JPH03110471A - 検量線作成方法 - Google Patents

検量線作成方法

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JPH03110471A
JPH03110471A JP24958889A JP24958889A JPH03110471A JP H03110471 A JPH03110471 A JP H03110471A JP 24958889 A JP24958889 A JP 24958889A JP 24958889 A JP24958889 A JP 24958889A JP H03110471 A JPH03110471 A JP H03110471A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 前 と この発明は、データ変換して抗原等の濃度を求めるため
の検量線を作成する方法に関するものでる。
〔従来の技術〕
免疫学的方法により血清中の蛋白等を測定する場合、そ
れに相対する物質を表面に感作させた担体を用いて測定
する方法がある。
例えば、血清等の検体中のある抗原の濃度を測定する際
に、その抗原と特異的に反応する抗体を感作させた不溶
性担体(例えば径がミクロン単位のラテックス粒子)と
検体とを混合することにより、抗原抗体反応を生じさせ
、担体同士を凝集させる。この凝集の程度を何らかの手
段で測定し、その凝集度を予め定められた検量線を用い
て抗原濃度に変換する。
凝集度を求めるためには、粒子計数手段により未凝集担
体数と凝集担体数とを測定し、両者の数から算出したり
、透過光や散乱光景の変化から求めたりする。
検量線は、含有されている抗原濃度の異なった複数の試
料を測定して設定される。−例として、既知の濃度c、
、c、、c、、c、、c、、c。
の試料を用い、凝集変人を凝集粒子数P、未凝集粒子数
Mにより、 A=P/ CM+P) で定義することができる。濃度Cへの変換は次のn次の
シグモイド曲線を用いて行うことができる。
10g+ac=  Σa+  Claw −(G  A
) /A)ただし、a++Gは定数である。nは自然数
であり、例えば3である。
これを図に示したのが第9図である。横軸に濃度(対数
表示)、縦軸に凝集度を取っている。なお、1000 
(n g/ml〕以上については、測定結果は表示しな
いようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕 前記のように、高次のシグモイド曲線を用いれば、比較
的良好に検量線を作成することができる。
しかし、その場合第7.a図や第7b図で示すように検
量線の両端部分に戻り現象10,12.1が生じること
があり、そうなると正しくデータ変換することができな
くなる。
この発明の目的は、高次のシグモイド曲線を用いながら
両端部分に戻り現象を生じることのない検量線作成方法
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の検量線作成方法は、測定すべき抗原または抗
体を含有する検体と、その抗原または抗体と特異的に反
応する抗体または抗原を結合させた不溶性担体とを混合
することにより、抗原抗体反応にもとづく不溶性担体の
凝集を生成させ、その凝集度Aを測定することにより、
検体中の抗原または抗体の濃度Cを求める免疫学的測定
方法における検量線の作成方法である。
この発明方法では、複数の既知濃度の試料につき各々凝
集変人を測定する。この測定により得られた各凝集度A
と既知濃度Cとを式 (ただし、nは自然数) に代入して同式の各定数a、、G、およびαを決定する
この際に、検量線の両端部分では前記式においてnを1
とする。このように各定数を決定し、同式で示される検
量線を作成する。
〔作 用〕
1次のシグモイド曲線を用いると、戻り現象は発生しな
い。この発明では、検量線の両端部分、すなわち低濃度
と高濃度の領域に1次のシグモイド曲線を用いているた
め、戻り現象が発生しない。
検量線の中間部分では、高次のシグモイド曲線を用いる
ことにより、凝集度と濃度との関係を良好に近似して表
すことができる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図および第2図に基づいて説
明する。
まず、凝集度の測定方法につき説明する。
血清等の検体中の微量の蛋白を高感度に、迅速に測定す
る方法として、(、IA法(Counting Iai
−@unoassay法)がある。これは、抗原抗体反
応を利用したラテックス凝集反応に伴う凝集度を、粒子
