JPH03103281A - ボタン供給装置 - Google Patents

ボタン供給装置

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Publication number
JPH03103281A
JPH03103281A JP24130889A JP24130889A JPH03103281A JP H03103281 A JPH03103281 A JP H03103281A JP 24130889 A JP24130889 A JP 24130889A JP 24130889 A JP24130889 A JP 24130889A JP H03103281 A JPH03103281 A JP H03103281A
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JP
Japan
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button
opening
outlet
rotating
plate
Prior art date
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Pending
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JP24130889A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Endo
遠藤 利行
Hideo Aso
英夫 麻生
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ボタン付けミシンに対し、ボタンを順次供
給するためのボタン供給装置、詳しくは、ボタンをボタ
ン供給部から水平に搬送してボタン付けミシンに供給す
るようにした新規なボタン付けミシンに関するものであ
る. [従来の技術] 従来、ボタン付けミシンのボタン保持部へボタンを供給
する装置としては、第12図及び第13図に示すものか
ある。
図において、作業台1上にはボタン付けミシン2及びボ
タン供給部3か設けられ、このボタン供給部3とボタン
付けミシン2との間にはボタン案内体4か設けられてい
る.このボタン案内体4は、ボタンBをその自重により
落下させるための斜状のボタン移送経路5が形成されて
おり、このボタン移送経路5と、ボタン供給部3の上方
に形成されたボタン排出口3aとの間には、シュータ部
材6が設けられている. そして、ボタン供給部3の底部に収納されているボタン
Bは、同供給部3の螺旋状の通路3bに沿って上方へ移
動して行き、ボタン表面か上方に向いた状態で順次排出
口3aから連続的に排出される.ボタン供給部3aから
排出されたボタンBはその自重によりシュータ部材6及
びボタン移送通路5を滑降し、途中でボタン移送通路5
中に設けられたボタン個別送り機構7により一旦停止さ
れ,その後最前のものから1個ずつ間欠的に送られて移
送通路5の終端部に至り、ここで同終端部直下に位置す
るボタン搬送体8の支持部8aにより略水平状態に保持
される.すると、上方に位置していた棒状のボタン位置
修正部材9かボタンBの上面(表面)上に下降して回転
し、ボタンBを回転させる,これにより、ボタンBのボ
タン縫着孔Ba,Baが、前記ボタン搬送体8に突設さ
れた位置決めピン8b,8bと合致して嵌合し,ボタン
Bは所定の位置に保持される。この後、ボタン搬送体8
は回動軸8cを中心に矢符A方向に回転し、位置決めピ
ン8b,8bにて係+h シたボタンBをボタン付けミ
シン2の一対のボタン挟持部10,10中に圧入させる
。そして、ボタン挟持部10,toか−ヒ昇し、保持し
たボタンBがボタン搬送体8の位置決めピン8bから抜
脱すると,ボタン支持部8は矢符A′方向に回転してボ
タン待機位置へ復帰し、ボタン個別送り機構7から送ら
れてくる次のボタンBを保持する. 以上のようにして、従来のボタン供給装置はミシン2の
ボタン挟持部10,10にボタンBを供給するようにな
っている。
[発明か解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のボタン供給装置にあっては、
ボタン供給部3から排出されたボタンBか、その自重に
よってシュート部材6及びボタン移送通路5を滑降する
ようになっているため、使用するボタンBの材質及び重
さなどによっては、ボタンBか円滑に前記経路5,6を
滑降せず、ミシン2への供給不良か発生する場合があっ
た。例えば、ボタンBが軽量で、しかもポリエチレン等
の静電気の発生し易い材質から成るものであった場合に
は、前記経路5.6を滑降する際に発生する静電気によ
り、ボタン同7ムか毛なり合ったり経路内に吸着したり
して、ボタンBか詰まり、ミシン2にボタンBか供給さ
れないことがあった。
これは、特に冬場などの湿′度の低い季節に発生し易く
,このような場合には、詰まったボタンの取り出し作業
に手間がかかるばかりでなく、ボタン挟持部10,10
にボタンBか供給されないままミシン2が縫製サイクル
を実行してしまい、無用な縫目か布に形成されるといっ
た不都合も発生し,生産性が著しく低下するという問題
があった. また、ボタンBを供給部3から待機位置ま
で滑降させるためには,供給部3から待機位置に至る落
差を十分にとる必要があり、そのため、どうしても供給
部3の排出口3aを作業台lからかなり高い位置に設定
しなければならない.このため、作業者は,通常の作業
姿勢,つまり作業台lの前に置かれている椅子C■に腰
掛けた姿勢で供給部3内のボタン残量を確認することが
できず、確認に際しては,その都度椅子CHから立ち上
がらなければならないという作業上の不便さもあった, この発明は前記問題点に着目して威されたもので、ボタ
ンを確実にミシンへ供給することかできると共に、作業
者が通常の姿勢をとりながら容易にボタン供給部内のボ
タン残量を確認することができる、生産性及び作業性に
優れたボタン供給装置の提供を目的とする. [ff題を解決するための手段] 上記課題を解決するため,本願発明に係るボタン供給装
置は以下のように構成されている.すなわち、少なくと
も一対のボタン縫着孔を有するボタンを,その表面を上
方に向けて順次所定の送出口より1個ずつ排出させるボ
タン供給部と、 前記ボタン供給部の送出口より順次排出される各ボタン
