JPH03120431A - サーモグラフィ装置 - Google Patents
サーモグラフィ装置Info
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- JPH03120431A JPH03120431A JP25825489A JP25825489A JPH03120431A JP H03120431 A JPH03120431 A JP H03120431A JP 25825489 A JP25825489 A JP 25825489A JP 25825489 A JP25825489 A JP 25825489A JP H03120431 A JPH03120431 A JP H03120431A
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- 238000001931 thermography Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 42
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は測定対象の温度分布を視覚的に表示するように
したサーモグラフィ装置に関する。
したサーモグラフィ装置に関する。
以下に、第4図を参照して、従来のサーモグラフィ装置
について説明する。第4図において、(1)は赤外線検
出器を示し、・測定対象(図示を省略)かち放射された
赤外線を検出し、その赤外線のエネルギーに応じた赤外
線画像信号を出力する。この検出器(1)からの赤外線
画像信号は、A/Dコンバーク(2)に供給されてディ
ジタル化された後、マイクロコンピュータ(10)を構
成する画像記憶手段(6)に記憶せしめられる。
について説明する。第4図において、(1)は赤外線検
出器を示し、・測定対象(図示を省略)かち放射された
赤外線を検出し、その赤外線のエネルギーに応じた赤外
線画像信号を出力する。この検出器(1)からの赤外線
画像信号は、A/Dコンバーク(2)に供給されてディ
ジタル化された後、マイクロコンピュータ(10)を構
成する画像記憶手段(6)に記憶せしめられる。
マイクロコンピュータ(10)は、画像記憶手段(6)
、放射率補正処理手段(7)及び表示コントローラ(8
)並びにこれらを制御する制御手段(11)から構成さ
れる。
、放射率補正処理手段(7)及び表示コントローラ(8
)並びにこれらを制御する制御手段(11)から構成さ
れる。
放射率補正処理手段(7)は、画像記憶手段(6)から
読み出されたディジタル赤外線画像信号の放射率を補正
する。表示コントローラ(8)は、放射率補正処理手段
(7)からのディジタル赤外線画像信号を、そのレベル
に応じた色のカラー映像信号に変換して、カラーモニタ
(9)に供給する。
読み出されたディジタル赤外線画像信号の放射率を補正
する。表示コントローラ(8)は、放射率補正処理手段
(7)からのディジタル赤外線画像信号を、そのレベル
に応じた色のカラー映像信号に変換して、カラーモニタ
(9)に供給する。
(12)はライトペンで、これをカラーモニタ(9)の
カラー陰極線管の管面に当接し、このライトペン(12
)からの光検出信号を制御手段(11)に供給すること
によって、制御手段(11)は、カラー陰極線管の管面
上におけるライトペン(12)の当接位置を検出する。
カラー陰極線管の管面に当接し、このライトペン(12
)からの光検出信号を制御手段(11)に供給すること
によって、制御手段(11)は、カラー陰極線管の管面
上におけるライトペン(12)の当接位置を検出する。
次に、この従来のサーモグラフィ装置の動作を、第5図
をも参照して説明する。先ず、測定対象の全体を所定の
等温度に保った状態で、赤外線検出器(1)によって、
その測定対象から放射された赤外線を検出し、その検出
器(1)からの赤外線画像信号を、A/Dコンバータ(
2)に供給してディジタル化した後、画像記憶手段(6
)に記憶せしめる。この画像記憶手段(6)からディジ
タル赤外線画像信号を読み出し、これを放射率補正処理
手段(7)を単に通過させた後、表示コントローラ(8
)に供給して、そのディジタル赤外線画像信号のレベル
に応じて色分けされたカラー映像信号を発生させ、これ
をカラ−モニタ(9)に供給して、そのカラー画像を映
出させる。
をも参照して説明する。先ず、測定対象の全体を所定の
等温度に保った状態で、赤外線検出器(1)によって、
その測定対象から放射された赤外線を検出し、その検出
器(1)からの赤外線画像信号を、A/Dコンバータ(
