JPS637493Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS637493Y2
JPS637493Y2 JP18970083U JP18970083U JPS637493Y2 JP S637493 Y2 JPS637493 Y2 JP S637493Y2 JP 18970083 U JP18970083 U JP 18970083U JP 18970083 U JP18970083 U JP 18970083U JP S637493 Y2 JPS637493 Y2 JP S637493Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
blade
holder
angle
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18970083U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6029043U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18970083U priority Critical patent/JPS6029043U/ja
Publication of JPS6029043U publication Critical patent/JPS6029043U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS637493Y2 publication Critical patent/JPS637493Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、木工用刃物研磨機における刃物保持
体へ取付ける刃物の位置と、刃物の研削角とを設
定させる装置に関する。
従来、木工用刃物研磨機の刃物角度設定装置
は、実開昭51−45191号公報により公知であり、
このものは、テーブルに固定のホルダにシヤフト
を回転自在に取付け、該シヤフトに刃物取付台を
固定すると共に、ウオームホイールを回転自在に
嵌合し、前記ウオームホイールの側面にストツプ
ピンを突設し、前記シヤフトには前記ストツプピ
ンに突き当り、刃物取付台の研磨位置を決めるス
トツパーを突設し、さらに前記ホルダに回転刃物
台を非研磨位置に回転したときストツパーが突き
当り、刃物台を非研磨位置に設定するストツプピ
ンを突設した構造のものである。
従つて、この装置は刃物保持体に支持される刃
物の研削角の調整が広範囲に亘つて自由にできる
だけでなく、刃物取付台は両ストツプピンの範囲
内において自由回転できるため、刃物取付台の非
研磨位置から研磨位置への移動及び研磨位置から
非研磨位置への移動をす早くできる等の効果を奏
するものであるが、刃物保持体に対する刃物の取
付位置は、作業者が感によつて定めなければなら
ない欠点があつた。
本考案は、この欠点を解消するためになしたも
ので、刃物保持体に刃物の位置決め用の角度と、
研削時の角度とを設定させる部材を夫々設け、こ
れら部材を各々の制止手段に係合させて位置決め
時と研削時の刃物保持体の傾斜角度の設定を迅速
確実に行わせると共に、位置決め用角度の設定に
際しては、その下降傾斜を利用して刃物の刃先を
刃先定規へ押し付けさせ、刃物の位置決めを自動
的に行わせる装置を提供することを目的としてい
る。
次に本考案に関する装置の実施の一例を図面に
基いて説明する。
図面第1図において1は研磨機の機体で、摺動
面2上に往復台3を係合させ、この往復台3上に
支持軸4,4を支持体5に支持させた刃物保持体
6を設け、この刃物保持体6に強力な電磁石(図
面には示してない)を内蔵させて刃物7を磁力に
より固定する様にしてあり、刃物保持体6上には
デイスク形の荒砥石8と、カツプ形の仕上砥石9
とをガイド10と11を昇降するヘツド12と1
3に支持させて設け、これら両ヘツド12と13
には夫々自動送り手段14と15を連係させて、
これらにより砥石8と9の切込み量の設定と、研
削中の送りとが自動的に行われる様にしてあり、
更に前記往復台3には、これを自動的に往復させ
て、刃物7の研削位置を変換するための送り手段
16を連係させてある。17は前記刃物保持体6
の一側に取付けた刃物7の位置決め用角度設定部
材で、図面第2図、第5図、第6図に示す様に支
軸4に固定し、これに対応させて往復台3に調整
可能に取付けた制止部材18に当接したとき、刃
物保持体6が図面第5図に示す様にほゞ水平に保
持される様に設定する。19は前記設定部材15
