JPH03103285A - ボタン供給装置 - Google Patents

ボタン供給装置

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Publication number
JPH03103285A
JPH03103285A JP24287889A JP24287889A JPH03103285A JP H03103285 A JPH03103285 A JP H03103285A JP 24287889 A JP24287889 A JP 24287889A JP 24287889 A JP24287889 A JP 24287889A JP H03103285 A JPH03103285 A JP H03103285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
outlet
sewing machine
turning
buttons
Prior art date
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Pending
Application number
JP24287889A
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English (en)
Inventor
Kichizo Maeno
吉三 前野
Junpei Arai
荒井 順平
Hideo Aso
英夫 麻生
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ボタン付けミシンに対し、ボタンを順次供
給するためのボタン供給装置、詳しくは、ボタンをボタ
ン供給部から水平に搬送してボタン付けミシンに供給す
るようにした新規なボタン付けミシンに関するものであ
る. [従来の技術] 従来、ボタン付けミシンのボタン保持部へボタンを供給
する装置としては、第lO図及び第11図に示すものが
ある. 図において,作業台l上にはボタン付けミシン2及びボ
タン供給部3が設けられ,このボタン供給部3とボタン
付けミシン2との間にはボタン案内体4が設けられてい
る.このボタン案内体4は、ボタンBをその自重により
落下させるための斜状のボタン移送経路5が形成されて
おり、このボタン移送経路5と,ボタン供給部3の上方
に形成されたボタン排出口3aとの間には、シュータ部
材6が設けられている. そして、ボタン供給部3の底部に収納されているボタン
Bは,同供給部3の螺旋状の通路3bに沿って上方へ移
動して行き、ボタン表面が上方に向いた状態で順次排出
口3aから連続的に排出される。ボタン供給部3aから
排出されたボタンBはその自重によりシュータ部材6及
びボタン移送通路5を滑降し、途中でボタン移送通路5
中に設けられたボタン個別送り機構7により一旦停止さ
れ、その後最前のものから1個ずつ間欠的に送られて移
送通路5の終端部に至り、ここで同終端部直下に位置す
るボタン搬送体8の支持部8aにより略水平状態に保持
される。すると,上方に位置していた棒状のボタン位置
修正部材9がボタンBの上面(表面〉上に下降して回転
し、ボタンBを回転させる.これにより,ボタンBのボ
タン縫着孔Ba,Baか、前記ボタン搬送体8に突設さ
れた位置決めピン8b,8bと合致して嵌合し、ボタン
Bは所定の位置に保持される。この後、ボタン搬送体8
は回動軸8cを中心に矢符A方向に回転し、位置決めピ
ン8b,8bにて係止したボタンBをボタン付けミシン
2の一対のボタン挟持部10.10中に圧入させる.そ
して、ボタン挟持部to,10が上昇し,保持したボタ
ンBがボタン搬送体8の位置決めピン8bから抜脱する
と,ボタン支持部8は矢符A′方向に回転してボタン待
機位置へ復帰し、ボタン個別送り機構7から送られてく
る次のボタンBを保持する. 以上のようにして、従来のボタン供給装置はミシン2の
ボタン挟持部10.10にボタンBを供給するようにな
っている. [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のボタン供給装置にあっては、
