JPH0310808B2 - - Google Patents
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- JPH0310808B2 JPH0310808B2 JP57147894A JP14789482A JPH0310808B2 JP H0310808 B2 JPH0310808 B2 JP H0310808B2 JP 57147894 A JP57147894 A JP 57147894A JP 14789482 A JP14789482 A JP 14789482A JP H0310808 B2 JPH0310808 B2 JP H0310808B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D3/205—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
- F16D3/2055—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S464/00—Rotary shafts, gudgeons, housings, and flexible couplings for rotary shafts
- Y10S464/904—Homokinetic coupling
- Y10S464/905—Torque transmitted via radially extending pin
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
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- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、軸方向に沿つて周面に3本のガイド
溝を有する中空の外側機素と、この外側機素内に
あつて、それぞれローラを保持し外側に向いた3
本のアームを有し、これらアームとローラとを外
側機素のガイド溝に位置せしめる内側機素より成
る等速継手に関する。
溝を有する中空の外側機素と、この外側機素内に
あつて、それぞれローラを保持し外側に向いた3
本のアームを有し、これらアームとローラとを外
側機素のガイド溝に位置せしめる内側機素より成
る等速継手に関する。
<従来の技術>
上記の如き構造を有する等速継手としては、例
えば、ドイツ連邦共和国公開特許公報第278044号
および第2831044号に示されているようなものが
ある。
えば、ドイツ連邦共和国公開特許公報第278044号
および第2831044号に示されているようなものが
ある。
従来のプランジヤ式の等速継手においては、ロ
ーラとガイド溝の壁間の接線力(接線方向の力;
tangential force)によつてトルクが内側および
外側両機素間で直接に伝達される。また、ローラ
とガイド溝の壁間には、プランジング
(Planging)運動が生じる。そして、継手が関節
運動をする際には、内側機素は、外側機素に対し
て軸方向で偏心(シフト)し、継手に一回転当り
周期的にこの偏心が3回続けて生じることにな
る。
ーラとガイド溝の壁間の接線力(接線方向の力;
tangential force)によつてトルクが内側および
外側両機素間で直接に伝達される。また、ローラ
とガイド溝の壁間には、プランジング
(Planging)運動が生じる。そして、継手が関節
運動をする際には、内側機素は、外側機素に対し
て軸方向で偏心(シフト)し、継手に一回転当り
周期的にこの偏心が3回続けて生じることにな
る。
このような運動特性をバランスさせる為に、ロ
ーラは軸方向に摺動自在に配され且つ球状であり
(ボールローラ)、ガイド溝の壁は軸に平行して指
向し、ローラに対応する凹表面を有している。そ
して、ローラは、このような関節運動の結果、
各々のアームに沿つて移動する。
ーラは軸方向に摺動自在に配され且つ球状であり
(ボールローラ)、ガイド溝の壁は軸に平行して指
向し、ローラに対応する凹表面を有している。そ
して、ローラは、このような関節運動の結果、
各々のアームに沿つて移動する。
ローラは、また円筒形状のものでもよくこれは
円筒ローラと呼ばれている。しかしながら、この
円筒ローラの場合には、上記の如き偏心性をバラ
ンスさせる為に、ガイド溝の壁は軸に平行な凸状
のクラウン形状を持たねばならない。
円筒ローラと呼ばれている。しかしながら、この
円筒ローラの場合には、上記の如き偏心性をバラ
ンスさせる為に、ガイド溝の壁は軸に平行な凸状
のクラウン形状を持たねばならない。
<発明が解決しようとする課題>
上記の構造の継手においては、常に、隣接する
ベアリングや機械ユニツトへの周期的な変動負荷
という形で第3の振動を生じる。この力は、トル
ク、接合角度およびトルクを伝達するローラ等の
摩擦の程度により値が変わつてくる。
ベアリングや機械ユニツトへの周期的な変動負荷
という形で第3の振動を生じる。この力は、トル
ク、接合角度およびトルクを伝達するローラ等の
摩擦の程度により値が変わつてくる。
例えば、継手が前輪駆動の自動車に使用された
際には通常ニードルベアリングがローラとこのロ
ーラのアームとの間に設けられ、その点での回転
摩擦を最小限に抑えるのであるが、それにも抱わ
らず上述した変動負荷が刺激となつてエンジンユ
ニツトの振動を引き起こすのである。
際には通常ニードルベアリングがローラとこのロ
ーラのアームとの間に設けられ、その点での回転
摩擦を最小限に抑えるのであるが、それにも抱わ
らず上述した変動負荷が刺激となつてエンジンユ
ニツトの振動を引き起こすのである。
この振動は、特に差動装置の両側にある継手か
ら軸方向の力が差動装置の回転に対して加わつた
際また、刺激周波がモーターユニツトの振動周期
に重なるようになつた際に生じる。そして特に、
自動車が静止状態から急加速を行なつたような時
に自動車の前端部が持上り、継手の大きな接合角
度および最大トルク値をとる時に特にひどいもの
になる。従つて、上記の如き構造の継手を実際に
採用するには接合角度を比較的小さく限定しなけ
ればならない。
ら軸方向の力が差動装置の回転に対して加わつた
