JPS6347930B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347930B2 JPS6347930B2 JP58101573A JP10157383A JPS6347930B2 JP S6347930 B2 JPS6347930 B2 JP S6347930B2 JP 58101573 A JP58101573 A JP 58101573A JP 10157383 A JP10157383 A JP 10157383A JP S6347930 B2 JPS6347930 B2 JP S6347930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- cage
- bearing
- rollers
- bars
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C23/082—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
- F16C23/086—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface forming a track for rolling elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/4617—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the rollers, e.g. machined window cages
- F16C33/4623—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the rollers, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages
- F16C33/4635—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the rollers, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages made from plastic, e.g. injection moulded window cages
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/467—Details of individual pockets, e.g. shape or roller retaining means
- F16C33/4676—Details of individual pockets, e.g. shape or roller retaining means of the stays separating adjacent cage pockets, e.g. guide means for the bearing-surface of the rollers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2300/00—Application independent of particular apparatuses
- F16C2300/02—General use or purpose, i.e. no use, purpose, special adaptation or modification indicated or a wide variety of uses mentioned
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は特許請求の範囲第1項の前文に掲げ
る種のころ軸受に関するものである。
る種のころ軸受に関するものである。
ローラを良好な状態で案内し摩耗を少くするた
めには保持器は軸受内で正確にセンタリングそし
て調心されることが重要である。保持器は軸受内
で偏心位置をとろうとすると、外輪、内輪あるい
はローラと接触してセンタリングされ、したがつ
て偏心が制限される。最良のローラの案内は、保
持器がローラの端面に可及的に近い部分でローラ
に接する案内面を有しこの接触面での垂直がロー
ラのスキユー面(ここに「スキユー面」とは、1
つのローラについて軸受のピツチ円(各ローラの
中心を通る円)の接線と該ローラの軸線とを含む
面をいう。)内あるいはこれに近いときに得られ
る。ここでスキユー面は、ローラが保持器のポケ
ツト内で傾いたときの面であり、ローラの軸心は
軸受の軸心の面内には存在していない。このよう
なローラの案内面をもつ金属板プレス型の保持器
は、例えばスウエーデン特許公報第349110号で知
られている。この案内面は軸受の中心から保持器
のポケツトの中央を通る半径に平行に形成されて
いるので、ローラとの接触により保持器をセンタ
リングするには適していない。それ故にこの保持
器のバーには保持器のセンタリングのために、ロ
ーラのピツチ円の外側と内側に凹部と突部がそれ
