JPH0311529Y2 - - Google Patents

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JPH0311529Y2
JPH0311529Y2 JP1985035694U JP3569485U JPH0311529Y2 JP H0311529 Y2 JPH0311529 Y2 JP H0311529Y2 JP 1985035694 U JP1985035694 U JP 1985035694U JP 3569485 U JP3569485 U JP 3569485U JP H0311529 Y2 JPH0311529 Y2 JP H0311529Y2
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circuit
wick
self
holding circuit
extinguishing
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、消火時高温の燃焼部から蒸発する未
燃ガスの悪臭を除く為、未燃ガスが燃焼部に入る
前に吸引するフアンを消火後所定時間作動させる
臭気低減装置を有する芯上下式石油ストーブに関
する。
〈従来の技術〉 従来、消火後所定時間フアンが作動し、未燃ガ
スを吸い込む臭気低減装置に用いられていた電気
回路の一例を第5図bに示す。
回路は、3個のトランジスタTr1,Tr2,Tr3
5個の抵抗R1,R2,R3,R9,R10とからなるス
イツチ回路、コンデンサC1と抵抗R4からなるバ
ツクアツプ電源回路、及びコンパレータIC1とコ
ンデンサC2と4個の抵抗R5,R6,R7,R8とから
なるタイマー回路にて構成されており、該回路は
次の通り作動する。
先ず、芯の上下に伴い切換えられるスイツチ
SW1は、燃焼状態において第5図bに破線で示た
ように接点C−NO間が閉成状態となつており、
トランジスタTr3のベース端子にバイアスが印加
されないのでモータMは運転されず、バツクアツ
プ電源回路のコンデンサーC1に蓄電される。そ
して消火レバーの操作や感電装置の作動により芯
が下降するとスイツチSW1は図中実線で示したよ
うにC−NC間が閉成状態となる。するとバツク
アツプ電源回路のコンデンサC1が直流電源とな
つて抵抗R4,R2,R3に電流が流れトランジスタ
Tr2のベース端子にバイアスが印加されてトラン
ジスタTr2がONし、トランジスタTr2のONによ
りトランジスタTr1がONする。その結果トラン
ジスタTr3のベース端子にバイアスが印加されて
トランジスタTr3がONしてモータMが運転する
と同時にタイマー回路のコンデンサC2に蓄電が
開始される。そして時間経過と共にコンデンサ
C2に蓄電がなされ、所定時間経過後コンパレー
タIC1の−入力端子電圧が+入力端子電圧より高
くなると、コンパレータIC1の出力がHIGHレベ
ルからLOWレベルに反転し、トランジスタTr2
にバイアスが印加されなくなつてトランジスタ
Tr2がONからOFFに反転する。トランジスタ
Tr2のOFFによりトランジスタTr1がOFFにな
り、更にトランジスタTr1のOFFによつてトラン
ジスタTr3がOFFになり、モータMが停止する。
そしてコンデンサC2に蓄積された電荷は抵抗R8
R7及種々の抵抗を介して自然放電され次回の消
火に備えるものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 臭気低減装置に用いられる電気回路は高温にさ
らされたり、埃が吸着したり、或は使用者の過誤
等により破損する恐れがあり、従来用いられてい
た電気回路では万一電子部品が断線や短絡すると
最悪の場合第5図bに示すようストーブ燃焼中に
吸引装置が作動し、燃焼状態が悪化すると共に未
燃ガスが放出され続けるという事態が起こる恐れ
があつた。
本考案は、例え臭気低減装置の電気回路に異常
が起こつても決して燃焼中にフアンが作動したり
する事がないようにするものである。
〈問題点を解決する為の手段〉 臭気低減装置のスイツテ回路にモータと直列の
芯の上下に連動する補助スイツチを設けることに
よる。
〈作用〉 芯上下装置に連動する補助スイツチは、バツク
アツプ電源回路、タイマー回路の機能を妨げるこ
となく、芯が燃焼状態にある時、臭気低減装置の
モーターへの電源供給回路を遮断する。
〈実施例〉 以下、図面に示す実施例に従つて本考案を詳細
に設明する。
先ず、第1図は臭気低減装置を用いた芯上下式
ストーブの概略構造を示した斜視図であり、Mは
フアンを駆動するモーター、Aは電気回路基板、
Bは芯上下装置、4は芯外筒、6は油タンクであ
る。
第2図aは消火時における芯上下装置の操作部
断面を示しており、2は操作レバー、3は連動板
である。又、この状態における電気回路図を第2
図bに示す。
第3図aは、燃焼時における芯上下装置の断
面、bはその時の電気回路である。
以上で構成される臭気低減装置付ストーブは次
の通り作動する。
先ず、第2図aに示した状態から、芯上下装置
Bの操作レバー2を下方に押動すると連結機構
(図示せず)を介して芯5が上昇し、燃焼状態に
