JPH03112777A - 操舵力制御装置 - Google Patents
操舵力制御装置Info
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- JPH03112777A JPH03112777A JP24944889A JP24944889A JPH03112777A JP H03112777 A JPH03112777 A JP H03112777A JP 24944889 A JP24944889 A JP 24944889A JP 24944889 A JP24944889 A JP 24944889A JP H03112777 A JPH03112777 A JP H03112777A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 6
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 abstract description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 4
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- TVWHTOUAJSGEKT-UHFFFAOYSA-N chlorine trioxide Chemical compound [O]Cl(=O)=O TVWHTOUAJSGEKT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は操舵力制御装置に関し、特に車両用のパワース
テアリング装置に装備して好適な操舵力制御装置に関す
る。
テアリング装置に装備して好適な操舵力制御装置に関す
る。
(従来の技術)
従来、操舵補助力を制御可能なパワーステアリング装置
においては路面からの反力を車速に応じて適宜操舵ハン
ドル側に伝え、低速走行時および据え切り時の快適な操
舵と中高速時の適度な重さの操舵とを両立させるよう操
舵力制御が行われている。
においては路面からの反力を車速に応じて適宜操舵ハン
ドル側に伝え、低速走行時および据え切り時の快適な操
舵と中高速時の適度な重さの操舵とを両立させるよう操
舵力制御が行われている。
この種の操舵力制御装置としては、例えば「NI 5S
ANサ一ビス周報」第603号笛C98〜ClO3頁(
昭和63年9月日産自動車株式会社発行)に記載された
ものがある。この装置においては、操舵ハンドルの操舵
に連動してシリンダへの油圧の給徘を制御するコントロ
ールバルブ機構内に油圧反力室が設けられており、この
油圧反力内の油圧を車速センサの検出車速に応じてソレ
ノイドバルブにより変化させるようにしている。そして
、ソレノイドバルブは極低速走行時にコントロールバル
ブの油圧反力を小さくしてハンドルの操舵力を軽減させ
る一方、中高速走行時にコントロールバルブの油圧反力
を大きくしてハンドルに適度な重さの操舵力を与える。
ANサ一ビス周報」第603号笛C98〜ClO3頁(
昭和63年9月日産自動車株式会社発行)に記載された
ものがある。この装置においては、操舵ハンドルの操舵
に連動してシリンダへの油圧の給徘を制御するコントロ
ールバルブ機構内に油圧反力室が設けられており、この
油圧反力内の油圧を車速センサの検出車速に応じてソレ
ノイドバルブにより変化させるようにしている。そして
、ソレノイドバルブは極低速走行時にコントロールバル
ブの油圧反力を小さくしてハンドルの操舵力を軽減させ
る一方、中高速走行時にコントロールバルブの油圧反力
を大きくしてハンドルに適度な重さの操舵力を与える。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来の操舵力制御装置にあっ
ては、車速センサの検出情報に基づいてコントロールバ
ルブ機構の油圧反力が制御されているが、駆動輪が路面
に対してスリップした場合、検出車速が一定であれば非
スリツプ状態と同一の操舵反力しか得られず、走行状態
の変化を運転者が感知できないことから車両の挙動を悪
化させ易いという問題があった。これに対し、駆動輪の
スリップ時にインジケータランプによる表示やブザーに
よる警告を行うこともできるが、運転者の有効な対処を
