JPH03106387A - パチンコ式遊技機の遊技球制御表示装置 - Google Patents

パチンコ式遊技機の遊技球制御表示装置

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JPH03106387A
JPH03106387A JP24431489A JP24431489A JPH03106387A JP H03106387 A JPH03106387 A JP H03106387A JP 24431489 A JP24431489 A JP 24431489A JP 24431489 A JP24431489 A JP 24431489A JP H03106387 A JPH03106387 A JP H03106387A
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JP
Japan
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balls
game
processing unit
ball
conversion processing
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JP24431489A
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Hirotoyo Nagano
永野 裕豊
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Toyomaru Industry Co Ltd
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Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、パチンコ式遊技機の遊技球制御表示装置に
かかり、更に詳述すると、遊技媒体及び褒賞媒体にパチ
ンコ球が使用される遊技機にあって、遊技中における遊
技球の増減状況を数値的に制御表示し得るようになした
新規な遊技球制御表示装置に関する。
〔技術背景〕
周知のようにこの種遊技機の代表例の一つであるパチン
コ機では、遊技者により操作される発射装置の作動にお
いて、球受け皿内のパチンコ球を1個ずつ遊技面に打出
して遊技がなされるものであり、遊技に直接使用された
打込み球の内、遊技面における各種の入賞器具に入らな
い球はアウト球とされ,一方入った球はセーフ球とされ
てそのl個毎に対し所定個数の賞球が獲得できる。そし
て獲得できた賞球は上記球受け皿内に遊技球として排出
されるようになっている。
〔従来技術及びその問題点〕
上述したパチンコ機にあっては、発射装置の性能として
一定時間当りの発射個数が上限規制(例えば1分間当り
100個以内)されていることから、遊技者において遊
技に使用した打込み球の個数は、遊技,時間から概算と
して判断できよう。しかし打込み球の遊技結果において
発生したセーフ球の各個数そして獲得賞球個数について
は、時間経過とともに不明確となり、また一々暗記して
いることができない。なお上記球受け皿では、遊技球の
増減状態は判断できるものの、貯留個数は判明できない
このため遊技者の多数から、遊技現時点における手持ち
球(球受け皿内の遊技球〉、言換えると遊技に直接使用
した打込み球の個数と、セーフ球に対し獲得できる賞球
の排出個数と、の加減に基く遊技球の増減状況を正確に
把握したい、の要望が提唱されつつあるが、これを満足
する制御表示技術がなく、その具体的な提案が強く希求
されている。
〔目的〕
本発明の目的は、通常のパチンコ遊技をなし得るもとで
、遊技中の遊技球増減状況を、個数を意?する数値を゛
以て制御表示し得るようになした遊技球制御表示装置を
提供し、以て遊技球の増減増減状態を確認できるように
して遊技者に対するサービス性の向上を図り、パチンコ
遊技の興趣を高めることにある。
〔問題点を解決するための技術手段〕
本発明は、前記従来の問題を解決するために新規に提案
されたもので、遊技に使用された打込み球と、打込み球