ボタン供給部3から排出されたボタンBが,その自重に
よってシュート部材6及びボタン移送通路5を滑降する
ようになっているため、使用するボタンBの材質及び重
さなどによっては,ボタンBが円滑に前記経路5.6を
滑降せず、ミシン2への供給不良が発生する場合があっ
た。例えば、ボタンBか軽量で、しかもポリエチレン等
の静電気の発生し易い材質から成るものであった場合に
は、前記経路5,6を滑降する際に発生する静電気によ
り,ボタン同志が重なり合ったり、経路内に吸着したり
して、ボタンBか詰まり、ミシン2にボタンBが供給さ
れないことがあった。
これは、特に冬場などの湿度の低い季節に発生し易く、
このような場合には、詰まったボタンの取り出し作業に
手間かかかるばかりでなく、ボタン挟持部10,10に
ボタンBが供給されないままくシン2か縫製サイクルを
実行してしまい、無用な縫目が布に形成されるといった
不都合も発生し、生産性か著しく低下するという問題が
あった。 また、ボタンBを供給部3から待機位置まで
滑降させるためには、供給部3から待機位置に至る落差
を十分にとる必要があり、そのため、どうしても供給部
3の排出口3aを作業台lからかなり高い位置に設定し
なければならない.このため,作業者は、通常の作業姿
勢,つまり作業台lの前に置かれている椅子CHに腰掛
けた姿勢で供給部3内のボタン残量を確認することがで
きず、確認に際しては、その都度椅子CHから立ち上が
らなければならないという作業上の不便さもあフた。
この発明は前記問題点に着目して成されたもので、ボタ
ンを確実にミシンへ供給することかできると共に、作業
者が通常の姿勢をとりながら容易にボタン供給部内のボ
タン残量を確認することができる、生産性及び作業性に
優れたボタン供給装鐙の提供を目的とする. [課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本願発明に係るボタン供給装
置は以下のように構成されている.すなわち、(イ)ボ
タン供給部の排出口より順次排出される各ボタンを、そ
れぞれ一定の間隔を保持しつつ連続する複数の水平弧状
経路に沿って移動させ、それら水平弧状経路の搬送終端
位置においてボタンを排出させるボタン搬送機構と、ボ
タン縫着孔に嵌挿可能な係止ピンを突設して或るボタン
保持部が前記排出部の直下からボタン付けミシンのボタ
ン挟持部に亘って水平に往復旋回移動する旋回アームと
,前記排出部より排出されたボタンをその直下に位置す
る係止ピン上で回転させ、ボタン縫着孔と係止ピンとを
合致させるボタン位置修正機構と、を備え、前記ボタン
搬送機構を、前記ボタン供給部のボタン送出口から前記
搬送終端位置に亘って順次一列に配設した複数の回転搬
送体により構成し、さらにそれら各回転搬送体を,周縁
部に等間隔に形成された複数のボタン挿通部を有し水平
に間欠回転する円形の回動板と、この回動板の下面に重
合するよう保持されると共に前記回動板の一つのボタン
挿通部に連通ずるボタン搬出口を有するボタン支持体と
により構成し、前記複数の回動体のうち終端に位置する
回動体を除く各回動体の搬出口を隣接する回動体のボタ
ン挿通部上方に位置させると共に、終端に位置する回動
体の搬出口を前記搬出位置に位置させたものとする。
また、(ロ)前端に位置する回転搬送体において、ボタ
ン支持体の所定位置に裏ボタン排出口を形成すると共に
、所定の駆動手段の作動により前記排出口を開閉する開
閉板を設け、かつ前記裏ボタン排出口と前記ボタン供給
部の送出口との間で、回動板のボタン挿通部内に嵌挿さ
れているボタンの表裏を検出するボタン表裏検出器を設
け,この検出器よりボタン挿通部内に供給されているボ
タンが表面であることを表わす検出信号が出力された時
点で前記排出口が開状態となるよう前記駆動手段を作動
させるよう構成するものとする. さらに、(ハ)前記表ボタン排出口から排出されたボタ
ンを前記ボタン供給部内へ搬送するコンベアを備えたも
のとする. [作 用] 上記(イ)の構威を有する本願発明において、ボタン供
給部の排出口から送り出されたボタンは、ます前端に位
置する回転搬送体の回動板に形威されたボタン挿通部内
