JPH03103435A - 線状の熱可塑性芳香族ポリカーボネート及びその製法 - Google Patents

線状の熱可塑性芳香族ポリカーボネート及びその製法

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JPH03103435A
JPH03103435A JP2189604A JP18960490A JPH03103435A JP H03103435 A JPH03103435 A JP H03103435A JP 2189604 A JP2189604 A JP 2189604A JP 18960490 A JP18960490 A JP 18960490A JP H03103435 A JPH03103435 A JP H03103435A
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Alberto Petri
アルベルト・ペトリ
Sergio Poggio
セルジョ・ポッジョ
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Montedipe SpA
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    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、溶融状態における高度の流動性が付与された
線状の熱可塑性芳香族ポリカーボネートに係る。
ポリカーボネートは、その優れた物理的及び機械的特性
のためよく知られており、これら特性のため、高い衝撃
強さ、高度の寸法安定性及び耐熱性を発揮する製品の製
造に特に適するものである。
戒形技術によるポリカーボネートの加工に当たっては、
270ないし320℃の高温(このような高温によって
、溶融重合体に、該溶融重合体が成形処理に良好に利用
されるために必要な流動性が付与される)の利用が必要
である。しかしながら、得られる流動性では、複雑な形
状の部材を製造することは困難であり、さらに、速かな
成形サイクルを達戒できない。
溶融重合体の流動性の増大は、加工温度を上述の値以上
に高めることによっては達成されず(該重合体の劣化現
象が生ずるため)、溶融重合体の流動特性の改善には、
使用するポリカーボネートの分子量を低減させることか
らなる技術が最も一般的に利用されている。
ポリカーボネートの分子量は、通常、連鎖キャッピング
剤としてモノ官能性のフェノール系化合物(たとえばフ
ェノール、p一第3級プチルフェノール及び2.6−ジ
メチルフェノール)を使用することによって制御される
残念なことには、これら連鎖キャッピング剤を使用して
得られた低減された分子量のポリカーボネートを使用す
る場合、得られる生成物の機械特性(特に衝撃強さに関
連する)が低下する。
この機械特性の低下は、室磨よりも低い温度におけるポ
リカーボネートのぜい性の突然の低下として現われる。
かかる強度の低下は、上述の種類の連鎖キャッピング剤
の代わりに、米国特許第4,269,964号に開示さ
れた如く、アルキル鎖に炭素原子8又は9個を含有する
分枝状アルキルフェノール化合物を使用することによっ
て軽減される。
いずれにしても、上述の連鎖キャッピング剤を使用する
場合には、ポリカーボネートに、従来の連鎖キャッピン
グ剤を使用して得られるものよりも高い流動性を付与す
ることはできない。
これに対してヨーロッパ特許出願第249,882号に
は、炭素数4ないし7のアルキル基を有するアルキルフ
ェノール系の連鎖キャッピング剤の使用が開示されてい
る。
このようにして得られるポリカーボネートは、改善され
た流動性を示すが、同時に熱特性の低下が生じ、その結
果、これらのポリカーボネートから得られる製品の適用
温度範囲が低下する。
発明者らは、一般式(II) (式中、Rは直鎖状又は分枝状C.−4アルキル基、又
は水素原子又はハロゲンであり、R,は水素又はハロゲ
ンである)で表されるもの及び置換基R及びR,を有す
る環が飽和環である相当する化合物の中から選ばれる芳
香族又は脂環式p−ヒドロキシアニリドに属する特殊な
化合物を連鎖キャッピング剤として使用することによっ
て、従来技術の欠点を解消でき、粘度平均分千[10,