の遊技結果において発生し■た入賞成立と、を別個に検
出することの第1の技術的着想そして打込み球の遊技結
果において個々に発生したアウト球とセーフ球とを別々
に検出することの第2の技術的着想にあって、打込み球
又はアウト球を検出する第1検出手段と、入賞成立又は
セーフ球を検出する第2検出手段と、この集2検出手段
からの検出入力を人賞或立条件又はセーフ球1個に対し
獲得できる相応な賞球個数に換算する換算処理部と、上
記第1検出手段からの検出入力分を負とし、上記換算処
理部からの換算処理入力分を正として双方のデータを演
算する加減演算処理部と、この加減演算処理部からのデ
ータを数値「0」を基準にして正負に変換する正負変換
処理部と、この正負変換処理部からのデータを数値表示
データに変換する表示変換処理部と、この表示変換処理
部からの処理データに基いて打込み球分又はアウト球分
と、相応な賞球分との加減に伴う遊技球の増減状況を数
値を以て遊技者側に表示し得る数値表示装置と、を備え
て構成されたパチンコ式遊技機の遊技球制御表示装置で
ある。
〔作用〕
上述のように構成された本発明の遊技球制御表示装置で
は、当該パチンコ式遊技機において、遊技の開始時点か
ら現時点までに亘り使用された打込み球又はアウト球の
個数と、獲得賞球の個数を、加減演算処理、正負変換処
理及び表示変換処理に基いて正負の何れかの数値を以て
数値表示装置に制御表示し得、その表示数値を見て遊技
球の増減状況が確認できる。
〔実施例〕
本発明にかかるパチンコ式遊技機の遊技球制御装置につ
いて、本例では、実施の対象とされるパチンコ機の各型
式毎に合せて構成された好適な第1.第2第.第3の遊
技球制御表示装置を提示しており、図面参照して説明す
る。
〔第1実施例〕 第1図及び第2図に例示される第1のパチンコ機を要約
すると、外枠lに対する前枠2の前面に、ガラス扉3及
び開閉支板4が装着されており、この開閉支板4の前面
と、前枠2の下部に固定された支盤7の前面に、上下の
球受け皿6.9が、当該の道口5.8に合せて設置され
ている。そして打球発射装置10と、開閉支板4の内側
にセントされた球送り装置11との協動に従い、上球受
け皿6内の遊技球を1個ずつ発射レール12へ送込み、
そして遊技盤13に向けて発射し得る。
上記前枠2の内側に着脱交換自在にセントされた上記遊
技盤13では、打込み球用のアウトロ14が形威される
他に、入賞成立手段としてセンタ一人賞装置15と、入
賞口が一定広さとされた入賞具16と、セーフ球により
開閉変化される連動入賞臭17と、電動入賞装置20を
作動するための作動入賞具18等が配置されている。た
だし電動入賞装置20は、作動入賞具l8内のスイソチ
19の入球検出信号に基いて制御作動される裏面の電磁
ソレノイド21により、入賞領域が一定時間開放されて
特別遊技状態を発生するようになっている。なお遊技盤
l3の裏側には、上記人賞成立手段で発生したセーフ球
用の通路を区画形威した集合カバー22が取着され、ま
た各種の電気的部品にかかる中継基盤C1が設置されて
上記スイソチl9及び電磁ソレノイド21が、接続され
る(第4図参照)。
一方前枠2の裏側に装備されるセント機構盤Mでは、ア
ウトロl4に連通された排出路23と、全てのセーフ球
を受入れる集合室24及び排出路25と、そして上記各
球受け皿6.9側に連通される賞球用の排出路26が区
画形成されており、この他に賞球用の貯留タンク27及
び排出樋28内に亘り貯留された賞球を一定多数個単位
で収容して排出し得る賞球排出装置29と、セーフ球の
1個毎の検出入力に基いて駆動されて賞球排出装置29
を1回単位毎に開閉操作する作動装置32、そして各種
電気部品にかかるターミナル基盤02等が装備されてい
る。
なお上記作動装置32には駆動手段として第1電磁ソレ
ノイド33が使用されて七ノト機構盤Mの裏側にセソト
される後述のメイン基盤Cに接続され、また賞球排出装
置29には賞球を多数個と少数個とに排出可能とする制
御弁30を作動ずる第2電磁ソレノイド31が付設され
て前記中継基盤C1を介しメイン基盤Cに接続された例
を示しており(第4図参照)、そしてこれらのソレノイ
ド31.33は、後述の第2検出スイノチ36の検出信
