JPH0311565B2 - - Google Patents
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- JPH0311565B2 JPH0311565B2 JP57027810A JP2781082A JPH0311565B2 JP H0311565 B2 JPH0311565 B2 JP H0311565B2 JP 57027810 A JP57027810 A JP 57027810A JP 2781082 A JP2781082 A JP 2781082A JP H0311565 B2 JPH0311565 B2 JP H0311565B2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 7
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- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 3
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- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/38—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
- G06F7/48—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
- G06F7/544—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices for evaluating functions by calculation
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- Mathematical Optimization (AREA)
- Pure & Applied Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
〔発明の技術分野〕
本発明は一定単位でサンプリングされたデータ
に対して1サンプリング単位前またはそれ以前の
出力データの関数として表わされるデータを出力
する演算装置に関する。 〔発明の技術的背景〕 この種の演算装置の一つにデジタル・フイルタ
がある。第1図は2次の巡回型デジタル・フイル
タの原理を模式的に示すもので、出力y(t)は y(t)=x(t)−b1・y(t−1) −b2・y(t−2) ただし t=0,1,2…… として表現される。なお図中TDはサンプリング
周期に対応した遅延時間を示すものである。第2
図は第1図の模式図をデジタル回路で実現した従
来の巡回型デジタル・フイルタの構成を示すブロ
ツク図である。図中、11は各種変数が格納され
るレジスタフアイル(記憶部)である。上記変数
としては周期的にサンプリングされた入力データ
x(n)、前回出力データy(n−1)、前々回出力
データy(n−2)、これらのデータx(n),y
(n−1),y(n−2)に基づいて得られる今回
出力データy(n)である。12は係数、定数が
あらかじめ格納されている記憶部たとえばROM
(Read Only Memory)である。これらレジス
タフアイル11およびRON12に対するアドレ
ス情報は制御記憶13から各サンプリング周期毎
に一定の順序で繰り返し与えられるようになつて
いる。14はレジスタフアイル11の出力と
ROM12の出力との乗算を行なう乗算器(以
下、MPYと称する)、15は加算器(以下、
ADDと称する)である。ADD15はMPY14
の出力と後述するセレクタ17の出力との加算を
行なう。16はADD15の出力の一時保持用レ
ジスタであるアキユムレータ(以下、ACCと称
する)である。ACC16の出力はセレクタ17
に供給されると共に、各サンプリング周期毎に該
当周期の出力データすなわち今回出力データy
(n)として外部に出力される。セレクタ17は
制御記憶13の制御によつてACC16の出力ま
たは固定値「0」のいずれか一方をADD15に
選択出力する。18もセレクタである。セレクタ
18は周期的にサンプリングされた入力データx
(n)またはADD15の出力における今回出力デ
ータy(n)のいずれか一方を、制御記憶13の
制御によつてレジスタフアイル11に選択出力す
る。 このようなデジタル・フイルタでは、制御記憶
13の制御により、第3図に示されるフローチヤ
ートに従つた手順で演算処理が行なわれる。すな
わち、各サンプリング周期では、まず新しくサン
プリングされた入力データx(n)がセレクタ1
8から選択され、レジスタフアイル11のアドレ
ス“00”に格納される(処理A)。この時点でレ
ジスタフアイル11のアドレス“10”には前回出
力データy(n−1)が、同じくアドレス“11”
には前々回出力データy(n−2)が格納されて
おり、入力データx(n)が格納されることによ
