JPH03118969A - 試験片切断装置 - Google Patents

試験片切断装置

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JPH03118969A
JPH03118969A JP25519389A JP25519389A JPH03118969A JP H03118969 A JPH03118969 A JP H03118969A JP 25519389 A JP25519389 A JP 25519389A JP 25519389 A JP25519389 A JP 25519389A JP H03118969 A JPH03118969 A JP H03118969A
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JP
Japan
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cut
test piece
cutting
work
torch
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Pending
Application number
JP25519389A
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English (en)
Inventor
Kozo Maeda
孝三 前田
Shigeru Tsuchiya
茂 土屋
Yoshio Kamijo
上條 良男
Ryusuke Abe
安部 隆介
Nori Kunida
則 国田
Fukuyoshi Kurosawa
黒澤 福由
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Koike Sanso Kogyo Co Ltd
JFE Engineering Corp
Koike Sanso Kogyo KK
Original Assignee
Hitachi Ltd
Koike Sanso Kogyo Co Ltd
Koike Sanso Kogyo KK
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は鋼板等の製品から試験片を採取するための試験
片切断装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来より金属製造業にあっては、圧延或いは他の手段に
より製造された製品がJIS又は他の規格を満足してい
るか否かについて各種の試験を行っている。
上記試験には、引張試験1曲げ試験、衝撃試験。
硬度試験1組織試験及び成分分析等があり、夫々の試験
に応じた形状の試験片が必要とされている。
このため特定の製品から採取すべき試験片は、その形状
、数量共に多岐にわたり、これ等の試験片を自動的に採
取するための試験片切断装置も種々のものが開発されて
いる(特願昭62−195323号同63−20954
8号等)。
上記各技術は、間歇的に所定角度回動じ得るインデック
ステーブルを設けることによって、該インデックステー
ブルの停止位置毎に複数の作業ステージを形成し、該作
業ステージに於いて、試験片を採取するための被切断材
のインデックステーブルに対するクランプ、被切断材に
対する孔明け。
被切断材に対する切断、試験片を採取された被切断材の
排出等の個別作業、或いは複数の作業を実施し得るよう
に構成されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記従来の技術によれば、連続的に供給される被切断材
から自動的に試験片を採取することが可能となり、且つ
作業過程に於いて人力の介入を必要としないので極めて
有利である。
然し、切断ステージに於いて被切断材から切断された試
験片がスラグ等の付着によって被切断材からの切り離し
が出来ないことがある。この場合、切断ステージに於い
て切断異常信号が発生し、装置全体の次工程への移行が
停止することから作業効率が低下する虞がある。
本発明は上記従来の技術を更に発展させたものであり、
その目的は切断ステージに於ける被切断材に対する切断
が終了したとき、切断された試験片を確実に被切断材か
ら分離し得るよう構成した試験片切断装置を提供せんと
するものである。
く課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明に係る試験片切断装置
