JPH03118841A - 籾摺選別機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、脱ぷ部、風選部及び揺動式混合米選別部を
、縦方向に重ねて構成した籾摺選別機に関するものであ
る。

〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点］脱ぷ部
、風選部及び揺動式混合米選別部を、縦方向に重ねて構
成した籾摺選別機がある。この発明は、このような籾摺
選別機において、脱ぷ部で脱ぷされた摺落米を風選して
選別された親の再処理を合理的にしようとするものであ
る。

〔問題を解決するための手段〕

この技術的課題を解決するためのこの発明の技術的手段
は、脱ぷ部１．脱ぷ部１からの摺落米を風選する風選部
２及び風選部２での風選後の摺落米を選別する揺動式混
合米選別部３を、ｈ方から下方に順次配置し、これらの
脱ぷ部１．風選部２及び揺動式混合米選別部３の周囲に
おける風選部２の粃受樋１３の近傍に、張込エレベータ
２６を設け、風選部２の糧受樋１３を張込エレベータ２
６に連通してなる籾摺選別機の構成としたことである。

〔発明の作用及び効果〕

脱ぷ部１で摺落された摺落米は、下方の風選部２で風選
されて、籾・玄米の混合米と桃とに選別され、混合米は
下方の揺動式混合米選別部３に供給されて選別され、ま
た、桃は風選部２の桃受樋１３から風選部２の周囲の糧
受樋１３の近傍に設けられている張込エレベータ２６に
供給されて、張込エレベータ２６で脱ぶ部１に揚穀され
て可脱ぷされ、靴の中の未熟米が脱ぶされて、混合米と
共に揺動式混合米選別部３に送られて良好に回収される
ものであり、また、糧を再処理するにあたり、風選部２
の周囲の机受樋１３の近傍に設けられている張込エレベ
ータ２６を利用して脱ぷ部１に供給されるもので、その
供給構成も簡単となり。

机供給用の特別の揚穀手段を省略できて、構成を合理的
なものとすることができるものである。

〔実施例〕

以下図面に示すこの発明の実施例について説明する。

籾摺選別機は、脱ぷ部１、脱ぷ部１での摺落米を風選す
る風選部２及び風選部２での風選後の摺落米を選別する
揺動式混合米選別部３を、」；下方向に順次配置して、
据付面積を小さくした構成である。

４は、枠組み構成した機体で、この機体４の上部には、
風選部２を載置し、この風選部２の上方に脱ぷ部１を載
置している。この説ぷ部１は、籾ホッパ５．一対の脱ぷ
ロール６．６を内装している脱ぶ室７から構成されてい
る。風選部２は、風選ケース８．風選ケース８に内装さ
れている圧風唐箕９．脱ぷ部１からの摺落米を受ける摺
落米受室１０．摺落米風選路１１．摺落米受樋１２．殺
受樋１３及び摺落米風選路１１の終端部に接続されてい
て、排塵ファン１４の設けられている排塵筒１５で構成
されている。

機体４の内部には、揺動式混合米選別部３が設けられて
いる。この揺動式混合米選別部３について、以下具体的
に説明する。揺動選別板１６は、平面から見て縦方向が
長く、横方向が短い長方形に構成されていて、縦方向及
び横方向の２面とも傾斜し、板面には選別凹凸部が多数
構成されている多段のもので、横力向Ｗに往復揺動する
構成である。この揺動選別板１６の縦方向の高く位置し
ている供給側１６ａで、横方向に低い揺下側１６ｄ部分
に、混合米の供給される供給口１７を構成し、揺動選別
板１６の縦方向の低い排出側１６ｂには、受＠１８及び
玄米仕切板１９・籾仕切板２０を設け、受樋１９の高位
側から低位側にかけて。

玄米取出部２１．混合米取出部２２及び籾米取出部２３
が構成されている。２４は、分配樋で、この分配樋２４
は、揺動選別板１６の供給側１６ａ上方の横方向に沿っ
て、且つ、揺動選別板１６の横方向の傾斜に略沿わせた
状態で、揺動選別板１６に一体的に取付けられていて、
その上面には搬送突起が構成されている。２５，２５．
・・・は、分配樋２４の搬送終端部に分配部で、この分
配部２５．２５．・・・から混合米が各揺動選別板１６
，１６、・・・に供給される構成である。

２６は、パケットで穀粒を揚穀する張込エレベータで、
この張込エレベータ２６の下部には、張込ホッパ２７を
取り付け、上部の投げ出し口部２６ａには、籾ホッパ５
に穀粒を供給する供給筒２８を取り付け、この張込エレ
ベータ２６は１機体４の第１側面４ａ、即ち、揺動式混
合米選別部３の揺動選別板１６の縦方向の排出側１６ｂ
が位置している側における。一端部寄りに配置されてい
る。なお、この実施例では１機体４の外側に配置してい
るが１機体４の内側に配置する構成としてもよい、この
張込エレベータ２６の流入口部２６ｂに、揺動式混合米
選別部３の籾受樋（図示前ｌｌｌ８）が籾流路（図示省
略）を介して接続されている。

