JPS604376B2 - トリポ−ド型自在継手に於けるロ−ラと針状コロの保持構造 - Google Patents

トリポ−ド型自在継手に於けるロ−ラと針状コロの保持構造

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JPS604376B2
JPS604376B2 JP53124943A JP12494378A JPS604376B2 JP S604376 B2 JPS604376 B2 JP S604376B2 JP 53124943 A JP53124943 A JP 53124943A JP 12494378 A JP12494378 A JP 12494378A JP S604376 B2 JPS604376 B2 JP S604376B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/202Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
    • F16D3/205Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
    • F16D3/2055Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S464/00Rotary shafts, gudgeons, housings, and flexible couplings for rotary shafts
    • Y10S464/904Homokinetic coupling
    • Y10S464/905Torque transmitted via radially extending pin

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトリポード型自在継手に於るローラと針状コo
の保持構造に係る。
トリポード型自在継手は、中心部より互に120度の角
度をもって放射状に延びた三つのトラニオンを有し、第
一の回転軸に連結される内側駆動部村と、前記トラニオ
ンに各々回転可能に且つ軸線方向に移動可能に支持され
たローラと、円筒状部に前記ローラを各々入れるローラ
レースを備え第二の回転軸に連結される外側駆動部材と
を有している。
特に、伸縮式等速継手として用いられるトリポード型自
在継手に於ては、前記ローラが滑らかに回転できるよう
に、前記ローラと前記トラニオンとの間に針状コロが配
置されているものがあり、この場合、前記針状コロの抜
止めを行うための保持構造が前記トラニオンの先端部に
組込まれている。ローラはローラレースに係合すれば、
通常使用状態下ではトラニオンより抜け落ちることがな
いが、ローラレースとの係合前の組立時に抜け落ちる塵
れがあるから、該ローラは作動時に必要な軸線方向の移
動を阻害されない態様にて抜止めされていることを自在
継手の組立作業性を改善する上で好ましい。ローラ抜止
めと針状コロの抜止めを行う扶持構造は、従来から種々
提案されており、その一つとして、前記トラニオンの先
端近傍部の外周面に形成された円環溝に係合するスナッ
プリングの如きC字形弾性部材と、針状コロの一端部に
対向するコロ止め面とローラの一端部に対向するoーラ
止め面とを備えた保持環とを含み、前記トラニオンの外
周に鉄合されて前記C字形弾性部材によって抜け止めを
行われた前記保持環の各止め面にて前記針状コロ及び前
記ローラの抜け止めを行うように構成された保持構造が
知られている。この場合、前記C字形弾性部村はその内
周部にて前記円環溝の底部に密着し、又その外周部にて
前記保持環の内周部内の中間部に形成された円環状の係
止面に係合し、前記円環溝の底部と前記保持環の内周部
との間に挟み込まれた如き態様にて固定されるようにな
っており、そのためこのC字形弾性部材の取付は、トラ
ニオンの外周に舷合された保持環を一旦該保持環が前記
円環溝を通り越した部位にまで押し込んだ状態で行わな
ければならない。このため、トラニオンの外周に針状コ
ロとローラとを配設した後に前記保持環及び前記C字形