期待するのでは十分な問題解決にならない。
ては、車速センサの検出情報に基づいてコントロールバ
ルブ機構の油圧反力が制御されているが、駆動輪が路面
に対してスリップした場合、検出車速が一定であれば非
スリツプ状態と同一の操舵反力しか得られず、走行状態
の変化を運転者が感知できないことから車両の挙動を悪
化させ易いという問題があった。これに対し、駆動輪の
スリップ時にインジケータランプによる表示やブザーに
よる警告を行うこともできるが、運転者の有効な対処を
期待するのでは十分な問題解決にならない。
(発明の目的)
そこで本発明は、駆動輪のスリップを検出することによ
り、スリップ時にパワーステアリング装置の操舵補助力
を小さくし、運転者に走行状態の変化を感知させるとと
もに車両挙動の悪化を防止することを目的としている。
り、スリップ時にパワーステアリング装置の操舵補助力
を小さくし、運転者に走行状態の変化を感知させるとと
もに車両挙動の悪化を防止することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明による操舵力制御装置は上記目的を達成するため
、パワーステアリング装置の操舵補助力を可変制御する
操舵補助力制御手段と、路面に対する駆動輪のスリップ
を検出するスリップ検出手段と、を備え、前記駆動輪の
スリップの発生状態に応じて操舵補助力を変化させ、ハ
ンドル操作に要する操舵力を制御するようにしたことを
特徴とするものである。
、パワーステアリング装置の操舵補助力を可変制御する
操舵補助力制御手段と、路面に対する駆動輪のスリップ
を検出するスリップ検出手段と、を備え、前記駆動輪の
スリップの発生状態に応じて操舵補助力を変化させ、ハ
ンドル操作に要する操舵力を制御するようにしたことを
特徴とするものである。
(作用)
本発明では、駆動輪のスリップの発生状態に応じてパワ
ーステアリング装置の操舵補助力が制御され、ハンドル
操作に必要な操舵力が制御される。
ーステアリング装置の操舵補助力が制御され、ハンドル
操作に必要な操舵力が制御される。
したがって、スリップ時に車両の走行状態の変化が運転
手に感知され、車両挙動の悪化が防止される。
手に感知され、車両挙動の悪化が防止される。
(実施例)
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜6図は本発明に係る操舵力制御装置の一実施例を
示す図であり、本発明を後輪駆動車両に適用した例を示
している。
示す図であり、本発明を後輪駆動車両に適用した例を示
している。
まず、構成を説明する。第1.2図において、1はパワ
ーステアリング装置であり、パワーステアリング装置l
は作動油を吐出する駆動ポンプ2と、操舵補助力制御手
段としてのパワーステアリングソレノイドバルブ付きの
可変オリフィス3と、ロータリーバルブ4と、パワーシ
リンダ5と、から構成される。ロータリーバルブ4は図
示しないギヤボックス内に複数の可変オリフィス6L1
6R17L、7Rを有しており、図示しない操舵ハンド
ルの操舵トルクおよび操舵方向に応じてオリフィス6L
、6Rおよび7L、7Rの開度を変化させ、駆動ポンプ
2からの作動油をパワーシリンダ5に給排する。パワー
シリンダ5は内部がピストン8によって区画された圧力
室9a、9bを有し、ロータリーバルブ4から圧力室9
a、9bへの作動油の給排により生じた圧力室9a、9
bの差圧に基づいて前輪10を転舵する。また、可変オ
リフィス3は駆動ポンプ2の吐出側と吸入側を接続した
油路l上に設けられ、後述するコントローラ11からの
制御信号■、に応じて開度を可変する。
ーステアリング装置であり、パワーステアリング装置l
は作動油を吐出する駆動ポンプ2と、操舵補助力制御手
段としてのパワーステアリングソレノイドバルブ付きの
可変オリフィス3と、ロータリーバルブ4と、パワーシ
リンダ5と、から構成される。ロータリーバルブ4は図
示しないギヤボックス内に複数の可変オリフィス6L1
6R17L、7Rを有しており、図示しない操舵ハンド
ルの操舵トルクおよび操舵方向に応じてオリフィス6L
、6Rおよび7L、7Rの開度を変化させ、駆動ポンプ
2からの作動油をパワーシリンダ5に給排する。パワー
シリンダ5は内部がピストン8によって区画された圧力