は、所定角度毎に間歇回転すると共に所定の停止位置に
於いて複数の作業ステージを形成するインデックステー
ブルを有し、前記複数の作業ステージの内少なくとも一
つの作業ステージを試験片を切断するための切断ステー
ジとして構成した試験片切断装置に於いて、前記切断ス
テージに試験片を切断するための切断トーチと、切断さ
れた試験片を打撃するための打撃手段とを設けて構成さ
れるものである。
〈作用〉 上記手段によれば、インデックステーブルの所定の停止
位置に切断ステージを形成すると共に、該切断ステージ
に於いて試験片を採取するための被切断材を切断トーチ
によって切断することで、試験片を切断することが出来
、且つ切断された試験片を打撃手段によって打撃するこ
とで、該試験片を被切断材から確実に切り離すことが出
来る。
〈実施例〉 以下上記手段を適用した試験片切断装置の一実施例を図
により説明する。
第1図は試験片切断装置の平面説明図、第2図は第1図
のn−n矢視図、第3図は第1図の■−■矢視図、第4
図は作業面の説明図、第5図はクランプ装置の説明図、
第6図はトーチブロックの平面説明図、第7図は切断ト
ーチと打撃装置の説明図、第8図乃至第1O図はブロッ
ク図、第11図は被切断材に対する切断線の説明図であ
る。
先ず、図により試験片切断装置の概略構成について説明
する。
試験片切断装置には180度毎に間歇回転し得るインデ
ックステーブルAが設けられている。前記インデックス
テーブルAには軸2を中心として対称的に四つの作業面
A1−八、が形成されており、該テーブルAが所定位置
で停止したとき、作業面A〜A4と後述するブツシャ装
置E及び切断装置Fとによって四つの作業ステージ81
〜B4を形成している。
作業ステージB、、 B□に対向して試験片を採取する
ための被切断材Cを搬送する搬送コンベアDが設けられ
ている。また作業ステージBI+ atの上方には夫々
の作業ステージB+、 B震に対応して2台のブツシャ
装置Eが設けられている。
作業ステージB3. Baの上方には夫々の作業ステー
ジBi B#に対応して2台の切断装置Fが設けられて
いる。また前記作業ステージ81 B4の下方にはスク
ラップの排出パケットGが設けられると共に、該バケッ
l−Gと被切断材Cとの間に試験片の排出装置Hが進退
可能に設けられている。
前記作業ステージ811 B!は、インデックステーブ
ルAに形成した作業面A1〜A4に被切断材Cを供給す
ると共に、各作業面A I” A 4に設けたクランプ
装置4a、4bによって、該作業面^1〜^4の基準線
Xに被切断材Cの端面を一致させてクランプするための
作業ステージである。
前記作業ステージB3+ 84は、インデックステーブ
ルAにクランプされ、作業ステージ83. B4に移送
された被切断材Cから試験片を切断すると共に、切断さ
れた試験片に打撃を与えて該試験片を被切断材から確実
に切り離し、且つ切り離された試験片を排出すると共に
スクラップとしての被切断材Cを排出するための作業ス
テージである。
尚、■は試験片切断装置全体を制御するための中央制御
装置51、及び作業ステージ81〜B4を個々に独立し
て制御するための制御部54〜57を組み込んだ制御盤
である。
上記の如く構成した本実施例の試験片切断装置にあって
は、インデックステーブル八に対する複数の被切断材C
のクランプ作業、及び複数の被切断材Cに対する切断作
業を同時に並行且つ独立して実施し、これにより、被切
断材Cから効率良く試験片を採取し得るように構成され
ている。
次に試験片切断装置を構成する各部について詳説する。
インデックステーブルAは、四つの作業面A、〜A#を
形成したテーブルFilと、該テーブル板1の回転中心
に設けられた軸2と、テーブル板1を回転するための駆
動機構3とによって構成されている。そして例えば作業
面AIl A!が作業ステージBI+82に位置したと
き、夫々の作業面AIl A!に供給された被切断材C
を後述するクランプ装置f4a、4bによってクランプ
すると共に、クランプした被切断材Cを作業ステージ8
184に搬送するものである。
前記各作業面A、〜A4は、テーブル板1の回転中心で
ある軸2を原点として対称位置に形成されている。そし
てテーブル板1が回転し、所定位置で停止したときに各
作業面A1〜A4は各作業ステージ81〜B#に正確に
位置し得るように形成されている。
前記各作業面A、〜^、の構成を代表して作業ステージ
B、にある作業面A!について第4図を用いて説明する