弾性部材の取付を行おうとすると、前記保持管が前記円
環溝を通り越した部位にまで前記トラニオンの外周に鉄
合した状態で移動できるように、前記針状コロの長さを
短くしてローフとトラニオンとの間に前記保持環が入り
込むスペースを確保する必要がある。そのため、針状コ
ロの有効接触長が短くなり、それに伴い針状コロとトラ
ニオン及びローラとの接触部に於ける面圧が大きくなり
、疲労による各接触部の表面損傷が早期に発生するよう
になり、継手としての寿命を低下させてしまうという問
題がある。又、保持環のローラ止め面を弾性変形可能な
突起によって与えるように構成し、トラニオンの外周に
針状コロとローラとを配設するに先立ち、前記保持環及
びC字形弾性部材の取付を行い、その後、前記トラニオ
ンの外周に針状コロを配設し、その後、前記突起を弾性
変形させながらローラを前記トラニオンの外周に配設す
るよう構成された保持構造が知られている。
しかしこの場合は、ローラを配設する以前に針状コロを
トラニオンの外周部に配設しなければならないため、そ
の針状コロの配談作業が面倒なものになり、又、ローラ
が突起を弾性変形させながら秦越える際、そのローラ内
周面が傷付く廉れがある。又前記弾性変形可能な突起に
代えて折り曲げて形成される耳片によってローラ止め面
を与えるように構成された保持環を有する保持構造があ
るが、この場合、針状コロとローラの配設に先立ち保持
環及びC字形弾性部材をトラニオンに取付けると、前記
耳片の折り曲げはローラがトラニオンの外周に配設され
た後に行わなければならなくなり、そのため、その折り
曲げ作業が面倒なものになる。
本発明は従釆の保持構造に於ける上述した如き不具合に
鑑み、自在継手の機能及び性能を低下させることがなく
、又組付性、耐久性が優れたトリポード型自在継手に於
けるローラと針状コロの保持構造を提供することを目的
としている。
かかる目的は、本発明によれば、トリポード型自在継手
のトラニオンの外周に配設されたoーフ及び前記トラニ
オンと前記ローラとの間に配設された針状コロを保持す
るための構造にして、前記トラニオンの先端部近傍の外
周面に形成された円環溝と、前記円環溝に係合し自由状
態時前記トラニオンの外周より大きい外輪郭を有するC
字形弾性部材と、前記トラニオンの外周に競合する保持
環とを有し、前記保持環はその第一の軸端に前記針状コ
ロの一端部に対向するコロ止め面を、前記コロ止め面よ
り第二の鞠端の側に偏橋した位置に前記ローラの一端部
に対向するローラ止め面を、内周部の第一の軸端の側に
テーパ周面を、前記内周部の第二の轍端の側に係止面を
有しており、前記保持環はそのテーパ周面にて前記円環
溝に係合している前記C字形弾性部材を縦蓬方向に弾性
変形させながらこれを秦越えることにより前記係止面に
て前記C字形弾性部材に係合して抜け止めされるよう構
成されている如きトリポード型自在継手に於けるローラ
と針状コロの保持構造によって達成される。
かかる構成によれば、C字形弾性部材を円環溝に係合さ
せた後、保持環を単に前記C字形弾性部材によって抜け
止めされる所定の位置まで移動させることによってこれ
を該所定の位置にセットすることができるので、トラニ
オンの外周に針状コロとローラとを配設した後に前記保
持環及びC字形弾性部材の取付を行うことができ、ロー
ラとトラニオンとの間に前記保持環が入り込むスペース
を確保する必要がなくなり、針状コロの有効接触長を長
くとることができるようになる。
本発明の詳細な特徴によれば、前記保持環が前記C字形
弾性部材を乗り越え易いよう、記C字形弾性部村は円形
の断面形状を有していて良い。
又、本発明の他の一つの詳細な特徴によれば、前記保持
環はその内周部の第一の軸端に、前記テーパ周面の大径
側の周緑に連続する案内内周面を有していて良い。又本
発明の更に他の一つの詳細な特徴によれば、前記保持環
はその内周部の前記係止面より第二の軸端の側に前記C
字形弾性部材を受入れる円環状の凹溝を有していて良い
この場合、C字形弾性部材はトラニオンの円環藩に係合
した状態にて前記保持環の円環状凹溝に係合するので、
C字形弾性部材の取付がより確実なものになり、又その
C字形弾性部材によって保持環がトラニオンの軸万向に
