
アミックスドア10及び送風機7の駆動制御について、
第6図のフローチャー1・を参照しつつ説明する。
尚、先に説明した第3図の処理内容と同一のステップに
は同一番号を付してその説明を省略し、以下、異なる点
を中心に説明する。
7 8 先ず、ステップ206で設定温度Tnが下限値αである
と判定されステップ209へ進むと、同ステップ209
においては、外気温度に対する送風機7の印加電圧及び
エアミックスドア10の開度を予め定められた特性線に
従って−・義的6.二定める(断る処理を便宜ト「第1
の固定調整値演算」と称する)。即ち、具体的には第7
回に示されるように、送風機印加電圧については、外気
温度が57°C以下では回転速度が中速(MEI’))
に相当する電圧に、外気温度がtt’c乃至0°Cの間
では外気温度の−1−昇に伴い送風機印加電圧も上昇さ
せ、外気温度が0°(:では通常の自動制御状態におけ
る最大速度(AUTOHl)に相当する電圧が印加され
るような特性となっている。尚、第7図において、Ma
xHTは冷房起動時において設定されるレベルで、通常
“象、速冷房゛と称している送風機の回転状態である。
ここで、  L7“Cは例えば”−20°゛程度の値が
用いられる。
また、エアミックスドア開度については、外気温度が−
t7°C以下では50%の開度(フルクール状態を開度
0%とする。 ) !、’固定し、外気温度t7゛C乃
至0°Cの間では夕)気温度の十MCコ反比例L7て開
凌O%乙、二向かっ−(閉j−てυ)<、1、うにし、
外気温度0°C以十では開度0%乙に固定されるような
特性乙こ定められている。
尚、外気温度に対して送風機印加電圧皮びエアミックス
1−ア開度を子連の特Pt線となるように定める方法と
し、では、第1の発明の説明で述べたように、逐次演算
式で求める方法と、ROMを用いる方法等が考えられ、
いずれでも良い。
一方、ステップ212で’V11− βと判定されてス
テア・ブ215へ進むと、同ステップ215においても
外気温度に対して送風機印加電圧及びエアミックスドア
開度が予め定められた特性線に従って一義的に定められ
る(断る処理を便宜上[第2の固定調整値演算]と称す
る)。外気温度に対して送風機印加電圧及びエアミック
スドア開度が一義的に定まるという観点において、前述
したステップ20つと同様であるが、特性線は4パ記す
るように巽なっている。
9 0 即ち、第8図に示されるように、先ず、送風機印加電圧
は外気温度Le’C以下では最大回転速度に相当する電
圧に固定され、外気温度力蛸、[l′C乃至L9”Cの
間では外気温度の上昇に反比例して先のj、’c以下で
の印加電圧から中速に相当する電圧に向かって下げてゆ
くようにし、外気温度t9’c以上では中速に相当する
電圧に固定されるような特性に定められている。
また、エアミックスドア開度は、外気温度t、’C以下
では開度100%のフルヒート位置に固定され、外気温
度がり、”C乃至tq”cの間では外気温度のト昇に反
比例して50%の開度に向かってエアミックスドア10
を回動させるようにし、外気温度tq”c以上では開度
50%に固定される特性に定められている。
ここで、む、及びt、の具体的値としては例えばそれぞ
れ°’20.35”程度が用いられる。
また、ステップ219においては、総合信号に基づいて
送風機印加電圧及びエアミックスドア開度を定める通常
演算が行なわれる。即ち、既に第1の発明の説明で示し
たように、第5図の特性線に基づいて総合信号の値から
送風機印加電圧及びエアミックスドア開度が算出される
そして、前述のステップ209,215.219のいず
れかを終えた後は、ステップ220及び222により、
算出された送風機印加電圧及びエアミックスドア開度と
なるように送風機7及びエアミックスドア10が駆動さ
れることとなる。
しかして、上記構成において本装置の作用を総括的に説
明すれば、先ず、図示されないメインスイッチの投入に
より本装置は始動を開始し、設定温度T、が所定値αよ
り大で所定値βより小である場合は、送風機印加電圧及
びエアミックスドア開度は総合信号に応じて決定される
(ステップ204.206,212,219,220.