り今回出力データy(n)を算出する準備が整う。
そして、制御記憶13の制御により、レジスタフ
アイル11およびROM12に対するアドレス指
定などが行なわれ、MPY14,ADD15を用い
て第3図に示される如く処理Bが行なわれる。そ
して、処理Bの最後の演算で求められたACC1
6の内容が今回出力データy(n)として外部に
出力される。 ところで、上述の演算が行なわれるサンプリン
グ周期nにおける今回出力データy(n)、前回出
力データy(n−1)は、次のサンプリング周期
n+1の時点ではそれぞれ前回出力データy(n
−1)、前々回出力データy(n−2)となる。し
かし、制御記憶(のマイクロプログラム)13は
例えば前回出力データy(n−1)を用いた演算
制御を行なう場合、レジスタフアイル11に対し
て固定のアドレス“10”を出力するので、次のサ
ンプリング周期n+1では前回出力データy(n
−1)でなく前々回出力データy(n−2)を用
いた演算が行なわれる不都合が生じる。そこで、
従来のデジタル・フイルタでは第3図のフローチ
ヤートの処理Cに示されるように、或るサンプリ
ング周期nにおける演算処理が終了した後、次の
サンプリング周期n+1における演算処理が開始
される前に出力データの移動を行なう処理が必要
であつた。すなわち処理Cではレジスタフアイル
11のアドレス“10”に格納されているデータy
(n−1)がこのレジスタフアイル11のアドレ
ス“11”に移される。これにより前回出力データ
y(n−1)は次のサンプリング周期n+1にお
いて前々回出力データy(n−2)として処理さ
れる。同じくレジスタフアイル11のアドレス
“01”に格納されたデータy(n)はこのレジスタ
フアイル11のアドレス“10”に移される。これ
により今回出力データy(n)は次のサンプリン
グ周期n+1において前回出力データy(n−1)
として処理される。 〔背景技術の問題点〕 このように従来のデジタル・フイルタでは、各
サンプリング周期毎にレジスタフアイル(記憶
部)におけるデータ移動処理が必要となるため、
処理速度が低下する欠点があつた。これは、上述
した前回出力データ、前々回出力データのほかに
更にそれ以前の多種類の出力データを必要とする
デジタル・フイルタの場合に一層顕著となり問題
であつた。 〔発明の目的〕 本発明は上記事情に鑑みてなされたものでその
目的は、少量のハードウエアを付加するだけで処
理速度が著しく向上する演算装置を提供すること
にある。 〔発明の概要〕 一定単位でサンプリングされたデータに対して
1サンプリング単位前またはそれ以前の出力デー
タの関数として表わされるデータを出力する演算
装置において、Nサンプリング単位前までの出力
データが少なくとも格納される記憶部をアクセス
するために第1種アドレス情報を出力する機能を
有する制御記憶であつて、Nサンプリング前の出
力データを上記記憶部から読み出す場合および現
サンプリング単位で得られる出力データを上記記
憶部に格納する場合に同一の第1種アドレス情報
を出力する制御記憶と、サンプリング回数がN回
となる毎に一巡する正規化サンプリング単位情報
TNORを各サンプリング単位毎に発生する制御情
報発生回路と、この制御情報発生回路で発生され
る上記正規化サンプリング単位情報TNORおよび
上記制御記憶から出力される上記第1種アドレス
情報から上記記憶部を実際にアクセスするための
第2種アドレス情報を発生して上記記憶部に出力
するアドレス変換部を設け、上記制御記憶から1
乃至Nサンプリング単位前までの出力データの一
つであるi(iは1〜Nのいずれか)サンプリン
グ単位前の出力データをアクセスするための第1
種アドレス情報が出力された場合に、上記アドレ
ス変換部により、当該第1種アドレス情報を前回
のサンプリング単位におけるi−1サンプリング
単位前の出力データの格納先アドレスに変換して
第2種アドレス情報として上記記憶部に出力する
ことによつて、各サンプリング単位毎にNサンプ
リング単位前までの出力データを所定のアドレス
位置に移動する処理を行なうことなしに所望のサ
ンプリング前の出力データを用いた演算が行なえ
るようにしたものである。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。なお、本実施例は演算装置が2次の巡回型
デジタル・フイルタの場合であり、第1図と同一
部分には同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。図中、21は制御記憶である。制御記憶21
は基本的に第1図の制御記憶13と同様の制御機
能を有している。制御記憶21の制御記憶13と
異なる点は次の点にある。すなわち第1図の制御
記憶13では、前々回出力データ(2サンプリン
グ単位前の出力データ)y(n−2)を読み出す
場合にアドレス“11”が出力され、今回出力デー
タ(現サンプリング単位の出力データ)y(n)
を格納する場合にアドレス“01”が出力されるよ
うになつている。これに対し制御記憶21では、
上記いずれの場合にもアドレス“11”が出力され