を,それぞれ一定間隔を介して保持しつつ水平弧状経路
より威る移動経路に沿って移動させ、その経路の搬送終
端位置においてボタンを排出させるボタン搬送機構と、
 所定の回動支点を中心に水平往復回転移動を行い、そ
の回転移動により上面に突設された係止ピンが前記搬送
終端位置の直下からボタン付けミシンのボタン挟持部に
亘って移動する旋回アームと、 を備え、 前記ボタン搬送機構は、 前記ボタン供給部のボタン送出口から前記搬送終端位置
に亘って配設した複数の回転搬送体により構成し、 前記回転搬送体は、 周縁部に等間隔に形成された複数のボタン挿通部を有し
,水平に間欠回転する円形の回動板と、この回動板の下
面に重合するよう保持されると共に、前記回動板のーっ
のボタン挿通部に連通ずるボタン搬出口を有するボタン
支持体とにより構成し、前記旋回アームに隣接する回転
搬送体のボタン支持板に形成された搬出口を前記搬送終
端位置に位置させてなるボタン供給装置であって前記旋
回アームの係止ピンとその上方に位置するボタン支持体
の搬出口との間で水平に開閉し、閉成時には、前記搬出
口より搬出されたボタンを水平に保持する一対の開閉板
と、 前記旋回アームの係止ピンに対して昇降し、下降時には
前記開閉板上に搬出されたボタンの上面に圧接して回転
し、ボタンを水平回転させる棒状のボタン回転部材と、 前記開閉板上に支持されたボタンの中心と、前記ボタン
回転部材の回転中心軸線とを合致させる求心機構とを設
け、 前記各開閉板には相対向する端縁部に凹部を形成し,閉
成時において前記両凹部によって形成される開口部内に
、前記旋回アームの係止ピンを臨ませるようにするとと
もに、前記求心機構は、前記ボタン回転部材の回転中心
軸線を中心として前記開閉板上を拡径および縮径方向へ
それぞれ同一距離移動する少なくとも三方に配設された
移動体により構成し、 かつ、所定の指令を受けて前記回動板を少なくともボタ
ン挿通数と同数回間欠回転させる一方、前記開閉板を開
状態とするとともに、前記各移動体を拡径方向へ移動さ
せる制御手段を設けたものてある. [作 用] この発明において,ボタン供給部の送出口から送り出さ
れたボタンは、その送出口に隣接して設けられた回転搬
送体の回動板に形成されたボタン挿通部内に一つずつ嵌
合し,その下面をボタン支持体により支持される.そし
て、それらのボタンは回動板の間欠回転動作により順次
一定間隔を保ちながら水平弧状経路に沿って送られて行
き、同回転搬送体のボタン支持体に設けられた排出口に
達する.ここで、ボタン供給部の送出口から搬送終端位
置に至るボタンの搬送を単一の回転搬送体によって行な
う場合には、この排出口の位置を搬送終端位置とし、こ
こから、下方に位置する閉状態の開閉板上に落下し、保
持させる。また、前記送出口から搬送終端位置に至るボ
タンの搬送を複数の回転搬送体によって行なう場合には
、ボタン供給部に隣接する回転搬送体の排出口に達した
ボタンは、ここからさらに次の回転搬送体のボタン挿通
部内に嵌合して次の水平弧状経路を送られて行き、その
後は同様にして各回転搬送体間で受け渡されなから旋回
アームに隣接する回転搬送体の搬出口に達し、ここを搬
送終端位置として、ここからその下方に位置している開
閉板上に落下し保持される.このようにして開閉板上に
ボタンが排出されると、次に求心機構における移動体が
ボタン回転部材の回転中心軸線に向って少なくとも三方
から同一距離移動し、ボタンをその中心と前記回転中心
軸線とか一致するよう移動させる.この後、回転部材が
ボタン上面に下降して回転し、ボタンを開閉板上で回転
させる.これにより、ボタンの縫着孔は開閉板の凹部に
よって形成される開口部内に臨ませた係止ピンに合致し
て嵌合し、その時点で回転部材か上昇するとともに、開
閉板は開状態となり、ボタン支持状態を解除する。この
後、旋回アームは所定角度回転し、保持したボタンをボ
タン付けミシンの挟持部に挟持させる。
このように、ボタンは、ボタン供給部から排出された後
、少なくとも1個の回動板と旋回アームとによって、強
制的に送られて行くため、静電気などの発生に影響され
ることなく確実にミシンへ供給される.また、ボタンの
移動経路を略水平に設定したため、ボタン供給部の排出
口の位置を低く設定することができ、作業者は、ボタン
供給部内のボタン残量を通常の姿勢をとりながら容易に
確認することかできる. さらに、ボタンの種類を変更する場合などにおいて,制
御手段にボタン排出指令を入力すると、制御手段は、そ
の指令を受けて,回動板を少なくともそのボタン挿通部
の形成数以上に間欠回転させる一方、開閉板を開状態と
するとともに移動体を拡径方向に移動させるため,それ
までの供給動作によって回動板のボタン挿通部内に残留
していたボタンは、第2の搬出口から完全に搬出される
. [発明の実施例コ 以下、この発明の一実施例を第1[″Aないし第11図
に基づき説明する。
図において、l2は作業台11上に設置されたボタン付
けミシンであり、このミシンl2にはボタンBをミシベ
ッド12a上て水平に保持する一対のボタン挟持腕(ボ
タン挟持部)12b,12bか昇降可能に設けられてい
る,13は同じく作業台11上に固定した円筒状のボタ
ン供給部であり,その底面部13aに収納されたボタン
Bを所定の微振動によって内壁面に形成された螺旋状の
通路13bに沿って上昇させ、最終的に、表面を上に向
けた状態でボタンBを搬出口13cから順次連続的に排
出するようになっている.l4は作業台11上に固定し
たモータl5を介して水平に保持された円板状の第1の
回動板てあり、モータシャフト15aと共にh回転毎に
間欠的に回転するようになっている.また,この第1の
回動板l4の周縁部には、一個のボタンBを嵌挿させ得
る程度の大きさを有するボタン挿通用の切欠部(ボタン
挿通部)14aが複数個(ここでは4個)穿設されてお
り、これら切欠部14aは、第1の回動板l4の間欠停
止時において、ボタン供給部l3の送出口13cの近傍
に順次停止するよう配置されている。なお、切欠部14
aの開11幅は−つの切欠部14a内に複数のボタンか
挿入されるのを防止するため、適用するボタンの最小ボ
タン径の2倍未満に設定されている.また、l6は前記
回動板l4に下面より嵌合させた第1のボタン支持体で
あり、保持部材16cによって作業台11上に保持され
ている.この第1のボタン支持体l6は第4図に示すよ
うに、円形の底部16aとその底部16aの周縁に突設
した環状突部16bとにより薄型円筒状を威している.
