JPH03117098A - 設備機器制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビルディング等の建築物における空気調和装置
、照明等の設備を制御する設備機器制御システムに係わ
り、特に各使用場所での状況に応じた設定を可能とした
設備機器制御システムに関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の設備機器制御システムは、例えばビルデ
ィング等の建築物（以下、ビルという）における空気調
和装置、照明等の設備を制御するものとして使用されて
いる。

第４図は、上述した従来の設備機器制御システムの一例
を示すブロック図である。

第４図に示す設備機器制御システムは、中央制御部４１
と、通信制御部４２と、伝送路４３と、端末制御装置４
４と、端末−器４５とを備えている。

端末機器４５は、室内環境を維持する空気調和装置、照
明等の設備機器を示している。端末制御装置４４は、端
末機器４５とのインターフェースの送受信を司る装置で
ある。端末制御装置４４は、伝送路４３を介して通信制
御部４２に接続されている。通信制御部４２は、中央制
御部４１に接続されている。中央制御部４１は、各種制
御や運用者とのマンマシーンインターフェースを実行す
るものである。

このような設備機器制御システムよれば、ビルディング
の入居者からの端末制御装置４４の操作要求は、電話等
の連絡手段によって中央制御部４１の設置されているセ
ンターの運用者に連絡される。運用者は、この連絡を受
けると、中央制御部４１のマンマシーンインターフェー
スにヨリ変更操作を行う。これにより、入居者の要求を
満足させていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上述した従来の設備機器制御システムに
よれば、ビルの入居者からの暑い、寒いという温度変更
、あるいは照明・空気調和機のオン・オフ等のタイムス
ケージニル時間延長などというそのゾーン特有な操作は
、全て中央制御部４１のマンマシーンインターフェース
ヲ介シて行つ必要があった。このため、運用者を中央制
御部４１が設置されているセンターに常駐させておく必
要があり、また入居者は端末機器の操作をする必要が発
生するたびに、電話等の連絡手段により運用者に連絡し
、運用者をして中央制御部４１のマンマシーンインター
フェースの操作をさせなければならないという欠点があ
った。

本発明は、上述した欠点を解消するためになされたもの
で、各使用場所での特有な運用条件をその場所で操作可
能とした設備機器制御システムを提供することを目的と
する。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の設備機器制御システムは、マンマシーン機能、
監視機能、データ収集機能等を実行する中央制御部と、
建築物内の各ゾーンごとの状態を表示する表示部および
必要、な操作データを入力する入力部を備えた地域設定
器と、この地域設定器からの操作データおよび中央制御
部からの制御指示を基に端末機器の動作を制御しかつ端
末機器の状態を取り込み、このデータを地域設定器およ
び中央制御部に送る端末制御装置とを備えたものである
。

本発明は、ビルの各ゾーンに配置された地域設定器によ
り、入居者自身で運転指示、温度調節、タイムスケ−ジ
ュール変更等の操作が可能となり、かつ地域設定器にビ
ル情報等のデータを表示することができる。したがって
、本発明によれば、運用者が常時センターに常駐する必
要がないため、大きな省力化ができる。

〔実施例〕

次に、本発明を図面を参照して説明する。

第１図乃至第３図は本発明の詳細な説明するためのもの
である。このうち、第１図は本発明の実施例を示す全体
構成図である。

第１図に示す設備機器制御システムは、中央制御部１１
と、主伝送路１２と、通信制御部１３と、副伝送路１４
と、端末制御装置１５と、地域設定器１６と、端末機器
１７と、伝送路１８とを備えている。

中央制御部１１は、マンマシーン機能、監視機能、デー
タ収集機能等を実行するようになっており、運用者によ
るデータの人力ができ、かつデータの表示が自由にでき
るようになっている。中央制御部１１は、主伝送路１２
を介して通信制御部１３に接続されている。通信制御部
１３は副伝送路１４を介して端末制御装置１５に接続さ
れており、中央制御部１１と端末制御装置１５との間で
データの送受信ができるようになっている。端末制御装
置１５には、伝送路１８を介して地域設定器１６と、端
末機器１７とが接続されている。地域設定器１６には、
そのゾーンの環境を維持するための空気調和機、照明等
の端末機器１７が接続されているとともに、入居者によ
る操作データの入力ができるようになっている。