際また、刺激周波がモーターユニツトの振動周期
に重なるようになつた際に生じる。そして特に、
自動車が静止状態から急加速を行なつたような時
に自動車の前端部が持上り、継手の大きな接合角
度および最大トルク値をとる時に特にひどいもの
になる。従つて、上記の如き構造の継手を実際に
採用するには接合角度を比較的小さく限定しなけ
ればならない。
従つて、本発明は、従来の構造の継手で生じる
周期的におこる軸方向の変動負荷を一方の回転方
向について軽減し、或いは生ぜしめないようにし
た等速継手を提供し、また丈夫で、簡単かつ信頼
性のある等速継手を提供するという目的を有す
る。
周期的におこる軸方向の変動負荷を一方の回転方
向について軽減し、或いは生ぜしめないようにし
た等速継手を提供し、また丈夫で、簡単かつ信頼
性のある等速継手を提供するという目的を有す
る。
<課題を解決するための手段>
上記目的を達成する為に、本発明は、ローラと
ガイド溝の壁との間へ、少なくとも一方の回転方
向側にストリツプ状部材を設けて接線力を直接的
に伝達し、このストリツプ状部材を内側機素に対
しては軸方向で固定し、外側機素に対しては軸方
向で移動自在としたものである。
ガイド溝の壁との間へ、少なくとも一方の回転方
向側にストリツプ状部材を設けて接線力を直接的
に伝達し、このストリツプ状部材を内側機素に対
しては軸方向で固定し、外側機素に対しては軸方
向で移動自在としたものである。
<作用>
本発明に係る等速継手によれば、周期的におこ
る軸方向への変動負荷はストリツプ状部材により
吸収される。つまり、ストリツプ状部材の存在に
より、変動負荷は継手内で均衡(バランス)され
る。この軸方向の力(変動負荷)は摩擦値に左右
され、主たる力の分力に相当する。従つて、スト
リツプ状部材の寸法決めは、この目的に応じて適
宜に決定されることになる。尚、ここではトルク
伝達が行われる中間の部分については言及するも
のではない。
る軸方向への変動負荷はストリツプ状部材により
吸収される。つまり、ストリツプ状部材の存在に
より、変動負荷は継手内で均衡(バランス)され
る。この軸方向の力(変動負荷)は摩擦値に左右
され、主たる力の分力に相当する。従つて、スト
リツプ状部材の寸法決めは、この目的に応じて適
宜に決定されることになる。尚、ここではトルク
伝達が行われる中間の部分については言及するも
のではない。
また、この等速継手においては、摩擦力がスト
リツプ状部材により吸収されてしまうので、ロー
ラとアーム間にローラベアリングを設ける必要が
ない。このことにより継手の信頼性が増し、更に
継手のコストおよびその関連部品のコストを下げ
ることになる。
リツプ状部材により吸収されてしまうので、ロー
ラとアーム間にローラベアリングを設ける必要が
ない。このことにより継手の信頼性が増し、更に
継手のコストおよびその関連部品のコストを下げ
ることになる。
また、この等速継手における長所は、継手の主
な機能である関節運動とプランジング運動とが分
離されていることである。つまり、実際の関節操
作は内側機素とストリツプ状部材との間で行う
が、一方プランジング運動はストリツプ状部材お
よび外側機素との間で行われる。この結果、上記
2つの機能は各々互いの操作にとらわれずに最大
限にその機能を発揮することができるのである。
な機能である関節運動とプランジング運動とが分
離されていることである。つまり、実際の関節操
作は内側機素とストリツプ状部材との間で行う
が、一方プランジング運動はストリツプ状部材お
よび外側機素との間で行われる。この結果、上記
2つの機能は各々互いの操作にとらわれずに最大
限にその機能を発揮することができるのである。
例えば、ストリツプ状部材と外側機素の間に、
プランジング運動用のストツパを設けたり、或い
は内側機素とストリツプ状部材の間に関節運動用
のストツパを設けたりすることが簡単な機構でで
き、その結果、継手の安全性および信頼性が極め
て著しく改善される。
プランジング運動用のストツパを設けたり、或い
は内側機素とストリツプ状部材の間に関節運動用
のストツパを設けたりすることが簡単な機構でで
き、その結果、継手の安全性および信頼性が極め
て著しく改善される。
具体的には、球状ローラを使用した継手の場合
について、内側機素に対接して内側機素の略中央
位置に設けられた基盤を用いる固定手段によりス
トリツプ状部材を内側機素に対し軸方向で固定し
た実施例が示される。また、ストリツプ状部材と
ベースとを一体に形成し、共にケージを形成させ
たものも可能であることが示されてる。そしてこ
れらの点により製造コストの引き下げに解決の糸
口を与えるものになつている。
について、内側機素に対接して内側機素の略中央
位置に設けられた基盤を用いる固定手段によりス
トリツプ状部材を内側機素に対し軸方向で固定し
た実施例が示される。また、ストリツプ状部材と
ベースとを一体に形成し、共にケージを形成させ
たものも可能であることが示されてる。そしてこ
れらの点により製造コストの引き下げに解決の糸
口を与えるものになつている。
ケージの固定手段にはボール継手を用いること
が可能で、そのような場合は継手関節運動が妨げ
られることはない。すなわち、これは、固定手段
が、球状ヘツドを有し、内側機素の孔に設けられ
た2つの半割片の間に傾動自在に設けられている
ためである。
が可能で、そのような場合は継手関節運動が妨げ
られることはない。すなわち、これは、固定手段
が、球状ヘツドを有し、内側機素の孔に設けられ
た2つの半割片の間に傾動自在に設けられている
ためである。
内側機素に偏心を与える為に、遊隙をピンとベ
ースとの間に設けることができる。或いは、内側
機素内の半割片と孔の周辺の壁間に遊隙を設ける
ことも可能である。
ースとの間に設けることができる。或いは、内側
機素内の半割片と孔の周辺の壁間に遊隙を設ける
ことも可能である。
本発明による等速継手の実施例においては、球
状のローラが使用されており、円形断面を有する
球状ローラに対する軌道がストリツプ状部材の側
面に設けられている。この結果、内側機素の動き
は適宜に調整される。
状のローラが使用されており、円形断面を有する
球状ローラに対する軌道がストリツプ状部材の側