室9a、9bを有し、ロータリーバルブ4から圧力室9
a、9bへの作動油の給排により生じた圧力室9a、9
bの差圧に基づいて前輪10を転舵する。また、可変オ
リフィス3は駆動ポンプ2の吐出側と吸入側を接続した
油路l上に設けられ、後述するコントローラ11からの
制御信号■、に応じて開度を可変する。
すなわち、可変オリフィス3は駆動ポンプ2からロータ
リーバルブ4への供給油量を変化させ、前輪10を操舵
するパワーシリンダ5の操舵補助力を可変制御する。
リーバルブ4への供給油量を変化させ、前輪10を操舵
するパワーシリンダ5の操舵補助力を可変制御する。
12F、12Rは従動輪である前輪10および駆動輪で
ある後輪(図示せず)について左右一対ずつ設けられた
車輪速センサであり、車輪速センサ12F、12Rは例
えばピックアップコイルから構成され、該コイルが各車
輪に取付られたハブロータの凹凸を検出して該ロータの
回転に比例した周波数の車輪速信号V、L、 V、l
IおよびVat、 V** (以下、単に車輪速信号
v2L等ともいう)をコントローラ11に出力する。コ
ントローラ11はマイクロコンピュータ13、波形整形
回路14、F/Vコンバータ15、D/Aコンバータ1
6および駆動回路17から構成されており、車輪速セン
サ12FS12Rからコントローラ11に入力された車
輪速信号VFL等は波形整形回路14で正弦波から矩形
波に変換された後、F/Vコンバータ15により周波数
に応じた電圧信号に変換されてマイクロコンピュータ1
3に入力される。
ある後輪(図示せず)について左右一対ずつ設けられた
車輪速センサであり、車輪速センサ12F、12Rは例
えばピックアップコイルから構成され、該コイルが各車
輪に取付られたハブロータの凹凸を検出して該ロータの
回転に比例した周波数の車輪速信号V、L、 V、l
IおよびVat、 V** (以下、単に車輪速信号
v2L等ともいう)をコントローラ11に出力する。コ
ントローラ11はマイクロコンピュータ13、波形整形
回路14、F/Vコンバータ15、D/Aコンバータ1
6および駆動回路17から構成されており、車輪速セン
サ12FS12Rからコントローラ11に入力された車
輪速信号VFL等は波形整形回路14で正弦波から矩形
波に変換された後、F/Vコンバータ15により周波数
に応じた電圧信号に変換されてマイクロコンピュータ1
3に入力される。
マイクロコンピュータ13はインターフェース回路18
、演算処理装置19および記憶装置20から構成されて
おり、演算処理装置19は記憶装置20に格納された後
述する所定の操舵力制御プログラムに従い、インターフ
ェース回路18に入力された車輪速信号■FL等から駆
動輪と従動輪の左右平均速の差である駆動輪のスリップ
量と車速を演算する。そして、マイクロコンピュータ1
3は演算処理装置19の演算結果に対応する出力をイン
ターフェース回路18からD/Aコンバータ16に出力
し、D/Aコンハ′−夕16から駆動回路17に出力さ
れるアナログ信号に基づき駆動回路17が電流Ivを制
御電流として可変オリフィス3に出力する。そして、可
変オリフィス3は車速と駆動輪のスリップ量に応じてオ
リフィス開度を可変する。具体的には可変オリフィス3
は車速の上昇に伴って駆動ポンプ2からパワーシリンダ
5への油圧供給量を減少させ(開度を拡大する)、駆動
輪のスリップ時に該スリップ量に応じ開度を拡大してパ
ワーシリンダ5の差動油圧を減少させ、パワーシリンダ
5の操舵補助力を小さくする。すなわち、車輪速センサ
12F、12Rおよびコントローラ11は車輪速信号v
yt等から路面に対する駆動輪のスリップ量を検出する
スリップ検出手段を構成しており、コントローラ11は
前記スリップの発生状態に応じてパワーシリンダ5の操
舵補助力を変化させ、これにより運転者のハンドル操作
に要する操舵力を制御するようになっている。
、演算処理装置19および記憶装置20から構成されて
おり、演算処理装置19は記憶装置20に格納された後
述する所定の操舵力制御プログラムに従い、インターフ
ェース回路18に入力された車輪速信号■FL等から駆
動輪と従動輪の左右平均速の差である駆動輪のスリップ
量と車速を演算する。そして、マイクロコンピュータ1
3は演算処理装置19の演算結果に対応する出力をイン