2)に供給してディジタル化した後、画像記憶手段(6
)に記憶せしめる。この画像記憶手段(6)からディジ
タル赤外線画像信号を読み出し、これを放射率補正処理
手段(7)を単に通過させた後、表示コントローラ(8
)に供給して、そのディジタル赤外線画像信号のレベル
に応じて色分けされたカラー映像信号を発生させ、これ
をカラ−モニタ(9)に供給して、そのカラー画像を映
出させる。
この場合、測定対象の全体の温度を所定の等温度に保っ
たとしても、測定対象における各部の赤外線放射率が異
なるときは、その測定対象の画像信号のレベルも異なり
、従って、そのレベル差がある程度大きいと、カラーモ
ニタ(9)に映出される測定対象のカラー画像も異なる
色を以て映出されることに成る。
たとしても、測定対象における各部の赤外線放射率が異
なるときは、その測定対象の画像信号のレベルも異なり
、従って、そのレベル差がある程度大きいと、カラーモ
ニタ(9)に映出される測定対象のカラー画像も異なる
色を以て映出されることに成る。
そこで、操作者は、カラーモニタ(9)に映出されてい
るカラー画像を見て、その色の違いから、赤外線放射率
が所定の範囲に入る領域と、その所定の範囲から外れる
領域とを区別し、その両頭域の境界線を見付、その境界
線を折れ線近偵するように、カラー陰極線管の管面上の
第5図に示す黒点の位置に順次ライトペン(12)を当
接させる。かくすると、ライトペン(12)からの光検
出信号が制御手段(11)に供給され、これにより管面
上のライトペン(12)の当接位置が制御手段(11)
によって検出される。そして、夫々黒点を結ぶ多角形の
折れ線X、、X、又は黒点を結ぶ四辺形の折れ線Y、、
Y。
るカラー画像を見て、その色の違いから、赤外線放射率
が所定の範囲に入る領域と、その所定の範囲から外れる
領域とを区別し、その両頭域の境界線を見付、その境界
線を折れ線近偵するように、カラー陰極線管の管面上の
第5図に示す黒点の位置に順次ライトペン(12)を当
接させる。かくすると、ライトペン(12)からの光検
出信号が制御手段(11)に供給され、これにより管面
上のライトペン(12)の当接位置が制御手段(11)
によって検出される。そして、夫々黒点を結ぶ多角形の
折れ線X、、X、又は黒点を結ぶ四辺形の折れ線Y、、
Y。
で囲まれた部分(指定領域)を“l”とし、折れ線X2
又はY2の内側及び折れ線xI又はYlの外側の部分を
“0”として、管面に対応する画像記憶手段(6)の各
画素信号アドレスに対応するデータ“1”、“0”を制
御手段(11)内の記憶手段に記憶させる。次に、操作
者がこの指定領域に於ける放射率の数値データを制御手
段(11)に供給する。
又はY2の内側及び折れ線xI又はYlの外側の部分を
“0”として、管面に対応する画像記憶手段(6)の各
画素信号アドレスに対応するデータ“1”、“0”を制
御手段(11)内の記憶手段に記憶させる。次に、操作
者がこの指定領域に於ける放射率の数値データを制御手
段(11)に供給する。
かくすると、制御手段(11)によって、この数値デー
タの黒体に対する放射率との比が算出され、この比のデ
ータが制御手段(11)内の記憶手段のカラー陰極線管
の管面に対応するデータが“1°゛のアドレスのそのデ
ータ“l”と置換する如く記憶される。
タの黒体に対する放射率との比が算出され、この比のデ
ータが制御手段(11)内の記憶手段のカラー陰極線管
の管面に対応するデータが“1°゛のアドレスのそのデ
ータ“l”と置換する如く記憶される。
次に、上述と同様に、黒点を結ぶ多角形の折れ線X2、
又は黒点を結ぶ四辺形の折れ線Y2で囲まれた部分(指
定領域)を“1”とし、折れ線X2又はY2の外側の部
分を“0”として、管面に対応する画像記憶手段(6)
の各画素信号のアドレスに対するデータ“1°゛、“0
”を制御手段(11)内の記憶手段に記憶させる。次に
、操作者がこの指定領域における放射率の数値データを
制御手段(11)に供給する。かくすると、制御手段(
11)によって、この数値データの黒体に対する放射率
との比が算出され、この比のデータが制御手段(11)
内の記憶手段のカラー陰極線管の管面に対応するデ7夕
が“′l”のアドレスのそのデータ “1″と置換する
如く記憶される。
又は黒点を結ぶ四辺形の折れ線Y2で囲まれた部分(指
定領域)を“1”とし、折れ線X2又はY2の外側の部
分を“0”として、管面に対応する画像記憶手段(6)
の各画素信号のアドレスに対するデータ“1°゛、“0
”を制御手段(11)内の記憶手段に記憶させる。次に
、操作者がこの指定領域における放射率の数値データを
