JP2008509345A - 回転ホモキネティックジョイント - Google Patents

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Abstract

外面3と内面4とを有し、内周に沿って等間隔の3以上のガイドトラック6を備える外側ジョイント部2と、外周に沿って等間隔の3以上の枢軸10を備える内側ジョイント部8と、外側と内側のジョイント部間に配置され、枢軸上に支持される転がり軸受12とを具備する回転ホモキネティックジョイント1。全転がり軸受は、内側ジョイント部14を軸方向で直動させるべく外側ジョイント部のガイドトラックに適合される転がり軸受外面14を備える。ガイドトラックは2つの対向する側方ガイド面16を備え、各側方ガイド面は転がり軸受を軸方向で案内する。本ジョイントは、全側方ガイド面が互いに対して所定の角度αを成して延びる2以上の直線的な面18a,18bから成り、それによりガイドトラック内の転がり軸受が、ローディング方向に対応するガイドトラックの側方ガイド面上の2以上の接触領域20で支持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1のプレアンブルに係る回転ホモキネティックジョイントに関する。
回転ホモキネティックジョイントは、幅広く知られており、車のドライブトレインにおいて、例えば可動型従動車軸において使用され、また、従動車輪における車両スプリングシステムを均一化するために使用されている。
このような回転ホモキネティックジョイントは、ジョイントの駆動部と従動部との間の角度を比較的大きくすることができる一方で、均一な振動の無いねじれ伝達が維持されるという点で有益である。
回転ホモキネティックジョイントは、独国特許出願公開第4210894 A1号明細書および独国特許出願公開第10206733 A1号明細書から知られている。これらの文献はそれぞれ、湾曲した外面を有する転がり軸受が外側ジョイント部のトラック内に挿入される三脚型の回転ホモキネティックジョイントについて記載している。トラックの側方ガイド面の曲率は、各転がり軸受が外側ジョイント部のガイドトラック内の少なくとも1つの接触領域で支持されるように転がり軸受に適合されている。
この従来技術の欠点は、トラックの側方ガイド面の幾何学的形状が曲率に起因して多大な製造労力を要するという点である。また、負荷時に接触領域で比較的高いヘルツ(Hertzial)応力(ヘルツの理論にしたがって2つのボディの接触中に生じる応力)が生じ、それにより、これらの領域で素材疲労が起こる場合がある。更に、転がり軸受は、トラック内で比較的大きなクリアランス、いわゆるバックラッシュを有しており、そのため、トラック内で軸受が傾動する場合があり、それにより、回転ジョイントの動きが不安定になる。独国特許出願公開第102 06 733 A1号明細書に係る回転ホモキネティックジョイントは、内側ジョイント部の枢軸の曲率に適合される転がり軸受の内側リングを更に備えており、それにより、高い傾転力が枢軸を介して転がり軸受に作用する。
したがって、本発明の目的は、転がり軸受と外側ジョイント部との間のヘルツ(Hertzial)応力を小さくできる一方で、ガイドトラック内での軸受の動きの自由度を小さくでき、また、従来技術の欠点が回避されるように、前述したタイプの回転ホモキネティックジョイントを改善することである。
この目的は、本発明によれば、請求項1の特徴によって解決される。
本発明は、外側ジョイント部に設けられ且つそれぞれが転がり軸受をガイドする2つの対向する側方ガイド面を備えるガイドトラックが、全ての側方ガイド面が互いに対して所定の角度を成して延びる少なくとも2つの直線的な面から成るように形成され、それにより、ガイドトラック内に挿入された転がり軸受が、ローディング方向に対応するガイドトラックの側方ガイド面上の少なくとも2つの接触領域で支持されるということを有利に提供する。したがって、ローディング方向で生じる力が2つの異なる接触領域上に分布され、それにより、転がり軸受外面とガイドトラックのガイド面との間の接触領域でのヘルツ(Hertzial)応力が減少される。また、更に小さいバックラッシュを実現でき、それにより、回転ホモキネティックジョイントの均一な動きを得ることができる。ガイドトラックの側方ガイド面の幾何学的に簡単な直線的な面により、比較的簡単に且つ低コストで外側ジョイント部を製造することができる。