ターフェース回路18からD/Aコンバータ16に出力
し、D/Aコンハ′−夕16から駆動回路17に出力さ
れるアナログ信号に基づき駆動回路17が電流Ivを制
御電流として可変オリフィス3に出力する。そして、可
変オリフィス3は車速と駆動輪のスリップ量に応じてオ
リフィス開度を可変する。具体的には可変オリフィス3
は車速の上昇に伴って駆動ポンプ2からパワーシリンダ
5への油圧供給量を減少させ(開度を拡大する)、駆動
輪のスリップ時に該スリップ量に応じ開度を拡大してパ
ワーシリンダ5の差動油圧を減少させ、パワーシリンダ
5の操舵補助力を小さくする。すなわち、車輪速センサ
12F、12Rおよびコントローラ11は車輪速信号v
yt等から路面に対する駆動輪のスリップ量を検出する
スリップ検出手段を構成しており、コントローラ11は
前記スリップの発生状態に応じてパワーシリンダ5の操
舵補助力を変化させ、これにより運転者のハンドル操作
に要する操舵力を制御するようになっている。
次に、作用を説明する。
第3図はマイクロコンピュータ13で実行される操舵力
制御プログラムのフローチャートであり、本プログラム
は所定時間毎に1変臭行される。
制御プログラムのフローチャートであり、本プログラム
は所定時間毎に1変臭行される。
まず、ステップP1で車輪速信号VFL、VFII、■
1、■□を読み込んだ後、ステップP2で駆動輪の車輪
速■1、VRIIの平均車輪速VRと従動輪の車輪速■
□、■□の平均車輪速VFを算出する。
1、■□を読み込んだ後、ステップP2で駆動輪の車輪
速■1、VRIIの平均車輪速VRと従動輪の車輪速■
□、■□の平均車輪速VFを算出する。
次いで、ステップP3に進み駆動輪の平均車輪車■えと
従動輪の平均車輪速V、(該車輪速■2は車体速度■に
比例する)との差を算出し、駆動輪のスリップ量Δ■を
算出する。この後、ステップP4に進み車速に応じた(
従動輪速■、に応じた)可変オリフィス3への供給電流
Llを算出する。
従動輪の平均車輪速V、(該車輪速■2は車体速度■に
比例する)との差を算出し、駆動輪のスリップ量Δ■を
算出する。この後、ステップP4に進み車速に応じた(
従動輪速■、に応じた)可変オリフィス3への供給電流
Llを算出する。
この電流値■vlは第4図に示すように車速VFが低い
ときに大きくなるものであり、この場合、可変オリフィ
ス3の開度が狭くなり駆動ポンプ2からロータリーバル
ブ4に供給される作動油量が増大する。そして、パワー
シリンダ5の圧力室9a。
ときに大きくなるものであり、この場合、可変オリフィ
ス3の開度が狭くなり駆動ポンプ2からロータリーバル
ブ4に供給される作動油量が増大する。そして、パワー
シリンダ5の圧力室9a。
9bの圧力差が大きくなりハンドルの補助操舵力が大き
くなる。また、車速V、が大きい場合には上述したもの
と逆の結果となる。
くなる。また、車速V、が大きい場合には上述したもの
と逆の結果となる。
次いで、ステップPsに進みステップ量ΔVに応じて可
変オリフィス3に供給される電流補正値■9□を算出す
る。この補正値1v□は第5図に示すようにスリップ量
ΔVが増大するにつれて小さくなる補正係数である。そ
して、ステップP、に進んで電流値IVIと電流補正値
IVIとの積から制御電流1vを算出し、ステップP7
に進んで、該電流■9を駆動回路17に出力して今回の
処理を終了する。そして、可変オリフィス3は制御電流
Ivに応じて開度が可変する。すなわち、第6図に示す
ようにスリップ量Δ■が大きいときは可変オリフィス3
に出力される制御電流Tvが小さ(なるため、可変オリ
フィス3の開度が大きくなり、パワーシリンダ5の作動
油圧が減少する。このため、運転者は従来に比べて第6
図に斜線で示す分だけ大きな操舵力でハンドルを操作す
る必要があり、この操舵力の変化から車両のスリップ状
態を感知することができる。さらに、スリップ量ΔVが
大きいときにハンドルに加わる操舵力を大きくしなけれ
ばならないので、必要以上にハンドルを切り過ぎること
がなくなり、車両挙動の悪化(スピンの発生等)を防止
することもできる。
変オリフィス3に供給される電流補正値■9□を算出す
る。この補正値1v□は第5図に示すようにスリップ量
ΔVが増大するにつれて小さくなる補正係数である。そ