そして、前記環状突部16bには前記ボタン供給部l3
の排出口13cに対向してボタン導入口l6blが形成
されており、また前記底部l6aには、第1の回動板l
4の間欠停止時においてボタン導入口16blから18
0’回転した切欠部14aとの連通位置に第1の搬出口
が形成されている.なお,前記回動板l4及びボタン支
持体l6により第1の回転搬送体20を構成している. また,21は作業台11上に固定したモータ22により
前記第1のボタン支持体l6の下面に一部重合するよう
 水平に保持された第2の回動板である.この第2の回
動板2lはモータシャフト22aと共に1八回転毎に間
欠回転するようになっており、このl八回転と前記第1
の回動板l4の!八回転とが同期して行なわれるように
なっている.また、t52の回動板2lの周縁部には、
8個の貫通孔(ボタン挿通部)21aが等間隔に形成さ
れており、各貫通孔21aは前記第2の回動板l4にお
ける切欠部14aの開口幅より大なる開口径を有してい
る.すなわち、適用する最小ボタン径の2倍以上の開口
幅を有している.そして、これら貫通孔21aは、順次
前記第lのボタン支持板l6の第1の搬出口16blに
間欠停止するようになっている.従って第2の回動板2
l及び第1の回動板l4の間欠停止時には、両回動板2
1.14のボタン挿通部21a (貫通溝)、14a 
(切欠部)がそれぞれ第1のボタン支持体l6の搬出口
16alに連通ずることとなる.23は保持部材24に
よって第2の回動板21の下方に重合するよう保持され
た円板状の第2のボタン支持体であり、この第2のボタ
ン支持体23の周縁部には、前記第2の回動板2lの間
欠停止時において,貫通孔21aと連通ずる第2の搬出
口23aが形成されている. この実施例では、前記第1の搬出口16blとの連通位
置から180”回転した位置をボタンの搬送終端位置と
定め、この搬送終端位置に前記第2の搬出口23を形成
している.そして、以上の第2の回動板21と第2ボタ
ン支持板20とにより第2の回転搬送体25か構成され
,さらに,この第2の回転搬送体25と前記lの20と
によりボタン搬送機構が構成されている. 26は前記作業台ll上に固定した支持台27の側面に
取り付けて成るアーム回動モータであり、前記第2の回
動板21の間欠回転動作に同期して回動軸26aか所定
の角度範囲を往復回転するようになっている.28は前
記回動軸26aの下端部に固定した旋回アームで、前記
回動軸26aと一体に水平に往復回転移動を行うように
なっており、その往復回転移動によって先端部上面に突
設された4木の係止ピン28a(第6図参照)が前記ボ
タン保持体23の第2の搬出口23aの直下からミシン
l2のボタン挟持部12bに至る範囲を往復移動する, 29は前記支持台27によって、昇降及び回動可能に保
持された棒状のボタン回転部材である.このボタン回転
部材29は、リンク部材30,3lを介してシリンダ3
2のロッド32aに連結されると共に,ギヤ33.34
を介してモータ35の回動シャフト35aに連結されて
おり,前記シリンダロッド32aの進退に連動して前記
旋回アームの係止ピン28a上を昇降すると共に、回効
ロット35aの回動に応じて回動するようになっている
.なお、このボタン回転部材29は,その回転中心軸線
と前記4本の係止ピン28aの中心位置とか平面上一致
するよう設けられている.また、36は前記第2のボタ
ン支持板23の下方に水平に設けられた取付板であり(
第7図参照)、この取付板36には、これに形成された
長穴36aに沿って下面を進退する開閉駆動板37が設
けられており、この開閉駆動板37は軸38を中心に回
動する回転体39とこれに連結されたリンク部材40を
介してソレノイド4lの作動ロッド41aに連結されて
おり、ソレノイド4lの作動により作動ロッド41aか
吸引されると、リンク部材40および回転体39を介し
て後方(矢符A方向)へ移動するようになっている.ま
た、この開閉駆動板37は八ネ42によって常時前方に
不正されており、ソレノイド4lの非作動時には、この
バネ42の付勢力によって前方に移動するようになって
いる.43、44は後端部を前記開閉駆動板37の下面
に回動自在に軸着した可撓性を有する一対の開閉板であ
