JPS6256363A - 高強度、耐酸化性炭素材及びその製造法 - Google Patents
高強度、耐酸化性炭素材及びその製造法Info
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- JPS6256363A JPS6256363A JP60193784A JP19378485A JPS6256363A JP S6256363 A JPS6256363 A JP S6256363A JP 60193784 A JP60193784 A JP 60193784A JP 19378485 A JP19378485 A JP 19378485A JP S6256363 A JPS6256363 A JP S6256363A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、有機金M重合体と生コークス粉末との混合物
の焼結体からなる高強度、耐酸化性炭素材及びその製造
法に関する。
の焼結体からなる高強度、耐酸化性炭素材及びその製造
法に関する。
炭素材は高温強度、耐熱衝撃性、高熱伝導性、良導電性
、低熱膨張性多(の優れた特性を有する材料であるが、
高温下で酸化されやすいという欠点がある1例えば炭素
材を大気中で加熱すると、300℃付近から酸化され始
め、600℃以上で急速に酸化が進行する。このため、
炭素材は優れた高温特性を有するにもかかわらず、高温
下での使用は非酸化性雰囲気下に限られ大気中では使用
することができなかった。
、低熱膨張性多(の優れた特性を有する材料であるが、
高温下で酸化されやすいという欠点がある1例えば炭素
材を大気中で加熱すると、300℃付近から酸化され始
め、600℃以上で急速に酸化が進行する。このため、
炭素材は優れた高温特性を有するにもかかわらず、高温
下での使用は非酸化性雰囲気下に限られ大気中では使用
することができなかった。
このような炭素材のもつ欠点を改良し、Mlli!!化
性を向上するため、リン酸化合物を含浸させる方法、ガ
ラス皮膜形成成分を含32させたりコーティングする方
法、炭素または黒鉛に炭化ケイ素とケを主体とするケイ
酸質結合剤を配合する方法なども提案されている。しか
しながら、リン酸化合物を含浸させる方法は、炭素材の
酸化開始温度をせいぜい100〜200℃程度上昇させ
る方法であり、抜本的な解決手段とはならない。またプ
ラス皮膜形成成分を含浸又はコーティングすれば炭素材
の耐酸化性はかなり改善されるが、これは炭素材の表面
に形成されるプラス皮膜に依存するため、コーティング
のむら、皮膜の損傷や炭素材とガラス皮膜との熱膨張係
数の差に起因する剥離などにより酸化が局部的に進行す
るおそれがあり、安定した効果は期待できない。さらに
、炭素又は黒鉛に炭化ケイ素その他の結合剤を配合する
方法では、かなり耐酸化性が改善されるとはいえ、まだ
その効果は不十分であり、例えば空気中900℃におい
て5時間加熱すると10〜30%の酸化消耗を生じる上
に、結合剤を使用するために、焼結体のち密化が妨げら
れ、強度が低下する。
性を向上するため、リン酸化合物を含浸させる方法、ガ
ラス皮膜形成成分を含32させたりコーティングする方
法、炭素または黒鉛に炭化ケイ素とケを主体とするケイ
酸質結合剤を配合する方法なども提案されている。しか
しながら、リン酸化合物を含浸させる方法は、炭素材の
酸化開始温度をせいぜい100〜200℃程度上昇させ
る方法であり、抜本的な解決手段とはならない。またプ
ラス皮膜形成成分を含浸又はコーティングすれば炭素材
の耐酸化性はかなり改善されるが、これは炭素材の表面
に形成されるプラス皮膜に依存するため、コーティング
のむら、皮膜の損傷や炭素材とガラス皮膜との熱膨張係
数の差に起因する剥離などにより酸化が局部的に進行す
るおそれがあり、安定した効果は期待できない。さらに
、炭素又は黒鉛に炭化ケイ素その他の結合剤を配合する
方法では、かなり耐酸化性が改善されるとはいえ、まだ
その効果は不十分であり、例えば空気中900℃におい
て5時間加熱すると10〜30%の酸化消耗を生じる上
に、結合剤を使用するために、焼結体のち密化が妨げら
れ、強度が低下する。
さらに耐酸化性を改善した炭素材として、生コークス粉
末に炭化ホウ素粉末と炭化ケイ素粉末の所定量を加え、
