JPH0311166Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0311166Y2 JPH0311166Y2 JP1983015812U JP1581283U JPH0311166Y2 JP H0311166 Y2 JPH0311166 Y2 JP H0311166Y2 JP 1983015812 U JP1983015812 U JP 1983015812U JP 1581283 U JP1581283 U JP 1581283U JP H0311166 Y2 JPH0311166 Y2 JP H0311166Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut
- cylindrical wall
- short joint
- cylindrical
- knob
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241001411320 Eriogonum inflatum Species 0.000 claims description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 2
- 101100008044 Caenorhabditis elegans cut-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、瓶口部に嵌挿された瓶栓を固定す
ると共に封をするために使用される瓶栓を嵌挿し
た瓶口部を封冠するための円筒王冠に関するもの
である。
ると共に封をするために使用される瓶栓を嵌挿し
た瓶口部を封冠するための円筒王冠に関するもの
である。
従来において、この種の円筒王冠を手指等によ
つて容易に開封するための種々考案されたものが
出願もされ現在日本酒等の瓶口部の封冠用として
数多く使用されているが、これらのものは、開封
に強い力を要するものや、手指の先を容易に掛け
て摘片を起すことができないもの、及び開封時に
手指等の怪我させる恐れのあるものであり、特に
その安全性においては各方面より改善が要望され
ているものである。
つて容易に開封するための種々考案されたものが
出願もされ現在日本酒等の瓶口部の封冠用として
数多く使用されているが、これらのものは、開封
に強い力を要するものや、手指の先を容易に掛け
て摘片を起すことができないもの、及び開封時に
手指等の怪我させる恐れのあるものであり、特に
その安全性においては各方面より改善が要望され
ているものである。
この従来の円筒王冠の代表的なものは第6図に
示すものであるが、この従来の円筒王冠は、円筒
壁28の下縁の一部を三角形状に切欠部24を設
けその頂部より屈曲切目26により摘片22を設
け、その屈曲切目26と連続して上記円筒壁28
の頭部に向けて斜切目27を設け、該斜切目27
と上記屈曲切目26の途中に継ぎ部25を設けた
ものである。
示すものであるが、この従来の円筒王冠は、円筒
壁28の下縁の一部を三角形状に切欠部24を設
けその頂部より屈曲切目26により摘片22を設
け、その屈曲切目26と連続して上記円筒壁28
の頭部に向けて斜切目27を設け、該斜切目27
と上記屈曲切目26の途中に継ぎ部25を設けた
ものである。
このような従来の円筒王冠において、開封しよ
うとした場合には、まず第1に開封初期において
手指等が容易に掛けることができないものであ
り、その摘片22は薄く、端部は切目により鋭角
に切断された状態で危険なものであり、第2に継
ぎ部25を有する構成上、その継ぎ部25を切断
する場合に大きな引張り力が必要となるものであ
り、第3にその継ぎ部25の切断された部分は、
鋭利な形状を有するものとなり、一気に開封しよ
うとした場合などに手指等に怪我をする恐れのあ
るものであつた。
うとした場合には、まず第1に開封初期において
手指等が容易に掛けることができないものであ
り、その摘片22は薄く、端部は切目により鋭角
に切断された状態で危険なものであり、第2に継
ぎ部25を有する構成上、その継ぎ部25を切断
する場合に大きな引張り力が必要となるものであ
り、第3にその継ぎ部25の切断された部分は、
鋭利な形状を有するものとなり、一気に開封しよ
うとした場合などに手指等に怪我をする恐れのあ
るものであつた。
本考案は、そのような欠点を除くためになされ
たものであり、その構成を図面について説明すれ
ば、次の通りである。
たものであり、その構成を図面について説明すれ
ば、次の通りである。
この考案は、頭部が密閉された円筒壁8を有す
る円筒王冠本体1において、該円筒王冠本体1の
上記円筒壁8の下縁の一部より屈曲切目13によ
り形成される摘片2に摘片折返し部3を設け、上
記摘片2の端末より水平方向に連続して短継部水
平切目10を設けると共に該短継部水平切目10
の上部にその下端が上記円筒壁8の外周面より外
側に膨出するような膨出部5を設け、上記短継部
水平切目10の端末より水平方向に連続してその
刻圧部が上記円筒壁8の外周面より外側に膨出す
るような短継部切剥刻圧線6を設け、該短継部切
剥刻圧線6の端末より連続して上記円筒壁8の頭
部に向けて斜めに形成される斜切目7を設けたこ
とを特徴とする瓶栓を嵌挿した瓶口部を封冠する
ための円筒王冠である。
る円筒王冠本体1において、該円筒王冠本体1の
上記円筒壁8の下縁の一部より屈曲切目13によ
り形成される摘片2に摘片折返し部3を設け、上
記摘片2の端末より水平方向に連続して短継部水
平切目10を設けると共に該短継部水平切目10
の上部にその下端が上記円筒壁8の外周面より外
