JP2687281B2 - 組立保護装置付トリポード型継手 - Google Patents

組立保護装置付トリポード型継手

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JP2687281B2
JP2687281B2 JP6215284A JP21528494A JP2687281B2 JP 2687281 B2 JP2687281 B2 JP 2687281B2 JP 6215284 A JP6215284 A JP 6215284A JP 21528494 A JP21528494 A JP 21528494A JP 2687281 B2 JP2687281 B2 JP 2687281B2
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joint
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recess
roller support
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ノルベルト・ホフマン
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レール・ウント・ブロンカンプ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトリポード型継手に
関するものであり、更に詳しくは、円周方向に分散され
軸方向に平行な三個の凹部を有し、該凹部が円周方向に
対向して配設されたトラックを有する継手外方部、及び
円周方向に分散した三本のトラニオンによって横断面が
星状の継手内方部から成り、前記三本のトラニオンが前
記継手外方部の前記三個の凹部に係合し、その際、前記
トラニオン上にローラ支持装置とローラから成るローラ
装置が装着され、更に、少なくとも前記ローラが前記各
トラニオンに対向するトラニオン軸に対し軸方向に変位
可能に且つ該トラニオン軸に対し角運動で揺動可能に装
着されるトリポード型継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願明細書に付与された定義は、トリポ
ード型継手に関する種々の公知の実施例を含むものであ
る。本発明に基づく解決策は、列挙した三つの実施例の
全てに利用可能であるが、以下に記述する最初の実施例
に特に好都合なものである。
【0003】第1の実施例は、各トラニオンが部分球面
状のトラニオン頭部を有し、該トラニオン頭部上に円筒
状内方開口部を有するローラ支持体が、トラニオン軸に
対し軸方向に変位可能に且つ該トラニオン軸に対し揺動
可能に装着されていた。又、各ローラ支持体上にローラ
が回転可能に保持され、前記ローラ支持体と前記ローラ
間に好ましくはニードルベアリングが配設されていた。
【0004】第2の実施例は、各円筒状のトラニオン上
に内方円筒状表面を有する内方リングが、トラニオン軸
に対し軸方向に変位可能に案内され、該トラニオン軸は
球面状の外表面を有し、該外表面がローラ支持体の少な
くとも部分球面状の内表面に係合して前記内方リング上
に前記トラニオン軸に対して揺動可能に保持され、更
に、各ローラ支持体上に前記ローラが回転可能に保持さ
れ、前記ローラ支持体と前記ローラ間にニードルベアリ
ングが配設されていた。
【0005】第3の実施例は、各円筒状のトラニオン上
に外方球面状の表面を有する内方円筒状の内方リングを
回転可能に保持し、内方円筒状の表面を有するローラが
内方リング上にトラニオン軸に対し軸方向に変位可能に
且つ該トラニオン軸に対し揺動可能に案内され、前記ト
ラニオンと前記内方リング間に好ましくはニードルベア
リングが配設されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上、記載した全ての
実施例の構成において、前記ローラ装置を搭載した前記
継手内方部が前記継手外方部の前記長手の凹部内に軸方
向に案内される前に、前記ローラを円周に沿って配設し
た前記ローラ装置を前記トラニオン上に放射状に嵌着す
る必要があった。しかしながら構造上の条件で、前記ロ
ーラ装置は前記トラニオン上に固定位置を有せず、しか
