JPH0310715A - チップソー用の掬い面,掬い角研磨機 - Google Patents

チップソー用の掬い面,掬い角研磨機

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JPH0310715A
JPH0310715A JP14605889A JP14605889A JPH0310715A JP H0310715 A JPH0310715 A JP H0310715A JP 14605889 A JP14605889 A JP 14605889A JP 14605889 A JP14605889 A JP 14605889A JP H0310715 A JPH0310715 A JP H0310715A
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polishing
saw
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scooping
machine
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Hitoshi Mochizuki
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TENRYU SEIKIYO KK
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ9発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、各種材料の切断等に用いるチ・・lプソーの
掬い面と掬い角を研磨する研磨機。
詳しくは、旋回台を旋回させると、チップソーの掬い面
と掬い角が一様に研磨基準線上に位置付けされ、切換盤
を回動させると外周に研磨部を有するテーパーカップ形
砥石の両側の研磨部が一様に研磨基準線上に位置付けさ
れ、又、垂直回動盤を回動させると砥石の両側の研磨部
の傾斜角度調整ができるため、掬い面及び掬い角の傾き
に応じてチップソーを20返して研磨するだけで、傾き
方向の異なる掬い面と掬い角を完全な対称形でエツジ部
が鋭利な状態に容易に研ぎ揃えことができる研磨機に関
する。
(従来の技術) 従来、チップソー用の研磨機として、図面第16図に示
すようなものが公知であり、このものは機台82の一側
にチップソー83を中心の受体84と外周側の支持体8
5とにより支持する刃物保持体すを回動自在に軸86着
し、他側には枠体87を設けて、この枠体87に前記刃
物保持体すの側方に位置する砥石保持体88を、水平の
支軸89を中心とした回動が可能に取付け、該保持体8
8の砥石軸90に薄い皿形主体の端面に研磨部を設けた
砥石91を、その研磨部の表面が砥石保持体88の回転
中心と一致するように取付けて、モータ92の回転をベ
ルト93により伝達させて回転させるものである。
(発明が解決しようとする課題) 前記した従来のチップソー研磨機は、チップソー83の
掬い面研磨に際しては、砥石91に対して刃物保持体す
を第16図に実線で示すように位置付けし、これに支持
させたチップソー83の一方に傾く掬い面は、第17図
に示すように砥石91を傾けて矢印で示す方向へ回転さ
せ、砥石91が掬い面をエツジ側から入って反対側へ抜
けるように研磨するから、この場合は希望通りの正確な
掬い面が得られるが、反対に傾く掬い面は、砥石91を
第18図に示すように反対に傾けて、鎖線で示す方向に
回転させて研磨すべきであるが、このように回転させる
と研削力によりチップソー83が支持体85から離れる
ように浮き上がって研磨できなくなるので、実線で示す
方向に回転させて研磨するため、砥石91が掬い面をエ
ツジとは反対側から入ってエツジ側l\抜けるようにな
り、脆いチップはエツジ部に欠けCを生じて、研磨され
た掬い面が一方と他方では非対称となり、切削性能も著
しく相違するもので、この現象は第16図に鎖線で示す