本発明の有利な進展においては、転がり軸受の転がり軸受外面が球面であり、球面形状の中心が転がり軸受の中心軸上に位置していることが提供される。これは、球面形状に起因して転がり軸受外面を簡単に且つ高い精度で製造でき、それにより、転がり軸受外面とガイド面との間の隙間を小さくできるとともに動きの自由度を小さくできるという点で有益である。また、側方ガイド面に対する転がり軸受の均一な接触が可能になり、それにより、側方ガイド面と転がり軸受外面との間の少なくとも2つの接触領域に対して均一に負荷がかけられる。
また、転がり軸受の転がり軸受外面は、転がり軸受の赤道面に対して垂直に延びる面内に曲率を有していてもよく、前記曲率の半径は、転がり軸受の赤道面内の外径よりも大きい。これにより、大きい半径に起因して、転がり軸受外面とガイド面との間の接触領域を増大させることができ、それにより、接触領域におけるヘルツ応力が更に低くなる。
好ましい実施形態は、互いの方に向かって延びる側方ガイド面の直線的な面同士の成す角度が転がり軸受外面の曲率に適合されることを提供する。したがって、転がり軸受外面に対するガイドトラックの特に良好な接触が可能になり、それにより、バックラッシュを非常に小さく保つことができる。
好ましくは、接触時に、側方ガイド面の直線的な面がそれぞれ、転がり軸受の接触領域で転がり軸受外面の曲率に対する接平面を形成することが提供される。
特に好ましい実施形態において、転がり軸受外面の曲率中心から転がり軸受外面と側方ガイド面との間の接触領域のうちの1つまでの接続線は、転がり軸受の赤道面と、0.5°〜arcsin[B/(2・r)]−0.5°、好ましくは2°〜arcsin[B/(2・r)]−2°に相当する角度を成しており、rが転がり軸受外面の曲率半径であり、Bが転がり軸受の軸方向における転がり軸受の幅である。そのため、転がり軸受外面で材料が壊れないように、転がり軸受外面と側方ガイド面との間の接触領域を転がり軸受の側縁から十分に離間させることができる。また、ガイドトラック内での転がり軸受の傾き安定性を確保するため、転がり軸受外面における2つの接触領域が十分に離間される。
特に好ましい実施形態においては、ガイドトラック内に挿入される転がり軸受が、転がり軸受外面と側方ガイド面との間に最大で0.2mm、好ましくは最大で0.1mmのクリアランスを有していることが提供される。これにより、ガイドトラック内で転がり軸受が僅かに傾いた場合に、ガイドトラックと転がり軸受との間で十分な潤滑を行なうことができ、それにより、何ら問題なく転がり軸受をガイドトラック内で直線的に移動させることができる。
特に好ましい実施形態では、転がり軸受の端縁が丸められ、また、転がり軸受外面が端縁から段付けられる隆起面を形成していることが提供される。そのような隆起面により、ガイドトラック内で転がり軸受が均一に支障なく移動するために必要な滑らかな表面の転がり軸受外面を有するそのような転がり軸受を容易に製造することができる。
好ましい実施形態において、本発明は、ガイドトラックの側方ガイド面と転がり軸受外面との間にそれぞれ潤滑油チャンネルが設けられることを提供する。この潤滑油チャンネルは、転がり軸受表面と側方ガイド面との間の接触部位間に位置されてもよい。潤滑油チャンネルを設けると、簡単な方法でガイドトラック内の転がり軸受を常に十分に潤滑することができ、それにより、ガイドトラック内での転がり軸受の移動を滑らかにできる。
好ましくは、内側ジョイント部の枢軸がそれぞれ枢軸の軸と同軸のバレル形状を成すことが提供される。バレル形状は、互いに垂直な2つの面内に外面の円形の曲率を有していることが好ましい。軸の面内における外面の曲率半径は、枢軸の軸に対して垂直な赤道面内のバレル形状の半径よりも小さいことが好ましい。この円形の曲率により、転がり軸受の内側リング内に枢軸を簡単に挿入することができる。また、回転ホモキネティックジョイントの曲げによって起こる転がり軸受内側リング内での枢軸の傾動が改善される
転がり軸受は内面を有しており、前記内面および内側ジョイント部の枢軸は、枢軸が転がり軸受の軸方向で直線的に移動できるように互いに合わせられる。転がり軸受内で枢軸が直線的に移動できることにより、転がり軸受に及ぼされる軸力が更に小さくなり、それにより、転がり軸受の傾動の虞が減少される。また、特に簡単な方法で枢軸を転がり軸受内に挿入することができる。更に、比較的簡単な方法で且つ低コストでそのような内面の製造および微細な機械加工を行なうことができる。
