JPS61136962A - ポリカルボシランからのセラミツク材料の製法 - Google Patents

ポリカルボシランからのセラミツク材料の製法

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JPS61136962A
JPS61136962A JP60268398A JP26839885A JPS61136962A JP S61136962 A JPS61136962 A JP S61136962A JP 60268398 A JP60268398 A JP 60268398A JP 26839885 A JP26839885 A JP 26839885A JP S61136962 A JPS61136962 A JP S61136962A
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ceramic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は増加したセラミ、り収率をもってポリカルボシ
ランからセラミック材料を製造することに係わる。本発
明のセラミック材料はポリカルボシランとオクタン酸鉄
の混合物を不活性雰囲気あるいは真空中で高い温度で焼
成することにより得られる。オクタン酸鉄の添加により
高い収率でのセラミック材料のa造が達成される。
〔従来の技術〕
ポリカルボシラン重合体から製造したセラミック材料は
業界において公知である。西ドイツ国出順公開fl/I
C2,256,078号においてベルペック等はモノシ
ランの熱分解により製造したポリカルボシランを不活性
雰囲気中高温で焼成してセラミック材料を製造した。
米国特許第4,052,430号(1977年10月4
臼ンおよび同4.100.253号(1978年7月1
1日ンにおいて、矢島等は不活性雰囲気または真空中で
高温においてポリカルボシランを熱分解してセラミック
材料を製造した。ポリカルボシランはポリシランP熱分
解し重縮合して製造された。
米国特許第4.220.600号(1980年9月2日
)および同第4,285,576号(1981年8月1
1日)において、矢島等は部分的にシロキサン結合を有
するポリカルボシランを不活性雰囲気または真空下で高
温で熱分解してセラミック材料を製造した。部分的にボ
リシテン結合を有するポリカルボシランは不活性雰囲気
中で約0,01〜15重景%のポリボロシロキサンの存
在においてポリシランを加熱してIl!造した。
米国特許第4.377.677号(1983年3月22
日]において、岩井等は同様に不活性雰囲気または真空
下で高温でポリカルボシランの熱分解でセラミック材料
を製造した。岩井等のポリカルボシランは不活性ガス中
50〜600Cでホリシランを加熱し、低分子量ポリカ
ルボシラン7ラクシ、ン?留出し、そして留出フラクシ
ョン牙不活性雰囲気中250〜500Cで重合して製造
された0 米国特許$4,414,403号(1985年11月ン
においてシリング等は分校ポリカルボシランを不活性雰
囲気または真空下で高温で熱分解してセラミック材料を
製造した。分校ポリカルボシランは、少なくとも一部の
モノシランが重合の際に分校を形成し得るビニル基また
はハロメチル基を含むモノシランを昇温した温度で不活
性溶媒中で活性な金属と反応させて製造された。
米国特許第4,105,455号(1978年8月88
)および同第4.!174,795号(1983年2月
22日ンにおいて古賀等は任意に焼結助剤3用いてポリ
カルボシランから緻密な炭化珪素焼結体を製造する方法
を開示した。米国特許第4.105,455号の方法は
(A)ポリカルボシランを粉砕して粉末とし、そして(
B)ポリカルボシラン粉末をホットプレスする。このホ
ットプレスCB)ではその粉末をホットプレス型に充填
し、粉末を一酸化雰囲気中で加熱して分解して炭化珪素
を主成しそして炭化珪素を圧力下で焼結することによっ