に図面第5図及び第6図に示す様に取付けたクツ
シヨン材で、前記設定部材17が制止部材18へ
当る直前にストツパー20に当り、設定部材17
をおもむろに制止部材18へ当らせて正確な角度
設定が行える様にしてある。21は刃物保持体6
の他側に設けた刃物7の研削角設定部材で、図面
第2図及び第3図に示す様に支軸4へ固定し、後
記する制止部材に当り、これに制止されたとき刃
物保持体6が刃物7を所望の研削角で砥石8及び
9に当る様に上向傾斜に設定する。22は図面第
2図及び第3図に示す様に前記設定部材21と並
べて支軸4に嵌合し、ハンドル23により回転さ
れるウオーム24と噛合させたウオームホイル
で、その側面に前記設定部材21に対応する制止
部材25を取付け、ハンドル23によりウオーム
24を回すと、これに駆動されて回転し、側面に
取付けた制止部材25を移動させて、この部材2
5による設定部材21の制止位置を変更し、刃物
7の研削角を自由に変更できる様にするか、又は
ウオーム24に制御器Cにより回転角を制御され
るモータmを連係させ、このモータmを制御器C
の操作により所要角度回転させ、ウオーム24と
ウオームホイール22を駆動して、ウオームホイ
ール22に取付けた制止部材25を移動させ、設
定部材21の制止位置を変更して、刃物7の研削
角の設定が自動的に行われる様にしてある。26
は図面第2図及び第3図に示す様に設定部材21
と一体形成して、反対側に設けた部材27に取付
けたクツシヨン材で、前記ウオームホイール22
の側面に取付けたストツパ28へ、前記設定部材
21が制止部材25へ当る直前に当り、設定部材
22をおもむろに制止部材25へ当接させて正確
角度設定を行わせる。29は前記ウオームホイー
ル22の側面に図面第3図に示す様に取付けた指
針で、往復台3に取付けられている角度目盛板3
0に対応し、ウオームホイール22と共に回転し
て、前記目盛板30に刃物7の研削角を表示させ
る。31は刃物保持体3の操作手段で、自動式と
する場合は、回転動力が取り出させる任意の駆動
機構を用いるもので、例えば、図面第3図、第5
図に示す様なトルクアクチユエータを用いるとき
は、その回転を傘歯車32と33とにより、刃物
保持体6の支軸4へ伝達させる様にし、このアク
チユエータの回転制御は、図面第7図に示す様に
電磁切換弁34を用いて行わせ、手動式とする場
合は、図面第8図に示す様に刃物保持体6の支軸
4に取付けたレバーを用い、この場合は、支持体
5に支軸4へ係脱するミニシリンダ等のブレーキ
35を用い、角度設定を行うときは、このブレー
キ35を解除し、設定後はブレーキ35を掛ける
ものとし、このブレーキ35の代りに手動操作す
る押しねじを用いても良い。36は刃物保持体6
の水平位置設定を行う部材で、図面第2図に示す
様に刃物保持体6の支軸4に取付け、刃物保持体
6が水平に位置付けされたとき、スイツチ37を
操作し、図面第10図に示す様に電磁切換弁34
を閉じてアクチユエータ形の作動手段31をロツ
クさせる。38は刃物7の刃先定規で図面第5図
及び第8図に示す様に刃物保持体6が位置決めの
ため下向傾斜する側に往復台3へ取付けて設け、
刃物保持体6上を傾斜によつて滑る刃物7の刃先
を当て、刃物7の位置決めをさせるもので、刃物
7の刃先を損傷しなくて摩耗が少く、必要に応じ
て刃先の接離によりスイツチ作用を行わせ得る材
料を用いて形成すると良い。Aは研磨機への刃物
7の供給、取出しを行わせる装置で、図面第10
図に示す様に研磨機の正面へ配設し、その台部3
9上に電動送りねじ40により進退される摺動杆
41を設け、その先端に往復体42を取付け、こ
の往復体42に前記台部39上に置いた第1と第
2の刃物筐43と44を対応させて、シリンダ4
5と46により昇降される第1と第2の吸着体4
7と48を支持させ、第1の吸着体47に未研磨
の刃物7を吸着させて摺動杆41を繰出し、第2
の吸着体48が刃物保持体6上の研磨済みの刃物
7上に対応したとき止め、第2の吸着体48によ
り研磨済みの刃物7を吸着させると、往復体42
を第1吸着体47が刃物保持体6上に対応する様
に退け、未研磨の刃物7を刃物保持体6上へ下降
させてから、往復体42を台部39上へ戻し、第
2の吸着体48に吸着される研磨済みの刃物7を
受筐44へ納めさせて、研磨機に対する刃物7の
供給、取出しを自動的に行わせる。49は前記し
た第1の吸着体47の部分に取付けたブラケツト
で、その下端に摺動杆50を嵌合し、該摺動杆5
0の一端に保持体6に乗せた刃物7の背縁に当る
押片51を取付けると共に、前記摺動杆50に押
片51に押された刃物7の刃先が刃先定規38へ
当つて抵抗を受けると収縮して吸着体47が進ん