るようになつている。また、制御記憶21は後述
するように第3図のフローチヤートで示されてい
る処理Cのようなデータ移動の処理ステツプを有
していない。なお、レジスタフアイル11をアク
セスする場合に制御記憶21から出力される2ビ
ツトのアドレス(第1種アドレス情報)をCS0-1
とする。CS0は上位アドレス、CS1は下位アドレ
スである。 22は組合せ部である。組合せ部22はサンプ
リング周期(サンプリング単位)を与えるクロツ
ク信号CLKに基づいてサンプリング回数に対応
する正規化サンプリング単位情報TNORを発生し、
この情報TNORおよび制御記憶21から出力され
るアドレスCS0-1を組合せてレジスタフアイル1
1を実際にアクセスするための2ビツト構成のア
ドレス(第2種アドレス情報)ADRS0-1をレジ
スタフアイル11に出力するようになつている。
組合せ部22は第5図に示されるように、初期状
態において例えばリセツトされているT型フリツ
プフロツプ(以下、F/Fと称する)31とアド
レス変換部32とから構成されている。F/F3
1上記クロツク信号CLKをクロツク入力とし、
1サンプリング周期毎にセツト,リセツトを繰り
返す。F/F31のセツト/リセツト出力は正規
化サンプリング単位情報TNORとしてアドレス変
換部32に出力される。アドレス変換部32はイ
ンバータ33、イクスクルーシブ・オアゲート
(以下、EX−ORと称する)34、アンドゲート
35,36およびオアゲート37を有しており、
制御記憶21から出力されるアドレスCS0-1およ
びF/F31から出力される正規化サンプリング
単位情報TNORに基づいてアドレスADRS0-1を出
力する。第5図の構成から明らかなように、
ADRS0,ADRS1は下記式で示される。 ADRS0=CS0 ADRS1=0・CS1+CS0・(CS1TNOR) したがつて、サンプリング回数をT(T=0,
1,2…)とすると、T,TNOR,CS0-1と
ADRS0-1との関係は下記表に示される通りとな
る。この表から明らかなように、本実施例によれ
ば、
に対して1サンプリング単位前またはそれ以前の
出力データの関数として表わされるデータを出力
する演算装置に関する。 〔発明の技術的背景〕 この種の演算装置の一つにデジタル・フイルタ
がある。第1図は2次の巡回型デジタル・フイル
タの原理を模式的に示すもので、出力y(t)は y(t)=x(t)−b1・y(t−1) −b2・y(t−2) ただし t=0,1,2…… として表現される。なお図中TDはサンプリング
周期に対応した遅延時間を示すものである。第2
図は第1図の模式図をデジタル回路で実現した従
来の巡回型デジタル・フイルタの構成を示すブロ
ツク図である。図中、11は各種変数が格納され
るレジスタフアイル(記憶部)である。上記変数
としては周期的にサンプリングされた入力データ
x(n)、前回出力データy(n−1)、前々回出力
データy(n−2)、これらのデータx(n),y
(n−1),y(n−2)に基づいて得られる今回
出力データy(n)である。12は係数、定数が
あらかじめ格納されている記憶部たとえばROM
(Read Only Memory)である。これらレジス
タフアイル11およびRON12に対するアドレ
ス情報は制御記憶13から各サンプリング周期毎
に一定の順序で繰り返し与えられるようになつて
いる。14はレジスタフアイル11の出力と
ROM12の出力との乗算を行なう乗算器(以
下、MPYと称する)、15は加算器(以下、
ADDと称する)である。ADD15はMPY14
の出力と後述するセレクタ17の出力との加算を
行なう。16はADD15の出力の一時保持用レ
ジスタであるアキユムレータ(以下、ACCと称
する)である。ACC16の出力はセレクタ17
に供給されると共に、各サンプリング周期毎に該
当周期の出力データすなわち今回出力データy
(n)として外部に出力される。セレクタ17は
制御記憶13の制御によつてACC16の出力ま
たは固定値「0」のいずれか一方をADD15に
選択出力する。18もセレクタである。セレクタ
18は周期的にサンプリングされた入力データx
(n)またはADD15の出力における今回出力デ
ータy(n)のいずれか一方を、制御記憶13の
制御によつてレジスタフアイル11に選択出力す
る。 このようなデジタル・フイルタでは、制御記憶
13の制御により、第3図に示されるフローチヤ
ートに従つた手順で演算処理が行なわれる。すな
わち、各サンプリング周期では、まず新しくサン
プリングされた入力データx(n)がセレクタ1
8から選択され、レジスタフアイル11のアドレ
ス“00”に格納される(処理A)。この時点でレ
ジスタフアイル11のアドレス“10”には前回出
力データy(n−1)が、同じくアドレス“11”
には前々回出力データy(n−2)が格納されて
おり、入力データx(n)が格納されることによ
り今回出力データy(n)を算出する準備が整う。
そして、制御記憶13の制御により、レジスタフ
アイル11およびROM12に対するアドレス指
定などが行なわれ、MPY14,ADD15を用い