にーっずっ嵌入し,その下面をボタン支持体によって支
持される.そして、それらボタンは回動板の間欠回転動
作によって送られて行き、ボタン支持体の排出口に達し
た時点で,ここから次の回転搬送体のボタン挿通部内に
嵌入し、再び動回転搬送体の回動板により搬送されて行
く。このようにしてボタンは各回転移体間で受け渡され
ながら弧状経路に沿って移動して行き、最終的に終端に
位置する回転搬送体における搬出口から排出され、その
搬出口の直下に待機している旋回アームの係止ピン上に
保持される.ここでボタン位置修正機構が作動し、ボタ
ンを回転させてそのボタン縫着孔を係止ピンに嵌挿させ
、旋回アームは、所定角度回転し、保持したボタンをボ
タン付けミシンの挟持部に挟持させる.このように、ボ
タン供給部から排出された後、複数の回動板と旋回アー
ムとによって、強制的に送られるため、静電気などの発
生に全く影響されることなく確実にミシンへ、ボタンを
供給することができる.また、ボタンの移動経路を略水
平に設定したため、ボタン供給部の排出口の位置を低く
設定することができ、作業者は、ボタン供給部内のボタ
ンざんりようを通常の姿勢をとりながら容易に確認する
ことができる. さらに、ボタン供給部から旋回アームに至るボタンの搬
送を複数の回転搬送体を用いて行なうようにしたことに
より、前端の回転搬送体を除く、2番目以降の回転搬送
体においては、回動板のボタン挿通部の大きさを、適用
するボタンの中の最小ボタン径の2倍以上に設定するこ
とができる.このため、小ロットの製品を縫製する際、
その縫製品に適用するボタンが大型であったとしても、
そのボタンを前記第2番目以降の回転搬送体のボタン挿
通部に作業者が手動で供給すれば同様にボタン供給動作
を連続的に実行することができ、広汎用性が得られる. また、(ロ)の構威を有する本願発明によれば、前端に
位置する回転搬送体ボタン挿通部に裏返しの状態でボタ
ンが送出された場合、表裏検出器がこれを検出し,開閉
板により裏ボタン排出口を開として、ここから裏返しの
ボタンを排出させるようになっているため、ミシンには
,常に表面を上方に向けた適正な状態でボタンを供給す
ることがでかきる. さらに、上記(ハ〉の構威を有する本願発明においては
,上記(ロ)の構成によりボタン排出口から排出された
裏返しのボタンを,コンベアによって自動的にボタン供
給部内へ回収させることが可能となる. [発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図ないし第9図に基づ
き説明する. 図において、l2は作業台11上に設置されたボタン付
けミシンであり、このミシンl2にはボタンBをミシベ
ッド12a上で水平に保持する一対のボタン挟持腕(ボ
タン挟持部)12b,12bが昇降可能に設けられてい
る,13は同じく作業台11上に固定した円筒状のボタ
ン供給部であり、その底面部13aに収納されたボタン
Bを所定の微振動によって内壁面に形成された螺旋状の
通路13bに沿って上昇させ、最終的に、表面を上に向
けた状態でボタンBを搬出口13cから順次連続的に排
出するようになっている.l4は作業台11上に固定し
たモータl5を介して水平に保持された円板状の第1の
回動板てあり、モータシャフト15aと共に職回転毎に
間欠的に回転するようになっている.また,この第1の
回動板l4の周縁部には、一個のボタンBを嵌挿させ得
る程度の大きさを有するボタン挿通用の切欠部(ボタン
挿通部)14aが複数個(ここでは4個)穿設されてお
り、これら切欠部14aは、第1の回動板l4の間欠停
止時において、ボタン供給部l3の送出口13cの近傍
に順次停止するよう配置されている.なお、切欠部14
aの開口幅は一つの切欠部14a内に複数のボタンが挿
入されるのを防止するため、適用するボタンの最小ボタ
ン径の2倍未満に設定されている.また、l6は前記回
動板l4に下面より嵌合させた第1のボタン支持体であ
り、保持部材16cによって作業台ll上に保持されて
いる.この第1のボタン支持体l6は、第4図(示すよ
うに、円形の底部16aとその底部16aの周縁に突設
した環状突部16bとにより薄型円筒状を成している.