も軸方向及び角度位置に関して適応される好ましい運動
学的関係も有していなかった。それらは手動の組立を困
難にし、継手の自動組立を阻害していた。特に、嵌着さ
れた前記ローラ装置を有する前記継手内方部及び前記継
手外方部が水平軸によって嵌合する場合、前記ローラ装
置が前記トリポード型継手上で揺動し、且つ前記継手外
方部の前記前記長手の凹部内に案内されないか又は略そ
の重量の影響で前記トリポード型継手から落下すると言
う危険性があった。
【0007】本発明は、前述した従来技術の問題点を解
消し、組立が容易で、特に前述した種類のトリポード型
継手を自動的な組立方法で完全に実施可能な組立保護装
置付トリポード型継手を提供することを目的とするもの
である。
【0008】このための解決は、前記継手内方部と協動
し、且つその噛合形状に基づく固定によって生じる抵抗
を前記ローラ装置の軸方向の離脱に対し、前記各トラニ
オンから前記トラニオン軸に沿って形成させる手段によ
って特徴付けられる。その摩擦力に関連して前記抵抗の
保持力は、前記ローラ装置の重量よりも大である。これ
によって、前記各トラニオンから前記ローラ装置が落下
する危険性は回避され、特に、上記に列挙された手段に
おいて前記ローラ装置に適応する多点設計に際し、前記
トラニオン上に前記ローラ装置の取付けに適した配列
が、前記継手外方部の前記長手の凹部内への挿入のため
に保証され、即ち、前記ローラ軸が前記トラニオン軸に
同軸芯的に配設され、限定された軸芯位置に保持され
る。以下に、本発明による装置の具体的な実施態様を記
述する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
継手軸芯方向に沿って延伸する三個の長手の凹部ととも
に、継手の円周方向に対向して配設されたトラックが形
成された継手外方部、及び三本の放射状トラニオンを円
周方向に分散させ、前記各トラニオンを前記長手の凹部
に係合させ、ローラ支持体及びローラ要素によってロー
ラ装置を支持する継手内方部から成り、前記ローラ要素
が、継手軸芯方向に前記継手外方部の前記長手の凹部内
の前記トラック上へ回転、案内され、前記各ローラ支持
体が、円筒状内方凹部を有し、球面状トラニオン頭部に
よって前記トラニオン上で各トラニオン軸に対して揺動
可能に且つ長手方向に変位可能に案内され、且つ前記各
ローラ要素をその上で回転可能に支持し、前記継手外方
部が前記ローラ支持体及び前記ローラ要素から成る前記
ローラ装置を前記継手内方部の長手方向軸芯の周りの傾
斜に抗して支持するトリポード型継手であって、前記各
ローラ支持体の前記円筒状内方凹部が、その半径方向の
内方に向けられた縁部に弾性変形可能な突起部を具備し
て成り、該突起部が前記各球面状トラニオン頭部に損傷
なしに通過可能で且つ前記ローラ装置の軸方向の離脱に
対する抵抗を、その噛合形状に基づく固定によって前記
各トラニオンに形成することを特徴とする組立保護装置
付トリポード型継手によって達成される。
【0010】更に、本発明のかかる目的は、継手軸芯方
向に沿って延伸する三個の長手の凹部とともに、継手の
円周方向に対向して配設されたトラックが形成された継
手外方部、及び三本の放射状トラニオンを円周方向に分
散させ、前記各トラニオンを前記長手の凹部に係合さ
せ、ローラ支持体及びローラ要素によってローラ装置を
支持する継手内方部から成り、前記ローラ要素が、継手
軸芯方向に前記継手外方部の前記長手の凹部内の前記ト
ラック上へ回転、案内され、前記各ローラ支持体が、円
筒状内方凹部を有し、球面状トラニオン頭部によって前
記トラニオン上で各トラニオン軸に対して揺動可能に且
つ長手方向に変位可能に案内され、且つ前記各ローラ要
素をその上で回転可能に支持し、前記継手外方部が前記
ローラ支持体及び前記ローラ要素から成る前記ローラ装
置を前記継手内方部の長手方向軸芯の周りの傾斜に抗し
て支持するトリポード型継手であって、前記ローラ支持
体の前記円筒状内方凹部が、その半径方向の内方に向け
られた縁部に弾性変形可能な突起部を具備して成り、前
記突起部が所定の角度位置でのみこれに対して通過可能
で、且つその角度位置が変化すると前記ローラ装置の軸
方向の離脱に対する抵抗を、その噛合形状に基づく固定
によって前記各トラニオンに形成することを特徴とする