ように刃物保持体すを移動させて、第19図及び第20
図に示す通り行う掬い角の研磨においても同様に生じる
から、研磨された掬い角も一方と他方とでは、非対称で
切削性能も著しく相違するなめ、研磨したチップソーに
よる材料切断時に挽き曲がりを生じて正確な直線切断が
できない問題点があった。
本発明は、前記した従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、傾き方向の異なる掬い面と掬い角を有する
歯を組み合せたチップソーを、その一方の掬い面又は掬
い角を研磨するときと、他方の掬い面又は掬い角を研磨
する時とで裏返し、これに応じて外周面に研磨部を有す
るテーパーカップ形の砥石を、その反対側の研磨部を使
用するように切換えると共に、傾斜角度調整をすること
により傾き方向の異なる掬い面と掬い角の両方を完全な
対称形でしかも何れのエツジ部も鋭利な状態に研ぎ揃え
ることができるチップソー用の掬い面、掬い自硬磨機を
提供することを目的とする。
口1発明の構成 (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明の手段は、機台上に設
けた円形ガイドに、旋回台をその軸心を中心に旋回して
止め手段により任意の位置に固定されるように支持させ
、該旋回台には刃物保持体を支持するチップソーの歯部
が前記旋回中心に臨むように支持させ、前記円形ガイド
に対応させて機台上に設けた枠体には、ブラケット付の
垂直回動盤をその軸心と前記旋回台の旋回中心とをチッ
プソーの高さにおいて結ぶ研磨基準線を中心に回動する
ように支持させ、前記ブラケットに両側への方向切換板
を軸着して、該切換板に研磨部を外周に有するテーパー
カップ形の電動砥石を取付けたチップソー用の掬い面、
掬い角磨砥機の構成にある。
(作 用) 前記のように構成される本発明の研磨機は、チップソー
の掬い面研磨に際しては、切換盤を図面第2図において
実線で示す位置に回動させると、砥石は旋回台の旋回中
心と垂直回動盤の回転中心とをチップソーの高さに於い
て結ぶ研磨基準線X−Xよりも右側に移動し、研磨部の
左端側を前記研磨基準線X−Xと一致させるので、この
状態において垂直回動盤を第5図に於て一点鎖線で示す
方向へ回動させれば、切換盤がこれに追従回動して、砥
石を同図に一点鎖線で示す通り、その研磨部の左端側が
中心となって右端側を上昇させるように回動させる。従
って研磨部の左端部は第7図に拡大して示すように上向
きに傾斜するから、この傾斜角度が希望する掬い面の角
度に一致するまで調整して垂直回動盤を停止させ、次に
、チップソーを取付けてこれをチップソーの掬い面の内
端まで砥石の研磨部が達するように進め、これ以上は進
まないようにストッパーにより制限して置いて、前記チ
ップソーの掬い面を研磨基準線X−Xと一致する研磨部
に軽く当てて研磨部に対する掬い面の傾きを確認し、こ
の傾き角が減少する方向へ旋回台を旋回させると、掬い
面がやがて研磨部と平行するようになるので、この時に
旋回台を固定し、前記した砥石をチップソーの掬い面へ
第7図に示すようにそのエツジ側から掛かって反対側へ
抜けるように回転させながら前後に揺振させ、これに対
してチップソーを掬い面が研磨部へ押し付けられるよう
に回せば、掬い面は研磨部により所定の傾斜でエツジ部
が鋭利になるように研磨されるので、これに伴い刃物保
持体をチップソーの掬い面が研磨部より外れるまで戻し
た後、チップソーを回してその次の同じ向きの掬い面を
研磨部に合わせて刃物保持体を進め、研磨部に掬い面が
正対したらチップソーを回し掬い面を研磨部に押し付け
て研磨をする操作をチップソーが一巡するまで繰り返せ
ば、チップソーの一方に傾く掬い面の研磨が完了する。
そこで切換盤を前記とは反対の方向へ同一角度回動させ
、砥石を第2図に鎖線で示すように研磨基準線X−Xの
左側に移し、右側の研磨部を研磨基準線X−Xに一致さ
せると共に、垂直回動盤を前記とは反対方向に同一角度