面に設けられている。この結果、内側機素の動き
は適宜に調整される。
また、本発明においては、ストリツプ状部材に
設けられてた球状ローラに対する上記軌道を主軸
に対して平行な円筒形状とすることが可能であ
る。その結果、ストリツプ状部材は一定の断面の
ものとすることができ、製造過程においてもコス
トを節減することができる。
設けられてた球状ローラに対する上記軌道を主軸
に対して平行な円筒形状とすることが可能であ
る。その結果、ストリツプ状部材は一定の断面の
ものとすることができ、製造過程においてもコス
トを節減することができる。
また、本発明によれば、軸方向に沿う球状のロ
ーラの軌道を湾曲した通路に改良することもで
き、これは上記した如く、継手の関節運動とプラ
ンジング運動とを分離したことによつて可能とな
る。この湾曲した径路の形は随意に配設すること
ができ、例えば、湾曲した経路はローラの動きに
実質的に対応するように選定することができ、ア
ームに設けた各々のローラの軸方向での偏心を少
なくし更に摩擦と摩耗とを最小に抑えることがで
きる。円筒ローラを使用した継手の実施例とし
て、円筒ローラに対接するストリツプ状部材の側
面が平坦で、ガイド溝の壁に対接するストリツプ
状部材の側面を円形(円弧形状)外形とすること
ができる実施例が示されている。この構造では、
円筒ローラが平坦な面上を走行するので、従来の
構造のものと対比すると線接触の安定度を高める
ことができるという長所がある。
ーラの軌道を湾曲した通路に改良することもで
き、これは上記した如く、継手の関節運動とプラ
ンジング運動とを分離したことによつて可能とな
る。この湾曲した径路の形は随意に配設すること
ができ、例えば、湾曲した経路はローラの動きに
実質的に対応するように選定することができ、ア
ームに設けた各々のローラの軸方向での偏心を少
なくし更に摩擦と摩耗とを最小に抑えることがで
きる。円筒ローラを使用した継手の実施例とし
て、円筒ローラに対接するストリツプ状部材の側
面が平坦で、ガイド溝の壁に対接するストリツプ
状部材の側面を円形(円弧形状)外形とすること
ができる実施例が示されている。この構造では、
円筒ローラが平坦な面上を走行するので、従来の
構造のものと対比すると線接触の安定度を高める
ことができるという長所がある。
この結果、継手の伝達力および実用寿命が著し
く改善される。また軸方向に向けて各々のアーム
に固定されるローラは比較的安価なものを使用す
ることができる。
く改善される。また軸方向に向けて各々のアーム
に固定されるローラは比較的安価なものを使用す
ることができる。
本発明によれば、更に、内側機素にストリツプ
状部材を軸方向で固定するために、内側機素の表
面形状と適合するガイド面を有し内側機素側へ延
設される延設部分をストリツプ状部材に設けるこ
とができる。
状部材を軸方向で固定するために、内側機素の表
面形状と適合するガイド面を有し内側機素側へ延
設される延設部分をストリツプ状部材に設けるこ
とができる。
この方法を用いることにより、ローラに掛かる
周期的な軸方向への変動負荷は比較的簡単な部品
を用いて吸収され均衡を保つようにできる。より
簡単な方法として具体的には、ストリツプ状部材
として二股状の延設部分を持つものを用いること
ができ、この場合二股部分の内側面が凹状ガイド
面を形成する。
周期的な軸方向への変動負荷は比較的簡単な部品
を用いて吸収され均衡を保つようにできる。より
簡単な方法として具体的には、ストリツプ状部材
として二股状の延設部分を持つものを用いること
ができ、この場合二股部分の内側面が凹状ガイド
面を形成する。
円筒状のローラを用いた等速継手の更なる他の
実施例では、円筒ローラに対面するストリツプ状
部材の側面を平らにし、一方ガイド溝に対面する
ストリツプ状部材の側面は、円弧形状の外形を有
し軸方向に平行なガイドとしている。そして、ス
トリツプ状部材は、円形縦断面における回転軸の
まわりに傾動自在として基盤に接続され、この基
盤は、内側機素に対し、軸方向の中心位置で固定
される。
実施例では、円筒ローラに対面するストリツプ状
部材の側面を平らにし、一方ガイド溝に対面する
ストリツプ状部材の側面は、円弧形状の外形を有
し軸方向に平行なガイドとしている。そして、ス
トリツプ状部材は、円形縦断面における回転軸の
まわりに傾動自在として基盤に接続され、この基
盤は、内側機素に対し、軸方向の中心位置で固定
される。
この実施例の長所としては、円筒ローラを内側
機素の形状と関係なく固定することができ、従つ
て、例えば接合角度の大きい継手にも採用し得る
ことである。また独立的にプランジング運動し得
るようにしたことにより、ストリツプ状部材とガ
イド溝の壁との間に潤滑剤を与えることができ、
またガイド溝の壁の外形とストリツプ状部材の外
形とを互いに整合させるようにすることができ
る。この円筒ローラを用いた実施例では断面形状
を円形のものとしなければならない。プラスチツ
ク塗装をストリツプ状部材に施すか、又はプラス
チツク製のストリツプ状部材に潤滑剤を用いるこ
とが可能であり、これは上記の如き表面接触によ
るすべり摩擦低抗を軽減し、実用寿命を延びし、
更に回転方向の動きを減少させ得るという著しい
効果をもたらす。
機素の形状と関係なく固定することができ、従つ
て、例えば接合角度の大きい継手にも採用し得る
ことである。また独立的にプランジング運動し得
るようにしたことにより、ストリツプ状部材とガ
イド溝の壁との間に潤滑剤を与えることができ、
またガイド溝の壁の外形とストリツプ状部材の外
形とを互いに整合させるようにすることができ
る。この円筒ローラを用いた実施例では断面形状
を円形のものとしなければならない。プラスチツ
ク塗装をストリツプ状部材に施すか、又はプラス
チツク製のストリツプ状部材に潤滑剤を用いるこ
とが可能であり、これは上記の如き表面接触によ
るすべり摩擦低抗を軽減し、実用寿命を延びし、
更に回転方向の動きを減少させ得るという著しい
効果をもたらす。
ケージは中間ピースにより周辺の端部を完全に
密閉することができる。これらの改良により何よ
りも、潤滑とシール機能とが分離され、ケージは
安定した状態になるのである。
密閉することができる。これらの改良により何よ