制御手段(11)に供給する。かくすると、制御手段(
11)によって、この数値データの黒体に対する放射率
との比が算出され、この比のデータが制御手段(11)
内の記憶手段のカラー陰極線管の管面に対応するデ7夕
が“′l”のアドレスのそのデータ “1″と置換する
如く記憶される。
かくすると、折れ線X1又はYlで囲まれた測定対象の
カラー画像の色は、折れ線Xt又はY2の内外共同じに
成る。
カラー画像の色は、折れ線Xt又はY2の内外共同じに
成る。
次に、上述の測定装置を通常の測定状態にしておいて、
これよりの赤外線を検出器(1)にて検出する。かくす
ると、画像記憶手段(6)に、測定対象の通常の測定状
態におけるディジタル赤外線画像信号が記憶され、これ
が放射率補正処理手段(7)に供給されることにより、
そのディジタル画像信号の内、2つの指定領域の画像信
号に対し、上述の比が夫々乗算された後、表示コントロ
ーラ(8)に供給される。かくして、カラーモニタ(9
)には、放射率の補正されたカラー画像、即ち温度のみ
によって色の異なるカラー画像が映出される。
これよりの赤外線を検出器(1)にて検出する。かくす
ると、画像記憶手段(6)に、測定対象の通常の測定状
態におけるディジタル赤外線画像信号が記憶され、これ
が放射率補正処理手段(7)に供給されることにより、
そのディジタル画像信号の内、2つの指定領域の画像信
号に対し、上述の比が夫々乗算された後、表示コントロ
ーラ(8)に供給される。かくして、カラーモニタ(9
)には、放射率の補正されたカラー画像、即ち温度のみ
によって色の異なるカラー画像が映出される。
さて、上述した従来のサーモグラフィ装置では、第5図
に示すように測定対象の指定領域は、放射率の補正が必
要でない゛部分をも含むので、このことが測定対象の温
度測定における測定誤差を生じる要因となっている。又
、第5図の破線XI及びX2で囲まれた指定領域の如く
、多数の折れ線から成る多角形の場合は、破線Y、及び
Y2で囲まれた指定領域の如く4本の折れ線から成る四
角形の場合に比べ測定誤差は少ないが、大変手間がかか
るという欠点がある。
に示すように測定対象の指定領域は、放射率の補正が必
要でない゛部分をも含むので、このことが測定対象の温
度測定における測定誤差を生じる要因となっている。又
、第5図の破線XI及びX2で囲まれた指定領域の如く
、多数の折れ線から成る多角形の場合は、破線Y、及び
Y2で囲まれた指定領域の如く4本の折れ線から成る四
角形の場合に比べ測定誤差は少ないが、大変手間がかか
るという欠点がある。
かかる点に鑑み、本発明は、測定対象の温度測定時に問
題となる測定対象の放射率の補正を容易、且つ、正確に
行なうことができて、測定誤差の少ないサーモグラフィ
装置を提案しようとするものである。
題となる測定対象の放射率の補正を容易、且つ、正確に
行なうことができて、測定誤差の少ないサーモグラフィ
装置を提案しようとするものである。
(課題を解決するための手段〕
本発明は、被測定対象から放射される赤外線を検出する
検出器(1)と、その検出器(1)からの赤外線画像信
号を記憶する第1の画像記憶手段(6)と、その第1の
画像記憶手段(6)に記憶されている赤外線画像信号を
、その各部のレベルに応じて、2値化する第1の2値化
処理手段(4)と、その第1の21ili化処理手段(
4)からの2値化処理された赤外線画像信号に基づいて
、2値化処理画像を表示する画像表示器(9)とを有す
るサーモグラフィ装置において、測定対象の所望部分を
所定の等温度にした状態における検出器(1)からの赤
外線画像信号を記憶する第2の画像記憶手段(3)と、
その第2の画像記憶手段(3)に記憶されている赤外線
画像信号の測定対象の所望部分に対応する信号部分のレ
ベルと基準レベルとの比較によって、2値化処理する第
2の2値化処理手段(7)と、その第2の2値化処理手
段(7)によって2値化処理された赤外線画像信号の2
値境界線を記憶する2値境界線記憶手段(5)と、その
2値境界線記憶手段(5)に記憶されている2値境界線
を用いて、第1の2値化処理手段(4)における2値化
処理を行うようにしたものである。
検出器(1)と、その検出器(1)からの赤外線画像信
号を記憶する第1の画像記憶手段(6)と、その第1の
画像記憶手段(6)に記憶されている赤外線画像信号を
、その各部のレベルに応じて、2値化する第1の2値化
処理手段(4)と、その第1の21ili化処理手段(
4)からの2値化処理された赤外線画像信号に基づいて
、2値化処理画像を表示する画像表示器(9)とを有す
るサーモグラフィ装置において、測定対象の所望部分を