ぞれ設けられている。かかる形状のバーは金属板
プレスの保持器では容易に成形できる。もしこれ
をプラスチツクス材料で成形すると、いくつかの
点で利点はあるが、バー材に凹部や突部を設ける
ことは困難そして場合によつては不可能である。
軸受用としてすでにいくつかの形式のプラスチツ
クス保持器が知られているが、バーは半径方向の
幅が比較的小さく、したがつてローラとの接触に
よるセンタリングには不向きである。
めには保持器は軸受内で正確にセンタリングそし
て調心されることが重要である。保持器は軸受内
で偏心位置をとろうとすると、外輪、内輪あるい
はローラと接触してセンタリングされ、したがつ
て偏心が制限される。最良のローラの案内は、保
持器がローラの端面に可及的に近い部分でローラ
に接する案内面を有しこの接触面での垂直がロー
ラのスキユー面(ここに「スキユー面」とは、1
つのローラについて軸受のピツチ円(各ローラの
中心を通る円)の接線と該ローラの軸線とを含む
面をいう。)内あるいはこれに近いときに得られ
る。ここでスキユー面は、ローラが保持器のポケ
ツト内で傾いたときの面であり、ローラの軸心は
軸受の軸心の面内には存在していない。このよう
なローラの案内面をもつ金属板プレス型の保持器
は、例えばスウエーデン特許公報第349110号で知
られている。この案内面は軸受の中心から保持器
のポケツトの中央を通る半径に平行に形成されて
いるので、ローラとの接触により保持器をセンタ
リングするには適していない。それ故にこの保持
器のバーには保持器のセンタリングのために、ロ
ーラのピツチ円の外側と内側に凹部と突部がそれ
ぞれ設けられている。かかる形状のバーは金属板
プレスの保持器では容易に成形できる。もしこれ
をプラスチツクス材料で成形すると、いくつかの
点で利点はあるが、バー材に凹部や突部を設ける
ことは困難そして場合によつては不可能である。
軸受用としてすでにいくつかの形式のプラスチツ
クス保持器が知られているが、バーは半径方向の
幅が比較的小さく、したがつてローラとの接触に
よるセンタリングには不向きである。
従来のプラスチツクで一体成形される保持器
は、周知のごとく、大リングの内径が小リングの
外径よりも大きく設定されているために、バーは
大きく傾斜しかつバーの半径方向の幅は狭いもの
となつてしまう。このような狭い幅のバーにあつ
ては、上述のごとくのローラとの接触によるセン
タリングに要する十分なる幅が確保できないこと
となる。さらには、リングの半径方向幅も狭いた
めに、バーとの接合面積が小さくなり、保持器の
強度は低下してしまう。
は、周知のごとく、大リングの内径が小リングの
外径よりも大きく設定されているために、バーは
大きく傾斜しかつバーの半径方向の幅は狭いもの
となつてしまう。このような狭い幅のバーにあつ
ては、上述のごとくのローラとの接触によるセン
タリングに要する十分なる幅が確保できないこと
となる。さらには、リングの半径方向幅も狭いた
めに、バーとの接合面積が小さくなり、保持器の
強度は低下してしまう。
この発明の目的は、ローラの案内のためのバー
の半径方向の幅を広く確保することにより、内輪
あるいは外輪によるセンタリングが不要で良好な
ローラの案内を行う保持器を備える冒頭で述べた
ようなころ軸受を提供することである。この目的
は特許請求の範囲第1項に記載した特徴をもつ軸
受を採用することにより達成される。
の半径方向の幅を広く確保することにより、内輪
あるいは外輪によるセンタリングが不要で良好な
ローラの案内を行う保持器を備える冒頭で述べた
ようなころ軸受を提供することである。この目的
は特許請求の範囲第1項に記載した特徴をもつ軸
受を採用することにより達成される。
この発明による軸受は、上述のごとく、バーを
軸受半径方向に幅広のものとすることにより、保
持器の強度を向上できるのでその分だけバー及び
リングを薄くすることができると共に、バーのロ
ーラ案内・センタリングの範囲が広がるので、そ
の結果、該保持器は製造原価が低くまた与えられ
た外径の軸受内で長くそして多くのあるいは大径
のローラを収容できるため許容荷重を大きくする
ことができる。そしてこの保持器はローラとの接
触によつて正確にセンタリングされる。
軸受半径方向に幅広のものとすることにより、保
持器の強度を向上できるのでその分だけバー及び
リングを薄くすることができると共に、バーのロ
ーラ案内・センタリングの範囲が広がるので、そ
の結果、該保持器は製造原価が低くまた与えられ
た外径の軸受内で長くそして多くのあるいは大径
のローラを収容できるため許容荷重を大きくする
ことができる。そしてこの保持器はローラとの接
触によつて正確にセンタリングされる。
以下図面を参照しつつ本発明について詳述す
る。
る。
第1図ないし第3図は球面ころ軸受用のプラス
チツクス保持器を部分的に示している。保持器は
同心に配される異径のリング1,2と該両リング
の間で軸方向に延び保持器の周囲に均等に分布し
て配される複数のバー3を備えている。両リング
とバーは一体的に作られ、そしてローラが配され
るように複数のポケツトを形成している。ローラ
の位置は図中符号4を付された二点鎖線で示され