りも、潤滑とシール機能とが分離され、ケージは
安定した状態になるのである。
本発明の基本概念からその構成は更に、ストリ
ツプ状部材およびガイド溝の壁間に設けられるガ
イドローラの形成に及ぶものである。このガイド
ローラを設けた実施例は特にプランジング運動の
抵抗をできるだけ低くしたい時に好適で、ローラ
の回転通路はその形状を問われない。
ツプ状部材およびガイド溝の壁間に設けられるガ
イドローラの形成に及ぶものである。このガイド
ローラを設けた実施例は特にプランジング運動の
抵抗をできるだけ低くしたい時に好適で、ローラ
の回転通路はその形状を問われない。
更に、ストリツプ状部材上の回転通路を比較的
小さく抑えることができ、従つて場合によつて
は、プランジング運動用の通路の一部に回転接触
を用い、プランジング運動用の通路の残りをすべ
り接触として、回転通路に代えることも可能であ
る。
小さく抑えることができ、従つて場合によつて
は、プランジング運動用の通路の一部に回転接触
を用い、プランジング運動用の通路の残りをすべ
り接触として、回転通路に代えることも可能であ
る。
これはストツパを用いたり、又は回転半径を異
なつた形状にしたりして、ストツパ状部材に回転
体用の回転通路を設けて行う。
なつた形状にしたりして、ストツパ状部材に回転
体用の回転通路を設けて行う。
円筒ローラを用いた継手の場合、ローラは継手
の断面において円形の外形を呈しているので、ボ
ール若しくは樽形状のローラが適しておりガイド
溝の壁は自動調心玉軸受装置の如き円形の外形を
有する。
の断面において円形の外形を呈しているので、ボ
ール若しくは樽形状のローラが適しておりガイド
溝の壁は自動調心玉軸受装置の如き円形の外形を
有する。
<実施例>
以下、本発明の詳細な特徴を更に明らかにする
為に、本発明に係る実施例を添付した図面と共に
詳細に説明する。
為に、本発明に係る実施例を添付した図面と共に
詳細に説明する。
第1図に示す実施例においては継手の外側機素
1には、凹壁11Rおよび11Lを有する3つの
ガイド溝10がある。内側機素2には、外側方向
に向いた3本のアーム21がありこのアーム21
上には、それぞれボールローラ30が取付けら
れ、アーム21が軸方向で移動自在に構成されて
いる。
1には、凹壁11Rおよび11Lを有する3つの
ガイド溝10がある。内側機素2には、外側方向
に向いた3本のアーム21がありこのアーム21
上には、それぞれボールローラ30が取付けら
れ、アーム21が軸方向で移動自在に構成されて
いる。
ボールローラ30およびガイド溝10の壁11
Rの間にはストリツプ状部材41が設けられてお
り、その内表面42と外表面43とは、ボールロ
ーラ30とガイド溝10の壁11Rとの形状にそ
れぞれ適合している。なお、ストリツプ状部材4
1と外側機素1との間の両整合面43,11Rの
断面は円形状である必要はなくどのような形状で
もかまわない。
Rの間にはストリツプ状部材41が設けられてお
り、その内表面42と外表面43とは、ボールロ
ーラ30とガイド溝10の壁11Rとの形状にそ
れぞれ適合している。なお、ストリツプ状部材4
1と外側機素1との間の両整合面43,11Rの
断面は円形状である必要はなくどのような形状で
もかまわない。
ストリツプ状部材41は軸方向に関して内側機
素2に固定され、外側機素1のガイド溝10の壁
11R上を軸方向に摺動するようになつている。
そして、接線力(トルク)は、一方の回転方向に
関しては、ローラ30からストリツプ状部材41
を介し外側機素1へと伝達される。他方の回転方
向に関しては、従来の構造と同様に、接線力の伝
達は、ストリツプ状部材の介在なしに直接行われ
る。
素2に固定され、外側機素1のガイド溝10の壁
11R上を軸方向に摺動するようになつている。
そして、接線力(トルク)は、一方の回転方向に
関しては、ローラ30からストリツプ状部材41
を介し外側機素1へと伝達される。他方の回転方
向に関しては、従来の構造と同様に、接線力の伝
達は、ストリツプ状部材の介在なしに直接行われ
る。
本実施例は、自動車の駆動機構に好適であり、
ストリツプ状部材41は前進トルクの時に働ら
く。ストリツプ状部材41の介在のない後進時に
おいても、先に記した周期的な変動負荷が生じ得
るが、後進走行距離およびトルク値が小さいので
実際には支障はない。
ストリツプ状部材41は前進トルクの時に働ら
く。ストリツプ状部材41の介在のない後進時に
おいても、先に記した周期的な変動負荷が生じ得
るが、後進走行距離およびトルク値が小さいので
実際には支障はない。
なお図中左・右両側の負荷が著しい場合には、
後述するように、1つのボールローラに対し2つ
のストリツプ状部材を設ければよい。
後述するように、1つのボールローラに対し2つ
のストリツプ状部材を設ければよい。
第2図は、ストリツプ状部材41を内側機素2
に取りけた状態を示している。この取付けには基
盤40が用いられ、この基盤40にストリツプ状
部材41が組みあわされてケージ4を形成してい
る。ケージ4の基盤40は、3つのストリツプ状
部材41と共に一体構造として設けることが可能
である。つまり、基盤40およびストリツプ状部
材41は、球状ヘツド441を有する有するピン
44、その半割片45,45、デイスク46およ
びスタンピング47、そしてフランジ48および
ナツト49から成るボール継手400を用いて軸
方向に関し内側機素2に取付け・固定される。
に取りけた状態を示している。この取付けには基
盤40が用いられ、この基盤40にストリツプ状
部材41が組みあわされてケージ4を形成してい
る。ケージ4の基盤40は、3つのストリツプ状
部材41と共に一体構造として設けることが可能
である。つまり、基盤40およびストリツプ状部
材41は、球状ヘツド441を有する有するピン
44、その半割片45,45、デイスク46およ
びスタンピング47、そしてフランジ48および
ナツト49から成るボール継手400を用いて軸
方向に関し内側機素2に取付け・固定される。
従つて、内側機素2は球状ヘツド441を中心
としてケージ4に対し傾動自在となつている。更
に、固定手段即ちボール継手400は、ピン44
および基盤40間に遊隙を設けることにより、基