作業面りはテーブル板1に形成した直交する二辺1a、
lbによって構成されている。そして前記二辺1a、l
bには第5図に示すように構成したクランプ装置4a、
4bが夫々設けられている。
本実施例では辺1aに二つのクランプ装置4aが設けら
れており、辺1bに一つのクランプ装置4bが設けられ
ている。
辺1aに設けた二つのクランプ装置4aの間には、ロー
ラコンベア5によって矢印a方向に移送された被切断材
Cと当接するストッパー6が固着されている。また二辺
1a、lbの交点に対応する位置には排出シリンダー7
が略45度の角度を持って設けられている。
ここで、前記クランプ装置4bによってクランプされた
被切断材Cの端面C1が作業面Atの基準線X、即ち各
作業面A1〜A4の基準線Xと一致し得るように設定さ
れている。前記基準線Xは次工程である作業ステージB
s、 84に於ける切断作業の開始基準線となるもので
ある。このため、クランプ装置4bは被切断材Cの直線
を保証された端面C1をクランプすると共に咳端面C1
を作業面A2の基準線Xと一致してクランプし得るよう
に構成されている。
クランプ装置14bは第5図に示すように、テーブル板
lの辺lbに固着された固定クランプ片8と、クランプ
シリンダー9によって上下方向に移動可能に構成された
移動クランプ片10とによって構成されている。
前記固定クランプ片8には基準線Xと一致するストッパ
一部8aが形成されている。またクランプシリンダー9
は辺1bに固着したブラケット9aに固着されている。
従って、被切断材Cの端面C5をストッパ一部8aと一
致させることで、該端面C1を作業面A!の基準線Xと
一致し得るように構成されている。
クランプ装置4aは前記クランプ装置4bと同一のもの
を使用することが可能である。然し、固定クランプ片8
にストッパ一部8aを形成する必要はない。
駆動機構3はテーブル板lを所定の角度で回転させるた
めの機構であり、公知の駆動機構を用いることが可能で
ある0本実施例では、テーブル板lをモーターによって
180度の角度で回転させると共に、テーブル板1の1
80度毎の回転を図示しないリミットスイッチを用いて
検出して停止させている。然し、テーブル板1の回転を
パルスモータ−を用いて制御することが可能であり、ま
たテーブル板1の回転をロータリーエンコーダによって
検出して停止させるように構成することも可能である。
次に搬送コンベアDは、前工程、例えば圧延工程に於い
て製品から切断された、試験片を採取するための被切断
材Cを搬送するコンベアであり、ローラコンベア、スラ
ットコンベア等のコンヘアを用いることが可能である。
前記搬送コンベアDの所定位置、即ち作業ステージBI
+ Btと対応する位置には被切断材Cを検出するため
のセンサー11a、llbが取り付けられている。また
作業ステージB、、 8gと対向する位置には、被切断
材Cを搬送コンベアDからローラコンベア5に移送する
ためのブツシャ12a、12bが設けられている。
上記の如く構成した搬送コンベアDに於いて、該コンベ
アDによって搬送される被切断材Cがセンサー118.
11bによって検出されたときに、搬送コンベアDが停
止し、従って、被切断材Cは作業ステージB、、 Bt
と対向する位置で停止する。そして後述する制御部54
.55から移送命令が発生したときにブツシャ12a、
12bが作動し、被切断材Cをローラコンベア5上に移
送すると共に、該被切断材Cを矢印a方向に移送しスト
ッパー6に当接させる。
次にブツシャ装置ffEは、作業ステージB+、 Bz
に設けられたローラコンヘア5上に移送された被切断材
Cを、該作業ステージB+、 Bzにある作業面AI。
^2のクランプ装置4bに当接させると共に、被切断材
Cの端面C1を作業面AI+ Atの基準線Xと一致さ
せるものである。
前記ブツシャ装置Eは、フレーム13に固着されたシリ
ンダー14と、該シリンダー14によってフレーム13
上をX方向に移動する移動フレーム15と、移動フレー
ム15に固着した上下シリンダー16と、上下シリンダ
ー16の先端に設けたブツシャ17とによって構成され
ている。
前記ブツシャ17は上下シリンダー16のロッド16a
の先端に固着したブラケッ目7aにブツシャバー17b
を固着し、該ブツシャバー17b先端にボールジヨイン
トを介して押板17Cを取り付けて構成されている。従
って、第4図に示すように被切断材Cのブツシャエフ側
の端面がクランプ装置4b側の端面C8と平行に切断さ