る.この開閉板43、44の中間部には、いずれも前端
から後端にかけて外方に傾斜する長穴43a.44aが
形成されており、両長穴43a、44aには、前記取付
板36の下面に突設された係合突起36b36cか嵌合
している.そして、前記開閉駆動板37の後退時,すな
わち、ソレノイト4lの作動時(は、両開閉板43、4
4は係合突起36b,36cに規制されてllt’g7
図に示すように互いに近接する方向へ水平回転した状態
(閉状態)となり、各々の前端部43b、44bか第2
のボタン保持板23の搬出口23aの下方な略閉塞する
状態となっている.また,両開閉板43、44の前端部
内側縁には,半円弧状の凹部43b..44b,か互い
に相対向する位置に形成されており、閉状態において両
凹fA 4 3 b r . 4 4 b rにより形
成される円形の開口部hか前記4木の係止ピン28aの
上方に位置するようになっている.45は前記開閉板4
3.44上に排出されたボタンBの縫着孔Baか前記係
止ピン28aに嵌合したか否かを検出する嵌合状態検出
センサである。このセンサ45は相対向して配設された
投光部45aと受光部45bとを有し前記開閉板44の
下面に設けられた被検出体46か前記両部45aと45
bとの間に下降したか否かを検出するようになっている
。すなわち、前記開閉板44上に排出されたボタンBか
前記係止ピン28aに嵌合する際に生しる開閉板44の
下方への撓みを検出するものである.また,47は前記
開閉板43、44の上に排出されたボタンBの中心をボ
タン回転部材29の回転中心軸線に一致させる求心機構
であり、第8図に示すように構成されている. 図において、48.48.50は前記取付板36の上面
に支点軸5l、52、53により回動自在に取付けられ
第2のボタン支持体23の下方に位置する3枚の位置決
めレバー(移動体)であり,それぞれ、同一の円弧形状
をなす弧状部48a、49a、50aか形成されている
。また、前記支点軸5l、52、53は前記ボタン回転
部材29の回転中心軸線を中心とする円周上に等間隔に
配設されており,前記弧状部48a、49a、50アか
前記第2の回動板2lに形成された貫通孔2laより大
きくなるよう設定されている。また、54は前記位置決
めレハー48、49、50の各外端部を軸着してなる弧
状の位置決めリンクであり,その一端部は,作動レハー
55、リンクレハー56、回動軸57、連結レハー58
およびリンク59を介してソレノイト60の作動ロット
60aに連結されている。そして、ソレノイト60の作
動によって作動ロット60aか吸引されると、リンク5
9を介して連結レハー58、リンクレハー56か回動軸
57とともに矢符G方向に同転し、作動レバー55かH
方向へ移動して、位置決めリンク54を反時計方向へ移
動させる.その結果、決めレバー48、49、50は同
蒔に軸5l、52、53を中心として反時計方向へ回転
し、弧状部48a.49a、50aか内方に向けて均等
に移動する。このため、開閉板43、44−Lのいかな
る位置に排出されたボタンBも前記各位置決めレバー4
8、49、50の作動により最終的には第9図に示すよ
うに弧状部48a、49a,50aによって三方から支
持されることとなるため,そのボタンB中心は、確実に
前記ボタン回転部材29の回転中心軸線と合致する.な
お、以Jz48〜60により求心機構47が構成されて
いる.また、6lは前記位置決めリンク48、49.5
0の作動時において、その内方にボタンBか存在してい
るか否かを検出するボタン右無検出センサてある。この
センサ6lは投受光部61a,6lbを具えた光センサ
よりなり、両部61a、6lb内に前記リンクレバー5
6の−端部か神入されたか否かによって検出するように
なっている。すなわち、ボタンBか存在せず前記位置決
めリンクの弧状部48a、49a、50aが最小ボタン
の位置決め時より内方へ移動した場合にのみ、リンクレ
ハー56が役受光部61a、6lb内へ挿入されるよう
になっている.また、第11図は、上記各部の駆動を制
御する制御装置を示すブロック図てある. 図において、63は制御手段としての周知のマイクロコ
ンプータであり、CPU63a.ROM63b.RAM
63cおよび入出力ボート63d、63e等からなる.