入るとともに該操作レバー2と連動する連結板3
が補助スイツチSW2の接点と接し第3図aに示し
た状態になり、その時の電気回路は第3図bに示
したように該補助スイツチSW2はOFFで、スイ
ツチSW1はC−NO間が閉成状態となりバツクア
ツプ電源回路のコンデンサC1に蓄電される。尚、
この時スイツチSW1が切替えられなかつたり、ト
ランジスタTr3が故障たとしても補助スイツチ
SW2にてモータMへの電源は遮断されている為、
吸引フアンが作動する事はない。次いで、この状
態から操作レバー2を上げ消火すると、第2図b
に示したように補助スイツチSW2はONとなると
共にスイツチSW1はC−NC間が閉成状態になる
ので、バツクアツプ電源回路のコンデンサC1
直流電源となつて抵抗R4,R2,R3に流れ、その
結果、トランジスタTr2,Tr1,Tr3がONとなり
モーターMが回転すると同時にタイマー回路のコ
ンデンサC2に蓄電が開始され、所定時間が経過
しコンパレータIC1の−入力端子電圧が+入力端
子電圧より高くなり、出力がHIGHレベルから
LOWレベルに反転するのに判なつてトランジス
タTr2,Tr1,Tr3が順次OFFになりモーターM
が停止し、元の待機状態に戻るものである。
尚、第4図は臭気低減装置の一例を示す動作説
明図である。
〈考案の効果〉 消火時における高温に熱せられ蒸発する未燃ガ
スの悪臭を低減させる臭気低減装置を有する石油
ストーブにおいて、芯が燃焼状態にある時モータ
ーへの電源供給回路にいて芯上下操作レバーと連
動するスイツチを遮断するので例え臭気低減装置
に異常がおこつても燃焼中にフアンモーターが誤
動作によつて回動することを防ぎ、燃焼を妨げた
り未燃ガスを連続的に排気することがなく、安全
性が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は臭気低減装置を有する石油ストーブの
一例を示す概略斜視図、第2図aは本考案に用い
られる芯上下装置の一例を示す消火時の断面図、
第2図bは消火時の電気回路図、第3図aは本考
案に用いられる芯上下装置の一例を示す燃焼時の
断面図、第3図bは燃焼時の電気回路図、第4図
は臭気低減装置の動作説明図、第5図aは臭気低
減装置の誤動作の一例を示す動作説明図、第5図
bは従来の電気回路図である。 1……フアン、2……操作レバー、3……連結
板、4……芯外筒、5……芯、6……油タンク、
A……回路基板、B……芯上下装置、M……モー
ター、SW2……補助スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 未燃焼ガスを吸引する臭気低減装置を有する芯
    上下式石油ストーブにおいて、2個のトランジス
    ターからなる自己保持回路と、該自己保持回路の
    バツクアツプ用コンデンサーと、芯の上下操作レ
    バーに連動して前記自己保持回路を吸引フアン用
    モーターのスイツチング回路と電源回路とに切り
    換えるためのスイツチと、消火と同時に計時動作
    を開始するタイマー回路のレベルと比較して出力
    レベルを反転せしめ前記自己保持回路をリセツト
    する比較器と、吸引フアンの回路に接続され、芯
    の上下動に連動して開閉する補助スイツチとから
    なり、燃焼時に非吸引動作状態を保ち且つ、消火
    時に所定時間吸引動作するようにしたことを特徴
    とする芯上下式石油ストーブ。
JP1985035694U 1985-03-12 1985-03-12 Expired JPH0311529Y2 (ja)

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JP1985035694U JPH0311529Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

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Publication Number Publication Date
JPS61154410U JPS61154410U (ja) 1986-09-25
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Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61130712A (ja) * 1984-11-30 1986-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 石油燃焼器用脱臭装置
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JPS61153402A (ja) * 1984-12-27 1986-07-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 灯芯式石油燃焼器の吸臭制御装置

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