そして,前記環状突部16bには前記ボタン供給部l3
の排出口13cに対向してボタン導入口iabiか形成
されており、また前記底部l6aには、第1の回動板l
4の間欠停止時において、ボタン導入口16blから1
80”回転した切欠部14aとの連通位置に、第1の搬
出口が形威されている。また,16a2は同じく第1の
ボタン支持体l6の底部16aに形威した裏ボタン排出
口であり、前記ボタン導入口16blと第1の搬出口1
6alとの中間位置、すなわちボタン供給部13cの送
出口13cから90°回転した切欠部14aと連通する
位置に形成されている.l7は前記裏ボタン排出口16
a2を開閉させる開閉板で、第5図に示すようにボタン
支持体l6の下面に進退可能に嵌合しており、ソレノイ
ドl8の作動によりリンク部材l9を介して進退し、前
記裏ボタン排出口16a2を開閉させるようになってい
る.なお、前記回動板l4及びボタン支持体l6により
第1の回転搬送体20を構成している. また、2lは作業台11上に固定したモータ22により
前記第1のボタン支持体l6の下面に一部重合するよう
水平に保持された第2の回動板てある。この第2の回動
板2lはモータシャフト22aと共に17.回転毎に間
欠回転するようになっており、この178回転と前記第
1の回動板l4の!八回転とが同期して行なわれるよう
になっている.また、第2の回動板2lの周縁部には、
8個の貫通孔(ボタン挿通部)21aか等間隔に形成さ
れており、各貫通孔21aは前記第1の回動板l4にお
ける切欠部14aの開口幅より大なる開口径を有してい
る.すなわち、適用する最小ボタン径の2倍以−ヒの開
口径を有している.そして、これら貫通孔21aは、順
次前記第1のボタン支持体l6の第1の搬出口16al
に間欠停止するようになっている.従って第2の回動板
2l及び第1の回動板l4の間欠停止時には、両回動板
21.14のボタン挿通部21a (貫通溝)、14a
(切矢部)がそれぞれ第1のボタン支持体l6の搬出口
16alに連通ずることとなる.23は,保持部材24
によって第2の回動板2lの下方に重合するよう保持さ
れた円板状の第2のボタン支持体であり、この第2のボ
タン支持体23の周縁部には、前記第2の回動板2lの
間欠停止時において、貫通孔21aと連通ずる第2の搬
出口23aが形威されている。この実施例では、前記第
1の搬出口16alとの連通位置からiso”回転した
位置をボタンの搬送終端位置と定め、この搬送終端位置
に前記第2の搬出口23を形威している.そして、以上
の第2の回動板2lと第2のボタン支持体23とにより
第2の回転搬送体25が構威され,さらに、この第2の
回転搬送体25と前記第1の回転搬送体20とによりボ
タン搬送機構が構成されている. 26は前記作業台1l上に固定した支持台27の側面に
取り付けて成るアーム回動モータであり、前記第2の回
動板2lの間欠回耘動作に同期して回動軸26aが所定
の角度範囲を往復回転するようになっている.28は前
記回動輌26aの下端部に固定した旋回アームで、前記
回動軸26aと一体に水平に往復回転移動を行うように
なっており、その往復回転移動によって先端部上面に突
設された4木の係止ピン28a(第7図参照)が前記ボ
タン支持体23の切欠部23aの直下からミシンl2の
ボタン挟持部12bに至る範囲を往復移動する。
29は前記支持台27によって、昇降及び回動可能に保
持された棒状のボタン位置修正部材である.このボタン
位置修正部材29は、リンク部材30.31を介してシ
リンダ32のロット32aに連結されると共に、ギヤ3
3.34を介してモータ35の回動シャフト35aに連
結されており、前記シリンダロット32aの進退に連動
して前記ボタン排出位置上を昇降すると共に,回動ロッ
ド35aの回動に応じて回動するようになっている.な
お、上記29〜35aによりボタン位置修正機構40 
 を構成している。
また、36は、前記第1の回動板l4の切欠部14aに
嵌挿されているボタンBの上面か表面であるか裏面であ