れていない場合であっても、ブツシャ17の押板17c
が端面の傾斜に応じて傾動することから、該押板17c
を当接して被切断材Cを矢印す方向に押して、被切断材
Cの端面C2をクランプ装置4bの固定クランプ片8に
形成したストッパ一部8aと当接させ、これにより被切
断材Cの端面C1を基準線Xと一致させることが可能で
ある。
前記ブツシャ装置Eに於ける各シリンダー14゜16は
通常退避位置にあり、作業ステージB、、 B2を個別
に制御するための制御部54.55からの命令によって
、作業を実施し得るように構成されている。
次に、切断装置Fは作業ステージBi、 B、に設けら
れ、テーブル板1の作業面A、−AXにクランプされた
被切断材Cがテーブル板1の回転によって作業ステージ
B3. B4に移送されたとき、該被切断材Cを切断し
て試験片を採取するものである。
前記切断装置Fは、X方向に沿って敷設された一対のレ
ール18上に走行可能に設けられた走行フレーム19と
、走行フレーム19上にX方向に横行可能に設けられた
横行サドル20と、横行サドル20に設けられたトーチ
ブロック21とにより構成されている。
前記走行フレーム19は、該フレーム19に固着したy
軸上−ター73によって駆動される。また走行フレーム
19にはX方向に沿った一対の横行レール19aが設け
られている。
前記横行サドル20は横行レール19a上に配設され、
該サドル20に固着したX軸上−ター71によって駆動
される。
トーチブロック21は横行サドル20に設けられており
、第3図及び第6図に示すように構成されている。即ち
、横行サドル20にトーチブラケット22が突設されて
おり、該トーチブラケット22上にホルダー23a〜2
3C及びトーチ間隔設定用のモーター24a、24bが
設けられている。ホルダー232はトーチブラケット2
2の先端に固定されている。ホルダー23b、23Cは
夫々モーター24a、24bによって駆動されて第6図
の矢印c、d方向に移動可能に構成されている。
前記ホルダー232には3本の上下シリンダー25a1
〜25a、が固着されており、これ等の上下シリンダー
25al〜25a、の先端に夫々異なる切断能力を有す
る3本の切断トーチ26aI〜26a、が取り付けられ
ている。また他のホルダー23b、23cにも夫々上下
シリンダー25b1〜25bi、25c+〜25C1が
固着されており、これ等の上下シリンダー25b I〜
25b、、 2501〜25C3の先端に切断トーチ2
6b1〜26b3.26c+〜26c、が取り付けられ
ている。
ホルダー238に取り付けられた切断トーチ26a〜a
、は、被切断材Cを切断する際の基準トーチとなるもの
であり、被切断材Cの板厚に応じて最も適した能力を有
する切断トーチが選択されて、被切断材Cに対し基準線
Xと一致した端面C3からの切断を開始するための切断
トーチである。
前記基準となる切断トーチ26a、〜26a、に対応し
て切断された試験片を打撃するための打撃手段となる打
撃装置27が設けられている。この打撃装置27はホル
ダー232に固着された上下シリンダー25a1〜25
a、の夫々のロッドの先端に取り付けたトーチホルダー
28に切断トーチ26a1〜26a、と共に取り付けら
れている。
第7図は打撃装置27の構成及び該打撃装置27と切断
トーチ26a、〜26a、との関係を、打撃装置27と
切断トーチ26a1との関係で説明する説明図である。
図に於いて、上下シリンダー258Iのロッドの先端に
はトーチホルダー28が固着されている。前記トーチホ
ルダー28の一方には切断トーチ26a1が取り付けら
れており、他方にはブラケット29を介して打撃装置2
7が取り付けられている。
前記打撃装置27は打撃シリンダー278と、該シリン
ダー27aのロッド27bに固着されたハンマー27C
とによって構成されており、切断トーチ26a。
とハンマー27eとは一定の距離を持って配設されてい
る。そして被切断材Cに対する試験片の切断が終了した
とき、打撃装置27を切断された試験片の所定位置、例
えば重心0に移動させ、該位置に於いてハンマー27c
によって打撃することで、該試験片を被切断材Cから確
実に切り離すことが可能となる。
上記の如く構成した切断装置Fは、作業ステージBs、
 Beを個別に制御するための制御部56.57によっ
て夫々並行して、且つ独立して制御されている。
次にスクラップの排出パケットGは、所定の試験片を採
取された残材としての被切断材Cを試験片切断装置の外
部に排出するためのものであり、X方向に沿って敷設さ
