JPH03111091A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、ドラム式洗濯機に関する。

（ロ）従来の技術 従来のドラム式洗濯機は、洗濯機をたくねえる水槽自体
を単に支持しているだけで、特別な装置や制御も行って
おらず、内部の回転ドラムの動作中に起こる振動を、水
槽にコンクリートのような重量の大きい物を重りとして
取り付ける構造や、強力なスプリングで水槽を吊り下げ
る構造によって抑制するようにしている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の方法では十分にその振動が抑制さ
れず、とくに脱水運転の際、ドラム内部で洗濯物が１カ
所に集まっている場合には、ドラム回転時にドラムに作
用する遠心力のバランスがとれず、異常振動が生じて大
きな騒音が発生する事になる。従って、その場合には、
使用者の手によって洗濯物をドラム内から取り出し、バ
ランスよくドラムが回転する様に入れ直す必要があり、
使用者がそのために手間を要するという問題点があった
。

（ニ）Ｒ題を解決するための手段 この発明は、洗濯機本体内に支持部材によって支持され
洗濯液を蓄える水槽と、この水槽内で回転可能に水平支
持され、かつ、洗濯物を収納可能で上記洗濯液が出入り
可能に構成された回転ドラムと、前記支持部材に設けら
れた歪みセンサと、歪みセンサによって検出される水槽
の重量および振動の大きさに対応して水槽の給排水およ
び回転ドラムの駆動を制御する制御装置を備えたことを
特徴とするドラム式洗濯機である。

（ホ）作用 支持部材に設けられた歪みセンナの出力によって水槽の
重量変化および振動の変化を検出し、水槽への給排水量
を制御する。また、回転ドラムの回転方向、回転速度、
回転期間を歪センサの出力に対応して制御することによ
り、水槽の振動を抑制する。

（へ）実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する
。これによってこの発明が限定されるものではない。

第１図は、この発明の一実施例を示すドラム式洗濯礪の
正面から見た基本構成図、第２図は同洗濯機の側面から
見た基本構成図である。これらの図において、洗濯機本
体ｌの内部に水槽２が水平支持板４を介して固定スプリ
ング５によって吊り下げられ、下部支持装置ｌＯによっ
て支持されている。また、回転ドラム３は水槽２の内部
に回転可能に水平支持され、モータ９からプーリ９ａ。

ベルト９ｃおよびプーリ９ｂを介して伝達される回転力
によって回転するようになっている。水平支持板４に取
り付けられた歪みセンサ（ストレインゲージ）６は、回
転ドラム３内部の洗濯物の重量や洗濯運転等に必要な水
の重量などを検出すると共に、回転ドラム３の回転時の
振動を検出する。

なお、７は洗濯機を制御する制御装置であり、８は水槽
２に設けられた湿度センサである。

第４図は、第１図に示す実施例の制御装置のブロック図
であり、ＫＢは洗濯条件や脱水条件を設定したり運転開
始を指令するキーを備えた操作スイッチ部、Ｖｌおよび
Ｖ２はそれぞれ水槽２に対して給水および排水を行うバ
ルブ（電磁弁）、Ｆは乾燥時に温風を回転ドラム３の内
部へ供給する温風扇である。Ｃ！；１ｃＰＵ、ＲＯＭ、
ＲＡＭおよびＩ１０ポートを備えたマイクロコンピュー
タであり、マイクロコンピュータＣは、操作スイッチ部
ＫＢおよび歪センサ６からの出力を受けて、モータ９、
給水バルブＶ１、４％出パルプＶ２および温風扇Ｆを制
御する。

このような構成における運転動作を第５図〜第７図に示
すフローチャートを参照しながら説明する。

電源投入後、運転する・しないにかかわらず、歪みセン
サ６が検出した歪みはマイクロコンピュータＣに入力さ
れる（ステップ１０１，１０２）が、回転ドラム３内に
洗濯物や水が入っていない時は、Ｔ（ドラム３をのぞく
水ｌｌＦ２内の総重量）＝０と設定される（ステップｌ
０３）。第３図に示すように、回転ドラム３内に洗濯物
ｌＯが投入され、水１１が供給されると、水ｆＷ２に設
けた水平支持［４が洗濯物ＩＯの重量Ｚと水１１の重量
Ｙに対応して変形する為、歪センナ６の出力が変化し、
その検出重量ＴはＴ＝Ｚ＋Ｙとして検出される（ステッ
プ１０４〜１０８）。