るかを、検出するボタン表裏検出器であり、第8図に示
すように構成されている。
図において,36aは前記第lのボタン支持体16に固
定された外筒部であり、この外筒部36a内には上下動
可能に嵌合する内筒部36bが設けられている.この内
筒部36bの内部上面には,作動部36clを下方へ突
出させてマイクロスイッチ36cが固定されており、さ
らに,このマイクロスイッチ36cの下方には、前記作
動部36c 1に接離する作動ロッド(棒状体)36d
が,上下動可能に内筒部36b内に嵌送されている.こ
の作動ロッド36dは、ばね36eにより下方へ付勢さ
れており、常にはその下端部が前記内筒部36bの底面
部36blより突出している。また、前記内湾部36b
には,前記外筒部36aの切欠溝36alより外方へ突
出する突出部36b2がWj成され、これが図外の駆動
手段によって上下に押圧されるようになっており、その
押圧力により、内筒部36b全体が外筒部36a内を上
下動するようになっている。そして、検出時には、前記
内筒部36bか切欠部14a内に嵌挿されているボタン
B上へ下降し、底面部36b 1をボタンBに当接させ
る。この時、ボタンBの表面が上方に向いていれば,作
動ロッド36bが第8図(a)に示すようにボタンBの
表面に形威されている凹面fiBl内に挿入されるのみ
で、ボタンBとは当接せず、マイクロスイッチ36cの
作動部36c lと非接触状態にあるため、マイクロス
イッチ38cはOFFとなっている.これに対し,ボタ
ンBの裏面が上方に向いていれば,作動ロット36dは
第812a(b)に示すようにボタンBの裏面に当接し
、内筒部36bに対して相対的に上昇するため、その上
端部で作動部36c lを押し、マイクロスイッチ36
cをONさせる.このように,マイクロスイッチ36c
のON、OFFにより切欠部21a内に嵌送されている
ボタンBの表面が上方を向いているか否かを検出し得る
ようになっている. なお,この実施例では、第1の回動板14の切欠ff5
 1 4 aがボタンを受けた後、次に停止する位置,
すなわち,第1のボタン保持体l6のボタン導入口16
blより90”回転した位置で前述のボタン表裏検出を
行うようになっている。
また、37は前記第1のボタン支持体16に形成された
裏ボタン排出口16a2の下方からボタン供給部13の
上方にわたって掛け渡されたコンベアであり,前記裏ボ
タン排出口16a2から排出されたボタンBをボタン供
給部l3内へ返送するようになっている. 第9図は、上記各部の駆動を制御する制御装置を示すブ
ロック図である. この実施例における制御装置は,CPU38a,ROM
38b,RAM38c等から或る周知のマイクロコンピ
ュータ38により構威されてい.そして、前記CPU3
8aには、入力操作装2i39より送出される種々の入
力データをはじめ、前記ボタン表裏検出器36からのO
N,OFF信号等が入力されており、それらの入力に基
づき、ボタン付けミシンl2、ボタン供給部13、モー
タ15,22,35、シリンダ32及びボタン表裏検出
器36の内筒部36bを上下させる駆動手段(図示せず
)等を適宜私動させるようになっている。
以上の構成に基づき、次に作用を説明する。
入力操作装置39からボタン供給開始指令が入力される
と、CPU38aによりモータ15,22は駆動を開始
し、第1,第2の回動板14,2lを間欠的に回転させ
て行く.そして、第1の回動板l4の切欠部14aは、
順次ボタン供給部l3の排出口13cにて停止し、その
間に、ボタン供給部l3の排出口13cから排出される
ボタンBが切欠部14a内に嵌挿し、ボタン保持体16
の底面部16aによって水平に支持される.この切矢部
14a内に嵌送されたボタンBは、ボタン支持体l6の
環状突部16bに案内されながら,第1の水平弧状経路
01に沿って回動板l4と共に1八回転毎に間欠的に回
転移動して行く.また、この第1の回動板l4の各間欠
停止時に同期してCP038aは、図外の駆動手段を作
動させ,ボタン表裏検出器36の内筒部36bを下降さ