そして、入力ボート63dには以下のものか接続されて
いる. すなわち、SWlは、足踏ペダル等に連動してボタン付
けミシンl2の駆動を開始させるミシンスタートスイッ
チ、SW.は同ミシンl2か停止状態にある時ONとな
る 停止スイッチ、Slは前記ボタン挟持部12bにボタン
Bか供給されているか否かを検出する挟持部ボタン検出
センサ、SW2は後述の各種動作モードを選択するモー
ド選択スイッチ、SW,は手動操作スイッチ.SW.は
ボタン供給動作および縫製動作を繰返し連続的に行なわ
せるための連続リサイクルスイッチであり、以上のスイ
ッチおよびセンサに加え、前記嵌合状態検出センサ45
j5よび位置決め部ボタン有無検出センサ6lが前記入
力ボート63dに接続されている.すなわち、64aは
ミシンモータの駆動を開始させるミシンスタートソレノ
イド64の駆動回路、65aは縫製動作終了後などにお
いて糸の切断を行なう糸切り機構(不図示)を作動させ
る糸切りソレノイト65の駆動回路,32bは前記ボタ
ン回転部材29を下降させるソレノイト32の駆動回路
、35bはボタン回転部材29を回転させるモータ35
の駆動回路.4lbは前記開閉板43、44の開閉を行
なうソレノイト4lの駆動回路、60bは前記求心機構
47を作動させる求心機構ソレノイ1’41の駆動回路
,26bは前記旋回アーム28を回動させるモータ26
の駆動回路、15bは前記第1回動板l5を回転させる
モータl5の駆動回路,22bは第2の回動板2lを回
転させるモ−タ22の駆動回路、66aはボタン付けミ
シンl2のボタン挟持部12bを上昇させる挟持部上昇
ソレノイト66の駆動回路である.また67は、前記C
PU63aからの制御データに基ずき、前記操作パネル
CPに設けられた表示器68を作動させる表示駆動コン
トローラであり、この表示器68としては、第l2図に
示すように誤動作時に点灯するアラーム表示部68aと
,セグメントLEDにより誤動作内容を数字をもって表
示する数値表示部68bとよりなる。
以上の構成に基づき,次に作用を説明する.まず、ボタ
ン供給部13からミシンl2のボタン挟持部12bに至
る全般的なボタン搬送動作を説明する.第1,第2の回
動板l4、2lはモータ15.22の動作によりそれぞ
れ1八、’/a回転毎に同期して回転する. そして、第1の回動板l4の切欠部14aは、順次ボタ
ン供給部l3の排出口13cにて停止し、その間に,ボ
タン供給部l3の排出口13cから排出されるボタンB
か切欠部14a内に嵌挿し、ボタン保持体l6の底面部
16aによって水平に支持される.この切欠部14a内
に嵌挿されたボタンBは、ボタン支持体l6の環状ズ部
l6bに案内されながら、第1の水平弧状経路01に沿
って回動板l4と共に1八回転毎に間欠的に回転移動し
て行く. そして、ボタン供給部l3の送出口13cから180度
回耘移動した時点でボタンBは第1の搬出口16blに
達し、ここから、その直下で間欠停止している第2の回
動板21の貫通孔内21aに落下し、第2のボタン支持
体23により保持される.すなわち,ボタンBは、第1
の回転搬送体20から第2の回転搬送体25へと受け渡
される. 第2の回転搬送体25へ受け渡されたボタンBは、その
後、第1の回動板l4と同期して1ム回転毎に間欠回転
する第2の回動板2lにより第2の弧状経路02に沿っ
て移動して行き、第1の送出口16blの下方から1八
回転移動した時点で搬送終端位置に達し、この位置に形
成されている第2の搬出口23aから、その下の方で閉
状態となっている開閉板43、44の先端部43b.4
4b上に落下する.この時ボタンBは第2の搬出口23
aおよび貫通孔21aが最大ボタン径に対応し得るよう
かなり余裕をもって形成されているため,落下位置かそ
の都度変化し,ボタン回転部材29とボタンBの中心と
が合致することは少ない.特に,径の小さいボタンにあ
ってはボタン回転部材29に対する位置ずれか極めて大
きなものとなる可能性がある.このため、位置ずれが発
生したまま、次にボタン回転部材29によってボタンB
を回転させても、ボタンBは偏心M動を行なうのみで,
係止ピン28aには嵌合しない.そこで、本実施例では
、ボタンBが開閉板43、44上に排出されると、ソレ
ノイト60が作動し、位置決めレバー48、49、5o
によってボタンBの中心をボタン回転部材29の回転中
心軸線と強制的に合致させるようになっている.その後
に、シリンダ32およびモータ35が作動し、ボタン回
転部材29がボタンBの上面に下降して,その回転動作
によりボタンBを開閉板43、44上で回転させる.こ
の時、ボタン回転部材29の下降によって開閉板43、
44は若干撓み,その開口部hから係出ピン28aの上
端部がボタンBの下面に軽く当接した状態となっている
.そしてボタンBのボタン縫着孔Baが係止ピン28a
に合致すると、開閉板43、44はボタン回転部材29
の押圧力により大きく撓み、係止ピン28aに嵌合する
.すると,嵌合状態検出センサ45から嵌合完了を示す
信号かCPU63aに出力され,CPυ63aはこれを
受けてソレノイト41.60を作動させる. これにより、開閉板43.44が開状態になるとともに
、位置決めレバー48、49、5oは初期位置に復帰す
る.その後、モータ26が作動し、その回動軸26aを
中心に旋回アーム28は矢符C方向へ水平に回転し、係
止ピン28aにて保持しているボタンBを一対のボタン
供給部l2bへ圧入し保持させる. ここで、ボタン挟持部12b,12bは一旦上昇してボ
タンBを係止ピン28aから抜脱させ、それに応して旋
回アーム28は元の搬送終端位置へ復動回転し(矢符C
′方向へ回転し)、次に第2の排出口23aから排出さ
れて来るボタンBを保持すべく待機する. このように,この実施例においては、第1.第2の回動
板14.21及び旋回アーム28か、ボタン供給部l3
より排出されるボタンBを一個ずつ強制的に移動させて
ミシンl2への供給を行うようになっているため、例え
ボタンBが軽量かつ静電気の発生し易い材質で形成され
ていたとしても、ボタンBが経路中に付着したり、ボタ
ン同志が重なり合って経路中に詰まったりするといった
不都合か発生する余地は全くなくなり,確実にボタンB
をミシンl2へ供給することができ、ミシンl2による
空縫い動作の発生率を大幅に低減することかできる. また、この実施例では、各機構の駆*7−段をそれぞれ
各別に設け、各機構の駆動をCPU63aによって独立
に制御し得るようになっているため,作業工程等に応じ
て種々の動作モードの選択、実行が可能となっている.