000ないし30 , 000を有し、溶融状態におけ
る高度の流動性が付与され、同時に優れた機械特性及び
熱特性を発揮する線状の熱可塑性芳香族ポリカーボネー
トが得られることを見出し、本発明に至った。
従っ・て、本発明の目的は、溶融状態において高度の流
動性を有する線状の熱可塑性芳香族ポリカーボネートに
ある。
本発明の他の目的は、該ポリカーボネートを得る方法に
ある。
さらに詳述すれば、本発明によれば、下記戊分(1)−
(3)から上記ポリカーボネートが得られる。
(1)一般式(1) (式中、Rは単結合、又は置換又は未置換の直鎖状又は
分枝状Ct一Sアルキレン基、又はO,S,SO2、C
Oから選ばれる基であり.XSYは同一又は互いに異な
るものであって、H又はCH,であり;mXnは同一又
は互いに異なるものであって、■ないし4の整数である
)で表される少なくとも1のジヒドロキシ芳香族化合物
(2)カーボネート前駆体 (3)一般式(II) K1 (式中、Rは直鎖状又は分枝状C+−aアルキル基、又
は水素原子又はハロゲンであり、R,は水素又はハロゲ
ンである)で表されるもの及び置換基R及びR1を有す
る環が飽和環である相当する化合物の中から選ばれる芳
香族又は脂環式p−ヒドロキシアニリドに属する少なく
とも1の化合物。
使用可能な一般式(1)のジヒドロキシ芳香族化合物(
1)の例としては、特に、4.4’−ジヒドロキシビフ
エニル、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)一
ブロバン(ビスフェノールA)、2.2−ビス− (3
.5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−メタンがある。
カーボネート前駆体としては、ホスゲン又は炭酸のアリ
ール、アルキル又はアリールアルキルエステル(たとえ
ばジフェニルカーボネート)、又はホスゲンとジヒドロ
キシ芳香族化合物(1)の全量の一部との間の反応によ
って得られる分子m 400ないし2,000のクロロ
ホルミル−キャップ化ポリカーボネートオリゴマーがあ
る。
本発明による連鎖キャッピング剤として使用される芳香
族又は脂環式p−ヒドロキシアニリド化合物(3)は、
有機化学の分野で公知の方法を使用して調製される。
たとえば、p−ヒドロキシアニリンと、式ベ1 (式中、RSR,は前記と同意義である)で表される酸
塩化物又は環が飽和環である相当する化合物との反応に
よって簡単に調製される。この場合の反応は、有機溶媒
(たとえばアセトン)中、温度50ないし60℃におい
て、化学量論量の2倍のp−ヒドロキシアニリン/塩化
アシルのモル比(従って、発生する塩化水素酸が過剰の
アミンと反応する)を使用して行われる。
本発明の目的に特に適するp−ヒドロキシアニリド化合
物の例としては、N−4−クロロペンゾイルーp−ヒド
ロキシアニリン、N−シクロヘキサノイル−p−ヒドロ
キシアニリン、N−ベンゾイル−p−ヒドロキシアニリ
ン、N−4−第3級ブチルベンゾイル−p−ヒドロキシ
アニリン、N−4メチルベンゾイル−p−ヒドロキシア
ニリン、N−3.5−ジクロロベンゾイルーp−ヒドロ
キシアニリンがある。
本発明によるポリカーボネートは、粘度平均分子量10
,000ないし30,000、好ましくは15,000
ないし25,000を有する。
本発明によれば、前記高流動性ポリカーボネートはポリ
カーボネートの生成に当たって一般的に使用される重合
技術の1つに従って、(1)一般式(I)で表されるジ
ヒドロキシ芳香族化合物、(2)カーボネート前駆体、
(3)連鎖キャッピング剤としての一般式(II)で表
される化合物及び置換基R及びR1が結合する環が飽和
環である相当する化合物の中から選ばれる芳香族又は脂
環式p−ヒドロキシアニリド化合物を、(3):(1)
のモル比2:100ないしlo:100、好ましくは3
.5:100ないし7:IQQで反応させることによっ
て調製される。
有利に使用される重合技術の1つは、いわゆる界面重縮
合法と称されているものである。
かかる技術は、アルカリ溶液(たとえば水酸化ナトリウ
ム水溶液)及び水と混和しない有機溶媒(たとえば塩化
メチル)でなる2相系中で重合反応を行うものである。