せて、ボタン供給部l3から移動して来る切欠部21a
内のボタンBに対し,その上面か表面であるか裏面であ
るか、の検出動作を実行させる。そして、検出されたボ
タンBの表面か上方を向いていた場合には,前記検出器
36のマイクロスイッチ36cからOFF信号か出力さ
れるため、CPU38aはソレノイドl8を作動させず
、開閉板l7により裏ボタン排出口16a2を閉状態に
保つ.従って裏ボタン排出口16a2に達したボタンB
は,ここで排出されずに次の停医位置、すなわち第1の
搬出口16blへと移動して行く.第1の搬出口isb
iに達したボタンBは、ここから、その直下て間欠停止
している第2の回動板2lの貫通孔21a内に落下し、
第2のボタン支持体23により保持される.すなわち、
ボタンBは第1の回転搬送体20から第2の回転搬送体
25へと受け渡される. 第2の回転搬送体25へ受け渡されたボタンBは、その
後、第1の回動板l4と同期して1八回転毎に間欠回転
する第2の回動板2lにより,第2の弧状経路02に沿
って移動して行き,第1の送出口tsbiの下方から1
八回転移動した時点で搬送終端位置に達し、この位置に
形成されている第2の搬出口23aから,その直下に位
置している旋回アーム28の係止ピン28a上へ落下す
る.ここで,CPU38aからの制御信号を受けて、シ
リンダ32及びモータ35が作動し、排出位置上方に位
置しているボタン位置修正部材29を回転させつつ下降
させ、その下端部に設けられている高摩擦部材29aを
ボタンBの上面(表面)に圧接させる.これにより,ボ
タンBは係止ピン28a上で回転し、ボタン縫着孔Ba
は係止ピン28aに合致して嵌合し,旋回アーム28に
より確囚に保持される.この後、旋回アーム28は,C
Pυ38aによって作動するモータ26によワ回動軸2
6aを中心に矢符C方向へ水平に回転し,保持している
ボタンBを一対のボタン挟持部12b,12b間に圧入
して保持させる.ここで、ボタン挟持部12b,12b
は一旦上昇してボタンBを係止ピン28aから抜脱させ
、それに応じて旋回アーム28は元の搬送終端位置へ復
動回転し(矢符C′方向へ回転し)、次に第2の排出口
23aから排出されて来るボタンBを保持すべく待機す
る. このように、この実施例においては、第1,第2の回動
板14.21及び旋回アーム28が,ボタン供給部l3
より排出されるボタンBを一個ずつ強制的に移動させて
ミシンl2への供給を行うようになっているため,例え
ボタンBが軽量かつ静電気の発生し易い材質で形威され
ていたとしても、ボタンBが経路中に付着したり,ボタ
ン同志が重なり合って経路中に詰まったりするといった
不都合が発生する余地は全くなくなり、確実にボタンB
を、ミシンl2へ供給することができ、ミシンl2によ
る空縫い動作の発生率を大幅に低減することができる. また、第1,第2の回動板14.21及び旋回アーム2
8によるボタンBの移送経路は略水平であるため、ボタ
ン供給部l3は極めて低い位置、すなわち、ボタン挟持
部12b,12bと略同一の高さに設定することかでき
る.従って、作業者は作業台11前の椅子CHに腰掛け
た通常の姿勢をとりながら,容易にボタン供給部l3内
のボタン残量を確認することができる。
ところで、上述のボタン表裏検出器36により、切欠部
14a内に嵌送されているボタンBの裏面が上向きであ
ると検出された場合には,同検出器36からのON信号
を受けてCPU38aがソレノイトl8を作動させ、開
閉板l7を後退させ、裏ボタン排出口16a2を開状態
とする.その結果、ここに搬送されていた裏返しのボタ
ンBか前記排出口16a2からコンベア37上へと排出
される.また、これと同時に、CPU38aがコンベア
37を作動させるため,排出されたボタンBは、コンベ
ア37によって自動的にボタン供給部l3内へと搬送さ
れる.従って、例えボタン供給部l3から裏返ったボタ
ンBが送出されたとしても,このボタンBがミシンl2
へ供給されることを未然に防ぐことができる.但し,上
記のようにして切欠部14aからボタンBが排出された