対して位置決めされるので、組付時等に不要の荷重が針
状コロに作用することを防止できる。以下に添付の図を
用いて本発明を実施例について詳細に説明する。
添付の第1図は本発明による保持構造を組込まれたトリ
ポード型自在継手の一つの実施例を示す部分断面図であ
る。
トリポード型自在継手は、内側駆動部材10を有してお
り、この内側駆動部材1 0はその中心部より互いに1
20度の角度を持って放射状に延びた三つのトラニオン
11(図に於てはその一つのみが示されている)を有し
ており、又その中心部にて第一の回転軸12の一端に連
結されている。前記トラニオン11は各々球面状の外周
面を備えたローラ13を回転可能に且つ藤線方向に移動
自在に坦持している。前記トラニオン11と前記ローラ
ー3との間の円筒状空間には多数の針状コロ14が配置
され、これにより前記ローラ13は前記トラニオン11
の軸線の周りに滑らかに回転できるようになっている。
前記ローラ13及び前記針状コロ14は、前記トラニオ
ン11の先端近傍部の外周に形成された円環溝16と、
前記円環溝16に係合したC字形弾性部材17と、前記
トラニオン11の外周に競合する保持環18とを含む本
発明による保持構造によって抜止めされている。又、前
記トラニオン11の根元部の外周には前記針状コロ14
を受け止めるリテーナリング15が配設されている。前
記ローラ13はほぼ円筒状をした外側駆動部材19の円
筒状部に形成され三つのローラレース20(図に於ては
その二つが示されている)に係合し、このローラレース
20内を転動しつつ移動できるようになっている。前記
ローラレース20は、前記外側駆動部村19の中心軸線
に直角な断面で見た場合、円弧状をした溝底面を有して
おり、又前記外側駆動部材19の中心軸線に対し各々平
行に延びている。又前記外側駆動部村19はその一端部
に第二の回転軸21を一体的に有している。前記外側駆
動部材19の外周には円筒状のカバー22が取付けられ
ている。又このカバー22と前記第一の回転軸12との
間にはゴムなど可犠牲材料によって構成されたダストブ
ーツ23が取付けられている。次に第2図〜第8図を参
照して本発明による保持構造について説明する。
前記C字形弾性部材17は、第2図に良く示されている
如く、円形断面を有し、又第3図に良く示されている如
く、一部に開□部17aを有し、自由状態時、前記トラ
ニオン11の外周より大きい外輪郭を有し、又前記トラ
ニオン11の外周より小さい内輪郭を有している。又前
記C字形弾性部材17の前記外輪郭は前記保持環18の
内周面18d(第6図参照)の部分の内周より実質的に
大きくされている。前記C字形弾性部材17の前記開□
部17aの大きさは、C字形弾性部材17の外輪郭がト
ラニオン11の外周に等しいか、それより小さくなるま
で、該C字形弾性部材17が縮径方向に弾性変形される
ことを許す大きさ‘こされている。尚、前記C字形弾性
部材17の断面形状は、図示されている如く、円形であ
ることが好ましいが、必ずしも円形である必要はなく、
例えば楕円であっても矩形であっても良い。前記トラニ
オン11の先端部近傍の外周に設けれている円環藩16
は、前記C字形弾性部材17の外輪都がトラニオン11
の外周に等しいか、それより4・さくなるまで該C字形
弾性部材17が縞軽方向に弾性変形されてもこれを無理
なく受入れることができる深さを有している。
例えば第2図に示された実施例では、前記円環溝16は
U字形の溝形状を有しており、その溝底部の外周は、第
8図に示されている如く、縮径方向に弾性変形された状
態にあるC字形弾性部村17の内輪郭より小さく、この
ときにもまだ前記C字形弾性部村17の内輪郭との間に
隙間を残すように設定されている。前記保持環18は第
4図〜第6図に良く示されている。
保持環18はその第一の鞠端に前記針状コロ14の一端
部に対向する円環状のコロ止め面18aを有し、又外周
部に突出形成された二つの耳片18bを有しており、こ
の耳片18bが前記コロ止め面18aより第二の事由端
の側に偏筒した位置にて前記ローラ13の一端部に対向
するローラ止め面18cを与えている。図示の例では、
耳片18bが2個の場合を示しているが、この耳片18
