JPH03116321A - 書式定義作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、予め定義された書式と出力データとを合成印
刷する機能を有する日本語プリンタを備えた情報処理シ
ステムに関し、特に書式定義の作成装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の書式定義は、プログラムＦＯＲＭＥＸ等
の如き帳票設計支援ソフトウェアを使用し、印刷する文
字領域５図形領域、罫線の開始位置、線種、線幅等の具
体的な内容を書式制御情報によって直接に記述すること
により５作成されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来は上述したようにして書式定義を作成していたが、
作成された書式定義は書式を具体的に定義したものであ
るので、その書式により印刷する限りにおいては問題は
ないが、線種のみ等その一部を変更した書式によって印
刷を行う場合には、帳票設計支援ソフトウェアを使用し
て改めて最初から書式の定義を行わなければならず、修
正に多くの時間を要する。定義ミスが発生し易い等の問
題点があった。

本発明はこのような従来の問題点を解決したものであり
、その目的は、書式の一部の変更が簡単に行えるような
方法で書式定義を作成する書式定義作成装置を提供する
ことにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記の目的を達成するために、書式定義ファイ
ルの内容で規定された書式と出力データとを合成印刷す
る機能を有する日本語プリンタを備えた情報処理システ
ムにおける書式定義作成装置を、変数を含む書式制御情
報で記述された書式情報ファイルを作成する書式情報フ
ァイル作成手段と、この書式情報ファイル作成手段で作
成された書式情報ファイルを記憶する書式情報ファイル
記憶手段と、この書式情報ファイル記憶手段に記憶され
た書式情報ファイル中の各変数を、別途入力された実際
値に置き換えることにより書式定義ファイルを作成する
書式定義ファイル作成手段と、この書式定義ファイル作
成手段で作成された書式定義ファイルを記憶する書式定
義ファイル記憶手段とで構成している。

〔作用〕

本発明の書式定義作成装置においては、書式情報ファイ
ル作成手段が、変数を含む書式制御情報で記述された書
式情報ファイルを作成し、この作成された書式情報ファ
イルを書式情報ファイル記憶手段が記憶する。その後、
書式定義ファイル作成手段が、書式情報ファイル記憶手
段に記憶された書式情報ファイル中の各変数を、別途入
力された実際値に置き換えることにより書式の内容を具
体的に定義した書式定義ファイルを作成し、書式定義フ
ァイル記憶手段がその作成された書式定義ファイルを記
憶する。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図を参照すると、本発明の書式定義作成装置の一実
施例を具備した情報処理システムは、キーボードの如き
入力手段１と、書式情報ファイル作成手段２と、書式情
報ファイル３を格納する書式情報ファイル記憶手段４と
、補助記憶装置５ａ。

入力手段５ｂおよび表示手段５Ｃを有する入出力装置５
と、書式定義ファイル作成手段６と、書式定義ファイル
７を格納する書式定義ファイル記憶手段８と、ライタ９
と、書式と出力データとの合成印刷機能を有する日本語
プリンタ１０とを有している。

書式情報ファイル作成手段２は、入力手段１から入力さ
れる変数を含む書式制御情報によって書式定義の内容の
一部を変数化した書式情報ファイル３を作成して書式情
報ファイル記憶手段４に出力する手段である。一般に、
日本語プリンタ１０の印刷時に使う書式では、どの部分
を文字領域。

図形領域とするか、罫線の開始位置をどこにするか、線
種はどのような種類か、線幅はどのような値かといった
各種の内容を具体的に指定するが、書式情報ファイル作
成手段２の段階では、そのような具体的な内容まで踏み
込まず、その大まかな書式の内容だけを規定する。即ち
、文字領域や図形領域を指定する場合には具体的にどの
部分を文字領域や図形領域とするかについての位置情報
は変数で記述し、同様に線種や線幅等も変数で記述した
四式情報ファイル３を作成する。