この場合、ジヒドロキシ芳香族化合物(1)を水相に溶
解し、p−ヒドロキシアニリド連鎖キャッピング剤(3
)を有機相に溶解する。
ついで、ジヒドロキシ芳香族化合物(1)及びp一ヒド
ロキシアニリド化合物(3)を含有する2相系を通して
ホスゲンガスを発泡させ、相間移動触媒(たとえばトリ
エチルアミン)の存在下、温度15ないし25℃、反応
時間20分ないし6時間で反応させる。
本発明の好適な具体例によれば、カーボネート前駆体と
してクロロホルミル−キャップ化ポリカーボネートオリ
ゴマ−(ホスゲンと、ジヒドロキシ芳香族化合物(1)
の全量の一部との間の界面反応によって調製される)を
使用することによってポリカーボネートが得られる。
かかるクロロホルミル−キャップ化オリゴマ−(分子量
400ないし2,000を有する)を水と混和しない有
機溶媒に溶解し、なお界面重縮合技術に従って、連鎖キ
ャッピング剤としてのp−ヒドロキシアニリド化合物(
3)及び相間移動触媒の存在下、残りの量のジヒドロキ
シ芳香族化合物(1)と反応させる。
界面重縮合法以外の方法として、公知の溶液重縮合法に
よっても本発明のポリカーボネートを調製できる。
この場合、ジヒドロキシ芳香族化合物(1)及び連鎖キ
ャッピング剤(3)を含有する塩化メチレン及びピリジ
ンの溶液を通してホスゲンを発泡させる。
さらに、溶融状態におけるエステル交換反応により、エ
ステル交換触媒の存在下、温度100ないし300℃に
おいて、炭酸のジアルキル、ジアリール又はアルキルー
アリールエステルをジヒドロキシ芳香族化合物(1)及
びp−ヒドロキシアニリド化合物(3)と反応させるこ
とによっても生戒できる。
連鎖キャッピング剤としてp−ヒドロキシアニリド化合
物(3)を使用することによって得られた本発明のポリ
カーボネートは、後述の実施例から明らかなように、非
常に高い流動性を示し、中でも室温よりも低い温度で衝
撃強さに関する優れた機械特性を発揮する。
本発明によるポリカーボネートは射出戊形法による成形
に適しており、上述の特性のため、複雑な形状の部材の
製造に当たり有利に使用される。
さらに、該ポリカーボネートでは、迅速な成形サイクル
の達或が可能となり、生産性が増大し、コストの低減が
達或されるとの利点が得られる。
本発明によるポリカーボネートについて下記のテストを
行った。
メルトフローインデックスMFI 溶融重合体の押出し速度(MFI)を、射出戒形した粒
状物について、ASTM D 1231に従い、負荷1
2kg、温度300℃の操作条件下、メルトインデクサ
ーによって測定する。
■皿葺五呈豆1 アイゾット衝撃強さを、ASTM D 256に従い、
23ないし0℃の温度範囲でノッチ付きサンプルについ
て評価する。
ビカー ASTM D 1575(rAJ条件)に従い、この特
性を評価する。
恩1玉一しjユ 固有粘度を、Ubbelhode粘度計により、20℃
、塩化メチレン中で評価し、dQ/gとして表示する。
下記の実施例は単に本発明を説明するためのものであり
、本発明を限定するものではない。
実施例I N−4−クロロベンゾイル一 一ヒドロキシアニ2とZ
辺1生製 不活性ガス雰囲気下で操作して、磁石攪拌機、温度計及
び還流冷却器を具備する4頚フラスコ(250mQ )
に、アセトン120mQに溶解したp−アミノフェノー
ル20 g(183 ミリモル)を充填した。
この溶液に、アセトン30−に溶解した塩化p −クロ
ロベンゾイル16g(91.5ミリモル)を15分間で
滴加し、ついで得られた混合物を沸点に加熱し、この温
度に1時間維持した。
ついで、反応混合物を室温に冷却し、攪拌しながら、脱
イオン水4Qに注加した。
約1時間後、沈殿した生成物を濾過によって回収した。
フィルターケーキを脱イオン水で洗浄し(各500−ず
つで4回)、減圧下、120℃で4時間乾燥させた。
N−4クロロベンゾイル−p−ヒドロキシアニリン21
.5G (収率95%に相当)を得た。
得られた生成物は下記の特性を有していた。
融点(DSC)          250℃酸滴定当
量         248.8〃  (理論値)  
    247.7元素分析 測定値(%): C 62.8  H 4.I  N 
5.5  0146理論値(%): C 63.D  
H 4.I  N S.7  CQ 14.3NMRス
