JPH03112307A

JPH03112307A - ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number: JPH03112307A
Application number: JP1247936A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Miyake; 弘幸三宅
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-09-26
Filing date: 1989-09-26
Publication date: 1991-05-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は遮断器の点検に好適な配置をなすガス絶縁開閉
装置に関する。

（従来の技術）一般にガス絶縁開閉装置は、第５図に示す単線結線図の
ような機器で構成されている。即ち、−回線として受送
電側のブッシング１には断路器２、遮断器３、母線側断
路器５−１．５−２を介して主母線６４．６−２が接続
されている。また、他回線として主母線６−１．６−２
には、母線側断路器７−１．７−２、遮断器８を介して
ケーブルヘッド９が接続されている。さらに、ブッシン
グ１と断路器２の間には避雷器１０及び接地開閉器１０
ａが接続されている。

他方、ケーブルヘッド９と遮断器８の間には接地開閉器
１１ａが接続されている。　また、遮断器３の両側には
計器用変流器１２．１２ａが間装されている。

同様に、遮断器８の両側にも計器用変流器１３゜１３ａ
が間挿されている。

そして、第５図に対応する従来のガス絶縁開閉装置の具
体的な配置構成は第３図及び第４図のようになっている
。両図から明らかなように、横置きの遮断器３の両側に
は機器がほぼ同一高さで直線的に配置されている。

ところで、ガス絶縁開閉装置の主要構成機器である遮断
器３は、特に点検及び補修が重要であり、その作業スペ
ースを必要とする。このため、接地開閉器１０ａと断路
器２間に接続母線２４が、遮断器３と母線側断路器５−
１間に着脱母線２６が、母線側断路器５−１．５−２間
に着脱母線２５が夫々設けられている。尚、２５ａ、　
２６ａはベローズである。

そして、遮断器３の点検作業に際して、着脱母線２６及
び計器用変流器１２ａを取外す必要があり、多くの労力
と時間を必要となる。このことは停電時間の長期化につ
ながり社会的な影響が大きくなる。

また、作業スペース確保の点で遮断器３と母線側断路器
５−１とを充分離隔して装置する必要があり、ガス絶縁
開閉装置全体の据付面積が広くなる。

（発明が解決しようとする課題）このように従来のガス絶縁開閉装置にあっては、横置き
の遮断器とこの遮断器の側方に配設した母線側断路器間
を着脱母線で直線的に接続している。このため、遮断器
の点検時に着脱母線を取外す等多く作業時間を要しかつ
、遮断器と母線側３− 断路器間に広いスペースを必要としガス絶縁開閉装置が
大形化していた。

本発明は上記の点を考慮して成されたもので、遮断器の
点検が短時間に容易にできる小形のガス絶縁開閉装置を
提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するために、遮断器の母線側断路器側軸
端上部にこの遮断器と平行に遮断器から遠ざかる向きに
延在する着脱母線を接続し、この着脱母線に主母線の上
部に配置した前記母線側断路器を接続するとともに、着
脱母線に計器用変流器を間装している。

（作用）このように構成することにより、遮断器を点検する際に
他の機器を取外す必要がなく、遮断器と主母線を近接配
置することができ、遮断器の点検が容易でかつ小形のガ
ス絶縁開閉装置を提供することができる。

（実施例）４− 以下本発明の一実施例を第１図及び第２図を参照して説
明する。尚、第１図は１つの回線の側面図であり、第２
図は二つの回線の平面図である。

水平横置き配置した遮断器３の一方の軸端には計器用変
流器１２を介して断路器２が接続されている。さらに、
断路器２には接続母線２４を介して接地開閉器１０ａが
接続されている。　この接地開閉器１０ａの上部にはブ
ッシング１が樹立されている。

また、接地開閉器１０ａには避雷器１０が接続されてい
る。

他方、遮断器３の他側の軸端上部には、着脱母線２７が
接続されている。この着脱母線２７は遮断器３と平行に
遮断器３から遠ざかる向きに延在している。そして、着
脱母線２７の他側には遮断器３の軸線と直交する方向の
軸線を有する主母線６−１の上部に配設した母線側断路
器５−１が接続されている。また、着脱母線２７の途中
にはベローズ２７ａを設けている。さらに、着脱母線２
７には計器用変流器１２ａが間装されている。そして、
遮断器３は母線側断路器５−１間には遮断器３の点検ス
ペース２８が確保されている。

また、母線側断路器５−１には、さらに主母線６−１に
並置した主母線６−２の上部に配設した母線側断路器５
−２が着脱母線２５を介して接続されている。

尚、ここではブッシング１につながる回線について説明
したが、ケーブルヘッド９につながる回線の遮断器３の
接続構造は上記構造と同一のため説明を省略する。

次に、本実施例の構成における作用効果を説明する。遮
断器３の点検に際しては、遮断器３の端板を取外すだけ
で、他の機器の着脱を全く必要としない。このため、遮
断器３の点検が短時間に容易にできる。

さらに、計器用変流器１２ａを着脱母線２７に間装した
ので、遮断器３と主母線６−１を近接して配置すること
ができる。このため、ガス絶縁開閉装置の小形化を図る
ことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明においては、遮断器の母線側
断路器側軸端上部にこの遮断器と平行に遮断器から遠ざ
かる向きに延在する着脱母線を接続し、この着脱母線に
主母線の上部に配設した前記母線側断路器を接続すると
ともに、着脱母線に計器用変流器を間装しているので、
遮断器を点検する際に他の機器を取外す必要がなく、遮
断器と主母線を近接配置することができ、遮断器の点検
が容易でかつ小形のガス絶縁開閉装置を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すガス絶縁開閉装置の側
面図、第２図は第１図に示すガス絶縁開閉装置の平面図
、第３図及び第４図は夫々従来のガス絶縁開閉装置を示
す側面図及び平面図、第５図は一般的なガス絶縁開閉装
置の単線結線図である。１・・・ブッシング、　　　　　２・・・断路器、３・
・・遮断器、５−１．５−２・・・母線側断路器、６−１．６−２・
・・主母線、７−１．７−２・・・母線側断路器、８・
・・遮断器、９・・・ケーブルヘッド、１０・・・避雷
器、７− １０ａ、　ｌｌａ・・・接地開閉器、１２、１２ａ、　１３．１３ａ・・・計器用変流器、２
４・・・接続母線、　　　　　２５．２６・・・着脱母
線、２５ａ、　２６ａ・・・ベローズ、　　２７・・・
着脱母線、２７ａ・・・ベローズ、　　　　　２８・・
・点検スペース。

Claims

【特許請求の範囲】

水平横置き配置した遮断器と、この遮断器の軸線と直交
する方向の軸線を有する主母線とを母線側遮断器を介し
て接続し、この接続途中に計器用変流器を配設してなる
ガス絶縁開閉装置において、前記遮断器の母線側断路器
側軸端上部にこの遮断器と平行に遮断器から遠ざかる向
きに延在する着脱母線を接続し、この着脱母線に前記主
母線の上部な配設した前記母線側断路器を接続するとと
もに、前記着脱母線に前記計器用変流器を間装してなる
ガス絶縁開閉装置。