bは2個以上でも良い。又ローラ止め面18cは全体が
連なった円環状突出部によって与えられていても良い。
前記保持環18はその内周部の中央部に前記トラニオン
11の外周より僅かに大きい内径を有する蕨合内周面1
8dを有しており、又この嫁合内周面18dより前記コ
ロ当り面18aの側にテーパ周面18eを、又その反対
の側に係止面18fを有している。前記テーパ周面18
eは前記鉄合内周面18dより前記コロ当り面18aの
側に向かうに従い舷座されていて、その大径端にて円筒
状の案内内周面18gに繋がっている。前記テーパ周面
18eの角度ばはそのテーパ周面の面粗度やC字形弾性
部材17の弾性の如何によって異なるが通常30〜45
度程度であって良い。前記案内内周面18gは前記テー
パ周面18eの大径端より保持環18の前記第一の軸端
にまで延びており、これの内周面は組立作業上、自由状
態にある前記C字形弾性部材17の外輪郭よりやや大き
くされていることが好ましい。次に。
−ラ13と針状コロ14をトラニオン11に組付ける手
順について説明する。まず、リテーナリング15をトラ
ニオン11の根元部にまで隊込み、次にトラニオン11
の外周にローラー3を係合させ、このローラ13と前記
トラニオンとの間の円筒状空間内に所定個数の針状コロ
14を鉄込む。そして次にC字形弾性部材17を前記ト
ラニオン11の先端部より拡径させながら円環溝16に
係合させる。前記トラニオン11の先端部は、図示され
ている如く、面取りされている。この場合、前記C字形
弾性部村17はその面取りされた円錐面に案内されて拡
径されるので、それの前記円環溝16への係合を行ない
易くなる。前記C字形弾性部材17は前記円環溝16に
係合すると、自由状態に戻り、トラニオン11の鞠線方
向に対し固定される。次に、保持環18を第7図に示さ
れている如く、その案内内周面18gが設けられている
側からトラニオン11の外周に鉄込み、前記案内内周面
18gに前記C字形弾性部材17を係合させる。これに
よりC字形弾性部材17はトラニオン11の中心軸線に
対してセンタリングされる。そして更に保持環18をト
ラニオン11の根元部に向けて鉄込むと、保持環18は
そのテーパ周面18eにて前記記C字形弾性部材17を
縮怪方向に弾性変形させてこれを前記円環溝16内に鉄
り込ませながら進み、第8図に示されている如く、鉄合
内周面18dにて前記C字形弾性部材17に係合するよ
うになる。この状態により更に保持環18をトラニオン
11の根元部に向けて鉄込むと、前記隊合内周面18d
が前記C字形弾性部材17を乗り越え、保持環18はそ
の鉄合内周面18dにて前記トラニオン11の外周面に
妹合し又係止面18fにて前記C字形弾性部材17に係
合し、抜け止めされるようになる。この保持環18はそ
のコロ止め面18aにて前記針状コロ14の一端に対向
してこれの抜え止めを行い、又ローラ止め面18cにて
前記ローラ13の一方の端面に対向し、これの必要な鞠
線方向の移動を阻害しない態様にて該ローラ13の抜け
止めを行うようになる。このとき、前記C村形弾性部材
17は、舷合内周面18dにてトラニオン11の外周に
鉄合してトラニオン11に対し実質的にその蓬方向にが
たつくことがない保持環18の係止面18fによってそ
の外輪郭を囲まれているので、C字形弾性部材17と円
環億16の溝底部との間に隙間があっても該C字形弾性
部材17はトラニオン11に対しその軸線方向に実質的
にがたつくことがなく、前記保持環18の抜け止めを確
実に行う。第9図及び第10図は本発明による保持構造
に用いる保持壕の他の一つの実施例を示している。
尚第9図及び第10図に於て、第4図〜第6図に対応す
る部分は第4図〜第6図に付した符号と同一の符号によ
り示されている。かかる実施例の場合、保持壕18は鉄
合内周面18dより該保持環18の第二の鞄端の側、即
ち係止面18fが形成されている側にC字形弾性部材1
7を受入れる円環状凹溝18hを有している。この保持
環18を用いた場合、円環状凹溝18hにC字形弾性部
材17が係合することにより、保持環18はトラニオン
11の車母線方向に対し実質的に固定され、トラニオン
から抜け出す方向にも又その根元部に鉄込まれる方向に