て、l&密な炭化珪素焼結体ご製造する。
米国特許第4.105.455号の方法では焼結助剤を
ポリカルボシランの製造中あるいはポリカルボ。
シラン粉末に添加することができる。米国特許第4.3
74,793号の方法は(A)ポリカルボシランを粉砕
して粉末とし、(B)ポリカルボシラン粉末を熱分解し
て炭化珪素を得、(0)炭化珪素粉末を型詰めし、そし
て(D)型詰めした炭化珪素粉末を焼結する。焼結助剤
をポリカルボシランの製造中あるいは炭化珪素粉末に添
加することができる。開示された焼結助剤にはB、Al
、IFe。
Ga、 Ti 、 W、 Mg、 Ca 、 Ni、 
Or、 Mn、 Zr、In、Sc。
Be、その他のような元素またはその化合物号含む。
好ましい焼結助剤にはB、 Al、 IFe、W、Mg
、Ti。
その他のような元素またはその化合物が含まれる。
水素および有機物置換した化合物は焼結助剤として好ま
しい。
矢高等(1,Mat 、 Sci。、13.2569ペ
ージ(1978年ン)、長谷用等(J、 Mat、 S
ci、。
18.3633ページ(1983年))は同様に炭化珪
素セラミックスの製造のプレセラミック重合体として有
用なポリカルボシランについて検討している。
〔間頌点を解決するための手段および作用効果〕
新しく見いだされたことに、高温で焼成する前にポリカ
ルボシランに添加した場合にオクタン酸鉄がその添加な
しで同じ条件で焼成したセラミ。
り材料よりセラミック収率が著しく増加したセラミック
材料を製造することを許容するということである。
本発明は、非変性ポリカルボシランをセラミック収率を
増加するのに有効な愈のオクタン酸鉄と混合して調製し
た変性ポリカルボシランを不活性雰囲気または真空中で
、該変性ポリカルボシランが同じ条件で加熱した非変性
カルボシランより高いセラミック収率でセラミック材料
に転換されるまで少なくとも750Cの温度で加熱する
ことから成る、増加したセラミ、り収率でセラミ、り材
料を製造する方法にある。
この発明の開示において用いられるセラミック収率とは
変性または非変性ポリカルボシランがセラミック材料に
転換されるまで変性または非変性カルボシラン2不活性
雰囲気または真空下で高温で焼成した時のセラミック生
成物の%収率である。
セラミック収率は得られるセラミック生成物の重量を変
性または非変性ポリカルボシランの初期重量で割った商
に1002かけて計算される。加えたオクタン酸鉄の量
についての補正はしない。
本発明の方法ではポリカルボシランを有効量のオクタン
酸鉄と混合し、得られる混合物がセラミック材料に転換
されるまで不活性雰囲気または真空下で高温で焼成する
ことによって行なう。「オクタン酸鉄」はオクタン酸鉄
([)およびオクタン酸鉄(IIIJの両者を意味する
。オクタン酸鉄(III ) Fe2(000(OH2
ン60H5)5が好ましい。
当業者は理解するように、ポリカルボシラン、オクタン
酸鉄化合物および熱分解条件の全ての組合わせが、増加
したセラミック収率でセラミック材料を与えるわけでは
ない。セラミック収率の増加が実際に認められるかどう
か決定するために場合によってはルーチンワーク的な実
験が必要とされるかも知れない。セラミック収率のこの
よ゛うな増加が認められない場合は本発明の範囲外であ
る。
ポリカルボシランとオクタン酸鉄の混合方法ハ重要では
ない。ポリカルボシランとオクタン酸鉄はよく混合して
、セラミ、り材料あるいは物品の全体でセラミック収率
が著しく変化しないようにすることが好ましい。混合媒
体としてトルエンのような有機溶剤を用いると上記2成
分をよく混合するのを確実にするのに有用である。その
他の混合方法を用いてもよい。
ポリカルボシランは有効量のオクタン酸鉄と混合する。
オクタン酸鉄の「有効量」とは、得られるセラミック材
料においてセラミック収率が増加する量を意味する。一
般的にオクタン酸鉄はポリカルボシランと0.1〜2.
