JPH03105046A - ノッキング制御回路の故障検出方法 - Google Patents

ノッキング制御回路の故障検出方法

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JPH03105046A
JPH03105046A JP23962789A JP23962789A JPH03105046A JP H03105046 A JPH03105046 A JP H03105046A JP 23962789 A JP23962789 A JP 23962789A JP 23962789 A JP23962789 A JP 23962789A JP H03105046 A JPH03105046 A JP H03105046A
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JP
Japan
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peak hold
circuit
conversion
value
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JP23962789A
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Inventor
Seigo Tanaka
誠吾 田中
Minoru Tachibana
実 立花
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Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ノックセンサの出力をピークホールドしてからA/D変
換するノソキング制御回路の故障検出方法に関し、 ピークホールド回路のリセット系の故障を検出すること
を目的とし、 ノックセンサの出力をゲート回路で時間制限してピーク
ホールド回路に入力し、その出力をA/Dコンバータで
デジタル値に変換してcPUに入力するノッキング制御
回路の故障検出方法において、該CPUは前記ゲート回
路のオン/オフ、前記ピークホールド回路のリセット、
および前記A/DコンバータのA/D変換開始時期をそ
れぞれ制御し、該ピークホールド回路のリセット前にピ
ークのA/D変換を指示し、またリセット後にフェイル
のA / D i tAを指示し、該フエイルのA/D
変換値が一定値以上のときは該ピークホールド回路のリ
セット系の故障と判定するよう構戊する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はノックセンサの出力をピークホールドしてから
A/D変換するノッキング制御回路の故障検出方法に関
する。
エンジンの発生トルクは点火タイミングを上死点(TD
C)より進角側に移すことで増大するが、点火進角を大
きくし過ぎるとノッキングが発生し易くなる。ノック制
御システム(KCS)はノッキングが発生した場合に点
火タイミングを遅角側に戻したり、燃料噴射量を増加さ
せる等してノッキングが継続しないようにしてエンジン
を保護する。このシステムの有効性は、ノッキングを検
出するノックセンサから該センサの信号を処理するCP
Uまでの系全体が正常に機能している場合に限られるの
で、各部の故障検出機能を同時に備えることが望まれる
〔従来の技術〕
第4図は燃料噴射制御方弐のエンジンシステムの実例を
示している。図中、1はエンジンで、その付近にスパー
クプラグ2とインジエクタ3が配置される。このエンジ
ンlの吸気系から排気系にかけて吸気温センサ4、スロ
ットルボジシゴンセ?サ5、バキュームセンサ6、クラ
ンク角センサ7、水温センサ8、0■センサ9、排気温
センサlO等が配置される。
l1はスパークプラグ2の点火制御とインジェクタ3の
噴射制御等を行うエンジン・コントロール・コンピュー
タで、その入力には上述したセンサ4〜IOの他に車速
センサ12、ニュートラル・スタート・スイッチ(A/
T車の場合)13、エアコン(A/C)14、スタータ
l5、バッテIJ 1 6、ノックセンサ5l等がある
このコンピュータ11はイグナイタl7を通してスパー
クプラグ2を制御する。この他に排気温が異常に上昇し
たら排気温警告ランプl8を点灯し、またアイドル回転
数を安定させるために、スロットルl9を迂回するアイ
ドル回転数制御用バルブ20の開度を制御する。燃料ボ
ンプ21を駆動するためにサーキット・オープニング・
リレー22に通電するのも制御内容の1つである。
第5図は第4図の燃料噴射制御系をブロック化して示し
たものである。コンピュータ1lはCPU31を中心に
アナログ入力用のインタフェース32とデジタル入力用
のインタフェース33を備え、インタフェース32で取
り込んだ信号はA/Dコンバータ34でデジタル化して
CPU3 1に入力する。
CPU3 1はメモリ35を備え、定電圧電源36で動
作する。37は排気温センサ10の出力から排気温が異
常値に上昇したか否かを検出する回路、38は該異常値
に達したとき排気温ランプl8を点灯させる駆動回路、
該はインジェクタ3、リレー22、バルブ20、イグナ
イタl7を制御する各信号の出力インタフェースである
。インジェクタ3の数は気箇数に対応し、6気筒では#
l〜#6の6本である。
KCSはノックセンサ51,A/Dコンバータ34、C
PU3 1を用いて構戒される。ノックセンサ5lの出
力はノック信号の他に点火ノイズやインテークおよびエ
