JPH03115635A - 溶接方法および溶接物 - Google Patents

溶接方法および溶接物

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JPH03115635A
JPH03115635A JP25134889A JP25134889A JPH03115635A JP H03115635 A JPH03115635 A JP H03115635A JP 25134889 A JP25134889 A JP 25134889A JP 25134889 A JP25134889 A JP 25134889A JP H03115635 A JPH03115635 A JP H03115635A
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JP
Japan
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welding
joint
plate
welding rod
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JP25134889A
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English (en)
Inventor
Akira Kishi
明 岸
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶接方法および溶接物に係り、住宅の骨組み
等の接合部分に利用できる。
〔背景技術〕
従来より、住宅の骨組みの接合に溶接が利用されてきた
。例えば、第5図および第6図に示されるように、柱3
0の側面に設けられた仕口31に梁32を隅肉溶接して
、骨組みの組立が行われていた。
この隅肉溶接は、溶接棒を粱32の端面34に沿って直
線的に運行させて、仕口31の上面33と梁32の端面
34とがなす角部に隅肉溶接部35を形成する。この隅
肉溶接部35の溶着金属36を仕口31および梁32の
両方に対して所定の量だけ溶は込ませて溶接がなされて
いた。
(発明が解決しようとする課題) −IIに、溶接には、熟練した溶接工が必要とされ、こ
の熟練した溶接工の育成には、時間がかかる。また、熟
練した溶接工が一般に不足しているため、必要な人数の
熟練工の確保が困難となっている。このため、溶接の機
械化が要請されている。
一方、梁32の端面34は、本来、梁32の軸線方向に
対して垂直とされるべきであるが、製作上の誤差のため
に、正確には、端面34が傾斜した粱32が製造される
。この端面34の傾斜角度が僅かなものであっても、各
梁32によってそれぞれ異なるので、従来の隅肉溶接の
ように梁32の端面34に沿つて正確に溶接することが
、溶接工にとっては容易だが、溶接機械にとっては困難
となる。また、仕口31の」二面33と梁32の端面3
4との両方に溶着金属36を溶は込ますために、溶接棒
を上面33に対して約45°傾斜させて溶接すべきであ
る。しかし、柱30と梁32の端面34との距離がない
場合には、溶接棒が柱30に当たってしまうので、機械
溶接では、溶接棒の先端を端面34側に向けて傾斜させ
た姿勢で溶1妾が行えない。このため、機械で7容接す
ると、ン容着金属36が仕口31側に熔は込んでも、梁
32の端面34に十分溶は込まず、溶接が強度不足とな
ってしまうという問題があった。
また、従来のように溶接棒を梁32の端面34に沿って
直線的に運行させていたのでは、梁32の端面34の寸
法によって仕口31と梁32との重ね合わせの長さが決
まり、溶接長ひいては溶接強度が決まってしまう、この
ため、特に、一定の溶接条件で溶接を行う溶接機械では
、梁32の寸法が小さい上にン容接の強度が必要な際に
、十分な溶接の強度が得られないという問題があった。
本発明の目的は、機械化を可能とし、かつ、溶接強度を
保持できる溶接方法および)容接吻を提(Jjするにあ
る。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、住宅の骨組みをなす第】の部材に第2の部材
の板状部分を一部重ね合わせ、この板状部分のO:)1
部に沿って波形状に溶接棒を運行して、iTI記両部材
を互いに)8接する溶接方法およびこの/8接方法で二
つの部材を相互に78接して構成される溶接物である。
この際、第1の部材および第2の部材としては、例えば
、鋼管等からなる柱、溝形鋼等からなる梁、および、こ
れらの柱や梁を接合するための接合部材等が挙げられる
〔作用〕
このような本発明では、第1の部材に第2の部材の板状
部分を一部重ね合わせ、溶接棒を前記板状部分の端部に
沿って波形状に運行することにより、溶接によって形成
される溶着金属を第1の部材と第2の部材の板状部分と
にまたがって形成する。このため、溶接長が延長され、
第1の部材および第2の部材の板状部分の両方に対する
熔着金ヒの溶は込み長さ、ひいては全溶接量が増大する
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第4図に基づいて
説明する。
第1図および第2図には、本発明の第1実施例の溶接完
了後の状態および溶接開始前の状態が示され、第3図に
は、本実施例の溶接部分の断面が示されている。
これらの第1図および第2図において、四角筒形状の鋼
管等からなる柱10の一側面11には、第1の部材とし
ての溝形状の仕口12が配置され、この仕口12の溝形
状の背が図中手前側に向けられた状態で柱10に固着さ
れている。この仕口12の溝形状の背側に第2の部材と
しての溝形鋼等からなる梁13が嵌合されている。この
梁13の板状部分であるウェブ14およびフランジ15
A、 15Bが前記仕口12に一部重ね合わされている