十号に摩砕処理することにより、粘着性、焼結性を発生
させたのち、成型し、不活性雰囲気中で高温″C焼結し
たものが知られている(特開昭第5G−140075号
、特開昭I:tS59−131576号、vf開昭tp
J59−21.3674号公報)。
末に炭化ホウ素粉末と炭化ケイ素粉末の所定量を加え、
十号に摩砕処理することにより、粘着性、焼結性を発生
させたのち、成型し、不活性雰囲気中で高温″C焼結し
たものが知られている(特開昭第5G−140075号
、特開昭I:tS59−131576号、vf開昭tp
J59−21.3674号公報)。
上記炭素材はコーク人中に炭化ホウ素粉末と炭化ケイ素
粉末とを摩砕処理により均一に分散混合させることが必
要であり、このため用いる炭化ホウ素及び炭化ケイ素は
微粉末であることを要求され、さらに長時間の摩砕処理
倉必要とする。しかし、粉末同士の摩砕混合による均一
分散は困難である。このため、高温長時間の試験におい
ては満足しうる耐酸化性は得られていない。さらに、上
記炭素材の強度は炭化ホウ素と炭化ケイ素による粒子強
化によって得られるのであるが、分散性が不十分なため
、満足しうるものとはなっていない。
粉末とを摩砕処理により均一に分散混合させることが必
要であり、このため用いる炭化ホウ素及び炭化ケイ素は
微粉末であることを要求され、さらに長時間の摩砕処理
倉必要とする。しかし、粉末同士の摩砕混合による均一
分散は困難である。このため、高温長時間の試験におい
ては満足しうる耐酸化性は得られていない。さらに、上
記炭素材の強度は炭化ホウ素と炭化ケイ素による粒子強
化によって得られるのであるが、分散性が不十分なため
、満足しうるものとはなっていない。
また炭化ホウ素及び炭化ケイ素の粉末は、高硬度の材料
として、あるいは耐摩耗性材料として−般に使用されて
いるものであり、摩砕処理時における容器の摩耗が激し
く、このため生産性が上がり難いという問題点を有して
いる。
として、あるいは耐摩耗性材料として−般に使用されて
いるものであり、摩砕処理時における容器の摩耗が激し
く、このため生産性が上がり難いという問題点を有して
いる。
本発明は、炭素材の有する高温度条件下での易酸化性と
いう問題点を解決し、生産性に優れ、強度の優れた耐酸
化性炭素材及びその製造法を提供する。
いう問題点を解決し、生産性に優れ、強度の優れた耐酸
化性炭素材及びその製造法を提供する。
本発明の炭素材は、有[金属重合体と生コークス粉末と
の混合物の焼結体からなるものである。
の混合物の焼結体からなるものである。
上記有機金属重合体は、非酸化性雰囲気中で700〜2
000°Cに加熱することにより、下記セラミックに転
化するものである。
000°Cに加熱することにより、下記セラミックに転
化するものである。
(I)Si、M、C及びOから実質的になる非晶質、又
は (It) 実質的にβ−SiC,MC,β−SiCと
MCの固溶体及びMC,−xの粒径が500Å以下の各
結晶質超微粒子、及び非晶質のS i 02とMC2と
からなる集合体、又は (in) 上記(I)の非晶質と上記(II)の結晶
質Mi微粒子集合体の混合系、又は (■) Si、M、C及びOから実質的になる結晶質
(ただし、上式中のM 1.t T i又はZ「を示し
、0<x<1を示す)。
は (It) 実質的にβ−SiC,MC,β−SiCと
MCの固溶体及びMC,−xの粒径が500Å以下の各
結晶質超微粒子、及び非晶質のS i 02とMC2と
からなる集合体、又は (in) 上記(I)の非晶質と上記(II)の結晶
質Mi微粒子集合体の混合系、又は (■) Si、M、C及びOから実質的になる結晶質
(ただし、上式中のM 1.t T i又はZ「を示し
、0<x<1を示す)。
さらに本発明は有機金属重合体と生コークス粉末との混
合物を非酸化性雰囲気中で、800〜3゜000℃″t
’焼結することからなる炭素材の製造法を提供する。
合物を非酸化性雰囲気中で、800〜3゜000℃″t
’焼結することからなる炭素材の製造法を提供する。
前記有機金属重合体は、
Ca> 一般式
%式%
(ただし、式中のR,、R,はそれぞれ独立に水素原子
、低級アルキル基又はフェニル基を示す)C表される主
鎖骨格を有する数平均分子量が200〜io、oooの