回動させ、砥石の右側の研磨部を第9図に拡大して示す
ように前記と等角度上向きに傾斜させてから、刃物保持
体上のチップソーを裏返し、旋回台を前記とは反対の方
向に同一角度旋回させて、第2図に鎖線で示す位置に移
動させ、チップソーの掬い面を研磨基準線X−Xと平行
するように調整した後、チップソーを未研磨の掬い面が
研磨部に正対するように進め、チップソーを回して研磨
部へ押し付は研磨した後に戻して、チップソーを回して
研磨する掬い面を変えて研磨をする操作をチップソーが
一巡するまで繰り返せば、反対向きの掬い面の研磨も完
了して、第10図に示すように対をなす掬い面が完全な
対称形で、エツジ部が鋭利な状態に研ぎ揃えられるもの
である。
又、チップソーの掬い自硬磨に際しては、砥石を第3図
に鎖線で示すように研磨基準線X−Xよりも右側に移動
させ、左側の研磨部を研磨基準線X−Xに一致させて置
き、垂直回動盤を第5図に一点鎖線で示すように回動さ
せると、砥石が同図に示すように研磨部の左側を中心と
して右側が上がるように回動し、左側の研磨部を上向き
に傾斜させるから、この状態において刃物保持体を手送
りからハンドル送りに変換し、旋回台の旋回により第3
図に示すように砥石の横へ移動させて、その上にチップ
ソーを取付け、更にチップソーの掬い角だけ旋回台を旋
回させて、掬い角が第11図に示すように研磨部と平行
するように調整し、刃物保持体の送り1をストッパーに
より制限させた後、レバーにより刃物保持体を進め、掬
い角を第12図に示すようにエツジ側から入って反対側
へ抜けるように回転する砥石の研磨部へ押し付けて研磨
させ、研磨を終れば刃物保持体を戻し、掬い角を研磨部
より離してチップソーを回し、同じ向きの次の掬い角を
研磨部に正対させチップソーを進めて研磨する操作をチ
ップソーが一巡する迄繰り返せば、一方へ傾く掬い角の
研磨が完了する。
そこで、切換盤を前記とは反対の方向へ同一角度回動さ
せて、砥石を研磨基準線X−Xの左側へ移動させ、第3
図において鎖線で示すように右側の研磨部を研磨基準線
X−Xに一致させてから、垂直回動盤を前記と反対に第
5図において二点鎖線の方向へ同−角度回動さぜれば、
第14図に示すように右側の研磨部が左側の研磨部と同
一角度上向きに傾斜するから、この状態に於て旋回台を
第3図に鎖線で示すように前とは対称の位置に旋回移動
させた後、更に掬い角の角度だけ旋回台を回して掬い角
を研磨部に平行させ、刃物保持体を送り出して掬い角を
研磨させ、研磨を終われば刃物保持体を戻し、研磨する
掬い角を変えて研磨する操作をチップソーが一巡する迄
繰り返せば、反対向きの掬い角の研磨も完了して、第1
5図にに示すように反対向きに傾く一方と他方の掬い角
が完全な対称形で、エツジ部が鋭利になる状態に研ぎ揃
えられるものである。
(実 施 例) 以下に本考案に関する研磨機の実施例を図面に基づいて
説明する。
図面第1図〜第5図において1は機台で、その前側の中
央に中空の筒状とした円形ガイド2を設け、この円形ガ
イド2に第4図に示ず旋回台3の環状取付部4を嵌合し
て、前記旋回台3が円形ガイド2の軸心を中心とした旋
回運動をなし得るようにすると共に、前記円形ガイド2
の下部外周に歯環5を取付け、この歯環5に対応させて
前記旋回台3にレバー6に支持されるストッパー7を設
け、このストッパー7を前記レバー6の操作ハンドル8
により前記歯環5より外して置けば、旋回台3が自在に
旋回し得るようになるが、ストッパー7を歯環5に掛は
合わせると、旋回台3がストッパー7により回転を阻止
されて固定されるようにしである。
尚、前記した歯環5とスッパー7による旋回角度の設定
は、何度飛びかの段階的に行われるから、この中間的な
角度を設定する必要があるときは、後記する目盛により
角度を設定し、第2図、第4図に示すようにハンドル9
付きの止めねじ10によって旋回台3を円形ガイド2に
固定するようにする。
11は前記した旋回台3の周囲に第1図に示すように施
した角度目盛で、起点0の両側に対称的に10.20.