組立保護装置付トリポード型継手によって達成される。
【0011】更に、本発明のかかる目的は、前記突起部
が、前記ローラ支持体の前記内方凹部の内方テーパ付断
面によって形成されることを特徴とする組立保護装置付
トリポード型継手によって達成される。
【0012】更に、本発明のかかる目的は、前記突起部
が、前記ローラ支持体に夫々一体的に形成されることを
特徴とする組立保護装置付トリポード型継手によって達
成される。
【0013】更に、本発明のかかる目的は、前記突起部
が、接着、圧着又は点付けによって前記ローラ支持体上
に突設されることを特徴とする組立保護装置付トリポー
ド型継手によって達成される。
【0014】本発明の組立保護装置付トリポード型継手
は、継手軸芯方向に沿って延伸する三個の長手の凹部と
ともに、継手の円周方向に対向して配設されたトラック
が形成された継手外方部、及び三本の放射状トラニオン
を円周方向に分散させ、前記各トラニオンを前記長手の
凹部に係合させ、ローラ支持体及びローラ要素によって
ローラ装置を支持する継手内方部から成り、前記ローラ
要素が、継手軸芯方向に前記継手外方部の前記長手の凹
部内の前記トラック上へ回転、案内され、前記各ローラ
支持体が、円筒状内方凹部を有し、球面状トラニオン頭
部によって前記トラニオン上で各トラニオン軸に対して
揺動可能に且つ長手方向に変位可能に案内され、且つ前
記各ローラ要素をその上で回転可能に支持し、前記継手
外方部が前記ローラ支持体及び前記ローラ要素から成る
前記ローラ装置を前記継手内方部の長手方向軸芯の周り
の傾斜に抗して支持するトリポード型継手であって、前
記各ローラ支持体の前記円筒状内方凹部が、その半径方
向の内方に向けられた縁部に弾性変形可能な突起部を具
備して成り、該突起部が前記各球面状トラニオン頭部に
損傷なしに通過可能で且つ前記ローラ装置の軸方向の離
脱に対する抵抗を、その噛合形状に基づく固定によって
前記各トラニオンに形成するので、摩擦力に関連して前
記突起部の保持力は、前記ローラ装置の挿入の重量より
も大きくしなければならない。前記突起部は、前記ロー
ラ装置の材質に応じて、前記円筒状内方凹部の内方縁
部、例えば円周方向に分散された三箇所に圧着又は接着
して形成することが可能である。前記突起部の弾力は、
前記ローラ装置が前記トラニオンに沿い軸方向の力によ
りそこを通って案内され且つ前記トラニオン頭部上に装
着されるように、更に、その装着位置からの自己落下が
生じないように設定される。
【0015】更に、本発明の組立保護装置付トリポード
型継手は、継手軸芯方向に沿って延伸する三個の長手の
凹部とともに、継手の円周方向に対向して配設されたト
ラックが形成された継手外方部、及び三本の放射状トラ
ニオンを円周方向に分散させ、前記各トラニオンを前記
長手の凹部に係合させ、ローラ支持体及びローラ要素に
よってローラ装置を支持する継手内方部から成り、前記
ローラ要素が、継手軸芯方向に前記継手外方部の前記長
手の凹部内の前記トラック上へ回転、案内され、前記各
ローラ支持体が、円筒状内方凹部を有し、球面状トラニ
オン頭部によって前記トラニオン上で各トラニオン軸に
対して揺動可能に且つ長手方向に変位可能に案内され、
且つ前記各ローラ要素をその上で回転可能に支持し、前
記継手外方部が前記ローラ支持体及び前記ローラ要素か
ら成る前記ローラ装置を前記継手内方部の長手方向軸芯
の周りの傾斜に抗して支持するトリポード型継手であっ
て、前記ローラ支持体の前記円筒状内方凹部が、その半
径方向の内方に向けられた縁部に弾性変形可能な突起部
を具備して成り、前記突起部が所定の角度位置でのみこ
れに対して通過可能で、且つその角度位置が変化すると
前記ローラ装置の軸方向の離脱に対する抵抗を、その噛
合形状に基づく固定によって前記各トラニオンに形成す
るので、前記突起部の弾力は、上述した本発明の第1の
実施態様のものと同一の方向に発生させることが可能で
ある。しかしながらこの場合、前記突起部の弾性変形は
必要なく、むしろ前記トラニオン頭部の外周上に対応す
る円周方向に分散した軸溝を刻設し、該軸溝中に取付け
るために前記突起部を嵌入することが可能である。前記
ローラ支持体の捩じれによる前記ローラ装置の前記トラ
ニオンからの落下防止を保証している。
【0016】更に、本発明の組立保護装置付トリポード