他方、書式定義ファイル作成手段６は、書式１青報フア
イル３中の各変数を、別途入力された実際値に置き換え
ることにより、予定された文字領域や図形領域の具体的
な位置や、線種、線幅の具体的な内容を規定した書式定
義ファイル７を作成し、これを書式定義ファイル記憶手
段８に出力する手段である。実際値の与え方としては、
各種考えられるが、本実施例では、日本語プリンタ１ｏ
に印字すべきデータを記憶している補助記憶装置５ａに
その実際値を併せて記憶させており、そこから読み出し
た実際値と印字すべきデータとの内、実際値を書式定義
ファイル作成手段６に与え、印字すべきデータをライタ
９に与えるようにしている。

なお、ライタ９は書式定義ファイル記憶手段８に記憶さ
れた書式定義ファイル７で規定された書式で補助記憶装
置５ａから送られてきたデータが印刷されるように日本
語プリンタ１０を制御するものであり、従来と同様なも
のである。

本実施例は上述したような構成を有するため、書式情報
ファイル作成手段２によって予め書式情報ファイル３を
作成して書式情報ファイル記憶手段４に記憶させておけ
ば、後は、書式情報ファイル３の各変数の実際値と印字
すべきデータとを補助記憶装置５ａに準備して入力手段
５ｂから直接に或いは表示手段５Ｃの画面を通じて書式
定義作成の指示と印刷開始の指示とを出せば、書式定義
ファイル作成手段６によって書式情報ファイル３の内容
と補助記憶装置５ａから読み出された実際値とから具体
的な書式を定義した書式定義ファイル７が自動的に作成
されて書式定義ファイル記憶手段８に記憶され、その後
、ライタ９および日本語プリンタ１０によって、補助記
憶装置５ａから読み出された印字すべきデータが書式定
義ファイル７で定義された書式に従って用紙等に印刷さ
れることになる。また、同じ利用者あるいは別の利用者
が、会式情報ファイル３でカバーし得る変更範囲内の別
の書式にて印刷を行いたい場合には、それに合致した実
際値を併せ持つ印字データを補助記憶装置５ａに準備し
て指示を与えれば、上述と同様にして所望の書式で印刷
を行うことができる。なお、−旦作成された書式定義フ
ァイル７は書式定義ファイル記憶手段８に保存されてい
るので、同じ書式で済む場合には書式定義ファイル作成
手段６を起動することなく、作成済の書式定義ファイル
７を使用して直ちに印刷を行うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の書式定義作成装置におい
ては、書式の内容を具体的に記述した書式定義を直接に
作成するのではなく、変数を含む書式制御情報によって
、罫線の開始位置等を変数にした言わば可変の書式定義
ファイルである書式情報ファイルを作成し、その後、書
式情報ファイル中の各変数を実際値に置き換えることに
より所望の書式の内容を具体的に定義した書式定義ファ
イルを作成するので、−度書式情報フアイルを作成して
おけば、後は与える実際値を変更するだけで、書式の一
部を変更した各種の書式定義ファイルを節単に作成する
ことができる効果がある。また、実際値を変更するだけ
で良（、全ての書式定義を最初から作り直す必要がない
ので、定義ミス等を少なくすることができる効果もある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図である。 図において、 １・・・入力手段 ２・・・書式情報ファイル作成手段 ３・・・書式情報ファイル ４・・・書式情報ファイル記憶手段 ５・・・入出力装置 ５ａ・・・実際値および印字すべきデータを記憶する補
助記憶装置 ５ｂ・・・入力手段 ５ｃ・・・表示手段 ６・・・書式定義ファイル作成手段 ７・・・書式定義ファイル ８・・・書式定義ファイル記憶手段 ９・・・ライタ １０・・・日本語プリンタ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 書式定義ファイルの内容で規定された書式と出力データ
   とを合成印刷する機能を有する日本語プリンタを備えた
   情報処理システムにおける書式定義作成装置において、 変数を含む書式制御情報で記述された書式情報ファイル
   を作成する書式情報ファイル作成手段と、該書式情報フ
   ァイル作成手段で作成された書式情報ファイルを記憶す
   る書式情報ファイル記憶手段と、 該書式情報ファイル記憶手段に記憶された書式情報ファ
   イル中の各変数を、別途入力された実際値に置き換える
   ことにより書式定義ファイルを作成する書式定義ファイ
   ル作成手段と、 該書式定義ファイル作成手段で作成された書式定義ファ
   イルを記憶する書式定義ファイル記憶手段とを有するこ
   とを特徴とする書式定義作成装置。