30・・・の数字を配列し、旋回台3を!X回させると
その旋回角度を表示する目盛11が円形ガイド2に設け
た指標12に合致し、角度を表示するようにしたもので
、左右対称とした目盛の表示は旋回台3を起点の両側へ
等角度ずつ簡争正確に回動させるのに便利である。
aは前記した旋回台3上に設けた刃物保持体で、第4図
に示すように環状部4の直径線と平行するように旋回台
3に上に設けたガイド13に第1の移動盤14を支持さ
せ、この移動盤14上に前記ガイド13と平行する′1
゛形講15を形成した取付板16を設け、該取付板16
上の前側に前記T形溝15に頭17を係合さぜた軸18
により、固定板19とこれに重ねた回動板20と、該回
動板20上に設けたガイド21に係合する第2の移動盤
22とを取付けて、この移動盤22の中央部にチップソ
ー23の孔24を嵌め付ける凸部25を有する受板26
を設け、前記1゛形講15)の後側にはチップソー23
の歯の近くを磁石27により吸着保持して安定させる支
持体28を類29付きの軸30により取付けな構成とし
、前記した第2の移動盤22はその取付軸18に横の長
孔31を設けて、この長孔31に第2図、第3図に示す
ようにハンドル32により回転されるカム33を係合さ
せ、このカム33により軸18を押し下げると、その頭
17がT形溝15内において滑動自在となるため、第2
の移動盤22をT形溝15に沿って自由に手送りするこ
とができるようになり、カム33により軸18を引き上
げると、頭17がT形溝17の土壁へ圧接されるため、
第2の移動盤22は第1の移動盤14に結合されて、こ
れと共に後記するハンドルによる送りを与えられるよう
になる。
34は前記L7た旋回角3に軸35着したドラムで、こ
のドラム34に索36を巻着し、該索36の両端を前記
旋回台3の前後端へ結着して、前記ドラム軸35に固定
したハンドル37を前後へ回動させると、ドラム34も
前後へ回動して索36の繰り出し及び引き戻しを行い、
第1の移動盤14と第2の移動盤22どの送り出しと引
き戻しとが行われるようにしてあり、これによる送り出
し量の制限は、第1の移動盤14の前側にロックナツト
38を掛けたねじ式のストッパー39を螺合させ、この
ストッパー39の先端を旋回台3が必要寸法だけ繰り出
されたとき、旋回台3上のガイド13の前端へ当て1移
動盤14を止めることにより行う。
40は前記した第2の移動盤22の送り寸法を規制させ
るストッパーで、デプス形のマイクロメータを第2の移
動盤22の前部に取付けて用い、その先端を第2の移動
盤22が必要寸法だけ繰り出されたとき回動i2Q上の
ガイド21の前端に当て\移動盤22を止めさせるよう
にするもので、尚、このストッパー40はマイクロメー
タを用いるから、第2の移動盤22を第1の移動盤14
に結合したとき、これの調整により送り出し寸法を10
0分台の高精度で増加又は減少させて、傾きの異なる一
方と他方の掬い角に寸法誤差を生じないように確実に揃
えさせるもので、このストッパー40は第2の移動盤2
2を第1の移動盤14に結合して置くときは、第2の移
動盤22と回動板14とを引張りばね41により連結し
て、ストッパー40の先端を常に回動板20上のガイド
21に接触させて置くことにより、寸法の加減が正確に
行われるようにするだけでなく、ハンドル送りにより第
1の移動台14をストッパー40に制止されるまで一挙
に送り出しても、前記したばね41が伸びて切込量を減
らし、その後、復元により徐々に切込みを進めるため、
過大切込みによる弊害を生じないようにしたものである
が、このばね41は第2の移動盤22だけを送って掬い
面を研磨する時は必要としないので、外して第2の移動
盤22にその影響が及ばないようにする。
42は前記した第2の移動盤22の後記砥石に対する傾
きを設定する扇形の歯環で、前記した固定盤19の前側
に取付け、この歯環42に前記した回動盤20ヘハンド
ル43付きのレバー44により取付けたストッパー45
を掛けると回動i20が固定され、ストッパー45を外