れた一対のレール30上に移動可能な台車31によって
構成されている。
前記台車31は作業ステージ83. B、の下方に配置
されており、試験片を採取された被切断材Cが排出シリ
ンダー7によって落下させられたときに、該被切断材C
を収容し得るように構成されている。
次に試験片の排出装置Hは、被切断材Cから切断された
試験片を受は取、す、次工程に移送するための装置であ
り、作業ステージB、、 B、に夫々対応して設けられ
たトレー32a、32bと、該トレー32a、32bを
X方向く第3図の矢印e、  f方向)に移動させるた
めの移動装置33とによって構成されている。
前記トレー32a、32bにはアンカット検出センサー
34が取り付けられている。前記アンカット検出センサ
ー34は、被切断材Cから切断された試験片が打撃装置
27によって該被切断材Cから切り離され、トレー32
a、32bに落下したときの衝撃を検出して、被切断材
Cに対する試験片の切断が終了したか否かを判断するた
めのセンサーである。
前記トレー323,32bは切断装置Fに対する切断開
始命令の発生と共に矢印f方向に移動して作業ステージ
Bff+ 84に進出する。このとき、トレー32a、
32bは被切断材Cと台車31の間に位置し得るように
構成されている。またトレー32a、32bは試験片が
被切断材Cから切り離されて落下したとき、該試験片が
落下中に反転することがない距離を持って被切断材Cの
下方に配置される。
次に上記の如く構成された試験片切断装置の制御系につ
いて説明する。
第8図は試験片切断装置全体を制御するためのブロック
図、第9図は作業ステージBI+ 8gを制御するため
のブロック図、第10図は作業ステージB。
B4を制御するためのブロック図である。
第8図に於いて、試験片切断装置全体を制御する中央制
御装置51は、CP U51 a 、装置全体の動作プ
ログラムを格納したR OM51 b 、図示しないホ
ストコンピュータから転送された情報やキーボード52
によって入力された情報等を一時記憶するRAM51c
とによって構成されている。また中央制御装置51はイ
ンターフェース53を介して各作業ステージB、−B、
を個別に制御する制御部54〜57と接続されており、
夫々の作業ステージB l−84に対する作業開始命令
、或いは各作業ステージB、 −B。
からの作業終了信号や異常発生信号等の情報を授受し得
るように構成されている。
デイスプレィ58は試験片切断装置の作業の進行状況や
キーボード52による入力情報を表示するためのもので
ある。ドライバ59はインデックステーブルAを構成す
るテーブル板lを回転させる駆動機構3を駆動するもの
である。ドライバ60は排出パケットGの台車31のモ
ーター61を駆動するものである。またドライバ62は
トレー32a、32bの移動装置33を駆動するための
ものであり、ドライバ63は作業ステージB、〜B4に
於いて異常が発生したときに、該異常を外部に報知する
ための異常警報装置64を駆動するためのものである。
作業ステージB1の制御系ブロック図を第9図に示す。
作業ステージB2の制御系は同図と同一で構成されてい
るため説明を省略する。但し、作業ステージB1を制御
するための制御部54、及び作業ステージB2を制御す
るための制御部55は、同一の機能を持って構成されて
いる。
図に於いて、制御部54はCPU54a、作業ステージ
B、に於ける動作プログラムを格納したROM54b1
中央制御装置51から転送された命令を一時記憶するR
 A M54 cによって構成されており、インターフ
ェース65を介して動作部分である各シリンダー9.1
4.16及びブツシャ12aを駆動すると共に、前記各
動作部に装着したセンサー6G、及びタイマー67と接
続されている。
前記センサー66は各シリンダー9.14.16及びブ
ツシャ12aを構成するシリンダーのストローク限に装
着されており、シリンダーのピストンとの保合により信
号を発生するものである。
前記タイマー67は、作業ステージBlに於ける一連の
動作を完了させるに必要な時間と所定の余裕時間とを持
った時間によって設定されている。そしてROM54 
bに格納した動作プログラムの実行と同時に作動を開始
し、設定時間内に一連の動作プログラムが終了したか否
かを判断するものである。即ち、動作プログラムの進行
に伴ってセンサー66からの信号が順次制御n部54に
転送され、そしてタイマー67の設定時間が経過した時
にセンサー66からの信号が全て揃っているか否かを判