ペクトル分析及び質量分析によって生或物の構造を確認
した。
実施例2 実施例1と同様に操作することにより、p−アミノフェ
ノール2θQ (183ミリモル)及びシクロヘキサノ
イルクロリド13.4 g(91.5ミリモル)を使用
して題記の生戒物を調製した。
N−シクロヘキサノイル−p−ヒドロキシアニリン19
.5g(収率972%に相当)を得た。
融点(DSC)         206℃酸滴定当量
       218.5 〃  (理論値)219.2 元素分析 測定値(%):  C 71.4  H 7.9  N
 6.4理論値(%−’):  C 71.2  H’
 7.8  N 6.4NMRスペクトル分析及び質量
分析によって生戊物の構造を確認した。
実施例3 実施例1と同様に操作することにより、p−アミノフェ
ノール30g(275ミリモル)及び3.5−ジクロロ
ペンゾイルクロリド28.8g(137.5ミリモル)
を使用して題記の生成物を調製した。
N−3.5−ジクロ口ペンゾイルーp−ヒドロキシアニ
リン37.5g(収率96.7%に相当)を得た。
融点(DSC)          232℃酸滴定当
量         280.2〃  (理論値)  
    282 . 1元素分析 NMRスペクトル分析及び質量分析によって生成物の構
造を確認した。
実施例4 N−ベンゾイル−−ヒドロキシアニ1ンの製 不活性ガス雰囲気下で操作して、磁石攪拌機、温度計及
び還流冷却器を具備する4頚フラスコ(500mQ ’
)に、アセトン200mQに溶解したp−アミノフェノ
ール49.6 9 (455 ミリモル)を充填した。
この溶液に、アセトン30−に溶解した塩化ベンゾイル
32 g(227.5 ミリモル)を15分間で滴加し
た。
ついで得られた混合物を1時間還流させた。
室温に冷却させた後、反応混合物を脱イオン水2Qに注
加し、ついで沈殿した生或物を濾取し、脱イオン水で洗
浄し(500mOずつで4回)、減圧下、120’Cで
4時間乾燥させた。
さらに、得られた生或物を、亜粉末l5gを含有する水
及び酢酸の2:1混合物2.5Q中での晶出によって精
製した(着色不純物を除去するため)。
ついで、亜鉛を熱時濾過し、反応生戒物を低温条件下で
沈殿させ、濾取し、脱イオン水で洗浄し、減圧下、12
0℃で4時間乾燥させた。
N−ベンゾイル−p−ヒドロキシアニリン35.3g(
収率72,8%に相当)を得た。
得られた生成物は下記の特性を有していた。
融点(DSC) 酸滴定当量 〃  (理論値) 元素分析 測定値(%):  C 72.9 理論値(%):  C 73.2 221.3℃ 210.7 213 H5.2   N6.7 85.2   N6.6 NMRスペクトル分析及び質量分析によって生成物の構
造を確認した。
実施例5 融点(DSC)         208.6℃酸滴定
当量        262.8〃  (理論値)26
9 元素分析 NMRスペクトル分析及び質量分析によって生戊物の構
造を確認した。
実施例6 実施例4と同様に操作することにより、p−アミノフェ
ノール32.7g(300ミリモル)(アセトン2 0
 0 mQに溶解)及び塩化ベンゾイルの代わりに4−
第3級プチルベンゾイルクロリド29.5 g(150
ミリモル)(アセトン4 0 mQに溶解)を使用して
題記の生或物を調製した。
水/アセトンの1/1混合物(800mQ)を使用して
最終の晶出を行った。
N−4−第3級ブチルベンゾイル−p−ヒドロキシアニ
リン34.5g(収率85.5%に相当)を得た。
実施例4と同様に操作することにより、アセトン200
−に溶解したp−アミノフェノール32.7g(300
ミリモル)及び塩化ベンゾイルの代わりに4−メチルベ
ンゾイルクロリド30.9 g(200ミリモル)(ア
セトン40mQに溶解)を使用して題記の生成物を調製
した。
水/アセトンの1/1混合物(800mQ)を使用して
最終の晶出を行った。
N−4メチルベンゾイル−p−ヒドロキシアニリン40
.6g(収率87.1%に相当)を得た。
融点(DSC)         218℃酸滴定当f
i        226.6//   (理論値)2
27 元素分析 測定値(%):  C 74.4  H 5.7  N
 6.3理論値(%):  C 74.O  H 5.