盤40に対し半径方向に沿つてわずかに移動する
ことができ、機械的なずれやその他の誤差を調整
できるようになつている。もつとも、ピン44お
よび基盤40間に遊隙を設けるかわりに、第3図
で示される半割片45a,45bと内側機素2と
の間に相応する遊隙を設けることもできる。
としてケージ4に対し傾動自在となつている。更
に、固定手段即ちボール継手400は、ピン44
および基盤40間に遊隙を設けることにより、基
盤40に対し半径方向に沿つてわずかに移動する
ことができ、機械的なずれやその他の誤差を調整
できるようになつている。もつとも、ピン44お
よび基盤40間に遊隙を設けるかわりに、第3図
で示される半割片45a,45bと内側機素2と
の間に相応する遊隙を設けることもできる。
内側機素2の平坦表面29は、それに対峙する
波形状の基盤40に対しての受け面として機能す
る。第2図中では継手が縮んで外側機素1内へ最
も突込まれた位置で示されており、ケージ4もガ
イド溝ベース14と接している。そして、継手が
傾斜接合状態で作動することによりこの状態にな
つた場合でも、従来の構造のものとの比較におい
て、この平坦表面29による受け面構造により、
騒音やボールローラに対する振動負荷をほとんど
生じぬようになつている。従つてまた、平坦表面
29による受け面構造(或いはストツプアレンジ
メント)は、結果的に安全性を高めると共に補助
的に負荷するので、外側機素1上にプランジング
通路を従来のものよりも小さくすることが可能で
ある。
波形状の基盤40に対しての受け面として機能す
る。第2図中では継手が縮んで外側機素1内へ最
も突込まれた位置で示されており、ケージ4もガ
イド溝ベース14と接している。そして、継手が
傾斜接合状態で作動することによりこの状態にな
つた場合でも、従来の構造のものとの比較におい
て、この平坦表面29による受け面構造により、
騒音やボールローラに対する振動負荷をほとんど
生じぬようになつている。従つてまた、平坦表面
29による受け面構造(或いはストツプアレンジ
メント)は、結果的に安全性を高めると共に補助
的に負荷するので、外側機素1上にプランジング
通路を従来のものよりも小さくすることが可能で
ある。
外方についての受け面構造(或いはエンドスト
ツプ)についても同様である。すなわち、ストリ
ツプ状部材41の平坦表面410は、ロツキング
リング、ねじ、シートメタルハウジング等の部品
により外側機素1に形成される対抗面に対する受
け面の役目を果し、これにより継手の各機素が相
反する方向で運動するのが高い信頼性をもつて阻
止され、かつ継手の運動も無騒音で行われる。
ツプ)についても同様である。すなわち、ストリ
ツプ状部材41の平坦表面410は、ロツキング
リング、ねじ、シートメタルハウジング等の部品
により外側機素1に形成される対抗面に対する受
け面の役目を果し、これにより継手の各機素が相
反する方向で運動するのが高い信頼性をもつて阻
止され、かつ継手の運動も無騒音で行われる。
第3図に示す実施例には、第2図に示した実施
例と同じようなケージ4が示されているが、アー
ムに取付けたボールローラ30の軸方向の動きを
最少にする為に湾曲した通路を有する軌道441
〔ボールローラ30用〕を備えている点で異なつ
ている。
例と同じようなケージ4が示されているが、アー
ムに取付けたボールローラ30の軸方向の動きを
最少にする為に湾曲した通路を有する軌道441
〔ボールローラ30用〕を備えている点で異なつ
ている。
更に、固定用のピン48aがケージ40の基盤
に植立・固定されている。球状ヘツド481a
は、ロツキングリング46aにより内側機素2の
孔25内に軸方向で固定された2つのデイスク4
5a,45b間に設けられているが、これらのデ
イスク45a,45bは孔25にガイドされなが
ら半径方向に移動することができるようになつて
いる。
に植立・固定されている。球状ヘツド481a
は、ロツキングリング46aにより内側機素2の
孔25内に軸方向で固定された2つのデイスク4
5a,45b間に設けられているが、これらのデ
イスク45a,45bは孔25にガイドされなが
ら半径方向に移動することができるようになつて
いる。
第3図aは、第3図のストリツプ状部材41
を、第3図中の矢印a−a線に沿つて破断し
て示している。
を、第3図中の矢印a−a線に沿つて破断し
て示している。
軌道(内側面)411はボールローラ30の外
形に相応するような円弧形状であるが、他方外表
面43は隆起した形状を呈している。尚、外側機
素1は破線で示されている。
形に相応するような円弧形状であるが、他方外表
面43は隆起した形状を呈している。尚、外側機
素1は破線で示されている。
ストリツプ状部材41および外側機素1間に
は、ある程度ずれが許容されるので、外側機素1
が外表面43へ十分に整合しなければならない点
を厳守すれば、外表面43の形状は図示の例に限
定されるものではない。
は、ある程度ずれが許容されるので、外側機素1
が外表面43へ十分に整合しなければならない点
を厳守すれば、外表面43の形状は図示の例に限
定されるものではない。
第4図に示す実施例の継手では、3つの円筒ロ
ーラ31が3本のアーム22に設けられており、
軸方向で固定されている。3本のアーム22はプ
レス等の手段により内側機素20の周囲にその半
径方向で固定されている。
ーラ31が3本のアーム22に設けられており、
軸方向で固定されている。3本のアーム22はプ
レス等の手段により内側機素20の周囲にその半
径方向で固定されている。
この実施例では、二股状の延設部分を持つスト
リツプ状部材61を用いており、このストリツプ
状部材61は、円筒ローラ31の各々に対し設け
られ、内側機素20から外側機素1へボール7を
関して一方の回転方向についてトルク伝達を行
う。
リツプ状部材61を用いており、このストリツプ
状部材61は、円筒ローラ31の各々に対し設け
られ、内側機素20から外側機素1へボール7を
関して一方の回転方向についてトルク伝達を行
う。
ローラ31に対接するストリツプ状部材61の
表面62は平坦な表面を持ち、これにより円筒ロ
ーラ31およびストリツプ状部材61間の整合が
高められる。
表面62は平坦な表面を持ち、これにより円筒ロ