号毎において、ともにメイン基盤Cからの作動信号に基
いて設定タイξングで協動されるものとする。ちなみに
一定多数個の賞球排出例にあって、両ソレノイドの作動
制御については、第2ソレノイド3lが先行駆動して制
御弁30を開放した直後に、第1ソレノイド33が駆動
されて賞球排出装置29を球切り作動する。次いで第1
ソレノイド33が復帰されて賞球排出装置29を元の球
詰め状態に戻した直後に、第2ソレノイド3lが復帰さ
れて制御弁30を戻すように設定されている。
前述した第1のパチンコ機に実施される本例第1の遊技
球制御表示装置では、その設定条件について、遊技に直
接使用された打込み球が、アウト球とセーフ球の何れか
として別個に発生してともに機外へ排出されることから
負(一)分とし、方セーフ球に対し獲得できる一定多数
個の賞球が、遊技者側に排出されることから正(+〉分
として、打込み球と賞球との双方の個数を互いに加減演
算する例とする。
そしてこの設定条件に係る制御表示技術については、そ
の概要として第3.4図に例示されるように、前記セン
ト機構盤Mにおける双方の排出路23.25の集合路3
4内に打込み球用の第1検出スイソチ35が、また排出
路25内に第2検出スイソチ36が夫々設置されてメイ
ン基盤Cの各部に接続されている。そしてメイン基盤C
内では、各スイソチ35.36からの検出信号を受ける
毎に制御プログラムに従ってデータ処理がなされ、その
制御処理に基いて数値表示装237に、遊技球の増減状
況が表示されるように構成されている。なお上記第1及
び第2検出スイソチ35.36 は、ともに球通過型磁
気センサー形式のものが例とされる。
上記数値表示装置37は、第5図に例示されるように表
示基盤38に、5個の表示具39を配置して横長方形の
箱体40内に組込んで構成されたものが例とされ、第6
図に例示されるように箱体単位で表示部材51の中央部
に組込まれて箱体40のレンズ部分40aから数値が透
視し得るようになっており、そして第4図のように前記
中継基盤C1を介しメイン基盤Cに接続されている。な
お全ての表示具39は「7セグメントLEDJが使用さ
れ、デシマルポイント39a(第9図中に例示される丸
いLEDセグメント)が付されている。
そしてこの表示装置37では、全ての表示具39を利用
して5桁の数値が表示可能とされるが、打込み球分につ
いては、常には第5桁目(図示右端から第5番目)の表
示具において「負」を意味する(一)を表示して実質的
には第4桁までの表示具に亘り表示し、5桁以上の数値
は、第4桁目の表示具における上記デシマルボイント3
9a の点灯により「桁上げ」を意味して表示し得る。
一方セーフ球に対し獲得できる賞球分は、「正」を意味
ずるく+)を省略して全表示具に亘り数値表示し、6桁
以上の数値は、第5桁目の表示具のデシマルポイント3
9aの点灯により「桁上げ」を意味して表示し得るとす
る。
そして遊技球増減状況の制御処理については、第7図に
ブロンク的に例示されるように夫々の処理過程を含むプ
ログラムに基いてなされる。すなわち前記第1検出スイ
ソチ35からの打込み球検出信号を入力して累計する第
1の累計処理部41と、前記第2検出スイソチ36から
のセーフ球検出信号を入力して賞球個数に換算する換算
処理部42と、この換算処理部42のデータを受けて一
定個数毎に累計する第2の累計処理部43と、第1及び
第2の累計処理部4L43からの正負のデータを受けて
加減演算する加減演算処理部44と、この加減演算処理
部44からのデータを受けて数値「0」未満の場合には
打込み球分の負を意味する「一」に、また11 「0」より大きい場合には賞球分の正を意味する「+」
に夫々変換する正負変換処理部45と、この正負変換処
理部45からのデータを受けて数値表示データに変換す
る表示変換処理部46と、を含み、これらの処理部での
処理に基いて数値表示装置37に数値が加減表示される
。ただし賞球については、全てのセーフ球の1個毎に獲
得できる一定多数個をl3個の例とした場合、「セーフ
球1個対賞球13個」の条件で換算累計とする。
前記表示部材5″iは、前枠2の正面上にビス止め固定
されるもので、第6図のように長手力向に配置された各