所定の等温度にした状態における検出器(1)からの赤
外線画像信号を記憶する第2の画像記憶手段(3)と、
その第2の画像記憶手段(3)に記憶されている赤外線
画像信号の測定対象の所望部分に対応する信号部分のレ
ベルと基準レベルとの比較によって、2値化処理する第
2の2値化処理手段(7)と、その第2の2値化処理手
段(7)によって2値化処理された赤外線画像信号の2
値境界線を記憶する2値境界線記憶手段(5)と、その
2値境界線記憶手段(5)に記憶されている2値境界線
を用いて、第1の2値化処理手段(4)における2値化
処理を行うようにしたものである。
上述せる本発明によれば、測定対象の所望部分を所定の
等温度にした状態における検出器(1)からの赤外線画
像信号を第2の画像記憶手段(3)に記憶させ、第2の
2値化処理手段(7)が第2の画像記憶手段(3)に記
憶されている赤外線画像信号の測定対象の所望部分に対
応する信号部分のレベルと基準レベルとを比較すること
によって2値化処理し、その2値化処理した赤外線画像
信号の2値境界線を2値境界線記憶手段(5)に記憶さ
せ、その2値境界線記憶手段(5)に記憶されている2
値境界線を用いて、第1の2値化処理手段(4)におけ
る2値化処理を行う。
等温度にした状態における検出器(1)からの赤外線画
像信号を第2の画像記憶手段(3)に記憶させ、第2の
2値化処理手段(7)が第2の画像記憶手段(3)に記
憶されている赤外線画像信号の測定対象の所望部分に対
応する信号部分のレベルと基準レベルとを比較すること
によって2値化処理し、その2値化処理した赤外線画像
信号の2値境界線を2値境界線記憶手段(5)に記憶さ
せ、その2値境界線記憶手段(5)に記憶されている2
値境界線を用いて、第1の2値化処理手段(4)におけ
る2値化処理を行う。
以下に、第1図及び第2図を参照して、本発明の一実施
例を詳細に説明するも、第3図に示したサーモグラフィ
装置と対応する部分には同一符号を付して、重複説明を
省略する。
例を詳細に説明するも、第3図に示したサーモグラフィ
装置と対応する部分には同一符号を付して、重複説明を
省略する。
第1図は、本発明によるサーモグラフィ装置を示し、(
3)は2値化用画像記憶手段で、これにA/Dコンバー
タ(2)からのディジタル赤外線画像信号が記憶される
。(4)は2値化処理手段で、2値化用画像記憶手段(
3)から読み出したディジタル赤外線画像信号を所定の
スレッショールドレベルと比較し、その大小に応じて夫
々“l”又は“0″として2値化する。(5)は2値化
処理データ記憶手段で、これに2値化処理手段(4)で
処理された2値化ディジタル画像信号を記憶させる。そ
して、この2値化処理データ記憶手段(5)の記憶内容
を読出して、放射率補正処理手段(7)に供給する。尚
、各手段(3)〜(7)及び表示コントローラ(8)は
、制御手段(11)によって制御される。
3)は2値化用画像記憶手段で、これにA/Dコンバー
タ(2)からのディジタル赤外線画像信号が記憶される
。(4)は2値化処理手段で、2値化用画像記憶手段(
3)から読み出したディジタル赤外線画像信号を所定の
スレッショールドレベルと比較し、その大小に応じて夫
々“l”又は“0″として2値化する。(5)は2値化
処理データ記憶手段で、これに2値化処理手段(4)で
処理された2値化ディジタル画像信号を記憶させる。そ
して、この2値化処理データ記憶手段(5)の記憶内容
を読出して、放射率補正処理手段(7)に供給する。尚
、各手段(3)〜(7)及び表示コントローラ(8)は
、制御手段(11)によって制御される。
次に上述したサーモグラフィ装置の動作及び放射率の補
正方法について、第3図のフローチャートを参照して説
明する。
正方法について、第3図のフローチャートを参照して説
明する。
先ず、ステップ5T−1では温度を設定する測定対象の
温度を一定にする。そして、次のステップ5T−2へ移
行する。
温度を一定にする。そして、次のステップ5T−2へ移
行する。
ステップ5T−2では、その測定対象からの赤外線が第
1図に示す検出器(1)に検出されると共に、アナログ
検出信号としてA/Dコンバータ(2)に供給されて、
ディジタル赤外線画像信号が得られる。
1図に示す検出器(1)に検出されると共に、アナログ
検出信号としてA/Dコンバータ(2)に供給されて、
ディジタル赤外線画像信号が得られる。
そして、このディジタル赤外線画像信号は2値化用画像
記憶手段(3)に記憶される。そして、次のステップ5
T−3へ移行する。
記憶手段(3)に記憶される。そして、次のステップ5