して、ステップP、に進んで電流値IVIと電流補正値
IVIとの積から制御電流1vを算出し、ステップP7
に進んで、該電流■9を駆動回路17に出力して今回の
処理を終了する。そして、可変オリフィス3は制御電流
Ivに応じて開度が可変する。すなわち、第6図に示す
ようにスリップ量Δ■が大きいときは可変オリフィス3
に出力される制御電流Tvが小さ(なるため、可変オリ
フィス3の開度が大きくなり、パワーシリンダ5の作動
油圧が減少する。このため、運転者は従来に比べて第6
図に斜線で示す分だけ大きな操舵力でハンドルを操作す
る必要があり、この操舵力の変化から車両のスリップ状
態を感知することができる。さらに、スリップ量ΔVが
大きいときにハンドルに加わる操舵力を大きくしなけれ
ばならないので、必要以上にハンドルを切り過ぎること
がなくなり、車両挙動の悪化(スピンの発生等)を防止
することもできる。
このように本実施例では、駆動輪のスリップの発生状態
に応じてパワーステアリング装置lの操舵補助力を制御
しているため、スリップ状態に応じてハンドル操作に必
要な操舵力を制御することができ、スリップ時に車両の
走行状態の変化を運転者に感知させることができ、車両
挙、動の悪化を未然に防止することができる。
に応じてパワーステアリング装置lの操舵補助力を制御
しているため、スリップ状態に応じてハンドル操作に必
要な操舵力を制御することができ、スリップ時に車両の
走行状態の変化を運転者に感知させることができ、車両
挙、動の悪化を未然に防止することができる。
なお、本実施例では駆動輪を後輪としているが、これに
限らず、駆動輪を前輪にして前輪の平均車輪速と後輪の
車輪速からスリップ量ΔV(すなわち、ΔV = VF
Vl )を算出するようにしても良い。また、前輪
および後輪がすべて駆動輪である4輪駆動車に適用して
も良い。この場合、例えば車速を4輪の平均車輪速とし
て検出し、車速と駆動輪速からスリップ量を算出するよ
うにすれば良い。また、前後Gセンサを用いて車速を推
定したり、光学的センサによって車速を求めてもよい。
限らず、駆動輪を前輪にして前輪の平均車輪速と後輪の
車輪速からスリップ量ΔV(すなわち、ΔV = VF
Vl )を算出するようにしても良い。また、前輪
および後輪がすべて駆動輪である4輪駆動車に適用して
も良い。この場合、例えば車速を4輪の平均車輪速とし
て検出し、車速と駆動輪速からスリップ量を算出するよ
うにすれば良い。また、前後Gセンサを用いて車速を推
定したり、光学的センサによって車速を求めてもよい。
さらに、操舵力を段階的に変更可能な操舵力モード切換
付きの車両に適用して、スリップの発生状態に応じてモ
ード切換を行うようにしても良い。
付きの車両に適用して、スリップの発生状態に応じてモ
ード切換を行うようにしても良い。
(効果)
本発明によれば、駆動輪のスリップ状態に応じてパワー
ステアリング装置の操舵補助力を制御し、ハンドル操作
に必要な操舵力を制御しているので、スリップ時に車両
の走行状態の変化を運転手に感知させることができ、車
両挙動の悪化を未然に防止することができる。
ステアリング装置の操舵補助力を制御し、ハンドル操作
に必要な操舵力を制御しているので、スリップ時に車両
の走行状態の変化を運転手に感知させることができ、車
両挙動の悪化を未然に防止することができる。
第1〜6図は本発明に係る操舵力制御装置の一実施例を
示す図であり、第1図はそのシステム図、第2図はその
パワーステアリング装置の構成図、第3図はそのコント
ローラで実行されるプログラムのフローチャート、第4
図はその供給電流IVIと従動輪の回転速度VFとの関
係を示す特性図、第5図はその電流補正値■v□とスリ
ップ量Δ■との関係を示す特性図、第6図はそれぞれ本
実施例と従来例を比較したスリップ量ΔV、制御電流■
7および操舵力のタイムチャートである。 l・・・・・・パワーステアリング装置、3・・・・・
・可変オリフィス(操舵補助力制御手段)11・・・・
・・コントローラ(スリップ検出手段)、12F、12
R・・・・・・車輪速センサ(スリップ検出手段)。
示す図であり、第1図はそのシステム図、第2図はその
パワーステアリング装置の構成図、第3図はそのコント
ローラで実行されるプログラムのフローチャート、第4
図はその供給電流IVIと従動輪の回転速度VFとの関