でも押片51は止め、刃物7の刃先のつぶれを防
止するばね52を装着してある。
次に前記実施例の作用について説明する。
先ず研磨しようとする刃物7に応じてこれに適
した刃物7の研削角を選定し、ハンドル23によ
りウオーム24を回転させると、このウオーム2
3と噛合するウオームホイール22が回転し、そ
の側面へ取付けた指針29を移動させるから、こ
の指針29が目盛板30の希望する角度目盛に合
致したとき、ウオームホイール22を停止させれ
ば、設定部材21が制止部材25に当接したと
き、刃物保持体6がこれに支持される刃物7を所
望の研削角に設定する様になる。そこで水平に位
置付けされている刃物保持体6上へ、供給装置A
における第1の吸着体47により刃物7を供給さ
せた後、前記吸着体47を刃先定規38側へ進め
て押片51により刃物7を刃先が前記刃物定規3
8へ当る様に押させれば、刃物7は同図に示す様
に位置決めされる。
こうして刃物7の位置決めが終れば、刃物保持
体6へ磁力により刃物7を固定し、操作手段31
により刃物保持体6を上向傾斜する様に回転させ
ると、刃物保持体6に取付けられた刃物7は次第
に上向傾斜し、やがて希望する研削角に達する。
このときは刃物保持体6と共に回転する設定部材
21が制止部材25に当り、回転を制止されるた
め刃物保持体6に支持される刃物7は、希望した
研削角に自動的に設定される。
従つて、研削角設定に伴い、刃物7に荒砥石8
を当てて止め、切込みの基準位置を設定して、往
復台3を往復させ、刃物7に送りを与えると共
に、砥石8を刃物7に切込ませて研磨を行えば、
刃物7の荒研削が終る。
そこで荒砥石8を刃物7から離し、これの代り
に仕上砥石9を刃物7に当てて止め、切込みの基
準位置を設定して、刃物7を往復させつつ、砥石
9を刃物7に切込ませれば、仕上研磨も前記同様
に行われて刃物の研磨を終了する。
このときは、仕上砥石9を刃物7から離して、
刃物保持体6を操作手段31により水平状態に戻
し、刃物7の固定を解除して供給装置Aにより刃
物7を取出し、別の刃物7を供給して前記操作を
行わせれば、刃物16の位置決めと研削角の設定
とを機械的に行わせて、正確で能率の高い刃物研
磨を行うことができるものである。
前述の様に本考案に関する装置は、刃物を供給
された刃物保持体を、水平状態にすると設定部材
が制止部材に当つて、刃物保持体を刃先定規の正
面に位置付けするから、この状態において押出手
段により刃物を押出定規へ向つて押せば、刃物は
刃先が定規へ当つたときに止り、刃物保持体から
一定寸法だけ刃先を出す刃物の位置決めを自動的
に行われ、又、位置決めを終つた刃物保持体を上
向傾斜する様に回動すれば、刃物保持体は刃物を
所望の研削角が得られる様に起し、このとき設定
部材が制止部材に当つて刃物保持体を停止させ、
刃物を所望の研削角に設定する操作をも自動的に
行うから、従来面倒であつた刃物の位置及び研削
角の設定が至つて簡単に、しかも迅速に行われ、
且つ、位置や角度は常に正確に揃うから、未熟練
者でも精度の高い刃物研磨を能率的に行うことが
できるものである。
殊に、この装置は、刃物保持体の研削角を設定
する部材に対応する制止部材を調整手段により移
動自在としてあるから、制止部材の位置調整によ
り、刃物の研削角を任意に変更設定して、研削角
の異る多種の刃物の研磨を自在に行い得る特有の
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する装置を採用した研磨機
の正面図。題2図は本考案に関する装置の一部を
破断し、一部を省略した平面図。第3図は同上側
面図。第4図は第3図におけるウオームの回転ハ
ンドルをモータに変換した場合の側面図。第5図
は第3図の反対側面図。第6図は同上の位置決め
角設定部材と制止部材との関係を示す正面図。第
7図は同上のロータリーアクチユエータ式操作手
段とその作動を制御する電磁切換弁との配管図。
第8図は同上の手動操作手段を示す側面図。第9
図は刃物の供給、取出し装置と研磨機との組合せ
を示す側面図。第10図は本発明の装置を採用し
た研磨機に刃物の自動供給、取出装置を組合せた
側面図である。 図中、3は往復台、4,4は支軸、6は刃物保
持体、7は刃物、17は刃先位置用の角度を設定
する部材、18は制止部材、21は研削角を設定
する部材、25は制止部材、38は刃先定規、5
0,51,52は刃物7の押付手段、29,30
は傾斜角度の指示手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 往復台へ回転自在に軸支して傾斜角度の調整を
    自在とした刃物保持体と、この刃物保持体の側方