すと回動i20が回動自在となって傾き角を任意に設定
できるようにしである。
46は前記した刃物保持体aに於ける取付板16の後端
側に設けたチップソー23の歯送りのピッチ設定具で、
掬い面研磨の際はこれを歯に掛からない位置へ逃して置
き、掬い自硬磨の際は、歯の掬い面りこ掛かつてチップ
ソー23を止め、その各歯の掬い角が正確に後記する砥
石に正対するように位置付けさせるもので、この設定具
は後から歯により抑えられると逃げて歯を通過させ、歯
が通過するとげね47の作用により戻って市に係合し、
これを制止して正確なピッチの設定が行えるようにしで
ある。
48は前記円形ガイド2に対応させて機台1上に設けた
枠体で、その下部に摺動盤49を設け、該摺動盤49を
基台50上に円形ガイド2へ向って設けた水平ガイド5
1に係合させ、後記する揺振手段により前後方向I\揺
振させるようにすると共に、円形ガイド2側には垂直ガ
イド52を設けて、これに送りねじ53により昇降調整
される昇降盤54を係合させ、該昇降盤54に第2図及
第3図に示すようにベアリング55によりブラケット5
6付きの垂直回動盤57を取付けて、この垂直回動盤5
7の軸心と前記した旋回台3の旋回中心Sとをチップソ
ー23の高さにおいて結ぶ研磨基準線X−Xが設定され
るようにしてあり、この研磨基準線X−Xはチップソー
23の厚さに応じてその高さを変更する必要があるから
、この場合は前記昇降盤54の送りねじ53を操作し、
垂直回動盤57の高さを変えて研磨基準線X−Xが常に
チップソー23の厚さの中心に合せられるようにしであ
る。
58は前記した垂直回動盤57に取付けたウオームギア
で、これにハンドル59の回転をベベルギア60.61
により伝達されるウオーム62を噛合させ、該ウオーム
62の回転方向に応じて垂直回動盤57を左右に回動さ
せるもので、この回転角度の設定は、垂直回動盤57に
目盛63を施し、この目盛63に対応させて枠体48に
指標64を付設し、この指標64に希望する目盛63が
一致しなとき回動を止めて行う。
65は前記した垂直回動盤57に付設したブラケット5
6上に軸66により取付けな方向切換盤で、軸66を中
心に左右へ回動させると、この切換板65上へ取付けな
モータ67に直結で、外周面に研磨部を有するテーパー
カップ形の砥石68が研磨基準線X−Xの左右へ移動し
て、その両側の研磨部を研磨基準線X−Xへ一致させる
ことができるようにしてあり、この場合の切換盤65の
回転角度の設定は、前記ブラケット56の両端にねじ式
のストッパー69を配設し、これらのストッパー69に
切換盤65の中央部に設けたた規制片10を当てN行い
、設定後の切換盤65は固定ハンドル71により固定す
るようにしである。
72は記した砥石68を揺振させる可変速モータで、基
台50へその中へ軸が突出するように取付け、該軸に偏
心輪73を取付け、この偏心輪73の伝動ロッド74を
基台50に支持されるレバー75に連結し、該レバー7
5とロッド74との連結部にはローラ76を取付け、基
台50のガイド51を活動する摺動盤49の後部には前
記ローラ76に接触する受動片77を軸78により傾斜
調整可能に取付けて、この受動片77を前記ローラ76
の後方移動により押させ、前方移動時、ばね79により
引かせて希望する振幅の揺振を行わせるもので、この振
幅は前記した受動片77をローラ76の移動軌跡と一致
するように調整すれば0になるが、軸78に付設したハ
ンドル80により受動片77を前記軌跡に対して立つよ
うに調整すると次第に増加するように構成したもので、
所要の振幅が得られれなときに止めねじ81を締めて受
動片77を固定するものである。
ハ5発明の効果 本発明に関するチップソー用の掬い面、掬い角研磨機は
、反対に傾く掬い面と掬い角を有する歯を組み合わぜな
チップソーを、掬い面、掬い角の一方に傾くものと、他
方へ傾くものとで裏返し、これに応じて外周面に研磨部
を有するテーパーカップ形砥石の研磨部の使用側を反対
に切換えて傾斜角度をも変換するから、傾きが反対の掬