0重量%の鉄を含む混合物を得るような量で添加する。
オクタン酸鉄はそれより高い量で添加してもよいがそれ
以上の利益は得られない。オクタン酸鉄が約0.5〜1
.5重量%の元素鉄と等価な量で存在することが好まし
い。
本発明の方法で製造したセラミック材料のセラミツク収
率の増加は、同じポリカルボシランご同じ実験条件下で
オクタン酸鉄を加えずに焼成して得たセラミック材料の
セラミック収率と比較して決定する。
ポリカルボシランと有効量のオクタン酸鉄の混合物を不
活性雰囲気下または真空中で少なくとも750Cの高温
で焼成して混合物をセラミック材料に転換させる。
次の理論に拘束されること?望むわけではないが、不発
明者は本発明のオクタンrlI鉄添加物は熱分解工程の
初期段階においてポリカルボシランに相互1作用すると
考えている。
この相互作用はポリカルボシランからの潜在的に揮発性
の種を架橋しまたは架橋を促進する形態であると考えら
れる。潜在的に揮発性の物質を、糸に揮発させずに保持
することによって、より多くの炭素、窒素、および珪素
を熱分解工程のより後の段階でセラミ、りに転換するこ
とが可能になる。
オクタン酸鉄は熱分解中に環元されて准1J失になると
考えられる。
不発明に用いるのに適したポリカルボシランは+5IO
H2す繰り返し単位の主骨格元素としてSl およびO
を含む。本発明に有用なポリカルボシランはまた主骨格
元素としてSlおよびOの他の骨格元素として酸素を含
むことができる。酸素は製造あるいは取り扱いの際中に
導入されてもよくまたは設計によってポリカルボシラン
中に含めてもよい。存在する酸素の量は約10重量%未
満、より好ましくは約5重世%未満、そしてもつとも好
ましくは1重量%未満であることが好ましい。
Si、O,および0の外にその他の元素も主骨格元素と
して存在することができる。しかしながら、これらのそ
の他の元素は約1重量%より少なく存在すべきであり、
好ましくはわずかに痕跡量(0,1重量%未III)存
在することが好ましい。適当なポリカルボシランは業界
においてよく知られた方法で製造することができる。た
とえば、適当なポリカルボシランは西独国出願公開第2
,236゜078.7号にベルベック等が記載している
ように400〜1200Gで熱分解してモノシランから
製造することができる。適当なポリカルボシランは同様
に米国特許第4,052,450号および同第4.10
0.233号に矢高らが記載しているように不活性雰囲
気または真空下で300〜2,000Cでポリシランを
加熱し重縮合してポリシランから製造することができる
。その他の適当なポリカルボシランは米国特許第4,2
20,600号および同第4.285.376号に矢高
らが記載しているように不活性雰囲気下でポリシランと
約0.01〜15重量%の7エニルボロシランの混合物
を加熱して製造することができる。同様に適当、なポリ
カルボシランは米国特肝第4,37ス677号の岩井等
の方法によって製造することができこの方法ではポリシ
ランからポリカルボシランを製造する改良方法が開示さ
れている。シリング(米国特許第4.414,405号
)の分校ポリカルボシランも不発明に用いるのに適当で
ある。不活性雰囲気または真空下で高温で熱分解してセ
ラミ、り材料に転換し得るその他のポリカルボシランも
本発明において有用である。
本発明の実施において好ましいポリカルボシランは米国
特許第4,052,430号および同第4、100.2
55号に記載されているようにポリシランの熱的重縮合
により製造される。
より好ましいポリカルボシランは不活性ガス、水素また
は真空中で300〜2,0OOC’の温度でポリシラン
を加熱してポリシランを熱分解および重縮合して製造す
る。この時ポリシランは一般式%式%) の環式ポリシランおよび一般式 の扉状ポリシラン〔式中4はnと等しいかそれより大き
く、mは2と等しいかそれより大きく、R1、R2,R
5,およびRはそれぞれ水素1〜4個の炭素原子を含む
アルキル基、フェニル基、−8i(R5ン、基(式中、
Rは1〜4個の炭素原子を含むアルキル基)、およびハ
ロゲン原子から成る群から選択する。〕 から成る群から選択する。R,R,R,およびR4のア
ルキル基としての例およびR5の例にはメメル基、エチ
ル基、プロピル基およびブチル基が含まれる。ハロゲン
基としてのR,R,RおよびR4の例には塩素および臭
素が含まれ、塩素が好ましい。最も好ましいポリカルボ
シランはドデカメチルシクロヘキサシランまたはポリジ
メチルシランの熱分解および重縮合により製造される。
本発明で用いるポリカルボシランご製造する実際の方法
は重要ではない。ポリカルボシランはSi、C!および
に任意にOを主骨格元素として含むべきであり、不活性
ガスまたは真空中で高温で熱分解して炭化珪素含有セラ
ミックスに転換され得るものであるべきである。好まし