て第3図に示される如く処理Bが行なわれる。そ
して、処理Bの最後の演算で求められたACC1
6の内容が今回出力データy(n)として外部に
出力される。 ところで、上述の演算が行なわれるサンプリン
グ周期nにおける今回出力データy(n)、前回出
力データy(n−1)は、次のサンプリング周期
n+1の時点ではそれぞれ前回出力データy(n
−1)、前々回出力データy(n−2)となる。し
かし、制御記憶(のマイクロプログラム)13は
例えば前回出力データy(n−1)を用いた演算
制御を行なう場合、レジスタフアイル11に対し
て固定のアドレス“10”を出力するので、次のサ
ンプリング周期n+1では前回出力データy(n
−1)でなく前々回出力データy(n−2)を用
いた演算が行なわれる不都合が生じる。そこで、
従来のデジタル・フイルタでは第3図のフローチ
ヤートの処理Cに示されるように、或るサンプリ
ング周期nにおける演算処理が終了した後、次の
サンプリング周期n+1における演算処理が開始
される前に出力データの移動を行なう処理が必要
であつた。すなわち処理Cではレジスタフアイル
11のアドレス“10”に格納されているデータy
(n−1)がこのレジスタフアイル11のアドレ
ス“11”に移される。これにより前回出力データ
y(n−1)は次のサンプリング周期n+1にお
いて前々回出力データy(n−2)として処理さ
れる。同じくレジスタフアイル11のアドレス
“01”に格納されたデータy(n)はこのレジスタ
フアイル11のアドレス“10”に移される。これ
により今回出力データy(n)は次のサンプリン
グ周期n+1において前回出力データy(n−1)
として処理される。 〔背景技術の問題点〕 このように従来のデジタル・フイルタでは、各
サンプリング周期毎にレジスタフアイル(記憶
部)におけるデータ移動処理が必要となるため、
処理速度が低下する欠点があつた。これは、上述
した前回出力データ、前々回出力データのほかに
更にそれ以前の多種類の出力データを必要とする
デジタル・フイルタの場合に一層顕著となり問題
であつた。 〔発明の目的〕 本発明は上記事情に鑑みてなされたものでその
目的は、少量のハードウエアを付加するだけで処
理速度が著しく向上する演算装置を提供すること
にある。 〔発明の概要〕 一定単位でサンプリングされたデータに対して
1サンプリング単位前またはそれ以前の出力デー
タの関数として表わされるデータを出力する演算
装置において、Nサンプリング単位前までの出力
データが少なくとも格納される記憶部をアクセス
するために第1種アドレス情報を出力する機能を
有する制御記憶であつて、Nサンプリング前の出
力データを上記記憶部から読み出す場合および現
サンプリング単位で得られる出力データを上記記
憶部に格納する場合に同一の第1種アドレス情報
を出力する制御記憶と、サンプリング回数がN回
となる毎に一巡する正規化サンプリング単位情報
TNORを各サンプリング単位毎に発生する制御情
報発生回路と、この制御情報発生回路で発生され
る上記正規化サンプリング単位情報TNORおよび
上記制御記憶から出力される上記第1種アドレス
情報から上記記憶部を実際にアクセスするための
第2種アドレス情報を発生して上記記憶部に出力
するアドレス変換部を設け、上記制御記憶から1
乃至Nサンプリング単位前までの出力データの一
つであるi(iは1〜Nのいずれか)サンプリン
グ単位前の出力データをアクセスするための第1
種アドレス情報が出力された場合に、上記アドレ
ス変換部により、当該第1種アドレス情報を前回
のサンプリング単位におけるi−1サンプリング
単位前の出力データの格納先アドレスに変換して
第2種アドレス情報として上記記憶部に出力する
ことによつて、各サンプリング単位毎にNサンプ
リング単位前までの出力データを所定のアドレス
位置に移動する処理を行なうことなしに所望のサ
ンプリング前の出力データを用いた演算が行なえ
るようにしたものである。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。なお、本実施例は演算装置が2次の巡回型
デジタル・フイルタの場合であり、第1図と同一
部分には同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。図中、21は制御記憶である。制御記憶21
は基本的に第1図の制御記憶13と同様の制御機
能を有している。制御記憶21の制御記憶13と
異なる点は次の点にある。すなわち第1図の制御
記憶13では、前々回出力データ(2サンプリン
グ単位前の出力データ)y(n−2)を読み出す
場合にアドレス“11”が出力され、今回出力デー
タ(現サンプリング単位の出力データ)y(n)
を格納する場合にアドレス“01”が出力されるよ
うになつている。これに対し制御記憶21では、
上記いずれの場合にもアドレス“11”が出力され
るようになつている。また、制御記憶21は後述
するように第3図のフローチヤートで示されてい
る処理Cのようなデータ移動の処理ステツプを有
していない。なお、レジスタフアイル11をアク