型継手は、前記突起部が、前記ローラ支持体の前記内方
凹部の内方テーパ付断面によって形成され且つ前記ロー
ラ支持体に夫々一体的に、あるいは接着、圧着又は点付
けによって前記ローラ支持体上に突設されるので、前記
ローラ装置の材質や形態に応じて最適な前記突起部を選
択、適用される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の組立保護装置付トリポー
ド型継手の一実施態様について、添付した図面に基づき
以下に詳述する。図1において、トリポード型継手の継
手内方部1がロール装置2とともに長手方向断面図で示
されている。前記継手内方部1には、軸の移動用の長手
方向凹部3及び球面状トラニオン頭部5を有するトラニ
オン4が設けられている。前記ローラ装置2はローラ支
持体6から成り、該ローラ支持体6は円筒状内方凹部7
を有し、該円筒状内方凹部7は前記トラニオン頭部5と
協動する。
【0018】前記ローラ支持体6には、ローラ8がニー
ドルベアリング9によって回転可能に取り付けられてい
る。図から明らかなように、前記円筒状内方凹部7の内
方縁部から半径方向へ各弾性変形可能な突起部10が突設
され、該突起部10は前記トラニオン頭部5上に前記ロー
ラ装置2の装着を許容するが、自重の影響によって前記
トラニオン頭部5からの落下を阻止することが可能にす
る。前記突起部10は押出成形材から一体成形されるか、
あるいは前記ローラ支持体6に付着して形成することが
可能である。前記突起部10は前記円筒状内方凹部7から
前記トラニオン頭部5に向けて0.2 〜0.3 mmの高さを有
している。
【0019】図2には図1と同様の参照符号で詳細構造
が示され、図2には、前記ローラ支持体6の前記内方凹
部7に円周方向に分散された合計四個の突起部10が突設
されている。
【0020】図3には、環状突起部10a を除く他の部材
が図1と同様の参照符号で示され、前記ローラ装置2の
前記内方凹部7の下方縁部に環状突起部10a が突設され
ている。
【0021】図4において、前記ローラ支持体6は前記
内方凹部7に上述したような突起部を有していないが、
前記内方凹部7の下方縁部に溝11を有し、該溝11はその
中に第1の弾性ばね手段12が嵌入され、該第1の弾性ば
ね手段12自体は下方から前記トラニオン頭部5によって
支持される。前記第1の弾性ばね手段12は、例えば、平
行なばね線又は非円形のばねリングから成る。前記内方
凹部7には、上方カラー部13の後方に第2の弾性ばね手
段14が嵌着され、該第2の弾性ばね手段14自体は前記ト
ラニオン頭部5の表面上に支持される。これらの弾性ば
ね手段も又平行なばね線又は非円形のばねリングから形
成することが可能である。図示されていない他の実施態
様として、内方及び又は外方に弾性縁部又は舌片を有し
少なくとも中央開口部を有した円板体も使用可能であ
る。
【0022】図5において、前記ローラ支持体6の前記
内方凹部7にはその上方端部に溝51が刻設され、該溝51
内に弾性環状円板15が嵌挿される。前記弾性環状円板15
は前記トラニオン頭部5に向けられた型打ち部16を有
し、該型打ち部16は、その噛合形状に基づく固定によっ
て前記トラニオン頭部5の半球帽部17に嵌着される。
【0023】図6において、前記ローラ支持体6には星
型トラニオン4に向けられたその下方端に溝61が刻設さ
れ、該溝61内に弾性の螺旋ばね18が嵌挿され、更に該弾
性の螺旋ばね18は前記星型トラニオン4の溝62に沿って
前記星型トラニオン4の脚部に係止される。
【0024】図7において、前記ローラ装置2を有する
前記継手内方部1が示されていて、ここに設けられてい
ない前記各突起部を除く他の部材は全て細部において図
1のものと一致する。前記ローラ装置2が取り付けられ
た前記継手内方部1は、継手外方部20内に既に半分まで
案内され、その状態から前記ローラ8のためのトラック
21及び前記ローラ支持体6のための支持肩部22が部分的
に認められる。前記ローラ装置2は、環状保持要素23の
皿状型打ち部26によってその半分が包囲され、該環状保
持要素23は、その外方端部24を介し前記継手外方部20に
対して軸方向に沿って支持され、且つその内方端部25を
介し前記継手内方部1に嵌挿した回転軸に対して容易に