くは、本発明の実施に用いるポリカルボシランは約50
〜300C1もっとも好ましくは70〜200Cの軟化
温度を有する。
ポリカルボシランとオクタン酸鉄を混合したのち、混合
物を少なくとも750Cの高温で溶成して混合物をセラ
ミック材料に転換する。ポリカルボシランとオクタン酸
鉄の混合物を熱分解する前に真空でストリップすること
が一般的には好ましい。ポリカルボシランとオクタン酸
鉄の混合物が十分な粘度を有するかまたは十分に低いや
点を有する場合には、最初にそれを成型しついでそれを
熱分解して繊維のような炭化珪素含有成型品を得ること
ができる。ポリカルボシランおよびオクタン酸鉄の混合
物はセラミックタイプの充填剤(望ましいならば)を充
填し、少なくとも750Cで焼成して炭化珪素セラミ、
り材料または炭化珪素セラミ、り物品を得ることができ
る。
本発明のポリカルボシランおよびオクタン酸鉄混合物は
用途に応じて充填および非充填状態で使用することがで
きる。こうして、本発明の範囲内において充填および非
充填混合物で基体を被いそしてその基体を加熱してセラ
ミック被覆物品を製造することが意図されている。充填
剤と添加剤は3本ロールミルで本発明のポリカルボシラ
ンとオクタン酸鉄を充填剤と単純に混合しそしてミルを
数回通過させることによって粉砕することが可能である
。あるいは又それに変えてポリカルボシランとオクタン
酸鉄を溶剤に入れ、充填剤と添加物をそれに加え、混合
後溶剤を除去して充填剤を加えた混合物を得ることがで
きる。コーティングは慣用の手段で実施することができ
る。用いる手段は用いる混合物および物質ならびに予定
している用途に依存する。こうして、これらの材料は刷
毛かけ、ロールかけ、浸漬または吹き付けすることがで
きる。充填物を加えた状態でしばしば混合物2基体上に
鏝塗りすることが必要である。本発明のポリカルボシラ
ンとオクタン酸鉄の混合物は同様にセラミック材料によ
る充填材あるいは複合材料用マトリックス材料として用
いることができる。
その他の用途はこの明細書を考慮すれば当業者には明ら
かであろう。
〔実施例〕
当業者は本発明2更に良く理解し評価できるように以下
に例号述べる。
ポリカルボシランとオクタン酸鉄添加物を混合するため
に溶液法を用いた。所望量のオクタン酸鉄混合物を乾燥
トルエンに溶解した。トルエン溶液にポリカルボシラン
を添加して35重量%溶液?得た。得られた溶液をガラ
ス壜に入れ、アルゴンでパージし、そして封止した。つ
いで溶液をホイールミキサーで4時間攪拌した。25C
および311H7で4時間そしてSaCおよび2111
Hyで1時間真空ストリッピングして変性カルボシラン
から溶剤を除去した。
完全に混合した試料を乾燥した箱の中のアルゴン中に、
使用するまで保存した。
試料はアストロ・インダストリー炉の(水冷、グラファ
イト加熱、モルデル1000・3060−IFF−12
)でヘリウム雰囲気下でまたはリンドバーグ炉(ヘビー
デユーティ、SBタイプ54877A)でアルゴン下で
焼成した。
例において対照試料を鉄含有ポリカルボシランと同じ条
件の処理(すなわち溶液混合法ンに供したが、対照試料
は鉄添加物を含んでいなかった。
混合処理に供した対照試料と混合処理に供しなかっだ対
照試料のセラミック収率は同じ熱分解条件で高温で焼成
した場合本質的に同一であった。
例において用いたポリカルボシランは日本カーボン社、
(東京都中央区八丁堀2−6−1 )から得られ米国特
許第4,052,430号および同第4、100.23
3号に記載された方法で製造されたものと考えられる。
このポリカルボシランは黄色の外観2有し、トルエン、
キシレン、n−ヘキサン、n−へブタンおよびテトラヒ
ドロフランに可溶性であり、かつメタノールおよび水に
不溶性であった。工R分析(トルエン溶液からのポリカ
ルボシランキャストフィルムとKBr板)は740− 
および8 I10 e  (SLOH3)、1020c
Inおよび1355儂 (SiO)I2Si) 、20
95広−1(SiH)、1255cys  、1400
ON−1,29QQ濡−1および2960cR&(OH
)  の吸収を示した。
分子量分布は4重量%のポリカルボシランのトルエン溶
液ご用いて流量1.5d/分のトルエン溶離剤示差屈折
計でゲル透過クロマトグラフィーにより測定した。分子
量の測定値はポリシロキサン基準の相対値であった。ポ
リシロキサンは116611モルの数平均分子量と22
60 t7モルの重量平均分子量とP有した。分子量多
分散度は194であった。ポリカルボシランはモデル1
090デユポン・ディスクメモリーを備えたデュポン・
インスツルメント・サーモアナライザー・モデル109
0およびデュポン・モデル943サーモメカニカルアナ
ライザーで制定して172Cの圧入温度(penetr
ation temperature )  を有した
