JPS61153402A - 灯芯式石油燃焼器の吸臭制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は灯芯式石油燃焼器の吸臭制御装置に関するもの
である。

従来の技術 一般をこ灯芯式石油燃焼器は灯芯を降下させて消火する
と、この灯芯から気化し続ける石油蒸気が高温の燃焼筒
内（こ入り、ここで熱分解されて強い臭気を発生すると
いう問題があった。

そこで最近はこの消火時の臭気を低減下るため消火と同
時にファン等の吸臭装置を作動させ、灯芯から気化し続
ける石油蒸気をタンク内に吸込んだ後外部へと放出する
ものが提案されている。第２図、第３図はこのような装
置を有する灯芯式石油燃焼器で、灯芯１を降下させて消
火すると吸臭装置２のファン３が回転を始め、灯芯１上
部から気化し続ける石油蒸気を矢印のまうにタンク４内
へと吸引し、排出口５より外部へと放出する。

この吸臭装置付きの灯芯式石油燃焼器によれば消火後（
こ発生し続ける石油蒸気が高温の燃焼筒６へと流れ込ま
ずにタンク４内を介して大気中に放出されるので、石油
蒸気が熱分解されること（こよって生じる刺激的な臭気
はなくなり、大巾な臭気低減が図れる。

このような灯芯式石油燃焼器の吸臭装置の制御装置は従
来第４図のように構成されていた。以下その構成を動作
説明とともに行なう。まず灯芯上下つまみ７を回転させ
て灯芯１を上昇させ点火装置（図示せず）で点火すると
、灯芯上下つまみ７と連動するスイッチ８のコモン接点
８ａが常開接点８ｂ側に切換わる。これによってスイッ
チ８、抵抗９を介してコンデンサ１０ｆこ充電がなされ
るとともに、トランジスタ１１、トランジスタ１２に給
電され、これらのトランジスタ１、、１２がＯＮする。

次にこのような状態から灯芯上下つまみ７を回転させて
灯芯１を降下させ消火すると、スイッチ８のコモン接点
８ａが常閉接点８ｃ側に切換わる。

これに誹ってトランジスタ１２、スイッチ８、抵抗１３
，１４を介してトランジスタ１５のベースに電気が流れ
、このトランジスタ１５がＯＮする。

その結果ファン３のモータ１６が回転を始め、前述した
如く灯芯上部から気化し続ける石油蒸気をタンク内へと
吸引するようになる。一方、これと同時に抵抗１７．１
８を介してコンデンサ１９に充電が開始され、その充電
々圧が一定値に達するとコンパレータ２０．２１が作動
してトランジスタ１１をＯＦＦとする。これによってト
ランジスタ１２も０ＦＦｔ、、さらにはこのトランジス
タ１２、スイッチ８を介して給電されていたトランジス
タ１５もＯＦ　ＦＬ／、ファン３のモータ１６が回転を
停止する。すなわちモータ１６は前記コンデンサ１９が
一定電圧まで充電されるまでの間回転して吸臭動作を行
ない、その後は自動的に停止するよう（ζなっている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の制御回路は、燃焼器を燃焼させ
ている時に前述した如く電源である電池２２からトラン
ジスタ１、、１２ｆこ微弱電流が流れている。例えばこ
の従来の回路において実測してみると、電池２２の電圧
が３．２ｖあって電流は約０．８３ｍＡ流れていた。こ
のようにこの制御回路では燃焼器を燃焼させている間中
微弱電流が流れ続け、無駄に電池２２を消耗するという
問題があった。例えば灯芯（こ点火する場合に電池電圧
　　　　　　　　　３ｖ 点火ヒータに流れる電流　　１Ａ 点火に要する時間　　　　　５秒 とすると、これらから点火に要する全電力は、３Ｘ　Ｉ
　　Ｘ５＝１　５　　ｗ、ｇｅｃとなる。このような計
算で従来例のように０．８３ｍＡを流しながら１０時間
使用したとすれば、電池電圧　　　　３■ 流れている電流　ＯＢ３ｍＡ＝ＯＢ３×１０　　Ａ消費
時間　　　　１０時間＝　１０Ｘ６０Ｘ６０秒＝３６×
１０３ 使用電力＝３Ｘ０８３Ｘ１０−”Ｘ３６Ｘ１０３＝８９
．６４Ｗ、ＢａＯ 即ち、上記点火電力の約６倍となり、従って通常の点火
と合わせ７回点火動作したのと同じ電力を消費すること
（こなる。その結果電池の寿命は著しく短くなるという
問題があった。

本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、電池等の
電源の無駄な消耗をなくして電池寿命を向上させること
を目的としたものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため電源と吸臭用ファンの
モータと第１のトランジスタとで閉回路を形成し、かつ
電源の正側には第２のトランジスタを接続し、そのコレ
クタに第３、第４のトランジスタからなるシュミット回
路によるタイマー回路を接続し、そのうちの出力側のト
ランジスタのコレクタは第２のトランジスタのベースに
抵抗を介して接続し、かつタイマー回路と並列（こ、第
１のトランジスタのベースに接続する抵抗回路を接続し
、前記電源の正側よりコンデンサを接続し、コノコンデ
ンサに切換スイッチのコモ７　接点；’ｚ：、同常閉接
点は第１のトランジスタのベースに抵抗を通して、同常
開接点はタイマー回路の出力側エミγりにそれぞれ接続
した構成にしである。

作　　　用 本発明は上記のまうに構成しであるので燃焼中は切換ス
イッチがタイマー回路のエミッタ側に切換ってコンデン
サ（こ充電されているが、コンデンサ容量が余り大きく
ないので充電々流も差程大きくなくほとんど瞬時（こ充
電は完了する。従って電源の長寿命が可能となるばかり
かタイマー回路がシュミット回路であるから動作時間も
正確なものとなる。