側に膨出するような膨出部5を設け、上記短継部
水平切目10の端末より水平方向に連続してその
刻圧部が上記円筒壁8の外周面より外側に膨出す
るような短継部切剥刻圧線6を設け、該短継部切
剥刻圧線6の端末より連続して上記円筒壁8の頭
部に向けて斜めに形成される斜切目7を設けたこ
とを特徴とする瓶栓を嵌挿した瓶口部を封冠する
ための円筒王冠である。
この考案の瓶栓を嵌挿した瓶口部を封冠するた
めに円筒王冠の一実施例を、図面について説明す
れば次の通りである。
めに円筒王冠の一実施例を、図面について説明す
れば次の通りである。
第1図は正面図であり、1は頭部が密閉された
円筒壁8を有する円筒王冠本体であり、この円筒
壁8の下縁の一部より屈曲切目13により形成さ
れる摘片2に上下長さの違う摘片折返し部3が設
けられており、この摘片折返し部3は、上記屈曲
切目13より外側に折り返して形成されたもの
で、上記円筒壁8の下端は上記摘片折返し部3の
下側水平部を形成した後切断されたものであり、
この摘片折返し部3を形成すると同時に、その折
り返されたあとの部分が開封溝4となるものであ
る。
円筒壁8を有する円筒王冠本体であり、この円筒
壁8の下縁の一部より屈曲切目13により形成さ
れる摘片2に上下長さの違う摘片折返し部3が設
けられており、この摘片折返し部3は、上記屈曲
切目13より外側に折り返して形成されたもの
で、上記円筒壁8の下端は上記摘片折返し部3の
下側水平部を形成した後切断されたものであり、
この摘片折返し部3を形成すると同時に、その折
り返されたあとの部分が開封溝4となるものであ
る。
上記摘片2の端末より水平方向に連続して第4
図で示す短継部水平切目10が設けられていると
共に、その短継部水平切目10の上部にその下端
が円筒壁8の外周面より外側に膨出するように膨
出部5が設けられており、上記短継部水平切目1
0の端末より水平方向に連続して第3図で示すそ
の刻圧部が上記円筒壁8の外周面より外側に膨出
するような短継部切剥刻圧線6が設けられてお
り、その短継部切剥刻圧線6の端末より連続して
上記円筒壁8の頭部に向けて斜めに形成された斜
切目7を設けたものであり、その斜切目7の端末
は上記円筒壁8を一周する上部切剥刻圧線9に接
続されている。
図で示す短継部水平切目10が設けられていると
共に、その短継部水平切目10の上部にその下端
が円筒壁8の外周面より外側に膨出するように膨
出部5が設けられており、上記短継部水平切目1
0の端末より水平方向に連続して第3図で示すそ
の刻圧部が上記円筒壁8の外周面より外側に膨出
するような短継部切剥刻圧線6が設けられてお
り、その短継部切剥刻圧線6の端末より連続して
上記円筒壁8の頭部に向けて斜めに形成された斜
切目7を設けたものであり、その斜切目7の端末
は上記円筒壁8を一周する上部切剥刻圧線9に接
続されている。
なお、上記摘片2と摘片折返し部3と膨出部5
と短継部切剥刻圧線6及び斜切目7は位置ずれ等
を防止するために同一工程において形成すること
もできる。
と短継部切剥刻圧線6及び斜切目7は位置ずれ等
を防止するために同一工程において形成すること
もできる。
第2図は第1図のC−C線断面図であり、第3
図は同じくA−A線拡大端面図であり、第4図は
同じくB−B線拡大端面図であり、第5図は本考
案の使用状態を示す縦断面図である。
図は同じくA−A線拡大端面図であり、第4図は
同じくB−B線拡大端面図であり、第5図は本考
案の使用状態を示す縦断面図である。
上記のような構成により、封冠された状態より
開封しようとすれば、手指等を開封溝4より摘片
折返し部3に掛けて摘片2を起すと同時に該摘片
2を手脂を摘まんで引張ればよく、この場合に上
記摘片2は、その周縁部が上記摘片折返し部3に
よつて強化されていることにより、その下部水平
端末部を支点として容易に起すことができるもの
であり、摘片2を起すと同時にこれに連続して設
けられている短継部水平切目10と短継部切剥刻
圧線6とが一挙に切断されるものである。
開封しようとすれば、手指等を開封溝4より摘片
折返し部3に掛けて摘片2を起すと同時に該摘片
2を手脂を摘まんで引張ればよく、この場合に上
記摘片2は、その周縁部が上記摘片折返し部3に
よつて強化されていることにより、その下部水平
端末部を支点として容易に起すことができるもの
であり、摘片2を起すと同時にこれに連続して設
けられている短継部水平切目10と短継部切剥刻
圧線6とが一挙に切断されるものである。
また、上記膨出部5及び短継部水平切目10そ
して、短継部切剥刻圧線6が一連に配設されてお
り、上記開封時に、その短継部切剥刻圧線6が確
実に水平に切断されるものであると共に、斜切目
7の接続する上部切剥刻圧線9の切断により完全
に開封することができるものである。
して、短継部切剥刻圧線6が一連に配設されてお
り、上記開封時に、その短継部切剥刻圧線6が確
実に水平に切断されるものであると共に、斜切目
7の接続する上部切剥刻圧線9の切断により完全
に開封することができるものである。
以上に説明したように、本考案は、手指等によ
り摘片を起し摘んで容易に開封できることは勿
論、その手指が接触する摘片に折返し部を設けた
ことにより、その断面は丸味を有するので安全に
開封できると共に、摘片を強化して一種のてこの
作用により上記摘片に連続して設けられた短継部
水平切目と短継部切剥刻圧線とを一挙に切断する
ことができ、その開封による短継部切剥刻圧線の
切断も鋭角突起などが発生しないものであり、手
指等が怪我をする恐れの全くない安全に開封でき
る効果を有する瓶栓を嵌挿した瓶口部を封冠する
ための円筒王冠である。
り摘片を起し摘んで容易に開封できることは勿