芯出しすることが可能になる。前記ローラ装置2が前記
環状保持要素23内に案内され、同時に且つトラブルなく
前記トラック21内に案内されると、前記三個の円周方向
に分散されたローラ装置2が、互いに固定された位置に
配設されることが重要である。前記ローラ装置2に対し
前記継手内方部1の芯出しされた位置は、その際の対称
的な形状及び負荷によってもたらされるものである。
【0025】図8において、図7による前記環状保持要
素23が示されている。前記環状保持要素23は、前記ロー
ラ装置2のための前記三個の型打ち部又は型抜き部26に
並んで、前記継手内方部1に連結され且つその中に嵌挿
される芯出しのための中央開口部27が前記回転軸上に配
設され、更に該中央開口部27から半径方向にスリット28
が延在し、軸方向の移動が不可能な場合、該スリット28
によって前記回転軸に対する前記環状保持要素23の取付
け及び離脱が実際に可能となる。
【0026】図9は、駆動軸29が挿着される前記継手内
方部1を示し、該駆動軸29は安全リング30によって固定
されている。前記ローラ装置2は、図7に示されたもの
と全ての細部において対応する。又、前記対応する継手
内方部1を有する前記ローラ装置2は、前記継手外方部
20にその略半分が案内され、その状態から前記ローラ8
のための前記トラック21及び前記ローラ支持体6のため
の支持肩部22が部分的に認められる。前記継手外方部20
は、その端部まで図示され、該端部上に接続フランジ31
を有している。一方の端部外周面上に溝32を有し、該溝
32内に内方環状突起部34を有する蛇腹33が係合する。前
記蛇腹33は緊張バンド35によってこの係合範囲内におい
て固定される。特に、前記蛇腹33は内方突起部36を有
し、該内方突起部36内に前記ローラ装置2が係合し、そ
れによって軽く弾性的に保持される。この対称的な形状
及び配列に基づき、又前記内方突起部36によって前記三
個のローラ装置2が互いに安全を保証される一方、前記
継手内方部1の芯出し位置が対称的な形状及び負荷に基
づき自動的に設定される。
【0027】図10には、図9による前記内方突起部36を
有する前記蛇腹33の断面図が示され、該内方突起部36は
内方凹部37を有し、該内方凹部36内に輪郭だけで示した
前記ローラ装置2がその噛合形状に基づく固定によって
嵌挿可能になっている。前記軸方向の蛇腹33の取付け
は、前記トラック21内への前記ローラ装置2の挿着と同
時に行うことを可能にし、それに引き続き前記継手内方
部1を前記継手外方部20内に完全に押し込める。
【0028】図11には、図10の前記内方突起部36を有す
る前記蛇腹33の断面図が示されていて、前記内方凹部37
が凹面を有し、該凹面は前記ローラ装置2との弾性噛合
を可能にしている。以上、記述した本発明による組立保
護装置付トリポード型継手の各実施態様を列挙すると、
概ね以下の通りである。
【0029】1) 継手軸芯方向に沿って延伸する三個の
長手の凹部とともに、継手の円周方向に対向して配設さ
れたトラックが形成された継手外方部、及び三本の放射
状トラニオンを円周方向に分散させ、前記各トラニオン
を前記長手の凹部に係合させ、ローラ支持体及びローラ
要素によってローラ装置を支持する継手内方部から成
り、前記ローラ要素が、継手軸芯方向に前記継手外方部
の前記長手の凹部内の前記トラック上へ回転、案内さ
れ、前記各ローラ支持体が、円筒状内方凹部を有し、球
面状トラニオン頭部によって前記トラニオン上で各トラ
ニオン軸に対して揺動可能に且つ長手方向に変位可能に
案内され、且つ前記各ローラ要素をその上で回転可能に
支持し、前記継手外方部が前記ローラ支持体及び前記ロ
ーラ要素から成る前記ローラ装置を前記継手内方部の長
手方向軸芯の周りの傾斜に抗して支持するトリポード型
継手であって、前記各ローラ支持体の前記円筒状内方凹
部が、その半径方向の内方に向けられた縁部に弾性変形
可能な突起部を具備して成り、該突起部が前記各球面状
トラニオン頭部に損傷なしに通過可能で且つ前記ローラ
装置の軸方向の離脱に対する抵抗を、その噛合形状に基
づく固定によって前記各トラニオンに形成することを特
徴とする組立保護装置付トリポード型継手。
【0030】2) 継手軸芯方向に沿って延伸する三個の
長手の凹部とともに、継手の円周方向に対向して配設さ