セスする場合に制御記憶21から出力される2ビ
ツトのアドレス(第1種アドレス情報)をCS0-1
とする。CS0は上位アドレス、CS1は下位アドレ
スである。 22は組合せ部である。組合せ部22はサンプ
リング周期(サンプリング単位)を与えるクロツ
ク信号CLKに基づいてサンプリング回数に対応
する正規化サンプリング単位情報TNORを発生し、
この情報TNORおよび制御記憶21から出力され
るアドレスCS0-1を組合せてレジスタフアイル1
1を実際にアクセスするための2ビツト構成のア
ドレス(第2種アドレス情報)ADRS0-1をレジ
スタフアイル11に出力するようになつている。
組合せ部22は第5図に示されるように、初期状
態において例えばリセツトされているT型フリツ
プフロツプ(以下、F/Fと称する)31とアド
レス変換部32とから構成されている。F/F3
1上記クロツク信号CLKをクロツク入力とし、
1サンプリング周期毎にセツト,リセツトを繰り
返す。F/F31のセツト/リセツト出力は正規
化サンプリング単位情報TNORとしてアドレス変
換部32に出力される。アドレス変換部32はイ
ンバータ33、イクスクルーシブ・オアゲート
(以下、EX−ORと称する)34、アンドゲート
35,36およびオアゲート37を有しており、
制御記憶21から出力されるアドレスCS0-1およ
びF/F31から出力される正規化サンプリング
単位情報TNORに基づいてアドレスADRS0-1を出
力する。第5図の構成から明らかなように、
ADRS0,ADRS1は下記式で示される。 ADRS0=CS0 ADRS1=0・CS1+CS0・(CS1TNOR) したがつて、サンプリング回数をT(T=0,
1,2…)とすると、T,TNOR,CS0-1と
ADRS0-1との関係は下記表に示される通りとな
る。この表から明らかなように、本実施例によれ
ば、
以上詳述したように本発明の演算装置によれ
ば、少量のハードウエアを付加するだけで処理速
度が著しく向上する。
ば、少量のハードウエアを付加するだけで処理速
度が著しく向上する。
第1図は2次の巡回型デジタル・フイルタの原
理を示す図、第2図は従来のデジタル・フイルタ
の構成を示すブロツク図、第3図は従来例の動作
を説明するためのフローチヤート、第4図は本発
明の一実施例を示すブロツク図、第5図は上記実
施例における組合せ部の回路構成図、第6図は上
記実施例の動作を説明するためのフローチヤー
ト、第7図は本発明の他の実施例を示すものでア
ドレス変換部としてのROMの内容例を示す図で
ある。 11……レジスタフアイル(記憶部)、13,
21……制御記憶、17,18……セレクタ、2
2……組合せ部、31……T型フリツプフロツプ
(F/F,制御情報発生回路)、32……アドレス
変換部。
理を示す図、第2図は従来のデジタル・フイルタ
の構成を示すブロツク図、第3図は従来例の動作
を説明するためのフローチヤート、第4図は本発
明の一実施例を示すブロツク図、第5図は上記実
施例における組合せ部の回路構成図、第6図は上
記実施例の動作を説明するためのフローチヤー
ト、第7図は本発明の他の実施例を示すものでア
ドレス変換部としてのROMの内容例を示す図で
ある。 11……レジスタフアイル(記憶部)、13,
21……制御記憶、17,18……セレクタ、2
2……組合せ部、31……T型フリツプフロツプ
(F/F,制御情報発生回路)、32……アドレス
変換部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一定単位でサンプリングされた入力データに
対して1サンプリング単位前乃至Nサンプリング
単位前の各出力データの関数として表わされる今
回出力データを出力する演算装置において、 或るサンプリング単位における上記入力デー
タ、および上記1サンプリング単位前乃至Nサン
プリング単位前の各出力データ、および上記今回
出力データを格納するための記憶部と、 この記憶部に対する上記1サンプリング単位前
乃至Nサンプリング単位前の各出力データの書き
込みのための固定のN種の第1種アドレス情報、
上記入力データの書き込み並びに読み出しのため
の上記N種の第1種アドレス情報とは別の第1種
アドレス情報、および上記今回出力データの書き
込みのための上記Nサンプリング単位前の出力デ
ータの書き込み先と同一の第1種アドレス情報
を、あらかじめ定められた順序で出力する動作を
各サンプリング単位毎に繰り返すアドレス情報出
力手段と、 サンプリング回数がN回となる毎に一巡する正
規化サンプリング単位情報TNORを各サンプリン
グ単位毎に発生する制御情報発生手段と、 この制御情報発生手段から発生される上記正規
化サンプリング単位情報TNORおよび上記アドレ
ス情報出力手段から順次出力される上記第1種ア
ドレス情報を入力とし、この第1種アドレス情報
を上記記憶部をアクセスするための第2種アドレ
ス情報に変換するアドレス変換手段であつて、上
記アドレス情報出力手段から出力される上記第1
種アドレス情報が上記N種の第1種アドレス情報
に含まれる場合には、サンプリング回数がN回と