色(例えば緑、赤)のカバー状のレンズ52.53に、
発光表示手段つまり遊技中に発生される前述した特別遊
技状B(前記電動入賞装置20の開放状態をいう〉を点
灯又は点滅の状態で表示するための第1ランプ54と、
前枠2前面のガラス扉3の開放状態時及び不正行為時(
磁石の使用時)に点灯表示するための第2ランプ55が
配置されている。そして第4図のように各第1ランプ5
4は、中継基盤C1の一端に接続され、また第2ランプ
l2 55は、前記ターミナル基盤C2の一端に接続されてい
る。ただし第2ランブ55の点灯にかかる検出入力手段
として、前記ガラス扉3に対応して配置された開放検出
スイソチ56及び遊技盤13の裏側等に配置さた不正(
磁石)検出スイソチ57は、ともにターミナル基盤C2
の一端に接続されてランプ回路に接続されている。ちな
みに前述した電気的各部品の接続手段には、通常のハー
ネス(図示しない)が利用される。
前述のメイン基盤C及び中継基盤Clにおける制御シス
テムは、第8図にブロソク的に例示されるとおりであり
、ラム(RAM)及びセーフ球用の記憶部等を内蔵した
中央演算処理装置61と、ロム(ROM)62が組込ま
れる他に、発振分周回路63、前記各スイソチの人力バ
ソプアー回路64、出力バソプア一回路65、制御回路
66、前記各電気部品の駆動回路67及び電源回路68
等が構成されており、そして前記第2検出スインチ36
からの入力を一旦記憶してこれに基いて賞球排出装W2
9側及び作動装置32側の各ソレノイド31.33を作
動制御する一方、第1及び第2検出スイソチ35.36
からの入力を前述の制御プログラムに従い処理して数値
表示装置37に表示し得、また第1.第2ランプ54.
55を点灯制御し得る。
なお第4.8図中69は前記数値表示装置37に表示さ
れた数値を消去するためのリセソトスインチを示す。ち
なみにこのスイソチ69は、遊技店の管理者により操作
されるものとし、例えば遊技機の裏側の所要部位に設置
されているとする。そして操作の便宜上、遊技機の前枠
2の所要部位に設けた小孔(図示しない〉から操作杆を
挿入してスイ・7チ69が操作できるようにしてもよい
前述のように構成された本例第1の遊技球制御表示装置
では、電源投入時状態において、数値表示装置37の全
ての表示具39に「0」が表示されており、このもとで
前記第1のパチンコ機での遊技の開始時から現時点まで
に使用された打込み球Bと、セーフ球Sを個々に検出し
て第7図の制御プログラムにおいて処理して表示する。
すなわら打込み球分は、第1スイソチ35からの検出入
力の全個数が第1の累計処理部41で累計され、そのデ
ータが負(一)として加減演算処理部44に送られ、一
方セーフ球分は、第2スイソチ36からの検出入力の全
個数が換算処理部42で賞球個数として換算されて第2
の累計処理部43で累計され、そのデータが正(+)と
して加減演算処理部44に送られる。
そしてこの加減演算処理部44において、上記打込み球
分と、賞球分との加減演算処理がなされ、そのデータが
正負変換処理部45に送られてrOJ を基準とした正
負の符号に夫々変換処理された後、表示変換処理部46
で個数を表す数値データに変換され、最終的には前枠2
正面の数値表示装置37に、打込み球分と賞球分との加
減に基く遊技球の増減状況が数値を以、て常に連続して
表示される。
ちなみにパチンコ遊技にあっては、−i的には開始時か
ら暫くの間又はある遊技時間帯において、全ての打込み
球の内訳を見ると、セーフ球Sに比してアウト球Oの方
が多く発生し易い状況が続く。このためアウト球の優先
的発生状況下にあって、数値表示装置37では、打込み
球Bの全個数が15 「一」の符号を以て順次加算して表示される。
従って当該遊技者は、表示数値を見ることにより、現時
点までの遊技状況つまり実質の打込み球の個数を正確に
判断することができる。
一方上述した遊技継続中にあって、特別遊技状B(遊技
盤13の作動入賞具18内のスイッチ19からの入球検
出信号に基いて電動入賞装置20が設定時間開放された
状態)が繰返し発生した場合には、この状態中の打込み
球Bの遊技結果において、アウト球Oの発生個数が少な
い反面、電動入賞装置20に入賞したセーフ球Sの発生