れたトラックが形成された継手外方部、及び三本の放射
状トラニオンを円周方向に分散させ、前記各トラニオン
を前記長手の凹部に係合させ、ローラ支持体及びローラ
要素によってローラ装置を支持する継手内方部から成
り、前記ローラ要素が、継手軸芯方向に前記継手外方部
の前記長手の凹部内の前記トラック上へ回転、案内さ
れ、前記各ローラ支持体が、円筒状内方凹部を有し、球
面状トラニオン頭部によって前記トラニオン上で各トラ
ニオン軸に対して揺動可能に且つ長手方向に変位可能に
案内され、且つ前記各ローラ要素をその上で回転可能に
支持し、前記継手外方部が前記ローラ支持体及び前記ロ
ーラ要素から成る前記ローラ装置を前記継手内方部の長
手方向軸芯の周りの傾斜に抗して支持するトリポード型
継手であって、前記ローラ支持体の前記円筒状内方凹部
が、その半径方向の内方に向けられた縁部に弾性変形可
能な突起部を具備して成り、前記突起部が所定の角度位
置でのみこれに対して通過可能で、且つその角度位置が
変化すると前記ローラ装置の軸方向の離脱に対する抵抗
を、その噛合形状に基づく固定によって前記各トラニオ
ンに形成することを特徴とする組立保護装置付トリポー
ド型継手。
【0031】3) 上記1)又は2)の組立保護装置付トリポ
ード型継手であって、前記突起部が、前記ローラ支持体
の前記内方凹部の内方テーパ付断面によって形成される
ことを特徴とする組立保護装置付トリポード型継手。
【0032】4) 上記1)、2)及び3)の組立保護装置付ト
リポード型継手であって、前記突起部が、前記ローラ支
持体に夫々一体的に形成されることを特徴とする組立保
護装置付トリポード型継手。
【0033】5) 上記1)、2)及び3)の組立保護装置付ト
リポード型継手であって、前記突起部が、接着、圧着又
は点付けによって前記ローラ支持体上に突設されること
を特徴とする組立保護装置付トリポード型継手。
【0034】
【発明の効果】以上、記述した本発明の組立保護装置付
トリポード型継手は、以下に記すような新規な効果を奏
するものである。即ち、本発明の組立保護装置付トリポ
ード型継手は、継手軸芯方向に沿って延伸する三個の長
手の凹部とともに、継手の円周方向に対向して配設され
たトラックが形成された継手外方部、及び三本の放射状
トラニオンを円周方向に分散させ、前記各トラニオンを
前記長手の凹部に係合させ、ローラ支持体及びローラ要
素によってローラ装置を支持する継手内方部から成り、
前記ローラ要素が、継手軸芯方向に前記継手外方部の前
記長手の凹部内の前記トラック上へ回転、案内され、前
記各ローラ支持体が、円筒状内方凹部を有し、球面状ト
ラニオン頭部によって前記トラニオン上で各トラニオン
軸に対して揺動可能に且つ長手方向に変位可能に案内さ
れ、且つ前記各ローラ要素をその上で回転可能に支持
し、前記継手外方部が前記ローラ支持体及び前記ローラ
要素から成る前記ローラ装置を前記継手内方部の長手方
向軸芯の周りの傾斜に抗して支持するトリポード型継手
であって、前記各ローラ支持体の前記円筒状内方凹部
が、その半径方向の内方に向けられた縁部に弾性変形可
能な突起部を具備して成り、該突起部が前記各球面状ト
ラニオン頭部に損傷なしに通過可能で且つ前記ローラ装
置の軸方向の離脱に対する抵抗を、その噛合形状に基づ
く固定によって前記各トラニオンに形成するので、取付
けが容易に且つ自動的に行うことが可能になった。又、
前記突起部の弾力は、前記ローラ装置が前記トラニオン
に沿い軸方向の力によりそこを通って案内され且つ前記
トラニオン頭部上に装着されるように、更に、その装着
位置からの自己落下が生じないように設定することが可
能になった。
【0035】更に、本発明の組立保護装置付トリポード
型継手は、継手軸芯方向に沿って延伸する三個の長手の
凹部とともに、継手の円周方向に対向して配設されたト
ラックが形成された継手外方部、及び三本の放射状トラ
ニオンを円周方向に分散させ、前記各トラニオンを前記
長手の凹部に係合させ、ローラ支持体及びローラ要素に
よってローラ装置を支持する継手内方部から成り、前記
ローラ要素が、継手軸芯方向に前記継手外方部の前記長
手の凹部内の前記トラック上へ回転、案内され、前記各
ローラ支持体が、円筒状内方凹部を有し、球面状トラニ
オン頭部によって前記トラニオン上で各トラニオン軸に