0圧入温度は軟化温度に関係する。
例1 上記のポリカルボシラン粉末(19,81)とオクタン
酸鉄(III)(6重量%の鉄を含むミネラルスピリッ
ト溶液3.339−)の混合物を上記の溶液混合法を用
いて作成した。用いたオクタン酸鉄([[)の量は最終
ポリカルボシラン/オクタン酸鉄([)混合物が1重量
%の鉄を含む量であった。
対照物(オクタン酸鉄([)を加えないポリカルボシラ
ン】とポリカルボシラン/オクタン酸鉄(IIT)混合
物の両方の試料をアストロ炉でへりラム雰囲気下でいろ
いろな温度で焼成した。結果は第1表にある。オクタン
酸鉄(III)含有ポリカルボシラン試料の全てのセラ
ミック収率のデータは2回の実験の平均値である。
例2 この例は比較だけを目的としている。上記のポリカルボ
シラン12.3pと、トルエン125++y/中0.3
65’ lFe013の脱ガス溶液との混合物を、アル
ゴン雰囲気下で作成した。溶液を濾過した後トルエンご
除去した。ポリカルざシラン/ Fe014合物は約1
重量%の鉄を含有した。ポリカルボシランタけを含む対
照試料とポリカルボシラン/1’eO14合物試料の両
者をリンドバーグ炉でアルゴン下ニて5C/分の速度で
昇温し1200Cで焼成した。対照およびポリカルボシ
ラン/ p e a 1s混合物のセラミ、り収率はそ
れぞれ61.5重量%および55.2重量%であった。
これはFeCl3含有ポリカルボシランのセラミック収
率が対照と比較して10,2%減少したことB表わす。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非変性ポリカルボシランをセラミック収率を増加す
    るのに有効な量のオクタン酸鉄と混合して調製した変性
    ポリカルボシランを不活性雰囲気中または真空中で、該
    変性ポリカルボシランが同じ条件で加熱した非変性ポリ
    カルボシランよりも高いセラミック収率でセラミック材
    料に転換されるまで少なくとも750℃の温度で加熱す
    ることからなる。増加したセラミック収率でセラミック
    材料を製造する方法。 2、前記オクタン酸鉄がオクタン酸鉄(II)である特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3、前記オクタン酸鉄がオクタン酸鉄(III)である特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 4、前記非変性ポリカルポシランが、ポリシランを不活
    性ガス、水素、または真空中で300〜〜2,000℃
    の温度で加熱して熱分解し重縮合して調製され、かつ該
    ポリシランが、一般式 (R^1R^2Si) の環式ポリシランおよび一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の線状ポリシラン 〔上記式中、nは4と等しいかまたはそれ以上であり、
    mは2と等しいかまたはそれ以上であり、R^1、R^
    2、R^3およびR^4はそれぞれ水素、1〜4個の炭
    素原子を含むアルキル基、フェニル基、−Si(R^5
    )基(式中R^5は1〜4個の炭素原子を有するアルキ
    ル基)およびハロゲン原子から成る群から選ばれる。〕 から成る群から選択される特許請求の範囲第2項記載の
    方法。 5、前記非変性ポリカルボシランが、ポリシランを不活
    性ガス、水素、または真空中で300〜〜2,000℃
    の温度で加熱して熱分解し重縮合して調製され、かつ該
    ポリシランが、一般式 (R^1R^2Si) の環式ポリシランおよび一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の線状ポリシラン 〔上記式中、nは4と等しいかまたはそれ以上であり、
    mは2と等しいかまたはそれ以上であり、R^1、R^
    2、R^3およびR^4はそれぞれ水素、1〜4個の炭
    素原子を含むアルキル基、フェニル基、−Si(R^5
    )基(式中R^5は1〜4個の炭素原子を有するアルキ
    ル基)およびハロゲン原子から成る群から選ばれる。〕 から成る群から選択される特許請求の範囲第3項記載の
    方法。
JP60268398A 1984-12-04 1985-11-30 ポリカルボシランからのセラミツク材料の製法 Granted JPS61136962A (ja)

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US67812284A 1984-12-04 1984-12-04
US678122 1984-12-04

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