7  N 6.2NMRスペクトル分析及び質量分析に
よって生成物の構造を確認した。
実施例7 25℃に温度制御したガラス反応器(溶液3Q)に、窒
素流下、ビスフェノールA 84g、N−4クロロベン
ゾイル−p−ヒドロキシアニリン4.01(ビスフェノ
ールAに対して4.4モル%)、水65〇一中に溶解し
た水酸化ナトリウム65.2 g、亜ジチオン酸ナトリ
ウム(着色生戊物の生或を防止するための還元剤として
)20mg及び0.05iリエチルアミン水溶液7 .
 4 mQを充填した。
ついで、塩化メチレン1300mQを添加し、激しく攪
拌しながら、得られた屈合物を通して30分間でホスゲ
ンガス44gを発泡させた。
反応混合物をI)Hll以上に維持するため水酸化ナト
リウム水溶液(20重量%)を添加しながら、反応を2
時間続けた。
その後、反応混合物を塩化メチレン500mQで希釈し
、有機相を分離し、水300m(1(2回)、015N
水酸化ナトリウム800mQ(3回)、水600mQ 
( 2回)、0.1N塩酸800mQ及び最後に中性の
洗液が得られるまで水6 0 0 mQずつで順次洗浄
した。
ついで、有機溶媒を留去することにより重合体を回収し
、乾燥し、粉砕して粉末を得た。
このようにして得られたポリカーボネートの特性を後述
の第1表に示す。
特に、第1表の衝撃強さ(23ないしO0Cの温度範囲
内で測定)に関して、ASTM D 256に従って調
製したサンプル10個に対応する値を報告している。
括弧内の数値は一定の挙動を示すサンプルの数を示す。
実施例8 実施例7の操作法及び反応体量と同じとし、ただしN−
4−クロロペンゾイルーp−ヒドロキシアニリンの代わ
りにN−シクロヘキサノイル−p−ヒドロキシアニリン
3.50g(ビスフェノールAに対して4.4モル%)
を使用して反応を行った。
このようにして得られた重合体の特性を第1表に示す。
実施例9 実施例7の操作法及び反応体量と同じとし、ただしN−
4−クロロペンゾイルーp−ヒドロキシアニリンの代わ
りにp一第3級プチルフェノール2.43g(ビスフェ
ノールAに対して4.4モル%)を使用して反応を行っ
た。
このようにして得られた重合体の特性を第1表に示す。
実施例10 ビスフェノールA及びホスゲンから調製したクロロホル
ミル−キャップ化ポリカーボネートオリゴマ−(数平均
分子m = 690、クロロホルミル末端基= 279
6meq/ kg1ヒドロキシ末端基= 103meq
/kg)286.1gを塩化メチレン12 2 7 m
Qに溶解し、得られた溶液を25℃に温度制御したガラ
ス反応器(容積2.5C!)に窒宋流下で充填した。
ついで、ダブルアンカー形装置によって攪拌しながら(
300rpm)、水酸化ナトリウム25gを含有する水
70mQ,N−4−クロロペンゾイルーp−ヒドロキシ
アニリン13.9g (ビスフェノールAに対して41
モル%)、亜ジチオン酸ナトリウム31mg及び0.0
5N}リエチルアミン水溶液8 mQをかかる順序で添
加した。
40分後、ビスフェノールA 79.5gを含有する水
400mQ,水酸化ナトリウム291g及び亜ジチオン
酸ナトリウム31mgを添加した。
ついで、計量ポンプを使用し、20%(重量)水酸化ナ
トリウム水溶液131.2+nQを10分間で充填した
3時間後、反応混合物を塩化メチレン3Q中に注加し、
ついで、有機相を分離し、水900mQ(2回)、0.