い面と掬い角を全く同じ条件で研磨して、完全な対称の
形でしかもエツジ部のチップに掛けを生じないため、エ
ツジ部が鋭利になるように研ぎ揃えることができるから
、研磨後のチップソーによる材料切断は両側が均衡して
行われ、挽き曲がりを生じないため、精度の高い直線切
断ができる。
旋回台の旋回中心線と直交する研磨基準線を基準として
チップソー及び砥石の位置や砥石の傾斜角度の設定を行
うから、総ての設定が常に完全対称となるように簡便に
行われるし、又、旋回台の旋回により刃物保持体の大幅
な移動を迅速に行って、掬い面から掬い自硬磨への機能
転換を速やかに行い得るから、操作性、作業性に優れて
研磨作業の能率増進にも寄与する。
外周面に研磨部を有するテーパーカップ形の砥石を用い
るから、砥石が圧縮圧力に強くて研磨時に変形しないた
め、これに起因するビビリを生じず安定的に回転するか
ら精度の高い研磨が可能である。
砥石の外周面に設けた研磨部は、掬い面を研磨するとき
も、掬い角を研磨するときも、研磨面が中挟れの円弧状
となるから、エツジ部が鋭角になってチップソーの切味
を良くするため、切断能力の向上と切断肌の良化とに有
効である。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第15図は本発明に関するチップソー用の
掬い面、掬い角研磨機の実施例を示すもので、第1図は
掬い面の研磨状態を示す側面図。第2図は同上の一部を
縦断した平面図。第3図は掬い角の研磨状態を示す一部
を縦断した平面図。第4図は刃物保持体とその関連構成
とを示す中央縦断側面図。第5図は砥石とその関連構成
を示す正面図。第6図〜第9図は掬い面の研磨状態を拡
大して示す説明図。第10図は研磨した掬い面の一部の
拡大正面図。第11図〜第14図は掬い角の研磨状態を
拡大して示す説明図。 15は研磨した掬い角の一部の拡大平面図。第16図は
従来のチップソー研磨機の平面図。第17図及び第18
図は同上による掬い面のω[磨状悪を拡大して示す説明
図。第19図及び第20図は掬い角の研磨状態を拡大し
て示す説明図である。 に機台 2:円形ガイド 3:旋回台 5.7:止め手段 a:刃物保持体 23:チップソー 48:枠体 57;垂直回動型 56:ブラケット 65:方向切換板 68:テーパーカップ形の電動砥石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機台上に設けた円形ガイドに、旋回台をその軸心を中心
    に旋回して止め手段により任意の位置に固定されるよう
    に支持させ、該旋回台には刃物保持体を支持するチップ
    ソーの歯部が前記旋回中心に臨むように支持させ、前記
    円形ガイドに対応させて機台上に設けた枠体には、ブラ
    ケット付の垂直回動盤をその軸心と前記旋回台の旋回中
    心とをチップソーの高さにおいて結ぶ研磨基準線を中心
    に回動するように支持させ、前記ブラケットには両側へ
    の方向切換板を軸着して、該切換板に研磨部を外周に有
    するテーパーカップ形の電動砥石を取付けたことを特徴
    とするチップソー用の掬い面、掬い角研磨機。
JP14605889A 1989-06-08 1989-06-08 チップソー用の掬い面,掬い角研磨機 Expired - Lifetime JPH0661653B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14605889A JPH0661653B2 (ja) 1989-06-08 1989-06-08 チップソー用の掬い面,掬い角研磨機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14605889A JPH0661653B2 (ja) 1989-06-08 1989-06-08 チップソー用の掬い面,掬い角研磨機

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