ここでは実行し得るモードとして、自動縫いモード、小
ロット縫いモート、単独縫いモード,段取りモード、排
出モードなどがあり,それらモードは選択スイッチsw
3によって選択することかできる。
すなわち、電源が役入されると、CPU63aは第13
図(a)に示すようにミシンl2が停止状態にあること
を確認した後,各部の初期動作を行ない、モード選択ス
イッチSW3によって選択されたモードを実行する. 以下、各モードにおける動作を第l3図(b)ないし(
e)に基づき説明する. 第13図(b)に自動縫いモードおよび小ロット縫いモ
ード時の動作を示す。
自動縫いモードが遭択された場合には,まずボタン供給
部13か作動すると同特に回転部材回転モータ29がO
Nとなり、回転部材29か回転を開始する(ステップB
l),この後、手動操作スイッチsw.,.6シンスタ
ートスイッチSW,、連続サイクルスイッチSW5のO
N、OFF状態を判断し(ステップ82〜B5)、ミシ
ンスタートスイッチSWlのみがONされていた場合、
あるいはミシンスタートスイッチSWlとともに連続サ
イクルスイッチS W sがONされていた場合には、
ステップB6へと移行し、ここで、さらにボタン挟持部
12bにボタンBか挟持されているか否かの判断を行な
う. そしてボタンBか挟持されていれば,ミシンスタ
ートソレノイト64をONさせてミシンl2の駆動を開
始させ、挟持部l2に挟持されているボタンをミシンベ
ッドlza上にa置されている春にNHする(ステップ
B7). ボタン縫着動作か終了すると、糸切りソレノイト65か
作動して糸切り機構を作動させ、布に連結されている糸
を切断する(ステップB9).次に旋回アーム28か回
転移動し、係正ピン28aに嵌合しているボタンBをボ
タン挟持部l2bに圧入保持させる(ステップB9).
次いで、求心機構ソレノイド60かONとなり、求心機
構47か作動する(ステップB15),そして、この求
心機構47の動作によりボタン検出センサ6lかONと
なっているか否か,すなわち開閉板43、44上にボタ
ンBか存在するか否かを判断し(ステップBl2).O
Nとなっていれば回転部材下降ソレノイド32がONと
なり,回転動作中の回転部材29が開閉板43.44上
のボタンBへ下降する.この後、嵌合状態検出センサ4
5かONとなっているか否かを判断し(ステップB16
).ONとなっていれば(ボタン縫着孔Baが係止ピン
28aに嵌合していれば,回転部材下降ソレノイト32
,求心機構ソレノイド60および開閉板ソレノイド32
がそれぞれOFFとなり、回耘部材29は上昇し、求心
機構47の位置決めリンク49.50.51は元の外方
位置へ移動し、開閉板43、44は閉状態となる(ステ
ップBl6〜Bl8), そして,モータl5、22の駆動により、第1の回動板
は1八回転し、第2の回動板2lは1八回転する(ステ
ップB19),これにより、ボタン供給部l3から第1
の回転搬送体20へ、第1の回転搬送体20から第2の
回転搬送体25へ、第2の回転搬送体25から開閉板4
3、44へと新たにボタンBの受け渡しが行なわれる.
また、なんらかの原因により第2の搬出口23aからボ
タンBか排出されず、ステップB12において,求心機
構ボタン検出センサかOFFであると判断された場合に
は、求心機構ソレノイド4lをOFFとするとともに(
ステップB22)、モータl5、22を駆動して第l,
第2の回動板l4、2lをそれぞれ1八回転、 ′/^
回転させ(ステップB23).再びステップBll,B
l2を実行するという動作を繰り返えし、これをlO回
行なってもなおボタンBが検出されない場合には,表示
器68のアラーム表示R& 6 8 aおよび数値表示
部68bを駆動する. このように,自動縫いモードか選択された場合には,ボ
タン供給 装置は、ミシンl2の動作停土に連動して自
動的にボタンBの供給動作を行なうこととなる. なお,この自8!1いモードにおいて、連続サイクルス
イッチSWsが押されていた場合には(ON状態の時に
は)、ミシンの足踏ペダルを踏み続けている限り、連続
的にミシンの縫製動作およびボタン供給動作が行なわれ
る.これに対し、連続サイクルスイッチSW5がOFF
の時には、足踏ペダルを踏み続けても、lサイクル分の
縫製動作およびボタン供給動作しか行なわれない.一方
、生産数の少ない小ロットの製品を扱う場合には、作業
者は,予め手動によって必要数のボタンを第2の回動板
2lまたは両回動板l4,2lのボタン挿通部14a、
21aに嵌挿させておき,モート選択スイッチS W 
3にて小ロットモートを選択して作業を行なう. この小ロットモードが選択されると、ボタン回転部材2
9は自動縫いモードと同様に回転動作を行なうが、ボタ
ン供紬部l3は作動を停止する(ステップB26),そ
して、作業者が手動操作スイッチS W sによりボタ
ン供給指令を入力すると、ステップB20を経てステッ
プBllに至り,以下ステップ819までのボタン供給
動作を上述の自amいモード時と同様に行なう.この後
、作業者が足踏ペダルを踏み、ミシンスタートソレノイ
ド64を作動させることにより、ステップ87〜B9に
よりボタン縫着動作および糸切り動作が行なわれる.そ
して、以上の動作を繰返しlO回行なった時点でボタン
供給動作は終了する.次に段取りモートにおける動作を
説明する.この段取りモートとは、メンテナンス等にお
いて、旋回アーム28および各センサ等の動作チェック
を行なう際に適用するモードであり,以下,第13図(
C)に基づきこのモードにおける動作を説明する. このモードか選択されると、ボタン供給部l3Cの動作
およびボタン回転部材29の回転が停止する(ステップ
CI),そして、作業者が手動操作スイッチSW4を押
すと、その都度旋回アーム28が徐々に回転移!@!(
インチング)を行なう(ステップC2、C3).このイ
ンチングを行ないながら操作者は、旋回アーム28が適
正に作動しているか否かの確認を行なう. また,操作者がセンサの作動部を作動状態にさせ,その