断し、揃っていない場合には作業ステージB、に於いて
異常が発生した、として中央制御装置51に異常発生信
号を転送するものである。
作業ステージB、の制御系ブロック図を第10図に示す
。作業ステージB4の制御系は同図と同一で構成されて
いるため説明を省略する。但し、作業ステージB、を制
御するための制御部56、及び作業ステージB4を制御
するための制御部57は、同一の機能を持って構成され
ている。
図に於いて、制御部56はCPU56a、作業ステージ
B3に於ける動作プログラムを格納したROM56b、
中央制御装置51からの命令信号を一時記憶するRAM
56Cとによって構成されており、インターフェース7
0を介してX軸上−ター71のドライバ72.y軸上−
ター73のドライバ74.トーチ間隔設定モーター24
a、24bのドライバ75.76、及びトーチ上下シリ
ンダー2581〜25c1、クランプシリンダー9、排
出シリンダー7、打撃シリンダー27a等を駆動すると
共に、アンカット検出センサー34及び作業の進行を監
視するタイマー75と接続されている。
前記タイマー75は前述のタイマー67と同様の機能を
有するものであり、予め設定された時間内にアンカット
検出センサー34からの信号が発生したか否かを判断す
るためのものである。
次に上記の如く構成した試験片切断装置の全体の動作に
ついて説明する。
中央制御装置1if51にキーボード52によって被切
断材Cの板厚、被切断材Cから採取すべき試験片の形状
及び寸法等の作業情報を人力する。そして搬送コンベア
Dによって被切断材Cが搬送され、該コンベアDに設け
たセンサー11 a 、 11 bが夫々被切断材Cを
検出すると、この検出信号が中央制御装置51に転送さ
れる。またインデックステーブルAが所定の停止位置に
停止していることが図示しないセンサー等によってi!
認されると、中央側?il装置51から作業ステージB
1に対する制御部54及び作業ステージB2に対する制
御部55に作業開始命令が発生する(以下作業ステージ
B1の動作について説明する)。
作業開始命令を転送された制御部54はROM54bに
格納された動作プログラムに従って作業を開始し、同時
にタイマー67がカウントを開始する。
先ず、ブツシャ12aが前進し、搬送コンベアD上にあ
る被切断材Cをローラコンベア5に移送すると共に、被
切断材Cを矢印a方向に移送しテーブル板lに形成した
作業面A、に固着したス)7パー6と当接させる。
次に上下シリンダー16が下降し、ブツシャ17が被切
断材Cの端面と対向した後、シリンダー14によって移
動フレーム15が矢印す方向に移動され、これに伴いブ
ツシャ17が矢印す方向に移動して被切断材Cと当接し
、該被切断材Cの端面C1をクランプ装置4bの固定ク
ランプ片8に形成したストッパ一部8aと当接させる。
このとき、前記ストッパ一部8aが作業面A1の基準線
Xと一致して形成されることから、被切断材Cの端面C
1を該基準vAXと一致させることが可能となる。
次にクランプ装置4a、4bのクランプシリンダー9を
下降させ、固定クランプ片8と移動クランプ片10とに
よって被切断材Cをクランプする。
クランプ装置4a、4bによる被切断材Cのクランプが
終了すると、ブツシャ12aは後退し、同時にシリンダ
ー14によってブツシャ17が被切断材Cから離隔する
方向に移動し、更に上下シリンダー16によってブツシ
ャ17が上昇する。
以上の動作によって作業ステージB1に於ける被切断材
Cのクランプ作業が終了するが、該作業の終了以前にタ
イマー67がタイムアツプした場合には、所定の時間内
に作業が完了していないこととなり、従って、作業ステ
ージB、に於いて異常が発生したとして判断し、中央制
御装置51に異常発生信号を転送する。前記異常発生信
号が中央制御装置51に転送されると、異常警報装置6
4が動作し外部に警報を与える。
また前記クランプ作業が終了したときにタイマー67が
タイムアンプしていない場合には、中央制御装置51に
作業完了信号を転送する。
上記クランプ作業は作業ステージBI+ Btに於いて
夫々並行して、且つ独立して進行する。
中央制御装置51に制御部54.55から作業完了信号
が転送されると、該制御装置51からドライバ59に駆
動信号が転送され、インデックステーブルへの駆動機構
3が動作し該テーブルAを180度回転させる。従って
、被切断材Cをクランプした作業面A、、 A、が作業
ステージB、、 B、に移動すると共に、作業面^1.