ーラ31およびストリツプ状部材61間の整合が
高められる。
従来周知の如く微かにクラウンを付けた表面を
有する円筒状のローラ31は、表面力を最適化す
るために用いることができる。また、表面62も
同じような微かな隆起を金もつて形成することも
可能である。
有する円筒状のローラ31は、表面力を最適化す
るために用いることができる。また、表面62も
同じような微かな隆起を金もつて形成することも
可能である。
ストリツプ状部材61と外側機素1の間にはボ
ール7が溝76,71内へそれぞれ組込まれてい
る。ボール7は予め決められた走行通路を溝76
に沿つて回転可能であり、この区域内での継手の
摺動力は非常に僅かである。
ール7が溝76,71内へそれぞれ組込まれてい
る。ボール7は予め決められた走行通路を溝76
に沿つて回転可能であり、この区域内での継手の
摺動力は非常に僅かである。
別方向のトルクを伝達するガイド溝の壁13に
もクラウンを付してある。この構造を自動車に用
い、ガイド溝のクラウンを有する壁13へ後進時
の主負荷がかかるようにすることも可能である。
もクラウンを付してある。この構造を自動車に用
い、ガイド溝のクラウンを有する壁13へ後進時
の主負荷がかかるようにすることも可能である。
第4図においては球状の内側機素20に対する
ストリツプ状部材61の固定方法を示しており、
第4図bに示すストリツプ状部材61はローラ3
1側から見て状態で示されている。
ストリツプ状部材61の固定方法を示しており、
第4図bに示すストリツプ状部材61はローラ3
1側から見て状態で示されている。
二股状の延設部分のガイド面65は、凹状に、
即ち中空円筒状なつており、継手が直線状になつ
た時、その中空円筒状の曲率中心は、円筒状のロ
ーラ31の回転軸Y−Yと同心になるようにな
る。
即ち中空円筒状なつており、継手が直線状になつ
た時、その中空円筒状の曲率中心は、円筒状のロ
ーラ31の回転軸Y−Yと同心になるようにな
る。
球状の内側機素20は、継手が直線状態におい
ては、ストリツプ状部材61と主回転軸A−Aに
沿つて接している。この結果、ストリツプ状部材
61は内側機素20に対して常に軸方向にあるよ
うに固定されることになる。
ては、ストリツプ状部材61と主回転軸A−Aに
沿つて接している。この結果、ストリツプ状部材
61は内側機素20に対して常に軸方向にあるよ
うに固定されることになる。
外側機素1の動きに対応する内側機素20の異
心的な動きは継手の動きに必要であるが、これは
摺動運動と傾斜運動で均衡を保たれている。すな
わち、最初に円筒状のローラ31がこれに対接す
る表面62上をガイド面65の軸A−A方向で摺
動する。次いで、球状の内側機素20、円筒状の
ローラ31およびストリツプ状部材61間の傾斜
運動が生じ、さらに外側機素1の傾斜運動が生じ
る。この結果、ボール7の中心点を含む軸Sは傾
斜軸になるのである。尚、第4図bに示すよう
に、溝76内にあるボール7の回転径路はストツ
パ77で制限されている。
心的な動きは継手の動きに必要であるが、これは
摺動運動と傾斜運動で均衡を保たれている。すな
わち、最初に円筒状のローラ31がこれに対接す
る表面62上をガイド面65の軸A−A方向で摺
動する。次いで、球状の内側機素20、円筒状の
ローラ31およびストリツプ状部材61間の傾斜
運動が生じ、さらに外側機素1の傾斜運動が生じ
る。この結果、ボール7の中心点を含む軸Sは傾
斜軸になるのである。尚、第4図bに示すよう
に、溝76内にあるボール7の回転径路はストツ
パ77で制限されている。
第4図cの継手は、その運動という点からみれ
ば第4図の継手と対応する。
ば第4図の継手と対応する。
ストリツプ状部材61は外側機素1の凹状のガ
イド溝の壁11Rに接しつつ摺動し、その傾斜軸
Sは、継手の接合角度が0度の場合には、ローラ
31の軸Y−Yと交叉している(第4図および第
4c図参照)。この時、関節運動(傾斜運動)は
最少でありよりよい動きが得られる。
イド溝の壁11Rに接しつつ摺動し、その傾斜軸
Sは、継手の接合角度が0度の場合には、ローラ
31の軸Y−Yと交叉している(第4図および第
4c図参照)。この時、関節運動(傾斜運動)は
最少でありよりよい動きが得られる。
また、この実施例では、他方のストリツプ状部
材60が円筒状のローラ31とガイド溝の壁11
L間に設けられている。
材60が円筒状のローラ31とガイド溝の壁11
L間に設けられている。
このストリツプ状部材60は、外側機素1およ
び円筒状のローラ31の整合を密にせんとするも
ので、内側の表面66は平坦で外側の表面67は
円筒形状とされている。
び円筒状のローラ31の整合を密にせんとするも
ので、内側の表面66は平坦で外側の表面67は
円筒形状とされている。
このストリツプ状部材60の傾斜軸もまたSで
ある。それ故に、ストリツプ状部材60はストリ
ツプ状部材61と強固に結合することができ、例
えば、U字形の断面をもつような一体物で形成す
ることが可能である。もつとも、ストリツプ状部
材60を独立させて設け得ることはもちろんであ
る。
ある。それ故に、ストリツプ状部材60はストリ
ツプ状部材61と強固に結合することができ、例
えば、U字形の断面をもつような一体物で形成す
ることが可能である。もつとも、ストリツプ状部
材60を独立させて設け得ることはもちろんであ
る。
第5図および第5図aでは、この継手の他の実
施例が示されている。縦断面がU字形になつてい
るストリツプ状部材8は回転ピン90によりベー
ス(基盤)9に傾動自在に固定されている。従つ
て回転ピン90の軸7,S,SSは各々傾斜軸並
びにストリツプ状部材8の円筒状外表面83の軸
とそれぞれ一致している。
施例が示されている。縦断面がU字形になつてい
るストリツプ状部材8は回転ピン90によりベー
ス(基盤)9に傾動自在に固定されている。従つ
て回転ピン90の軸7,S,SSは各々傾斜軸並
びにストリツプ状部材8の円筒状外表面83の軸
とそれぞれ一致している。
内側の表面82は平坦である。ベース9を内側
機素(図示せず)に軸方向で取付ける為に、通路
91が設けられている。
機素(図示せず)に軸方向で取付ける為に、通路
91が設けられている。
第6図および第6図aにおいて、ストリツプ状