転がり軸受は、ロール体を間に配置した転がり軸受内側リングと転がり軸受外側リングとから成っていてもよく、転がり軸受内側リングおよび転がり軸受外側リングは、転がり軸受の軸方向で互いに対して固定されている。これにより、転がり軸受が内側ジョイント部上に配置される前であっても転がり軸受を組み立てることができ、それにより、回転ホモキネティックジョイントの装着が更に容易になる。好ましい実施形態では、ロール体が転がり軸受外側リング内に固定される。このようにすると、転がり軸受を組み立てる際、ロール体が転がり軸受外側リングと転がり軸受内側リングとの間に位置されるように転がり軸受内側リングを転がり軸受外側リングへと簡単に移動させることができる。
有利な進展において、転がり軸受内側リングは、スプリングリングおよび/または平坦リングによって転がり軸受外側リングに対して固定されている。あるいは、転がり軸受内側リングは、圧入リングによって転がり軸受外側リングに対して固定することができる。いずれの場合も、転がり軸受内側リングを転がり軸受外側リングに対して簡単に固定することができる。1つの実施形態では、転がり軸受の内側リング内で枢軸を軸方向に直線的に移動させることができるため、転がり軸受内側リングと転がり軸受外側リングとの間に大きな軸力が生じることはなく、したがって、これに伴い、スプリングリング、平坦リングおよび/または圧入リングが大きな軸力を受けなくて済む。また、このような固定により、転がり軸受を回転ホモキネティックジョイントに取り付ける前に転がり軸受を簡単に組み立てることができ、それにより、転がり軸受をユニットとして取り付けることができるようになる。
本発明の好ましい実施形態において、外側ジョイント部の外面は円筒状または三脚台形状を成している。
以下、添付図面を参照しながら、本発明について詳しく説明する。
図1には、本発明に係る回転ホモキネティックジョイント1が分解図で示されている。回転ホモキネティックジョイントは、ポット形状の外側ジョイント部2と内側ジョイント部8とから成っている。外側ジョイント部2の先端には、車軸駆動側の駆動シャフトへの接続部または従動シャフトへの接続部としての機能を果たしてもよいスプライン歯を有するシャフト5が設けられている。
外側ジョイント部2は外面3および内面4を有している。外側ジョイント部2の軸方向に延びる少なくとも3つのガイドトラック6は、内面4の周囲にわたって均一に分布された態様で陥凹状に形成されている。図示の実施形態では、外面3が円筒形状を成している。あるいは、外側ジョイント部2の外面は、三脚台形状またはチューリップ形状を成していてもよい。しかしながら、その製造が非常に簡単であるという点で、円筒形状が有益である。
内側ジョイント部8は環状構造を成している。内部には、駆動シャフトまたは従動シャフトが接続されてもよいスプライン歯を有するリング7が配置されている。
図2の内側ジョイント部8は、互いに対して120°の角度で径方向に延びる枢軸10を備えており、枢軸の数は外側ジョイント部2のガイドトラック6の数に対応している。図2に示される好ましい実施形態は、3つのガイドトラック6と3つの枢軸10とを有しており、内側ジョイント部8は三脚星形を成している。
転がり軸受12が枢軸10上に押し付けて取り付けられている。外側ジョイント部2のガイドトラック6および転がり軸受12は、転がり軸受12がガイドトラック6上に押し付けられる状態で、内側ジョイント部8を外側ジョイント部2内に押し込むことができるように互いに対して適合されており、それにより、転がり軸受12は、外側ジョイント部2のガイドトラック6内で回転ホモキネティックジョイント1の軸方向に直線的に移動できる。転がり軸受12は、ガイドトラック6の側方ガイド面16によってガイドされ、その場合、転がり軸受12は、その外面14を用いて側方ガイド面16に沿ってスライドする。
図2は、本発明に係る回転ホモキネティックジョイントを断面図で示している。転がり軸受12は、内側ジョイント部8の枢軸10上にセットされており、内側ジョイント部8と共に外側ジョイント部2内に挿入されている。図2に示される実施形態において、外側ジョイント部2は回転ホモキネティックジョイント1の駆動部分を表わしており、一方、内側ジョイント部8は従動部である。外側ジョイント部2は矢印で示される回転方向に沿って駆動される。このローディング方向に対応して、ガイドトラック6のガイド面16は、転がり軸受12の転がり軸受外面14に対して当接する。ガイドトラック6の各側方ガイド面16と転がり軸受12の転がり軸受面14との間にはそれぞれ、少なくとも接触領域20が存在する。したがって、回転方向の矢印でも示される回転動作を外側ジョイント部2から内側ジョイント部8へと伝えることができる。