水１１の注水が終了すると、洗浄運転モードに入り（ス
テップ＋０９）、衣類の素材や容量に適した時間、運転
を行う（ステップ１１０．１１１）。

その後、すすぎ運転モードに入り（ステップ１１２）、
すすぎ運転が終了すると（ステップ１１３゜１１４）、
水槽２から水２が排水される（ステップ１１５）。この
時、水１１１２内から徐々に水１１が排水され、最後に
は水」ｌは洗濯物１０に含まれろ水ｌだけになり、水を
含んだ洗濯物１０の重量をＸとすると、総重量ＴはＴ＝
Ｚ＋ＹからＴ＝Ｘとなる。つまり、水ｔ！２内の重量が
徐々に減少し、水１１が洗濯物Ｚに含まれる水量だけに
なり、歪センサ６の出力信号ら徐々に減少し、最後には
、はぼ一定になる為、マイクロコンピュータＣは排水終
了と見越し、脱水運転モードに入る（ステップ１１６〜
１１９）。

脱水運転モードでは、回転ドラム３の回転速度を低速か
ら運転しくステップ１２０）、水を含んだ洗濯物１０を
回転ドラム３内で拡散する事により、回転時のバランス
を取り、回転ドラム３の回転による水槽２の振動を抑え
る制御を行う。回転ドラム３の回転バランスが取れず、
水ＷＩ２の振動が激しく、歪みセンサ６の出力が規洛値
になると、回転ドラム３を正転・逆転の交互運転を行う
事により、水を含んだ洗濯物１０をほぐす。この動作を
歪みセンサ６の出力が安定するまで行う（ステコブ１２
１，１３３）。歪みセンサの出力が安定し、規定値以下
になると、回転ドラム３を高速回転まで立ち上げる（ス
テップ１２２）。この時も低速回転時と同鵡に、回転ド
ラム３の回転バランスが取れず、水１２の振動が激しい
時には（ステップ１２３）、回転ドラム３の回転を一度
低速回転まで落とし、ルーチンはステップ１３３に戻り
、正転・逆転の交互運転を行い回転バランスを安定させ
、再度高速回転まで立ち上げる。

これらの動作によって、回転ドラム３内の水を含んだ洗
濯物１０に含まれている水分が十分に減少してｘ＃Ｚと
なり（ステップ１２４）、回転ドラム２内の総量１１Ｔ
舛Ｚとなる。つまり、歪みセンサ６が検出する歪み量が
、水分が減少していくと同時に減少していき、水分が減
り尽くすと、歪み量の変化率ら、はぼ一定になる為（ス
テップ１２５）、脱水運転は終了しくステップ１２６）
、乾燥運転モードに入る（ステップ１２７）。

乾燥運転モードでは、重量ＴＭＺになり（ステップ１２
９）、しかも水ｔｌ１２に設けた湿度センサ８の検出す
る水槽２内の湿度が所定値以下になると（ステップ１３
０）、乾燥運転は終了となる（ステップ１３１，１３２
）。

このように、水ＷＩ２外部に設けた水平支持板４に歪み
センサ６を取り付け、それによって、水槽２内の重量お
よび動作中に発生する振動を検出して、洗濯機を制御す
る事により、衣類の洗浄から乾燥までの一連の運転動作
を行うことが可能となる。

（ト）発明の効果 この発明によれば、歪みセンナによって振動および重量
の変化を検出することにより、運転時の振動を抑制する
と共に、洗浄・脱水・乾燥工程を自動的に管理すること
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すドラム式洗濯機の正
面から見た基本構成図、第２図は同洗濯機の側面から見
た基本構成図、第３図は第１図における水平支持板およ
び歪みセンサの変形を説明する説明図、第４図は第１図
に示す実施例の制御装置のブロツク図、第５図〜第７図
は第４図に示す制御装置の動作を示すフローチャートで
ある。 ２・・・・・・水　槽、　　　　３・・・・・・回転ド
ラム、４・・・・・・水平支持板、　６・・・・・・歪
みセンサ、ＫＢ・・・・・・操作スイッチ部、 Ｃ・・・・・・マイクロコンピュータ、Ｖｔ・・・・・
・給水バルブ、Ｖ２・・・・・・排水パルプ、Ｆ・・・
・・・温風扇 第 図 第 第 胃 第４ 胃 館 胃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、洗濯機本体内に支持部材によって支持され洗濯液を
   蓄える水槽と、この水槽内で回転可能に水平支持され、
   かつ、洗濯物を収納可能で上記洗濯液が出入り可能に構
   成された回転ドラムと、前記支持部材に設けられた歪み
   センサと、歪みセンサによって検出される水槽の重量お
   よび振動の大きさに対応して水槽の給排水および回転ド
   ラムの駆動を制御する制御装置を備えたことを特徴とす
   るドラム式洗濯機。