A4が作業ステージB、、 atに移動する。
インデックステーブルAが180度回転し所定位置で停
止すると、搬送コンベアDによって次に被切断材Cが搬
送されている場合には、上記クランプ作業が継続して実
施され、被切断材Cをテーブル板1に形成した作業面A
3. Atに夫々クランプさせる。
また作業ステージBff+ Btにあっては、作業面A
1^、にクランプされた被切断材Cに対する試験片の採
取作業が並行して、且つ独立して実施される(以下作業
ステージB、に於ける作業について説明する)。
中央制御装置51から制御部56に対し作業開始命令が
転送されると、動作プログラムの開始と同時にタイマー
75がカウントを開始する。また被切断材Cの板厚に応
じた切断トーチ、例えば26at、 26bz、 26
c、が選択され、同時にトレー32a、32bが移動装
置33に駆動され、矢印【方向に被切断材Cの下方に位
置するまで移動する0次いで基準切断トーチ26a2が
下降し、該トーチ26a!に予熱炎が点火される。そし
て被切断材Cに対し第11図に示す順序で切断を実施す
る。即ち、基準切断トーチ26azを作業面^1の基準
線Xと一致した被切断材Cの端面C,まで移動し、被切
断材Cの0点で停止して所定時間の予熱を行い、次いで
基準切断トーチ26a!をX方向に移動して■で示す第
1の切断を行う。
基準切断トーチ26a2によって被切断材Cの端面C1
を予熱するに際し、該端面C1が作業面A、の基準線X
と一致してクランプされることから、該切断トーチ26
a2を容易に端面C3と一致させることが可能となる。
被切断材Cに対する■で示す第1の切断が終了すると、
中央制御装置51から転送された試験片の寸法情報に従
ってトーチ間隔設定モーター24a。
24bを駆動し、ホルダー23b、23cを夫々矢印C
1d方向に移動することによって、切断トーチ26a8
と切断トーチ26bg、及び切断トーチ26bzと切断
トーチ26ctとの間隔を設定する。そして切断トーチ
26bz、 26C!を下降させると共に該切断トーチ
26b、。
26c2に予熱炎を点火し、切断トーチ26a2〜26
c8をX方向に移動して被切断材Cに対し■で示す第2
の切断を行う。
前記第2の切断が終了すると、切断トーチ26bg。
26c2を消火し、基準切断トーチ26a8によって■
で示す第3の切断を行う。
上記の如くして被切断材Cから所定の試験片を切断し、
その後、基準トーチ26a□のトーチホルダー28に設
けた打撃装置27を試験片の重心0に移動させ、該位置
に於いて切断された試験片をハンマー27Cによって打
撃し、該試験片を確実に被切断材Cから切り離す。
被切断材Cから切り離された試験片はトレー32a上に
落下し、このとき発生する衝撃によってアンカット検出
センサー34が作用して、作業ステージB、に於ける試
験片の採取作業が完了したことを検出し、制御部56か
ら切断完了信号を中央制御装置51に転送する。
また予め作業時間が設定されたタイマー75がタイムア
ンプしてもアンカット検出センサー34から信号が発生
しない場合には、作業ステージB、に於いて異常が発生
したとして判断し、9116部56から中央制御装置5
1に対し異常発生信号が転送される。
このとき中央制御装置51では異常警報装置64が動作
し外部に異常警報を与える。
作業ステージBs、 Baに於ける被切断材Cに対する
試験片の切断終了信号が中央制御装置51に転送される
とトレー32a、32bが矢印e方向に移動して切断さ
れた試験片を外部に排出する。
トレー32a、32bが作業ステージBs、 Beがら
退避すると、クランプシリンダー9が上昇すると共に、
排出シリンダー7が動作し被切断材Cをキックすること
で、該被切断材Cを台車3Iに落下させる。
上記の如くして、2枚の被切断材Cを同時にクランプす
ると共に、クランプされた2枚の被切断材Cから同時に
試験片を切断することが可能となる。
上記構成に於いて、作業ステージ81〜Bオの何れかの
作業ステージに於いて異常が発生した場合には、この異
常を検出して外部に異常警報が与えられる。前記異常警
報は通常ブザー或いはパトロールランプ等によって表示
される。そして異常を発生した作業ステージはその時点
で動作プログラムの進行を停止し、異常を発生した状態
を維持する。
また異常を発生していない他の作業ステージは引き続い
て動作プログラムを進行させ、所定の作業を終了させる
何れかの作業ステージに於いて異常が発生し、この異常
がオペレーターによって確認されると、オペレーターは
異常作業ステージの制御部に対し手動介入を行う。そし
て前記異常状態が手動操作によって解除し得る場合には