場合には、第2の回動板2lの貫通孔21aの中にボタ
ンの供給されないものが出て来ることとなるため、この
ボタンの供給されていない貫通孔21aが第2の搬出孔
23aに達した場合には,ミシン12,モータ26,3
5及びシリンダ32の作動を停止させ,空縫いの発生を
防止する必要がある.しかし、これはボタン表裏検出器
36からのON信号に基づき,その後に行われる回動板
14.21の間欠回転数をカウントし、そのカウント値
が所定のカウント値、すなわちボタンBの供給されてい
ない貫通孔21aが第2の搬出口23aに達するまでに
要する間欠回転数(ここでは5回)に達した時点で、上
記各駆動部の1縫製サイクル分の動作を停止させるよう
にすることで容易に実現することができる. なお、上記実施例では、4個のボタン縫着孔Baを有す
る、所gl4つ孔ボタンを対象としたため、旋回アーム
28に4本の係止ピン28aを設けたが、2つ孔ボタン
の供給を行う場合には、ボタンM着孔の位置に合わせて
2本の係止ピンを設ければ良い. また.St,第2の回劫板14,21の間欠回転の角度
、ボタン挿通部としての切欠@ 1 4 a及び貫通孔
21aの数,ボタン供給部l3の送出孔13cの位置並
びに第1,第2のボタン支持体l6,23の搬出口16
a2,23aの位置等についても、必要に応じて適宜変
更可能である.例えば、切欠部14aの数を2個または
3個あるいは、5個以上としたり、貫通孔21aの数を
2個ないし7個あるいは9個以上としたりすることも可
能である. さらに,ボタン供給部l3から旋回アーム28に至るボ
タンの搬送を3個以上の回転搬送体により行うようにす
ることも可能である. また,ボタン表裏検出手段においても、上記実施例に示
したものに限らず、その他のもの例えば光センサ等を用
いることも可能である.[発明の効果] 以上説明したとおり,本願発明に係るボタン供給装置に
よれば、次のような効果が得られる.すなわち、本願発
明に係る請求項l記截のボタン供給装置においては,ボ
タン供給部から排出されるボタンを、複数のボタン回転
搬送体と,旋回−アームとによって、1個ずつ強制的に
水平移動させて、ボタン付けミシンへ供給するようにな
っているため、ボタンをその自重によって滑降させる従
来のもののように静電気の影響を受けることもなくなり
、いなかる材質及び重さのボタンも確実にボタン付けミ
シンへ供給することができるため、ミシンにおける空縫
い動作の発生率は大幅に低減し、生産性は著しく向上す
る. また、ボタン供給部からボタン付けミシンに至るボタン
の移動経路を略水平としたため、ボタン供給部はボタン
挟持部と略同一の極めて低い位置に設定可能となり,作
業者は通常の姿勢を取りながら容易にボタン供給部内の
ボタン残量を確認することができ、作業性も良好なもの
となる.さらに、ボタン供給部から旋回アームに至るボ
タンの搬送を複数の回転搬送体により行なうようにした
ため、前端の回転搬送体を除くその他の回転搬送体にお
いては,回動板のボタン挿通部の大きさを,最小ボタン
径の2倍以上に設定できる.このため、大型ボタンを用
いる小ロット製品等のN,!作業において、その大型ボ
タンを2番目以降の回転搬送体に供給することで、通常
の大きさを有するボタンと同様に供給動作を実行させる
ことか可能となり、高汎用性が得られる.また、本願発
明に係る請求項2及び3記載のボタン供給装置において
は、ボタン表裏検出手段がボタン供給部より送出された
ボタンの表裏を検出し、裏返しの状態でボタンが送出さ
れていた場合には,そのボタンを、ボタンの移動経路中
に設けられた裏ボタン排出口より排出させるようになっ
ているため、前記請求項lにおける効果に加え、裏返し
のボタンがミシンに供給されるのを未然に防ぐことかで
きるという効果もある. さらに,本願発明に係る請求項4記截のボタン供給装置
によれば、請求項2記載の裏ボタン排出孔より排出され
たボタンをコンベアによって自動的にボタン供給部内へ
回収することかでき、作業をより省力化することかでき
る.