計数法により測定し、抗原の定量を行う方法である。免
疫凝集測定装置PAMIA−100(商品名、東亜医用
電子株式会社製)は、その方法を利用した装置である。
この実施例では、例えば上記の免疫凝集測定装置を使用
する。この装置では、検体(測定すべき抗原が含まれて
いる)と試薬(検体中の測定すべき抗原と特異的に反応
する抗体が結合されたラテックス粒子が含まれている)
とを混合させることにより、抗原抗体反応が生じ、ラテ
ックス粒子が検体中の抗原を媒介として相互に凝集し始
め、次第に凝集塊が形成される。所定時間後、検体と試
薬の混合液がフローセルに導入される。フローセルでは
シースフローが形成され、粒子はフローセル中央部分を
整列して流れる。粒子の細流部分にレーザ光が照射され
、個々の粒子から発せられる散乱光を計測し、弁別する
ことにより、未凝集ラテックス粒子の数Mと凝集ラテッ
クス粒子の数Pが求められ、両粒子数M、Pから凝集度
が算出される。例えば、A=P/ (M+P)とするこ
とができる。算出された凝集度は、検量線により抗原濃
度に換算される。なお、凝集度の算出については、他に
も色々と定義して用いることができる。
例えば、特開昭60−111963号公報や、特開昭6
0−24356号公報等にも算出方法が詳しく示されて
いる。
つぎに、検量線の作成方法を説明する。検量線を作成す
るためには、予め濃度のわかっている試料を実際に測定
し、得られた凝集度と濃度とから変換式を決定する。
ここでは、α−フェトプロティン(AFP)の場合を例
にとり、検量線作成方法の一例を説明する。
第1図はこの実施例の方法によって作成した検量線図で
ある。まず、既知濃度Co 、C+ 、Cx 。
c、、c、、c、、c、の試料の凝集度を測定する。具
体的にはC0〜C1は、それぞれ0,2.8.32.1
28.512.2048 [ng/ml〕である。
この実施例では濃度Oの試料(これは例えば検体希釈液
)を検量線作成時に用いるが、このことにより、試薬中
のラテックス粒子の自然凝集の影響を除外した変換式を
作成することができる。凝集度Aと濃度Cとの関係は、
次式で示されるn次のシグモイド曲線を用いる。これに
より良好に近似することができた。
A −α A −α ただし、αは濃度CO(すなわち濃度O)の試料の凝集
度であり、これが自然凝集分である。aO+al+  
at、axe”’は定数である。GはlJS度人−αが
漸近する値であり、定数である。
このシグモイド曲線を用いて次のように検量線を決定す
る。
i)濃度C=、CM、CIによるデータを用いて、濃度
C1以上の領域における関係式を決定する。ただし、こ
れには1次のシグモイド曲線を用いる(上式において、
n=1)。
ii)&1度C+ 〜Cm (’)データを用イテ濃度
C1〜C5の領域における関係式を決定する。ただし、
これには3次のシグモイド曲線を用いる(上式において
n=3)。
li)濃度01〜C4のデータを用いて濃度00〜CI
の領域における関係式を決定する。ただし、これには1
次のシグモイド曲線を用いる。
このように、この実施例においては、濃度C3以下と0
6以上の両端の領域では1次のシグモイド曲線を用い、
濃度C1〜C6の間の領域では3次のシグモイド曲線を
用いて、濃度C,,C,の箇所でそれぞれ曲線を接合し
ている。
濃度01〜C1の領域では3次のシグモイド曲線を用い
ると、凝集度と濃度との関係を良好に近似して表すこと
ができた。
次に、全領域に3次のシグモイド曲線を用いず、両端の
領域に1次のシグモイド曲線を採用した理由を説明する
。簡単のため、従来の検量線を例に取り説明する。
検量線の較正のため、試料を測定したところ、第3図あ
るいは第4図に示すようにデータが並んだとする。ただ
し、縦軸、横軸はそれぞれ濃度Cと(G−A)/Aの対
数である。このように、場合によって第3図あるいは第
4図のようになるのは、測定条件や試薬の特性に由来す
るものであろうと思われる。さて、次にプロットされた
点を元に、これらを曲線で結び近似させる。3次式で近
似させると、第3図は第5a図あるいは第5b図のよう
に近似でき、第4図は第6図のように近似できる。第5
a図、第5b図に示す近似曲線には橋があり、第6図に
示す近似曲線には極がない。
第5a図、第5b図、第6図の座標の取り方を変えると
、それぞれ第7a図、第7b図、第8図のようになる。
ここで注目すべきことは、第7a図、第7b図において
、検量線の端部に戻り現象10゜12.14が生じてい
ることである。第8図にはその戻り現象は生じていない
。戻り現象とは、検量線の端部、すなわち低濃度領域、
高濃度領域の両方において、あるいはそのいずれか一方