２９は、パケットで穀粒を揚穀する玄米エレベータで、
この玄米エレベータ２９の下部の流入１１部２９ａには
、揺動式混合米選別部３の玄米受樋（図示省略）が玄米
流路３０を介して接続されている。この玄米エレベータ
２９は、機体４の第２側面４ｂ、即ち、揺動式混合米選
別部３の揺動選別板１６の横方向の揺上げ側が位置して
いる側における。揺動選別板１６の排出側近傍寄りに配
置されている。なお、この実施例では、機体４の内側に
玄米エレベータ２９を配置しているが、機体４の外側に
配置する構成としてもよい。

３１は、パケットで穀粒を揚穀する混合米エレベータで
、この混合米エレベータ３１の下部には、外部供給用の
ホッパ３２を取り付け、」二部の投げ出し口部３１ａに
は、混合米ホッパ３３を介して。

分配樋２４の搬送始端側に連通している。この混合米エ
レベータ３１は、機体４の第３側面４ｃ、即ち、揺動式
混合米選別部３の揺ａ選別板１６の縦方向の供給側１６
ａが位置している側における。

横方向の揺上げ側ＩＧｃ寄りに配置されている。

なお、この実施例では１機体４の外側に配置しているが
、機体４の内側に配置する構成としてもよい。この混合
米エレベータ３１の下部の流入口部には、揺動式混合米
選別部３の混合米受＊（図示省略）が混合米流路（図示
省略）を介して接続されている。

次に、風選部２と揺動式混合米選別部３との接続状態に
ついて説明する。風選部２の摺落米受樋１２は、摺落米
流路３４を経由して混合米エレベータ３１の下部の流入
口部に接続されており、また、風選部２の粃受樋１３は
、枇流路３５を経由して張込エレベータ２６の下部流入
口部２６ｂに接続されていて、この枇流路３５の中間部
には、砒切替弁３６が設けられていて、枇を排出流路３
７から機外に排出したり、張込エレベータ２６に供給す
る構成である。

３８は、公知の縦型穀粒選別装置であり、次に縦型穀粒
選別装置３８の構成について説明する。

選別ケース３９の下部には、モータ４０および歯車箱４
１を設け、この歯車箱４１の上方には、外周部に揚穀ラ
センの取付けられている揚穀ラセン筒４２を縦方向に沿
わせて回転自在に軸支すると共に、この揚穀ラセン筒４
２の外周部には１選別長孔の構成されている選別網筒４
３を同心的に軸支し、選別ケース３０下部に設けたモー
タ４０からプーリ・ベルト等の伝動装置４４を介して、
歯車箱４１内の伝動装置（図示省略）に動力が伝達され
ると、この揚穀ラセン筒４２及び選別網筒４３にも動力
が伝達されて、この揚穀ラセン筒４２と選別網筒４３と
は、互に反対方向へ回転する構成である。４５は、選別
網筒４３の外周に構成した小粒選別室である。４６は、
選別網筒４３の下部に取付けられている小粒掻出片であ
り、小粒選別室４５の下部に流下した小粒は小粒掻出片
４６で機外に排出する構成である。また、揚穀ラセン筒
４２で上方に搬送された大粒は、大粒掻出片４７により
大粒取出室４８に掻き出され、大粒取出室４８は大粒流
路４９．摺落米流路３４を経由して混合米エレベータ３
１に連通されている。摺落米流路３４の中途部には、摺
落米切替弁５０が設けられていて、摺落米は連通路５１
を介して縦型穀粒選別装置３８の供給ホッパ５２に供給
されたり、摺落米流路３４を経て混合米エレベータ３１
に供給される構成である。

次に、実施例の作用について説明する。籾米を張込ホッ
パ２７に供給すると、張込エレベータ２６で揚穀されて
、脱ぷ部１の籾ホッパ５に供給され、次いで、脱ぷ室７
内の脱ぷロール６．６で脱ぷされ、風選部２の摺落米室
１０に落下供給される。次いで、摺落米室１０から摺落
米風選路１１に落下供給されて、圧風唐箕９からの選別
風により風選されて、軽い籾殻は排塵ファン１４の吸引
風により吸引されて、排塵筒１５を経て機外に排出され
、また、重い混合米は摺落米受樋１２に落下し、また、
比較的軽い枇は紐受＠！１３に落下選別される。

摺落米受樋１２に落下した混合米は、混合米流路、混合
米切替弁、ＰＩ４落米流路３４を経て混合米エレベータ
３１に供給され、次いで、混合米エレベータ３１で揚穀
されて、分配樋２４９分配部２５．２５．・・・を経て
混合米が各揺動選別板１６゜１Ｇ、・・・に供給される
。

揺動選別板１６，１６．・・・に供給された混合米が、
揺動作用を受けると、粒形の大小あるいは比重の関係で
、玄米は揺動選別板１６の横方向の揺上側１６ｃに偏流
し、籾米は揺下側１６ｄに偏流し、その中間に、分離さ
れない混合米が偏流し。