も実質的に移動しなくなり、組付時等に不要の荷重が前
記針状コロ14に作用することを防止できる。以上に於
ては本発明の特定の実施例について詳細に説明したが、
本発明はこれらの実施例に限られるものではなく、本発
明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当業者
にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による保持構造が組込まれたトリポード
型自在継手を示す部分断面図、第2図はローラ及び針状
コロの取付部分を取出しそれを拡大して示す断面図、第
3図はC字形弾性部材の平面図、第4図は保持環の平面
図、第5図は第4図の線V−Vに沿う断面図、第6図は
第5図のAで囲まれた部分の拡大断面図、第7図及び第
8図はそれぞれ保持環の取付過程を説明する断片的な断
面図、第9図は保持環の他の一つの実施例を示す断面図
、第10図は第9図のBで囲まれた部分の拡大断面図で
ある。 10・・・内側駆動部材、11・・・トラニオン、12
・・・第一の回転軸、13・・・ローラ、14・・・針
状コロ、15・・・リテーナリング、16・・・円環溝
、17・・・C字形弾性部材、17a…開口部、18・
・・保持環、18a…コロ止め面、18b…耳片、18
c・・・ローラ止め面、18d・・・鉄合内周面、18
e・・・ナーパ周面、18f・・・係止面、18g・・
・案内内周面、18h・・・円環状凹溝、19・・・外
側駆動部材、20・・・ローラレース、21・・・第二
の回転軸、22…カバー、23…ダストブーツ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第の図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トリポード型自在継手のトラニオンの外周に配設さ
    れたローラ及び前記トラニオンと前記ローラとの間に配
    設された針状コロを保持するための構造にして、前記ト
    ラニオン先端部近傍の外周面に形成された円環溝と、前
    記円環溝に係合し自由状態時前記トラニオンの外周より
    大きい外輪郭を有するC字形弾性部材と、前記トラニオ
    ンの外周に嵌合する保持環とを有し、前記保持環はその
    第一の軸端に前記針状コロの一端部に対向するコロ止め
    面を、前記コロ止め面より第二の軸端の側に偏倚した位
    置に前記ーラの一端部に対向するローラ止め面を、内周
    部の第一の軸端の側にテーパ周面を、前記内周部の第二
    の軸端の側に係止面を有しており、前記保持環はそのテ
    ーパ周面にて前記円環溝に係合している前記C字形弾性
    部材を縮径方向に弾性変形させながらこれを乗越えるこ
    とにより前記係止面にて前記C字形弾性部材に係合して
    抜止めされるよう構成されていることを特徴とするトリ
    ポード型自在継手に於けるローラと針状コロの保持構造
    。 2 特供請求の範囲第1項に記載された保持構造に於て
    、前記C字形弾性部材は円形の断面形状を有しているこ
    とを特徴とする保持構造。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載された保持
    構造に於て、前記保持環はその内周部の第一の軸端の側
    に、前記テーパ周面の大径側の周縁に連続する案内内周
    面を有していることを特徴とする保持構造。 4 特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか一つに
    記載された保持構造に於て、前記保持環はその内周部の
    前記係止面より第二の軸端の側に前記C字形弾性部材を
    受入れる円環状の凹溝を有していることを特徴とする保
    持構造。
JP53124943A 1978-10-11 1978-10-11 トリポ−ド型自在継手に於けるロ−ラと針状コロの保持構造 Expired JPS604376B2 (ja)

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