支持機構を更に良く理解するため、図5は、アンロード状態で挿入された転がり軸受12を伴うガイドトラック6の詳細図を概略的に示している。図示の実施形態において、側方ガイド面16は、互いに対して所定の角度αを成して延びる2つの直線的な面18a,18bから成る。転がり軸受外面14は、直線的な面18a,18bのそれぞれが接触領域20で転がり軸受外面の曲率に対する接平面を形成するように、直線的な面18a,18bの角度αが適合される半径が一定の曲率を有している。側方ガイド面16と転がり軸受外面14との間の隙間は、潤滑油チャンネル30が形成されるように2つの直線的な面18a,18bの接触縁部の領域で広げられている。
ガイド面16と転がり軸受外面14との間の少なくとも2つの接触領域20により、伝えられるべき力が両方の接触領域20間で均等に分布され、それにより、接触領域20で広がるヘルツ(Hertzial)応力が従来よりも小さくなる。また、ガイドトラック6と転がり軸受12との間のクリアランスを特に小さく保つことができるため、ガイドトラック6内での転がり軸受12の傾き安定性が高められる。側方ガイド面18a,18bが長手方向で直線的に形成されているため、側方ガイド面18a,18bを容易に製造して非常に良好に平滑化することができる。したがって、最大で0.2mm、部分的には最大で0.1mmのクリアランスまたは隙間幅が可能である。
図4から分かるように、転がり軸受外面14の形状は2つの異なる半径R,rを有している。半径Rは、転がり軸受の軸方向中心線に対して垂直な赤道面24内の転がり軸受12の半径を表わしている。その結果、半径Rは、転がり軸受12の公称直径(最大外径)を表わしている。図4の画面における転がり軸受12の転がり軸受外面14の曲率は半径rを含んでいる。図4に示される実施形態において、半径rは半径Rよりも大きい。図示しない実施形態では、半径R,rが等しく、それにより、転がり軸受外面14は、転がり軸受12の中心軸22上に中心を持つ球の球面層を描く。この場合、前記球面層は赤道面に対して対称である。しかしながら、転がり軸受外面14とガイドトラック6の側方ガイド面16との間の接触領域20がこのように広げられることから、転がり軸受12の軸方向の転がり軸受外面14の曲率半径rができる限り大きく選択されると、接触領域20でのヘルツ(Hertzial)応力が減少され、有益である。
図3から分かるように、転がり軸受12は段付き端縁28を備えており、それにより、転がり軸受外面14は、端縁28から段が付けられる隆起した転動面を形成する。図示しない実施形態において、転がり軸受12の端縁28は、転がり軸受外面14が端縁28へと延びるように丸められていない。しかしながら、図3に示される実施形態は、転がり軸受外面14をその隆起形状により特に良好に仕上げまたは平滑化することができるという点で有益である。側方ガイド面16の直線的な面18a,18b同士が成す角度αおよび転がり軸受外面14の曲率半径Rを選択する際には、転がり軸受外面14と側方ガイド面16との間の接触領域20をできる限り離間させることによりガイドトラック内での転がり軸受の傾き安定性を可能な限り高めるようにするべきであるが、これらの接触領域が転がり軸受外面14の端縁28または側縁にのみ非常に近接して位置されているために転がり軸受外面14における材料が接触領域20での圧力荷重により壊れないようにすることが考慮されなければならない。
曲率中心から転がり軸受外面14と側方ガイド面16との間の接触領域20のうちの1つまでの接続線26は、転がり軸受12の赤道面24と0.5°〜arcsin[B/(2・r)]−0.5°の範囲内にある角度βを成していることが好ましい。特に好ましい実施形態では、角度βは、2°〜arcsin[B/(2・r)]−2°である。この場合、rは曲率半径を表わしており、また、図3に示されるように、Bは、転がり軸受12の軸方向における転がり軸受外面の幅を表わしている。
図3、4、6から分かるように、転がり軸受12は、転がり軸受内側リング34と転がり軸受外側リング36とから成る。転がり軸受リング間にはロール体38が配置されている。転がり軸受内側リング34は内面32を有しており、この内面および内側ジョイント部8の枢軸10は、枢軸10が内面32上をスライドすることができ、したがって、枢軸10が転がり軸受12内で傾くことができ、または転がり軸受12に対して直線的に移動することができるように互いに合わせられる。