222参照)。
また、設定温度T、が所定値αまたはβである場合には
、送風機印加電圧及びエアミックスドア開度は外気温度
によって第7図または第8図に示されるように一義的に
定まることとなる(ステラ1 2 プ206,209,212,215,220,222参
照)。
尚、上述の実施例においても第1の発明に係る実施例で
述べたように、温度設定器23の制限値は必ずしも上限
値及び下限値の双方を設ける必要はなく、いずれか一方
であっても良い。また、外気温度に応じて制御特性を定
める対象としては、必ずしもエアミックスドアと送風機
の双方である必要はなく、いずれか一方であっても良い
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば、設定温度が所定条
件下にある場合には、総合信号に基づく制御に代えて外
気温度に基づく空調制御が行なわれるようにしたので、
極端に外部温度が低い等の極めて特殊な環境下にあって
も、従来のように設定温度のト限または下限とその近傍
との間で空調フィーリングに違和感が生ずることがなく
なり、実用的な範囲で吹出温度を設定できるので、実用
性、制御性能がより向上するという効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は請求項1の発明に係る車両用空調制御装
置の機能ブロック図、第1[ff1(b)は請求項2の
発明乙こ係る車両用空調制御装置の機能ブロック図、第
2図は本発明に係る車両用空調制御装置の具体的構成を
示す構成図、第3閏は同上の車両用空調制御装置に用い
られるマイクロコンピュータによるエアミックスドア制
御の制御ルーチンを示すフローチャー1・、第4図は外
気温度と目標吹出温度との関係を示す特性線図、第5図
は総合信号に対するエアミックスドア開度及び送風機印
加電圧の関係を示す特性線図、第6図はマイクロコンピ
ュータによるエアミックスドア及び送風機制御の制御ル
ーチンを示すフローチャート、第7図は設定温度が下限
値の場合の外気温度に対するエアミックスドア開度及び
送風機印加電圧との関係を示す特性線図、第8図は設定
温度が上限値の場合の外気温度に対するエアミックスド
ア開度及び送風機印加電圧との関係を示す特性線図であ
る。 7・・・送風機、10・・・エアミックスドア、233 4 ・・・温度設定器、100・・・総合信号演算手段、1
05・・・第1の開度決定手段、110・・・設定温度
判定手段、115・・・目標吹出温度演算手段、120
、、、第2の開度決定手段、125 a、 125b、
・・選択手段、130a、130b・・・駆動手段、1
35・・・空調手段、140・・・第1の制御状態決定
手段、145・・・第2の制御状態決定手段。 5 ト 区 0コ 派

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも外気温度、車室内温度及び設定温度に基
    づいて車室内の熱負荷に相当する総合信号を演算する総
    合信号演算手段と、 前記総合信号演算手段の演算結果に基づいてエアミック
    スドアの開度を決定する第1の開度決定手段と、 前記設定温度が所定条件下にあるか否かを判定する設定
    温度判定手段と、 前記設定温度判定手段により前記設定温度が前記所定条
    件下にあると判定された場合は車室内へ吹き出す空気の
    目標吹出温度を外気温度に基づいて演算する目標吹出温
    度演算手段と、 前記目標吹出温度演算手段の演算結果に基づいて前記エ
    アミックスドアの開度を決定する第2の開度決定手段と
    、 前記第1の開度決定手段の出力信号及び前記第2の開度
    決定手段の出力信号を入力し、前記設定温度判定手段に
    より前記設定温度が前記所定の条件下にないと判定され
    た場合は前記第1の開度決定手段の出力信号を選択して
    出力し、 前記設定温度判定手段により前記設定温度が前記所定の
    条件下にあると判定された場合は前記第2の開度決定手
    段の出力信号を選択して出力する選択手段と、 前記選択手段の出力信号に基づいて前記エアミックスド
    アを駆動する駆動手段とを具備することを特徴とする車
    両用空調制御装置。 2、少なくとも外気温度、車室内温度及び設定温度に基
    づいて車室内の熱負荷に相当する総合信号を演算する総
    合信号演算手段と、 車室内の空調状態を変える空調手段と、 前記総合信号演算手段の演算結果に基づいて前記空調手
    段の制御状態を決定する第1の制御状態決定手段と、 前記設定温度が所定条件下にあるか否かを判定する設定
    温度判定手段と、 前記設定温度判定手段により前記設定温度が前記所定の
    条件下にあると判定された場合は前記空調手段の制御状
    態を外気温度に基づいて決定する第2の制御状態決定手
    段と、 前記第1の制御状態決定手段の出力信号及び前記第2の
    制御状態決定手段の出力信号を入力し、前記設定温度判
    定手段により前記設定温度が前記所定条件下にないと判
    定された場合は前記第1の制御状態決定手段の出力信号
    を選択して出力し、前記設定温度判定手段により前記設
    定温度が前記所定条件下にあると判定された場合は前記
    第2の制御状態決定手段の出力信号を選択して出力する
    選択手段と、 前記選択手段の出力信号に基づき前記空調手段を駆動す
    る駆動手段とを具備することを特徴とする車両用空調制
    御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008243780A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Tamkang Univ ヒートパイプのある熱放散モジュールを組み込まれる高出力led照明組品
JP2008293966A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Advance Connectek Inc 発光ダイオードランプ
KR20100001116A (ko) * 2008-06-26 2010-01-06 서울반도체 주식회사 방열 led 마운트 및 램프

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