15N水酸化ナトリウム水溶肢1300mQ ( 3回
)、水900mQ ( 2回)、0.IN塩酸1300
m(及び最後に洗液が中性となるまで水9 0 0 m
oずつで順次洗浄した。
有機溶媒を留去することにより重合体を回収し、乾燥し
、粉砕して粉末とした。
このようにして得られたポリカーボネートの特性を第1
表に示す。
実施例11 実施例IOの操作法及び反応体量と同じとし、ただしN
−4クロロベンゾイル−p−ヒドロキシアニリンの代わ
りにN−シクロヘキサノイル−p−ヒドロキシアニリン
12.39(ビスフェノールAに対して4.1モル%)
を添加して反応を行った。
このようにして得られたポリカーボネートの特性を第1
表に示す。
実施例12 実施例10の操作法及び反応体量と同じとし、ただしN
−4−クロロペンゾイルーp−ヒドロキシアニリンの代
わりにN−ベンゾイル−p−ヒドロキシアニリン11.
9g(ビスフェノールAに対して4,1モル%)を添加
して反応を行った。
このようにして得られたポリカーボネートの特性を第1
表に示す。
実施例l3 実施例10の操作法及び反応体量と同じとし、ただしN
−4−クロロペンゾイルーp−ヒドロキシアニリンの代
わりにN−4メチルベンゾイル−p −ヒドロキシアニ
リン12.7g(ビスフェノールAに対して4.1モル
%)を使用して反応を行った。
このようにして得られたポリカーボネートの特性を第1
表に示す。
実施例l4 実施例10の操作法及び反応体量と同じとし、ただしN
−4クロロベンゾイル−p−ヒドロキシアニリンの代わ
りにN一第3級ブチルベンゾイル−pーヒドロキシアニ
リン15.11NビスフェノールAに対して4.1モル
%)を使用して反応を行った。
このようにして得られたポリカーボネートの特性を第1
表に示す。
実施例l5 実施例10の操作法及び反応体量と同じとし、ただしN
−4クロロベンゾイル−p−ヒドロキシアニリンの代わ
りにp一第3級プチルフェノールs.321ビスフェノ
ールAに対して4.1モル%)を使用して反応を行った
このようにして得られた重合体の特性を第l表に示す。
N1表 !1.471 Ta.A57 8.贋n 8.4艶 [!.465 6.461 e.Ila2 ?fl9 (11 6ga125(91   115 5411 (51 ?+5   a    1郭《5) 9M(9)   シも(5) 679   1ga(++   145+5+543+
61 %  610    1印《4》 よンe罵)《7》 K弼  64!    1■■■(3)58[1+5) 6g5  戊M    1関(5》 ダb(1) α剤  1凋《9》1潤 15l! 152.5 151 151.5 153 151.5 1鵠

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粘度平均分子量10,000ないし30,000を
    有し、溶融状態における高度の流動性が付与された線状
    の熱可塑性芳香族ポリカーボネートであって、(1)一
    般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは単結合、又は置換又は未置換の直鎖状又は
    分枝状C_1_−_5アルキレン基、又はO、S、SO
    _2、COから選ばれる基であり;X、Yは同一又は互
    いに異なるものであって、H又はCH_3であり;m、
    nは同一又は互いに異なるものであって、1ないし4の
    整数である)で表される少なくとも1のジヒドロキシ芳
    香族化合物、(2)カーボネート前駆体、(3)一般式
    (II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは直鎖状又は分枝状C_1_−_4アルキル
    基、又は水素原子又はハロゲンであり、R_1は水素又
    はハロゲンである)で表されるもの及び置換基R及びR
    _1を有する環が飽和環である相当する化合物の中から
    選ばれる芳香族又は脂環式p−ヒドロキシアニリドに属
    する少なくとも1の化合物からなるものであることを特