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の一実施例を示す全体斜視図、第2図
は第1図に示したものの平面図,第3図は第2図に示し
たものの正面図、第4図は同実施例における第1の回転
搬送体を示す分解斜視図、第5図は第2図に示した第1
のボタン支持体の底面図、第6図は同実施例における第
2の回転搬送体を示す分解斜視図、第7図(a)は同実
施例における旋回アームを示す平面図、同図(b)は同
図(a)に示したものの側面図、第8図(a),(b)
は同実施例におけるボタン表裏検出器を示す縦断側面図
、第9図は同実施例における制御1/tMを示すブロッ
ク図、第10図は従来のボタン供給装置を示す斜視図,
第11図は第lO図に示したものの一部切欠側面図であ
る. 図において 2・−・ボタン付けミシン 2b・・・ボタン挟持腕(ボタン挟持部)3・・・ボタ
ン供給部 3c・・・送出口 6 a 1−−−第lの搬出口 6a2・・・裏ポタン排出口 7・・・開閉板 8・・・ソレノイト(駆動手段) 搬送体 2 3 a−・・第2の搬出口 2 8−・・旋回アー 2 8 a ・=係止ピン 40・・・ボタン位置修正機構 3 6 d−・・ボタン表裏検出器 3 6 c−−−マイクロスイッチ 37・・・コンベア (位置検出手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一対のボタン縫着孔を有するボタンを
    、その表面を上方に向けて順次所定の送出口より1個ず
    つ排出させるボタン供給部と、前記ボタン供給部の送出
    口より順次排出される各ボタンを、それぞれ一定間隔を
    介して保持しつつ連続する複数の水平弧状経路より成る
    移動経路に沿って移動させ、その移動経路の搬送終端位
    置においてボタンを排出させるボタン搬送機構と、所定
    の回動支点を中心に水平往復回転移動を行い、その回転
    移動により上面に突設された係止ピンが前記搬送終端位
    置の直下からボタン付けミシンのボタン挟持部に亘って
    移動する旋回アームと、 前記搬送終端位置より排出されたボタンをその直下に位
    置する係止ピン上で回転移動させ、ボタン縫着孔と係止
    ピンとの位置を合致させるボタン位置修正機構と、を備
    え、 前記ボタン搬送機構は、 前記ボタン供給部のボタン送出口から前記搬送終端位置
    に亘って順次一列に配設した複数の回転搬送体から成り
    、 前記各回転搬送体は、 周縁部に等間隔に形成された複数のボタン挿通部を有し
    、水平に間欠回転する円形の回動板と、この回動板の下
    面に重合するよう保持されると共に、前記回動板の一つ
    のボタン挿通部に連通するボタン搬出口を有するボタン
    支持体とを備え、前記複数の回動体のうち、終端に位置
    する回動体を除く各回動体の搬出口を、隣接する回動体
    のボタン挿通部上方に位置させると共に、終端に位置す
    る回動体の搬出口を前記搬出位置に位置させることを特
    徴とするボタン供給装置。
  2. (2)前記前端に位置する回転搬送体において、ボタン
    支持体の所定位置に裏ボタン排出口を形成すると共に、
    所定の駆動手段の作動により前記排出口を開閉する開閉
    板を設け、かつ前記裏ボタン排出口と前記ボタン供給部
    の送出口との間で、回動板のボタン挿通部内に嵌挿され
    ているボタンの表裏を検出するボタン表裏検出器を設け
    、 この検出器よりボタン挿通部内に供給されているボタン
    が表面であることを表わす検出信号が出力された時点で
    前記排出口が開状態となるよう前記駆動手段を作動させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のボタン供
    給装置。
  3. (3)前記ボタン表裏検出器は、ボタン挿通部内のボタ
    ンに当接するよう所定の上昇位置から下降する棒状体と
    、 前記棒状体の加工時の高さを検出する検出手段と、より
    成ることを特徴とする請求項2記載のボタン供給装置。
  4. (4)前記裏ボタン排出口から排出されたボタンを前記
    ボタン供給部内へ搬送するコンベアを設けたことを特徴
    とする請求項2または3いずれか記載のボタン供給装置
JP24287889A 1989-09-18 1989-09-18 ボタン供給装置 Pending JPH03103285A (ja)

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