JPS63101522A - 等速ジヨイント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、等速ジヨイントであって、外面にゴールレー
スを有する内側ジヨイント部材と、トルク伝達用のゴー
ルの受容並びに案内のためのｙｌ？　−ルケージと、内
面にゴールレースを有する外側ジヨイント部材とから成
っていて、内面のぎ−ルレースは外側ジヨイント部材の
特に円筒形おう所内にパックテーパなしに形成されてい
る形式のものに関する。

従来の技術 この種の等速ゾヨイントは、不動型ジヨイントとして構
成さｎている場合、ジヨイント内部部材の一方、すなわ
ち内側ジヨイント部材か又はボールケージのために、外
側ジヨイント部材に特に球面形のリング面の形のストッ
パ面を形成することがどうしても必要となる。しゆう動
量ジヨイントとして構成さｎている場合は、動作範囲を
限定すると共に過度なしゆう動量に伴う内外のジヨイン
ト部材相互の脱落を阻止するために、同様のストッパ面
が設けらｎる。

米国特許第３６６４１５２号明細書によって知らｎるこ
の種の不動型ジヨイントによれば、ポールケージ用のス
トン１４面が球面形のすべり面として２つのブツシュ部
材に形成さｎておシ、これらのブツシュ部材は、穴あけ
されて段部を有している外側ジヨイント部材内に配置さ
れている。これらのブツシュ部材内には外側ボールレー
ス部分も形成されている。軸方向の位置固定は主として
ブツシュ部材自体の固着によらねばならない。というの
は、一方の側に設けられるカバーおよび他方の側に弾性
部材を間挿して設けらｎるばねリングが軸方向での確実
な位置固定を保証することができないからである。この
ような配置構成の重要な難点は、−面において、ブツシ
ュ部材と外側ジョインド部材との間の軸方向結合が不確
実で大きな負荷に耐えることができない点にあり、他面
においては、ブツシュ部材にたんに球面形のストッパ面
のみならずボールレース部分をも形成しなければならな
い点にある。この場合問題なのは、外側ジョイン、ト部
材の内側においてブツシュ部材相互の相対回動もｉ得る
ことであって、このことはジヨイントの破壊にもつなが
ることになる。

特公昭５８−１０６６２０号公報によれば冒頭に述べた
形式のしゆう動量ジヨイントが公知である。この公知例
の場合、１つの軸方向ストン／々がリング体によって構
成されておシ、このリング体は外側ジヨイント部材の内
部おう所内に接触していて、リング体自体の半円筒形の
突起部が外側ジヨイント部材のゴールレースに係合して
いる。ストッパ面は、ゴールレースに係合しているこの
突起部°の範囲に形成されていてゾールに対置して作用
する。このリング体は通例のはねリングによって軸方向
で位置固定されている。このような配置における重要な
難点は、−面においてジヨイントの屈折時に個個のゴー
ルによってストン／＃　部材ｄｉ点点状負荷全受けるこ
と、他面においてはリング体が複雑な形状をなしていて
製作を高価にすることにある。

本発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、冒頭に述べた形式の等速ジヨイントの
ために、不動型ジヨイントであれしゆう動量ジヨイント
であれ、ジヨイント内部部材を軸方向で位置固定する友
めか又は軸方向での移動量を制限するための機構であっ
て、簡単に製作並びに組付けを行なうことができ、著し
く大きな負荷を受は止めることができ、外側ジヨイント
部材に球面形にパックテーノ４を施した面の形成を避け
ることができるものを提供することである。

計題を解決するための手段 本発明によｎば、このような課題の解決策は次の点にあ
る。すなわち、ジヨイント内部部材の一方、すなわち？
−ルケージ又は内側ジヨイント部材のために、少なくと
も１つの止めリングが外側ジヨイント部材内の１つの内
部周みぞに配置されておシ、この止めリングに前記ジヨ
イント内部部材用の１つのリング状のストッパ面が形成
されていて、このストッノヤ面はジヨイント内部部材と
共に少なくとも線状の接触部をなすことができ、止めリ
ングと前記周みぞとに互いに対応する円すい形の支持面
が形成されていて、この支持面の円すい角はジヨイント
内部部材への方向で開いているのである。