ボリカ?レボシランと、(E+)一般式 (ただし、Xは炭素数1〜20個を有するアルコキシ基
、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基、Mはチタン
又はジルコニウムを示す)で表される有機金属化合物と
、 から誘導された数平均分子量700〜100.000の
ポリメタロカルボシランであって、該ポリメタロカルボ
シランのケイ素原子の少なくとら一部が酸素原子を介し
てチタン又はゾルコニウム原子と結合しており、そして
該ポリメタロカルボシランにおける+Si CH2←
構造単位の全Wt、tt −+ M −0+−構造単
位の全数の比率が2=1乃至200 : 1の範囲内に
ある(ただしMはチタン又はゾルコニウムを示す) ことからなる重合体である。
、低級アルキル基又はフェニル基を示す)C表される主
鎖骨格を有する数平均分子量が200〜io、oooの
ボリカ?レボシランと、(E+)一般式 (ただし、Xは炭素数1〜20個を有するアルコキシ基
、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基、Mはチタン
又はジルコニウムを示す)で表される有機金属化合物と
、 から誘導された数平均分子量700〜100.000の
ポリメタロカルボシランであって、該ポリメタロカルボ
シランのケイ素原子の少なくとら一部が酸素原子を介し
てチタン又はゾルコニウム原子と結合しており、そして
該ポリメタロカルボシランにおける+Si CH2←
構造単位の全Wt、tt −+ M −0+−構造単
位の全数の比率が2=1乃至200 : 1の範囲内に
ある(ただしMはチタン又はゾルコニウムを示す) ことからなる重合体である。
前記有機金属重合体の他の一つは、
(a)一般式
%式%
(ただし、式中のR,、R2はそれぞれ独立に水素原子
、低級アルキル基又はフェニル基を示す)で表される主
鎖骨格を有する数平均分子量が200〜10.000の
ポリカルボシランと、 (b)数平均か千量が200〜io、oooのメタロキ
サン結合単位+M−0+−(Mはチタン又はジルコニウ
ム原子を示す)とシロキサン結合単位+Si −0→−
とがランダムに結合している主鎖骨格を有し、かつメタ
ロキサン結合単位の全数対シロキサン結合単位の全数の
比率が30:1乃至1:30の範囲内にあり、該シロキ
サン結合単位のケイ素原子の大部分が低級アルキル基及
びフェニル基からなる群から選ばれた側1児を1個又は
2個有し、そしてメタロキサン結合単位のチタン原子又
はジルコニウム原子の大部分がIIA鎖基として低級ア
ルコキシ基、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基を
1個又は2個有するポリメタロシロキサンと。
、低級アルキル基又はフェニル基を示す)で表される主
鎖骨格を有する数平均分子量が200〜10.000の
ポリカルボシランと、 (b)数平均か千量が200〜io、oooのメタロキ
サン結合単位+M−0+−(Mはチタン又はジルコニウ
ム原子を示す)とシロキサン結合単位+Si −0→−
とがランダムに結合している主鎖骨格を有し、かつメタ
ロキサン結合単位の全数対シロキサン結合単位の全数の
比率が30:1乃至1:30の範囲内にあり、該シロキ
サン結合単位のケイ素原子の大部分が低級アルキル基及
びフェニル基からなる群から選ばれた側1児を1個又は
2個有し、そしてメタロキサン結合単位のチタン原子又
はジルコニウム原子の大部分がIIA鎖基として低級ア
ルコキシ基、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基を
1個又は2個有するポリメタロシロキサンと。
からなる数平均分子量が約i 、o o o〜50,0
00の有機金属架橋ブロック共重合体である。
00の有機金属架橋ブロック共重合体である。
前記有機金属架橋ブロック共重合体において、好ましく
は前記ポリカルボシランの、+Si CH2← 構造
単位の全数対前記ポリメタロシロキサンの+M−0+
結合単位及び←Si −〇+結合単位の全数の比率が1
00:1乃至i:io。
は前記ポリカルボシランの、+Si CH2← 構造
単位の全数対前記ポリメタロシロキサンの+M−0+
結合単位及び←Si −〇+結合単位の全数の比率が1