時センサが適正に作動していれば、表示器68のアラー
ム表示部8 8 aが点灯するようになっている(ステ
ップC4、C5).このため、アラーム表示部68aの
点灯状態により、センサの動作不良を一見して確認する
ことができる.第13図(d)は排出モードにおける動
作を示す図である.この排出モードとは,第1,第2の
回動板l4、21中に嵌挿されているボタンBを自効的
に排出させるためのモードである.以下、このモード時
の動作を図に基づき説明する. 排出モードが選択されると、まず、ボタン供給部l3の
動作およびボタン回転部材29の回転が停止する(ステ
ップDI),ここで,作業者がスイッチS W 4をO
Nすると、旋回アームモータ26が作動し,旋回アーム
28は初期位置から約30度回転し、開閉板43、44
の下方から退避する(ステップD2、D3).次いで,
開閉板ソレノイド4lがONとなり,開閉板43、44
を開状態とする(ステップD4).この後、モータl5
,22の作動により、第1、第2の回劫板l4,21が
、それぞれ間欠回転動作をlO回行なう(ステップD5
、D6).これにより、回動板l4、2lに残留してい
たボタンBは第2の搬出口23aから下方へ排出される
.その後、開閉板ソレノイド4lかONとなって開閉板
43、44は閉状態となり(ステップD7)、ざらにモ
ータ26の作動により旋回アーム28は初期位置へ復帰
する. このように、この排出モードを選択すれば、手動操作ス
イッチSW%をONすることで自動的に回動板l4、2
lに残留するボタンBを排出することができるため,供
給すべきボタンBの種類を変更する場合などに便利であ
り、作業能率は,大幅に向」二する. 以上説明したモードに加え、この実施例ては、さらにボ
タン供給装置を作動させずに行なう単独縫いモードも可
能となっている.この単独縫いモ−ドとは、一つのボタ
ンを縫着する場合などにおいて,作業者が手動でボタン
挟持部12bにボタンを供給し、ミシンl2のみを作動
させて行なうモードであり、第13図(e)に示すよう
な動作を行なう.すなわち,このモードか選択されると
、ボタン供給部l3の動作およびボタン回転部材29の
動作が停止し(ステップEl).その後、ミシンスター
トスイッチSWlをONすることにより、ll1着動作
が開始し(ステップE2〜E3)、ミシン停止スイッチ
SW2がONとなった時点で糸切りソレノイド65がO
Nとなって糸切り動作を行ない(ステップE6)、最後
に挟持部上昇ソレノイド66の作動によってボタン挟持
部12bか上昇するものである(ステップE7).以上
のように、この実施例においては、5種類のモートを適
宜、選択・実行することができる.なお、E記実施例で
は、4個のボタン縫着孔Baを有する、所謂4つ孔ボタ
ンを対魚としたため,旋回アーム28に4木の係止ピン
28aを設けたか、2つ孔ボタンの供給を行う場合には
、ボタン縫着孔の位置に合わせて2木の係止ピンを設け
れば良い。
また、第1,第2の回動板14,21の間欠回転の角度
、ボタン挿通部としての切欠部14a及び貫通孔21a
の数、ボタン供給部l3の送出孔13cの位置並びに第
l,第2のボタン支持体16.23の搬出口16a2,
23aの位置等についても、必要に応じて適宜変更可能
である.例えば、切欠部14aの数を2個または3個あ
るいは、5個以上としたり、貫通孔23の数を2個ない
し7個あるいは9個以上としたりすることも可能である
. さらに、ボタン供給部l3から旋回アーム28に至るボ
タンの搬送を3個以上の回転搬送体により行うようにす
ることも可能である. [発明の効果] 以上説明したとおり、この発明に係るボタン供給装置に
よれば,ボタン供給部から排出されるボタンを5複数の
ボタン回転搬送体と、旋回アームとによって、1個ずつ
強制的に水平移動させてボタン付けミシンへ供給するよ
うになっているため、ボタンをその自重によって滑降さ
せる従来のもののように静電気の影響を受けることもな
くなり,いなかる材質及び重さのボタンも確実にボタン
付けミシンへ供給することができるため、ミシンにおけ
る空縫い動作の発生率は大幅に低減し、生産性は著しく
向上する. また、ボタン供給部からボタン付けミシンに至るボタン
の移動経路を略水平としたため,ボタン供給部はボタン
挟持部と略同一の極めて低い位置に設定可能となり、作
業者は通常の姿勢を取りながら容易にボタン供給部内の
ボタン残量を確認することかでき、作業性も良好なもの
となる。
さらに制御手段にボタン排出指令を入力すれば、制御手
段はその指令を受けて、回動板を少なくともそのボタン
挿通部の数と同数回間欠回転させる一方、開閉板を開状
態とし、移動体を拡径方向に移動させるため、回動板の
ボタン挿通部内に残留しているボタンを自動的に第2の
排出口から排出することができる.したがって、製品の
種類を変更する必要が生じた場合にも、極めて迅速にそ
の変更を行なうことができ,作業能率は大幅に向上する
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の一実施例を示す全体斜視図、第2図
は第1図に示したものの平面図、第3図は第2図に示し
たものの正面図、第4図は同実施例における第1の回転
搬送体を示す分解斜視図、第5図は同実施例における第
2の回転搬送体を示す分解斜視図、第6図(a)は同実
施例における旋回アームを示す平面図、同図(b)は同
図(a)に示したものの側面図、第7図は同実施例にお
ける開閉板を示す底面図、第8図は同実施例における求
心機構を示す斜視図、第9図は同機構の動作状態を示す
平面図、第10図は求心機構と開閉板との位置関係を示
すf而図,第ll図(a)〜(e)は同実施例における
動作を示すフローチャートであり、同図(a)はモート
選択動作を、同図(b)は自動縫いモードおよび小ロッ
ト縫いモート時の動作を、同図(c)は段取モード時の
動作を、同図(d)は排出モード時の動作を,同図(e
)は単独縫いモード時の動作を、それぞれ示している.