T−3へ移行する。
ステップ5T−3では、スレッショールドレベルを設定
する。このスレッショールドレベルは、第1図に示され
る2値化処理手段(4)に制御手段(11)より供給さ
れる。尚、このスレッショールドレベルは測定対象の測
定面上の放射率の相違による誤差表示される領域を正確
に指定するために設定される。例えば全体が50℃に保
たれた測定対象の温度を測定する場合、その測定対象の
測定面上に、物質の相違等による放射率の分布があると
、取得した画像データがモニタ(9)上に温度により色
分けされたカラー画像として映出される際、50゛Cの
色とならない部分が生じる。従って、設定温度と同じ温
度の色として表示されない部分のネエルギーレベルをス
レッショールドレベルとして2値化処理手段(4)へ操
作者が制御手段(11)のキーボード等から入力する。
する。このスレッショールドレベルは、第1図に示され
る2値化処理手段(4)に制御手段(11)より供給さ
れる。尚、このスレッショールドレベルは測定対象の測
定面上の放射率の相違による誤差表示される領域を正確
に指定するために設定される。例えば全体が50℃に保
たれた測定対象の温度を測定する場合、その測定対象の
測定面上に、物質の相違等による放射率の分布があると
、取得した画像データがモニタ(9)上に温度により色
分けされたカラー画像として映出される際、50゛Cの
色とならない部分が生じる。従って、設定温度と同じ温
度の色として表示されない部分のネエルギーレベルをス
レッショールドレベルとして2値化処理手段(4)へ操
作者が制御手段(11)のキーボード等から入力する。
そして、次のステップ5T−4へ移行する。
ステップ5T−4では、2値化用画像記憶手段(3)に
記憶されているディジタル画像信号(第2図A参照)を
スレッショールドレベルと比較して2値化する。例えば
第2図に示されるように、測定対象を一定温度にした後
測定して得た、放射率の違いによって境界のある画像中
の所望部分の領域指定を行う場合は、第2図B及びCに
示す如(行われる。即ち、同図Bにおいて、W′及びW
″′はスレッショールドレベルで、曲線は、同図Aで示
されるディジタル画像信号のレベルを表している。
記憶されているディジタル画像信号(第2図A参照)を
スレッショールドレベルと比較して2値化する。例えば
第2図に示されるように、測定対象を一定温度にした後
測定して得た、放射率の違いによって境界のある画像中
の所望部分の領域指定を行う場合は、第2図B及びCに
示す如(行われる。即ち、同図Bにおいて、W′及びW
″′はスレッショールドレベルで、曲線は、同図Aで示
されるディジタル画像信号のレベルを表している。
同図Aに示すディジタル画像信号の所望部分は、同図B
に示すように、そのレベルがスレッショールドレベルW
′及びW#との比較によって、その大小に応じて同図C
に示す如く2値化されて、同図りのように同図Aの所望
部分だけ領域指定できる。そして次のステップ5T−5
へ移行する。
に示すように、そのレベルがスレッショールドレベルW
′及びW#との比較によって、その大小に応じて同図C
に示す如く2値化されて、同図りのように同図Aの所望
部分だけ領域指定できる。そして次のステップ5T−5
へ移行する。
ステップ5T−5では、ステップ5T−4で2値化した
ディジタル画像信号を第1図に示す2値化処理データ記
憶手段(5)に記憶する。そして次のステップ5T−6
へ移行する。
ディジタル画像信号を第1図に示す2値化処理データ記
憶手段(5)に記憶する。そして次のステップ5T−6
へ移行する。
ステップ5T−6では、操作者が、取得した画像信号が
映出されたモニタ(9)の画面を見て、他に補正すべき
M域があるか否かを判断し、YESであればステップ5
T−3へ移行して、次に補正すべき領域を所定し、その
指定領域に応、したエネルギーレベルをスレッショール
ドレベルとして、2値化処理手段(4)へ制御手段(1
1)のキーボード等から入力する。NOであれば、次の
ステップ5T−7へ移行する。
映出されたモニタ(9)の画面を見て、他に補正すべき
M域があるか否かを判断し、YESであればステップ5
T−3へ移行して、次に補正すべき領域を所定し、その
指定領域に応、したエネルギーレベルをスレッショール
ドレベルとして、2値化処理手段(4)へ制御手段(1
1)のキーボード等から入力する。NOであれば、次の
ステップ5T−7へ移行する。
ステップ5T−7では測定対象を通常の測定状態にして
、その測定対象からの赤外線を検出器(1)にて検出し
、これをA/Dコンバータ(2)に供給することによっ