キゾーストの各バルブノイズ等を含む。この種のノイズ
はノック固有の周波数帯域のフィルタを用いても通過し
てしまうため、時間的に除去する必要がある。一般にノ
ック信号は上死点(TDC)付近で発生するため、TD
Cを基準にゲート制御すればノック信号だけを抽出でき
る。また点火時期を基準にゲート制御を行う方法もある
。この種のゲート制御は時間またはクランク角を用いて
行う。
第6図はA/Dコンバータ34の前段にゲート回路を設
け、それをCPU3 1でオン/オフ制御する処理の一
例を示す説明図である。同図(a)はTDCタイミング
で起動される割込処理である。この処理では先ずステッ
プSllで180’CA(CAはクランク角〉に相当す
る時間T180を12分の1にしてl5゜CA分の時間
Dを求める。
次いで、このDに割込時刻つまりTDC時刻を加えた値
をゲートONの予定時刻としてコンベアレジスタCOM
Pにセットする。次のステップ313では予定時刻でゲ
ート制御用ボートをONにするデータ1を出力レジスタ
にセットする。ステップS11,S12によるセットは
(C)の矢印のに示すように、TDCからl5“CA後
にゲートをONにすることを意味する。
やがてゲートONの予定時刻になるとタイマ一致による
割込要求信号が発生し、ボートのレベルを規定する出力
ラッチに出力レジスタのlが書込まれ、同時に(ロ)の
ルーチンが起動される。このときは出力レジスタ=1で
あるので、ステップS21からステップS22へ分岐す
る。ここでゲート系の故障を検出するためにボートの実
際の状態を調べ、Hであれば正常なのでステップS23
,S24でゲー}OFFの予定時刻をセットする。本例
ではゲートOFFをTDC後90゜CAとしているので
、ステッフ゜323で90’CAに相当する時間D=T
 1 8 0/2を求める。そして、ステップS24で
TDC割込時刻にDを算して予定時刻を求め、これをC
OMPにセットする。これは(C)の矢印■に相当する
。次いでステップS25でゲートをOFFにするOを出
力レジスタにセットしておく。
やがてゲー}OFFの予定時刻になると再びタイマ一致
の割込要求信号が発生し、出力レジスタの0が出力ラッ
チに取込まれ、同時に(b)のルーチンが起動される。
このときは出力レジスタがOであるのでステップ321
からステップS26に分岐する。ここでもゲート系の故
障を検出するためにボートの実際の状態を調べ、Lであ
れば正常なのでステップS27で正常モード処理を行う
これに対し、ステップS22でボートがLと判断された
とき、またはステップ326でボートがHと判定された
ときはいずれも異常なのでステップ32Bの故障モード
処理を行う。
ステップS27の正常モード処理は例えば点火進角を可
変してノックを起こさない最大トルクを実現するフィー
ドバック制御である。これに対しステップS28の故障
モード処理は点火進角を最大遅角側に固定し、トルクを
多少犠牲にしてノックを確実に防止するフエイルセイフ
の措置である。
このようなフェイルセイフはノックセンサ51の故障に
対しても講しられる。例えば特開昭60128973号
公報では、A/Dコンバータの出力を2種類の区間に分
け、ノック信号の生起し易いノツク判定区間のA/D変
換値はノック判別に使用し、該ノック判定区間以外の区
間のA/D変換値をノックセンサのフェイル検出に使用
している。後者はA/D変換値が一定値以下のときにセ
ンサフェイルと判定するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、ノックセンサの出力を常時A/D変換してC
PUに取込む方法では、CPU内の処理が煩雑になるだ
けでなく、多くのメモリ領域を使用する。そこで、A/
Dコンバータの前段にピークホールド回路を設け、その
ピーク値だけをA/D変換してノック判定する簡易なK
CSもある。
このピークホールド回路は前述したゲート回路の後段に
設置され、ゲートONの期間に保持したピーク値をA/
D変換後にリセットし、次のゲートONに備える。
この様なピークホールド回路を用いるKCSではリセッ
ト系が故障してピーク値をリセットできなくなると、故
障前に保持したピーク値をその後繰り返しA/D変換す
るため、そのままフィードバック制御を続けるとノック
が発生していないのに遅角したり、逆にノックが発生し
ているのに遅角しない不都合が生ずる。
本発明はこのようなピークホールド回路のリセット不良
を簡単に検出できるようにするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の構戒図で、5lはノックセンサ、52
はノック固有の周波数またはその高調波の通過帯域を有
するバンドバスフィルタ(BPF)、53は例えば上死
点(TDC)を基準に一定のクランク角区間(例えばA
TDCl5゜CA〜90゜CA)だけONになるゲート
回路、54はゲート回路53の出力のピーク値をホール
ドするピークホールド回路、34はピークホールド回路
54の出力をA/D (アナログ/デジタル)変換する
A/Dコンハー夕である。3lは各種の制御を行うCP
Uで、ここではゲート回路53のオン/オフ制御、ピー
クホールド回路54のリセット、A/Dコンバータ34
のA/D変換開始指示、点火制御等を行うものとして示
してある。
(作用) 第2図は第1図の動作波形図で、(a)は正常時、(b
)はピークホールド回路54のリセット系故障時である
ノックセンサ5lの出力はBPF5 2を通過し、ここ
でノック信号以外の波形が極力除去される。
しかし、点火ノイズやバルブノイズ等はBPF52を通