部材51およびベースにより形成されるケージ5
は、閉じた箱状で、薄い材質で形成される。スト
リツプ状部材51は、内側および外側表面52,
53を備え、軸方向で円筒状であり、ボールロー
ラを用いたトルク伝達に適している。
部材51およびベースにより形成されるケージ5
は、閉じた箱状で、薄い材質で形成される。スト
リツプ状部材51は、内側および外側表面52,
53を備え、軸方向で円筒状であり、ボールロー
ラを用いたトルク伝達に適している。
このようにして形成されたケージ5は図中右方
向から上部の開放面へ向けて密閉構造と成り、そ
の結果中間ピース500a,500bの設値によ
り補強効果が高められ、それによつて例えば薄手
で深さのあるものを引抜き成型し、ケージとして
用いることができる。
向から上部の開放面へ向けて密閉構造と成り、そ
の結果中間ピース500a,500bの設値によ
り補強効果が高められ、それによつて例えば薄手
で深さのあるものを引抜き成型し、ケージとして
用いることができる。
中心通路54は、内側機素を接着する為に設け
られている。
られている。
本実施例のきわ立つた特徴は、関節運動および
プランジング運動の機能が各々密閉されて異なつ
た位置に分離されているので、例えば継手の潤滑
と密閉とが分離状態に保たれることである。
プランジング運動の機能が各々密閉されて異なつ
た位置に分離されているので、例えば継手の潤滑
と密閉とが分離状態に保たれることである。
第7図aでは、ストリツプ状部41および外側
機素1が示され、その間にローラ体7が設けられ
ており、直線的なローリングガイドとしての機能
を発揮するようになつている。回転軸はR−Rと
なつている。ストリツプ状部材41の内側表面4
2は凹状であり、図示せぬローラの形状に整合せ
しめてある。
機素1が示され、その間にローラ体7が設けられ
ており、直線的なローリングガイドとしての機能
を発揮するようになつている。回転軸はR−Rと
なつている。ストリツプ状部材41の内側表面4
2は凹状であり、図示せぬローラの形状に整合せ
しめてある。
ローラ体7の接点711,741は、外側機素
1およびストリツプ状部材41に、回転半径r1が
半径r2より小さくなるように選択されている。こ
の結果、ストリツプ状部材41上の回転通路は外
側機素1上の回転通路より小さくなる。この構造
によりストツパ効果が得られ従つてすべり摩擦を
避けることができる。
1およびストリツプ状部材41に、回転半径r1が
半径r2より小さくなるように選択されている。こ
の結果、ストリツプ状部材41上の回転通路は外
側機素1上の回転通路より小さくなる。この構造
によりストツパ効果が得られ従つてすべり摩擦を
避けることができる。
第7図bには更に直線的なローリングガイド機
能を発揮するようにした例を示しており、樽状の
ローラ体70が採用され、回転軸はR−Rとなつ
ている。ローラ体70は、ストリツプ状部材60
0の側面に対し略全面的に接しているので、その
間での関節運動はできない。
能を発揮するようにした例を示しており、樽状の
ローラ体70が採用され、回転軸はR−Rとなつ
ている。ローラ体70は、ストリツプ状部材60
0の側面に対し略全面的に接しているので、その
間での関節運動はできない。
ローラ体70の外形は、中心Sを外側機素1の
凹表面11Rと共有している。従つて、ストリツ
プ状部材600はローラ70と共に外側機素1に
対して軸Sを中心として傾動可能である。
凹表面11Rと共有している。従つて、ストリツ
プ状部材600はローラ70と共に外側機素1に
対して軸Sを中心として傾動可能である。
<発明の効果>
以上説明して来たように、この発明によれば、
その構成を中空の外側機素に設けた3本のガイド
溝の壁と、外側機素内へ配設する内側機素の3本
のアームに保持せしめたローラとの間へ、それぞ
れ少なくとも一方の回転方向で接線力を直接伝達
するストリツプ状部材を設け且つこのストリツプ
状部材を内側機素へ軸方向で固定し、内側機素に
対し軸方向で移動自在としたことにより、継手内
に生じる変動負荷を、比較的簡単な部品であるス
トリツプ状部材に吸収せしめ、継手内のバランス
を容易に保てるようにし、このため従来内側機素
のアームとローラ間に必要であつたローラベアリ
ングの如き部品を不要としてコストの低減を可能
とし、また継手の関節運動とプランジング運動と
が分離されるので、継手の作動時における安全性
と信頼性を丈夫で簡単な機構で増大させることが
できるようになり、継手の実用寿命をも延ばすこ
とになるという多くの効果が得られる。
その構成を中空の外側機素に設けた3本のガイド
溝の壁と、外側機素内へ配設する内側機素の3本
のアームに保持せしめたローラとの間へ、それぞ
れ少なくとも一方の回転方向で接線力を直接伝達
するストリツプ状部材を設け且つこのストリツプ
状部材を内側機素へ軸方向で固定し、内側機素に
対し軸方向で移動自在としたことにより、継手内
に生じる変動負荷を、比較的簡単な部品であるス
トリツプ状部材に吸収せしめ、継手内のバランス
を容易に保てるようにし、このため従来内側機素
のアームとローラ間に必要であつたローラベアリ
ングの如き部品を不要としてコストの低減を可能
とし、また継手の関節運動とプランジング運動と
が分離されるので、継手の作動時における安全性
と信頼性を丈夫で簡単な機構で増大させることが
できるようになり、継手の実用寿命をも延ばすこ
とになるという多くの効果が得られる。
第1図は、球状のローラおよびケージの形状を
とるストリツプ状部際を一方の回転方向について
有する継手の正面図、第2図は、第1図中の−
線に沿う断面図、第3図は、球状のローラおよ
び湾曲した軌道を用いた継手用のケージを部分的
に示す断面図、第3図aは、第3図中の矢印a
−a線に沿うケージ内のストリツプ状部材の断
面図、第4図は、円筒状のローラ、3つのストリ
ツプ状部材および一方の回転方向にボールガイド
を有する継手の部分断面図、第4図aは、第4図
に示すストリツプ状部材を示す部分断面図、第4
図bは、第4図に示すストリツプ状部材の正面
図、第4図cは、ガイド溝に凹状のガイド面を設
けた第4図の継手と類似する継手の一部を示す正
面図、第5図は、円筒状のローラおよび傾動自在