ている。ローラは図示されていない内及び外軌道
輪と接しており、そして保持器は通常の場合同様
両軌道輪の間に配置されている。小リング2の外
径が大リング1の内径より大きくそして保持器の
バーは上記両リング1,2の内及び外側にまでそ
れぞれ延びており、保持器のバーは両リングの近
傍で半径方向に幅の広いものとなつている。ロー
ラの軸心が軸受の軸心に対して傾斜しているの
で、両リングはその断面が楔状を呈している。両
リングはあまり薄い部分を設けると成形が困難
で、逆に厚すぎる部分を設けると長いローラの採
用可能性を小さくしてしまう。そのために最も薄
くなる部分としてリング1の内側への延出部分そ
してリング2の外側への延出部分を可能な最小厚
さとするように制限を加えるのが好ましい。
チツクス保持器を部分的に示している。保持器は
同心に配される異径のリング1,2と該両リング
の間で軸方向に延び保持器の周囲に均等に分布し
て配される複数のバー3を備えている。両リング
とバーは一体的に作られ、そしてローラが配され
るように複数のポケツトを形成している。ローラ
の位置は図中符号4を付された二点鎖線で示され
ている。ローラは図示されていない内及び外軌道
輪と接しており、そして保持器は通常の場合同様
両軌道輪の間に配置されている。小リング2の外
径が大リング1の内径より大きくそして保持器の
バーは上記両リング1,2の内及び外側にまでそ
れぞれ延びており、保持器のバーは両リングの近
傍で半径方向に幅の広いものとなつている。ロー
ラの軸心が軸受の軸心に対して傾斜しているの
で、両リングはその断面が楔状を呈している。両
リングはあまり薄い部分を設けると成形が困難
で、逆に厚すぎる部分を設けると長いローラの採
用可能性を小さくしてしまう。そのために最も薄
くなる部分としてリング1の内側への延出部分そ
してリング2の外側への延出部分を可能な最小厚
さとするように制限を加えるのが好ましい。
第2図はバーの中央部での断面により保持器の
バーの形態を示している。符号4で示されるの
は、保持器の2つのバー3の間に形成されるポケ
ツトに収められるローラの外形である。各バーは
半径方向でピツチ円6の内側に延出する部分5を
有し、そして保持器のセンタリングのためにロー
ラと接触するセンタリング面7をもつている。こ
のセンタリング面7は、該センタリング面とロー
ラとの接触点(実際は紙面に垂直な線であるが第
2図の断面では点となつて現われる。)での垂線
8が軸受中心とローラ軸心を通る線9と60゜以下
の角度αをなすように設定されている。上記角度
は小さいほど保持器のセンタリングが良くなされ
る。しかしこの角度は0゜にすることは明らかに不
可能である。なぜならばもしそうすれば通常のロ
ーラではローラが内軌道輪に接触しなくなつてし
まうからである。もし上記角度が60゜以下である
ならば十分に保持器はセンタリングされるし、ま
たそのような角度ならば何の支障もなく設定可能
である。
バーの形態を示している。符号4で示されるの
は、保持器の2つのバー3の間に形成されるポケ
ツトに収められるローラの外形である。各バーは
半径方向でピツチ円6の内側に延出する部分5を
有し、そして保持器のセンタリングのためにロー
ラと接触するセンタリング面7をもつている。こ
のセンタリング面7は、該センタリング面とロー
ラとの接触点(実際は紙面に垂直な線であるが第
2図の断面では点となつて現われる。)での垂線
8が軸受中心とローラ軸心を通る線9と60゜以下
の角度αをなすように設定されている。上記角度
は小さいほど保持器のセンタリングが良くなされ
る。しかしこの角度は0゜にすることは明らかに不
可能である。なぜならばもしそうすれば通常のロ
ーラではローラが内軌道輪に接触しなくなつてし
まうからである。もし上記角度が60゜以下である
ならば十分に保持器はセンタリングされるし、ま
たそのような角度ならば何の支障もなく設定可能
である。
保持器のポケツト内におけるローラのスキユー
を制限するために、保持器のバーはローラが最大
限スキユーしたときにローラの端部に接する案内
面10(第2図及び第3図)を有している。該案
内面10はセンタリング面7とは区別され、好ま
しくはローラの上記案内面上での接触点とローラ
の軸心を含む面11がローラのスキユー面12と
15゜以下の角βをなしていることである。最良の
ローラ案内はこの角度が0゜のときになされるが、
これは案内面10が上記の線9と平行な場合であ
る。該案内面がローラの端部に近い程保持器案内
性能はよくなる。なぜならばスキユーモーメント
に対抗するモーメントの力の作用点までの腕の長
さが可及的に長くできるからである。上記の線9
に垂直な対抗力の成分をできるだけ大きくして上
記スキユーモーメントに対抗するモーメントを最
大にするためには、角度βは可能な限り小さくす
るのがよい。角度βが15゜以下であるならば、ロ
ーラ案内は常に良好に保てる。上述のように、も
し案内面10が線9に平行ならば角度βは0゜とな
り、かかる場合にはローラと保持器の間に遊びを
設けることなく保持器は軸受内で偏心位置をとり
得るという利点をも生ずる。
を制限するために、保持器のバーはローラが最大
限スキユーしたときにローラの端部に接する案内