対して揺動可能に且つ長手方向に変位可能に案内され、
且つ前記各ローラ要素をその上で回転可能に支持し、前
記継手外方部が前記ローラ支持体及び前記ローラ要素か
ら成る前記ローラ装置を前記継手内方部の長手方向軸芯
の周りの傾斜に抗して支持するトリポード型継手であっ
て、前記ローラ支持体の前記円筒状内方凹部が、その半
径方向の内方に向けられた縁部に弾性変形可能な突起部
を具備して成り、前記突起部が所定の角度位置でのみこ
れに対して通過可能で、且つその角度位置が変化すると
前記ローラ装置の軸方向の離脱に対する抵抗を、その噛
合形状に基づく固定によって前記各トラニオンに形成す
るので、前記突起部の弾力は、上述した本発明の第1の
実施態様のものと同一の方向に発生させることが可能で
あるとともに、前記突起部の弾性変形は必要なく、むし
ろ前記トラニオン頭部の外周上に対応する円周方向に分
散した軸溝を刻設し、該軸溝中に取付けるために前記突
起部を嵌入することが可能になった。又、前記ローラ支
持体の捩じれによる前記ローラ装置の前記トラニオンか
らの落下防止を保証することが可能になった。
【0036】更に、本発明の組立保護装置付トリポード
型継手は、前記突起部が、前記ローラ支持体の前記内方
凹部の内方テーパ付断面によって形成され且つ前記ロー
ラ支持体に夫々一体的に、あるいは接着、圧着又は点付
けによって前記ローラ支持体上に突設されるので、前記
ローラ装置の材質や形態に応じて最適な前記突起部を選
択、適用することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組立保護装置付トリポード型継手の一
実施態様における要部構造の縦断面図である。
【図2】図1の更に詳細な要部構造の縦断面図である。
【図3】本発明の組立保護装置付トリポード型継手の別
の実施態様における細部構造を図2に準じて示す縦断面
図である。
【図4】本発明の組立保護装置付トリポード型継手の更
に別の実施態様における要部構造を図1に準じて示す縦
断面図である。
【図5】本発明の組立保護装置付トリポード型継手の更
に別の実施態様における要部構造を図1に準じて示す縦
断面図である。
【図6】本発明の組立保護装置付トリポード型継手の更
に別の実施態様における要部構造を図1に準じて示す縦
断面図である。
【図7】本発明の組立保護装置付トリポード型継手の更
に別の実施態様における要部構造を図1及び図3に準じ
て示す縦断面図である。
【図8】図7の矢印A方向から見た保持要素の斜視図で
ある。
【図9】本発明の組立保護装置付トリポード型継手の更
に別の実施態様における要部構造を図7に準じて示す縦
断面図である。
【図10】図9のA-A 線に沿って切断して示す断面図であ
る。
【図11】図10のB-B 線に沿って切断して示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 継手内方部 2 ローラ装置 3 長手方向凹部 4 トラニオン 5 トラニオン頭部 6 ローラ支持体 7 円筒状内方凹部 8 ローラ 9 ニードルベアリング 10 突起部 10a 突起部 11 溝 12 第1の弾性ばね手段 13 上方カラー部 14 第2の弾性ばね手段 15 弾性環状円板 16 型打ち部 17 半球帽部 18 螺旋ばね 20 継手外方部 21 トラック 22 支持肩部 23 環状保持要素 24 外方端部 25 内方端部 26 型抜き部 27 中央開口部 28 スリット 29 駆動軸 30 安全リング 31 接続フランジ 32 溝 33 蛇腹 34 内方環状突起部 35 緊張バンド 36 内方突起部 37 内方凹部 51 溝 61 溝 62 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミカエル・リックス ドイツ連邦共和国 バド・ヴィルベル、 フリートリッヒ−エベルト−シュトラー セ 10 (56)参考文献 特公 昭62−56363(JP,B2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手軸芯方向に沿って延伸する三個の長
    手の凹部とともに、継手の円周方向に対向して配設され
    たトラック(21) が形成された継手外方部(20) 、及び
    三本の放射状トラニオン(4)を円周方向に分散させ、