個数が多くなり、当該の検出スイソチで1個ずつ検出さ
れて機外へ排出される。
斯るセーフ球優先発生状況にあって、メイン基盤Cでは
、第1及び第2検出スイソチ35.36からの検出信号
が入力される毎に、第7図の制御プログラムにおいて、
前述と同様に負の打込み球分と、正の賞球分との各デー
タの必要な処理をなす。
この結果数値表示装置37において、先の打込み球分に
新たな打込み球が加算されて「一」表示され16 る一方、賞球換算個数である数値が「13Jずつ減算表
示され、そして多くのセーフ球が発生したことにより、
賞球分が打込み球分より多くなった時点つまり「0」 
より大きくなった時点で、数値表示装置37の第5番目
の表示具39に表示されていた「」が消されて賞球分の
数値のみが表示される。
前述した遊技球増減状況の制御表示について、具体的な
数値を代入して例記してみよう。例えば遊技者が手持ち
球1500個」を持って遊技を開始した前提にあって、
打込み球1400個」の使用時点において、セーフ球「
10個」が発生した場合、獲得賞球1130個」である
から、(−400 +130 3の加減演算に従ってこ
の時点の数値表示装置37にはr270Jが表示される
(第9図(a)参照)。そして球受け皿S内の手持ち球
は、当初の手持ち球分から打込み球分を減算して獲得賞
球分を加算した数(500 −400 +130 =2
30 )であり、また遊技現時点の残り手持ち球に獲得
賞球分を加算した数でもある。
そして遊技の進行にあって、上記手持ち球1230個J
から打込み球1200個」の使用時点までにおいて、前
述の特別遊技状態が発生した結果、セーフ球「100個
」が発生した場合、獲得賞球rl300個」であるから
、(−270 −200 +1300)の加減演算に従
って数値表示装置37にはrEl30J が表示される
(第9図(b)参照)。この「830個」は、当初の手
持ち球1500個」分とは別に、遊技の報償として獲得
できた賞球の増加分であり、手持ち球は、当初の手持ち
球分から打込み球分を減算して獲得賞球分を加算した数
( 500−400 +130 −200 +1300
一1330)であり、また遊技現時点の残り手持ち球に
獲得賞球分を加算した数でもある。
〔第2実施例〕 本例第2の遊技球制御表示装置が実施される第2のパチ
ンコ機では、前記第1のパチンコ機と同様な基本構成を
具備する前提にあって、セーフ球に対し獲得できる賞球
が異数個形態とされた型式であり、その概要として第1
図.第2及び第10図に例示されるように、遊技盤工3
上における2個の作動入賞具18で発生したセーフ球(
以下特定セーフ球ともいう)に対し一定少数個の賞球が
獲得でき、これ以外の全ての入賞具及び入賞装置で発生
した通常のセーフ球に対し一定多数個の賞球が獲得でき
るように設定される。そして特定セーフ球S1は、当該
作動人賞具18のスイソチ19で検出された以降、遊技
盤l3の裏面に形成された通路13aからセント機構盤
Mのアウト球用排出路23を通り、通常セーフ球Sは、
前例と同様に集合室24から排出路25内の第2検出ス
イソチ36で検出される。そして上記アウト球Oと特定
及び通常のセーフ球S1.Sを合せた全ての打込み球B
は、集合路34内の第1検出スイッチ35で1個ずつ検
出されて機外へ排出される。
一方賞球の排出態様については、前記メイン基盤Cの制
御に基いて、第2検出スイソチ36からの通常セーフ球
検出信号の1個毎に対し、前例と同様に作動装置32及
び賞球排出装置29における夫々の電磁ソレノイド33
.31 の協動に従い、一定多数個が排出され、一方前
記各スイソチ19からの特定セーフ球検出信号のl個毎
に対し、双方のソレノl9 イド33.31逆タイ逅ング設定作動に従い、一定少数
個r7J が排出されるように設定されている。なお一
定少数個の賞球排出では、第1ソレノイド33が先行駆
動されて賞球排出装置29を球切り状態に作動した後に
元の球詰め状態に戻し、この直後に第2ソレノイド31
が駆動されて制御弁30を一旦開放して賞球排出装置2
9内での球詰めをなし、その後制御弁30を元の閉鎖状
態に戻すように設定されている。
斯る第2のパチンコ機にあって、本例第2の遊技球制御