面10(第2図及び第3図)を有している。該案
内面10はセンタリング面7とは区別され、好ま
しくはローラの上記案内面上での接触点とローラ
の軸心を含む面11がローラのスキユー面12と
15゜以下の角βをなしていることである。最良の
ローラ案内はこの角度が0゜のときになされるが、
これは案内面10が上記の線9と平行な場合であ
る。該案内面がローラの端部に近い程保持器案内
性能はよくなる。なぜならばスキユーモーメント
に対抗するモーメントの力の作用点までの腕の長
さが可及的に長くできるからである。上記の線9
に垂直な対抗力の成分をできるだけ大きくして上
記スキユーモーメントに対抗するモーメントを最
大にするためには、角度βは可能な限り小さくす
るのがよい。角度βが15゜以下であるならば、ロ
ーラ案内は常に良好に保てる。上述のように、も
し案内面10が線9に平行ならば角度βは0゜とな
り、かかる場合にはローラと保持器の間に遊びを
設けることなく保持器は軸受内で偏心位置をとり
得るという利点をも生ずる。
保持器のバーが上記の半径方向に延出する部分
5を備えて設計されているために、軸受中心に向
いた内周面13が大きいものとなつている。この
内周面13は潤滑用のグリースを滞留せしめる役
目を果しており、その結果多くのグリースを留め
ておくことができる。球面ころ軸受の保持器にお
いては、特段の策を講じなくとも保持器の円周方
向の上記内周面13の幅はローラの直径の0.2倍
より大きくできるし、またその長さはローラの長
さの0.3倍よりも大きくすることができる。
5を備えて設計されているために、軸受中心に向
いた内周面13が大きいものとなつている。この
内周面13は潤滑用のグリースを滞留せしめる役
目を果しており、その結果多くのグリースを留め
ておくことができる。球面ころ軸受の保持器にお
いては、特段の策を講じなくとも保持器の円周方
向の上記内周面13の幅はローラの直径の0.2倍
より大きくできるし、またその長さはローラの長
さの0.3倍よりも大きくすることができる。
ローラを保持器のポケツト内に留めておくため
に、ローラを囲繞している保持器のバーの少くと
も一方はポケツトの内方に延びる突部14を備え
ている。該突部は、保持器のバーのセンタリング
面7の位置との関係で、ローラのピツチ円の外側
に位置している。こうすることによりローラは弾
性的に変位する突部14を経てスナツプ的に保持
器のポケツト内に押し込まれて組立てられる。
に、ローラを囲繞している保持器のバーの少くと
も一方はポケツトの内方に延びる突部14を備え
ている。該突部は、保持器のバーのセンタリング
面7の位置との関係で、ローラのピツチ円の外側
に位置している。こうすることによりローラは弾
性的に変位する突部14を経てスナツプ的に保持
器のポケツト内に押し込まれて組立てられる。
この発明は、特許請求の範囲内で上述された以
外の実施態様が可能である。保持器のバーは、保
持器のセンタリングのために設けられた半径方向
に延出する部分5に相当する部分をピツチ円6の
外側に設けることも可能である。かかる場合は突
部14に相当する突部はバーの内側部分に設けら
れて、ローラは保持器の内方から外方に向けて押
し込まれて組立てられることとなる。またローラ
端面に溝を設け、保持器のリングには該溝に係合
する突部を設けることによつてローラの保持を行
うこともできる。案内面10及びスキユー面12
と角βをなす面11をスキユー面12の半径方向
外側に位置するようにすることも可能である。
外の実施態様が可能である。保持器のバーは、保
持器のセンタリングのために設けられた半径方向
に延出する部分5に相当する部分をピツチ円6の
外側に設けることも可能である。かかる場合は突
部14に相当する突部はバーの内側部分に設けら
れて、ローラは保持器の内方から外方に向けて押
し込まれて組立てられることとなる。またローラ
端面に溝を設け、保持器のリングには該溝に係合
する突部を設けることによつてローラの保持を行
うこともできる。案内面10及びスキユー面12
と角βをなす面11をスキユー面12の半径方向
外側に位置するようにすることも可能である。
第1図は本発明の実施例の保持器の軸方向断面
図、第2図は第1図の−断面図、そして第3
図はポケツトを示す平面図である。 1,2……リング、3……バー、4……ロー
ラ、5……半径方向に延出する部分、6……ロー
ラのピツチ円、7……センタリング面、10……
案内面、11……ローラの接触点とローラの軸心
を含む面、12……スキユー面、13……内周
面。
図、第2図は第1図の−断面図、そして第3
図はポケツトを示す平面図である。 1,2……リング、3……バー、4……ロー
ラ、5……半径方向に延出する部分、6……ロー
ラのピツチ円、7……センタリング面、10……
案内面、11……ローラの接触点とローラの軸心
を含む面、12……スキユー面、13……内周
面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軸受軸心に対して角度をもつて配される少く
とも一列のローラと、該ローラのための内及び外
軌道輪と、同心に配される2つのリング1,2お