図6に示される実施形態において、枢軸10は、曲率半径が枢軸の軸方向で枢軸の赤道面33内の枢軸の半径よりも小さいバレル形状を成している。すなわち、曲率半径は、枢軸10の公称直径を規定する半径よりも小さい。このいわゆる半径オフセットは、枢軸10の中心線22と平行に描かれた線により図6に概略的に示されている。このバレル形状は、枢軸10が転がり軸受12内で容易に傾くことができ、したがって、枢軸10が傾動中に転がり軸受12に対して及ぼす力が小さいという利点を有している。これにより、ガイドトラック6内での転がり軸受12の傾きが小さく保たれる。
転がり軸受12は異なる形状を有していてもよい。転がり軸受内側リング34は、転がり軸受外側リング36に対して転がり軸受の軸方向で常に固定されている。転がり軸受12の組み立て前に、転がり軸受外側リング36内にロール体38が固定される。その後、転がり軸受内側リング34が転がり軸受外側リング36内に押し込められる。図3に示されるように、転がり軸受内側リング34は、平坦リングによって転がり軸受外側リング36に対して固定されてもよい。転がり軸受内側リング34と転がり軸受外側リング36との間には大きな軸力が生じないため、そのような平坦リング42は、転がり軸受内側リング34を転がり軸受外側リング36に対して固定するのに十分である。あるいは、図4に示されるように、転がり軸受内側リングが圧入リング44によって固定されてもよい。図6に示される転がり軸受の第3の実施形態において、転がり軸受内側リング34は、平坦リング42とスプリングリング40とによって転がり軸受外側リング36に対して固定されている。
無論、本発明の個々の特徴は互いに独立に実現されてもよい。図4の図面に描かれる転がり軸受外面14の形状は、本発明にしたがって形成されるガイドトラック以外のガイドトラックで使用されてもよい。バレル形状の枢軸10は、図示の転がり軸受以外の転がり軸受12で使用されてもよい。また、軸受内側リング34および転がり軸受外側リング36の配置およびこれらの互いに対する固定は、転がり軸受外面14または枢軸10のその形状に拘束されない。
本発明に係る回転ホモキネティックジョイントの分解斜視図である。 内側ジョイント部および転がり軸受が挿入された本発明に係る外側ジョイント部の概略断面図である。 転がり軸受の一実施形態の詳細な断面図である。 本発明に係る転がり軸受の他の実施形態の断面図である。 ガイドトラック内に挿入される転がり軸受の詳細な部分図である。 枢軸上にセットされた転がり軸受の詳細図である。

Claims (16)

  1. − 外面(3)と内面(4)とを有するとともに、内面(4)の周囲にわたって均一に分布され且つ軸方向に延びる少なくとも3つのガイドトラック(6)を備える外側ジョイント部(2)と、
    − 外周にわたって均一に分布され且つ径方向に延びる少なくとも3つの枢軸(10)を備える内側ジョイント部(8)と、
    − 外側ジョイント部(2)と内側ジョイント部(8)との間に配置され、枢軸(10)上に支持されるとともに、内側ジョイント部(14)を軸方向で直線的に移動させるために外側ジョイント部(2)のガイドトラック(6)に適合される転がり軸受外面(14)をそれぞれが備える転がり軸受(12)と、
    を具備する、回転ホモキネティックジョイント(1)であり
    − 前記ガイドトラック(6)が2つの対向する側方ガイド面(16)を備え、各側方ガイド面が転がり軸受(12)を軸方向でガイドする、前記回転ホモキネティックジョイント(1)において、
    各側方ガイド面(16)は、互いに対して所定の角度(α)を成して延びる少なくとも2つの直線的な面(18a,18b)から成り、それにより、
    ガイドトラック(6)内に挿入された転がり軸受(12)は、ローディング方向に対応するガイドトラック(6)の側方ガイド面(16)上の少なくとも2つの接触領域(20)で支持されることを特徴とする回転ホモキネティックジョイント。