    へ取付けて、刃物保持体が水平状態の刃先位置設
    定角度に定められたとき、制止部材に当接して刃
    物の位置決めをする角度を設定する部材と、刃物
    保持体が上向傾斜の研削角に設定されたとき、制
    止部材に当接して刃物の研削角を設定させる調整
    可能な部材と、前記刃物保持体が刃物位置定めの
    ために水平状態に保持される位置の後側に設け、
    刃物保持体上の刃物の刃先を当接させると、刃物
    保持体上に取付ける刃物の刃先位置を決める刃先
    定規と、前記刃物保持体の上方を進退して、保持
    体上の刃物を前記刃先定規へ押し付けさせる押付
    手段と、前記刃物保持体に取付けて、その傾斜角
    度を指示させる指示手段とを備えさせたことを特
    徴とする木工用刃物研磨機における刃物の位置と
    角度設定装置。
JP18970083U 1983-12-08 1983-12-08 木工用刃物研磨機における刃物の位置と角度設定装置 Granted JPS6029043U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18970083U JPS6029043U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 木工用刃物研磨機における刃物の位置と角度設定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18970083U JPS6029043U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 木工用刃物研磨機における刃物の位置と角度設定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6029043U JPS6029043U (ja) 1985-02-27
JPS637493Y2 true JPS637493Y2 (ja) 1988-03-03

Family

ID=30408933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18970083U Granted JPS6029043U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 木工用刃物研磨機における刃物の位置と角度設定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6029043U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6029043U (ja) 1985-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2007113510A1 (en) Tool holding jig
CN112720092A (zh) 一种可多角度调整的磨刀机
CA2005130C (en) Saw blade tooth grinder for saws
JPH053361B2 (ja)
JP2822061B2 (ja) 長尺刃物研削盤を用いた長尺刃物の刃先研削方法
JPS637493Y2 (ja)
JPH0310715A (ja) チップソー用の掬い面,掬い角研磨機
US3406486A (en) Sharpening device for rotary knives
US2617236A (en) Lens grinder
CN210909252U (zh) 一种自动开刃铣刀研磨机
US4463524A (en) Indexable insert grinding machine
CN110712076A (zh) 一种自动开刃铣刀研磨机
US2097068A (en) Grinder for slicer blades
JPH0318120Y2 (ja)
JPH1058320A (ja) 研削装置および研磨装置
JPS5828464A (ja) 刃物研磨機における近接位置検出装置
JPH07237097A (ja) 研磨盤の研磨角度設定装置
US1229526A (en) Grinding-machine.
CN221560947U (zh) 一种玻璃磨边机的磨具结构
CN218017455U (zh) 一种自动上下料的刀片研磨机
CN220994105U (zh) 砂轮修磨装置
GB2262462A (en) Circular saw sharpener
JPS6348382Y2 (ja)
JPS6325082Y2 (ja)
JPH0329080Y2 (ja)