JPH03109883A - ディスプレイのバック照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶テレビや液晶表示モニター付きのＶＴＲ
等における液晶ディスプレイのためのバック照明装置に
係り、特に壁掛は液晶テレビや外部映像信号入力端子を
有する液晶モニターなどに用いて好適なバック照明装置
に関する。

〔従来の技術〕

該種液晶モニター等の液晶ディスプレイにはバック照明
が必要で１例えは、液晶モニターを具備したＶＴＲ等の
機器においては、通常電源投入と同時にバック照明が点
灯されるようになっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したように＼、電源投入状態において常時バック照
明を点灯すると、バッテリー駆動されることの多い該種
機器においては、液晶ディスプレイが駆動されていない
待機状態においても、バック照明のために電力が消費さ
れ、無駄な消費電力が嵩むという問題があった。この点
に対処するために、手動スイッチなどを付設して不必要
時にはバック照明用の電源供給を断つことも考えられる
が、ユーザーにとっては甚だ使い勝手の悪いものとなる
。さらに、壁掛は液晶テレビや、壁面据付は型の監視用
液晶テレビ、商業デモ用液晶テレビなどのように、操作
がし難い箇所に配置される液晶ディスプレイにおいては
、手動スイッチによるバック照明用の電源供給制御は、
実質上困難である。

本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、液晶ディスプレイにバック照明が必要とさ
れる時のみ自動的にバック照明を点灯させることが出来
、消費電力の節約が可能な液晶ディスプレイのためのバ
ック照明装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の上記した目的は、液晶表示装置と、これをバッ
ク照明するバック照明手段とを有するディスプレイのバ
ック照明装置において、映像信号の入力の有無を検出す
る入力信号検出回路と、該入力信号検出回路の検出信号
に応じて前記バック照明手段への電源供給を制御し自動
的に点灯または消灯させる回路とを、設けることによっ
て達成される。

また、本発明においては好ましくは、バック照明の点灯
中に映像信号の入力が無いことを検出した際、該検出時
点より一定時間後にバック照明を消灯させるように、達
成される。

〔作用〕

上記した入力信号検出回路は、液晶表示装置に入力され
る映像信号の到来の有無を検出し、この検出信号をバッ
ク照明手段（例えば照明ランプ）への電源供給を制御す
るためのスイッチング回路に送出する。そして、スイッ
チング回路は、前記検出信号に応じ、映像信号が入力さ
れた場合はバック照明手段を点灯させ、映像信号が入力
されない場合はバック照明手段を消灯させる。これによ
り、バック照明が必要とされる時のみ自動的にバック照
明手段を点灯させることが出来る。

また、上述した入力信号検出回路とスイッチング回路と
の間に、例えば、時定数回路等のタイマ手段を設けるこ
とにより、バック照明手段が点灯中に映像信号が無いこ
とを検出した場合、所定時間後に消灯させることが出来
ると共に、前記所定時間内に新たな映像信号の到来を検
出した場合には、バック照明手段を点灯し続けることが
出来る。

従って、ごく短時間の映像信号の途切れがあってもバッ
ク照明手段は点灯を続けているので、バック照明手段の
点灯の立上りが映像表示の立上りに遅れる虞は全くない
。なお、バック照明手段の消灯中に映像信号が到来した
場合は、直ちにバック照明手段が点灯されるようにされ
ていることは勿論である。

〔実施例〕

以下、本発明を第１図に示した１実施例によって説明す
る。

同図において、１は映像信号入力端子、２は液晶表示装
置、３は照明ランプを具備したバック照明手段、４は入
力信号検出回路、５はタイマ回路、６はスイッチング回
路、７はバッテリーよりなる電源である。

映像信号入力端子１に映像信号が到来すると、該映像信
号は液晶表示装置２並びに入力信号検出回路４に入力さ
れ、液晶表示装置２は映像を出力すると共に、入力信号
検出回路４は映像信号の入力を検知した旨の検出信号を
スイッチング回路６に送出し、これによって、スイッチ
ング回路６は電源７からの電源電流をバック照明手段３
に供給してバック照明手段３のランプを点灯させる。従
って、液晶表示装置２に映像が出力されるとほぼ同時に
、バック照明が自動的に点灯され、明瞭に映像を視認す
ることが出来る。

上記した状態から映像信号の到来が途絶えると、当然液
晶表示装置２による映像の出力は停止される。また、入
力信号検出回路４は映像信号の入力が無いことを検知し
、映像信号入力が無いことを示す検出信号をタイマ回路
５を介してスイッチング回路６に送出し、タイマ回路５
で設定された所定秒時後にスイッチング回路６は、バッ
ク照明手段３への電源電流供給を断ちランプを消灯させ
る。

従って、映像信号の入力が無くなると所定時間後に自動
的にバック照明が消灯され、不要の電力消費が回避され
る。

なお、該実施例においては、上述したようにバック照明
の点灯中に、映像信号が途絶えるとタイマ回ｉｌ！５を
介して所定時間後にバック照明を消灯するようにしてい
るが、タイマ回路５を排して、映像信号の入力が無いこ
とを検知した時点でバック照明を消灯させるようにして
も良い。しかしながら、該実施例の如くすれば、バック
照明手段３が点灯中に映像信号が無いことを検出しても
、所定時間内に新たな映像信号が到来すると、バック照
明手段３を点灯し続けることが出来るので、ごく短時間
の映像信号の途切れがあってもバック照明手段は点灯を
続けているので、バック照明手段の点灯の立上りが映像
表示の立上りに遅れる虞は全くない。

以上のように該実施例によれば、液晶表示装置２にバッ
ク照明が必要とされる時のみ自動的にバック照明を点灯
させることが出来、消費電力の節約が図れる上、手動操
作によるバック照明の○Ｎ／○ＦＦ制御を必要としない
のでユーザーの使い勝手もよく、特に、壁掛は液晶テレ
ビや、壁面据付は型の監視用液晶テレビ、商業デモ用液
晶テレビなどのように、常時操作を行わない液晶ディス
プレイにあってはその利点は大きい。

〔発明の効果〕

叙上のように、本発明によれば、液晶ディスプレイにバ
ック照明が必要とされる時のみ自動的にバック照明を点
灯させることが出来、消費電力の節約が可能となると共
に、手動による操作の手間を省くことの出来る液晶ディ
スプレイのためのバック照明装置を提供でき、その価値
は多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例に係る液晶ディスプレイのバ
ック照明装置のブロック図である。 １・・映像信号入力端子、２・・・液晶表示装置、３・
・・バック照明手段、　４・・・入力信号検出回路、５
・・タイマ回路、　　　　６　・スイッチング回路、７
　・バッテリーよりなる電源。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、液晶表示装置と、これをバック照明するバック照明
   手段とを有するディスプレイのバック照明装置において
   、映像信号の入力の有無を検出する入力信号検出回路と
   、該入力信号検出回路の検出信号に応じて前記バック照
   明手段への電源供給を制御し自動的に点灯または消灯さ
   せる回路とを設けたことを特徴とするディスプレイのバ
   ック照明装置。 ２、請求項１記載において、バック照明の点灯中に映像
   信号の入力が無いことを検出した際、該検出時点より一
   定時間後にバック照明を消灯させる回路を付加したこと
   を特徴とするディスプレイのバック照明装置。