00:1乃至i:io。
の範囲内である。
本発明で用いる生コークスは、600℃以下の比較的低
温で製造される揮発分を有するコークスであり、石油系
、石炭系又は樹脂系のいずれでもよいが、特に高強度の
製品を得るには4重量%以」二の残留揮発分を含むもの
が好ましい。しかし、残留揮発分が多すぎると焼成時に
7クレ、亀裂が発生するので、好ましくは4〜20重量
%である。
温で製造される揮発分を有するコークスであり、石油系
、石炭系又は樹脂系のいずれでもよいが、特に高強度の
製品を得るには4重量%以」二の残留揮発分を含むもの
が好ましい。しかし、残留揮発分が多すぎると焼成時に
7クレ、亀裂が発生するので、好ましくは4〜20重量
%である。
本発明で用いる有8!金属重合体は、その多くが有機溶
媒111丁溶であるため、単に溶媒中での混合又は混線
により均一分散を達成することができる。
媒111丁溶であるため、単に溶媒中での混合又は混線
により均一分散を達成することができる。
このため、容器摩耗の減少及び強度、耐酸化性への寄与
を発揮しやすいという利点を有している。
を発揮しやすいという利点を有している。
さらに、本発明で用いる有機金属重合体は直鎖状、環状
、はしご状、かご状、三次元状又は網目状等のいずれで
あってもよい。
、はしご状、かご状、三次元状又は網目状等のいずれで
あってもよい。
有機金属重合体と生コークス粉末との混合物中における
有8!金属重合体の割合は、5〜60重量%、好ましく
は10〜・50重量%である。5重量%以下では所望す
るMfll化性をうろことが困難であり、60重量%以
上では炭素材としての優れた特性の発揮が困難となる。
有8!金属重合体の割合は、5〜60重量%、好ましく
は10〜・50重量%である。5重量%以下では所望す
るMfll化性をうろことが困難であり、60重量%以
上では炭素材としての優れた特性の発揮が困難となる。
有機金属重合体は、直接生コークス粉末との混合等も可
能であるが、特に均一な混合体を形成するためには、溶
剤を使用した湿式混合又は湿式混練法の採用が望ましい
。
能であるが、特に均一な混合体を形成するためには、溶
剤を使用した湿式混合又は湿式混練法の採用が望ましい
。
使用する溶剤は、有機金属重合体を溶解しうるものの中
から適宜選択できる0例えば、テトラヒドロ7ラン、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、石油エーテル
、ツメチルホルムアミド等である。なお一般に、混合は
加熱下で行うことが好ましい。
から適宜選択できる0例えば、テトラヒドロ7ラン、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、石油エーテル
、ツメチルホルムアミド等である。なお一般に、混合は
加熱下で行うことが好ましい。
炭素材への焼結は、真空中、窒素ブス雰囲気中などの非
酸化性雰囲気中において800〜3000℃好ましくは
1ooo〜2800℃で行う。焼結方法は通常採用され
ている常圧、雰囲気加圧、ホットプレス又はHIP法等
のいずれでもよく、適宜選択することができる。
酸化性雰囲気中において800〜3000℃好ましくは
1ooo〜2800℃で行う。焼結方法は通常採用され
ている常圧、雰囲気加圧、ホットプレス又はHIP法等
のいずれでもよく、適宜選択することができる。
本発明の炭素材は、一般の炭素材が800℃、1時間で
約65〜85重量%2時間で100重盟%の酸化消耗を
示すのに対し、1200℃、10時間で3重量%以下に
過ぎない。
約65〜85重量%2時間で100重盟%の酸化消耗を
示すのに対し、1200℃、10時間で3重量%以下に
過ぎない。
さらに、本発明の炭素材は、炭素材が本来有している高
温強度、耐熱衝撃性、高熱伝導性、良導電性、低熱膨張
性に加えて、高温度条件下における高強度、耐酸化性と
いう優れた効果を発揮している。このため、各種機器部
品材料、窯業用材料、化学工業用耐食材料、電気電子部
品材料として有用である。
温強度、耐熱衝撃性、高熱伝導性、良導電性、低熱膨張
性に加えて、高温度条件下における高強度、耐酸化性と
いう優れた効果を発揮している。このため、各種機器部
品材料、窯業用材料、化学工業用耐食材料、電気電子部
品材料として有用である。