第２図は、端末制御装置１５の詳細を示すブロック図で
ある。

第２図に示す端末制御装置１５は、次のように構成され
ている。すなわち、主制御部２１は、伝送路２６および
インターフェース部２２を介して端末機器１７に接続さ
れている。また、主制御部２１には、伝送路２４を介し
て地域設定器１６が接続されている。地域設定器１６は
、タッチパネル等で構成された入力部と、液晶等で構成
された表示部とを含み、入居者に対する端末機器１７の
状態や一般のビル情報のデータ出力を表示部を通じて行
い、また入居者による端末機器１７のオン・オフ等の運
転指令およびタイムスケジュール等の変更データの人力
部を通じて入力が行えるようになっている。

第３図は、同実施例で使用される地域設定器１６の構成
例を示すブロック図である。

第３図に示す地域設定器１６は、処理装置（ＣＰＵ）３
１と、固定メモリ３２と、可変メモリ３３と、表示部３
４と、人力部３５と、端末制御装置１５の主制御部２１
に接続するためのインターフェース部３６と、パスライ
ン３７と、表示制御部３８とを含んで構成されている。

表示部３４は、液晶やプラズマを利用した表示装置であ
る。入力部３５は、タッチパネル等の入力装置である。

固定メモリ３２には、所定の命令および制御データをＣ
ＰＵ３１が解読して実行し、入力部３５からの入力デー
タをインターフェース部３６を介して端末制御装置１５
の主制御部２１に送信したり、端末制御装置１５の主制
御部２１からのデータを表示部３４に表示したりできる
ようになっている。

このように構成された実施例の作用を説明する。

地域設定器１６の表示部３４には、端末制御装置１５の
状態や中央制御部１１から送られたデータが表示されて
いる。また、端末制御装置１５には、中央制御部１１か
らそのゾーンの標準的な運転スケジュール等が送られて
おり、端末制御装置１５は、これら情報に基づいて端末
機器１７を運転を制御している。このような状態で、そ
のゾーンにいるビル入居者が異なった運転を要求した際
に、入居者は、入力部３５を介して所定の運転データを
ＣＰＵ３１に入力する。これにより、ＣＰＵ３１は、端
末制御装置１５の主制御部２１にそのデータを与える。

したがって、端末制御装置１５は、端末機器１７をこの
操作データに従って制御する。この際に、端末機器１７
の状態は端末制御装置１５で収集され、主制御部２１を
介して地域設定器１６のＣＰＵ３１に与えられる。この
結果、ＣＰＵ３１は、表示部３４に端末機器１７の状態
を表示する。

このように本実施例は、ビルの各ゾーンに配置されてい
る地域設定器１６により、入居者自身がそのゾーンに関
連する空気調和機、照明等の端末機器１７の運転を指示
し、温度調節、タイムスケジュール変更等のデータを表
示することが可能となった。これにより、本実施例は、
入居者自身が最も快適と感じる室内環境を得ることがで
き、中央制御部１１の設置しであるセンターに運用者を
常駐させる必要がなくなった。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、地域設定器により
端末機器に対する各種の設定ができ、かつ端末機器の状
態を表示できるので、各ゾーンに最適な状態に設定でき
るとともに、運用者の常駐性が不要となるので省力化で
きるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は同
実施例の端末制御装置を示すブロック図、第３図は同実
施例の地域設定器を示すブロック図、第４図は従来の設
備機器制御システムを示すブロック図である。 １１・・・・・・中央制御部、１５・・・・・・端末制
御装置、１６・・・・・・地域設定器、１７・・・・・
・端末機器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　マンマシーン機能、監視機能、データ収集機能等を実
   行する中央制御部と、 建築物内の各ゾーンごとの状態を表示する表示部および
   必要な操作データを入力する入力部を備えた地域設定器
   と、 この地域設定器からの操作データおよび中央制御部から
   の制御指示を基に端末機器の動作を制御しかつ端末機器
   の状態を取り込み、前記データを前記地域設定器および
   中央制御部に送る端末制御装置 とを具備することを特徴とする設備機器制御システム。