第12図は同実施例における制御装置を示すブロック図
、第13図は従来のボタン供給装置を示す斜視図、第1
4図は第13図に示したものの一部切欠側面図である。 図において 2・・・ボタン付けミシン 2b・・・ボタン挟持腕(ボタン挟持部)3・・・ボタ
ン供給部 3c・・・送出口 6al・・・第1の搬出口 6a2・・・裏ボタン排出口 7・・・開閉板 8・・・ソレノイド(駆動手段〉 搬送体 23a・・・第2の搬出口 28・・・旋回アーム 28a・・・係止ピン 29・・・ボタン回転部材 43.44・・・・・・開閉板 43b..44b.・・・・・・ 凹部h・・・・・・
 開口部 48、49.50・・・位置決めレバー(移動体)63
・・・・・・マイクロコンピュータ(制御手段)出 願
 人 ジューキ株式会社 47 第 5 図 盲 第 8 図 第 7 図 第 9 図 第 10 図 43 第12 (a) 図 第 12 (C) 図 第12 (d) 図 第 】2 図 (e)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも一対のボタン縫着孔を有するボタンを、その
    表面を上方に向けて順次所定の送出口より1個ずつ排出
    させるボタン供給部と、 前記ボタン供給部の送出口より順次排出される各ボタン
    を、それぞれ一定間隔を介して保持しつつ水平弧状経路
    より成る移動経路に沿って移動させ、その経路の搬送終
    端位置においてボタンを排出させるボタン搬送機構と、 所定の回動支点を中心に水平往復回転移動を行い、その
    回転移動により上面に突設された係止ピンが前記搬送終
    端位置の直下からボタン付けミシンのボタン挟持部に亘
    って移動する旋回アームと、を備え、 前記ボタン搬送機構は、 前記ボタン供給部のボタン送出口から前記搬送終端位置
    に亘って配設した複数の回転搬送体により構成し、 前記回転搬送体は、 周縁部に等間隔に形成された複数のボタン挿通部を有し
    、水平に間欠回転する円形の回動板と、この回動板の下
    面に重合するよう保持されると共に、前記回動板の一つ
    のボタン挿通部に連通するボタン搬出口を有するボタン
    支持体とにより構成し、前記旋回アームに隣接する回転
    搬送体のボタン支持板に形成された搬出口を前記搬送終
    端位置に位置させてなるボタン供給装置であって前記旋
    回アームの係止ピンとその上方に位置するボタン支持体
    の搬出口との間で水平に開閉し、閉成時には、前記搬出
    口より搬出されたボタンを水平に保持する一対の開閉板
    と、 前記旋回アームの係止ピンに対して昇降し、下降時には
    前記開閉板上に搬出されたボタンの上面に圧接して回転
    し、ボタンを水平回転させる棒状のボタン回転部材と、 前記開閉板上に支持されたボタンの中心と、前記ボタン
    回転部材の回転中心軸線とを合致させる求心機構とを設
    け、 前記各開閉板には相対向する端縁部に凹部を形成し、閉
    成時において前記両凹部によって形成される開口部内に
    前記旋回アームの係止ピンを臨ませるようにするととも
    に、前記求心機構は、前記ボタン回転部材の回転中心軸
    線を中心として前記開閉板上を拡径および縮径方向へそ
    れぞれ同一距離移動する少なくとも三方に配設された移
    動体により構成し、 かつ、所定の指令を受けて前記回動板を少なくともボタ
    ン挿通数と同数回間欠回転させる一方、前記開閉板を開
    状態とするとともに、前記各移動体を拡径方向へ移動さ
    せる制御手段を設けたことを特徴とするボタン供給装置
JP24130889A 1989-09-18 1989-09-18 ボタン供給装置 Pending JPH03103281A (ja)

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JP24130889A JPH03103281A (ja) 1989-09-18 1989-09-18 ボタン供給装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584367A (ja) * 1991-09-30 1993-04-06 Juki Corp ボタン供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584367A (ja) * 1991-09-30 1993-04-06 Juki Corp ボタン供給装置

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