よび両リングを連結する複数のバー3を備えて一
体成形されるプラスチツクスの保持器と、上記バ
ーにより形成されるポケツト内に配されるローラ
4とを有するころ軸受において、 上記リング1,2は互に異径であり、大リング
の内径は小リングの外径よりも小さいこと、 保持器のバー3の最大の半径方向幅はリング
1,2の半径方向幅よりも大きいこと、 保持器の各バーは、該バーの中央部から半径方
向でローラのピツチ円6の内側あるいは外側に延
出する部分5を有し、該部分5は保持器のセンタ
リングのためにローラと接するセンタリング面7
を有し、該センタリング面は、保持器の軸心に対
して垂直な面内において、ローラとの接触点での
垂線がローラの中心と軸受の中心とを結ぶ線と
60゜以下の角度αをなすように位置していること、 さらに保持器はローラの端部に接してローラを
案内する案内面10を有し、該案内面は該案内面
でのローラとの接触点とローラの軸心とを含む面
11がローラのスキユー面12と15゜以下の角度
βをなしていること、 を特徴とするころ軸受。 2 保持器のバーは軸受の中心に向いた内周面1
3を備え、該内周面は内周方向にローラの直径
0.2倍以上の幅を有しまた軸受の軸心方向にはロ
ーラ長さの0.3倍以上の長さを有していることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のころ軸
受。 3 各ローラの囲繞している保持器のバーのうち
少くとも一方は、ローラのピツチ円に対して保持
器のバーのセンタリング面と反対の側で保持器の
円周方向に突出する突部14を有していることを
特徴とする特許請求の範囲第1または第2項記載
のころ軸受。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE8203576-7 | 1982-06-09 | ||
SE8203576A SE432977B (sv) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | Rullager med gjuten plasthallare |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5913121A JPS5913121A (ja) | 1984-01-23 |
JPS6347930B2 true JPS6347930B2 (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=20347026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58101573A Granted JPS5913121A (ja) | 1982-06-09 | 1983-06-07 | ころ軸受 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4472006A (ja) |
JP (1) | JPS5913121A (ja) |
DE (1) | DE3320763C2 (ja) |
FR (1) | FR2528509B1 (ja) |
GB (1) | GB2129504B (ja) |
IT (2) | IT8322074V0 (ja) |
SE (1) | SE432977B (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2177165B (en) * | 1985-07-06 | 1990-01-17 | Firsteel Metal Prod | Bearing cages |
JPH0288023U (ja) * | 1988-12-26 | 1990-07-12 | ||
JPH0689781B2 (ja) * | 1989-06-28 | 1994-11-14 | エヌティエヌ株式会社 | 自動調心ころ軸受用の合成樹脂製保持器 |
JPH03133004A (ja) * | 1989-10-18 | 1991-06-06 | Mitsubishi Motors Corp | インナーレンズおよびその製造方法 |
DE4034517A1 (de) * | 1989-11-02 | 1991-05-08 | Hans Ley | Kaefigring zur fuehrung der waelzkoerper im waelzlager |
JP2547349Y2 (ja) * | 1991-09-20 | 1997-09-10 | 光洋精工株式会社 | 球面ころ軸受 |
US5352047A (en) * | 1992-07-13 | 1994-10-04 | Rexnord Corporation | Snap-tab roller bearing case |
DE102004026291A1 (de) * | 2004-05-28 | 2005-12-15 | Fag Kugelfischer Ag & Co. Ohg | Käfig mit Rollen |
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