、個々の動作部を手動によって作動させて正常状態とす
る。また前記異常状態が手動操作によって解除し得ない
場合には、異常作業ステージに於ける全ての作業が完了
したと見做す信号を中央制御装置51に転送することで
、他の正常に動作しつつある作業ステージの動作プログ
ラムの進行、或いは試験片切断装置全体の作業進行に悪
影響を及ばすこと無く、効率的に作業を実施することが
可能となる。
前述の実施例に於いて、トーチブロック21には9本の
切断トーチを配設したが、この数に限定されるものでは
無く、被切断材Cの板厚が同一であれば試験片の幅方向
を同時に切断し得る数であって良い。即ち、同時に採取
すべき試験片の数+1本の切断トーチであれば良い。ま
た切断トーチとしてはガス切断トーチの外にプラズマ切
断トーチ等を用いることが可能である。
また前述の実施例に於いて、試験片切断装置全体を制御
するための制御装置51と個々の作業ステージ81〜B
4を制御するための制御部54〜57を夫々設けたので
、特定の作業ステージに於いて異常が発生しても、他の
作業ステージに於ける作業を停止させることがない。こ
のため、試験片切断装置全体の作業を効率良く進行させ
ることが可能となる。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように本発明に係る試験片切断装置
は、切断作業ステージに切断トーチと、切断された試験
片を打撃するための打撃手段を設けることによって、切
断された試験片を確実に被切断材から切り離すことが出
来る。このため、切断された試験片がスラグ等の付着に
より被切断材から分離されないことによる切断作業の異
常信号が発生することがない。従って信顛性の高い試験
片切断装置を得ることが出来る等の特徴を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は試験片切断装置の平面説明図、第2図は第1図
のn−n矢視図、第3図は第1図のm−■矢視図、第4
図は作業面の説明図、第5図は基準クランプ装置の説明
図、第6図はトーチブロックの平面説明図、第7図は切
断トーチと打撃装置の説明図、第8図乃至第10図はブ
ロック図、第11図は被切断材に対する切断線の説明図
である。 Aはインデックステーブル、A1−八、は作業面、B、
〜B4は作業ステージ、Cは被切断材、Dは搬送コンベ
ア、Eはブツシャ装置、Fは切断装置、Gはスクラップ
の排出パケット、Hは試験片の排出装置、■は制御盤、
Xは基準線、0は試験片の重心、1はテーブル板、2は
軸、3は駆動機構、4はクランプ装置、5はローラコン
ベア、6はストッパー、7は排出シリンダー、8はクラ
ンプ片、8aはストッパ一部、9はクランプシリンダー
10は移動クランプ片、lla、llbはセンサー、1
2a、12bはブツシャ、14はシリンダー、16は上
下シリンダー、17はブツシャ、17bはブツシャバー
17cは押板、19は走行フレーム、2oは横行サドル
、21はトーチブロック、233〜23cはボルダ−1
24a、24bはトーチ間隔設定用のモータ、25a 
、〜25C3は上下シリンダー、26a1〜26c、は
切断トーチ、27は打撃装置、27aは打撃シリンダー
、21Cはハンマー、31は台車、32a、32bはト
レー、33は移動装置、34はアンカット検出センサー
、51は制御装置、52はキーボード、53.65.7
0はインターフェース、54〜57は制御部、64は異
常警報装置、66はセンサー、67、75はタイマーで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定角度毎に間歇回転すると共に所定の停止位置に於い
    て複数の作業ステージを形成するインデックステーブル
    を有し、前記複数の作業ステージの内少なくとも一つの
    作業ステージを試験片を切断するための切断ステージと
    して構成した試験片切断装置に於いて、前記切断ステー
    ジに試験片を切断するための切断トーチと、切断された
    試験片を打撃するための打撃手段とを設けたことを特徴
    とした試験片切断装置。
JP25519389A 1989-10-02 1989-10-02 試験片切断装置 Pending JPH03118969A (ja)

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JP25519389A JPH03118969A (ja) 1989-10-02 1989-10-02 試験片切断装置

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