実施例 以下その一実施例を第１図を用いて説明すると、まず電
池等の電源２２ａ、ａ点、吸臭ファン用のモータ２３、
第１のトランジスタ２３ａ、ａ点で閉回路を形成しであ
る。また、ａ点より＠２のトランジスタ２４を接続し、
そのコレクタ５点とＣ点間（こ、トランジスタ２５，２
６、抵抗２７゜２８．２９，３０，３１、コンデンサ３
２とからなるシュミット回路（こよるタイマー回路３３
が接続しである。タイマー回路の出力側トランジスタ２
５のコレクタは抵抗３４を介してトランジスタ２４のベ
ースａ点１こ接続しである。一方、ａ点に接続したコン
デンサ３６は切換スイッチ３５のコモン接点３５ａ、同
常閉接点３５ｃ、抵抗３７を付してｄ点に、また同切換
スイッチ３５の常開接点３５ｂはタイマー回路３３にお
けるトランジス２５のエミッタに接続しである。また、
ｂＳ　Ｃ点間には抵抗３９−ｆ点−抵抗４０を接続し、
ｆ点はトランジスタ２３ａのベースに接続しである。

上記構成において、＠２図、第３図で説明したような灯
芯式石油燃焼器にこの制御回路を用い灯芯１を上昇させ
て燃焼を開始すると、切換スイッチ３５のコモン接点３
５ａが常開接点３５ｂ側に切換って、コンデンサ３６の
充電電流によりトランジスタ２５のエミッタ０点は瞬時
に高くなる。

その結果タイマーが完了していない場合であってもトラ
ンジスタ２５はＯＦＦとなりそのためトランジスタ２４
もＯＦＦとなり、タイマーは瞬時に停止してモータ２３
を止める。この場合の消費電力としてはコンデンサ３６
の充電のみでありほとんど電力の消費はない。

このまうな状態で灯芯１を降下させて消火すると、切換
スイッチ３５のコモン接点３５　ａが常閉接点３５ｃ側
に復帰し燃焼中に充電されていたコンデンサ３６の充電
々荷がトランジスタ２４のベース・エミッタと抵抗３８
を通って放電し、このためトランジスタ２４はＯＮし、
タイマー回路３３とモータ２３をＯＮ状態をこする。こ
のときコンデンサ３２の電荷がないのでトランジスタ２
６は○ＦＦ、ｌ−ランジスタ２５はＯＮで、そのため抵
抗３４によりトランジスタ２４のベースを引っばり自己
保持回路を形成する。しばらくするとコンデンサ３２の
電圧が上昇してトランジスタ２６がＯＮになるとトラン
ジスタ２５はＯＦＦとなる。

このためトランジスタ２４がＯＦＦとなる。この状態で
はすべてのトランジスタがＯＦＦとなり、切換スイッチ
３５もコンデンサ３６を抵抗３日に接続しているので充
放電がなく電力の消費はなくなる。

まｔこ、一般にモータ２３は、トランジスタ２４がＯＮ
状態になっても、そのインダクタンスのためをこ電圧波
形と電流波形とが一致しないｔこめに短かい時間では動
作しない場合かある。例えは第１図の、ｂ−Ｃ点間にモ
ータ２３をそのま一接続した場合、切換スイッチ３５を
動作してもトランジスタ２４が動作しに＜＜、従って、
全体の系が停止しなかったり、逆に起動しない場合があ
る。本発明はトランジスタ２３ａを接続することによっ
てこのような欠点をも解決している。まだ、この回路で
は、コンデンサ３６の容量も小さくてよく、コストダウ
ンが図れるほか、シュミット回路によるタイマーを形成
しているので確実なる動作が得られる。

発明の効果 以上実施例の説明で明らかなよう（こ本発明によれば、
器具燃焼中（こ無駄な電力の損失を防ぐので電池等の電
源の寿命を長くすることができ経済的である。しかも回
路もタイマーとして確実に動作するなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における吸臭制御装置の回路図
、第２図は本発明及び従来の吸臭制御装置を用いｆ、：
燃焼器具の上面図、第３図は同じく断面図、第４図は従
来の吸臭制御装置の回路図である。 ２２ａ・・・・・・電源、２３ａ、２４・・・トランジ
スタ、２３・　・・モータ、３３・・・・・・タイマー
回路、３５・・・・・・切換スイッチ、３５ａ・・・・
・・コモン接点、３５ｂ・・・・−常開接点、３５ｃ・
・・・・・常閉接点、３６−　・・コンデンサ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名ｚ２
ダーーー電　源 Ｚ３ａ、２４−ｍ−トランジスタ ｚ３−−−モータ ３３−ｍ−タイマー回路 第　１　図　　　　　　　　　　　　　　　　３６−−
−コンデンサ、ぢ°−−−切様スイッチ ３Ｓ久−−−コモン持点、 第２図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電池等の電源と吸臭ファン用のモータと第１のトランジ
   スタとで閉回路を形成するとともに、、前記電源に接続
   した第２のトランジスタのコレクタに、第３、第４の２
   個のトランジスタからなるシュミット回路によるタイマ
   ー回路と、前記第１のトランジスタへの入力抵抗回路と
   を接続し、かつ前記タイマー回路の出力側トランジスタ
   のコレクタと第２のトランジスタのベースとは抵抗を介
   して接続するとともに、前記電源とコンデンサとこのコ
   ンデンサに切換スイッチのコモン接点を直列接続し、か
   つ前記切換スイッチの常閉接点を第２のトランジスタの
   ベースに抵抗を通して、同常開接点は前記出力側のトラ
   ンジスタのエミッタにそれぞれ接続した灯芯式石油燃焼
   器の吸臭制御装置。