て、ディジタル画像信号を得る。そして、そのディジタ
ル画像信号は、第1図に示される画像記憶手段(6)に
記憶される。そして次のステップ5T−8へ移行する。
、その測定対象からの赤外線を検出器(1)にて検出し
、これをA/Dコンバータ(2)に供給することによっ
て、ディジタル画像信号を得る。そして、そのディジタ
ル画像信号は、第1図に示される画像記憶手段(6)に
記憶される。そして次のステップ5T−8へ移行する。
ステップ5T−8では、第1図に示す放射率補正処理手
段(7)に、2値化処理データ記憶手段(5)に記憶さ
れている2値化されたディジタル画像信号と、画像記憶
手段(6)に記憶されている、通常の測定状態の測定対
象からの赤外線を検出して得たディジタル画像信号が供
給されて、画像記憶手段(6)からのディジタル画像信
号中、2値化処理データ記憶手段(5)から2値化処理
ディジタル画像信号に対応する領域の画像信号の放射率
を補正する、即ち、その放射率の黒体に対する放射率の
比を乗算する。そして次のステップ5T−9へ移行する
。
段(7)に、2値化処理データ記憶手段(5)に記憶さ
れている2値化されたディジタル画像信号と、画像記憶
手段(6)に記憶されている、通常の測定状態の測定対
象からの赤外線を検出して得たディジタル画像信号が供
給されて、画像記憶手段(6)からのディジタル画像信
号中、2値化処理データ記憶手段(5)から2値化処理
ディジタル画像信号に対応する領域の画像信号の放射率
を補正する、即ち、その放射率の黒体に対する放射率の
比を乗算する。そして次のステップ5T−9へ移行する
。
ステップ5T−9では、第1図に示す放射率補正処理手
段(7)で補正されたディジタル画像データが表示コン
トローラ(8)に供給されて、そのレベルに応じて色分
けされて、モニタ(9)に供給される。
段(7)で補正されたディジタル画像データが表示コン
トローラ(8)に供給されて、そのレベルに応じて色分
けされて、モニタ(9)に供給される。
そして、次のステップ5T−10へ移行する。
ステップ5T−10では、通常の測定状態の測定対象の
温度測定を続行するか否かを操作者が判断し、YESで
あれは、ステップ5T−7へ移行して、測定対象の温度
測定を続行し、NOであれば、その温度測定を終了する
。
温度測定を続行するか否かを操作者が判断し、YESで
あれは、ステップ5T−7へ移行して、測定対象の温度
測定を続行し、NOであれば、その温度測定を終了する
。
かくして、被測定対象の温度を容易、且つ、高精度に検
出することができる。
出することができる。
(発明の効果〕
上述せる本発明によれば、等温に設定した測定゛対象か
らの赤外線を検出して得た赤外線画像信号を第2の画像
記憶手段が記憶して、第2の2値化処理手段が第2の画
像記憶手段に記憶されている赤外線画像信号の測定対象
の所望部分に対応する信号部分のレベルと基準レベルと
を比較することによって2値化処理し、その2値化処理
した赤外線画像信号の2値境界線を2値境界線記憶手段
が記憶し、その2値境界線記憶手段に記憶されている2
値境界線を用いて、第1の2値化処理手段における2値
化処理を行うので、測定対象の放射率の補正を容易、且
つ、正確に行なうことができて、測定誤差を低減せしめ
、容易、且つ、高精度に測定対象のの温度測定を行うこ
とができる。
らの赤外線を検出して得た赤外線画像信号を第2の画像
記憶手段が記憶して、第2の2値化処理手段が第2の画
像記憶手段に記憶されている赤外線画像信号の測定対象
の所望部分に対応する信号部分のレベルと基準レベルと
を比較することによって2値化処理し、その2値化処理
した赤外線画像信号の2値境界線を2値境界線記憶手段
が記憶し、その2値境界線記憶手段に記憶されている2
値境界線を用いて、第1の2値化処理手段における2値
化処理を行うので、測定対象の放射率の補正を容易、且
つ、正確に行なうことができて、測定誤差を低減せしめ
、容易、且つ、高精度に測定対象のの温度測定を行うこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック線図、第2図
は実施例のサーモグラフィ装置の放射率補正領域指定方
法を示す図、第3図は測定対象の温度測定を示すフロー
チャート、第4図は従来のサーモグラフィ装置を示すブ
ロック線図、第5図は従来の放射率補正領域指定方法を
示す図である。 (1)は検出器、(2)はA/Dコンバータ、(3)は
2値化用画像記憶手段、(4)は2値化処理手段、(5
)は2値化処理データ記憶手段、(6)は画像記憶手段
、(7)は放射率補正処理手段、(8)は表示コントロ