係を示す特性図、第5図はその電流補正値■v□とスリ
ップ量Δ■との関係を示す特性図、第6図はそれぞれ本
実施例と従来例を比較したスリップ量ΔV、制御電流■
7および操舵力のタイムチャートである。 l・・・・・・パワーステアリング装置、3・・・・・
・可変オリフィス(操舵補助力制御手段)11・・・・
・・コントローラ(スリップ検出手段)、12F、12
R・・・・・・車輪速センサ(スリップ検出手段)。
Claims (1)
- パワーステアリング装置の操舵補助力を可変制御する操
舵補助力制御手段と、路面に対する駆動輪のスリップを
検出するスリップ検出手段と、を備え、前記駆動輪のス
リップの発生状態に応じて操舵補助力を変化させ、ハン
ドル操作に要する操舵力を制御するようにしたことを特
徴とする操舵力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24944889A JPH03112777A (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 操舵力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24944889A JPH03112777A (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 操舵力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03112777A true JPH03112777A (ja) | 1991-05-14 |
Family
ID=17193120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24944889A Pending JPH03112777A (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 操舵力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03112777A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006264391A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Honda Motor Co Ltd | 反力装置の制御方法 |
JP2008273524A (ja) * | 2008-08-21 | 2008-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP2008273522A (ja) * | 2008-08-21 | 2008-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP24944889A patent/JPH03112777A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006264391A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Honda Motor Co Ltd | 反力装置の制御方法 |
JP4675655B2 (ja) * | 2005-03-22 | 2011-04-27 | 本田技研工業株式会社 | 反力装置の制御方法 |
JP2008273524A (ja) * | 2008-08-21 | 2008-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP2008273522A (ja) * | 2008-08-21 | 2008-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP4624450B2 (ja) * | 2008-08-21 | 2011-02-02 | 三菱電機株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
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