なる毎に同一の第1種アドレス情報に対する第2
種アドレス情報が一巡し、かつ上記N種のアドレ
ス情報に対する第2種アドレス情報の種類が各サ
ンプリング単位でN種となるように、上記N種の
第1種アドレス情報の一つを該一つのアドレス情
報を含む上記N種の第1種アドレス情報の一つに
変換して出力するアドレス変換手段と、 このアドレス変換手段から出力される上記第2
種アドレス情報で指定される上記記憶部のアドレ
ス位置の内容を用いて上記1サンプリング単位前
乃至Nサンプリング単位前の各出力データおよび
上記入力データから上記今回出力データを算出す
るための演算回路と を具備し、上記演算回路により上記今回出力デー
タが算出された場合には、同データを上記Nサン
プリング単位前の出力データが格納されていた上
記記憶部のアドレス位置に書き込むようにしたこ
とを特徴とする演算装置。 2 上記アドレス変換手段が、上記アドレス情報
出力手段から出力される上記第1種アドレス情報
および上記制御情報発生手段から発生される上記
正規化サンプリング単位情報TNORが連結された
情報をアドレス入力とし、その該当アドレス位置
から対応する上記第2種アドレス情報を出力する
ための固定記憶装置であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の演算装置。 3 ADRを上記N種の第1種アドレス情報の一
つ、Lを該アドレス情報のビツト長、およびnを
2n-1<N≦2nを満足する整数とした場合、上記ア
ドレス変換手段が上記ADRの上位(L−n)ビ
ツトと、{(ADRの下位nビツト/N)の剰余±
TNOR}の下位nビツトとの連結された情報をL
ビツトの上記第2種アドレス情報として出力する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の演
算装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2781082A JPS58144970A (ja) | 1982-02-23 | 1982-02-23 | 演算装置 |
US06/467,347 US4561065A (en) | 1982-02-23 | 1983-02-17 | Arithmetic processing device using sampled input data and several previous output data |
DE19833306306 DE3306306A1 (de) | 1982-02-23 | 1983-02-23 | Arithmetische verarbeitungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2781082A JPS58144970A (ja) | 1982-02-23 | 1982-02-23 | 演算装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58144970A JPS58144970A (ja) | 1983-08-29 |
JPH0311565B2 true JPH0311565B2 (ja) | 1991-02-18 |
Family
ID=12231327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2781082A Granted JPS58144970A (ja) | 1982-02-23 | 1982-02-23 | 演算装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58144970A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01245607A (ja) * | 1988-03-25 | 1989-09-29 | Ricoh Co Ltd | 合成型良限インパルス応答デジタルフィルタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54122952A (en) * | 1978-02-20 | 1979-09-22 | Philips Nv | Irregular quantizer pcm digital filter |
-
1982
- 1982-02-23 JP JP2781082A patent/JPS58144970A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54122952A (en) * | 1978-02-20 | 1979-09-22 | Philips Nv | Irregular quantizer pcm digital filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58144970A (ja) | 1983-08-29 |
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