表示装置では、メイン基盤C内における第11図の制御
プログラムにおいて、特定セーフ球S1と、通常セーフ
球Sと、の各1個に対し獲得できる賞球について、一定
少数個では、「特定セーフ球1個対賞球7個に、また一
定多数個では、「通常セーフ球対賞球13個」の条件で
区分して換算累計される。そして打込み球の遊技結果に
おいて、アウト球と、特定セーフ球及び通常セーフ球が
、様々な展開で発生する状況にあって、遊技球の増減状
況を数値表示装置37に表示する。
20 すなわち全ての打込み球分が、第1検出スイソチ35で
1個ずつ検出される毎に、第1の累計処理部41で累計
されて負(一)として加減演算処理部44に入力される
一方、特定セーフ球S1及び通常セーフ球が、個々のス
イソチ19.36で検出される毎に、換算処理部42で
一定の少数個及び多数個に換算されて第2の累計処理部
43で個々に累計されて正(+)として加減演算処理部
44に入力されて演算処理される。そしてこの打込み球
分と賞球分との処理データが正負変換処理部45に送ら
れて「0』を基準として正負の符号に夫々変換処理され
た後、表示変換処理部46で個数を表す数値データに変
換され、最終的には数値表示装置37に、打込み球分と
獲得賞球分との加減状態が、数値を以て常に連続して表
示される。
斯る遊技球の増減状況にかかる表示制御について、具体
的な数値を前例と同様に代入して例記してみよう。例え
ば手持ち球r500個」で遊技を開始してその内の打込
み球「400個」の使用時点において、特定セーフ球と
通常セーフ球が「5個」ずつ発生した場合、夫々の獲得
賞球「35個.65個」であるから、(− 400+1
00 )の演算に従って数値表示装置37にはr−30
01が表示される(第12図(a)参照)。そして手持
ち球は、当初の手持ち球分から打込み球分を減算して獲
得賞球分を加算した数(500 −400 +100 
=200 ) T:あり、また遊技現時点の残り手持ち
球に獲得賞球分を加算して数でもある。
そして遊技の進行にあって、上記手持ち球1200個]
から打込み球118o個」 の使用時点までにおいて、
前記特別遊技状態が発生した結果、特定セーフ球rlQ
個ノ.通常セーフ球「70個』が夫々発生した場合、夫
々の換算賞球r70個.910個」であるから、(−3
00 −180 + 980)の演算に従って数値表示
装置37にはI5001 が表示される(第12図(b
)参照)。この「500個」は、遊技者が当初の手持ち
球「500個」分とは別に、遊技の報償として獲得でき
た賞球の実質増加分であり、手持ち球は、当初の手持ち
球分から打込み球分を減算して獲得賞球分を加算した数
(500 −400 +100 −180  +980
一10003であり、また遊技現時点の残り手持ち球に
獲得賞球分を加算した数でもある。
〔第3実施例〕 第3のパチンコ機は、前記第1のパチンコ機と同様な基
本構成を具備する前提にあって、第13図に例示される
ように打込み球の遊技結果において発生したアウト球O
を、セット機構盤Mにおける排出路23の上流内の第1
検出スイソチ35で検出し、通常セーフ球Sを、排出路
25内の第2検出スイソチ36で検出し、また特定セー
フ球Slを、遊技盤13における各作動入賞具l8内の
スイソチ19で検出する型式を例示する。
従ってこのパチンコ機に実施される本例第3の遊技球制
御表示装置では、アウト球分と賞球分とを加減演算する
例とし、第14図のプログラムに例示されるように、ア
ウト球分の検出信号を第1の累計処理部41で累計する
一方、夫々のセーフ球の検出信号を換算処理部42にお
いて獲得できる賞球の正味個数(通常セーフ球1個対賞
球12個.特定セーフ球1個対賞球6個)に換算して第
2の累計23 処理部43で累計し、そして双方の累計データを加減演
算処理部44で演算処理して以降、正負変換処理部45
、表示変換処理部46で順次処理して数値表示装置37
に遊技球の増減状況を数値表示するように構成されてい
る。
ちなみに第3の遊技球制御表示態様にあって、前記第1
のパチンコ機の場合を置換えて観ると、手持ち球150
0個」の内打込み球r40’o個」の使用時点において