本発明のこの解決策によｎば、外側ジヨイント部材の構
造並びに仕上げ加工の著しい簡略化が可能になる。仕上
げ加工は全面的にバックテーノ々なしの構成であること
Ｋより非切削加工において可能であり、たんに周みぞを
形成する九めの簡単なみそ切りを必要とするに過ぎない
。この加工過程は外側ジヨイント部材の前縁部の折取り
又はダストブーツ又はキャップの取付は用の外周みぞの
形成と一緒に容易に行なうことができ、そのｔめにリチ
ャックを必要とすることはない。

支持面の円すい形によって、ジヨイント内部部材による
負荷に関して止めリングが最小限の寸法であっても外側
ジヨイント部材へ比較的大きな面にわたって力を導くこ
とが可能である。

止めリングは普通の場合−個所に半径方向でスリットを
形成したばねリングとして高合金鋼、例えば５０　Ｃｒ
Ｖ４から製作し、表面を熱処理する。

この場合熱処理工程に続いて特に２０°又はそれを上回
る開き角のおう所を形成する必要がある。別の実施態様
として、止めリングを多くの１例えば２つ又は３つの個
個のセグメントから構成し、これらのセグメントは組付
は用に内向きに面取りさｎた端面を有していて、組付は
状態で互いに周方向で突き合わされる。発生する負荷が
許す限シ。

止めリングを塑性変形させて周みぞに押し嵌めることも
可能である。この場合には特別なすべり特性を有する材
料が使われる。

周みぞおよび止めリングの有利にして効果的な一実施態
によれば、支持面の円すい角が、止めリングとの接触範
囲におけるジヨイント内部部材、特にその球面形の外面
の端縁における接線状のリング面に相当する。これによ
って、止めリングヘ純然友る押し力が及はされることに
なシ、横力、すなわち止めリングを周みぞ外へ脱落させ
るか又は横断面で見て周みぞの短縁にくい込ませるよう
な横力は発生しない。

周みぞの別の有利な実施態様によれば、周みぞがジヨイ
ント軸線を通る半径断面で見て三角形の断面形をなして
いてそのみぞ底における開き角が約９０°又はそれを上
回る値である。このような周みぞの形状は一面において
製作を容易にし、他面においては同時に止めリングに第
２の円すい面が得られ、この第２の円すい面は組付は時
にジヨイント側の端面をなして、はねリングとして構成
された止めリングの挿入を容易にする。

止めリングの別の実施態様によれば、止めリングがジヨ
イント軸線を通る半径断面で見てほぼ四角形の断面形を
なしており、この場合ストッパ面は支持面に対してほぼ
面平行に位置する。このことは、リング体の形が全体と
して円すい形である場合リング横断面がほぼ長方形又は
平行四辺形として形成されていることを意味し、結果と
して圧縮負荷の方向ではほぼ一様な材料強度が生ずる。

このことはリング幅に関して負荷ピークを避けるのに役
立つ。止めリングが純然たる円すい形のストッパ面とし
て、ひいては断面で見て純然友る長方形リングとして構
成するならば、ジヨイント内部部材の球面形の外面に比
して几んに線接触が生ずるにとどまる。との場合の重要
な利点は止めリングの簡単な製作性にある。また、スト
ツノ臂面をおう面をなすリング状の球欠面として形成す
ることもでき、このようなストッパ面はジヨイント内部
部材の相応の球面形の外面と面接触を生じ、止めリング
にとって良好な負荷低下が生ずる。