この状態でウェブ14およびフランジ1.5A、 15
Bの端部に沿って溶接棒20を、第2図に示されるよう
に、運行軌跡22が波形状になるように運行して溶接を
行う。このように、仕口12と梁13とが溶接されて溶
接物1が形成される。
この際、溶接棒20が、第2図に示されるように、所定
の幅Wの内側で波形状に運行されるので、溶(妾棒20
の運行軌跡22を簡単な形状、例えば、正弦波状に設定
すればよい。また、運行軌跡22のピ。
チSおよび幅Wを接合棒20の径に応じて設定すればよ
く、例えば、ピンチSを溶接棒20の径の2倍以下にす
れば、仕口12と梁13との境界に78接継目23を連
続して形成できる。
次に、本実施例の作用を説明する。
前記仕口12の背側に梁13を嵌合させ、粱13が仕口
I2に重ね合わされた状態で、溶接棒20を梁13のウ
ェブ14およびフランジ15^115Bの端部に沿って
波形状に運行する。この溶接棒20の波形状の運行によ
って、第3図に示されるように、溶着金属21をウェブ
14と仕口12とにまたがって形成させる。
また、フランジ15A、 15Bについても同様に、こ
れらのフランジ15A、 15Bと仕口12とにまたが
って溶着金属21を形成させる。このようして、溶接長
を延長し、仕口12および梁13の板状部分の両方に対
する溶着金属21の溶は込み長さ、ひいては全溶接量を
増大させる。
前述のような実施例によれば、次のような効果がある。
ずなわち、梁13の端面が1頃斜していても、溶着金g
421を仕口12および梁13にまたがって形成させ、
i8着金属21を梁13側にも十分に溶は込ませるので
、溶接強度を保持することができる。さらに、仕口12
と粱13との重ね合わせの長さが短くとも、溶接長が延
長され、溶着金属21の溶は込み長さ、ひいては全溶接
量が増大されるので、溶接強度の増大が可能となり、十
分な溶接の強度が得られる。しかも溶接棒20を所定の
幅Wの内側で波形状に運行さσるだりでより、溶接棒2
0の運行軌跡22を節!1′Lな形状に設定できるので
、a械化が可能となる。
第4図には、本発明の第2実施例が示されている。本実
施例は、前記第1実施例における梁13のつLブ14お
よびフランジ15A、 15Bの端部に波形加工部16
が加えられただものである。この波形加工部16は、例
えば、長尺の溝形鋼等を所定寸法に切断して梁13を形
成する際に、溝形鋼の切断部において、切断線に沿って
所定間隔毎に孔を形成しておき、この孔の横切る面で溝
形鋼を切断して形成される。
このような本実施例においても前記第1実施例と同様な
作用、効果を奏することができる他、波形加工部16に
よって、さらに1容接の強度を増大できるという効果を
奏することができる。
なお、本発明は前述の各実施例に限定されるものではな
く、次に示すような変形等を含むものである。
すなわち、前記各実施例では、第1の部材および第2の
部材がそれぞれ柱10の仕口12および梁13とされた
が、これに限らず、例えば、両者とも梁でもよい。要す
るに、第1の部材および第2の部材は、住宅の骨組みを
なす柱、梁、および、これらの柱や梁を接合するための
接合部材等を接合する際に、これらの柱、梁および接合
部材等の中から第1の部材および第2の部材が設定され
、このように設定された第1の部材および第2の部材の
板状部分が一部重ね合わせ可能であればよい。
溶接棒20の運行軌跡22は、前記各実施例に示された
波形状に限らず、例えば、三角波、鋸歯状、方形波等の
波形状でもよい。要するに、溶接棒20を波形状に運行
して有効溶接長が延長できればよい 〔発明の効果〕 前述のように、本発明の溶接方法および溶接物によれば
、機械化を可能とし、溶接強度を保持することができる
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例の要部を示す
斜視図および側面図、第3図は第2図の■−■線におけ
る矢視断面図、第4図は本発明の第2実施例の要部を示
す側面図、第5図は従来例を示す斜視図、第6図は第5
図のVl −■線における矢視断面図である。 1・・・溶接物、12・・・第1の部材としての仕口?
 +3・・・第2の部材としての梁、14.15A、 
15B・・・板状部材、20・・・溶接棒、22・・・
溶接棒の波形状運行軌跡。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)住宅の骨組みをなす第1の部材に第2の部材の板
    状部分を一部重ね合わせ、この板状部分の端部に沿って
    波形状に溶接棒を運行して前記両部材を互いに溶接する
    溶接方法。(2)住宅の骨組みをなす第1の部材に第2
    の部材の板状部分が一部重ね合わされ、この板状部分の
    端部に沿って波形状に前記両部材が互いに溶接された溶
    接物。
JP25134889A 1989-09-26 1989-09-26 溶接方法および溶接物 Pending JPH03115635A (ja)

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JP25134889A JPH03115635A (ja) 1989-09-26 1989-09-26 溶接方法および溶接物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6754945B2 (en) * 2001-05-29 2004-06-29 Steven J. Fujan Method of forming a stress isolating joint on a dump body

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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