過してしまうので、ゲート回路53によってノック信号
だけをタイミング的に区分して抽出する。このゲート回
路53の制御は例えば第6図で説明した通りである。ピ
ークホールド回路54はゲート回路53を通過したノッ
ク信号の波形を順次取込み、その最大振幅値(ピーク値
)を保持する。CPU3 1によるピークホールド回路
54のリセットは、ピークのA/D変換を行った後に行
われ、次にゲートONにする直前までリセット状態とし
ておく。
ピークホールド回路54をリセットすると、その出力(
ピーク電圧)はOvに近い値に低下する.但し、これは
(a)のようにリセット系が正常である場合に限られ、
リセット系が故障しているときは(b)のようにゲー}
ON時のピーク値を保持している. そこで本発明では、リセットタイ旦ングを経過した後の
ピーク電圧を再びA/D変換し(これをフエイルのA/
Dと呼ぶ)、そのA / D 値が一定値以下であれば
正常、該一定値を越えていればピークホールド回路のリ
セット系故障と判定する。
この一定値はOVに近い値である。
〔実施例〕
第3図は本発明の一実施例を示すフローチャートである
。本例は第1図のシステム構或を基礎としている。同図
のCPU3 1は第2図(a)に示すようにTDCより
進角側で点火し、その後TDCになると第6図の手順で
ゲート回路53のO N/OFFを制御し、実際にゲー
トOFFのタイ旦ングになるとゲート回路53をOFF
すると共に第3図(a)のルーチンを起動する。このゲ
ートOFF時の処理はピークのA/D開始をA/Dコン
バータ34に対し指示するステップAIだけの簡単なも
のである。
このA/D変換が完了するとA/Dコンバータ34から
終了信号が出力されるので、CPU3 1は(b)のル
ーチンを起動し、ステップBlでピークのA/D値を読
込む。次に適当なタイミングになるとステップB2でリ
セット信号を反転し(第2図(a)の例では立下り)、
ピークホールド回路54のピーク値をリセットする。こ
のリセット処理でピークホールド回路54のピーク値が
実際にリセットされたか否かを&I認するため、次のス
テップB3を適当なタイミング(ピークのリセットから
次のピークホールド開始までの間)で実行する。
このステップB3はフェイルのA/D開始をA/Dコン
バータ34に指示する処理である。
このフェイルのA/Dが終了するとA/Dコンバータ3
4から再び終了信号が出力されるので、CPU3 1は
(C)のルーチンを起動する。このルーチンの最初のス
テップCtはフエイルのA / D {iを一定値と比
較する処理である。ここでA/D値が一定値以下であれ
ば正常であるが、一定値を越えているとリセット系の故
障であるので、ステップC2の故障モード処理を行う。
この処理内容は第6図(b)のステップ328と同じで
よい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、ノックセンサの出力
をピークホールドしてからA/D変換tるノッキング制
御回路において、ピークボールド回路のリセット系(リ
セット回路、リセット信号線、CPUの制御ポート等)
の故障を検出できるようにしたので、該ピークホールド
回路のピーク値に基づき点火進角等をフィードバック制
御するシステムで、該ピーク値のリセット不良に起因す
るノンキングの誤判定、並びに不適正な制御を防止でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の構或図、 第2図は第1図の動作波形図、 第3図は本発明の実施例を示すフローチャート、第4図
はエンジンシステムの一例を示す構或図、第5図は燃料
噴射制御系のブロック図、第6図はゲート制御の説明図
である。 図中、31はCPU,34はA/Dコンバータ、51は
ノックセンサ、52はバンドバスフィルタ、53はゲー
ト回路、54はピークホールド回路である。 出  願  人 出  願  人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ノックセンサ(51)の出力をゲート回路(53)
    で時間制限してピークホールド回路(54)に入力し、
    その出力をA/Dコンバータ(34)でデジタル値に変
    換してCPU(31)に入力するノッキング制御回路の
    故障検出方法において、該CPUは前記ゲート回路のオ
    ン/オフ、前記ピークホールド回路のリセット、および
    前記A/DコンバータのA/D変換開始時期をそれぞれ
    制御し、該ピークホールド回路のリセット前にピークの
    A/D変換を指示し、またリセット後にフェイルのA/
    D変換を指示し、該フェイルのA/D変換値が一定値以
    上のときは該ピークホールド回路のリセット系の故障と
    判定するようにしてなることを特徴とするノッキング制
    御回路の故障検出方法。
JP23962789A 1989-09-14 1989-09-14 ノッキング制御回路の故障検出方法 Pending JPH03105046A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204507A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204507A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置

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