、アウト球「390個」、通常セーフ球110個」が夫
々発生した場合、正味賞球「120個」あるから、c〜
39(1 +120 )の演算に従って数値表示装置3
7にはr − 270Jが表示され、また手持ち球は2
30個となる。そして遊技の進行にあって、上記手持ち
球「230個」から打込み球1200個Jの使用時点ま
でにおいて、特別遊技状態が発生した結果、セーフ球r
lO’o個jが発生した場合、正味賞球「1200個」
であるから、( −270 − 100 + 1200
)の演算に従って数値表示装置37にはr 830Jが
表示され、手持ち球はr 1330個」となる。
一方前記第2のパチンコ機の場合を置換えて観24 ると、手持ち球『500個」の内打込み球1400個」
の使用時点において、アウト球1390個」.特定セー
フ球及び通常セーフ球が「5個」ずつ発生した場合、夫
々の正味賞球「35個.65個」であるから、(−39
0 + 90 )の演算に従って数値表示装置37には
r − 300J IJ<表示され、手持ち球は200
個となる。そして遊技の進行にあって、上記手持ち球「
200個Jから打込み球「180個」の使用時点までに
おいて、特別遊技状態が発生した結果、アウト球110
0個」.特定セーフ球「10個」.通常セーフ球「70
個」が夫々発生した場合、夫々の正味賞球r60個,8
40個」であるから、(−300 −100 →900
〕の演算に従って数値表示装置37にはr 5001が
表示され、また手持ち球はrl000個」となる。
ナオ前述した第1.第2.第3のパチンコ機において、
当該遊技者による遊技が終了した以降においては、遊技
店の管理者がリセソトスイッチ69を操作することによ
り、前記数値表示装置37に表示されていた数字が消去
されて全て「0」に復帰される。
〔変更例〕
本発明が対象とする遊技球の増減状況のIllall表
示技術については、遊技媒体及び褒賞媒体にパチンコ球
が使用されるものにあって、図柄の組合せ結果において
人賞成立の有無が判定される型式の遊技機においても勿
論実施できる。ちなみにこの種遊技機の代表例の一っで
あるアレンジパチンコ機の場合では、lゲーム一定個数
の遊技球使用条件にあって、毎回のゲームにおいて使用
される一定個数分(16個)の打込み球分を負(−)と
し、打込み球の入球結果において、図柄の組合せによる
入賞が成立された場合において獲得できる賞球分を正(
+)として双方のデータを加減演算処理して数値表示装
置に表示するように設定すればよい。なお斯る制御表示
例にあっては、毎回のゲーム終了毎において打込み球と
獲得賞球とを合せた遊技球の増減状況を表示してもよい
何れの制御表示例にあっても、打込み球、アウト球、セ
ーフ球について一定個数単位(例えば5個.10個)毎
に検出し、これに基いて遊技球の増減状況を制御表示し
てもよい。また個々の球分にかかる検出信号及び換算処
理データを、直接加減演算処理部に入力して処理するよ
うにしてもよい。数値表示装置37は遊技盤13側あ1
いは球受け皿側に設置してもよい。そしてその表示態様
について、例えば負(一〉分を「赤色」性(→−)分を
「緑色」としたり、あるいは負(−)分のみを第図中の
表示具 におけるデシマルボイント39aの点灯を利用
して表示するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
前述した実施例説明から理解できるように本発明の遊技
球制御表示装置では、当該のパチンコ式パチンコ遊技機
での遊技に直接使用された打込み球又はアウト球分を負
とし、セーフ球等による入賞成立時に対する獲得賞球分
を正として、双方を加減演算して数値表示装置に数値的
に表示し得るものであるから、遊技中における遊技球の
増減状況が一目で正確に確認することができ、またその
表示数値に基いて遊技現時点における手持ち球の個数が
把握できる。これにより遊技者に対するサ27 一ビス性が向上し得るとともに、遊技球の増減状況にか
かる不満も解消し得、そしてパチンコ遊技の興趣を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図及び第2図は
第1のチンコ機の基本構成を略示する正面図及び背面図