において、凝集度への増加に伴って濃度Cが逆に減少し
たり、凝集度への減少に伴って濃度Cが逆に増加したり
する現象である。この戻り現象が発生するのは、第5a
図、第5b図で示すように極を有する3次式で近似した
からである。また、3次式にかかわらず、極大点または
極少点を持てば、検量線には前述した戻り現象が発生す
る。極大点や極小点を持つ可能性があるのは二次式以上
である。
−次式であれば極は発生し得ない。
この実施例では、これよりわかるように、検量線の両端
部分の領域に関して、1次のシグモイド曲線を採用した
ので、戻り現象を回避できる。
さて、従来の検量線とこの実施例の検量線の違いにつき
、10 Cng/ml)以下の低濃度試料を測定し、そ
の正確度で評価した結果を第2図、第10図に示す。
横軸は試料の既知濃度であり、縦軸はその試料を測定し
て得られた凝集度Aから検量線を用いて濃度換算した値
である。直線は45度線である。
第2図はこの実施例による検量線を用いた場合であり、
第10図は従来の検量線を用いた場合である。第2図の
方がプロットした各点が45度の直線に近く、明らかに
この実施例による検量線を用いた方が正確度が高いこと
がわかる。
なお、前記実施例では既知濃度の試料のうちに濃度が0
の試料を含めたが、不溶性担体の自然凝集分を考慮する
必要がない場合は、必ずしも濃度がOの試料を含ませる
必要はない。
〔発明の効果〕
この発明の検量線作成方法は、検量線の両端部分では1
次のシグモイド曲線を用いているため、戻り現象のない
検量線を作成することができる。
そのため、低濃度領域および高濃度領域においても、正
しい測定結果を得ることができる。また、検量線の中間
部分では、シグモイド曲線を任意の寓次のものとするこ
とにより、凝集度と濃度との関係を精密に近似して表す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例により作成した検量線のグ
ラフ、第2図は同検量線を用いた濃度換算値と既知濃度
との比較図、第3図ないし第8図は各々従来の検量線の
端部における戻り現象の説明図、第9図は従来方法によ
り作成した検量線のグラフ、第1O図はその検量線を用
いた濃度換算値と既知濃度との比較図である。 箒 図 り 図 抗原1膚C [ng/mll を炉運膚 [ng/ml] 七V Aフ 図 第 図 第5a図 第5b 図 第 図 第7a  図 第 b 図 第 図 1円10C og10C 1内〆 第 図 t77、 !I?、渫贋 [ng/ml] 口 0 図 ¥f、知燻虜 [ng/ml]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 試料に含有する所定の抗原または抗体と特異的に反応す
    る抗体または抗原を結合させた不溶性担体と前記試料と
    を混合することにより、抗原抗体反応に基づく不溶性担
    体の凝集を生成させ、抗原または抗体の濃度が異なる複
    数の既知濃度の試料につき各々凝集度Aを測定する過程
    と、測定により得られた各凝集度Aと既知濃度Cとから
    式log_1_0C=Σ^n_i_=_9a_1〔lo
    g・{G−(A−α)}/A−α}〕^1(ただし、n
    は自然数) における各定数a_1、G、およびαを決定し、同式で
    示される検量線を作成する過程とを含み、前記検量線の
    両端部分では前記式においてnを1とすることを特徴と
    する検量線作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0790500A3 (en) * 1996-01-09 1998-11-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of determining calibration curve and analysis method and apparatus using the same

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EP0790500A3 (en) * 1996-01-09 1998-11-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of determining calibration curve and analysis method and apparatus using the same
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