論、その手指が接触する摘片に折返し部を設けた
ことにより、その断面は丸味を有するので安全に
開封できると共に、摘片を強化して一種のてこの
作用により上記摘片に連続して設けられた短継部
水平切目と短継部切剥刻圧線とを一挙に切断する
ことができ、その開封による短継部切剥刻圧線の
切断も鋭角突起などが発生しないものであり、手
指等が怪我をする恐れの全くない安全に開封でき
る効果を有する瓶栓を嵌挿した瓶口部を封冠する
ための円筒王冠である。
第1図はこの考案による瓶栓を嵌挿した瓶口部
を封冠するための円筒王冠を示す正面図、第2図
は第1図のC−C線断面図、第3図は第1図のA
−A線拡大端面図、第4図は第1図のB−B線拡
大端面図、第5図はこの考案の使用状態を示す縦
断面図であり、第6図は従来における瓶栓を嵌挿
した瓶口部を封冠するための円筒王冠を示す正面
図である。 図面において、1はこの考案における円筒王冠
本体、2は摘片、3は摘片折返し部、4は開封
溝、5は膨出部、6は短継部切剥刻圧線、7は斜
切目、8は円筒壁、9は上部切剥刻圧線、10は
短継部水平切目、11は瓶口部、12は瓶栓、1
3は屈曲切目を示すものであり、21は従来にお
ける円筒王冠本体、22は摘片、24は切欠部、
25は継ぎ部、26は屈曲切目、27は斜切目、
28は円筒壁を示すものである。
を封冠するための円筒王冠を示す正面図、第2図
は第1図のC−C線断面図、第3図は第1図のA
−A線拡大端面図、第4図は第1図のB−B線拡
大端面図、第5図はこの考案の使用状態を示す縦
断面図であり、第6図は従来における瓶栓を嵌挿
した瓶口部を封冠するための円筒王冠を示す正面
図である。 図面において、1はこの考案における円筒王冠
本体、2は摘片、3は摘片折返し部、4は開封
溝、5は膨出部、6は短継部切剥刻圧線、7は斜
切目、8は円筒壁、9は上部切剥刻圧線、10は
短継部水平切目、11は瓶口部、12は瓶栓、1
3は屈曲切目を示すものであり、21は従来にお
ける円筒王冠本体、22は摘片、24は切欠部、
25は継ぎ部、26は屈曲切目、27は斜切目、
28は円筒壁を示すものである。
Claims (1)
- 頭部が密閉された円筒壁8を有する円筒王冠本
体1において、該円筒王冠本体1の上記円筒壁8
の下縁の一部より屈曲切目13により形成される
摘片2に摘片折返し部3を設け、上記摘片2の端
末より水平方向に連続して短継部水平切目10を
設けると共に該短継部水平切目10の上部にその
下端が上記円筒壁8の外周面より外側に膨出する
ような膨出部5を設け、上記短継部水平切目10
の端末より水平方向に連続してその刻圧部が上記
円筒壁8の外周面より外側に膨出するような短継
部切剥刻圧線6を設け、該短継部切剥刻圧線6の
端末より連続して上記円筒壁8の頭部に向けて斜
めに形成される斜切目7を設けたことを特徴とす
る瓶栓を嵌挿した瓶口部を封冠するための円筒王
冠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1581283U JPS59121353U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 瓶栓を嵌插した瓶口部を封冠するための円筒王冠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1581283U JPS59121353U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 瓶栓を嵌插した瓶口部を封冠するための円筒王冠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59121353U JPS59121353U (ja) | 1984-08-15 |
JPH0311166Y2 true JPH0311166Y2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=30147122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1581283U Granted JPS59121353U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 瓶栓を嵌插した瓶口部を封冠するための円筒王冠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59121353U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0426352Y2 (ja) * | 1987-05-08 | 1992-06-24 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741159U (ja) * | 1980-08-21 | 1982-03-05 |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP1581283U patent/JPS59121353U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741159U (ja) * | 1980-08-21 | 1982-03-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59121353U (ja) | 1984-08-15 |
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