、第3図は打込み球とセーフ球にかかる夫々の排出経路
及び検出例を略示する背面図、第4図は遊技球の制御表
示にかかる電気的系統を略示する結線図、第5図は数値
表示装置を分解して示す斜視図、第6図は数値表示装置
の実施態様を略示する正面図、第7図は本例第1の遊技
球制御表示にかかるプログラムをブロソク的に示す説明
図、第8図は電気制御システムの接続状態をブロソク的
に示する説明図、第9図(a.b)は遊技球の増減状況
を数値表示した説明図、第1O図は第2のパチンコ機に
おける打込み球とセーフにかかる排出経路及び検出例を
略示する背面図、第11図は本例第2の遊技球制御表示
にかかるプログラムを示す説明図、第12図(a.b)
は遊技球の増減状28 況を数値表示した説明図、第13図は第3のパチンコ機
におけるアウト球とセーフ球にかかる排出経路及び検出
例を略示する背面図、第14図は本例第3の遊技球制御
表示のプログラムを示す説明図である。 l.外枠      2.前枠 3.ガラス扉    6,球受け皿 10.打球発射装置  11.球送り装置13.遊技盤
     14.アウトロ15.16. 17.1B.
20.人賞戒立手段19.スイソチ    23.排出
路 25.排出路     29.賞球排出装置32.作動
装置    34.集合路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)遊技媒体及び褒賞媒体にパチンコ球が使用される遊
    技機であって、打込み球を検出する第1検出手段と、上
    記打込み球の遊技結果において発生した入賞成立を検出
    する第2検出手段と、この第2検出手段からの検出入力
    を入賞成立条件に対し獲得できる相応な賞球個数に換算
    する換算処理部と、上記第1検出手段からの検出入力分
    を負とし、上記換算処理部からの換算入力分を正として
    双方のデータを演算する加減演算処理部と、この加減演
    算処理部からのデータを数値「0」を基準にして正負に
    変換する正負変換処理部と、この正負変換処理部からの
    データを数値表示データに変換する表示変換処理部と、
    この表示変換処理部からの処理データに基いて打込み球
    分と賞球分との加減に伴う遊技球の増減状況を数値を以
    て遊技者側に表示し得る数値表示装置と、を備えて構成
    されてなるを特徴とするパチンコ式遊技機の遊技球制御
    表示装置。 2)打込み球の遊技結果において発生されたアウト球と
    セーフ球とを別々に検出する第1及び第2検出手段と、
    上記第2検出手段からの検出入力をセーフ球1個に対し
    獲得できる賞球正味個数に換算する換算処理部と、上記
    第1検出手段からの検出入力分を負とし、上記換算処理
    部からの換算入力分を正として双方のデータを演算する
    加減演算処理部と、この加減演算処理部からのデータを
    数値「0」を基準にして正負に変換する正負変換処理部
    と、この正負変換処理部からのデータを数値表示データ
    に変換する表示変換処理部と、この表示変換処理部から
    の処理データに基いてアウト球分と賞球正味分との加減
    に伴う遊技球の増減状況を数値を以て遊技者側に表示し
    得る数値表示装置と、を備えて構成されてなるを特徴と
    するパチンコ式遊技機の遊技球制御表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0994340A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Fuji Shoji Kk 弾球遊技機
JP2010063786A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Glory Ltd 表示システムおよび表示装置
JP2014012128A (ja) * 2012-06-05 2014-01-23 Takao Co Ltd 封入式遊技機

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