    徴とする、線状の熱可塑性芳香族ポリカーボネート。 2 請求項1記載のものにおいて、前記カーボネート前
    駆体(2)が、ホスゲン又は炭酸のアリール、アルキル
    又はアリールアルキルエステル、又はホスゲンと前記ジ
    ヒドロキシ芳香族化合物(1)の全量の一部との間の反
    応によって得られる分子量400ないし2,000のク
    ロロホルミル−キャップ化ポリカーボネートオリゴマー
    の中から選ばれるものである、線状の熱可塑性芳香族ポ
    リカーボネート。 3 請求項1記載のものにおいて、粘度平均分子量15
    ,000ないし25,000を有する、線状の熱可塑性
    芳香族ポリカーボネート。 4 請求項1記載のものにおいて、前記ジヒドロキシ芳
    香族化合物(1)が、4,4’−ジヒドロキシビフェニ
    ル、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロ
    パン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロ
    キシフェニル)−プロパン、ビス−(4−ヒドロキシフ
    ェニル)−メタンから選ばれるものである、線状の熱可
    塑性芳香族ポリカーボネート。 5 請求項1記載のものにおいて、前記化合物(3)が
    、一般式(II)(式中、ハロゲンが塩素である)で表さ
    れるもの及び置換基R及びR1が結合した環が飽和環で
    ある相当する化合物の中から選ばれるものである、線状
    の熱可塑性芳香族ポリカーボネート。 6 請求項1記載のものにおいて、前記化合物(3)が
    、N−4クロロベンゾイル−p−ヒドロキシアニリン、
    N−シクロヘキサノイル−p−ヒドロキシアニリン、N
    −ベンゾイル−p−ヒドロキシアニリン、N−4−第3
    級ブチルベンゾイル−p−ヒドロキシアニリン、N−4
    メチルベンゾイル−p−ヒドロキシアニリン、N−3,
    5−ジクロロベンゾイル−p−ヒドロキシアニリンから
    選ばれるものである、線状熱可塑性芳香族ポリカーボネ
    ート。 7 請求項1−6記載のポリカーボネートの製法におい
    て、(1)前記一般式( I )で表されるジヒドロキシ
    芳香族化合物、(2)カーボネート前駆体、(3)連鎖
    キャッピング剤として前記一般式(II)で表される化合
    物及び置換基R及びR1が結合した環が飽和環である相
    当する化合物の中から選ばれる芳香族又は脂環式p−ヒ
    ドロキシアニリド化合物を、(3):(1)のモル比2
    :100ないし10:100で反応させることを特徴と
    する、線状熱可塑性芳香族ポリカーボネートの製法。 8 請求項7記載の製法において、前記(3):(1)
    のモル比が3.5:100ないし7:100である、線
    状の熱可塑性芳香族ポリカーボネートの製法。 9 請求項7記載の製法において、前記カーボネート前
    駆体が、ホスゲン又は炭酸のアリール、アルキル又はア
    リールアルキルエステル(たとえばジフェニルカーボネ
    ート)、又はホスゲンと前記ジヒドロキシ芳香族化合物
    (1)の全量の一部との間の反応によって得られる分子
    量400ないし2,000のクロロホルミル−キャップ
    化ポリカーボネートオリゴマーの中から選ばれるもので
    ある、線状の熱可塑性芳香族ポリカーボネートの製法。 10 請求項9記載の製法において、前記カーボネート
    前駆体がクロロホルミル−キャップ化ポリカーボネート
    オリゴマーである、線状の熱可塑性芳香族ポリカーボネ
    ートの製法。
JP2189604A 1989-07-19 1990-07-19 線状の熱可塑性芳香族ポリカーボネート及びその製法 Pending JPH03103435A (ja)

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