  2. 転がり軸受(12)の転がり軸受外面(14)が球面であり、球面形状の中心が転がり軸受(12)の中心軸(22)上に位置していることを特徴とする、請求項1に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  3. 転がり軸受(12)の転がり軸受外面(14)は、転がり軸受(12)の赤道面(24)に対して垂直に延びる面内に曲率を有し、前記曲率の半径(r)は、転がり軸受(12)の赤道面(24)内の外径(R)よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  4. 互いの方に向かって延びる側方ガイド面(16)の直線的な面(18a,18b)が成す角度(α)は、転がり軸受外面(14)の曲率に適合されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  5. 側方ガイド面(16)の直線的な面(18a,18b)はそれぞれ、転がり軸受(12)の接触領域(20)で転がり軸受外面(14)の曲率に対する接平面を形成することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  6. 曲率中心から転がり軸受外面(14)と側方ガイド面(16)との間の接触領域(20)のうちの1つまでの接続線(26)は、転がり軸受(12)の赤道面(24)と、0.5°〜arcsin[B/(2・r)]−0.5°、好ましくは2°〜arcsin[B/(2・r)]−2°に相当する角度(β)を成しており、rが曲率半径であり、Bが転がり軸受(12)の軸方向における転がり軸受外面の幅であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  7. ガイドトラック(6)内に挿入される転がり軸受(12)は、転がり軸受外面(14)と側方ガイド面(18a,18b)との間に最大で0.2mm、好ましくは最大で0.1mmのクリアランスを有していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  8. 転がり軸受(12)は端縁(28)が丸められており、転がり軸受外面(14)は、端縁(28)から段が付けられる隆起面を形成していることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  9. ガイドトラック(6)の側方ガイド面(16)と転がり軸受外面(14)との間にはそれぞれ潤滑油チャンネル(30)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  10. 内側ジョイント部(8)の枢軸(10)はそれぞれ、枢軸(10)の軸と同軸のバレル形状を成しており、バレル形状は、好ましくは、互いに垂直な2つの面内に外面の円形の曲率を有していることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  11. 転がり軸受(12)が内面(32)を有し、前記内面(32)および内側ジョイント部(18)の枢軸(10)は、枢軸(10)が転がり軸受(12)の軸方向で直線的に移動できるように互いに合わせられることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  12. 転がり軸受(12)は、ロール体(38)を間に配置した転がり軸受内側リング(34)と転がり軸受外側リング(36)とから成り、転がり軸受内側リング(34)および転がり軸受外側リング(36)は、転がり軸受の軸方向で互いに対して固定されていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  13. ロール体(38)が転がり軸受外側リング(36)内に固定されていることを特徴とする、請求項12に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  14. 転がり軸受内側リング(34)は、スプリングリング(40)および/または平坦リング(42)によって転がり軸受外側リング(36)に対して固定されていることを特徴とする、請求項12または13に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  15. 転がり軸受内側リング(34)は、圧入リング(44)によって転がり軸受外側リング(36)に対して固定されていることを特徴とする、請求項12または13に記載の回転ホモキネティックジョイント。
  16. 外側ジョイント部(2)の外面(3)が円筒状または三脚台形状を成していることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の回転ホモキネティックジョイント。
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