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1゜
5Lの三ロフラスコにキシレン2.5!と金属ナトリウ
ム400gとを入れ、アルゴンがス気流下でジメチルジ
クロロシラン1000.を少しづつ滴下した。滴下終了
後、アルゴン気流中で8時間加熱還流し、沈澱物を生成
させた。この沈澱物をろ過し、メタノールで洗浄した後
、水で洗浄して、白色粉末のポリシランを得た。このポ
リシラン200gをオートクレーブ1こ入れ、470℃
で15時間反応させた0反応終了後、キシレンに溶かし
てオートクレーブより取り出し、ろ過しポリカルボシラ
ン120gを得た。このポリカルボシラにチタンイソプ
ロポキシド20.を加え窒′#ilfス雰囲気中でキシ
レンを除去しながら300°Cまで加熱し、ボリチタ7
カルボシランを得た。
ム400gとを入れ、アルゴンがス気流下でジメチルジ
クロロシラン1000.を少しづつ滴下した。滴下終了
後、アルゴン気流中で8時間加熱還流し、沈澱物を生成
させた。この沈澱物をろ過し、メタノールで洗浄した後
、水で洗浄して、白色粉末のポリシランを得た。このポ
リシラン200gをオートクレーブ1こ入れ、470℃
で15時間反応させた0反応終了後、キシレンに溶かし
てオートクレーブより取り出し、ろ過しポリカルボシラ
ン120gを得た。このポリカルボシラにチタンイソプ
ロポキシド20.を加え窒′#ilfス雰囲気中でキシ
レンを除去しながら300°Cまで加熱し、ボリチタ7
カルボシランを得た。
このボリチタ7カルボシフンの30gをキシレン100
mfに溶解した溶液に、約500℃で製造した生石油コ
ークス100.(発揮公約14重量%)を炭化ケイ索ポ
ールを使用して湿式ボールミルでの混合を5時間行なっ
た後、減圧下にキシレンを除去し、コークス粉末と均一
にポリチク/カルボシランが混合した粉末を得た。この
ようにして得られた混合粉末を粉砕、分級した後に、2
L/cm”の圧力で成形した。
mfに溶解した溶液に、約500℃で製造した生石油コ
ークス100.(発揮公約14重量%)を炭化ケイ索ポ
ールを使用して湿式ボールミルでの混合を5時間行なっ
た後、減圧下にキシレンを除去し、コークス粉末と均一
にポリチク/カルボシランが混合した粉末を得た。この
ようにして得られた混合粉末を粉砕、分級した後に、2
L/cm”の圧力で成形した。
この成形体をアルゴン〃ス″8囲気中、2100℃にお
いて1時開焼成した。焼結体のかさ密度は1.97g/
cm3であり、曲げ強度15 、6 kg/ eu+”
であった、得られた焼結体を1010X10X7の大き
さに切り出して、あらかじめ1200℃に加熱した電気
炉に入れ(大気中)10時間加熱処理した後試料を取り
出し、酸化減量を測定した。酸化減量は0.7重量%で
あり優れた耐酸化生および強度を示した。
いて1時開焼成した。焼結体のかさ密度は1.97g/
cm3であり、曲げ強度15 、6 kg/ eu+”
であった、得られた焼結体を1010X10X7の大き
さに切り出して、あらかじめ1200℃に加熱した電気
炉に入れ(大気中)10時間加熱処理した後試料を取り
出し、酸化減量を測定した。酸化減量は0.7重量%で
あり優れた耐酸化生および強度を示した。
なお、このポリチタ7カルボシランを窒素雰囲気中16
00°Cに焼成したものは、XM粉末回折測定の結果主
としてβ−SiC,TiCからなることが確認された。
00°Cに焼成したものは、XM粉末回折測定の結果主
としてβ−SiC,TiCからなることが確認された。
実施例 2
実施例1で得られたポリシラン50gとホウ酸(B 2
03>1 、5 [1を200wf四ツロ7フスコに入
れ360℃で10時間重縮合反応を行ない、9鼠の→S
i Si←結合(口#1〜8)を含有するポリ カルボシラン 0gをキシレンに溶解した液にジルコニウムエトキシド
10gを加えキシレンを留去しながら280℃まで加熱
を行ない、ポリノルコノカルボシランを得た。
03>1 、5 [1を200wf四ツロ7フスコに入
れ360℃で10時間重縮合反応を行ない、9鼠の→S
i Si←結合(口#1〜8)を含有するポリ カルボシラン 0gをキシレンに溶解した液にジルコニウムエトキシド
10gを加えキシレンを留去しながら280℃まで加熱