一般には、本発明の止めリングは外側ジヨイント部材内
の周みぞと共に内側ジヨイント部材と結合すべき軸の入
口開口に設けられる。反対側のストツノやとしては外側
ジヨイント部材の底部又は別個に挿入されたストツノ臂
スリーブに１つの円すい形又は球面形の面が形成される
。この点はしゆう動盤ジヨイント並びに不動型ジヨイン
トのいずれにも共通である。本発明のジヨイントの特別
な実施態様によれば、１つの外側ジヨイント部材が先ず
両端にわｔつて開放されて完全にパックチー／４なしに
製作され、両端部に本発明による止め部材が内側ジヨイ
ント部材のストツノやとして配置される。このような構
成の外側ジヨイント部材は例えば押出成形材又は中空の
棒材から製作することができ、ジャーナルの結合はこの
外側ジヨイント部材の内部形状の仕上げ後に行なう。し
かし基本的には、例えば非切削加工によって製作されて
一端が閉ざされている外側ジヨイント部材の場合にも、
ジヨイント内部部材を軸方向で両方向くわたって位置固
定するために２つの止めリングを使用することができる
。

実施例 次に、図面に示した実施例に従って本発明を説明する： 第１図に示されている等速ジヨイントは、円筒形おう所
２およびバックチーツクなしのケールレース３を有する
外側ジヨイント部材１を備えている。

ケールレース３はトルク伝達用のが一ル４を部分的に受
容しており、ケール４はゴールケージ５内に保持されて
いて、このゴールケージ５を介してジヨイントの屈折時
に角の二等分線上で案内される。ケール４はさらに内側
ジヨイント部材７のゴールレース６内においても保持さ
れている。内側ジヨイント部材７はジャーナル（図示せ
ず）Ｋ結合可能である。この内側ジヨイント部材７は球
面形の外面１５を有していて、この外面１５はゴールケ
ージ５内の相応の球面形の内面１６に保持されており、
これによってゴールケージ５は内側ジヨイント部材７に
対して相対的に滑動式に傾動可能である。ぎ−ルケージ
５はさらに別の球面形の外面１７を有しており、この外
面１７は外側ジヨイント部材１の円筒形おう所２内に傾
動可能に保持されている。外側ジヨイント部材１は一方
の端部が底部１４によって閉ざされており、この底部１
４にジャーナル１７が一体に結合している。この底部１
４への方向で、ゴールケージ５が外側ジヨイント部材１
０球面形の内面１８に軸方向で特にリング面状の接触を
なして支えられている。反対方向でこのゴールケージ５
はその球面状の外面１７によって本発明の止めリング１
９に支えられている。

止めリング１９とゴールケージ５との間には止めリング
１９０円すい形のストラミ４面２０に泊ってほぼ線状の
接触が生ずる。止めリング１９自体は外側ジヨイント部
材１の内側の１つの周みぞ２１に配置されておシ、この
場合周みぞ２１と止めリング１９とに互いく対応するや
はシ円すい形の支持面２２が形成されていて、この支持
面２２０円すい角２αは軸方向でボールケージ５へ向か
って開いている。止めリング１９は半径断面で見てほぼ
長方形断面をなしてお９、これに対して周みぞ２１の開
き角δは９０°をなしている。