    前記各トラニオン(4)を前記長手の凹部に係合させ、
    ローラ支持体(6)及びローラ要素(8)によってロー
    ラ装置(2)を支持する継手内方部(1)から成り、前
    記ローラ要素(8)が、継手軸芯方向に前記継手外方部
    (20) の前記長手の凹部内の前記トラック(21) 上へ回
    転、案内され、前記各ローラ支持体(6)が、円筒状内
    方凹部(7)を有し、球面状トラニオン頭部(5)によ
    って前記トラニオン(4)上で各トラニオン軸に対して
    揺動可能に且つ長手方向に変位可能に案内され、且つ前
    記各ローラ要素(8)をその上で回転可能に支持し、前
    記継手外方部(20) が前記ローラ支持体(6)及び前記
    ローラ要素(8)から成る前記ローラ装置(2)を前記
    継手内方部(1)の長手方向軸芯の周りの傾斜に抗して
    支持するトリポード型継手であって、 前記各ローラ支持体(6)の前記円筒状内方凹部(7)
    が、その半径方向の内方に向けられた縁部に弾性変形可
    能な突起部(10,10a)を具備して成り、該突起部(10,1
    0a)が前記各球面状トラニオン頭部(5)に損傷なしに
    通過可能で且つ前記ローラ装置(2)の軸方向の離脱に
    対する抵抗を、その噛合形状に基づく固定によって前記
    各トラニオン(4)に形成することを特徴とする組立保
    護装置付トリポード型継手。
  2. 【請求項2】 継手軸芯方向に沿って延伸する三個の長
    手の凹部とともに、継手の円周方向に対向して配設され
    たトラック(21) が形成された継手外方部(20) 、及び
    三本の放射状トラニオン(4)を円周方向に分散させ、
    前記各トラニオン(4)を前記長手の凹部に係合させ、
    ローラ支持体(6)及びローラ要素(8)によってロー
    ラ装置(2)を支持する継手内方部(1)から成り、前
    記ローラ要素(8)が、継手軸芯方向に前記継手外方部
    (20) の前記長手の凹部内の前記トラック(21) 上へ回
    転、案内され、前記各ローラ支持体(6)が、円筒状内
    方凹部(7)を有し、球面状トラニオン頭部(5)によ
    って前記トラニオン(4)上で各トラニオン軸に対して
    揺動可能に且つ長手方向に変位可能に案内され、且つ前
    記各ローラ要素(8)をその上で回転可能に支持し、前
    記継手外方部(20) が前記ローラ支持体(6)及び前記
    ローラ要素(8)から成る前記ローラ装置(2)を前記
    継手内方部(1)の長手方向軸芯の周りの傾斜に抗して
    支持するトリポード型継手であって、 前記ローラ支持体(6)の前記円筒状内方凹部(7)
    が、その半径方向の内方に向けられた縁部に弾性変形可
    能な突起部(10,10a)を具備して成り、前記突起部(1
    0,10a)が所定の角度位置でのみこれに対して通過可能
    で、且つその角度位置が変化すると前記ローラ装置
    (2)の軸方向の離脱に対する抵抗を、その噛合形状に
    基づく固定によって前記各トラニオン(4)に形成する
    ことを特徴とする組立保護装置付トリポード型継手。
  3. 【請求項3】 前記突起部(10,10a)が、前記ローラ支
    持体(6)の前記内方凹部(7)の内方テーパ付断面に
    よって形成されることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の組立保護装置付トリポード型継手。
  4. 【請求項4】 前記突起部(10,10a)が、前記ローラ支
    持体(6)に夫々一体的に形成されることを特徴とする
    請求項1〜3の何れか1項に記載の組立保護装置付トリ
    ポード型継手。
  5. 【請求項5】 前記突起部(10,10a)が、接着、圧着又
    は点付けによって前記ローラ支持体(6)上に突設され
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の
    組立保護装置付トリポード型継手。
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