ーラー(9)はカラーモニタ、(10)はマイクロコン
ピュータである。
は実施例のサーモグラフィ装置の放射率補正領域指定方
法を示す図、第3図は測定対象の温度測定を示すフロー
チャート、第4図は従来のサーモグラフィ装置を示すブ
ロック線図、第5図は従来の放射率補正領域指定方法を
示す図である。 (1)は検出器、(2)はA/Dコンバータ、(3)は
2値化用画像記憶手段、(4)は2値化処理手段、(5
)は2値化処理データ記憶手段、(6)は画像記憶手段
、(7)は放射率補正処理手段、(8)は表示コントロ
ーラー(9)はカラーモニタ、(10)はマイクロコン
ピュータである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 測定対象から放射される赤外線を検出する検出器と、 該検出器からの赤外線画像信号を記憶する第1の画像記
憶手段と、 該第1の画像記憶手段から読み出された赤外線画像信号
を、その各部のレベルに応じて、2値化する第1の2値
化処理手段と、 該第1の2値化処理手段からの2値化処理された赤外線
画像信号に基づいて、2値化処理画像を表示する画像表
示器とを有するサーモグラフィ装置において、 上記測定対象の所望部分を所定の等温度にした状態にお
ける上記検出器からの赤外線画像信号を記憶する第2の
画像記憶手段と、 該第2の画像記憶手段に記憶されている赤外線画像信号
の上記測定対象の所望部分に対応する信号部分のレベル
と基準レベルとの比較によって、2値化処理する第2の
2値化処理手段と、 該第2の2値化処理手段によって2値化処理された赤外
線画像信号の2値境界線を記憶する2値境界線記憶手段
と、 該2値境界線記憶手段に記憶されている2値境界線を用
いて、上記第1の2値化処理手段における2値化処理を
行うようにしたことを特徴とするサーモグラフィ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25825489A JPH03120431A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | サーモグラフィ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25825489A JPH03120431A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | サーモグラフィ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03120431A true JPH03120431A (ja) | 1991-05-22 |
Family
ID=17317674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25825489A Pending JPH03120431A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | サーモグラフィ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03120431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05223551A (ja) * | 1992-02-10 | 1993-08-31 | Yoshii Yoshitaka | 自動採寸システム |
US5534695A (en) * | 1993-10-29 | 1996-07-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Thermal image analysis system |
-
1989
- 1989-10-03 JP JP25825489A patent/JPH03120431A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05223551A (ja) * | 1992-02-10 | 1993-08-31 | Yoshii Yoshitaka | 自動採寸システム |
US5534695A (en) * | 1993-10-29 | 1996-07-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Thermal image analysis system |
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