図面下方には止めリング１９の範囲が拡大図で示されて
いる。右の拡大図によればボールケージ５が止めリング
１９に支えられていて、そのスト７７４１面２０は球面
形に形成されている。との止めリング１９は１つの周み
ぞ２１に嵌め付けられてお〕１周みぞ２１および止めリ
ング１９には互いに対応する円すい形の支持面２２が形
成されている。止めリング１９は半径断面で見て湾曲し
た底面を有するほぼ台形の横断面形をなしている。左の
拡大図に見られる通り、周みぞ２１の開き角δはほぼ直
角である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による等速ジヨイントの実施例を一部拡大
図と共に示した縦断面図である。 １・・・外側ジヨイント部材、２・・・円筒形おり所、
３・・・ボールレース、４−ａが一ル、５−ｙｆ−ルケ
ーゾ、６・・・ボールレース、？−・・内側ジヨイント
部材、１３・・・ジャーナル、１４・・・底部、１５−
・・球面形の外面、１６・・・球面形の内面、１７−・
・球面形の外面。 １８・・・球面形の内面、１９−・・止めリング、２０
・・・ストン／９面、２１・・・周みぞ、２２・・・支
持面。 手習εネ市正で）　（方式） 昭和６２年１１月　９日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）等速ジョイントであって、外面にボールレースを有
   する内側ジョイント部材と、トルク伝達用のボールの受
   容並びに案内のためのボールケージと、内面にボールレ
   ースを有する外側ジョイント部材とから成っており、内
   面のボールレースが外側ジョイント部材の円筒形おう所
   内にバックテーパなしに形成されている形式のものにお
   いて、ジョイント内部部材の一方、すなわちボールケー
   ジ（５）又は内側ジョイント部材（７）のために、少な
   くとも１つの止めリング（１９）が外側ジョイント部材
   （１）の内側の１つの周みぞ（２１）内に嵌め付けられ
   ており、止めリング（１９）にはジョイント内部部材（
   ５、７）用のリング状のストッパ面（２０）が形成され
   ていて、このストッパ面（２０）はジョイント内部部材
   （５、７）と少なくとも線状の接触部をなしており、止
   めリング（１９）と周みぞ（２１）とには互いに対応す
   る支持面（２２）が形成されていて、これらの支持面（
   ２２）の円すい角がジョイント内部部材（５、７）への
   方向で開いていることを特徴とする、等速ジョイント ２）支持面（２２）の円すい角が止めリング（１９）と
   の接触範囲内のジョイント内部部材（５、７）特にその
   球面形の外面の端縁におけるリング面に相当する、特許
   請求の範囲第１項に記載の等速ジョイント ３）支持面（２２）の二分の一の円すい角（α）が、止
   めリング（１９）と外側ジョイント部材（１）との対の
   すべり摩擦角に比してほぼ等しいか又は大きくて、軸方
   向負荷のもとに支持面（２２）にセルフロッキングが生
   ずる、特許請求の範囲第１項に記載の等速ジョイント ４）周みぞ（２１）が、ジョイント軸線を通る半径方向
   断面において三角形断面をなしており、みぞ底の開き角
   （δ）がほぼ９０°又はそれを上回る値である、特許請
   求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項に記載の
   等速ジョイント ５）止めリング（１９）がジョイント軸線を通る半径方
   向断面においてほぼ四角形断面をなしており、ストッパ
   面（２０）が支持面（２２）に対してほぼ面平行に位置
   している、特許請求の範囲第１項から第４項までのいず
   れか１項に記載の等速ジョイント ６）ストッパ面（２０）が円すい形のリング面であって
   、このリング面はジョイント内側部材（５、７）の球面
   形の外面と共に線状の接触部を形成することができる、
   特許請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項に
   記載の等速ジョイント ７）ストッパ面（２０）がリング状の球欠面であって、
   この球欠面はジョイント内部部材（５、７）の球面形の
   外面と共に面状の接触部を形成することができる、特許
   請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項に記載
   の等速ジョイント ８）止めリング（１９）が、特にほぼ２０°の中心角の
   開き範囲を有するばね弾性的なばねリングとして構成さ
   れている、特許請求の範囲第１項から第７項までのいず
   れか１項に記載の等速ジョイント ９）止めリング（１９）が、内向きに開いたスリットに
   よって互いに仕切られた多くの、特に２つ又は３つのセ
   グメントから成っている、特許請求の範囲第１項から第
   ７項までのいずれか１項に記載の等速ジョイント １０）止めリング（１９）が周みぞ（２１）内に塑性変
   形のもとに嵌め付けられている、特許請求の範囲第１項
   から第７項までのいずれか１項に記載の等速ジョイント １１）止めリング（１９）が、内側ジョイント部材（７
   ）を外側ジョイント部材（１）か又はこの外側ジョイン
   ト部材（１）に支えられた１つのリング体に対して軸方
   向で遊びなしに位置固定している、特許請求の範囲第１
   項から第１０項までのいずれか１項に記載の等速ジョイ
   ント １２）両端にわたってバックテーパなしに開放された外
   側ジョイント部材を備えており、対称的に配置された２
   つの止めリング（１９）が、ジョイント内部部材（５、
   ７）の軸方向で両方の方向でのストッパとして設けられ
   ている、特許請求の範囲第１項から第１１項までのいず
   れか１項に記載の等速ジョイント