なストリツプ状部材を有する継手のケージを示す
正面図、第5図aは、第5図中の矢印Va−Va線
に沿う断面図、第6図は、ボール状のローラ体を
用いる継手の密閉ケージを示す正面図、第6図a
は、第6図のa−a線に沿う部分断面図、第
7図aは、ボール状のローラ体を用いた継手の要
部を示す断面図、そして第7図bは、円筒状のロ
ーラ体を用いた継手の要部を示す断面図である。 1……外側機素、2,20……内側機素、8,
41,61,51,600……ストリツプ状部
材、10……ガイド溝、11R,7……ガイド溝
の壁、21……アーム、30,31……ローラ。
とるストリツプ状部際を一方の回転方向について
有する継手の正面図、第2図は、第1図中の−
線に沿う断面図、第3図は、球状のローラおよ
び湾曲した軌道を用いた継手用のケージを部分的
に示す断面図、第3図aは、第3図中の矢印a
−a線に沿うケージ内のストリツプ状部材の断
面図、第4図は、円筒状のローラ、3つのストリ
ツプ状部材および一方の回転方向にボールガイド
を有する継手の部分断面図、第4図aは、第4図
に示すストリツプ状部材を示す部分断面図、第4
図bは、第4図に示すストリツプ状部材の正面
図、第4図cは、ガイド溝に凹状のガイド面を設
けた第4図の継手と類似する継手の一部を示す正
面図、第5図は、円筒状のローラおよび傾動自在
なストリツプ状部材を有する継手のケージを示す
正面図、第5図aは、第5図中の矢印Va−Va線
に沿う断面図、第6図は、ボール状のローラ体を
用いる継手の密閉ケージを示す正面図、第6図a
は、第6図のa−a線に沿う部分断面図、第
7図aは、ボール状のローラ体を用いた継手の要
部を示す断面図、そして第7図bは、円筒状のロ
ーラ体を用いた継手の要部を示す断面図である。 1……外側機素、2,20……内側機素、8,
41,61,51,600……ストリツプ状部
材、10……ガイド溝、11R,7……ガイド溝
の壁、21……アーム、30,31……ローラ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軸方向に沿つて周面に3本のガイド溝を設け
た中空の外側機素内に、それぞれローラーを保持
し外側へ向いた3本のアームを有する内側機素を
配設し且つ、アームとローラーとをガイド溝内へ
位置せしめた等速継手において、 上記ローラー30,31とガイド溝10の壁1
1R,71との間へ、それぞれ少なくとも一方の
回転方向で接線力を直接伝達するストリツプ状部
材41,61,8,51,600を設けかつ、こ
のストリツプ状部材41,61,8,51,60
0を内側機素2,20に対しては軸方向に関し固
定し、外側機素に対しては軸方向で移動自在とし
たことを特徴とする等速継手。 2 内側機素の中心部位へ固定手段400により
取付けた基盤40,9へストリツプ状部材41,
8,51が軸方向で固定されていることを特徴と
する請求項1記載の等速継手。 3 ストリツプ状部材41,51と基盤40とを
一体にしてケージ4,5を形成せしめたことを特
徴とする請求項2記載の等速継手。 4 固定手段400は、ボール継手であることを
特徴とする請求項2または請求項3記載の等速継
手。 5 固定手段400は、内側機素2へ穿設した孔
内に配置した2つの半割片45,45a,45b
の間へ傾動自在に取付けられた球状ヘツド44
1,481aと、この球状ヘツド441,481
aへ突設したピン44,48aを備えていること
を特徴とする請求項4記載の等速継手。 6 ピン44と基盤40との間に遊隙を設けたこ
とを特徴とする請求項5記載の等速継手。 7 内側機素2へ穿設した孔の周辺壁および半割
片45a,45b間に遊隙を設けたことを特徴と
する請求項5記載の等速継手。 8 軸方向に対し横断する方向で円形断面を有す
るローラ30に対接するストリツプ状部材41,
51の側面に軌道42,411,52を設けたこ
とを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに
記載の等速継手。 9 ストリツプ状部材41,51に設けられてい
る、ローラ30用の軌道42,52は、円筒形状
でありかつ軸方向に沿つて平行であることを特徴
とする請求項8記載の等速継手。 10 ローラ用軌道411を、軸方向で曲線状と
したことを特徴とする請求項8記載の等速継手。 11 円筒状のローラ31に対接するストリツプ
状部材61の一方の側面62を平面状としかつ、
ガイド溝の壁に対面する他方の側面上に軸方向に
平行な円形のガイド76を設けたことを特徴とす
る請求項1記載の等速継手。 12 ストリツプ状部材61は、球形状の内側機
素の外形に相応させた凹状のガイド面65を有し
内側機素へ延設された延設部分を備えており、こ
の延設部分により内側機素対し軸方向で固定され
ていることを特徴とする請求項11記載の等速継
手。 13 ストリツプ状部材61は、二股部分を有し
この二股部分の内面がガイド面65を形成してい
ることを特徴とする請求項12記載の等速継手。 14 ストリツプ状部材8は、円筒ローラ31に
対接する側の側面82が平坦で、ガイド溝83の
壁に対接する側の側面には略平行で円形状のガイ
ド83が設けられ、そしてこのストリツプ状部材
8は、円形の外縁部に位置する回転軸S,SSを
中心として基盤9へ傾動自在に接合され、且つ内
側機素に対し中心で軸方向に固定されていること
を特徴とする請求項1記載の等速継手。 15 ケージ5の周辺端部を中間ピース500
a,500bで完全に密閉したことを特徴とする
請求項3記載の等速継手。 16 ストリツプ状部材61,41と、ガイド溝
の壁71,11Rとの間に、ローラガイドを設け
たことを特徴とする請求項1記載の等速継手。 17 ストリツプ状部材61,41上のローラ体
7,70の回転通路はストツパ77により制限さ
れていることを特徴とする請求項16記載の等速
継手。 18 ストリツプ状部材41上のローラ体7の回
転通路が、このローラ体7の回転半径r1を外側機
素1内の回転半径r2よりも小さくすることにより
制限されていることを特徴とする請求項16記載
の等速継手。
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