を行ない、ポリノルコノカルボシランを得た。
このポリジルコアカルボシラン20.と約500℃で!
ll!遺した生ピツチコークス100g(発揮公約8重
量%)を、少量のキシレンを添加し窒素雰囲気中でらい
かい混合を5時間行ない、コークスと有fi金属重合体
が均一に混合したものを得た。
ll!遺した生ピツチコークス100g(発揮公約8重
量%)を、少量のキシレンを添加し窒素雰囲気中でらい
かい混合を5時間行ない、コークスと有fi金属重合体
が均一に混合したものを得た。
これをアルゴン雰囲気中で500℃まで仮焼し、粉砕、
分級した後、更にポリノルコノカルボシランを10重量
%添加して2t/cab”の圧力で成形した。この成形
体をアルゴン雰囲気中で1200℃において1時間焼成
することにより、かさ密度1。
分級した後、更にポリノルコノカルボシランを10重量
%添加して2t/cab”の圧力で成形した。この成形
体をアルゴン雰囲気中で1200℃において1時間焼成
することにより、かさ密度1。
9 3 H/ am3、曲げ強度1 1 、2 kg/
am”の焼結合体を得た.実施例1と同様の方法によ
り酸化減量で測定したところ1.3重1%であった。
am”の焼結合体を得た.実施例1と同様の方法によ
り酸化減量で測定したところ1.3重1%であった。
実施例 3
ノフェニルシランジオール86F1とチタンテトラブト
キシド34.を秤量し、これ1こキシレンを加え窒″i
ffス′8囲気下で、150℃、1時間還流反応を行な
った。反応終了後不溶物は濾過し、また溶媒のキシレン
をエバポレーターで除去した後、得られた中間生成物を
さらに300℃窒素〃ス雰囲気下で1時間加熱重合して
、チタノキサン結合の全数対シロキサン結合の全数の比
が1=4であるポリマーを得た.実施例1で得られたポ
リカルボシラン40gと上記のポリタンノシロキサン4
0gとをキシレン4001mlを加えて均一混合溶液と
し、窒′Aガス雰囲気下で、130℃で3時間攪拌しな
がら反応を行なった.反応終了後、さらに温度を200
℃まで上昇させて溶媒キシレンを留出させたのち、20
0″C′c2時間重合を行ない、有8!金属架橋ブロッ
ク共重合体を得た。
キシド34.を秤量し、これ1こキシレンを加え窒″i
ffス′8囲気下で、150℃、1時間還流反応を行な
った。反応終了後不溶物は濾過し、また溶媒のキシレン
をエバポレーターで除去した後、得られた中間生成物を
さらに300℃窒素〃ス雰囲気下で1時間加熱重合して
、チタノキサン結合の全数対シロキサン結合の全数の比
が1=4であるポリマーを得た.実施例1で得られたポ
リカルボシラン40gと上記のポリタンノシロキサン4
0gとをキシレン4001mlを加えて均一混合溶液と
し、窒′Aガス雰囲気下で、130℃で3時間攪拌しな
がら反応を行なった.反応終了後、さらに温度を200
℃まで上昇させて溶媒キシレンを留出させたのち、20
0″C′c2時間重合を行ない、有8!金属架橋ブロッ
ク共重合体を得た。
この有機金属架橋ブロック共重合体50,と実施例1で
使用した生コークス50gとを、実施例1と全く同様の
繰作により炭素焼結体を得た。
使用した生コークス50gとを、実施例1と全く同様の
繰作により炭素焼結体を得た。
この焼結体のかさ密度は2 、 1 g/ am3、曲
げ強度1 4.9kg/mu2テアツタ、 *り酸化減
量1i0。
げ強度1 4.9kg/mu2テアツタ、 *り酸化減
量1i0。
2重量%であった。
なおこの有機金属架橋ブロック共重合体を窒素雰囲気中
″c1700℃まで加熱することにより黒色の固体が得
られた。このものはX#i粉末回折測定の結果、主にβ
−SiCおよびTiCであることが確認された。
″c1700℃まで加熱することにより黒色の固体が得
られた。このものはX#i粉末回折測定の結果、主にβ
−SiCおよびTiCであることが確認された。
″”゛″”N″°2” i’−M
代 理 人 弁理士 小田島 乎 、31 ・外1
名〜
名〜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、有機金属重合体と生コークス粉末との混合物の焼結
体からなる高強度、耐酸化性炭素材。 2、前記有機金属重合体は、非酸化性雰囲気中で700
〜2000℃に加熱することにより、下記セラミックに