玄米、混合米及び籾米の３種類に選別され、これらの穀
粒は、揺動選別板１６の縦方向の排出側１６ｂに玄米仕
切板１９及び籾仕切板２０で仕切られて、玄米は玄米取
出部２１．玄米流路３０．玄米エレベータ２９を経て機
外に取り出され、また、混合米はは混合米取出部２２．
摺落米流路３４゜混合米エレベータ３１を経由して、再
度揺動選別板１６に供給されて再選別をされ、また、籾
米は籾取出部２３．籾米流路（図示省略）、張込エレベ
ータ２６を経由して、再度脱ぷ部１に還元されて、脱ぷ
作用を受けるものである。

上述のようにして、通常の籾摺選別作業が行われるので
あるが、籾米に青米や屑米が多く混じっている場合には
、摺落米切替弁５０を縦型穀粒選別装置３８側に流れる
ように切替える。すると、摺落後の混合米は、連通路５
１を経て縦型穀粒選別装ｒｎ３８の供給ホッパ５２に供
給される。次いで、供給ホッパ５２から流下した混合米
は流下して、選別網筒４３および揚穀ラセン筒４２の下
部に供給され、揚穀ラセン筒４２により揚穀される過程
で、揚穀ラセン筒４２のラセン部の遠心力により、小米
・青米及び屑米は選別網筒４３の選別孔から漏下して、
選別網筒４３の外周に構成した小粒選別室４５に流入し
、揚穀ラセン筒４２と反対方向へ回転している選別網筒
４３の下部の小粒掻出片４６で、機外に取り出され、ま
た、揚穀ラセン筒４２で上方に搬送された大粒の籾米及
び精粒の玄米は、大粒掻出片４７により掻き出され、大
粒取出室４８．大粒流路４９．摺落米流路３４を経由し
て混合米エレベータ３１に供給されて。

混合米エレベータ３１から分配樋２４及び分配部２５を
経て揺動選別板１６に供給されて選別される。

このように、摺落後の混合米が縦型穀粒選別装置３８を
経て、小米・青米及び屑米を除去された後に、揺動選別
板１６に供給される構成であるので、揺動選別板１６に
供給される混合米の量を少なくすることができて、揺動
選別板１６での選別負荷を軽減することができるもので
ある。

また、砒受樋１３から枇流路３５に流下した砒は、糧切
替弁３６を機外排出側に切替でおくと、砒切替弁３６を
経由して機外に排出され、また、枡の多い場合には、砒
切替弁３６を張込エレベータ２６側に切替でおくと、張
込エレベータ２６から再度脱ぷ部１に供給されて、再度
の脱ぷ作用を受けることができて、机内の未熟玄米を有
効に回収することができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、切
断側面図、第２図は、正面図、第３図は、斜視図、第４
図は、切断側面図、第５図および第６図は、斜視図、第
７図は、正面図である。 符号の説明 １、脱ぷ部　　　　　　２．風選部 ３、揺動式混合米選別部 ４、機体 ４ｂ、第２側面 ５、籾ホッパ ７、脱ぷ室 ９、圧風唐箕 １、摺落米風選路 ３、机受樋 ５、排塵筒 ６ａ、供給側 ６ｃ、揺上側 ７、供給口 ９、玄米仕切板 ４ａ、第１側面 ４ｃ、第３側面 ６、脱ぷロール ８、風選ケース １０、摺落米受室 １２、摺落米受樋 １４、排塵ファン １６、揺動選別板 １６ｂ、排出側 １６ｄ、揺下側 １８、受樋 ２０、籾仕切板 ２１、玄米取出部 ２３、籾取出部 ２５、分配部 ２６ａ、投げ出し口部 ２７、張込ホッパ ２９、玄米エレベータ ３１、混合米エレベータ ３２、ホッパ ３４、摺落米流路 ３６、糧切替弁 ３８、縦型穀粒選別装置 ３９、選別ケース ４１、歯車箱 ４３、選別網筒 ４５、小粒選別室 ４７、大粒掻出片 ４９、大粒流路 ５１、連通路 ２２、混合米取出部 ２４、分配樋 ２６、張込エレベータ ２６ｂ、流入口部 ２８、供給筒 ３０、玄米流路 ３３、混合米ホッパ ３５、砒流路 ３７、排出流路 ４０゜ ４２゜ ４４゜ ４６゜ ４８゜ ５０゜ ５２゜ モータ 揚穀ラセン筒 伝動装置 小粒掻出片 大粒取出室 摺落米切替弁 供給ホッパ 代表者水田栄久 第１図 第２図 λ／ 第４図 第６図 第５図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕脱ぷ部１、脱ぷ部１からの摺落米を風選する風選
   部２及び風選部２での風選後の摺落米を選別する揺動式
   混合米選別部３を、上方から下方に順次配置し、これら
   の脱ぷ部１、風選部２及び揺動式混合米選別部３の周囲
   における風選部２の粃受樋１３の近傍に、張込エレベー
   タ２６を設け、風選部２の粃受樋１３を張込エレベータ
   ２６に連通してなる籾摺選別機。