転化するものである特許請求の範囲第1項記載の炭素材
。 (I)Si、M、C及びOから実質的になる非晶質、又
は (II)実質的にβ−SiC、MC、β−SiCとMC
の固溶体及びMC_1_−_xの粒径が500Å以下の
各結晶質超微粒子、及び非晶質のSiO_2とMO_2
とからなる集合体、又は (III)上記(I)の非晶質と上記(II)の結晶質
超微粒子集合体の混合系、又は (IV)Si、M、C及びOから実質的になる結晶質(
ただし、上式中のMはTi又はZrを示し、0<x<1
を示す)。 3、前記混合物中の生コークス粉末の割合が、40〜9
5重量%である特許請求の範囲第1項記載の炭素材。 4、前記有機金属重合体が、 (a)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中のR_1、R_2はそれぞれ独立に水素
原子、低級アルキル基、又はフェニル基を示す)で表さ
れる主鎖骨帯を有する数平均分子量が200〜10,0
00のポリカルボシランと、 (b)一般式 MX_4 (ただし、Xは炭素数1〜20個を有するアルコキシ基
、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基、Mはチタン
又はジルコニウムを示す)で表される有機金属化合物と
、 から誘導された数平均分子量700〜100,000の
ポリメタロカルボシランであって、該ポリメタロカルボ
シランのケイ素原子の少なくとも一部が酸素原子を介し
てチタン又はジルコニウム原子と結合しており、そして
該ポリメタロカルボシランにおける■Si−CH_2■
構造単位の全数対■M−O■構造単位の全数の比率が2
:1乃至200:1の範囲内にある重合体 である特許請求の範囲第1項記載の炭素材。 5、前記有機金属重合体が、 (a)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中のR_1、R_2はそれぞれ独立に水素
原子、低級アルキル基、又はフェニル基を示す)で表さ
れる主鎖骨格を有する数平均分子量が200〜10、0
00のポリカルボシランと、 (b)数平均分子量が200〜10、000のメタロキ
サン結合単位■M−O■(Mはチタン又はジルコニウム
原子を示す)とシロキサン結合単位■Si−O■とがラ
ンダムに結合している主鎖骨格を有し、かつメタロキサ
ン結合単位の全数対シロキサン結合単位の全数の比率が
30:1乃至1:30の範囲内にあり、該シロキサン結
合単位のケイ素原子の大部分が低級アルキル基及びフェ
ニル基からなる群から選ばれた側鎖基を1個又は2個有
し、そしてメタロキサン結合単位のチタン原子又はジル
コニウム原子の大部分が側鎖基として低級アルコキシ基
、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基を1個又は2
個有するポリメタロシロキサンと、 からなる数平均分子量が約1、000〜50、000の
有機金属架橋ブロック共重合体である特許請求の範囲第
1項記載の炭素材。 6、前記ポリカルボシランの■Si−CH_2■構造単
位の全数対前記ポリメタロシロキサンの■M−O■結合
単位及び■Si−O■結合単位の全数の比率が100:
1乃至1:100の範囲内である特許請求の範囲第5項
記載の炭素材。 7、有機金属重合体と生コークス粉末との混合物を非酸
化性雰囲気中で、800〜3000℃で焼結することか
らなる高強度、耐酸化性炭素材の製造法。 8、前記混合物中の生コークス粉末の割合が、40〜9
5%である特許請求の範囲第7項記載の炭素材の製造法
。 9、前記有機金属重合体が、 (a)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中のR_1、R_2はそれぞれ独立に水素
原子、低級アルキル基又はフェニル基を示す)で表され
る主鎖骨格を有する数平均分子量が200〜10、00
0のポリカルボシランと、 (b)一般式 MX_4 (ただし、Xは炭素数1〜20個を有するアルコキシ基
、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基、Mはチタン
又はジルコニウムを示す)で表される有機金属化合物と
、 から誘導された数平均分子量700〜10、000のポ
リメタロカルボシランであって、該ポリメタロカルボシ
ランのケイ素原子の少なくとも一部が酸素原子を介して
チタン又はジルコニウム原子と結合しでおり、そしで該
ポリメタロカルボシランにおける■Si−CH_2■構
造単位の全数対■M−O■構造単位の全数の比率が2:
1乃至200:1の範囲内にある(ただしMはチタン又
はジルコニウムを示す) ことからなる特許請求の範囲第7項記載の炭素材の製造
法。 10、前記有機金属重合体が、 (a)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中のR_1、R_2はそれぞれ独立に水素
原子、低級アルキル基、又はフェニル基を示す)で表さ
れる主鎖骨格を有する数平均分子量が200〜10、0
00のポリカルボシランと、 (b)数平均分子量が200〜10、000のメタロキ
サン結合単位■M−O■(Mはチタン又はジルコニウム
原子を示す)とシロキサン結合単位■Si−O■とがラ
ンダムに結合している主鎖骨格を有し、かつメタロキサ
ン結合単位の全数対シロキサン結合単位の全数の比率が
30:1乃至1:30の範囲内にあり、該シロキサン結
合単位のケイ素原子の大部分が低級アルキル基及びフェ
ニル基からなる群から選ばれた側鎖基を1個又は2個有
し、そしてメタロキサン結合単位のチタン原子又はジル
コニウム原子の大部分が側鎖基として低級アルコキシ基
、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基を1個又は2
個有するポリメタロシロキサンと、からなる数平均分子
量が約1、000〜50、000の有機金属架橋ブロッ
ク共重合体である特許請求の範囲第7項記載の炭素材の
製造法。 11、前記ポリカルボシランの■Si−CH_2■構造
単位の全数対前記ポリメタロシロキサンの■M−O■結
合単位及び■Si−O■結合単位の全数の比率が100
:1乃至1:100の範囲内である特許請求の範囲第1
0項記載の炭素材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60193784A JPS6256363A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 高強度、耐酸化性炭素材及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60193784A JPS6256363A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 高強度、耐酸化性炭素材及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256363A true JPS6256363A (ja) | 1987-03-12 |
Family
ID=16313739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60193784A Pending JPS6256363A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 高強度、耐酸化性炭素材及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6256363A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07174157A (ja) * | 1993-08-17 | 1995-07-11 | Loehr & Bromkamp Gmbh | 取り付け安全装置を備えた三脚式継手 |
-
1985
- 1985-09-04 JP JP60193784A patent/JPS6256363A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07174157A (ja) * | 1993-08-17 | 1995-07-11 | Loehr & Bromkamp Gmbh | 取り付け安全装置を備えた三脚式継手 |
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